能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2021年10月19日火曜日

映画『リメンバー・ミー/Coco』(2017): 夢のような美しい世界・映像の魔法






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『Coco (2017)/米・メキシコ/カラー
/1h 45min/監督:Lee Unkrich, Adrian Molina』
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まだ見ていなかったピクサー映画鑑賞シリーズ。

見始めて最初の5分でこれはよくできた映画だとわかった。

冒頭にメキシコの男の子=主人公のミゲル君の家族の歴史が短く描かれるのだが上手い。多くの情報が詰まった家族のストーリーが街の切り絵で表現される。一秒も飽きさせることなくさらさらと描かれるのを見て、ああこれは力のある人達が作っているのだろうと思った。

ストーリーは主人公ミゲル君の「死者の国」への冒険。これは冒険映画です。


私は見る前の印象だけで、この映画はもっと宗教的なものだろうと思っていた。メキシコの人々の死生観、死後の世界の意味だとか…もっと宗教も含めて哲学的なものが描かれているのだろうと思っていた。しかしこの映画はほぼ冒険ものでした。

この映画の「死者の国」は誰にとっても…ただあたりまえに存在する場所として描かれる。メキシコならカトリックのキリスト教だろうけれど、(詳しくは知らないが)それらしい宗教的なものもそれほど描かれていない。「死者の国」はただそこにある。人間の住む現世と同じように存在しているものらしい。「お盆」や「祖先」「あの世」の考え方を持つ日本人にはすぐに馴染めるものだろう。

実は私は事前に、この映画のガイコツのキャラクターのイメージにどうも馴染めず(あまり可愛くない)先入観だけで映画館にも足を運ばなかったのだけれど、全く問題なし。ドクロのキャラクター=ご先祖様もユーモラスですぐに馴染む。(いや…あれはガイコツじゃなくてもよかったのではないか)

ガイコツキャラに慣れてしまえば、あとは「死者の国」をそれらしく死後の世界だと印象付けるものもほとんどなく、この映画は単純に…ミゲル君の別世界への冒険物語になる。まるでミゲル君がどこか外国に行って冒険してきたような感じ。

そのあたりがピクサー+ディズニーの上手いところなのかもしれない。キリスト教の宗教色を強くすれば信者以外にはわかりづらい話になるかもしれない。それよりも、世界中の誰もが楽しめる冒険ストーリーと設定した方が、多くの観客に受け入れられやすい。そういうことも考えられているのだろうと思った。


ミゲル君が迷い込んだ「死者の世界」。その住人達は外見こそ少し違うけれど、皆(過去に存在した)家族。ミゲル君は会った事のない過去の家族に出会い、家族の謎、過去の誤解、現世の家族と亡くなった家族の繋がりを解き明かす。そして冒険を終えて家族の元に帰ってくる。

いい話です。特にミゲル君の曽祖母ママ・ココがいい。しわしわのお婆ちゃんがすごくかわいい。あれほど繊細な表情の変化をCGで描き込むのもすごいものだと思う。彼女は100歳ぐらいの高齢で、彼女の消えかけた記憶と過去の家族の話が…いい話。内容はいい話…とだけ書いておこう。



しかしそれ以上にこの映画がすごいと思ったのは映像の美しさ。本当に凄かった。「死者の世界」の描写がとにかく美しい。これは大きな映画館のスクリーンで見るべきだったと思った。まさに夢のような美しさ。

紫とオレンジ色を基調にしたとてつもなく美しい世界。画面の隅から隅までキラキラ輝いている。三次元の空間をみっちりと埋めたイメージに圧倒される。幾重にも聳え立つ建物。その間の空間を走る電車。マリーゴールドの花びらを敷き詰めた大きな橋に見とれる。

そして不思議な動物達。ジャガーのアレブリヘ・ピペータにもドキドキする。なんとカラフルでかっこいい…。ピペータ以外にもウサギやネズミや鳥などのカラフルな生き物が出てくるたびに心踊る。心奪われる。本当に美しい。

あのカラフルな動物達というのは「アレブリヘ」と呼ばれるものらしい。メキシコの工芸品だそうだ。「死者の日」には直接関係ないらしいのだけれど、メキシコらしいということでデザインが採用されたらしい。「アレブリヘ」で画像検索すると沢山のカラフルな工芸品の写真が出てくる。ま~これは…好き。なんと綺麗な工芸品。過剰なくらいカラフルで楽しいデザイン。知らなかったです。

そうなの。この映画は、ストーリーももちろん素晴らしいのですけど、それ以上に私は映像の綺麗さに感動した。本当に美しい。こんなに綺麗な映像は…mesmerized…魅了される/心奪われる。特に「アレブリヘ」達が出てくるたびに嬉しくなる。アレブリヘのデザインは不思議なくらい心に響いた。本当に好き。お土産が欲しい。子供用のおもちゃの色ですよねこれは。


というわけで、イメージがとにかくすごい映画。密な建物の重なりや空中を抜ける電車の描写は、ジブリの「千と千尋の神隠し」も少し思い出した。色使いはこの映画の方が10倍くらい好き。美しさが心に響く。

この映画はもう一回録画を見ようと思う。あの綺麗な景色を堪能したい。

フリーダ・カーロが出てくる。


ところでまたまた余談だけれど…共に鑑賞した後旦那Aが言った。現世の家族が亡くなった人の写真を飾って思い出すことで、過去の家族があの世で存在出来る…設定を、「じゃあ写真が無かった20世紀以前はどうだったんだ?」。う~ん…確かに。 それにしても…うち子供がいないからなぁ。忘れられますね。



MLB★ベリンジャー・マジック再び!ドジャース対ブレーブス!



ベリンジャーが流れを変える!


すげえええっ!ベリンちゃんまたやったのね。


今日のナショナル・リーグのLEAGUE CHAMPIONSHIP SERIES、Game 3。

ドジャース対ブレーブス。場所はドジャースのホーム、カリフォルニア。今までの結果は、ブレーブスが2回勝利でリード。


出だしはドジャースが良かった。1回でシーガーのホームランで2点。よし。この試合はドジャースいけるかな。

…そうしたらその後、全くドジャースに点が入らない。そして4回でブレーブスに4点が入った。これはいけない。そしてブレーブスは5回表でも1点入れて5点。5回表で5対2。ああ今日もドジャースだめか。これでまた負けたら、ドジャースがワールドシリーズに行くことはないだろうね…な~んてちょっと思い始めた。だって5回で5対2よ。その後点が動かない。


そして8回裏。ベリンジャーが立つ。既に塁にはスミスとポロックの二人の走者。なんとか打ってくれないか。あっ2回豪快な空振りっ! …そして

ベリンジャーが

ホームラン

打ったーっ!


\(^o^)/やったーっ!ぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。ややややややっやややややこれはっ…これはっ。ベリ、ベリンちゃんまたやったっ。


ベリンジャー、上を見上げホームランを確認すると、狂ったように沸き立つ会場を見回し人差し指を立て、観客に向けて両腕を上げ上下に振って声援を煽る。王者の風格。

ブレーブスとドジャース

55の同点!

追いついた!


うわああああ映画みたい。

やっぱりこのお方はこういうのがスーパー・スターなんだよなぁ。こういう尋常じゃないプレッシャーの中でこそ最高の結果を出す男。本当にどうなってるのこういう人の神経。すごいなーほんとに。なんだか凄すぎてフィクションみたい。


そしてそして、そのホームランがまたまたその後のチームの雰囲気を変える。急にドジャースが勢いづく。ベリンジャーホームランの後、クリス・テイラーが1塁へ。そして彼が2塁へ盗塁。そして

ムーキーベッツが打った!ヤッターッ勝った勝った勝った勝った勝った!!!よしっ!勝ったね。


そして締めは9回表ジャンセンの速球!ストライクアウト!ゲームオーバーッ!!

ドジャース 6 対 5 ブレーブス!

ああ興奮した。今日のスターはベリンジャーとムーキーベッツ!ふぅ

よかったですねぇ。やっとドジャースが勝ってくれたわ。もうだめかと思ったもの。これで負けたらもうチャンスは少ないと思ってた。これで

ブレーブス2勝  対 ドジャース1勝


次の試合もドジャースのホーム。さあどうなるか。



2021年10月18日月曜日

Ratt - You're In Love (1985)



何故か突然メタルだ



Ratt - You're In Love (1985)
Album: Invasion of Your Privacy
Released: June13, 1985
℗ 1985 Atlantic Recording Corp. Marketed by Rhino Entertainment Company, a Warner Music Group Company.



EDM関連の音楽ばかりをとりあげるこのブログで誤爆のように80年代メタル。なぜだ?

ここのところ野球のポストシーズンを見ているのですけど、野球って…何故かHD/HMがBGMとして流れることが多い。たぶんターゲットのオーディエンスに年寄りが多いからでは…と思うのだけれど笑。


80年代半ばのアメリカのメタルは派手派手で…あれはそれなりにいい時代だったのだろう。日本もバブルに向かっていた頃で元気が良かったころ。私も若かった。

この曲は1985年。アメリカの音楽業界でLAのヘアメタルが大きかったのは、もう少し後の1988年ごろではなかったかと思うが。まぁだいたい85年ぐらいから90年ぐらいまで、アメリカでは髪の毛を大きく膨らませた明るいメタルのバンドがよく流行っていた。

あの時代のあの手のバンドで私がアルバムを聴いたのは、ExtremeWingerGuns N' Roseと…。メインでもっと聴いていたのは、70年代後期デビューのHRバンドで、80年代半ばにヘアメタルとして復活したオジサンバンド…Cheap TrickAerosmithWhitesnakeVan Halen、ソロになったDavid Lee Rothも聴いた。

当時は洋楽を手当たり次第に聴いていて、MadonnaPrinceを聴きながらアメリカのメタル関連もつまみ食いのように聴いていた。Mötley CrüeBon JoviSkid Rowはほんの少し聴いた。Zakk Wyldeという人もいた。それ以外はあまりよく知らないのだけれど。


それでもあの頃のあの派手派手なアメリカのメタルバンドの楽しさはよく覚えてる。髪の毛をこれでもかと大きく膨らませて、みんな大柄で毛深くて、なんだか衣装もギラギラでぱっつんぱっつんでひゃ~楽しかったね。

ああいうノリを自分でやろうとはあまり思わなかったけれど、見るエンタメとしてはすごく楽しかった。派手なメタルバンドのビデオに出てくるオネエちゃん達はとても綺麗。すらりとしてオッパイが大きくて手足が長い。ウエストが小さくて丸いお尻。大きな金髪頭に青い目、小麦色の肌。もう陽気で陽気で明るくて。ほんとにゴージャスな…プレイメイトのような女の子達が水着にハイヒールでヘビーな音楽に合わせてくねくね踊る笑。エンタメとして楽しい時代でしたよ。アメリカはあんなに綺麗な女の子達がいるんだな、すごいなぁと思ってました。エンタメとしてすごく楽しいアメリカの陽気なメタル文化。

ここのところ野球を見ているとなぜかそのようなものを思い出す。

ベールボールの選手達というのは…特にドジャースの選手達というのはかっこいい男の子達が多くて…何故かあの時代を思い出す。ベリンジャー君のガールフレンドはスポーツ・イラストレイテッドの水着モデルだそうだ。赤ちゃんももうすぐ生まれるそうな。すごいねぇ26歳。

派手派手な元気のいいアメリカの80年代のメタルがちょっと懐かしいね。あれはいい時代だったのだろう。

RATTの曲はこの曲しか知りませんが、すごく好き。すごく元気が出る曲。前のめりのリズム。ノリがいい。同じリズムが止まらないのがいい。イケイケです。ギターのウォーレン君が素敵ね。


You're In Love

Ratt
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君は真夜中の地下鉄に乗って
全てを自分で仕切ってる
稲妻に打たれたんだね
君は恋してる

君は夜の一騎打ちに向かう
君は楽しむためだけに生きてる
俺を使いたいなら、今夜俺をお持ち帰りしてよ
君が俺のものだと思いたくなるようにしてやるよ
稲妻に打たれて
君は恋してる
抵抗しても無駄
君は恋してる

振り返って
俺を思い出してよ
俺こそが
出かけていって喜ばせてやるよ
君は恋してる
君は恋してる

君は熱い愛に生きる
俺をコマのようにくるくる回して
君は夜の一騎打ちに向かう
楽しむためだけに生きてる
稲妻に打たれて
君は恋してる
抵抗しても無駄
君は恋してる

振り返って
俺を思い出してよ
俺こそが
出かけていって喜ばせてやる男
君は恋してる

ほら振り返ってよ(振り返って)
俺を思い出してよ(俺を思い出して)
ほら振り返ってよ(振り返って)
俺こそが
出かけていって喜ばせてやる男
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる
(君は真夜中の地下鉄に乗って)
君は恋してる
(全てを自分で仕切ってる)
君は恋してる
(君は夜の一騎打ちに向かう)
君は恋してる
(楽しむためだけに生きてる)
君は恋してる
(抵抗しても無駄)
君は恋してる
君は恋してる
君は恋してる

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Source: Musixmatch
Songwriters: Juan Croucier / Stephen Pearcy
You're In Love lyrics © Wb Music Corp., Ratt Music, Songs Of Universal Inc.



2021年10月17日日曜日

お猫様H:仲良し



10月も半ば。
お日様は1階の窓辺であびる。
一緒に毛づくろい。



今日も野球を見てますが、ドジャースが勝ちそう(追記:ドジャース負けたわ。え~さっきまで勝ちそうだったのに…9回裏ブレーブスサヨナラ勝ち)。ご近所さんちから揚げ物の匂い。いいな。うちもから揚げにしようかな。


コロナのせいで猫さんの健康診断がのびのびになっていた。先週、1年半以上ぶりに病院に行ってきた。

猫さんはほぼ8歳。もう中年真っ只中。体重が11.06ポンド=5.01キログラム。とうとう5キロ超え。ずっしり。それでも問題ない体重だそう。健康も問題なし。よかった。

2021年10月14日木曜日

MLB★やっぱベリンジャーがやってくれました!ドジャースがリーグ優勝決定シリーズへ進出!



やっぱベリンジャー君はもってますね。このお方は一番大切なところで何かをやってくれる。不思議。唸りますねぇこれは。いやーびっくりした。やっぱこういう一番大事な時に何かができる人がスーパースターなのだろうなぁ。面白かったです。


MLB ポストシーズン。ナショナル・リーグの決勝進出をかけて、ロサンゼルス・ドジャーズとサンフランシスコ・ジャイアンツが本日最後の対決。この2チームは勝ち残りをかけてこれまでに4戦して2対2の同点。このゲームに勝ったチームがリーグ優勝決定シリーズに進む。というわけで、両チームとも後がない。これで負ければ今年の戦いは終わり。どちらもなんとか勝たなければ…の真剣勝負

場所はジャイアンツのホーム、サンフランシスコのOracle Park。


このゲームはまた点が入らないのだろう…と思った。両方とも上手いチームだし、両チームとも全力で戦うだろうから攻めも守りも必死なはず。なかなか点が入らなくてもやむなし。というわけで、今日はテレビの前で書類の整理をしながら観戦。ベリンジャーが出てきたらとりあえず「どれどれ」と見る。

いや~なかなか…やっぱり点が入らない。しょうがないねこれは。両チームともピッチャーが上手いのだろう。ヒットも出ないし、出てもすぐ取られてアウト。そんな風に全然点が入らずに試合はどんどん進む。

6回で両チーム1点ずつスコア。ドジャースはベッツとシーガーが打ったのかな。そしてジャイアンツにはホームランが出た!おおおお。 そんなわけで6回の裏表で両チームに点が入り同点。また点が入らなくなる。


そして9回の表。1塁と2塁(だったかな)にランナーが出る。おっいいねぇ。よしっ誰か打って。もう9回だもの。9回までずーっと1対1で点が入らなかったのだもの。おねがいしますよ。

…と思ったらベリンジャーが出て来た!アチャ~…ちょ…ちょっと待って。ちょっとまってまってまって…ベリンジャー君は期待薄。だってそれまでにも2回ほど出てきて、両方とも三振だったと思う。三振/ストライクアウト。今日はベリちゃんは調子悪いでしょー。

それでもまだ1アウトだから、ベリンジャー君が三振でも次の人が打ってくれれば…などと思った。正直まだ1アウトで少しほっとした。


そしてベリンジャー。どうだ。勝負!そして…

打ったーっ!


…ベリンジャー人差し指で天を指し走る走る走る

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
また打ったまた打ったまた打ったえええええええなんで?笑 この人はどうしてこんな場面だけ打てるわけ???????? そして赤ひげのジャスティン・ターナーさんがスコア!ほぉードジャースに点が入った。

しっ!


コブシを突き上げ力強くおっさんのように叫ぶ。
ベリちゃんよくやったよくやった。

打って点が入れば、カメラはその選手を追って映す。だからしばらくカメラがベリンジャーを追う。いいですねぇ。うれしいだろうな御本人も。よかったねぇ。それにしてもここ一番で何かをしでかすオトコ・ベリンジャー。あっぱれ。


さぁそれで9回の裏。ジャイアンツ最後のチャンス。いやーまだまだわからんぞ。どうなるか。その最後の回、ピッチャーにシャーザーが出てきたぞ。おおおおおおお。もうシャーザーったら…こんな大切なゲームになんで1回目から出ないのかと思っていた。

ラスボスだったのね


なんだそうなのか。今日は彼は締めをやるのか。そうかそうか。

というわけで、相手から地味に三振を勝ち取ってゲームオーバー!!!
シャーザーさんが吼える吼える吼える。またまたドジャーズがみんな出てきてジャンプジャンプジャンプジャンプああ嬉しそうだ。シャーザーさんがやたらと吼えてますね。


そして本日のスター、ベリンジャー君のインタビュー。このお方の声を初めて聞いた。なんと…喋れば普通の若者。面白いなぁ。フィールドでプレイをしている時の彼は、なんだか普通の人に見えない/年齢もわからない/オッサンぽい/なんだかよくわからないけれどやっぱりスターだよねぇこのお方…などとニヤニヤしながら見るのだけれど、喋る様子は本当に若い男の子だ。なんだか旦那Aの側の親戚の若い男の子みたい。なんだそうか。ベリンジャー君も数年前までは小学生だったのよねぇ…などとつい思った。なーんだほんとに若い男の子じゃないですか。

不思議です。ほんと。スター選手というのは、プレイ中は妙なカリスマがあって、御本人がどういうお人柄なのか全く見えない。スター・プレイヤーという存在が野球をしている…という感じ。ベリンジャーさんだけじゃない。スター選手はみんなそう。不思議です。やっぱり彼らは輝いていて、だから私達視聴者は彼らの発する光を見ているのだろう。面白い。なんとなく存在のあり方がロック・スターに似てますね。ドジャースには華のある選手…ロックスター風の選手が多いと思った。


というわけでドジャースが勝ち残りました。まだまだ野球観戦は終わらない。これからはドジャースをメインに追って見ることにします。何回かドジャースの試合を見ていたら、少しずつ選手の名前も覚え始めた。

ベリンジャーが打ってよかった。ドジャースが勝ってよかったです。おめでとうございます。またまたこれからも楽しみ。


さてこれからの試合は…

リーグ優勝決定シリーズ/リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ。

アメリカン・リーグ

  Houston Astros 対 Boston Red Sox


ナショナル・リーグ

  Atlanta Braves 対 Los Angeles Dodgers




2021年10月12日火曜日

Disciples - On My Mind (2017)



ディープ



Disciples - On My Mind (2017)
On My Mind – Single
Disciples
Released: February 17, 2017
℗ 2017 Parlophone Records Ltd / FFRR, a Warner Music Group Company



ダンス系の曲を集めて色々と聴いていると、シンガーだけでなくDJの中にも好みの音を出す人達が出てくる。シンガーの声ほど明確ではないけれど(曲による)、DJにも気になる方々が出てきますね。

そんな中でこの英ロンドンのDisciplesはいい。音楽のプロダクション・トリオ=3人組。メンバーはNathan Vincent Duvallさん、 Gavin Koolmonさん、Luke McDermottさん。ジャンルはdeep house。

このグループではどうやら2人が歌えるらしい。この曲のメインのボーカルは高い声のNathan Vincent Duvallさん。低音はLuke McDermottさん…かな。グループ内でボーカルもやれるのなら色々とできますね。

いい曲。2017年の曲ですがSHAZAM UK DANCE CHARTに入っていた。記録する。


On My Mind

Disciples
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毎晩君の事を考えるばかり
毎晩君の事を考えるばかり


僕達は 迷った?
それとも恋だろうか 僕が感じているのは?
君の燃えるようなタッチは
継続する 癒しのよう

話せるよね
もし僕が夢を見ているのなら 起こして
僕達は 迷ってる?
それとも恋だろうか 僕が感じているのは?

君がいる (心の中に)
(僕の心の中に、毎晩)
君が居続ける (心の中に)
(僕の心の中に、毎晩)

僕達だけ
僕に必要なのは 僕達だけ
君だけが 僕の信頼する
信じられる ただひとりの人

話せるよね
もし僕が夢を見ているのなら 起こして
僕達は 迷ってる?
それとも恋だろうか 僕が感じているのは?

君がいる (心の中に)
(僕の心の中に、毎晩)
君が居続ける (心の中に)
(僕の心の中に、毎晩)

そう君がいる (心の中に)
君がいる (心の中に)
僕の心の中に(毎晩)
君が居続ける (心の中に)
ああ君が
そう君が居続ける
(僕の心の中に、毎晩)

毎晩君の事を考えるばかり
毎晩君の事を考える
僕がすることは

君がいる(僕の心に)
(僕の心に 毎晩)
君がいる(僕の心に)
(僕の心に 毎晩)
君が居続ける(僕の心に)
君が居続ける(僕の心に)

僕の心
(毎晩)

君がいる(僕の心に)
君が 君が居る
(僕の心に 毎晩)
君がいる(僕の心に)
君がいる(僕の心に)
僕の心 (毎晩)
君がいる(僕の心に)
君が そう 君が居る
(僕の心に 毎晩)

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Source: Musixmatch
Songwriters: Gavin Koolmon / Luke Mcdermott / Nathan Vincent Duvall
On My Mind lyrics © Phrased Differently Music Limited





2021年10月11日月曜日

映画『メリダとおそろしの森/Brave』(2012): 冒険が少なすぎ







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『Brave (2012)/米・英/カラー
/1h 33min/監督:Mark Andrews, Brenda Chapman, Steve Purcell』
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もう少し冒険があると思った。また期待はずれかピクサー。

ピクサーの映画で今まで見ていないものをTV放送から録画して見ている。これは2012年のピクサー映画。この作品はピクサー初の女性が主人公の映画なのだそう。あら…そうだっけ。結構遅いですね。


というわけで10世紀頃のスコットランド…中世が舞台のお話。原題が『Brave/勇敢』というぐらいなので、女の子の大冒険かと思っていた。しかしこの話は冒険ではない。



★ネタバレ注意

お転婆で赤毛が見事なメリダちゃんは中世スコットランドの王国のお姫様。一人娘で将来は家を継ぐことになっているのだろう。同盟のため…国の有力な3人の領主の息子達の誰かと結婚させられることになる。口うるさい母親の王妃がそのお見合いをセッティング。それに耐えかねてメリダは城を飛び出す。

そこまではいい。これから冒険が始まるのかと思う。

ところが結果は…。城を飛び出したメリダが森で魔女に出会い「母親の考えを変える魔法」を注文したところ、母親が熊に変えられてしまう。さて熊になった王妃/メリダの母親はどうなるのか?メリダは王妃を救えるのか?

熊になった王妃と娘のメリダが城の中や領地内をぐるぐる逃げ回るドタバタです。魔法で人が動物に姿を変えられる話…設定は中世ヨーロッパのおとぎ話風。

しかしそれだけなのですよねこれ。メリダちゃん…全然冒険していない。母と娘が城の周りの近所の森を逃げ回る話。だからタイトルの『勇敢』も…さてどの話だろう? 話のスケールが小さいので、メリダちゃんが勇敢だというイメージも持ちにくい。


中世ヨーロッパを舞台にした3Dのアニメーションといえば、ドリームワークスの『ヒックとドラゴン/How to Train Your Dragon』(2010)を思い出す。あの話も中世のヨーロッパが舞台。バイキング一族の少年の話…10世紀ぐらいなので時代はこの『メリダとおそろしの森』と同じ頃。

時代が同じ頃の中世で同じような「時代劇もの」であることから、つい比べてしまうのはしょうがない。『ヒック』も『メリダ』も、共に魔法やドラゴンが出てくるおとぎ話なのだけれど、『ヒック』はダイナミックな冒険とアクションの映画。…バイキングの一族は長い間ドラゴンと争い続けていた…それが『ヒック』のストーリー設定。原題は『How to Train Your Dragon(ドラゴンをどう飼い慣らすか』。あの映画は冒険のスケールも大きかった。とても面白かった。…黒いドラゴンがうちの黒猫にそっくり。


それに比べてこのメリダちゃんは、お見合いを嫌がって城を飛び出し、パパの領土内の森で熊とうろうろ逃げ回るだけ。これは…そもそもタイトルを『勇敢』とするには設定が小さすぎる。 『勇敢』と言うのなら、赤毛のかっこいい女の子が得意の弓でドラゴンやモンスターと戦ったり、または戦場で軍を率いて敵と戦ってくれればもっと納得しただろうと思う。

ピクサー初の女性主人公(鳴り物入り)の作品にしては、ずいぶんスケールが小さいなという感じです。結果期待はずれ。

もう少し、女の子のびっくりするような大冒険を見せてほしかった。