メディアで見たが選択しなかったもの
勧められたり雑誌などで見ていいと思ったが却下したアイデア
数えきれないほどのデザインの素材の中から自分に合うものを見つける作業…そのために多くのモノを却下する作業が必要になってくる。そのために「誰かが後悔しているデザイン上の失敗」にも注目した。それらの「Don’ts」の情報はネット上に溢れている。YouTubeにも情報があったので参考にした。それに私が個人的に却下したものも加えた。
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①カウンターの上にボウルが乗っているデザインのシンク
②複雑なデザインのトイレ
③ダークな色のタイル
④シャワールームでの自然石のタイルやパネル
⑤シンク上のミラーについて
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① カウンターの上にボウルが乗っているデザインのシンク Vessel Sinks
今どきの流行り。しかしこれは掃除が大変。水が回りに飛び散る。ボールの外に水が伝わって落ちてカウンターとボウルの下に入り込む。完全に綺麗にすることは難しだろう。昔ながらのデザイン…シンクが石のカウンターの穴の下に収まっている(Under mount)が掃除がしやすいと思った。
② 複雑なデザインのトイレ
タンクとボウルが一体になったものがいい。特にタンクとトイレのボウルが分かれているものは間の掃除がしづらい。近年の高機能トイレ…ウォシュレットや電動式の機能型トイレも、掃除がしずらいこと、いつか壊れるだろうことを考えて、一番シンプルなものにした。タンクとボウルの一体型。蓋もシンプル。蓋が壊れた場合に取り換えやすいデザイン。一番シンプルな飾りのないトイレを選んだ。
③ ダークな色のパーツ
石灰質の水垢が付いた場合に目立ちやすいそうだ。
④ シャワールームでの自然石のタイルやパネル
これはメインテナンスの難しさのため。英国にいたときにシャワーの壁が大理石のタイルだったが、自然石は時間と共に色が変わることが多く状態を同じに保つことが難しいと思った。例えば大理石は石灰質の水垢が付いたら酸での掃除が出来ない。大理石も水垢と同じ石灰質なので掃除のための酸が使えない…ということを硬水の英国で学んだ。掃除用に酸、また化学洗剤が使える方がいいとなると丈夫なセラミックや磁器のタイルが無難。
⑤ シンク上のミラーについて
今は壁一面の大きなミラーは流行らないのだと言う。コントラクターが「もう誰もそのような大きなミラーはつけませんよ」と言う。なるほど大きなミラーはフレームが無ければ端から黒く錆びることもある。ミラーのガラスのカットしたエッジが生で見えるのもデザイン上粗い感じはする。今どき大きなミラーを取り付けたいのであれば、額をつけるか、またはタイルや木のパネルに埋め込む方法がある。しかしそれは設置が大変だったり、デザインが複雑になることから却下。それで暫く迷うことになった。(後述)
★2024年 Primary Bathroom 改装
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2025/3/12, 13
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