能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年11月7日木曜日

Housse De Racket - Roman (Oliver Remix)(2011)



まったりといきましょう…。


Housse De Racket - Roman (Oliver Remix)(2011)

Kitsuné Maison Compilation 12: The Good Fun Issue
Released: Nov 15, 2011 ℗2011 Kitsuné France
 
これもOliverさんのリミックスです(…だと思う)。元歌は普通の若い人達のバンドっぽいのに、リミックスになると何故か甘酸っぱく懐かしい香り。すごく優しい。これもリミックスものの面白さ。

元歌はフランスのHousse De Racket(ハウス・デ・ラケット)さん。ポップ×エレクトロ×フレンチ・ポップを合わせた音楽をやる二人組み。2005年に結成。メンバーはVictor MasneさんとPierre Lerouxさん。
私はこのバンドのことを全く知らなかったのですが、日本には2011年に来日もしているそう。さすが早いですね。


こちらは元歌。


Housse De Racket - Roman (2011) 


Alésia
Released: Nov 21, 2011
℗ 2011 Kitsune/Cooperative Music USA/Downtown Music



 

2013年11月6日水曜日

Perfume:新曲「Sweet Refrain」感想



曲もフルが出た時に聴いてました。MVが公式に出た時にでも感想を書こうと思っていたんだけど、ちょっとMVを見たら印象が変わりそうなので、とりあえずまず曲の感想…。


この曲は良曲です。

文句なし。純粋に曲の良さとキャッチーさだけで売れるのならこの曲は売れなきゃおかしい。名曲です。超キャッチーキャッチーキャッチー!

構成も文句無し。メロディも綺麗です。カラオケで歌いたい王道のJ-POP。音数もみっちり、バックでバウバウ鳴ってますが、そんな小技を使わなくてもメロディだけでいける。純粋に曲として非常に良質。アレンジも凝ってます。中田さん、ドラマに長澤まさみちゃんが出てるから頑張っちゃったのかな…と思うくらいアレンジに気合が入ってる。

中田さんは、実はキャッチーでポップな曲に燃えるんでしょうか。キャッチーといえば「未来のミュージアム」も実は非常に良質な王道J-POPでした。こんなキャッチーで歌える曲が実は一番ノリノリなのかも…。

アレンジも曲の構成も気合の入り具合も「Magic of Love」より数段上です。これはトランス系の好きな私でさえも認めざるを得ない。アレンジもコーラスも「1mm」より複雑。とにかくいろいろと凝ってます。

パッチワークのような3人の声も気持ちいい。あ~様の安定感。今回もゆかさんがすごく大人。まるで別人ですねここ最近の彼女の声は。のっちさんが出てこないと思ったら後からリードで出てきた…と思ったらあ~様が絡んでる?とにかくメロディも3人の声も非常に気持ちいい。これはほんとに売れなきゃおかしいと思う。


ここまでキャッチーでJ-POP寄りになったのは、明らかにアルバム『LEVEL 3』と対極のバランスをとるためでしょう。『LEVEL 3』でダンス・音もの系に振れたら、今度はキャッチーなアイドル歌謡J-POP路線で反対側に寄ってバランスを取る…ということかなと思いますよね。

LEVEL 3』で、もしかしたら離れちゃったかもしれない『JPN』歌謡ファンを、もう1度連れ戻そう…という戦略なんでしょうか。ここ最近は曲もイメージもよく両極に振れますよね↓
Spending All My Time」で英語のEDM→アジアツアー→「未来ミュージアム」→麺カタマキシマムザホルモン→「だいじょばない」ダンス→「Magic of Love」でトランス→最先端カンヌとヨーロッパツアー→大型フェス→ダンス音もの『LEVEL 3』+「1mm」→そして王道歌謡「Sweet Refrain
うはー…なんか右に左にすごいもん。『LEVEL 3』を出した直後に王道J-POP歌謡を持ってくるなんてPerfumeにしか出来ないでしょう。いったい何を考えとるんだ(笑)。

リリースの間隔も驚くほど短い。『LEVEL 3』と「1mm」を出したばっかりでもう新曲なんて、みんな気持ちがついていけるのかちょっと心配だったりもする。

歌詞はまた「なんとかせんといかん」系な問題提議ソングみたいです。ここ最近の「1mm」なんかと同じ流れでしょうか。曲調は明るい感じなんでちょっと驚き。


さて、この曲を世間に宣伝するためのマーケティングはまたまたタイアップでした。今回はドラマ。いい意味でも悪い意味でも問題はここかもしれません。

前述したように、この曲は本来曲そのものの魅力で売れるはずの良曲です。もちろん今のPerfumeにこういうJ-POP歌謡が求められているのであれば…の話ですが。ただ…タイアップの一般的な印象は…大変安っぽい。ドラマの内容には一切関係なく、ドラマのテーマソングという売り方が(私個人的には)非常に安っぽく感じる。これが大変心配。

以前に出したドラえもんの「未来のミュージアム」も、曲そのものは良質なのに、どこか子供だましの印象がまとわり付いていたのは、古典的アニメ映画のタイアップのせいでしょう。ふりかえれば、あの時期の(アジアツアーを成功させたばかりの)Perfumeにとって、ふんわり子供だましのイメージが良かったとはあまり思えない。あのタイミングであの曲を出したのも、おそらくは、「Spending…」などで極端に振れた硬派なイメージをニュートラルに戻す動きだったのだろうと思うのですが…。

今回も、音楽通などには評判の良かった硬派な『LEVEL 3』の後で、畳み掛けるようにリリースされる作品が王道J-POP歌謡なのは十分理解できること。しかし今のタイミングでドラマの主題歌が正しいのか…ということはどうしても考えてしまう。

ただしこのマーケティングにも否定できない利点はあって、それはドラマの放送される間、毎週この曲がオンエアされること。もちろんドラマの視聴率次第という前提はあるとしても、現在の業界で曲のお披露目の機会が非常に少ない事を考えると、ドラマのタイアップで曲を多く聴いてもらえるのは確かにいいことなんです。

ドラマのタイアップという安っぽいマーケティングが良質の曲のイメージも落としてしまうのか…、それともドラマの回数分のオンエアでファンを新規に開拓することが出来るのか…さて、結果はどうなるか。

ドラマタイアップのイメージを忘れさせるには、ドラマとは全く関係のないMVや、歌番組の出演での強力なイメージ戦略で曲そのものを強く印象づける必要があるのですが、解禁になったShort ver.MVを見ると、そのあたりはよく考えられているみたいですね。そういえば過去にも、同じくドラマタイアップだった「Spice」でのイメージ戦略は成功していました。

ともかく世間がこのタイミングで、今のPerfumeにこういうJ-POP路線を求めているのだとしたら、この曲は売れて当然の良曲だと思います。売れるといいなと思う。




2013年11月5日火曜日

Perfume:新・イメージ=大人の女談義



もう数週間前になると思うのだが、新曲「Sweet Refrain」の新イメージが公開された時のうちの会話。


カメ:これPerfumeの新しい写真。綺麗?

旦那A:お…いいねぇ…大人っぽいねぇ…のっちとどこか行きたい

カメ:え…詳しく説明して…

旦那A:うーん……、うー…スモーキーなジャズ・バーの後ろの方の席にひっそりと連れて行って、…いろいろと大人なお話がしたい…

カメ:…なに?

旦那A:いろんなこと…ウィスキーとか…いろいろと教えてあげたい…

カメ:…今までも綺麗だったじゃない…

旦那Aあー…今まではね…ちょっと子供だったからな…。今度はいいね…オトナッ ポイ…フフフ

カメ:のっちがいいの?

旦那Aみんな…いい

今回のイメージはオヤジにうけている模様…。赤い紅がいいそうだ…。



2013年11月4日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第44回「襄の遺言」



落ち着いて見れた。…とは言っても京都編になってからは、大河の流れというより歴史に関係ない内容がぶつ打つ切れになって羅列されているような印象なので、そのあたりの修正はもう無理。大河として面白いわけではないけれど、細切れのエピソードの中で俳優さん達がよかったので、それを書こうと思う。

1. 加藤虎ノ介さん=伊藤博文

この俳優さんいいですね。すごく気になる。そういえば去年の「平清盛」では西光をやってた方。坊主になって光った人。あの時も印象に残ってますが今回もいい感じ。歴史的に重要な人物とはいえ、この大河では主人公・八重+Joeの前に立ちはだかる狸オヤジという役柄なので実にもったいない。しかしこのイヤなオヤジぶりがまた素晴らしいです。新島Joe君と対面していても、食えない男の感じがよく出ててすごくいい。こういう人には純粋なJoe君は全く歯が立たないでしょう。短い場面なのにそんな感じがよく出ててすごいなと思う。
 
2.谷村美月さんー山本時栄

色っぽいですね。以前も書きましたがこの女優さんはお若いのにどうしてあんなに落ち着いているのか不思議1990年生まれで、まだ23歳だそうです。大阪の方で関西弁に慣れているせいなのか自然で、大人だし、母親だし、色っぽくていい女なんですよ。生まれた年を見ても信じられない。本当に上手い女優さんなんだろうと思う。小柄で、丸い顔立ちもどちらかと言えば可愛い感じなのに幼い感じが全くしない。どうしてあんなに落ち着いているんだろう。今回、(問題の)青木さんとのやりとりがありましたが、青木さんが年下に見えるし、時栄さんは既婚の女性=年上のお姉さんに見えるんですよ。なんだか落ち着いていてお母さんみたいにさえ見える。すごいと思う。
 
3.稲森いずみさん=松平照姫

会津戦争の終戦時、みんなを指揮して堂々と大きくて強い女性だった方が、今回本当に小さく見えた。大殿が部屋に入った時、座っている様子が弱々しくてどきっとした。あの小さい感じを演技で出しているんだとしたら本当にすごいと思う。この女優さんは日本髪がよく似合ってとことんお姫様に見える。すごいです。
 
4.綾野剛さん=松平容保

会津編ファンとしては、このお方が出てくると落ち着いていい。話がひきしまる。やっぱり会津の話はこの殿あってのことでしょう。八重ちゃんがいくら京都で頑張ってても、殿にかなわないのはしょうがないと思う。綾野さんも初回の若殿の頃に比べるとずいぶん落ち着きました。この俳優さんははまり役だったと思う。
 
 
俳優さん達はこんな感じ。ちょっと気になった点が一つ。
 
女学校をめぐって八重ちゃんと外国人教師がぶつかる場面。私は全く知らなかったのですが、ネット上で調べてみると、どうやら同志社女学校はアメリカンボードが出資していて、新島襄さんは元々雇われ校長的な立場だったらしい。当時の日本の決まりで、形だけ日本人(新島襄)運営とはしていても、実際にお金を出しているのはアメリカンボード。そのため外国人の宣教師達は学校を彼らの学校だと思っていたらしい。当然彼らは学校経営も支配しようとしたために、日本人教師達とぶつかることになったそう。
 
ドラマでは、八重ちゃんがJoe君のいない間、女学校を外国人の横暴から守ろうとするように描かれていましたが、実際は宣教師達に抵抗すればするほど出資の元がなくなるかも…ということで大変無謀。後で佐久さんが八重ちゃんを諭していましたが、ここは佐久さんが正しい。
 
しかしながら、もめていた場面も、佐久さんが学校を辞める事で収まったように描かれていたのは、現実にはありえないです。現実的な西洋人相手の喧嘩なら、あの場面で佐久さんが一人辞めたからって場が収まるはずがない。彼らにとって佐久さんはあくまでも蚊帳の外。(佐久さんが辞めても)自分達が学校を運営するという主張は一歩も譲らないはずです。

結局最終的にはそのあたりの溝が埋まることはなかったらしい。日本人には誇りがあっただろうし、宣教師達は出資者として当然の主張があった。最初から話が全くかみ合わなかったんですね。このあたりの話は興味深い。

 

2013年11月3日日曜日

A-Trak - Disco Nap feat. Oliver (2012)



Oliverさんがらみで出てきた…



A-Trak - Disco Nap feat. Oliver (2012)
 
Tuna Melt – EP
Released: Dec 04, 2012 ℗ 2012 Fool's Gold Records


いい感じです。なんだか80年頃のヒップホップの香りもする。ノリがいい。この曲にOliverさんがどう関わっているのかは分かりませんが、名前の検索で出てきた。

さてこのA-Trakさんは、ニューヨーク在住のカナダ人・Alain Macklovitchさん。DJでレーベル・Fool's Gold Records のオーナーだそうです。82年生まれの31歳。どうやら15歳ぐらいの若い頃からDJ 技で賞をもらったりしてる人らしい。

…と今Wikiを読んでるんだけど、なかなか有名な人らしいです。有名なスターとも仕事をしてるらしい。

2013年11月2日土曜日

Mötley Crüe - Dr. Feelgood (1989)




モトリー・クルーといえば…。



Mötley Crüe - Dr. Feelgood (1989)

Album:  Dr. Feelgood
Released: 1 Sep 1989
 
 

これこれ、昨日の曲Oliver - Night Is On My MindDillon Fransis Mixを聴いてまず思い出したのはこの曲。音の連想。もっと90年代で音が似てるバンドもありそうだけどまあいいや。

いや…この曲が流行ったときはもう会社員だったので、とくにファンになったわけではないけど、こういうタイプの曲はたま~に好きになる事があった。勢いがあってね。いろいろとエネルギーが余ったときはうるさい音で発散するといい。そういう機能の曲ならヘビメタでもバキバキのエレクトロでも同じよ。最近はあまり必要無いけど。

この曲がなんでいいかって、この曲は

踊れる。

ダンス曲じゃないんで、もってりしてるところもあるけど、基本的にリズムが安定してるし裏も取りやすいし結構踊りやすい。結局踊れればなんでもいいという…。

それにしても派手な人達ですね。趣味が悪いといえばそれまでですが、80年代後半ぐらいのアメリカではこういうものがとても流行りました。頭が大きいんでヘア・メタル(笑)と言っていた。そういえばこの人達もDillon Fransis さんと同じロサンゼルス出身だったな。だいたいロスあたりは勢いがいい音楽がよく流行りますね。あまり頭を使わない感じ。今もそうかな。ギャーギャー騒げればいいみたいな音楽。

このバンドのボーカルの声があまり好きじゃなくて結局この曲以外はほとんど知らないけど、まー…ベースのNikki SixxとドラムのTommy Leeはとんでもなくエエ男やね…と思ってましたハハハハハ。男くっさー。