能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2016年9月5日月曜日

Red Hot Chili Peppers - Hump de Bump (2006)



フルシアンテ君の頭が坊主。

 
 
Red Hot Chili Peppers - Hump de Bump (2006)
Album:  Stadium Arcadium
Released: May 09, 2006
℗ 2006 Warner Bros. Records Inc.

 

というわけでレッチリもう1曲。

レッチリはこういう曲がいい。白人がバンドでファンキーな曲をやってるのがいい。本物のソウルとは微妙にノリが違う。だからいい。

このグループは一時的に興味を持って、また離れたりして、きちんと聴いてないんだけれど、今回いくつか聴きなおしてみた。

前「レッチリは曲が単調かも」とも書いたんだけど、そういうわけでもないんですよね。アルバム『By The Way』なんてメロディのはっきりした曲もあって聴きやすかったりする。

…なんだろう、このバンドは時に「すごく好き」なのに、「全く好きじゃない」曲も多くて…よくわかんないの。ノリは大好きなはずなのに、どうしてファンにならなかったんだろう。

そんなことを考えながら動画サイトを漁ってみたんだけど、ひとつだけ気がついた。

私は、レッチリはジョン・フルシアンテさんのギターが好きなんだわ…と気がついた。このお方のキレのいいギターが好きだ。キャンキャン鳴ってる。そのギターがよく聴こえる曲が好き。

以前ここにとりあげた「Can't Stop」もあのギターのリフが好き。「Magic Johnson」も間奏のキレのいいギターが好き。「The Power of Equality」もあのギターの音が好き。

だから『Blood Sugar Sex Magik(1991)はハマったのに、その次のアルバム『One Hot Minute(1995)(ギター:デイヴ・ナヴァロ)はピンとこなくて離れた。…で『Californication (1999)や『By the Way (2002)(ギター:フルシアンテ復活)でまたちょっと聴いて、その後忘れていたらフルシアンテ君がまたバンドを抜けていた…。なんだよぉ。

なあんだ…そうなのか…今まで気がつかなかった。
聴いていない曲も多いので、フルシアンテ君のギターを中心にもう少し聴いてみよう。彼はルックスもいいんだよな…髪は長いほうがいい。

フリーお父ちゃんのゴリゴリベースも好きです。
 



お猫様H:夏のボディケア



夏の間、天窓からお日様の光が射すお昼頃、お猫様は毎日ブラッシング+マッサージのケアを催促する。毎日の習慣だ。


シリコン製の紫のブラシで全身を頭からお尻へマッサージ。お猫様は床にうねうねと伸びてゴロゴロ喉を鳴らし、口を閉じたまま「キュルキュル」と鳴く。緑のブラシに自分から顔を擦りつけ「ンッ…アッ…」と声をあげて恍惚の表情をする。

大変気持ちがいいらしい。(=^ェ^=)

途中で一度中断してカリカリを食べに行く。次に隣のバスルームにいってシンクに上がり、人間の手のカップで受けた水道の流れる水を飲む。そしてバスルームを出るとまた元の位置に戻って寝転がる。またブラッシングとマッサージ。

暫くブラッシングをするとかなりの毛が抜ける。最後に(両手を濡らしてタオルを一度握ったほどの)湿った手で猫の全身を撫でる。ブラッシングで浮いた毛が手についてくる。手を洗いながら23回撫でると毛がついてこなくなる。その頃には猫も全身しっとりと濡れている。そのままお猫様は光の中に転がって毛を乾かし、その日のケアは終わり。全部で15分ぐらいだろうか。毎日毎日同じ事をする。

…人間以上にいい思いをしてますね。ブラッシングのせいなのか毛玉を全く吐かなくなった。


いやーそれにしてもここのところ更新が滞っていけない。頭痛と眩暈でどうもいけない。たぶん年齢から来るものだろうと思うのだけれど、頭をやられると文章が全く書けなくなる。

だから音楽の動画を載せたり、猫の写真を載せてごまかしている。そろそろ復活しよう。


2016年8月30日火曜日

Red Hot Chili Peppers - The Power of Equality (1991)



久しぶりに聴こうか。



★㊟大音響できくべし★
Red Hot Chili Peppers - The Power of Equality (1991)

Album:  Blood Sugar Sex Magik
Released: Sep 24, 1991
℗ 1991 Warner Bros. Records Inc.



この曲がレッチリとの出会い。(以前も書いたんだけど)1991年当時レッチリのことは全く知らなくて、友人に貰ったCDをプレイヤーに入れて聴き始めたら、1曲目からまずこの音にびっくり。衝撃でしたこの音。

これはいい曲。

今でこそ、ロックとラップなんて珍しくないけれど当時は衝撃だった。ミクスチャーといわれる音楽は他にも出てきてはいたけれど、なによりもこの曲の音圧と生な質感に圧倒された。エッジのきいたギターとベースの音圧に参った。プロデューサーはRick Rubinさん。

このアルバムBlood Sugar Sex Magik』は名盤です。泣く子も黙る名盤。全編に漲るエネルギーと勢いが凄い。捨て曲が1曲も無し!大変元気のいいアルバム。当時かなり聴いた。

いやーこの曲かっこいい。

悪ガキやんちゃ坊主だった当時のレッチリの勢いが音に出てますよね。「はー面白いバンドがいるもんだな」と思った。この曲とアルバムを聴いてから、当時のオルタナ系の他のバンドもちょっとだけ探りはじめた…。

BABYMETALちゃん、一緒にツアーなんて本当に羨ましいわ。


Red Hot Chili Peppers - Hump de Bump (2006)
Red Hot Chili Peppers - Can't Stop (2002)
Red Hot Chili Peppers - Magic Johnson (1989)

BABYMETAL:年末にレッチリのサポートで英国7公演が決定+追加ロンドン1公演決定!



おおおおおおお…なんだか凄いねぇ。
また英国行くのね、まぁー…。


★スケジュールは以下の通り
Red Hot Chili Peppers + Babymetal 2016 U.K. Tour Dates:
12/05 – London, England @ O2 Arena
12/06 – London, England @ O2 Arena
12/08 – Glasgow, Scotland @ SSE Hydro
12/10 – Birmingham, England @ Genting Arena
12/11 – Birmingham, England @ Genting Arena
12/14 – Manchester, England @ Manchester Arena
12/15 – Manchester, England @ Manchester Arena
12/18 – London, England @ O2 Arena追加
ギャー!追加よ追加!ロンドンもう一回。これ行きたいキュ~。


レッチリ(RED HOT CHILI PEPPERS)からオファーがあったそうで、そのことも凄いことなのですが、それ以上にそのオファーを受けてしまうことがもっと凄いと思います。ほんとほんと。

レッチリは超大物。だけどBABYMETALちゃんは以前ガガ姉さんのサポートもやったので、それほど驚くことではない…いややっぱり凄いか。

今度はロックバンドのサポートですからね。客層は被るんだろうか。ガガさんに比べれば被りやすいかな。レッチリは昔ミクスチャーと言われてましたね。彼らが今何をやってるのかよく知らないんだけど、昔から色々と音楽的にも型破りをやってきた人達なので、BABYMETALのファースト・アルバムの「ウ・キ・ウ・キ☆ミッドナイト」や「いいね!」「おねだり大作戦」「キャッチミー・イフ・ユー・キャン」あたりの面白さと重なるところがあるのかも。


とにかく、レッチリのサポートはもちろん凄いことなんだけど、そのオファーを受けてしまうのがもっと凄い。

 だってチームBABYMETALのみなさん、
働き者
なんて頑張りやさんなんでしょう。ヨーロッパにまた行くのね。ほんとによく頑張るなぁ…。だって地球の反対側に行くのって大変ですもん。また12時間もかけて地球の裏側に行ってしまう。それに驚き。BABYMETALの今年の西洋遠征はもう終わったのかと思っていた。東京ドームの2日を終えたら、年末のすぅさん聖誕祭までお休みかと思っていた…。本当にすごいわ。コバメタルさんもアミューズさんも海外本気なのね。
 
 
こういう超大物のロックバンドのツアーに同行すれば、学ぶことも多いだろうし、またきっと新しい扉が開きますね。今のBABYMETALの目標はおそらく単に海外で成功するだけじゃない。おそらくアミューズさんにとっての海外市場の新規開拓プロジェクトなんでしょう。

日本人のポップスターの海外展開はまだまだ手探りの状態。特にBABYMETALのような形の西洋での成功は過去に前例がない。BABYMETALがどんどん出て行くことで海外展開の経験を積めば、後に続く日本人アーティスト達もそれに続くことができる。アミューズさんはBABYMETALを通して海外展開の方法を学んでいるのだろうと思います。

だから機会があればどんどん出て行く。レッチリみたいな大物バンドなら、一緒にいるだけでも多くの事が学べる。だからまた英国に行く。チャンスは決して逃さない、貪欲に食いついていく…。そんな心意気を感じますね。イヤー本当に凄いわ。コバさん本気なのね。

レッチリは昔はやんちゃだったと聞いてますが、もうおじさんですからね。大先輩。大先生です。アンソニーさんもフリーさんもああ見えて子煩悩のお父ちゃんだそうなので安心。

今日は思わず車で『By The Way』を聴いてしまった。久しぶりに聴いたらとてもいいアルバムだった。

うわあああそれにしてもいいなぁあああ。レッチリのツアーに同行なんてすごく羨ましい。これは本当に羨ましい。いいなあぁ…。

Red Hot Chili Peppers - Hump de Bump (2006)
Red Hot Chili Peppers - Can't Stop (2002)
Red Hot Chili Peppers - The Power of Equality (1991)
Red Hot Chili Peppers - Magic Johnson (1989)



2016年8月23日火曜日

リオ・オリンピック:五輪ロスがつらい+感想



文章は書く事を習慣にしないと書けなくなるものです。最初はオリンピックの感想もいちいち書いていくつもりだったのだけれど、ここのところ2週間ほど頭痛にめまいが続いて文が全く書けなかった。もう8月も終わりだぞ。

さてオリンピックが終わってしまって悲しい。今回はオリンピックばかり1日中見ていたら2週間があっという間に過ぎた。早かったです。オリンピックを真面目に見たのなんてたぶん20年以上ぶり。毎朝起きてTVをつけて、iPadのアプリのライブ中継で何をやってるのかをチェックするのが習慣になってしまっていたので、終わってしまって悲しい。


それにしても今回は日本人の活躍が凄かった。以前「アメリカのTVはアメリカの選手ばかり映すのでつまらん」と文句を書いたのですが、今回はアメリカのTVでも日本人選手が結構見れたんですよ。というのも日本人選手が大いに活躍したので、アメリカの選手を映すと自然に日本人の選手も映ってしまう。おおぉ (^o^)

先日ここにも書いたとおり、体操個人総合の内村選手は大スター扱いでしたが、その後も日本の水泳の選手が何人もメダルを取った、陸上の男子100m×4リレーが銀だったり、レスリングの女の子達が本当に強かったり…、日本人イケイケでしたね。みんな強いから自然にアメリカのテレビにも映ってしまうという。大変嬉しい。(^o^)

もちろんアメリカのテレビですから日本人選手へのインタビューは無いし、彼らの競技以外の様子をとらえることもほとんど無いわけですが、それでも戦ってる姿が見れれば嬉しい。水泳はかなり燃えました。毎回興奮。


しかし日本人はいつの間にこんなに強くなったのだ? すごいですよ。過去20年間、殆どまともにオリンピックを見ていなかったので、水泳と陸上短距離がこんなに強いなんて知らなかったです。もちろん水泳の北島選手や、北京での男子陸上100m×4のリレーの結果も知ってはいましたが、そもそも「水泳や陸上短距離などの王道の競技は、外国の身体の大きな選手達に比べると、比較的小さな日本人には不利なんだろう」とばかり思ってました。身体のサイズの違いのために絶対的な壁があるのだろうと思い込んでいた。

ところが今の日本の若い選手達は競泳が強い強い。そして陸上の100m×4のリレーなんて超王道。凄いよぉ。

日本の選手の身体は今でも決して大きくはないんですよ。アメリカの水泳の選手なんて2m近い巨人ばかり。陸上のボルトさんも大きい。ところがそんな選手達に立ち向かって日本人が2位や3位、水泳は1位を取れてしまうという…。

もう日本人は体操と柔道とマラソンだけじゃないのね。時代は変わったんだな。みんなかっこいい。レスリングの女子選手達があんなに強いのも全く知らなかったです。ほんとに強い。はー…目から鱗。

というわけで、年寄りは久しぶりに見たオリンピックで時代の変化に感動する。本当に面白かった。

~○~

ところで、今回のオリンピックは数名の王者の最後の舞台だったのも感慨深い。陸上のボルトさんも、水泳のフェルプスさんも共に「怪物」と言われた選手。体操の内村選手は「KING」。そんな「怪物」の方々が、今回は最後のオリンピック出場だということも聞こえてきた。内村選手はまた個人競技で出るかもしれないとおっしゃってますが「チームを率いることはないだろう」ということらしいし、フェルプスさんとボルトさんはこれで引退らしい。え~~~もうフェルプスさんもボルトさんも見れないの?
 
そうか…、4年後のオリンピックには彼等はもう出ないんですね。ええええええぇそうなのか…。あたりまえのことなのになぜかびっくり。ちょっと寂しい。
 
表彰式で見ていて思ったんですけど、この「絶対王者」の彼らは皆いい人っぽいのね。気さくに握手にも応じてくれている。日本の若い選手達もフェルプスさんやボルトさんと握手が出来て嬉しそうにしている。同じように内村君の周りにも各国の選手達がハグをしにやってくる…。
 
それを見て思った。「本当に努力をして頂点を極めた人達は、同じように頑張ってる後輩たちにも皆優しく接してくれる」…なんだかいい場面。ちょっといい。ボルトさん、ちょっとコワモテなんだけどいい人なのかも。
 
それから、フェルプスさんがあれだけ金・金・金と取ってきているのに、表彰式の台に立つたびに涙ぐんでいたのも印象的。最後のメダルでは本当に泣いてましたね。そうか…これが彼の最後のオリンピックなんですね。ちょっと貰い泣きしそうになった。
 
 
女子体操では次の「怪物」が出てきた模様。アメリカのシモーン・バイルスちゃんが圧倒的に強い。なんというパワー。床運動で着地するたびにドーン、ドーンと大きな音。アメリカの体操はパワーで圧していくスタイルなので、私は日本の男子体操の綺麗な体操スタイルのほうが好きなんだけど、彼女ほど圧倒的に強いとそれはそれでやっぱり感動する。
 
そして常に彼女の側にいるアリ・レイズマンさん。最高を目指し、床運動を完璧に決めて感極まって涙。その後シモーンちゃんが完璧な演技を決める。結果はやっぱりシモーンちゃんが高得点で勝つわけですが、そのシモーンちゃんをしっかりとハグしながら、ちょっと寂しそうな表情をしたアリさんがとても綺麗だった。本当に色んな心の葛藤があるんだろうと思います。心を動かされる。
 
女子レスリングの吉田選手の涙。…どうしても欲しかった金、なんとしてでも勝ちたかった…悔しい…無念…様々な思いであふれる涙。本当に努力をして頑張ってきた方の正直な涙。その気概にはっとさせられる。その隣では若いアメリカのマルーリス選手も泣いている。また心を動かされる。
 
オリンピックではこういう風な「人のドラマ」を見て感動するんですよ。いろんな場面があっていろんなストーリーが生まれる。それを画面から垣間見ながらドキドキしたりびっくりしたり感動させられたり…何度も心を動かされる。
 
今回オリンピックが見れて本当に良かったです。
世界中の選手の皆様おつかれさまでした。
ありがとうございました。