能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2023年4月20日木曜日

MLB 今年の気になる選手達



もうシーズンは始まっているのですが、ここで今MLBはどこに誰がいるのかを整理した。私の気になる選手だけの個人的なメモ。MLBは選手がどんどんチームを移動するので、誰がどこにいるのわからなくなる。それでちょっと調べた。名前の横の数字は今年2023年の今日の成績。数字はこれから日々変わります。

今年からMLBではピッチクロックが導入され、それに今年からレギュラーシーズンでアメリカとナショナルの両リーグで全チームが満遍なく試合をすることになったらしい(以前はレギュラーシーズンはほぼリーグ内の試合のみ)ということは、アメリカンLのエンゼルスもナショナルLのブレーブスやメッツ、フィリーズとの試合が見れるようになった。ヌート君やマーシュ君が見れるのね。これは楽しみ。


●エンゼルス関連

それにしてもエンゼルス…どうよ。もう知ってるメンバーの方が少ないですね。たった2年間しかMLBを見てないのに、今はもうほとんど別のチーム。マーシュ君もはいなくなったし、今年ウォルシュは怪我中。ロレンゼンもいつのまにかいなくなった。そしてフレッチはトリプルAに格下げになったらしい。えええええええショックが大きすぎ。フレッチのいないエンゼルスなんて…。

ところで今年もやっぱりオーナーはモレノ氏。結局球団は売れなかったのですね。なんだなんだなんだがっかり過ぎ。オーナーが変わったらずいぶん雰囲気も変わると期待したのですけどね。モレノ氏がいる限りミナシアンもついてくる。だめだわこりゃ。おまけに監督も気が短くていけない。

下記のチーム別の選手達の成績を見て思ったのですけど、エンゼルスに一番必要なのはフロントオフィスとマネジメントを変えること。せめてバッティングコーチの上手い人を連れてこなければ状態は変わらないと思った。フィリーズに移ったマーシュ君のバッティング平均AVGを見ろ。彼はすごく成長している。これってフィリーズのコーチがいいってことでしょ。アストロズもコーチが上手いのですよね。エンゼルスも優秀なコーチを雇わなければ選手を無駄遣いしてしまいそう。去年良さそうだったミッキー・モニアックなんて今年はマイナーだ。いったいどうなってるんだろうと思う。

エンゼルス今年はどうなるよ。



それでは今年の気になる選手達



American League

AL East---------------------------
★Tampa Bay Rays
★Baltimore Oriols
★New York Yankees

 Gerrit Cole (P) ERA 0.95 旦那Aチョイス うまいそうだ
 Aaron Judge (CF) avg .273 大きい人 スーパースター
 Giancarlo Stanton (LF) 今怪我中 avg .269 スター
 Kyle Higashioka (C) avg .167 WBCの米のキャッチャー 日系
★Tronto Blue Jays
 Vladimir Guerrero Jr. (1B) avg .338 2世ホームラン
 Yusei Kikuchi (P) ERA 4.70 菊池雄星さん
 Kevin Kiermaier (CF) avg .315 Raysから移籍 青い目
★Boston Red Sox
 Masataka Yoshida (LF) avg .189 吉田っち💕吉田正尚様
 Justin Turner (1B) avg .257 ドジャースから移籍かな?
 Alex Verdugo (RF) avg .338 記憶に残る

AL Central---------------------------
★Minnesota Twins
 Carlos Correa (SS) avg .207 以前アストロにいた
 Kenta Maeda (P) ERA 4.15 マエケン前田健太様
★Cleveland Guardians
 Steven Kwan (LF) avg .247 クワンちゃんかわいい💕
★Detroit Tigers
 Michael Lorenzen (P) ERA 13.5  彼はここにいたのか~
★Chicago White Sox
 Joe Kelly (P) 今怪我中 ERA 10.13 白靴下にいたのね
★Kansas City Royals

AL West---------------------------
★Texas Rangers
 Jacob deGrom (P) ERA 3.48 旦那Aチョイス  速い球だそう
 Corey Seager (SS) 今 怪我中 avg. 359 好き💕
★Houston Astoros
 Luis Garcia (P) ERA 5.14 旦那Aチョイス 髪にビーズ
 Jose Altuve (2B) 今怪我中 avg_  好き💕
 Jeremy Peña (SS) avg .211 かわいい
 Yordan Alvarez (LF) avg .262 強い打つ
 Kyle Tucker (RF) avg .313 端正打つ
★Seattle Mariners
★Oakland Athletics
 Shintaro Fujinami (P) ERA 11.37 藤浪晋太郎さん
 Tyler Wade (LF) avg_ ここにいたのか
★Los Angeles Angels
全員なのですけど成績のいい人を 
今年はずいぶんメンバーが変わった
 Tucker Davidson (P) ERA 2.84 
 Patrick Sandoval (P) ERA 3.38 ちょっとかわいい
 Shohei Ohtani (P) ERA 0.86 (DH) avg .269 大谷様!超スター!💕💕
 Logan O'Hoppe (C) avg .283 よく頑張ってる
 Anthony Rendon (3B) avg .256 親分たのむわ
 Gio Urshela (3B) avg .297 いいね
 Hunter Renfroe (RF) avg .264 
 Mike Trout (CF) avg .299 鱒兄さんたのむわ
 Taylor Ward (LF) avg .224 ワード君たのむわ
 Max Stassi (C) 今怪我中
 Jared Walsh (1B) 今怪我中 早く帰ってきて
 David Fletcher (SS) フレッチ💕💕
  40-man rosterからはずれたらしいぞ キビシー
  今Triple-A Salt Lakeだって
  フレッチのいないエンゼルスなんて シクシク
  フレッチ君もそろそろ移動かな


National League

NL East---------------------------
★Atlanta Braves
 Max Fried (P) ERA 1.08 麗しい Maxフリード様💕
 Raisel Iglesias (P) 今怪我中 ERA 3.00 陽気
 Austin Riley (3B) avg .282 青い目打つ
 Ronald Acuña Jr. (RF) avg .367 打つ人
★New York Mets
 Max Scherzer (P) ERA 3.72 スター
 Kodai Senga (P) ERA 3.38 千賀滉大さん
 Justin Verlander (P) 今怪我中ERA 3.24 バーランダーメッツに移動
★Miami Marlins
 Yuli Gurriel (1B) avg .265 アストロズにいましたね
★Philadelphia Phillies
 Aaron Nola (P) ERA 5.91 ノラ弟
 Zack Wheeler (P) ERA 4.79 名前は覚えてる
 J.T. Realmuto (C) avg .269 覚えてる
 Alec Bohm (1B) avg .311 打つ人
 Trea Turner (SS) avg .314 嫌いよ でも打つ人
 Brandon Marsh (CF) avg .356 大好きアイドル💕今年調子いいの?
 Kyle Schwarber (LF) avg .200 怖い でも打つ
 Bryce Harper (DH) 今怪我中avg ._ スター打つ
★Washington Nationals

NL Central---------------------------
★Milwaukee Brewers
★Chicago Cubs
 Cody Bellinger (DF) avg .294 好き💕ベリン様が遠くにいってしまった
 Seiya Suzuki (RF) avg .364 鈴木誠也さん
★Pittsburgh Pirates
★St. Louis Cardinals
 Lars Nootbaar (CF) avg .231 ヌート君💕
 Nolan Arenado (3B) avg .293 かっこヨ
 Tommy Edman (SS) avg .274 WBCで韓国のチームにいた人
★Cincinnati Reds

NL West---------------------------
★Arizona Diamondbacks
 Dominic Fletcher (RF) 今マイナーavg .281 フレッチの弟
★Los Angeles Dodgers
 Julio Urías (P) ERA 1.90 眼鏡 うまい
 Tony Gonsolin (P) 今怪我中 ERA_ 猫好き猫のスニーカー
 Clayton Kershaw (P) ERA 2.52 スター
 Noah Syndergaard (P) ERA 4.91 シンダーガードドジャースにいたの?
 Freddie Freeman (1B) avg .303 よく打つ
 Chris Taylor (SS) avg .125 打つ 今年スランプ?
 Mookie Betts (RF) avg .266 スター 打つ
★San Diego Padres
 Juan Soto (LF) avg .194 スター
 Manny Machado (3B) avg .238 暴れん坊スター
 Yu Darvish (P) ERA 3.44 ダル様💕
 Kim Ha-seong (2B) avg .217 元気がいい
 Austin Nola (C) avg .143 渋いノラ兄
★San Francisco Giants
★Colorado Rockies
 Kris Bryant (LF) avg .293 イケメンで有名 ここにいたのか


2023年4月19日水曜日

映画『エルヴィス/Elvis』(2022):もっとエルビスを見せて!






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『 Elvis (2022)/米・豪/カラー
/2 h 39 m/監督:Baz Luhrmann』
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オースティン・バトラー 100点!いや130点!200点!座布団100枚!
編集・映画そのもの   20点 長過ぎる うるさい編集
トム・ハンクス     マイナス50点!出てくるだけで苦痛


去年の年末に見た映画シリーズ。テレビでやっていたので録画した。

まず尺が長過ぎ。編集が細切れで落ち着きがない。トム・ハンクスが出過ぎ。これはエルビスじゃなくてパーカー大佐の映画ですね。騙された感じ。トムハンクスが出てくるたびにうんざり。トムハンクスを編集で外して90分みっちりオースティン・バトラーを見せてほしい。

オースティン・バトラーのエルビスは素晴らしかった💕


監督はあの『Moulin Rouge!』(2001)のBaz Luhrmannさん。あの映画は確かに面白かった。華やかで楽しくてゴージャスで猥雑で嘘っぽくてすごくよかった(1回しか見ていないけれど)。あの軽いゴージャス・エンタメのノリでエルビスの映画を撮ったということかと最初は思った。


最初から忙しい編集には閉口。それでもまぁBaz Luhrmannだからしょうがないよねと我慢。それよりもオースティン・バトラーがいいじゃん。かっこいいじゃん…というわけで見続ける。しかしそれにしても忙しい編集だ。

ところが編集の落ち着きのなさを我慢しながら1時間、1時間半…と進んでいくうちに首を捻り始める「これってエルビスの映画なのか?」「エルビスのかっこいいステージの場面や活躍が全部ぶつ切りで、全部トムハンクスが被せて喋ってるじゃん」。

そう。トムハンクスが出過ぎ。すごく邪魔。イライラさせられる。あのアクセントも声のトーンも、もう頼むからトムハンクス出てこないでくれ。



もったいないのですよ。オースティン・バトラーが素晴らしいから。彼のエルビスが素晴らしいの。このエルビス役に金髪のバトラーさんを選んだキャスティング・ディレクターに大きな拍手。素晴らしい素晴らしい。


私はエルビスのファンであったことはない。アメリカ人と関われば、エルビスがアメリカのスーパースターだったという評判はよく聞こえてくるけれど、私は彼の音楽もルックスもそれほど好きなわけではない。時代が違い過ぎる。

だからこそ私は映画でエルビスの輝きを再現してくれることに期待した。エルビスの魅力を見せてくれればそれでいい。この映画をきっかけにエルビスに興味を持てればもっといい。最初はまったく期待していなかったのだけれど、

オースティン・バトラーがかっこいい


それでOK、OK。いや~かっこいい。しかしよくあの明るい印象の俳優さんをエルビスみたいな濃厚なキャラにキャスティングしたものだと思う。むんむん。素敵。彼のエルビスを見るだけでもいい。

こういう(現代のスターの)伝記ものの映画は、どうしても俳優さんのモノマネ大会になってしまうのが普通なのだろうけれど、バトラーさんのエルビスはモノマネ以上。雰囲気がいい。声がいい。私はエルビスの古い映像を見てもかっこいいと思ったことはないけれど、バトラーさんのエルビスはいい。

確かにこの映画の撮影チームはエルビス/オースティン・バトラーの魅力を捉えることには成功しているのですよね。文句なし。本物のエルビスと役者さんを比べて、顎の大きさや身体の厚みを考えれば、必ずしも本物のエルビスにそっくりだとは言えないのだろうけれどこのエルビスは魅力的。それならいい。

こういう映画なら、エルビスがステージで輝く様子を見せてくれればいい。ステージで歌う男の魅力をキラキラさせてくれればそれでよし。当時の女性達にとってエルビスがどんなに魅力的なスターだったのかを想像させてくれれば…そして観客の一人の私もほぉ~と言わせてくれればそれでよし。バトラーさんはその仕事をきちんとやっていると思う。そして彼の魅力を捉えた撮影もいい。


だからこそ問題は編集。うるさいうるさい。この監督さんは今の若者をターゲットに映画を撮ったのだろうか…とにかく編集に落ち着きがなくてイライラさせられる。いい場面かな~と画面に見入ると3秒で他の映像に切り替わり、また戻ってきたからエルビスを見ているとすぐに他の映像に切り替わる。そしてトムハンクスの声が絡んでくる。

なんだか映画のトレーラーか総集編をみているようだ。

画面が秒ごとにコロコロ切り替わって落ち着いて見ていられない。エルビスのステージの様子をぶった切りにして画面を切り替える編集にだんだんイライラして疲れてきて、最後は「もうトムハンクスひっこめうざ~」と文句も言いたくなる。そして「早く終わんないかな…」だってこの映画、2時間30分超えですもん。長いわ。長過ぎ。トムハンクスを全部カットして90分ぐらいに編集しなおして欲しい。

トム・パーカー大佐のナレーションとか、彼がいちいち何を考えていたのかとか、彼がその後どうなったのかとか、全くいらない。パーカー大佐なんて全く興味なし。全然なし。

エルビスが出演した映画の撮影の話をもっとして。ステージをもっと見せて。もっともっとエルビスの活躍を見せて!

そもそもこの映画のタイトルは『Elvis』。それなのにこの映画はパーカー大佐がエルビスを見て、経験して、考えた映画…これは大佐の映画なのだと2時間以上見続けた後で気付いてがっかり肩透かしで文句ブーブー。


そんなわけで近年稀に見る

もったいないな~



と思った映画でした。エルビス/オースティン・バトラーのかっこよさに魅了されて、もしこの映画をエルビスのステージの様子を中心にエルビスの視点で彼の人生を描いたらどんなにいい映画になっていただろうかと思う。惜しい。もったいない。実にもったいない。

オースティン・バトラーは髪の色を濃くしたことで、青い目が強調されて本当に素敵。できればオースティン・バトラー/エルビスのステージのシーンの映像を再編集してMusic Videoとして全曲分見せて欲しい。

このエルビスはいい。それだけは本当によかった。💕



2023年4月18日火曜日

ブログのヒットカウントが下がり続ける



もう、おわ~りだね…というぐらい下がってますねぇ。困った 😩

そうか今の時代は皆ツイッターやインスタなのか。もうブログの時代じゃないのかもな~なんて思いながら他所のブログを見ると、とあるAmebaの人気ブログは「いいね」の数だけで2000件を超えていたりする。ほ~。ダメダメなのは私だけか。そうかそうか

自分用に続けようとは思うのですけどね。感想文と音楽メモブログ。


それにしても下がった。
一番モチベが下がったのはGoogle Analyticsの結果。

以前はGoogleのBloggerについてくる(あまり正確ではない)「Stats」だけで満足していたのだけれど、2021年にあまりにもBotらしいヒットカウントが多いことに気付いて「それなら正確なヒット値が知りたい」とGoogle Analyticsに登録。

その結果、確かにヒット数は減ったのだけれど驚くほど酷いわけでもなく「まぁそんなものだろう」と納得していた。

ところが去年の夏頃からGoogle Analyticsが「カウントの方式を変えるので新しい方式に移動しろ」と言い始めた。
今までの方式はUniversal Analytics (UA)
そして新しい方式はGoogle Analytics 4 (GA4)
その新しいGA4に移動しろと言う。

それで去年の年末になんとか移動できたと思ったのだけれど、カウントがびっくりするほど減った。異常なくらい減った。それでGoogle Tag Managerなどというものも入れてみた。UAはまともに動いているようで緑印が出るが、GA4 青印が出て「Invalid or missing account ID」などと言う。どうやら正しく設定されていないらしい。しかし直し方がわからない。

特に気になることがある…
ビジターの使用する端末別の比率がUAとGA4で全然違う。なぜだろう? 現在、UAとGA4が並行して動いているのだけれど

UAでのビジターの使用端末の比率が
 Desktop 43.6 %
 Mobile 52.3 %
 Tablet 4.1 %
…これは納得です。

ところが新しいGA4では
 Desktop 88.2 %
 Mobile 2.9 %
 Tablet 8.8 %


これはどういうことだ?
UAで 52.3 %のMobile(携帯)数が GA4では2.9 %になっている。ビジターの携帯使用率は以前より増えているはずなのに、GA4ではカウントされていないのだろうか?

そのせいなのか、全体のヒットカウントも現行でGA4はUAの半分。
(ちなみにBloggerに元々付属している(不正確な)ヒットカウント機能「Stats」の値はUA値の2倍)

とりあえずUAのヒットカウントなら「まぁいいか」と思える数も、GA4になると「もう時間を作って労力をかけることもないな」と思う数で、モチベがダダ下がり。

Google が今年になってから、Google Analyticsの迷えるユーザーのために「手を入れて調整する」などと言っていたので、3月あたりに改善するかと思ったのだけれど数値は改善されないまま。やっぱり今も新GA4のヒット値は旧UAの半分しかない。


もうモチベが下がるだけでいい気分じゃないので、このままならGoogle Analyticsのアカウントを削除して正確なヒットカウントのことは忘れようかと思う。もうどうでもいいもんね。

ブログは自分のためだけにやるべし。ほんと。

備忘録というのか、ブログで文化感想文日記を付けているのは自分用に便利なのでぼちぼち続けようとは思うけれど、なんともショボい結末になってしまった。トホホ


お猫様H:おっさんと猫



おっさんと猫がブラッシングで和む


おっさんと猫は相思相愛。
おっさんにはいつも可愛い従順なお嬢さん。
猫さんはおっさんと海亀と三人で和むのが嬉しいらしい。


2023年4月13日木曜日

Halima - Talk (2022)



琴線に触れる



Halima - Talk (2022)
Talk – Single
Halima
Released: August 12, 2022
℗ One Percent Genius



音と音のスペースが気持ちいい。
しばらく前に英国のチャートで見つけた曲。いい曲だとメモしていた。

Halimaさんは米国ニュージャージー州生まれ。母親に連れられてLagos(ナイジェリアかな)とロンドンを行き来して育つ。9歳の時にギターを手に入れ曲を書き始める。後に米国に戻りニューヨークのブルックリン在住。他の名前ではHalima Edozoe-Akinlade, Halima Edozie-Akinlade。あまり情報がないのだけれど、彼女の最初のシングルのリリースは2018年。YouTubeで曲を聴いてみたらいい曲が多い。


この曲のサウンドのコアはアフリカの打楽器ジャンベドラム/djembe drumsと彼女の声。それにギター。シンプルな構成だからこその美しさ。繊細な音の美しい曲。ドラムはOludaréさんというお方。そしてこの音作りは米国の有名プロデューサーMikey Freedom Hart(Singer-songwriter, multi-instrumentalist, and record producer)さんによるもの。


なぜこの曲を今とりあげたのか。それは先日とりあげたDavid Sylvian、それから彼のソロになる前のバンドJapanの後期の曲に、この曲と似た音があったと思ったから。80年代の彼らの曲は凝ったドラムの音の曲が多い。音の連想で思い出した。この曲をメモしたのはしばらく前なのだけれど、先日David Sylvianの曲を取り上げたのでその繋がりでこの曲も取り上げようと思った。

このHalimaさんの曲は、今の機械処理の多い曲を聴いた後ではとてもシンプルで新鮮に感じる。しかしこういう音(民族楽器を使った曲…特にアフリカの楽器)は1980年代にも欧米のミュージシャンがよく取り入れていた。

Japanが一番最初に思い浮かんだのだけれど、そういえば同じ頃 Peter GabrielもアフリカのミュージシャンYoussou N'Dourとコラボしたりしていた。1980年代には民族音楽を取り入れた欧米のポップスがいくつかあったことを思い出した。


Talk
Halima
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私は迷っていて
それでもわかってる
張りつめる空気が
私達をここで繋ぎとめる
私をどう愛すればいいか わかっているでしょ
私の心はゆっくりすぎて
私の目を見つけてと あなたに懇願する

私達が争うその時
それが正しくなくてもいい
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
私は我を忘れていた
理性を失っていたと

話さない時でさえ
それが私の中心を麻痺させているのを感じ
それが私を押し黙らせる
でも baby わかるでしょ
私達が何のために争っているのか
何度も電話する
心の安定のために
あなたが そんな風に泣くのを見る時
私は正さなければならない

私達が争うその時
正解である必要もなく
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
私は我を忘れていた
我を忘れていたと

私達が争うその時
それが正しくなくてもいい
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
我を忘れていた
私は我を忘れていたと

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2023年4月12日水曜日

映画『パディントン/Paddington』(2014):ニコル・キッドマンにもっと毒を






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『 Paddington (2014)/英・仏・米・中/カラー
/1 hour 35 minutes/監督:Paul King』
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去年のクリスマスの頃に見た映画の感想メモ・シリーズ。Netflixで。

これも見ていなかったので見ようと思った。去年のエリザベス女王のPlatinum Jubileeの映像で出てきたPaddington熊。女王様に向かって熊が「マーマーレード・サンドイッチはいかがですか?もしもの時のためにいつも持ってるんですよ」と問えば「So do I. I keep mine in here./私もよ。私もここに持ってるの」と女王様が答える。あのPaddington熊。そういえば映画を見ていなかったな。じゃあ見ようか。


ここのところ思い立って去年の年末に見た映画の感想をメモしておこうと見た映画をリストアップして感想文を書き始めたのだけれど、実はこの映画のことはすっかり忘れていた。見たことさえ忘れていた。印象に残らなかったということだ。

トレイラーを見ていて思い出した。あ そうそう ニコル・キッドマンが悪役だっけ?

英国の子供向け映画。原作もあるらしい。そのキャラクターは昔から有名。ぬいぐるみも売っていた。Paddingtonの駅に行った時も「あの熊の…」と思った記憶があるので、Paddingtonのキャラクターぐらいは知っていたのだろうと思う。

というわけで見て…まぁ普通の子供向け映画。あんまり面白くないですかね。

一番の問題は中途半端なニコル・キッドマンの悪女ぶり。
ニコル・キッドマンがらみのプロットに無理がある。
そして熊があまり可愛くない。


この映画のInternet Movie Databaseのスコアは10点満点の7.3点。Rotten Tomatoesでのプロの批評家のスコアは驚くなかれ97点!ほおおおそうか。すごいハイスコアなのね。おまけにBAFTA Awards (British Academy Film Awards)では2カテゴリーにノミネートされ、Writers’ Guild of Great BritainではBest Screenplay受賞。Empire Awards, UKではベストコメディ賞…などなど他にもノミネートと受賞がいくつか。

まぁこういう映画に文句を言ってもしょうがないか。しかしこれそんなに面白い?子供には面白いのか。『デイブは宇宙人』があれほど低評価なのになぜこの映画はこれほど高評価なのだ?不条理。



★ネタバレ注意

そうだ 予告トレイラーを見ていてニコル・キッドマンが悪役だと思い出した。配役としては面白い。しかしもっとぶっちぎりで怖い女になって欲しかった。

ニコル・キッドマンのルックスにもっと毒が欲しかった。あのキャラは中途半端でしょう。普通の服の普通の美人だもの。そのあたりが映画全体も記憶に残らない理由だろう。『101匹わんちゃん』のクルエラドビルのグレン・クローズはノリノリでよかったぞ。ニコルさんにもあれくらい思い切って欲しかった。

…それになぜ彼女は熊を殺しに来るんだっけ?

お父さんの発見を証明したいのなら、生きた熊でもいい。街の人々も喋る熊を見てあまり驚かないし。剥製にしてもあまり意味がなさそうだ。なによりもお父さんが喜ばないだろうに。

ロンドンを舞台にした映画はいいんですけどね。街が懐かしいわ。


2023年4月11日火曜日

映画『ジミー・O・ヤン 人生はお買い得/Jimmy O. Yang: Good Deal』(2020):おもしろいヤンさん






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『 Jimmy O. Yang: Good Deal TV Special (2020)/米/カラー
/57 minutes/監督:Marcus Raboy』
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Amazon の Prime Video 。

香港生まれでアメリカ育ち…アメリカ人の中国系コメディアン ジミー O ヤンさんのスタンドアップコメディ。これも去年のクリスマスに落ち込んでいた時に見て大笑い。

私は(前も書いたけれど)コメディでなかなか笑わない人間でして。脚本として書かれたものも笑わないし、瞬間芸やリアクションもほとんど笑わない。昨日書いた『デイブは宇宙船/Meet Dave』では珍しくゲラゲラ笑ったけれど、そもそも私は日本にいたときもコメディではあまり笑っていなかったような…あ、『ひょうきん族』では笑ったな。アダモちゃん。それからコロッケさんのものまね。でもあのころは私も若かった。…なぜか知らねど今の私はコメディではあまり笑わないのですね。なかなか沸点にまでいたらない。

日本でもそんな風だからアメリカのコメディ関連はほぼ全滅。スタンドアップ・コメディで笑った記憶は一度もない。最近のサタデー・ナイト・ライブも全然笑えない(昔のやつは結構おかしいと思うが)ので見ていない。英国にいたときはちょこちょこおかしいものもあった。でもそれでもにやにやするぐらい。笑いの沸点が高いのだと思う。日常ではすごく面白がり屋なのに。

旦那Aは笑いの沸点の低い人で、どのコメディを見ても大声で笑う。おめでたき人。まるで漫画のように「うわっはっはっはっは~」と毎日最低2、3回は笑う男。夫婦でなかなか同じレベルで笑えない。


というわけでこのスタンドアップコメディもそれほど期待はしていなかった。見ようと思った理由は以前に見たヤンさんの映画『ラブ・ハード/Love Hard』で彼がすごくいいキャラだったから。すごくかわいいし面白かったから。

というわけで見たら…ヤンさんおかしいわ爆笑。なぜ?なぜ?なぜなぜなぜ?すっごいおかしい。これって…なんだろう?アジア人の笑い?すごくおかしかった。

内容は「アメリカのアジア人」であることがテーマ。だから見ていて「うんうんうん」と頷くことがすごく多い。予想もしていなかったところで不意をつかれた感じ。面白いです。目の付け所がおもしろい。なるほどね~と感心もする。

アメリカに暮らす(白人の文化圏で暮らす)アジア人であることのアイデンティティ…自分の中のアジアの位置や、マジョリティ/他人種からのアジア人に対しての偏見やステレオタイプ。またアジア人の家族のあり方、伝統的なアジア人のあり方を、モダンなアメリカの若者として観察する視点。…などなど私が見ていても「わかるわかるわかる」の連続。すごく面白い。

お父さんとの関係が最高。お父さんは彼のことを「ジミャ、ジミャ」と呼ぶ。小さな「ャ」が最後にくっついている笑(私も旦那Aの名前の最後に「ョ」を付けて呼ぶ)。そしてお父さんがテレビを見ながらいつも「ぅんんんんん~」と唸り、くしゃみをしてまた大声で叫ぶのがおかしい笑笑笑。わかるわかるわかる日本のお父さんも同じよ笑。そこで笑いが止まらなくなった。ノイズ音の沢山出るアジアのお父さん笑笑笑笑笑笑笑。

ヤンさんは頭がいいお方なのですよね。数学がよくできた(いかにもアジア系のステレオタイプ)と言ってますがすごく頭がいい人なのだろう。異文化を比べてこんなにおかしく話せるなんてすごいと思う。尊敬。

そしてかわいい。何をやっても言ってもかわいい。またそれがジョークのネタにもなってる。うまいね。

多少品がないのはアメリカのスタンドアップコメディのお約束。放送禁止言葉とか下ネタが絡むのはどのコメディアンを見ても同じ。そういうノリ。今の生のコメディはそういうもの。お約束だからそういう口調になる。それでも彼はかわいい。

というわけでアメリカのコメディで珍しく笑えた作品。ほぼ1時間で全編おかしい。またヤンさんがこういう映像を出したら見る。


彼はその後も順調に俳優として活躍なさっているそうだ。これから彼の出ているNetflixのドラマ『Space Force』も見ようと思う。

『Space Force』には、ヤンさんのお父さんRichard Ouyangさんもご出演なさっているそう。息子のジミーOヤンさんが俳優を始めたのを見て「お前にできるなら わしもやる」とオーディションを受けて実際に俳優を始め、もうすでに7つの映画やドラマに出てるらしい。TVコマーシャルにもいくつか出てる。なんか親子でおもしろいヤンさん家。すごいね。