史上最多数ノミネートで話題だった『ラ・ラ・ランド/La La Land』は監督賞と主演女優賞・エマ・ストーンちゃん。よかったですね。おっと主演女優賞ではシャーロット・ランプリングさんがノミネートされていたのね。『さざなみ/45
Years』はよかったです。見たんだけどまだ感想を書いていない。書かなきゃ。
娯楽映画か真面目な映画か?私はまだ『Moonlight 』を見ていないので比べられないのですが、『La La Land』はとらなくてよかったと思った。楽しい娯楽映画が、社会問題を扱った真面目な映画に劣るとは全く思わないけれど、『La
La Land』がそれほど凄い映画だとは思わなかったから。それは以前のこの映画のレビューで書いた。よく出来た楽しい娯楽映画ですよね。でも『ゴッドファーザー』に並ぶような傑作中の傑作だとは思えない。だから受賞しなくてもいいかなと思った。むしろ『Fences』の方がよかったと思ったのは個人的な好み。どちらが上で下でというものでもない。
それよりも、授賞式での手違いにびっくりした。一瞬ウォーレン・ベイティさんとフェイ・ダナウェイさんが極悪人に見えてしまったのは本当。思わずF言葉が口をついて出た(おっと失礼)。お二人に罪はない。単なる手違いだったそうです。しかし『La La Land』は最高に上げられて一気につき落とされたのが酷い。本当に気の毒だ。『La La Land』の皆さんもプレゼンターのお二人も本当にお気の毒。なんだかバタバタして終わっちゃった。
スティーヴさんは80年代初期、ジャーニー全盛期のドラマーだったものの1985年に脱退。その後一度復活してまた脱退。2015年に再度バンドに復活して今に至る。このお方は元々バークリー音楽大学でジャズを学んだ方だそうだ。ああなるほど。やっぱりロックだけのドラマーじゃなかったのね。ジャーニーに在籍中の83年に、自らのフュージョン・バンドVital Informationを結成。ジャーニーを脱退後はフュージョンをやりながら、様々なポップスのアルバムに参加…Mariah
Careyの「Emotions」やBrian Adamsの「Reckless」でも叩いているそうだ。何でも叩けるオールラウンダー。彼は「Rolling Stone誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において30位。Modern Drummer誌では(…readers
voted him the #1 All-Around Drummer five years in a row. In 2001, the
publication named Smith as one of the Top 25 Drummers of All Time, and in 2002
he was voted into the Modern Drummer Hall of Fame.)読者投票でオールラウンド・ドラマーの1位を5年間続け、また同誌は2001年に彼を歴史上のベストドラマーのトップ25人の一人だとし、2002年には同誌の殿堂入り。