能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2022年1月27日木曜日

Years & Years, Galantis - Sweet Talker (2021)



オリー君  かわいいね



Years & Years, Galantis - Sweet Talker (2021)
Official Lyric Video
Sweet Talker - Single
Years & Years and Galantis
Released: November 24, 2021
A Polydor Records release; ℗ 2021 Universal Music Operations Limited



Years & Yearsのオリー君。かわいいです。彼は役者。MVでは表情豊かに演じてます。お金をかけたゴージャスなビデオ。楽しい。最初はちょっと酔う。

男の子が恋人に話しかける歌ですが、相手の事を「僕の夢の男」と言っても今は自然に聞こえる。LGBTQの歌も、受け取る側が自然に受け取れるようになってきました。和訳も穏やかな男の子の言葉。普通の恋の歌。僕は君が好き…という歌。


★Years & Yearsは以前のバンド構成から2人が抜けて、現在ソロでOlly Alexanderさんのみ。彼は英国のsinger-songwriter、 producer、 and multi-instrumentalist。1990年生まれ

★Galantis
スウェーデンのEDMプロダクション、作曲とDJのデュオ。メンバーはChristian Karlsson さん、 Linus Eklöwさん。活動は2012年から。ジャンルを見るとEDM関連のナンデモ屋みたいです。英国でもアメリカでもよく売れているらしい。


Sweet Talker

Years & Years, Galantis
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君はロマンスを書いて スローにダンスして
僕の手の中に入ってきた 僕が気づく前に 
君は僕の奥にある弱みを見つけたんだね
秘密にはできなかった それは君だったんだよ

僕は降参しないように 必死に抵抗してる
でも君は いつも何を言えばいいのかわかってる
Oh なぜ Oh どうして Oh なぜ 僕は聞いてしまうんだろう
君がいつか破る約束を

君は スウィート・トーカー
君は 僕に信じさせる
全ての嘘を 美しい響きで

君は 甘い言葉の達人
僕の夢の男
おしえて 君は何処 君は今何処にいるの?


Sweet talker (uh)


僕は追いかけたい 味わいたい
この熱望は なにものにも代えがたい
また一瞬だけ 期待する
僕が 君の求める男になれることを

僕は降参しないように 必死に抵抗してるんだよ
でも君はいつも何を言えばいいのかわかってるね (you always know, know)
Oh なぜ Oh どうして Oh なぜ 僕は聞いてしまうんだろう
いつか君が破る約束を

君は スウィート・トーカー
君は 僕に信じさせる
全ての嘘は 美しいサウンド

君は 甘い言葉の達人
僕の夢の男
おしえて 君は何処 君は今何処にいるの?


Sweet talker (uh)


Would you lie 嘘をつくの、僕に嘘をつくの?
Would you lie 嘘をつくの、スウィート・トーカーさん?
Would you lie 嘘をつくの、僕に嘘をつくの?
Would you lie 嘘をつくの、甘い言葉の達人さん?

(僕に話し続けてハニー )
Would you lie 嘘をつくの、僕に嘘をつくの?
(今僕に話しかけて)
Would you lie 嘘をつくの、スウィート・トーカーさん?
(僕に話し続けてハニー)
Would you lie 嘘をつくの、僕に嘘をつくの?
(今僕に話しかけて )
Would you lie 嘘をつくの、甘い言葉の達人さん?

君はスウィート・トーカー
僕の夢の男
おしえて 君は何処 君は今何処にいるの?

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Songwriters: Christian Karlsson / Mark Ralph / Max Wolfgang / Olly Alexander
Sweet Talker lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC, Universal Music Publishing Group





2022年1月26日水曜日

大阪編が終わったのかな…1964年頃『カムカムエブリバディ』第13週 60話



なんと…もう大阪編が終わったのかも。59話でるいちゃんは自暴自棄のジョー君を海で救い、今回60話ではとうとう結婚してしまう。すごいな。るいちゃん早いね。勇気がある。まだ20歳ぐらい?すごいと思う。

前回57話の感想では、ジョー君がダメダメだと書いたのですけど、るいちゃんは諦めてません。すごいわ。それよ。それがね…愛を貫く女性の強さ。強い愛。きっと幸せなんだろうな。すごいと思う。私には出来ないですもん。あ、そうか…とすぐやめる。ジョー君は特に物を投げたりして大変だもの。面倒見きれない。るいちゃんすごいわ。


それにしても大坂編はもう終わりだろうか?もう大坂編の人々は出てこないの?私この大坂編の人々が大好きだった。クリーニング店の優しい竹村平助(村田雄浩)+和子(濱田マリ)夫妻。それからジャズ喫茶の穏やかな木暮洋輔(近藤芳正)さん。それにほのぼの近所の西山おじさん(笑福亭笑瓶)。それにいつも宙を見つめるイイ奴トミー(早乙女太一)。みんないい人ばかり。すごく好き。だから彼らがもう出てこないのかと思うと寂しい。

なぜるいちゃん達はそんないい人達を離れて京都に行ってしまったのだろう?


るいちゃんは場所を変えますね。岡山も離れた。また大阪も離れる。心機一転。また再出発。しかし移動を重ねる人生も結構大変だと思うぞ。

このドラマは、るいちゃんが土地を離れた後、前の場所に全く戻らないのが不思議。岡山の実家には全く帰っていないのだろうか。勇叔父さんには会いにいっていないのか。それなら大阪のクリーニング店のおじさんおばさんにも会いに帰ってこないのかな。なんか…また彼らに会いたいですよね。木暮さんにも。ジョー君はトランペットを完全に諦めるのだろうか。

まだまだどうなるかわかりません。キレるジョー君とうまくやっていけるのだろうか。


楽しんで見てます。るいちゃんの深津絵里さんが若い娘さんに見えるのが本当にすごいと思う。ジョー(オダギリジョー)君はまたほのぼのジョー君に戻るのか。それともまた時々キレるのか。どうなるかわからないぞ。るいちゃんがんばれ。

ベリー(市川実日子)さんは京都の人なのでまた出てくるかな。今日のベリーさんはピンクの着物がすごく綺麗だった。


2022年1月25日火曜日

BUMP OF CHICKEN - 才悩人応援歌 (2007)



~解放へ



BUMP OF CHICKEN – Sainoujin Ouenka (2007)
たぶん埋め込みのリンクはブロックされると思います
Album: Orbital Period
Released: December 19, 2007
℗ 2007 TOY'S FACTORY / LONGFELLOW



「才悩人応援歌」。この曲は取り上げようかどうしようかと迷った。3日間ぐらい悩んだ。なぜならこの曲を取り上げれば、海亀がどういう人間なのかが一発でわかってしまう。恥ずかしいじゃないですか。 この曲を聴いたのは中途半端な中年…40代半ば。40代半ばでこの曲を聴いて穴に入りたくなった。たぶん泣かなかったと思うけれど、初めて聴いた時はただ心臓をえぐられたようで無口になった。歌を聴いてこんな思いをしたことは他にない。


BUMP OF CHICKENの歌を聴いて、泣いたとはっきり覚えているのは「飴玉の歌」と優しい「beautiful glider」。 BUMP OF CHICKENの藤原基央さんはすごい歌をお書きになる。

「乗車権」のわけのわからない焦燥感には覚えがある。「イノセント」には今でも心震える。「分別奮闘記」のユーモアに笑う 。「ギルド」は中途半端な中年で聴くとこたえる。 その他「メーデー」「スノースマイル」「supernova」「時空かくれんぼ」「魔法の料理 ~君から君へ~」「宇宙飛行士への手紙」…いい曲が沢山。バンドの音もいい。QUEENが時々出てくる。POLICEもある。radiohead、90年代のギターバンドも出てくる。音もすごくいいバンド。


「才悩人応援歌」…40歳を過ぎてこんな歌に出会ってびっくりした。まー的確ですよね。驚いた。やられたなと思った。刺さった。


なぜ40代も半ばを過ぎた人間に刺さったのか。 その頃の私は、既ににいろんな事に決着をつけたと思っていた。「もうだいじょうぶ」だと思っていた。当時は自分の心を文章にすることは無かったけれど、まぁだいたい「私の人生なんてこんなものだろう」と納得しようとしていた。

…18歳で大きすぎる希望を持って上京。大学へ。自分に才能があるんだろうと思い込んだ。それで就職。仕事も結構うまくいった。しかし行き詰まりも感じた。そんな時に旦那Aに出会って海外へ飛んだ。それまで築いた仕事上の経験も信頼も自信も全て捨てた。悔いは無かった。またゼロからやり直し。冒険の再出発。学びなおし。そのまま家族になるとも思っていた。いろいろあって子供を持たないことになった。 …結局30代後半で、仕事もなく、人の親になることもなかった。何も残らなかった。だからユースレスのルーザーでドアマットの役立たずなクリープだと自分を恥じ英国で2年間ノイローゼになった。40を過ぎて東京でなんとか持ち直す。また移住してふらふらして誤魔化して、この地に落ち着いた。安堵した。

もう悩まない。自意識や叶わなかった夢や色んなモノ…全てクリアしたつもりで「こんなもんだよね」とだらだらしていた。そしたらこの歌に出会った。

  得意な事があった事  今じゃもう忘れてるのは
  それを自分より 得意な誰かがいたから

  ずっと前から解ってた  自分のための世界じゃない
  問題無いでしょう  一人くらい 寝てたって

  期待される様な 命じゃない

  問題無いでしょう 一人くらい 消えたって


今NHKの朝ドラ『カムカムエブリバディ』でトランペットを吹くジョー君が悩んでいる。先日は彼のルイちゃんに対するキツイ言葉を聞いて頭にきて文句を書いたのだけれど、考えれば…彼も追いつめられて悩んでいるわけだ。そりゃ辛いだろう。確かに。人に当たるのはよくないけれど。

40代半ばの頃の私も、そのような自分の過去…何かを頑張ってたこと、自分に期待していたこと、出来なかったこと、思ったようにならなかったこと…そんなものを時々振り返って「これでよかったのかな~でもしょうがないよね」などと思いながら、まだその現実を心の中で受け止めきれずにいたのだろう。だからこの歌の歌詞の言葉の一つ一つが刺さった。落ち込むわけではなかったけれどすごい歌だと思った。こんな歌を書く人はどんな人だろう。尊敬した。


あれからほぼ10年ぐらい経った。もう迷いはない。夢?なんですかそれ?いや…嘘じゃない。もう全て終わってる。何もいらない。でも落ち込んでいるわけじゃない。淡々と生きる。自分のことはあまり考えたくない。今でも自分を好きになったとは言いがたいがそんなことはどうでもいい。十分に幸せ。自分は幸せだとわざわざ自分に言い聞かせなくてもいい。

私の夢はなんだったのだろう? きっと私は胸を張って自分を自慢できる人間になりたかったのだろうと思う。得意な事をやって皆に褒められたかった。自分が好きな人間になりたかった。それが出来なかったからずいぶん長い間悩んだ。中ニの秋が40半ば過ぎまで続いていた。結局自分のことしか考えてこなかった人生。実にくだらない人生。面白かったけど。


50代も半ば。60に近づく頃になると、そのような悩みはなくなる。もう全て終わった。これから生きても、今のように脳が動くのはせいぜい20年ぐらい。いやもっと早く衰えるかもしれない。あっという間だ。もうお終いに向かっている。そんな年齢になると達観し始める。過去に何かが出来なかったからと落ち込むこともない。ただ今あるものを感謝して淡々と生きればいい。

紅白でひさしぶりにBUMP OF CHICKENを見た。 たぶん10年ぶりぐらいにこの歌を聴いた。最初はなぜこの歌が刺さったのかも思い出せないくらいだった。何度か聞いているうちにだんだん思い出してきた。

面白いもので、40代半ばで刺さった歌は、今は勝利の歌にも聴こえる。妙な爽快感。不思議。もう悩まなくていい。私は私に関する悩みから解放されている。歌えば間違いなく「自分のための歌」が歌えるようになっている。今は満面の笑みでこの歌が歌えるようになっている。今でもこの歌は心に沁みる。

20代でこの歌を聴けば…どう感じただろう。30代、40代。50代で聴いてもそれぞれに違う角度から心に響く。この歌はそんな歌。すごい歌。



2022年1月24日月曜日

映画『時の面影/The Dig』(2021):大英博物館で実物を見たい






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『The Dig (2021)/英/カラー
/1h 52min/監督:Simon Stone』
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週末に見た映画。Netflixにて。

英国の東海岸の側…イースト・アングリアのサフォーク州ウッドブリッジ近く。同地での1939年の考古学的大発見の再現映画。実際の出来事を元に書かれたJohn Prestonによる小説の映画化。


1935年.サフォーク州の海岸沿いに広大な土地を所有する未亡人エディス・プリティが、アマチュア考古学者バジル・ブラウンを雇い、その土地にある墳丘墓を発掘。考古学上の大発見をする。ほぼその再現映画

時代は1935年。20世紀に起こった事実を元にした話の再現なので当時の資料も多く、ほぼそのまま…ドラマチックな脚色も少なく事実を再現したもの。淡々とストーリーは進み、映画としてはそれほど面白いものではないかもしれぬ。

面白いと思うかどうかは、その考古学上の大発見にロマンを感じるかどうかだろう。旦那A、それから遠方の年配の男性の友人は面白いと言った。私は淡々と見た。


この大発見で発掘された宝物は大英博物館に展示されている。

英国にいた頃に大英博物館には数え切れないほど行った。渡英したばかりの頃は、数日かけて一部屋一部屋全てのものを丹念に見た。残念ながらこのSutton Hooの宝物を見た記憶や記録(写真)はないのだが、この発掘での宝物は考古学上英国最大級のものだというので、見ていないはずはない。ガーネットを施した金の装飾品には見覚えがあるような気もする。

こういう話は、映画を見たあとで実際に博物館に行って実物を見てみたい。ロンドンに住んでいた頃はそれが出来ていた。なんと贅沢な。

このSutton Hooの場所も、英国ナショナル・トラストの管理で観光地「The Royal Burial Ground at Sutton Hoo」として訪ねることが出来るらしい。いいな。英国に住んでいたら訪ねていただろう。


ともかく自分の所有の土地を試しに掘ってみたら、とんでもないものが出て来た…というロマンのある話。これは…映画で見たあとで、実物を見てみたくなりますね。英国は遠いわ。


ネタバレ注意


Sutton Hoo/サットン・フー とは

イングランド東部イースト・アングリアのサフォーク州ウッドブリッジ近くで発見された6世紀から7世紀のアングロサクソン時代の船葬墓。1939年に発掘され、豊かな副葬品が出土した。中世初期のイングランドを知るうえで極めて重要な考古学的資料で、最も著名なイギリスの考古遺跡のひとつである。出土した多数の副葬品は現在、ロンドンの大英博物館に展示されており、豪華な金銀の装飾品や武具、武器などがある。 また西暦625年の銘をもつ金貨が出土していることから年代も絞られ、624年に死去したイースト・アングリア王レドワルド(英:Rædwald)の墓ではないかと推定されている。(Wikipedia)

ちなみに発見された27 mの木造の船は、1935年の発見当時も、1300年の間に酸性の土により朽ちて残ってはいなかったそう。しかし船の型が(腐った木による土の色の変化などで)土地に残っていた。それをを掘り起こしたのだそうだ。



2022年1月23日日曜日

藤井風 - キリがないから (2020)



神童は羊の夢を見るか?



Fujii Kaze – Kiri Ga Naikara/ Cause It's Endless (2020)
Album: HELP EVER HURT NEVER
Released: May 20, 2020
A UNIVERSAL SIGMA / HEHN RECORDS release; 
℗ 2020 UNIVERSAL MUSIC LLC



藤井風さんの曲も取り上げておこう。この曲は、去年の夏頃に初めて彼の評判を聞いて、動画サイトに出てるものを聴いてみて一番好きだった曲。

このお方は、私には未だつかみどころがない。まだ詳しく動画サイトを見尽くしたわけでもなく、このお方のことを詳しく調べたわけでもなく、だから枝葉を見て森を語るべからず…で、彼のことをまだまだジャッジできずにいるのだけれど。とにかく才能に溢れたお方だというのは間違いない。

動画サイトを見てみたら、13歳だか14歳だかでショパンを弾きこなし、15歳でサックスで「DONNA LEE」を吹く。笑。なんじゃそら。ヤバいやつが出て来た笑。なんだかすごいねぇ。

こういうお方はどう拝見すればいいのかもわからんのよ。すごすぎて。ただただ妙な笑いがもれる。


色んなモノを既に楽々とクリアして、まだ24歳。名前は。身長180cm以上。スタイルもいい。お顔は最近人気のティモシー・シャラメに雰囲気が似ている。ダンスも(まぁまぁ)踊る。自作の曲の解説を英語でぺらぺら喋る(達者。私よりもボキャブラリーがありそう)。人前に出ればカリスマに溢れ、既にオオモノのように堂々としている。ピアノは中学生までにショパンを楽々、サックスはチャーリー・パーカー。24歳で日本一の神の子…あのMISIAさんに名曲を提供して紅白で共演。

なんじゃそら。なんじゃそら…なんじゃそりゃ~ 笑

こういうお方の中身がどうなってるのか…わからないですよ。ほんとに。レベルが高すぎる。どんな感じなの?神童からスーパースターへすいすいと人生を歩む。もう既に順風満帆な人生?そんな人の心がわかるはずがない笑 すんげ~

こういうお方に共感ができるはずもなく(もちろんそれは私の思い込みだけれど)、それならただただ彼の作り出すものをありがたがればいいのか。そんな歌もあるのですよね。「旅路」とか「帰ろう」「きらり」とか…素晴らしい曲…24歳の人が書いているとは思えない歌詞もある。どうなっているんだろう???

そんな中でこの曲には少し心が見えた気がした

 キリがないから ここで終わらす さもなけりゃ永遠に彷徨う
 あとがないから ここで戦う この旅はそんなに甘かない
 彷徨う間に月日は立ち 気付けば二十歳は遠い過去
 いつまで引きずる中ニの秋…
 ここらでそろぼち舵を切れ

これって葛藤なのかな。こんなお方にも葛藤があるのか。葛藤も高いレベルなのだろう。

この曲をまず好きになったのは「音」なのですけどね。音がかっこいいのよ。声もいい。「あ~あ~あ~あ」のコーラスのバックのピアノがキラキラして綺麗。

藤井さんはちょっと面白いので注目。
天才型なのか飄々としているのが面白い。
悩みは無いのかな?



MISIA - Higher Love (2021)



MISIAさん藤井さんありがとう



MISIA - Higher Love (2021)
Album:  HELLO LOVE
Released:  December 1,  2021
℗ 2020(6,8,10),2021(1-5,7,9,11) Sony Music Labels Inc.

やっぱこれだ!
MISIA – Higher Love / THE FIRST TAKE




紅白の感動を留めておこう。できればあの紅白でのMisiaさんと藤井さんの共演をどこかに公式で残して欲しい。あれは素晴らしかった。お二人の演奏もそう。NHKさんのカメラワークとかオーケストラにホーンセクション…様々なものがとにかく素晴らしかった。なかなかああいうものは見れるものじゃない。感動しましたよ。

感謝します。ほんとに。ありがとう。ありがとう。
音楽はいいものだ。美しいね。


MISIAさんは…、もう何と言えばいい。きっと神様に愛されてる人なのだろう。綺麗。ほんとに、美しい人。テレビの画面で拝見するだけでこちらも笑顔になる。

今回彼女とコラボしたのは、若く才能あふれる藤井風さん。こういうコラボはどうやって生まれたのだろう。藤井風さんのコメントで「機会を授かった」とあったので、MISIAさんの側からの提案なのかな。お若い方なのにすごいものだ。

同じく藤井さんのコメントに…「降りてきたのは、崇高な愛(Higher Love)を求める、人間くさいゴスペル」とあるので、やっぱり藤井さんはいろいろと降りてくるお方なのだろう。MISIAさんのような特別な人を、どんな歌や歌詞が輝かせられるのかキャッチできるお方なのだろう。

紅白の舞台で共演をなさって、またそこに降りてきたものもあったのだろう。なんだかね…私は「愛」だと感じましたよ。MISIAさんが天に向かって手を伸ばす。それを藤井さんが押し上げるように愛で包む。高次元の愛。幸せな時間。

そもそもこの歌の歌詞も藤井さんがお書きになったそうだ。

 遥か遠く遠く
 いるような気がしてたけど
 本当はいつも一緒だったのね

 届け higher love
 この手にhigher love
 この身の中に宿る確かな愛を引き上げて

いや~まー…すごいっす。


藤井さんが嬉しそうなのね。そりゃそうだろう。御本人はたった24歳。それで日本一(世界レベル)の歌手…神様にも愛される特別なアーティストに歌を書いて、彼女がそれを目の前で歌う。それをサポートしてピアノを弾きコーラスを歌う。エクスタシーだよなぁ。まさに。いい化学反応。愛が溢れる。

素晴らしかったです。感謝感謝。ありがとう

スタジオver.もいい。藤井さんのコーラスが聴こえますね。あの声がいい。 お二人の声が一緒の響きがいい。 



2022年1月20日木曜日

おい大月錠一郎!…~1964年『カムカムエブリバディ』第12週 ~57話



しばらく『カムカムエブリバディ』の感想を書いてなかったのですけど、今もほのぼのと見てます。ルイちゃん編になって随分時間も過ぎました。12月末から始まったルイちゃん編は、その後彼女が大阪に落ち着いて、才能のあるトランペッター大月錠一郎と出会い、結婚の約束をするところまでいったのですが…。


この57話で、一旦東京に出たジョー君は原因不明の症状でトランペットを吹けなくなり、岡山に帰ってくることになった。それでばったりルイちゃんと出会うわけですが…。

おい錠一郎!めんどくさいわ~。
なんかジョー君、キャラが変わった?


東京でプロになる…と上京したのにうまくいかなくなった。うむ。 しかし彼はその様子を、大阪に残してきた婚約者のルイちゃんに何も言わない。ルイちゃんが何度お手紙を書いても返事も書かない。そのままほったらかし。

ひどいじゃん。


上京してうまくいかなくてバツが悪いとか…そういう理由らしいのだけれど。ジョー君て、そんなにプライドが高い人だったっけ? 大阪にいた時はすごく控え目で穏やかで、ぼ~っとしたほのぼのキャラだったのに。

だってトランペットのコンテストにも周りから押されるまで出場しないくらい控え目だったじゃん。それなのに東京でうまくいかなかったからって…急にプライドが高くなったのか。

もし彼が大阪のみんなに「俺はお前達より全然大きいんだよ。こんな小さい所出て行って東京でスターになってやるぜ」などと大見得を切って出て行ったのならともかく、彼はみんなに祝福されて温かく送り出されたのですよね。身体の調子が悪いのはしょうがないじゃない?彼はなぜそんなにプライドが高くなったの?


そして大阪に帰って来て、ルイちゃんにばったり会って、突然「(笹川社長の娘の)奈々のことが好きになった。せやからお前とは終わりや。」って、ええええええええ何を言ってるのよ。馬鹿じゃないの。ジョー君て、女の子を「お前」なんて言うようなキャラだったの?サイテーじゃん。

…で、実際はどうなの?ジョー君は奈々さんとつきあってるのかな。そんな描写はなかったですよね。じゃあなぜ嘘をつくのだ。


もうさぁ、ルイちゃん…まだ19歳でしょ。なぜそんな辛い思いをしなければならないのよ。ジョー君が東京でうまくいかずに大阪に帰って来てバツが悪いのは、ジョー君の勝手な思い込み。うまくいかなかったのを自分で勝手に恥じてるわけでしょ。勝手に自己完結してる。ルイちゃんに説明もせずに。

ルイちゃんはジョー君のことがただただ好きなだけで、トランペットがうまいからとか…あまり関係ないですよね。彼女は条件付でジョー君のことが好きなわけではない。

ジョー君は何を勘違いしているのだろう。トランペットが吹けなくなったからルイちゃんに嫌われるとでも思ったのだろうか。自分がかっこわるいと思ったのだろうか?バカデスネー。女の子はそんなもので好きになったり嫌いなったりしませんよ。


もっと普通でいいじゃん。東京から帰って来て「うまくいかんかった。残念やった」と素直に正直に言えばいいのに。誰もそれでジョー君を嫌いになったりしませんよね。


それから最後の場面で、奈々さんがその場にたまたまやってきて、ルイちゃんが目の前にいるのに「こんにちは」も言わない。もっと普通でいいのにね。普通に挨拶して「こんにちはー」で会話を始めればいいのに。東京で何があったか説明すればいいのに。もっとはっきりして欲しいわ。ほんと。

ルイちゃんやめたほうがいいかも。こんな小さい不都合も説明できずに、恋人をほったらかしにして、恋人が手紙を書いても無視するような男はまず誠実じゃないですよね。不誠実。おまけに自己完結型。会話もできない。こういうのは結婚しても問題になりますよ。 

男は正直で誠実であればよし。そして会話ができればいい。それだけでいいんですよ。それだけでいいの。妙な男のプライドとか…んも~めんどくさくてしょうがないわ。もうこんな男ぽいっと捨てちゃいたい。


トミー君とベリーちゃんがいいよね。