能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2021年11月12日金曜日

Love, Lies and Fiction - Dancing with Dakota (2021)



ストーリー



Love, Lies and Fiction - Dancing with Dakota (2021)
Dancing with Dakota – EP
Released: August 27, 2021
℗ Love, Lies and Fiction

Dancing With Dakota (KØLA Remix) トランスかな
Released:  September 3, 2021
℗ Love, Lies and Fiction

Dancing with Dakota (Until Dawn Remix) 
哀愁のディスコ。私はこれが一番いい
 
Released:  September 3, 2021
℗ Love, Lies and Fiction



この曲も英国のダンスチャートにリミックス (Cutmore Remix) が入っていた。聞いてすぐに歌詞が気になったので調べたら、オフィシャルのサイトに歌詞が出ていた。

怪しいクラブでのプライベートダンサー=ダコタに恋するエディの話。1曲まるごとストーリーです。ちょっといい。

ありがちな話なのだろうけれど、エディは本気で恋をしている。だから尊い。人が人を好きになる気持ちはそれだけで物語です。ちょっと悲しいですね。

最初に聴いたきっかけはリミックスだったのだけれど、元曲もけだるくていい。リミックスは色々あるけれど、どれもいい。


★Love, Lies and Fiction
米国のフロリダ州南部のメロディック・ポップ-ロック・グループ。メンバーは

Eric Jackson:ボーカル
Ricky Sanders:ドラム
Lu Rubino:ギター+キーボード+ベース

それぞれ以前は他のバンドでプレイしたりしたそう。彼らが歌いたいのは、深い感情に灯をともすような曲。バンド名は「愛、嘘と虚構」。楽曲は実験的なものも目指しているそうな。

Until Dawn
情報が出てこない。以前一度リミックスをとりあげてる。

★KØLA
これも情報が出てこなかった。



公式に出ていた歌詞は、歌っている歌詞と少し違うので、歌っているほうをとりあげた。


Dancing with Dakota

Love, Lies and Fiction
--------------------------------------------------------

(Verse 1)
彼女は自分をダコタと呼ぶ 彼女は「ソリッドゴールド」で踊るダンサー
子供は二人、お金もなく、彼女は魂を売らなければならない
エディはエンジニア、彼は随分長い間女の子にキスをしていない
ダコタは彼の手を取り、彼の初めてのプライベートダンスに導いた

(Chorus)
彼はダコタと踊る
彼の血潮は熱く流れ
夢のような3分間
音楽が終わるまでは
彼はダコタと踊る
クラブのバックルームで
彼女にとって、それはただの仕事
しかし彼には、それが愛のように感じられた

(Verse 2)
彼はほぼ毎晩やってくる 彼はそれが本物だと信じている
彼はただの顧客 しかし彼はそのようには感じていない
彼は彼女を連れ出したい そして彼女に彼のことをもっと知ってもらいたい
自分が彼女の恋人だと想像する それでも彼は彼女のダンスに毎回お金を払う

(Chorus)
彼はダコタと踊る
彼の血潮は熱く流れ
夢のような3分間
音楽が終わるまでは
彼はダコタと踊る
クラブのバックルームで
彼女にとって、それはただの仕事
しかし彼には、それが愛のように感じられた

(Bridge)
エディは出かけて ショーのチケットを二枚買った
ダコタは言う 「ごめんなさい でもわかってるでしょ 私は行けないのよ」
「私、あなたが好きよ、でもこのことははっきりさせて」
「私達には何か特別なものがあるわ でもそれはこの場所だけのことなの」

(Last Chorus)
彼はダコタと踊る
彼の血潮は熱く流れ
夢のような3分間
音楽が終わるまでは
彼はダコタと踊る
クラブのバックルームで
彼女にとって、それはただの仕事
しかし彼には、それが愛のように感じられた

--------------------------------------------------------

Emily Istrate - Panic (Until Dawn Club Mix)(2020)



2021年11月11日木曜日

映画『マネーボール/Moneyball』(2011): 安く効果的にチームを構築する





-----------------------------------------------------------------------------
『Moneyball (2011)/米/カラー
/2h 13min/監督:Bennett Miller』
-----------------------------------------------------------------------------



野球好きにはますます面白い映画。

今年の夏、生まれて初めて野球にはまった。夏の間中、毎日MLBの結果を見て一喜一憂。テレビの画面から聞こえてくる歓声も賑やかで楽しい。すっかりはまった。特にポストシーズンにはまった。

それ以上に旦那Aが夢中になった。私が大谷翔平さんを見るために試合の中継やまとめ番組を見て、じわじわと「野球面白いね」などと言い始めるよりも前に、旦那Aがまず野球にはまった。
…週末に野球の中継を見て大声で「あ~」だの「お~」だの言いながら応援する。そして時々試合の中継を一時停止して「あのね、ここが一番大切なのよ。これなんだよ。これがねぇ…」と解説を始める。大変迷惑。時々我慢できずに「ちょっと…黙っててようるさいわぁ」などと私も文句を言いながら中継を共に見る。

そんなふうに夏の日々を過ごしていた頃、旦那Aがこの映画のテレビ放送を勝手に録画していた。「メジャーリーグの話よ。見ようぜ」と言うのだけれど、私はなかなかその気になれずそのままになっていた。旦那Aは一人で見ていた。

11月になりMLBのポストシーズン…ワールド・シリーズも終わり、海亀は少し野球ロスになった。そんなわけで録画機に入っていたこの映画を見ることにした。もちろん旦那Aの解説付き。



面白かったです。

大雑把なあらすじは…
予算の少ないメジャーリーグのチーム、オークランド・アスレチックス/Oakland Athleticsが、ゼネラルマネージャーのビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の手腕で…貧乏なチームながらも安いプレイヤーを効果的に配置し…勝利チームへと躍進するという話。ほぼ実話だそうです。なんと素晴らしい。



★ネタバレ注意

冒頭に2001年のアメリカン・リーグ、ディビジョンシリーズでの、ニューヨーク・ヤンキースオークランド・アスレチックスの試合の様子。もちろんアスレチックスは負けるわけですが、その後上手い選手達がアスレチックスを抜けてもっとお金持ちのチームに行ってしまう。さぁ大問題。そもそもこの二つのチーム、予算が桁違い。ヤンキースはお金持ち。アスレチックスは貧乏。要するにそういうことです。

貧乏なチームは優秀な価値の高いプレイヤーを雇えない。

有能な上手いプレイヤー達は人気者だから高い報酬を払わなければチームに来てくれない。結果上手い選手は、大抵ヤンキースとかドジャースなどのお金持ちのチームに取られてしまう。

結局お金なのか。貧乏なチームにチャンスはないのか?


それにチャレンジしたのがこの映画の主人公ビリー・ビーン…彼も元々は野球選手。しかし成績は振るわずその後スカウトに転身。 

2002年。ビリー・ビーンは、2001年のシーズンの後で上手い選手達を失ったアスレチックスの再構築をしようとプレイヤーのスカウトに奔走する。そんな彼に…具体的な数字で新しいスカウトのやり方…を示したのはピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)。クリーブランド・インディアンスのオフィスで仕事をしていたピーターは、イエール大学で経済を学んだ秀才。ピーターは、各種統計から選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」を用いて、他のスカウトとは違う尺度で選手を評価していた。 ビリーはピーターを引き抜き、(ピーターの)統計を元にした選手の再評価により、安価なプレイヤー達をアスレチックスに雇い、効果的に配置して強いチームを構築していく。

そのプロセスが面白い。もちろんお約束は…感動的な結果に繋がる。アスレチックスは強いチームに変わるわけです。興奮する。すごい話。


の統計を元にした選手の再評価とは…

例えば…スコット・ハッテバーグ/Scott Allen Hatteberg。
彼は元々キャッチャーだった。ところがキャリアの途中で肘の怪我。そのために強いボールを投げられなくなってしまった。キャッチャーが上手く投げられないのは大問題。というのもキャッチャーは、敵のランナーの一塁から二塁への盗塁を見たら素早くホームから二塁へボールを投げなければならない。また一塁や三塁に投げるケースも多い。しかし彼は肘を負傷してボールが投げられない。致命的。どのチームもキャッチャーとしての彼に高額の報酬を払いたいとは思わない。むしろ安く叩かれてしまう。

投げられないキャッチャーは使い物にならない。しかし彼は打てる。それなら彼を一塁手に育てたらどうだろう。一塁手なら、キャッチャーに比べて大きく投げる場面は少ない。一塁手は球を受け取る場面のほうが多い。一塁手なら彼にも出来る。そんなわけでアスレチックスはハッテバーグを95万ドルで契約。そして彼は打者として、一塁手として大活躍する。


そんなふうにアスレチックスは、負傷した選手、年をとり過ぎた元スター選手、素行の悪いやんちゃ選手…等等を比較的安価で契約し新しくチームを構築。プレイヤー達の個々の成績…出塁率/長打率/選球眼/慎重性/投手/与四球/奪三振/被本塁打数/被長打率…などなどを数字で分析し、それにしたがってプレイヤー達を適材適所に置いて最大限の効果を引き出す。そうやって出来たチームは、驚くほど強く成長した。


いい話です。ひととおりMLBのシーズンを楽しんで、様々なニュース等を見て知識を得た後で見るととても解かりやすかった。もちろんわからない事があれば旦那Aの…大得意で説明してくれる…便利な解説付き。すごく面白かったです。

なによりも、金さえ出せば上手い選手を買い放題の金持ちのチーム達を相手に、予算の足りない貧乏チームが立ち向かい孤軍奮闘する様子には燃える。そしてしっかり結果を出す。興奮する。すごいね。ほぼ実話だそうだ。


映画の元になった話は、マイケル・ルイスによるノンフィクション書籍…このアスレチックスの成功を記録した『マネー・ボール~奇跡のチームをつくった男/Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game』による。
…オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー(GM)に就任したビリー・ビーンが「セイバーメトリクス/Sabermetrics」と呼ばれる統計学的手法を用いて、MLB随一の貧乏球団であるアスレチックスをプレーオフ常連の強豪チームに作り上げていく様を描いたもの(wikipedia)…それを元に映画が制作された。


ブラッド・ピット演じるゼネラルマネージャー(GM)ビリー・ビーンは実在の人物
経済を学んだイェール大学卒のGM補佐=ピーター・ブランドのキャラクターの、実際の人物の名前はポール・デポデスタ。彼はハーバード大学で経済学を学んだ。クリーブランド・インディアンスのフロント・オフィスからオークランド・アスレチックスに移り、GM補佐としてGMのビリー・ビーンを5年間支えた。デポデスタ氏は映画で実名が使われて有名になることを好まなかったらしい。そこでピーター・ブランドのキャラクターが作られた。


MLBの裏話が見れて面白かった。この『マネーボール』のアスレチックスの話は2002年。もう20年も前の話だ。 

今年のMLBもシーズンが終わって、今の季節は各チームが新しいプレイヤーの獲得に奔走しているはずだが、この映画で描かれた「セイバーメトリクス」の方法は、現在どのチームも採用しているのだそう。またアメリカの主要なスポーツメディアは、セイバーメトリクスの各種の指標を選手成績として公表しているそうだ。まさに革命的な事件だったのですね。すごい話。



2021年11月10日水曜日

なんで泣いてるん?安子ちゃん…『カムカムエブリバディ』第8話



最後はびっくりしましたねぇ。これはモリアガル。そして画面の左下に…TO BE CONTINUED…。なんじゃーっそこで終わるのか!今日は揺さぶられました。びっくりした。


安子ちゃんにお見合い話。それで彼女はどうやら思い切ったらしい。安子ちゃん電車に飛び乗って大阪を目指す。すっごい行動力。まずそこにオバチャンは驚いた。なかなかやるなぁ。

そして稔君の封筒に書かれた住所にアポなし突撃する。すごい笑


私は70年代の子供ですから…『木綿のハンカチーフ』という歌があったのですよ昔。都会に出た人はもう振り向かないのではないかと…。確かに稔君は安子ちゃんに手紙は書いてくれるけれど、彼には彼なりに都会の水に馴染んだ都会の生活が…な~んて思っていたわけです。


地元の5歳くらい(?)年下の地味な女の子がアポなしで訪ねてきても
困るのではないか

結局二人で映画を見たりうどんを食べたりしてましたけど、稔君、実は「この子、重いな…」と思ったのではないかと心配しました。ほんと。


しかし安子ちゃんには安子ちゃんの考えがあった。彼女はおそらく家のためにお見合いを受けるつもりで心を決め、だからお見合いにYESを言う前に…最後の思い出に初恋のお兄さんに会っておきたい。そんな風に覚悟を決めて大阪まで出かけていったのではないか。もちろん大阪で稔君に会えたら「もう心残りはない」と、お見合いにOKをしようと思っていたのかも。

だから、楽しい大阪での1日を二人で過ごして汽車に乗ったら、大粒の涙。
そうかそうかそうか…もうこれでさようなら。

そして、AIちゃんのお歌が聞えてくる。なんという、なんという演出。おいおいおいおい…いいね


そして安子ちゃん、ひととおり泣いて居眠り。ところであの時代に汽車で大阪から岡山までは何時間だったのだろう?3時間とか4時間かな。安子ちゃん、やっぱりすごい行動力だと思います。私16歳ぐらいの時はそんな行動力はなかったです。今もない

そして岡山駅に到着。目を覚まして立ち上がったら、学生服の袖。あれ?勇君がたまたま乗り合わせたか?

ちがうのよ、王子様がそこに立っているではないか。わあああああああああああああ。すんご~い驚き。

「なんで…?」と呟く安子ちゃんに、
「そねぇにちせぇカバン1つで、配達もねぇじゃろう…なんで泣いてるん?安子ちゃん、何があったん?」

ちょっと稔君…声がいいね。あの「ナンデナイテルン?ヤスコチャン…」に、ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。それで…TO BE CONTINUED…ですもの。ひ~次が待ちきれない。

ふぅ…たった15分でモリアガル…。揺さぶられますね。参りました。いいドラマ。

え…ということは、稔君は安子ちゃんのことが結構好きなの?そうなの?この二人って…。そうなの? それは直球でいい話ではないか。


あの川岸で夕日を見る場面もよかったです。稔君が、黙ってマントを脱ぐと安子ちゃんの肩にかける。にやにやと見ているこちらが照れ笑い。青春だな。いいな

モリアガルわ。期待を裏切らない笑。
なんか…ほんとうにいい話。ほのぼの。

え…でも…稔君はなぜ安子ちゃんに何時間も話しかけなかったのだろう。なぜなぜ




2021年11月7日日曜日

NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』を見始めた



もしかして…初めての連続テレビ小説になるかも…。

4話目から見始めた。たまたまテレビをつけたらやっていて「なんだかよさそう」…というわけで録画機の予約ボタンを押した。これから毎日録画される。

まだ4話と5話しか見ていないのだけれど、既に俳優さん達に惹きつけられてる。


14歳…橘安子の上白石萌音さん。かわいい。イノセント。本当に普通にいそうな中学、高校生の女の子。あのイノセンスは演技の力なのだろう。目をキラキラさせて近所の上品なお兄ちゃんを見つめる。恥じらいとドキドキな嬉しさとの混ざった笑顔。かわいいですよ。リアル。すごいです。その「上品なお兄さん」の弟に、身分違いだからと言われて英語のラジオを聞きながら泣く。それを「14歳なら泣きたいこともあるだろう」とそっとしておくお婆ちゃんと母親。なんか…いいな。若い女の子の純情とイノセンスは美しいものだ。

その安子の初恋の相手、近所の上品なお兄さん…雉真繊維の跡取り息子の大学生…雉真稔の松村北斗さん。この若い俳優さんがまた…絵に描いた様に端整な…お兄さん。うす~いお顔が凄く綺麗。整った輪郭にツンと尖った鼻先が上品。端整すぎてあまり表情が大きくないのもまた上品。ところが大きく笑った口から見える犬歯が意外に尖っていてちょっとびっくりする。あの大きな犬歯の違和感がこのお方の色気なのだろう。 14歳の女の子がこんなに上品で綺麗な大学生のお兄さんに会ったらそりゃー恋をしますよ。ルックスに説得力がある。清潔で綺麗な優しい大学生のお兄さん…昔の青年なら古風だわね。いいですねぇぇぇ。


このお二人のやり取りがかわいい。イノセント。美しい。とにかく安子さんの恥じらいがかわいくて…。 思い出しますよ、自分の中学や高校の頃の淡い想い。年取ってからこういう昭和風味のボーイミーツガールの話を見ると、「ああ…こんな時代もあったよねぇ…」と懐かしくなる。

このドラマは現時点で1939年なのだけれど、40年ぐらい前の私の田舎の中学高校の頃もこんな感じでしたよ。同級生の男の子の制服の…アイロンの綺麗にかかった白いシャツの背中にドキドキしたりしてた。ほんとに…懐かしい。笑顔になる。


そしてそのボンボンの弟/安子の同級生…雉真勇の村上虹郎さん。ああ…このお方もいい俳優さん。村上さんは2018年のTBSの日曜劇場『この世界の片隅に』の水原哲のあの切ない表情が忘れられない。ほんとにあの役の村上さんは素晴らしかった。既婚の幼馴染に寄せるもどかしく切ない想い…しかしどうにもできない…。昔の時代の好青年の一瞬の悲しい表情が素晴らしかった。今回の役もちょっと似てますね。野球部で坊主で不器用。安子のことが好きだけれど、兄のようにスムースに話せない。それがもどかしい。嫉妬から発した言葉で安子を傷つけてしまう。不器用な昭和の青年。村上さんはいい配役だと思う。楽しみです。


さて…5話が終わった時点で、安子と稔は文通をすることになったみたいですが…。文通だもの。いいなぁ。素敵。スマホのテキストで言わなくてもいい事まで書いてしまう現代よりもロマンチック。いいな。


脚本は藤本有紀さん。私は以前藤本さんの脚本で2012年・NHK大河ドラマ の『平清盛』を見たときには、ずいぶん変だ変だとこのブログに文句を書いたのですが、その後に見た2013年・NHK土曜ドラマの『 夫婦善哉』は素晴らしかった。昭和初期設定の人情モノ。男女の心の描写が素晴らしかった。だからこの『カムカムエヴリバディ』にも期待。もうたった5話(見たのは2話だけ)でストーリーに引き込まれてる。


これから戦争の時代になるのできっと悲しいストーリーもありますね。私の乱暴な想像ですけど、安子が結ばれるのはもしかしたら弟の勇のほうかもしれんと思ったがどうだろう。それとも『おしん』のように本当に好きなお兄さん稔と結ばれるのか。しかし『おしん』のボンボン田倉 竜三はダメ男だったのですよね。だからおしんの苦労がドラマになったのだけど、このドラマの稔はあまりにも上品な好青年でドラマチックにはなりにくそうだ。

さてどうなるか…楽しみ。



2021年11月4日木曜日

Back N Fourth - Best Friend (2021)



いい曲


Back N Fourth - Best Friend (2021)
Best Friend – Single
Released: August 23, 2021
℗ 2021 Relentless Records under exclusive licence 
from Tileyard Music & Media Limited



ダンスミュージック…Electronic musicまたはEDM…。私が英国クラブチャートから集めてくる「踊るための曲」の総称の一番正しい呼び方は未だによくわからないのだけれど…。

これも最近のUK Upfront club chrartに入っていた曲。 このような若い…これからのプロデューサーやDJの曲というのは、音楽そのもので勝負してチャートに上がってくる曲が多い。だからいい曲が多い。

「音楽そのもので勝負」…というのは、既に売れている人気のシンガーやアイドルの威光で売れるのではなく、ただただ曲の良さそのものでチャートに上がってくる曲。若い音楽ファン達がそれらの曲をダンス・チャートに押し上げる。 そんな曲の中には、将来性のあるプロデューサーやこれから伸びるシンガー・ソングライター達…これから輝く宝石たちが見つかることが多い。だから面白い。

大物のDJの作品に比べればアレンジは荒削りなものも多いけれど、それでも曲そのものがいい。この曲は売れてるのかな。MVもできましたね。すごくいいビデオ。


★Back N Fourth
アイルランド出身のCommercial/house musicを得意とするデュオ。お二人の名前が出てこなかった。結成は2018年。アイルランドでメディアに取り上げられ、すぐに英国にも飛び火。既に多くの有名アーティストの曲を何曲もリミックスしているらしい。2020年には、Jax Jones & Ella Hendersonの「This Is Real」のリミックスで世界中のDJ download charts の1位になったそうだ。


お猫様H:「グランド・オダリスク」の女ような



猫さんはお日様の下でブラッシングの後だらだらして
そのうちだんだん背中が熱くなってくるらしく、
暫くすると冷たい床に移動してお腹を冷やし始める

その姿がまるで、アングル/Jean Auguste Dominique Ingresの『グランド・オダリスク/Grande Odalisque』の女のようだと思うのです

小さな頭の下の首の後ろから背中に伸びる曲線。肩と腕のすぐ下、脇のあたりの胴がキュッと小さく締まって、その下からゆっくりとお尻に向かってなだらかな曲線が広がる。艶やかな黒い毛皮。曲線は丸くカーブを描き、そこから長い尻尾の先まで美しい線が伸びる。

猫というのは生まれながらにしてなんと美しい生き物だろうかと思う。


2021年11月3日水曜日

兵どもが夢のあと、夏の名残り、奇妙な11月



お祭り好き。
熱しやすく冷めやすい。

とうとう今年の野球シーズンが終わってしまった。終わっちゃった。

エンゼルスの大谷さんを見ようと、エンゼルスを7月あたりからテレビで追い始め、少しずつアメリカの野球のことも覚えて、だんだん面白くなって…。

そして10月の最初の週にレギュラー・シーズンが終了。そしてポストシーズン開幕。そこからがまた長かった。

な~んだ、アメリカの野球って(日本の野球のことは全く知らないが)ずいぶん「お楽しみ」を長引かせてくれるんだね…と毎日楽しんだ1ヶ月。

これはお祭りなのだろう。

今コロナでライブに行けない…ライブもお祭りのようなもの。だから今年は野球を見てお祭り気分が楽しめた。楽しかった。


それにしても初めて知るメジャー・リーグ・ベースボールのポスト・シーズン…そしてワールド・シリーズ。本当に長い長い長い。まるまる1ヶ月、ほぼ毎日全力で戦う日々。選手達にとってそれはそれは大変な日々だと思った。

いちゲーム落とせば勝ち残りや優勝が遠ざかる。相手チームが勝てば次はなんとしてでも追いつかねばならぬ。その一試合一試合の緊張とプレッシャーはものすごいものだろうと思います。

おまけににアメリカは広いから、相手チームのスタジアムを訪ねて時差の違う敵地に飛んでいかねばならぬのも大変。

選手の皆様、本当にお疲れ様です。


今まで全く知らなかったのだけど…メジャー・リーグの選手になるって本当に大変なのだと驚いた。怪我をせず、ものすごいエネルギーを毎日消費しながら、肉体も精神も元気に、健康に保って延々と野球マラソンを続ける。いや~…本当に大変なお仕事。すごいと思った。感嘆しました。

プレイヤーの皆様に心から感謝したい。お疲れ様でした。

楽しかったです。初めて野球にはまった。面白かった。


また来年。うちはアメリカン・リーグのエンゼルスしかテレビで追えないと思うので、ポストシーズンであんなに応援したドジャースも、ブレーブスのフリード君にももう会えない。ナショナル・リーグの彼らが1年後にポストシーズンまで勝ち残れば、また会えるだろうか。

アメリカン・リーグのチームはまたエンゼルスとの試合で会える。
来年の3月末からシーズンが開始だそうだ。アストロズにはまたエンゼルスがフェンウェイ・パーク(←ちげーよ。アストロズのスタジアムはミニッツメイド・パークだわ。すっげー赤っ恥ヒュルルル~ フェンウェイパーク赤靴下でしたゴメンネ😅ミニッツメイド・パークに訪ねて行く。だからアルトゥーベ君にはその時に会える。楽しみ。


さて今日はもう11月3日。

以前9月の終わり頃に、このブログの「奇妙な今年の九月」の文で、「今年は雨が多くて肌寒い。毎年9月は暑いのに」と書いたのだが、実はここのところハワイはとても暑い。いつもなら丁度ハロウィーンの前後に、北からのtrade windsが吹き始めて急に気温が下がるのだが、今年はまだ吹いていない。風か無いから空気が滞って、晴天が続けば気温が上がる。一昨日だったか…気温も29度ぐらいまで上がっていた。30度を超えていたかも知れぬ。9月の頃に寒いなどと言っていたのに、11月になってもまだ暑いのはまた奇妙。

昨日から雨がぱらぱらと降っているので、そろそろ気温は下がると思うが。

※追記:11月4日、どうやら trade windsが今夜から吹き始めたらしい。気温が下がってます 


ところで気温が高いせいなのか、また昨日は夕方に37度を超える微熱が出た。風邪の症状もないし、まさか新型コロナでもあるまい。

ハワイの新型コロナも収まりつつある。今日のケース・カウントはオアフ島で102人だそうだが、日によって上下があって、もっと数が少ない日もある。New York Timesによると、オアフ島の過去1週間の平均カウントは58人。10万人中の平均カウントは6人だそう。ずいぶん減った。このまま減ってくれるといい。