能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2024年5月23日木曜日

謎の発疹④…医師との電話+ステロイド錠剤



自分用に記録します。

21日火曜日
電話問診の予約どおり担当医のDr. Aから電話がかかってきた(こちらからはかけられない)。早速前日に送ったメールと添付した写真3枚を見てもらう。日曜深夜のビデオ診察の女医さんDr. Kとのやりとりの記録が残っているのでそれも見てもらってそこから会話を続ける。Dr. Aは「皮膚科に紹介(Referral)しましょう。たぶん3日後ぐらいにはこちらから連絡ができると思うよ」と言われる。なんとか皮膚科に通してもらえることになった。しかしそこから皮膚科の医者への予約が3か月後…などということにもなりかねない。

またDr. Aに(少し怖い)ステロイドの飲み薬のことも確認する。ステロイドの薬は中程度の強さの薬だと聞いているけれど、皮膚科の医師の診察の前に飲んだ方がいいですか?「ああ飲んでいいと思うよ~」じゃあもし問題が出たらどうすれば…と医師に聞いたかどうかは覚えてない。なぜならこの病院のシステムでは問題が出ても彼には電話出来ないのだから。ちなみに医師は「具合が悪くなったらポイズン・コントロール・センターまで連絡して」と言っていた。要するに私にこれから何かが起こったとしても、担当医のDr. Aへは電話できず、また誰に連絡するのかも示されていない。このシステムは絶対に間違っていると思う。

結局、担当医Dr. Aができることは私を皮膚科に紹介することだけ。先日土曜深夜(日曜午前)のビデオ診察のDr. Kの処方した薬に同意し患者に勧めはしてもDr. Aがその後責任を持って私を見てくれるわけではない。仮に私がステロイドの薬を摂取し具合が悪くなったとして、もし私が「なんとか我慢できるかな」と自己判断して摂り続け、そのために問題が大きくなったとしたら、誰が面倒を見てくれるのだろう?救急車?

深夜のビデオ診察のDr. Kから出された薬を書いておこう。
クラリティン/Claritin 10mg
 =抗ヒスタミン アレルギーの薬;1日2錠
ファモティディン/Famotidine 20mg
 =胃薬だがこれもアレルギーに効くと言う;1日2錠
●プレドニゾン/Prednisone 20mg
 =合成副腎皮質ホルモン剤 抗炎症作用;1日1錠

クラリティンとファモティディンは数日前から摂っていたが、この日の夕食後にプレドニゾンを試みた。


22日水曜
目が覚めて目を開ける。瞬きをすると左目の目尻側に明るい稲妻のようなものが走る。また左目の視界の左にわかめのような黒い影がもやもやと浮いているのも見えた。真っ黒の小さな点も時々見える。そのようなものは私は今まで経験したことはない。この光の線が走る様子は1日中続いた。なにかがおかしい。それから午前中からお腹を壊した。やっぱりこれはステロイドの副作用に違いない。

それでも確かに腕と脚は痒くない。薬が効いているのだろう。ところで腕と脚の状態はあいかわらず最悪。なぜか発疹が膨れて広がって低い丘のように盛り上がっている。しかし表面は意外に滑らか。ブツブツとしていない不思議。腕も足も赤く炎症が広がっていて、ものすごく醜い。これがすっと続くのか恐怖を感じる。ハワイで腕も脚も出せないなら辛い人生。医師にはろくに会えず、症状は治まらず、薬で調子が悪く…絶望の文字が頭をよぎる。

ステロイド薬のせいか頭が重い感じがする。頭にもやがかかっている。少し不安にもなる。ステロイドは合わないんじゃないのか。疲れているのでソファに寝転んで1日中情報を集める。

そしてわかったこと。このステロイドは眼圧を高くすることがあるらしい。このステロイドの目への副作用は緑内障や白内障と出てきた。それ以外にもこの薬の副作用の多いこと多いこと。恐ろしいほどの副作用が延々とリストになって出てくる。…これはやばい薬だ。これは私は飲んではいけない薬だと思った。

夕食の後、このプレドニゾンを飲まないことに決めた。異常を感じても今の病院には問い合わせるすべもない。もうこんな得体のしれないものは飲まない。

旦那Aによると、この日は私がすぐにUpset=イライラして感情が高まりやすいようだったと言う。プレドニゾンの副作用にAggression · agitationと出ているのでなるほどそうなのかもしれぬ。


23日木曜日
昨日の深夜、夕食後にプレドニゾンを飲まなかったせいか、腕や脚がまた少し痒くなる。しかし耐えられないほどではない。朝起きてからの目の調子は、左目の目尻側にまだ少し光が走るようだがその回数は減った。昨日のわかめのような浮遊物も黒点も左目から消えた。元に戻ったのだろうか?少し視界が曇っているような気がするが。

早速症状を調べる。英語の情報は出てこない。しかし日本語で出てきた。

 視野の一部に光が一瞬見える=光視症
光視症そのものは病気ではないけれど、網膜剥離を早期に発見する手掛かりになることもある。

 わかめのようなものがふわふわ視界に浮かぶ=飛蚊症
これは以前日本のテレビで見て知っていた。網膜剥離の初期に起こる。

問題なのは光視症と飛蚊症が同時に起きた場合は網膜裂孔や網膜剥離が起きている可能性があること。

私の左目は網膜剥離になりかかっているのではないか?


今までの人生で、視界に光の線が見えたことやわかめや黒点が見えたことは一度もなかった。これはステロイドのせいだろう。網膜剥離になったら失明の可能性もある。やっぱり昨晩あれを飲まなくてよかった。しかしなんとおそろしい薬だろうとぞっとする。

この目の状態が続くようならまた眼科の予約をしなければならない。予約はいつできるのだろう。



近道ばかり探し求める恐ろしいアメリカの医療

未だ病院から皮膚科の予約が取れたとの連絡はなし。3日と言っていたからおそらく明日なのだろう。それにしてもどうよ、アメリカの医療。免疫不全の皮膚疾患のような…患者に合わせてカスタムメイドのケアが望ましいものを、アメリカという国はまるでベルトコンベアのように薬だけ与えてそれでよしとする医療をやっている。

確かにステロイドを飲めば効く。塗れば効く。一時的に皮膚の状態を元に戻すこともできる。しかし免疫不全の場合、原因を見つけなければまた再発する可能性は残っている。結局ステロイド治療とは問題に一時的な蓋をするだけアメリカは病気の根本を見つけて治療するのではなく、臭いものに蓋をする治療をしているように思えてしまう。


日本のネット上の情報を探して、日本ではそれぞれの患者ひとりひとりに合わせた治療をしているクリニックや薬局があることを知った。日本には漢方による方法もある。日本の医師の中にはそのことを理解して食事療法や漢方などを合わせて時間をかけて治療を行う方もいると聞く。

一方アメリカ。一度中国系の女性の医師(昔の担当医)に私が「漢方とかホメオパシーをどう思いますか?」と聞いたら「データがないから(そのような研究をしていないから)アメリカの病院は漢方やホメオパシーを信じていないのよ」と言われた。そのかわりステロイドの錠剤はどんどん処方する。

アメリカはなぜ簡単にステロイドなのか?
それになぜアメリカではオピオイド中毒が問題になっているのだろう?

今回の件で、アメリカの医療の本質が見えた気がする。アメリカは「早く直す。早く結果を出す。患者に長い時間を割かない。身体に何か出来たらすぐに切る。身体の具合が悪くなったらすぐ直る特効薬を処方する。簡単に錠剤をポイポイ口に投げ入れれば直ぐに問題とさようなら。問題がなくなったらお医者さんにもさようなら。そしてまた具合が悪くなったらまた病院のベルトコンベアにいらっしゃい。ステロイドでもオピオイドでもオゼンピックでもなんでもほいほいと出しましょう。Miracle Medicineがあればすぐに問題解決!!!! そしてMiracle Medicineはどんどん開発される。しかしそのようなやり方のせいだろう、アメリカは薬害も多い。

医師と患者が長い年月をかけて少しずつ体質改善して…などという免疫不全の治療などアメリカには存在しないのだろうか。

アメリカの何事も「すぐに結果を出したがる」方法が、Miracle Medicineをただただ処方するだけの医療のあり方を促進しているのかもしれないとも思う。西洋の、何事もやっつけろ精神…病気に勝つ!病気を打ち負かす!すぐに結果を出す!…そのような考え方が、今のアメリカのPill popping culture{薬を口に投げ入れる文化)を生み出しているのではないか。その結果、多くの人々がオピオイド中毒で苦しんでいる。なんと恐ろしい。

免疫不全による皮膚疾患の治療は日本の方がずっといいのだろうと思う。「自然を打ち負かし開墾し文化を作り上げた西洋の考え方」ではなく、「自然と折り合いをつけながら、自然の様子を見ながら共に平和に生きる道を考える日本の考え方」…病気に蓋をするのではなく、時間をかけて患者の身体を知り、患者の身体を改善していく日本やアジアのやり方の方ががずっと信頼できると私は思う。西洋の医療の考え方は私には合わないのだろう。

本気で中華街の漢方薬局を訪ねようかと思っている。

不安は続く。


2024年5月19日日曜日

謎の発疹③…深夜のオンライン診察 そして病院に予約を入れる



昨日5月18日土曜の深夜、発疹の状態がますます酷くなってきた。痒い。もしかしたら免疫不全ではなく細菌感染の可能性もあるのではないかと恐ろしくなる。旦那Aに相談したら、病院の24時間アクセス可能な緊急連絡先に電話をしようと言う。午前0時半過ぎ。

まず看護師への緊急連絡の番号にかける。看護師さんからいくつかの質問を受ける。その答えを看護師さんがカルテに書き留めている。このやり取りの目的は、病院のカルテに出来るだけ多くの私の症状をを入力してもらうこと。

例えば腕と脚のみの発疹で顔や頭、胴体には発疹がないこと、熱がない。咳も出ない。息苦しくない等の身体の状態から、何を食べたか(アレルギー)、クリームや軟膏など普段使わないものを使ったか、ストレスを感じていたか等々の、症状が起こるまでの行動や状況を数多く聞かれる。

まず熱が出ていないことから、直接医師に予約を入れることにはならなかった。しかし同病院では医師によるオンラインのビデオ診察もやっているから、よかったら今からすぐにでもトライしてみて欲しいとアドバイスされる。


午前1時過ぎ。さっそく病院のサイトにPCでアクセス。ビデオ診察のページを開けてみたら、待ち時間は5分以内と出た。早速アクセスしてPCの前に座る。クリックして直ぐにうちのPCに私の映像が映り始めた。画面の上には「次の患者はあなたです。このままお待ちください」とかなんとかメッセージが出ている。PCの画面に映りこんだ自分と旦那Aの顔を見ながら医師を待つ。

暫くしてアジア系の女性のお医者さんの画面が現れた。ほっとする。医師の画面と私の画面が二つの箱になって横に並んでいる。ずいぶん簡単に繋がるものだと感心する。これはズームと同じ仕組みなのだろうか。

早速診察が始まる。さきほど看護師に告げた様々な私の情報がカルテになって上げられていて、医師がそれを見ながら話をする。PCのカメラに私の腕を映してライブ映像で見てもらい、それから椅子に立ち上がって脚の状態も見てもらう。解像度が低いので症状の酷さの全ては伝わらなかったと思うが、それでもお医者さんは状態の酷さに驚いていた。

結果医師も「おそらくはアトピーなどと同類のものだろう」とのこと。湿疹で肌が炎症を起こしている。身体に熱が出ていないことから細菌感染ではないと思われる。しかし今すぐに原因がわかるタイプの病気ではないとも言われる。私にもそれはわかっているので同意。診断されたのは「Dermatitis/皮膚炎」。結果、医師は花粉症などのアレルギー薬のクラリティン、それからアレルギーの薬をもう1種類。その二つを普通の倍の量で摂るように言われる。

それからもう一つ、ステロイドの飲み薬(全ての炎症を抑える薬だそうだ)を5日分処方するとのこと。それで炎症が治まるはずだと言う。それもなるほどと同意。ただステロイドの飲み薬とは少し怖い気もするが…。 診察が終わったのは午前1時半頃。この女医さんはオンライン診察の深夜の担当なのだろう。心から感謝する。


結局処方された薬は症状を抑えるもののみ。何が原因なのか、どうやったら再発を防げるのか、体質を変える食生活はあるのか…などの話にならないことは、この診察がランダムにあてがわれた医師による一時的な処置であることを考えれば納得できる。

しかし私が知りたいのは、もっと深く掘り下げた情報。私は専門医…皮膚科やアレルギー科の先生には会えないのだろうか?


オンライン診察をしてもらった女医さんの言葉はそのまま受け止めながらも、やはり私の担当医のGPに連絡しようと思い立った。もっと詳しく話を進めるためには、一時的な処置だけでは満足できない。


そこで今日はまずGPに診察の予約を入れた。電話での問診は21日火曜日。そして一応直接の診察も5月31日に予約を入れた(後でキャンセルは可能)。それからGPに直接送れる病院のサイト内のメッセージ欄に、「火曜日の電話診察の前に状況をお知らせします」とメールを書いた。症状と私の心配、それから昨夜の女医さんの診断には納得したが、それでもやはりこの皮膚の状態はGPの先生にも知ってもらいたいと書いた。そして今朝撮った最悪の状態の腕と脚の写真を添付。これで昨夜低解像度でビデオに映らなかった症状をGPの医師に見てもらうことができる。


できることはやった。明日月曜日にはまずGPの医師に写真を見てもらえるだろう。そして火曜日には電話で医師と会話。酷い状態の皮膚の写真を送っているから話もしやすいと思う。

それから明日の朝には病院の薬局にステロイドの飲み薬を取りに行こう。今はとりあえず指示されたアレルギーを抑える薬で状態を見ようと思う。

なんだか病気のことを考えて1日が過ぎた。やれやれである。


2024年5月18日土曜日

謎の発疹②…医者に見てもらえない?



14日火曜日から皮膚に異常が出ているので医者に行こうと思った。


アメリカで医療ケアを受けたい場合、何事もまず「かかりつけの医者GPを通す」というシステムがある。今うちが世話になっているのが総合病院だからなのだが、そのシステムは英国でも同じだったと記憶している。


かかりつけの医者とはGP=General Practitionerこれは英国式で、アメリカではPrimary Care Physicianと呼ばれることが多いそうだ。身体の調子がおかしいと思ったら、まずはかかりつけの医者GPに相談する。そしてそのGPが「専門医が必要」だと判断したら専門医に紹介してもらえることになる。つまり患者は専門医に会えるまでにフィルターにかけられる…専門医に会えるまでに時間がかかるシステムになっているということだ。


それではGPならすぐ見てもらえるのか?

今回は今まで経験がないほど異常な数の発疹が出たことから医者に診てもらおうと思った。まず総合病院のサイトにアクセス。GPにコンタクトできる方法は4つ。

① 直接医者に診てもらえる診察
② オンラインビデオ診察
③ 電話での問診
④ メールによる質問(皮膚病の場合は写真添付可)


…④のメール以外は全て予約制。

病人は直接病院に出かけても見てもらえない。


早速オンラインで予約を試みる。①~③までの予約の空き情報はサイトに出ている。PCの画面をクリックして予約ができるシステム。

①の医者に直接会う
私がGPに会える一番近い日は5月31日。ずいぶん先だ。

それなら
② ビデオ診察は? 5月29日

③電話での相談は? 5月21日

やっぱりそうか。ほぼ絶望的。電話でお医者さんと話すことさえ来週の火曜日までできない。この皮膚の異常を電話で話しても通じるとは思えない。症状を見せられるビデオ診察も5月29日。直接GPに会える日はほぼ2週間後である。

まずGPに見てもらい、そこから皮膚科の専門医に通してもらうとして実際に専門医に見てもらえるのは2週間後以降ということになる。2週間以上も皮膚の異常を放置していたら治ってしまうかもしれぬ。つまり…緊急の事態にでもならない限りは専門医に会えないということか?


まだ希望はある。メールで写真を送る方法があった。

今日は土曜日、これからこの状態がもっと酷くなるようなら月曜日に写真をメールで送ってみようと思う。それで異常だと診断されたら専門医に早く通してもらえるかもしれない。しかし月曜日までに治り始めていたら連絡しないかもしれない。


しかしどうなんだろうこのゆるい医療システム。ハワイは医者不足だとは聞いているがそれでもずいぶん酷いと思う。病人をフィルターにかけて医者に会えないようにしているとしか思えない。

なぜ日本のように皮膚科に直接行けないのだろう?


もちろんこの診察の方法は症状が緊急でない場合のみ。痛みや熱などの緊急を要する場合はまず看護師さんに相談ができる緊急の電話番号(24時間連絡可能)もある…そこからGPの診察を早めてもらうこともできる。オンラインでのビデオによる看護師や医師への相談も可能。またUrgent Careでは(GPではないが)空いている医者からの比較的早い診察も受けられる(予約制)。息切れなどもっと緊急を要する場合はEmergencyということになる。救急車を呼ぶ可能性もある。

それにしても病人が病院で実際に診察を受けられるまでかなり複雑な方法を通らなければならないので本当にめんどくさいなと思う。そして私は病院にいかなくなってしまう。病院にいかない、追い詰められるまでなかなか病院にいく決心がつかない…それだけで症状が悪化する可能性もある。問題だなと思う。


謎の発疹①…ストレスの結果か?


また今日も雨。朝から家は霧の中。窓の外は真っ白で通りの向かいの家も見えないなら雲の中なのだろう。昨日は曇っていて昼間は雨も降らず外出もできたが、今日は朝から雨。


今私はたぶん病気中。腕と脚に原因不明(たぶん)の発疹でものすごいことになっている。少しかゆい。おそらくストレスによる免疫不全。昔からアレルギーだアトピーだ乾癬だと色々とやってきたが、ここまで酷いのは初めてだ。

私は子供の頃から肌が弱く、ティーンの頃もその後大人になってからも更年期も、人生ずっと何らかの皮膚の問題に悩まされ続けてきた。それぞれの症状は小さいから日常生活に支障はないのだが気にならないわけではない。若い頃は病院にも行ってみたが、いつも何らかの病名を与えられてステロイドの軟膏をもらってくるだけなので、そのうち病院にも行かなくなった。もう60年近く生きてきているので自分の体のことはわかっていると思っていたが、今回ほどの大きな範囲の発疹は初めてなので驚いている。


ここのところストレスの原因はあった。

去年の秋に床から水漏れしたメインのバスルームは、今年大掛かりな改装工事を予定している。ここのところそのアイデアを出すために様々な情報を集めていた。しかし工事そのものがとにかく嫌で嫌でたまらない。考えるだけでも憂鬱。重苦しい気持ちがもう半年以上も続いている。臆病な猫が人の出入りのストレスで病気になったらどうしようと心配している。

1カ月前に玄関上の天窓の側の天井から雨漏りが始まった。天井のペイントがはがれて落ちてきたのは4月の始め。雨が降るたびに雨漏りがしていた。やっと修理してもらったのは今週15日。これから天窓を全部新しくすることにもなった。

今週14日に半地下の家事部屋のトイレの下の床の排水管との接合部分から水漏れ。心の底からぞっとする。今回は2度目。前回2年前の修理方法が悪かったらしい。16日に修理してもらえた。今回の工事は1年間保証だと言うのでたぶん大丈夫なのだろう。

そのトイレのある半地下の部屋の外の防水加工がたぶんダメになっていると思う。ここのところ雨が多い。土に埋まった壁の下の床が湿っているのを14日に発見した。おそらくこれから大掛かりな防水工事が必要になると思う。

ストレスの原因と言えば今までにもあった。1月に窓枠が壊れた(修理が必要)。2月には温水タンクが下から水漏れし買い換えることになった。そういえばTVのケーブル会社の手違いでDVRの録画が全て消えた。いろいろとあった。


この家は建ってからほぼ40年なのだが、近年様々な場所の修理が必要になってきている。コロナの時期にも換気扇が壊れて修理、それからメインのバスルームのシンクの蛇口下が水漏れして修理をした。もう全てが色々と古くなっていて問題が山積みになっているのだろうと思う。それも心に重くのしかかる。


畳みかけるように起こる問題に、どうやら私の心のストレス耐性がキャパのリミットを超えたらしい。この皮膚の異常は、おそらくストレスによる免疫不全だろう。今までにも同じようなことはあった。しかし手や足に発疹が出たことはあっても腕や脚全体を覆うような症状が出たのは初めてだ。少し驚いている。

14日火曜日の夜から腕と脚に発疹がぽつぽつと始まり、15日、16日には腕と脚全体に広がった。最初は白かった湿疹が、今は薄赤い点に変わって盛り上がっている。腕は発疹があまりにも多く形が変わって見えるほどだ。今日は鎖骨の真ん中…喉の下の方に少しの発疹を見つけたが、今のところ顔や身体には何も出ていない。ネット上で情報を集めてみるが、やはり自己免疫不全なのだろう…いつものように決め手は無い。幸い関節の痛みはない。食中毒か、それともアレルギー反応、アナフィラキシーの一種かとも思ったが、呼吸に問題が出ているわけではないので命に別状はないだろう。不快ではあるが日常生活はできている。

しかしあまりに酷いのでそろそろ病院に連絡したほうがいいかとも思い始めた。


2024年5月16日木曜日

Porij - Unpredictable (2024)



バンドです



Porij - Unpredictable (2024)
Unpredictable – Single
Porij
Released: March 4, 2024
℗ 2024 Play It Again Sam

Porij - Unpredictable (Live on KCRW)
いかにも上手いバンド


少し前にUK commercial pop club chartまたはUK upfront club chartに入っていた曲。すごくいい曲。かっこいい曲。ダンスチャートに入っていた曲だけれどバンドの曲です。

Porijはマンチェスターの音楽学校Royal Northern College of Musicの学生が2019年に結成したバンド。まだ皆さんお若いのだろうと思います。いかにも技巧的な音楽の上手い人々のバンドという感じ。私はまだ他の曲を聴いていないのだけれど、音楽をしっかり学んだ方々が今風の音楽をやっている…将来有望なバンドなのだろうと思います。記録しましょう。

★Porij
英国マンチェスターのバンド。2019年結成。メンバーはマンチェスターのRoyal Northern College of Musicの学生で在学中に出会った。2023年にコールドプレイのマンチェスター公演のサポート。そして2024年にデビュー・アルバム『Teething』をリリース。名前の由来はporridge(おかゆ/ポリッジ)を5歳の子供が間違って書いたような綴りとして思いついたそう。

デビューアルバムは高評価で、批評家たちは彼らの音を「nu-jazz, house, funk and art-pop」や「house, garage, new wave and lo-fi pop」「90s drum 'n' bass」「indie" band "dabbling in drum'n'bass」などと表現しているそうだ。

メンバーは
Scout Moore:  vocal and keyboard
James Middleton:  bass and keyboard
Jacob Maguire:  Guitar
Nathan Carroll:  Drums


Unpredictable
Porij
---------------------------------------------------------------------

[Verse 1]
By the way, 私は2倍の速度で取り乱している
若い頃の気楽な生活が恋しいとも言える
…日常の新鮮な魅力を楽しんでいた頃のような
今は 私が私の人生に望んでいるほど 静かさに楽しさはない

[Pre-Chorus]
Did you notice?
気付いてた?


[Chorus]
Baby, 私は予想不可能
たぶんこれが私の失敗になるのかも
あたりまえだと思ってたことが 私から消えていった
なぜなら ここのところ私は予想不可能だから


[Verse 2]
By the way, すべてあなたのためにやったの, babe
仮面舞踏会では私が一番のプレイヤー(私は演じるのがうまい)
静止と熱狂の中 私を許してくれる?
なぜならこれから私に何が起こるのか私にはわからないから

[Pre-Chorus]
Did you notice?
気付いてた?
Did you notice?
知ってた?


[Chorus]
Baby, 私は予想不可能
たぶんこれが私の破滅になるのかも
あたりまえだと思ってたことが 私から離れていった
なぜなら ここのところ私は予想不可能だから

Baby, 私は予想不可能
たぶんこれが私のお終いなのかもね
あたりまえだと思ってたことが 私から消えていった
なぜなら ここのところ 私は予想不可能

---------------------------------------------------------------------
Songwriters: Amber Beatrice Moore / Jacob Elliott Maguire / James Middleton / Nathan John Carroll


お猫様H:シャツの上



今日は1日中雨が降る。朝から白い霧の中。異様に寒いハワイ。

断捨離をしようと思い、クローゼットからシャツを出して床に投げた。早速猫さんがやってきて座る。布を出せば彼女はなになにとやってきて必ず上に座る。いつも参加したがる。それがかわいい。5月1日撮影。

これはアタシのものだわ

結局シャツは洗ってまたクローゼットに戻した。

新カメラの写真は前のカメラより縦横比が細長い。新カメラにはまだ慣れていない。まだピンボケの写真が撮れる。カメラのタッチスクリーンに触って知らずに設定を変えているらしく違う解像度やフォーマットの写真が勝手に撮れている。

猫と春のお日様シリーズ。少し前だけれど。

2月28日
3月22日
3月30日
5月の今、お日様の範囲はもっと広がってます。


2024年5月12日日曜日

Ron Carroll - What I Want (Eric Kupper Remix)(2024)



よしよし



Ron Carroll - What I Want (Eric Kupper Remix)(2024)
What I Want (Eric Kupper Remixes) – Single
Released: March 8, 2024
℗ 2024 Category 1 Music


英国のcommercial pop club chartかupfront club chartに入っていた曲。この Eric Kupper Remixesというのがいいのだろう。このお方のリミックスは以前2回ほどここに記録していた。

昔の1970年代のCHICの音ですね。ナイル先生のギターは聞こえないけれど、バーナード・エドワーズさん風ベースは聞こえてくる。

またこの辺りの音は2000年頃の英国のアシッド・ジャズの音でもある。この手の音はいつ聴いても何を聴いてもすぐに馴染む。懐かし70年代ディスコと2000年頃のアシッド・ジャズの音なら大好物。

★Ron Carroll
Ronald Michael Carrollさん。1968年シカゴの生まれ。アメリカのDJ、シンガー・ソングライター、プロデューサー。ハウス・ミュージック界隈でよく知られる。最初はロックを聴いていたが、高校の頃からHouseに転向。ティーンの頃の1980年代からクラブで演奏するようになる。1994年頃から業界でよく知られるようになる。

★Eric Kupper
リミックスはこのお方。米国の仏系keyboardist, arranger, songwriter, remix artist, DJ, and record producer。1980年代からキーボードやギター、作曲で多くのアーティストと活動。1986年からリミックスやプロデュースをした曲の数は2000曲以上。多くの大物アーティストを手がけ、特にDef Mix Productionsの仕事で知られる。1980年代から初期のHouse musicに関わりそのジャンルの基礎を築いたメンバーの一人。