Rangers 3 - 9 Angels
で勝った!
YES! ヤッター!
8月に休んでいたので野球のことを書くのも久しぶり。
今年の夏は、大谷さんのトレードの可能性で世間が騒がしくなり、大谷さんがエンゼルスに残るという話で盛り上がったものの、その後もエンゼルスは調子が出ず。そしてすでに大物が何人も怪我しているのにもかかわらず日々ますます怪我人が増え、とうとう大谷さんも怪我。選手達のトレードもむなしくエンゼルスにポストシーズンの可能性もなくなれば、球団も経済的理由からトレードで得た選手まで出してしまう始末。いやいやこれは…エンゼルス酷いぞぉ~ぉ~ぃ…!
それなのにやっぱりかわいいエンゼルス。うちのテレビは毎日エンゼルスしか見れないというのもあるのだけれど、やっぱり弱いエンゼルスが勝てばうれしいうれしいうれしい。
もうポストシーズンは夢のまた夢。それでも若い子達が頑張っている。今日も投げたデトマーズ。そしてホセ・スワレスちゃんも復活。オホッピも帰ってきた。ネト君、シャヌエル君の若い衆が大活躍。アデルも帰ってきた、今までモニアック君も頑張ってくれた(また怪我)。そして何よりも、ウォルシュとフレッチが帰ってきた~!!!!💕😃
ウォルシュとフレッチ!!!!この二人がいれば私はうれしいうれしい。ああああよかった。もう帰ってこないかと思ってた。2日ほど前、フレッチがすごい神業を見せていた。やっぱりね~うまい2Bとショートストップは一番かっこいいな。フレッチが一番好き。あ…そうかイカちゃんベラスケスが外に出されたんでしたね。なんかすごいよなぁエンゼルス。どんどんメンバーが変わるし。
大谷さんが怪我をなさって手術もなさって、もしかしたら今年がエンゼルスでプレーする最後かもしれなくて、…ああ…もうこれでエンゼルスも見なくなるかもなぁ…と思っていたのだけれど、やっぱりエンゼルスが気になる。
今でも毎日、Bally Sports West の試合後の解説番組は見ているし(それで今日の勝利を知った、試合は見ていなかった)、エンゼルスが勝ったと聞けばとても嬉しい。この球団への愛とはいかなるものか?
私はエンゼルスを見始めるまで野球を一切見てこなかったので、この「球団を応援する気持ち」というのも初めて経験する。もちろん今までのエンゼルスへの興味は「大谷さん」という「注目の焦点」があってこそ…それで応援していたわけですけど、もしかしたら…これから「大谷さん」がいてもいなくても私はエンゼルスを見続けるのかもしれないとも思い始めた。
不思議ですね。「野球を見る」というのは「球団を見る」ということなのか。どうやら話に聞くところによると、野球ファンというものはそういうものらしいです。
とある知り合いにニューヨーク出身で現在西海岸在住の人がいる。昔からのダイハードなヤンキース・ファンで、彼はチームに誰がいようと、自分がどこにいようと、生涯ヤンキース・ファンなのだそうだ。実は彼の住む西海岸にはヤンキースの放送権が無いのだけれど、彼は住所を偽ってまでヤンキースの放送を確保して見ているのだそう(どのようにやっているのか私は知らない)。彼はとにかく何が何でもヤンキースなのだそうだ。だからヤンキースにジャッジがいれば嬉しいが、ジャッジがいなくてもやっぱりヤンキース・ファン。彼は子供の頃から生涯ヤンキース・ファン。面白いですね。そういうものなのか。彼は今年は大変機嫌が悪い。
だから私もエンゼルスのチームのファンになるということか。しかしエンゼルスのファンは複雑よ。だってワタクシ、エンゼルスのオフィスの人々には言いたいことが山ほどある(その内容が正しいのかどうかは知らんけど)。
だってワタクシ、GMのミナシアンがアホだと思うもの。もうさっさとアイツをクビにしろと毎日のように言ってる。それにモレノ。モレノもさっさと球団を売って他のオーナーに変わって欲しい。ワタシはね、去年マドン監督を追い出したこの二人を決して許さん。マドン監督が暴露本で(彼がエンゼルスの監督をしていた時に)モレノが上からいちいち指示を出してくる。ミナシアンはモレノの伝書鳩。それに従わなければいけなかったと言っていた。モレノはアホだ。ミナシアンもアホ。モレノとミナシアンはもうただただダメダメ。あの二人がいる限りエンゼルスが良くなることはありえない。…とワタシは毎日文句を言っている。
今日お昼頃に野球関連のテレビを見ていた。その番組で今年大躍進を遂げたボルチモア・オリオールズの話をしていた。オリオールズは長い間とにかく弱いチームだったらしい。私が見始めた2021年も19試合負け続け…その連敗記録をストップしたのはエンゼルスだったという笑。しかしその2021年だけじゃない。オリオールズはその前の2019年も18年も17年もかわいそうなくらい弱いチームだったわけです。
そのオリオールズは、今年アメリカンリーグの東地区で1番。そしてアメリカンリーグ全体でも1番勝っているチームとなった。今年のオリオールズは、強豪レイズよりもアストロズよりも強い。信じられない。なんで?どうして?どうやった???
その番組で紹介していたのは、オリオールズのGM(General Manager)。彼の名前はマイク・エリアス/Mike Elias。今年40歳。元々名門イェール大学で野球選手で投手だった人。もしかしたらプロになりたかった人かもしれませんね。だからおそらく選手達の気持ちもわかる人。彼は大学を卒業後2007年にカージナルズでスカウト、そして2011年からアストロズのスカウト部門の主任、2016年からアシスタントGMに昇格。そして2018年にオリオールズのGM兼副社長となる。その時にアストロズからデータ解析専門のアシスタントGMを連れてきたらしい。この人きっと頭がいい人だ。ぴしっとしてかっこいいぞ彼は。
オリオールズは長年弱いチームでヨレヨレだったところ、2020年はコロナ、そして2021年は最悪の成績だったにもかかわらず、2022年には全試合数の半分以上勝利し(勝83-79負)、そして今年は(勝98-59負)でアメリカンリーグの最多勝利チームとなっている(残りの試合でレイズに抜かれる可能性はあるが)。今年のポストシーズンは確実。オリオールズは過去4年間、時間をかけて地道にコツコツとチームを立て直した。優秀なGMの力なのだろう。
エンゼルスはこういうGMを連れてこなければ勝てないのだろうと思う。モレノとミナシアンがいる限り、おそらく難しいのだろう。モレノが野球に口出しすることをやめて、頭のいいGMを雇い、経験豊富な監督を連れてくれば、今後エンゼルスにもチャンスはある。
エンゼルスの一番の問題は怪我人が多すぎること。現場がどうなっているのか知らないが、モレノが医療チームへの投資をケチっているのではないかと疑わずにはいられない。結局、モレノがスター打者に大金を積むことのしわ寄せが、医療チームやコーチ陣の質に出ているのではないか。今年も優秀な選手達がどんどん怪我をしていった。もういいかげんにしてほしい。それからコーチ陣に関していえば、過去にエンゼルスで振るわなかった選手が他所のチームに行ったとたんに成績が良くなるのはどういうことだ? なんとかしてほしいですね。
とにかく今年、オリオールズはよかったねと思う。マイク・エリアスみたいな人がGMでオリオールズが本当に羨ましいと思う。鳥さんのマスコットもかわいいしね。
ああああああなんとかエンゼルスが若手の選手達を大切にしてくれるいいチームになってくれんだろうかと思う。ネト君やシャヌエル君達が無理して怪我することなく輝けるチームになって欲しい。
エンゼルスのテレビは、エリカちゃんやグービーさんを始めとする解説やコメンテーターやプレゼンターもみんな好き。本当に本当にエンゼルス、なんとか頑張って頂戴よと思う。応援するからさ。
そろそろポストシーズンに向けて気合を入れる。