能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年10月22日月曜日

LIVE★Def Leppard/デフ・レパードLIVE!!! – 19 October 2018



オペラの次はロック!
週末に念願のデフ・レパードのライブ。初デフ・レパードでございます。
よかったですねーひゃー若返った。全身の細胞がぴちぴちと蘇った気がする。元気が出る。ワタクシ若い頃のバンドですもの…80年代後半…バブルの頃の思い出。ふぅ。嬉しいねぇ。今日も足が筋肉痛。自分用の記録の為にまた長々と書く。

★思い出と予習

ファンではなかったのだけれど彼らの音楽は若い頃に巷でよく流れてました。いつデフ・レパードを知ったのかはよくわからない。彼らのことで最初に覚えているのは、たぶん80年代の初期の洋楽雑誌でギターのフィル・コリンさんを見かけた時「Def Leppard?あっこの人はGirlのギターの人だ。そういえばGirlはどうなった?」…Girlとは1979年デビューの英国のメタルバンド。フィルさんはその昔Girlにいた…彼の顔に見覚えがあった。その時はまだデフ・レパードの曲を聴いていなかったと思う。
 
その後バンドは売れました。私が彼らの曲を『Pyromania』から知っているのは、曲が当時のMTVやラジオでよく流れていたからだろうと思う。当時の新しい音で味付けしたハードロック。キャッチーでいい曲が多い。
 
特に「Hysteria」最高。名曲。その彼らに会える。バブルの頃に会社で、当時片思いだった人と、ドラムのリック・アレンさんの事故のことを話したことも思い出す「いいバンドだよね」とギターを弾くその人は話していた。
 
この地でのライブが決まって最初に発売になったチケットは1020日の公演。この日の公演のことを知ったときにはチケットは既に売り切れ。ぎゃー行きたかったのにぃ…と思ったら数日後に19日の追加公演決定。早速発売日の朝10時にパソコンの前で待機。買えた。よしッ行ってくる。
 
彼らの曲はヒット曲しか知らないので予習をする。数日前のセットリストを調べて聴く。どうやらここのところJourneyと一緒に米国中を回っていたらしい。曲は16曲。名曲ヒット曲てんこ盛り。これは楽しいライブになる。
 
★ライブ

前座はなし。会場に入った8時ごろから、ステージ上ではメタルDJが往年のHR/HMのメドレーを延々と流し続けている。いいですねーほぼ全曲知っているぞ。音がでかい。観客の年齢は高め。皆流れる曲に身体を揺らし時々拍手をし、腕を振り上げ一緒に歌う。雰囲気がいい。

デフ・レパードのステージは9時に開始。会場の照明が消えると観客は皆立ち上がる。ステージに席が近い。Journeyの時とほぼ同じステージの斜め横。最初から会場が盛り上がって歓声がすごい。自分の叫び声が聞こえない。負けずにぎゃーぎゃー騒ぐ。それでも自分の声が聞こえない。ファンすごいぜ。

1曲目…予習をした「Rocket」ではない。次も「Animal」じゃない。あらセットが違うの? 3曲目「Man Enough」おおおおっ!そうか…そうかこのライブはセットが違うんだわ「Foolin’」ほぉーっ踊る。音がとても大きい。でかいでかいふぉ~っ

曲がいい。かっこいい。デフレパードが目の前にいるぅひゃ~~~っもうそれだけで興奮。フィル様のモリモリ筋肉ツルツルの胸板。スクリーンに大写しになるリック・アレン様のにこやかなお顔…彼の英国旗のヘッドホンはキラキラのスパンコールが散りばめられ…。嬉しくて嬉しくて腕を振り上げぐねぐね踊る。「レッツゲッレッツゲッレッツゲッレッツゲッロー」一緒に歌う。ぐねぐね踊る。

 
名曲が目白押し。ヘビーで激しい曲もバラードもすごくいい。「Love Bites」は名曲。この曲の照明がとても綺麗だった…ステージから何本も伸びた赤と青のレーザーが会場の後ろの壁に踊る。それにしてもかっこいいな。バンド全員がオトナ。皆さん60歳ぐらいだそう。それでもお若い。長い間プロをなさっていてその大人の余裕が本当にかっこいい。なぜ私は全盛期にこのバンドのファンにならなかったのだろう?


ボーカルのジョー・エリオットさんのしっかりとした声と男臭さ。スリムでハンサムなヴィヴィアン・キャンベルさん。伏し目がちにギターを弾く上半身裸のフィル・コリンさんの綺麗な筋肉。そしてリック・サヴェージさんのザ・ロックスターぶり…背が高くて手足が長く金髪ふわふわで、そのお姿はあの時代のロックスターそのまま。痺れますねぇ彼のルックスには…かっこいいな…彼は黒のQUEENTシャツを着ていた。

そしていつもニコニコのリック・アレンさん。英国旗のTシャツに英国旗のヘッドホンも華やか。彼のお顔が大写しになるたびになんだかとても嬉しくなる。そうか…そうだリック・アレンさんはその後もお元気にドラムを叩いていらっしゃるのだ。お若い頃は可愛いかった大きな目の周りに刻まれた皺も素敵だ。あの頃から30年も経ったのに、デフ・レパードは今も元気にパワフルなショーをやっている。なんと嬉しい。

MCによるとデフ・レパードが以前この地にやってきたのは何と35年前だそうだ。なんとそんな昔だったのね。だからこんなに皆観客が盛り上がる。ステージからの光に照らされた観客はきっと皆コアなファン。筋肉たくましいマッチョな男性ファンがサビを歌いながらコブシを振り上げる。斜め前にもちょっと離れた横の席にも、少し腰まわりの大きくなったふわふわな金髪の女性ファンのグループが身体をくねらせて踊っている。皆笑顔。皆で一緒に歌う。ちょっと向こうの金髪のお姉さんと目が合って一緒に微笑み合う。楽しい。彼女達はきっと30年前もイケイケのいい女でノリノリでロックバンドを応援していたに違いない。彼女達の心は今も変わっていない。なんと幸せな時間。「Hysteria」を歌いながら胸が一杯になる…この曲の最後はDavid Bowieの「Heroes…We could be heroes just for one day.

足が痛くなる。しかしやっぱりライブは立つ。立ち続けねばならぬ。だってデフ・レパードさんもずーっと立って演奏なさっているではないか。


ピントぼけぼけですわ
最後の方で旦那Aが急にそわそわする「ちょっとあそこ行ってきたら?」「は?なに?」「あ…もう俺が行くっ」旦那Aが席を離れて階段を降りフロアに下りてステージに近づいていったぞ。おいおいおーい…あ、フィル様の写真を撮ってる…大胆な奴やな。ワタクシは足が痛いので動けない。そして何枚か写真を撮って戻ってきた。セキュリティーも優しい。

そして一旦終了。立ったまま皆でバシバシ手を叩く。暫くしてアンコール。Pyromaniaからヒット曲2曲。

ジョーさんが観客に語る「また帰ってくるよ。今度は35年間も待たせない…」笑。ほんとかな?待ってます


予習では16曲の短いセットだと思っていたのに、ずいぶん長いライブで驚いた。時計を見たら9時から始まったライブは11時頃に終了。何と2時間もやっていたのね。すごいなぁお元気だな。感謝してます。嬉しい。

会場を出てTシャツを購入。鈍い青のデザイン。旦那Aが同じデザインを買おうとしたので「別のにしなさいよぉ」と無理やりバンドメンバーの写真入り黒Tシャツを買わせる。

ライブ中に立って踊っている時はほぼ平気だったのに、ライブが終わって歩き始めたら歩けないほど足が痛いことに気付いた。久しぶりに履く先の尖ったロックな女用ブーツが足に痛い。足を引き摺るようにのろのろと車まで歩いて帰宅。やっぱり日頃から運動をしないといかん。

会場にいる時には知らなかったのだけれど、帰ってきて調べたらどうやらこの日のライブはアルバムHysteria』の全曲再現ライブだったらしい。全20曲。どひゃー!ほーなんと貴重な。知らなかった。感激です。これはどうやら日本のライブも同じらしい。もうアルバムを購入しちゃおう。

あれからもう3日も経ったのに、まだまだ頭の中はデフレパードの曲がぐるぐる回っている。突然「レッツゲッレッツゲッレッツゲッ…」と歌い始める。やっぱりロックバンドはいい。本当にいい。細胞が若返る。ほんと。一番効くかもしれませんね。デフレパードさんは皆さんお若くてかっこよくて、なんだか私も一緒に若くなったような気がしました。ステージ上でかっこいいロックスターが輝けば、女性ファンは目をキラキラさせてきゃーっと歓声を上げてドキドキする…それはやっぱり浪漫ですあの頃と気持ちは少しも変わらない。元気が出る。思わずメンバーのプロフィールを検索してにやにやした。こういう気持ちは久しぶりだ。楽しい。もう少し日常でもロックを聴こうと思った。ロックで元気を出そう。

デフ・レパードさん、来て下さって本当にありがとうございます。
感謝してます。Thank youまた来てね


Setlist October 19 2018
1. Action  (The Sweet cover)
2. Make Love Like a Man
3. Man Enough
4. Foolin'
5. When Love and Hate Collide
6. Let's Get Rocked 
Hysteria ----------------
7. Women
8. Rocket
9. Animal
10. Love Bites
11. Pour Some Sugar on Me
12. Armageddon It
13. Gods of War
14. Don't Shoot Shotgun
15. Run Riot
16. Hysteria
17. Excitable
18. Love and Affection
Encore ---------------------
19. Rock of Ages
20. Photograph


Def Leppard - Let's Get Rocked (1992)
Def Leppard - Animal (1987)
Def Leppard - Hysteria (1987)
Def Leppard - Foolin' (1983)

2018年10月21日日曜日

BABYMETAL:YUIMETALさんが脱退



ゆいちゃん。
了解です。悲しいけれど受け止めます。

BABYMETALのことでは、水野由結さん御本人が今まで誰よりも一番悩んでいただろうと思います。今まで本当に辛かっただろうと思う。この決断も決して簡単に出てきたものではないはず。まず難しい決断をした彼女の勇気を称えます。
 
彼女が自分に正直に、自らの進む道を選んだことはきっと正しい。なぜなら人は自分で決めたことは後悔しないものだからです。生きていれば誰でも難しい決断をしなければならない時が必ずくる。それが彼女には少し早くやってきた。そして彼女は考えて考えて自分で答えを出した。
 
 
BABYMETALがティーンの女の子と本格メタルのミスマッチの面白さで始まったプロジェクトなら、そのコンセプトが長続きしないことは最初からわかっていたこと。すぅさんもゆいちゃんももあちゃんも綺麗なお姉さん達になったら、いずれグループとして見せ方を変えていかなければならないこともわかっていた。
 
今のDark SideとはBABYMETALから進化した別のコンセプトのグループ。もう以前のBABYMETALではない…今のBABYMETALは別のグループです。今後のBABYMETALの進む道が、ゆいちゃんの夢の実現に沿わないのであれば脱退はやむなし。納得です。
 
このBABYMETALの進化には、ゆいちゃんばかりでなくすぅさんももあちゃんも戸惑っているのかもしれない。しかし彼女達もまた自分で自分の進む道を意志を持って決断しているのだろうと思います。3人ともそれぞれが自分で自分の進む道を選択している。皆立派です。
 
 
ゆいちゃんには心から感謝してます。本当に今までありがとう。武道館のライブの後、BABYMETALが世界に飛び出して一つ一つハードルを越えながら大きくなっていった頃は本当に興奮しました。グループを見てあんなに感動することはなかなかない。あのころのBABYMETALは本当にすごかった。かっこよかった。彼女達の頑張りに毎回勇気をもらった。涙が出た。一生懸命頑張る女の子達3人に心から感動してました。ゆいちゃんの凛々しい姿が本当に素敵だった。ゆいちゃんかっこよかった。ゆいちゃん本当にありがとう。ありがとう。ありがとう。
 
これからの水野由結さんの幸せな未来を心から祈っています。

 

2018年10月16日火曜日

OPERA★『ロメオとジュリエット/Roméo et Juliette』by Charles Gounod, - October 12, 2018



🌹
ロメオ「ああ君 太陽よ昇れ」3:12より
Romeo's cavatina "Ah, lève-toi, soleil"
なんと綺麗なメロディ。ゴージャスな声聴き惚れる最高。

Roberto Alagna
Conductor:   Charles Mackerras
Orchestra of the Royal Opera House, Covent Garden.
Produced at Royal Opera House, Covent Garden, in 1994.
 
🌹
 ジュリエット「私は夢に生きたい」
Juliet's Waltz "Je veux vivre"
好きなソプラノを見つけるのはなかなか難しいのだけれど、
このお方は本当にすごいと思う。
今回いろいろと聴き比べてこのお方の声が一番好きだった。気持ちいい。

Dame Joan Sutherland
Dir. Francesco Molinari-Pradelli.
Orchestra of the Royal Opera House, Covent Garden.

🌹 
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Roméo et Juliette
Opera by Charles Gounod
Language:  French
Based on ‘Romeo and Juliet’ by William Shakespeare
Premiere:  27 April 1867, Théâtre Lyrique, Paris
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Blaisdell Concert Hall
October 12, Friday, 7:30pm

 
ロミオとジュリエットです!有名!

ゼフィレッリ監督の映画も見たし、シェークスピアの翻訳も読んだ。よく知っている話。だから予習はしなかった。作曲はグノー。グノーと言えばバッハの《平均律クラヴィーア曲集 1巻》の「前奏曲 1 ハ長調」/Praeludium 1 BWV 846 (Das Wohltemperierte Klavier 1) にのせて書いた「アヴェ・マリア/Ave Maria」。あの曲は短いのに大変ドラマチックな美しい曲ですが、このオペラもやっぱり綺麗でとてもドラマチックでした。素晴らしかったです。ちなみにロメオはロミオのフランス語読みだそう。
 
★自分用の粗すぎるあらすじ

 一幕イタリアのヴェローナ。モンタギュー家とキュピレット家は仲が悪い。キュピレット家のパーティーに忍び込んだモンタギュー家のロミオが、キュピレット家のジュリエットと恋に落ちる。
二幕夜ロミオはまたキュピレット家の庭に忍び込み、バルコニーのジュリエットに歌いかける。ジュリエットは結婚したいと言う。
三幕二人は夜明けに密かに結婚式をあげる。その後両家の間のいざこざでロミオはキュピレット家のティボルト(ジュリエットの従兄)を刺す。ロミオは追放される。
四幕街を離れる前のロミオと共にジュリエットは一晩を過ごす。ジュリエットとパリス伯爵との結婚話。薬で仮死状態=死んだふりをして後でロミオと逃げようと計画する。薬を飲んだジュリエットは伯爵との結婚式で突然倒れる。
五幕ジュリエットが死んだと思い込んだロミオが駆けつける。絶望し毒を飲むロミオ。そこでジュリエットが目覚め、二人は再会を喜ぶがすぐにロミオが倒れる。ジュリエットも後を追い短剣で胸を刺し絶命。

★感想

ドラマチックです。話はわかっていたので曲はどのような感じだろうと思った。

グノーは優雅。

綺麗です。イタリアのオペラほど有名じゃないのは押しが強くないからなのかも知れない。確かに鼻歌で歌えそうな感じではないのかも。ジュリエットの曲はとにかく難しそうだと思った。しかし優雅です。綺麗。ロマンチック。劇中に何度も「これは家に帰ってからこの曲を探してじっくりと味わって聴いてみたい」と思った。音楽が素晴らしかった。


それにしてもこのオペラでは、初めて「オペラ歌手というのは声楽家であると同時に舞台劇の俳優さんでもあるのだな」と思った。(あたりまえのことなのかもしれないけれど)私は今までそう考えたことがなかった。オペラ歌手とは演技をしながらもあくまでも歌う人だと思っていた。ところがこのオペラは本当に情熱的で、ロミオとジュリエットが舞台上で何度も熱烈なキスをする。「オペラ歌手ってこんなにチューをするんだわ」と思いながらじっくりと見てしまった。たぶん全部で8回ぐらいなが~い熱烈なチューをしてました。こんなに情熱的にチューをしたら演者同士で情がうつってしまうのではないかと思ったぞ。そんな風にロミオとジュリエットがラブラブなので、なんだか劇としても面白かったです。

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大人っぽい大柄な美女:ジュリエット
Amanda Woodburyアマンダ・ウッドベリー
本当のジュリエットはウブなティーンの女の子だと思うのですが、オペラ歌手の方々は皆さん大人なのでイメージよりちょっとお姉さん。アマンダさんは背の高いとても綺麗なお姉さん。複雑なメロディーを巧みに歌いこなす。上手いお方です…と思って彼女のBIOを読んだら、なんとこのお方は2016年にニューヨークのメトロポリタン・オペラでもジュリエットをなさったそうだ。うわーそんなお方がここで見られるなんてなんという幸運。ソプラノ。

ハンサムな:ロメオ
Derek Taylor/デレク・テイラー
オペラ歌手というのはなぜか年齢を知るのが難しい。ジュリエットのアマンダさんもロメオのデレクさんもBIOを読んでも年齢が出てこない。彼もたぶん30代だと思うのだけれど綺麗なお方。四角い顎がアメコミのキャラのようなハンサム。テナー。

情熱的な指揮者
Emmanuel Plasson/エマニュエル・プラッソン
一番印象的だったのは指揮者のエマニュエルさんかもしれない。近くで見ていたんですけど、とにかく情熱的に指揮をなさる。音楽に合わせて踊るように全身を大きく動かし、お顔も表情豊かに指揮をなさる。時々勢い余って「ふん」とか「んっ」と声も聞こえてくる。ステージ上の演者の方々と度々アイコンタクトをしながら一緒に歌うように指揮をなさっていた。情熱的な方ですね。とてもかっこよかった。
私は生の音楽の演奏と言うのは(クラシックであれロックであれ)人間の熱、エネルギーを感じられるのが一番素晴らしいと思うんですけど、このお方からは間違いなく大きな熱を感じた。…本当なんですよ。クラシックも生演奏なら、エネルギー量はハードロックのライブとそれほど変わらないと私は思う。

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ステージセット
今回のセットはモダンでした。ステージ上は金属(たぶん)の足場のような建物と階段。背景は場面によって鮮やかな赤や青。そこに提灯の照明や、緑の生垣が天井から降りてくる。バルコニーはなんと階段付きの台。ステージもシンプル、衣装もモダンで大変都会的、現代的なアレンジの「ロメオとジュリエット」。しかしセットが単純であれば無い物は想像すればいい。こういう演出には慣れが必要だとはいえ、演者に集中できるのはいいことなのかもしれない。いや…やっぱり私はクラシックなセットと衣装がいいけれど…。


衣装
ステージセットがシンプルであれば、衣装は全てモダンな服装でした。パーティでは男性はタキシードやスーツだし、女性は膝丈のスパンコールを散りばめたドレスにハイヒール。今回はそういう演出。これも私はクラシックな衣装の方がいいのだけど、今回はそれほど気にならなかった。

とにかく主役のロミオとジュリエットの熱に惹き込まれたので、周りがモダンな演出でも気にならなかった。無い物は想像すればいい。オペラの鑑賞に慣れてきたのかも知れぬ。

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今回は早めに立ち上がって拍手。会場中も立ち上がって大きな拍手。特にロメオとジュリエットのお二人が素晴らしかった。熱演に次ぐ熱演。情熱的なキス。激しい指揮者の動きと伝わる熱いエネルギー。そして優雅で美しい音楽。もっとこのオペラの曲のことを知りたいと思った。綺麗だった。だんだんオペラが楽しくなってきたかも。

 
CONDUCTOR:  Emmanuel Plasson
STAGE DIRECTOR:  Brad Dalton
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Juliet:  Amanda Woodbury
Romeo:  Derek Taylor
Mercutio:  Brian James Myer
Stephano:  Alyssa Martin
Frère Laurent:  Jamie Offenbach
Count Capulet:  Leon Williams
Tybalt:  Carlos Enrique Santelli
Gertrude:  Blythe Kelsey
Count Paris:  Jordan Weatherston Pitts
Gregorio:  Samuel Chiba
Benvolio:  Takamasa Yamamura
Duke of Verona:  Erik D. Haines
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2018年10月15日月曜日

もうすぐです!クイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody』トレイラー+1985年5月9日武道館ライブセットリスト



これはいい映画になりそうだ。
もうすぐです。
しんのぞうがどきどき。




俳優ラミ・マレックが〈クイーン〉フレディになるまで
映画『ボヘミアン・ラプソディ』メイキング映像
 

 
フレディ(Rami Malek)さんが似てますね。Ramiさんのお顔はぜんぜん似てないはずなのに雰囲気がそっくり。前歯の入れ歯のせいなのか英国訛りの英語も響きが似ている。かなり似てる。びっくり。元々声の質が似ているブライアン役のGwilym Leeさんは、単語によってアクセントがちょっと違うとか…細かいレベルで似てる似てないを考えるレベル。かなりすごい。

上のビデオではRamiさんが「フレディに似せるのにムーブメントコーチが必要だった」と言ってますが、フレディらしく見えるための動きを徹底的にコピーしたと言ってますね。すごいな。雰囲気が本当に似ているもの。Ramiさんの役者としての力技。尊敬する。実はRamiさんはご本人もかなりいい男だと気がついた。ちょっとフレディの声より低いですね。いい声。

ああ懐かしいな。中学生の頃『Jazz』や『Live Killers』の頃からQueenファンになって、彼らの若い頃へ遡ってますますファンになったんですけど、若い頃のQueenを見ると今もちょっときゅんとする。あの頃は彼らのの熱烈なファンだった。あの頃をこんなに真面目に再現をしてくれるとは嬉しい。

Queenのフレディ様の映画が制作されるそうだ!!     ---2017/8/24
クイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody』ティーザー・トレイラーが公開     ---2018/5/16


元祖Queenのライブを見たのは1985年の武道館59日。フレディさんを見るのはあれが最初で最後になってしまった。フレディさんが最初のアンコールの「I Want to Break Free」で偽オッパイをつけて出てきたのを覚えている。実はその頃の私はそれまでのQueen熱も冷めかけていたころだったのだけれど、日本でのQueenの人気はその頃もやっぱりすごくて、当日も武道館は上までびっしり埋まっていた。私の席は二階正面の後ろから23列目ではなかったかと思う。「Radio GaGa」の時は会場中がバンザイパンパンをやっていて壮観。最後のアンコールはそれまでライブアルバムで知っていたとおりスローな「We Will Rock You」から「We Are The Champion」で会場全員が合唱。「うわ~すごいな~今ワタシあのクイーンのライブに来てるんだー」と感慨深かった。


当日のセットリストが見つかったので書いておこう。25曲なんて長いライブだったのね。あの頃はメンバー仲が悪い頃だったはずなのにそれでもこんなに曲数が多いとは驚き。

The Works Tour
at Nippon Budokan, Tokyo, Japan
May 9 1985
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Machines (Or 'Back to Humans')
1. Tear It Up
2. Tie Your Mother Down
3. Under Pressure
4. Somebody to Love
5. Killer Queen
6. Seven Seas of Rhye
7. Keep Yourself Alive
8. Liar
9. Impromptu
10. It's a Hard Life
11. Dragon Attack
12. Now I'm Here
13. Is This the World We Created...?
14. Love of My Life
15. Brighton Rock  (Guitar solo and reprise) 
16. Another One Bites the Dust
17. Hammer to Fall
18. Crazy Little Thing Called Love
19. Bohemian Rhapsody
20. Radio Ga Ga

Encore:
21. I Want to Break Free
22. Jailhouse Rock  (Elvis Presley cover) 

Encore 2:
23. We Will Rock You
24. We Are the Champions
25. God Save the Queen