能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年9月17日水曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第34回「九州出陣」 8月24日放送



さていよいよ九州上陸…と思ったら、準備期間と吉川さん説得の時間のほうが長くて、戦闘シーンは一瞬のみ。やっぱりね…。

それでも大友さんが出てきて、島津さんも出てきたところはやっぱり嬉しい。今まで戦国ものの秀吉の時代のドラマって九州はことごとく全部スルーだったんですよ。大抵ナレーション5秒でおしまい。「秀吉は九州を平定し…」で終わって次は小田原を長々とやる。それが定番。なので吉川さんの説得でも、大友宗麟が助けを求めるシーンでも、一瞬の戦闘シーンでも1回分を使って九州攻めのドラマ化が見れるのは非常に嬉しい嬉しい嬉しい。

東の方の方々にとっては、九州はどうも野蛮人の住むところらしいです。困ったもんですよ。九州にだって大戦国時代があったのに。東の視聴率を考えれば、今回の官兵衛君のドラマも九州話にそれほど期待は出来ないのかもしれないけど、それでも今回形だけでも九州攻めを描こうとしているところは嬉しい。出来ればもうすこし突っ込んでいろんな大名を出して欲しいけどなぁ。まー無理なんだろうな。

島津さんが蛮族のごとく描かれてましたがこれもしょうがないですね。ほんとは秀吉や信長・家康なんか足元にも及ばないくらい由緒正しい家柄なんですよ。でもドラマでは秀吉や官兵衛から見た九州の大名の印象だからこういうものなんでしょう。辺境の地の蛮族扱い。それなら逆手にとってもっと強面、もっと野蛮で毛むくじゃら、言葉もバリバリの薩摩弁でゴリゴリにやってほしかったですな。男くっさー…大好きです。あれを聞くとテンションが上がる(笑)。

さて毛利家の吉川さんは今回で退場。このお方も頑固ジジイぶりが素晴らしかったです。以前からガミガミ怒ってばかりいましたが、史実の吉川さんはああいうキャラじゃないんだそうです。でもこのドラマの吉川さんはよかった。このお方がガミガミ怒鳴るとなぜか毎回とても嬉しくなった(笑)。怒ってる理由の理屈が通ってましたもん。主張が正しい。ああいう昭和の頑固ヤカン親父は大好きだ。


★あらすじ

大友宗麟が秀吉に助けを求めてきた。官兵衛の九州攻め。味方の吉川元春が動いてくれない。会って説得。なんとか担ぎ出して島津に勝利。そのころ家康はやっと大阪城の秀吉に挨拶に来た。


●流れと感想

大坂城 九州の島津は大友宗麟を圧迫。宗麟が秀吉に助けを求めてやってきた。官兵衛が行くことになる。宗麟といえば有名なキリスト教徒。そういえば官兵衛君もキリスト教徒になったんでした。
大坂天満・黒田屋敷 さて黒田と毛利は九州入りをすることになった。息子長政は大坂でお留守番。蜂須賀小六が急に倒れる。思い出話。小六亡くなる。
大坂城 昔からの家臣は官兵衛と秀長だけ? 思えば随分時間が経った。さて家康をどうしよう。戦わずに上洛させるには?秀吉の妹の朝日姫を家康の嫁として送ろう。家康は鼻で笑い飛ばす。
黒田屋敷 長政は家康にイライラ。九州出陣は725日。毛利+吉川+小早川も出陣予定。出発の支度。光ちゃんと会話。なんか光ちゃんが優しい奥さんになった。
安芸・新宗荘・吉川元春の屋敷 吉川さんは行きたくないのね。弟・小早川さんが説得に来た。吉川さんは秀吉の下で働きたくない。
大坂城 光と糸がやってきた。着物に見とれていると茶々さん登場。糸ちゃんがまた生意気。2人はおねさんに会いに来た。黒木さんのおねさんはゴージャスな成金の奥様になった。似合いますね。綺麗。貫禄があっていい。役が合ってきた。
安芸・黒田陣 官兵衛、毛利の領地に陣を構える。
安芸・吉田郡山城 九州攻め作戦会議。毛利に出陣要請。躊躇する毛利に官兵衛が強く迫る。吉川さんの軍が出ないと困る。
豊後・大友氏の居城 神棚には十字架。
島津 キター!!もっさり男臭いな。いいぞ。
下関・黒田陣 吉川さんを待っている。勝つために吉川軍が欲しい。吉川さんは病気だそうだ。
どこかの寺 吉川さんが呼び出され官兵衛が会いに来た。ここで直談判。吉川さんの頑固ジジイぶりがいい。官兵衛くん唾を飛ばしながら激昂。「天下のために犠牲になってくれ。高松城の清水さんも立派に犠牲になって皆を救った。」←うわーいやな論理。いやだよねぇ。そんな他の人の事言われても吉川さんには関係ないがな。人がやってるからって、いやなもんはいやだ。私ならこんな屁理屈には説得されないですね。吉川「面の皮の厚い男よ」そうだそうだ!怒れ吉川!なんだか吉川さんの抵抗を応援したい。こういう正直で不器用な人は嫌いではない。
大坂城 長政は秀吉とお茶会。島津はどうした?家康は?その後秀吉は自分の母親を家康の元へ人質に出すと決めたらしい。秀吉泣く←キャラが違う。
黒田陣 出陣の日。小早川到着。おっと吉川さんもやってきた。
豊前・宇留津城 毛利と島津激突。戦闘シーンをちょっとだけ。島津退き始める。吉川さんが苦しそうだ。…ところで島津義久さんは怒ってますよ(カコイイ)。おっと今回の島津さんは標準語ですね。
黒田の陣 大友宗麟がやってきた。感謝してる。うんうん島津はまだ負けとらんぞ。
三河の家康 秀吉の母親が来るのをどうしようと言っている。そりゃーそうだ。押し付けられても困ります。
大坂城 そしてとうとう家康が大坂にやってきた。家康は怖いですね。しかしこの家康といい竹中秀吉といい吉川さん、小早川さん、安国寺恵瓊さん、ちょっと前の宇喜多さんや清水さんの宇梶さん、黒田パパ、荒木ちゃん(ご結婚おめでとうございます!\(^o^)/ヤッター!)といい…このドラマはオジサンの俳優さんたちが素晴らしいですね
もっとオヤジを出せ!
吉の竹中さんは96年の秀吉に比べると今の貫禄がすごくてその違いがすごく面白い。
・長政は家康の案内役。長政早速家康にとりこまれる(笑)。家康の大物感に負けた模様。
豊前・小倉城 吉川さんは瀕死の状態。死の床でも頑固オヤジぶりがステキです。この吉川さんはよかった。いつもヤカンでね。頑固で。こういう昭和の頑固オヤジみたいな人は好きだ。ドラマのキャラは癖があるからこそ魅力的。完全いい人完璧善人キャラの主役しか描けない大河ドラマは主役よりも脇役の方が面白い。しかし官兵衛君は年寄りに無理をさせてなんとも思わないのかね?いい人設定じゃないの?

2014年9月9日火曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第33回「傷だらけの魂」 8月17日放送




今回は思いっきり荒木村重=道薫さん退場の回。しかしそれにしてもこのドラマは荒木さんを詳しくやりますね。荒木村重完結編だな。荒木村重の時代もほぼ主役と言っていいほど詳しく描写されていたけれど、道薫になってからもこんなに登場させるとは。正直道薫時代の登場が必要だったのかどうかは疑問。この人に1回分の時間をとるのなら映像化して欲しかった戦もあったしなぁ。今回は茶々さんと絡めた狂言回しという感じでしたね。

史実的にはほぼ何も起こらなかったです。事件と事件の間の休憩の回なんだろうけど、こういう回にこそ人物の人となりが見えると面白いんですけどどうかな。茶々と道薫、秀吉の場面がやたらと盛り上がったので全体もよく見えた感じがあるかも。


★あらすじ

秀吉は関白・豊臣秀吉になる。道薫が茶々の質問に茶々を入れて秀吉が怒る。追放。官兵衛はキリスト教徒になった。


●流れと感想

大坂城 金ぴかの衣装を纏い秀吉がアナウンス「天下惣無事」。関白になった秀吉は各大名に争いを止めるよう命じる。徳川・北条・島津が目障り。
・ところで徳川家康が大阪城に挨拶に来ないので秀吉は面白くない。また「官兵衛は先が見えすぎて気味が悪い」と文句を言う。おねさんは茶々の事で小言を言いに来た「跡継ぎが必要なら一人の女にこだわってはいけない」←へぇーよく出来た奥さん。秀吉は色ボケ爺気味。性格に統一感無し。
・ダンサーを呼んでパーティをやるものの茶々はつまらんと退場。可愛げ無し。そこで道薫とすれ違う。秀吉は茶々のことで頭が一杯。茶々は道薫の過去の話が聞きたいと言う。妙な音楽。
大坂城下・南蛮寺 官兵衛と右近。賛美歌を聴く。だしちゃんの思い出話。
大坂天満・黒田屋敷 下男新吉が雇われる。その息子は又兵衛。不穏な音楽。
・なんと道薫が訪ねてきた。官兵衛に茶々との会話に立ち会って欲しいという。ここで生き別れた息子又兵衛と再会。道薫目が泳ぐ「それがしに息子はおらぬ」
大坂城下・南蛮寺 官兵衛と右近がまただしちゃんの思い出話
大坂城 茶々が道薫に聞く「家族が死んだのになぜ生きている?」道薫「じゃあアナタは家族を殺されたのになぜ囲われる?」「この乱世が終わることはない」秀吉激昂。危うく斬られるところを官兵衛と茶々が止める。音楽ドロドロホラー映画。茶々さんは顔が怖い。
大坂城下・南蛮寺 官兵衛と右近。官兵衛入信を誘われる。
黒田屋敷 道薫の息子・又兵衛は絵が上手い。
大坂城 道薫は追放になった。なんと官兵衛が道薫の息子・又兵衛を連れてきた。親父の絵。あまり似ていないぞ。なんだか抱っこの仕方がぎこちないな。道薫泣く。翌年、道薫は堺で亡くなる。
大坂城下・南蛮寺 官兵衛突然の入信。なんとキリスト教徒になる。理由は不明。よくわからなかった。
播磨・山崎城 光ちゃんもびっくり。
大坂城・黄金の茶室 なんとはるばる毛利の小早川と恵瓊がやってきた。
・島津の話 九州攻めの支度開始。やっぱり三成はイヤミ。秀吉も面白くなさそうだ。
▲似ない画ですまぬ。二階堂さんは似顔絵が難しいです。修正した回数20回以上。それでも似ていない。今まで描いた似顔絵の中で一番難しかった。とても特徴のあるお顔だと思うのだけど、描いてみるとつかみどころがない。色んな写真を見ても全部印象が違う。不思議。どうしてでしょ。
 

2014年9月4日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第32回「さらば父よ」 8月10日放送



今回も展開が早かった。特に大阪城に入った辺りからびっくりするほど急展開。いきなり秀吉の回りが豪華になる。それから歴史的事実よりもホームドラマ優先ですね。例えば長政の領民との件はあっても構わないけど、小牧・長久手の戦いでの長政の働きは一切スルー。四国平定も、官兵衛の参戦があったらしいのに、長曾我部さんの降伏を3秒見せてお終い。そのかわり長政の領主問題を長々とやる。もう戦ものは期待できないな。秀吉はだんだん黒く面白くなってきた…顔が怖い。


★あらすじ

小牧・長久手の戦いも終了。官兵衛は不参加。後で秀吉にガミガミ文句を言う。大阪城も建ち秀吉は関白になる。四国も秀吉の手に落ちた。


●流れと感想

・さて信長の次男・信雄がいきなり頭を下げてます。応じる家康。怖いです→小牧・長久手の戦い開始。しかしここにいたるまでの途中経過も全く無しにいきなり開戦ですか。早いな。もう繋がりがよくわからなくなる。
秀吉軍 軍議中。イケイケです。官兵衛は不参加。
家康軍 「上等。討って出ようじゃねーか。」
備中 その頃官兵衛は毛利さんちと領地分割中。おっとあちらでは秀吉軍が家康に負けたそうだ。
播磨・山崎城 官兵衛はここに新しい城をもらう。4万石だそうだ。ところで引越しの場面が全くなかった。もう全員落ち着いて家族会議。蜂須賀さんもいる。小牧・長久手の戦いの結果を台詞で説明。結果はひきわけ。え、もうお終い? 官兵衛は機嫌が悪い「徳川と戦うべきではなかった」毛利との領地分割を振り返る。地方の武家と揉めたらしい。この山崎城は息子の長政が治めることになった。
大阪城 これもいつの間に建った? どんどん進みますね。秀吉は内大臣になり衣装も急に派手になる。なんだか顔も変わってきました。
・千宗易の点てる茶。秀吉は官兵衛に関白になると告げる。たしかにすごい出世。徳川を攻めると言う秀吉。秀吉退出後「徳川攻めは石田三成のアイデアだ」と官兵衛にチクる宗易。
・茶々と三成。この娘は真っ直ぐですね。ずいぶん文句を言ってる。そりゃーいやですよあんなジジイ、イヤに決まってる。ちょっと可哀想だ。
・おねさんの衣装も豪華になった。おねちゃんが秀吉に文句を言う。官兵衛を遠ざけるなと小言をいうのだけど、気の強いおねさんは黒木さんに合ってると思う。それを聞く秀吉の顔が怖い。黒秀吉開始か。官兵衛を警戒してます…という脚本は間接的にに官兵衛を褒めている。
大阪城 夜、官兵衛は道糞君とすれ違う。おっと名前も道薫(くん)さんに変わったそうだ。秀吉のお伽衆=茶飲み友達です。
・さて官兵衛が秀吉を詰問する「なぜ徳川を討つ?」秀吉「あいつは生意気だ。今討てば必ず勝てるし」官兵衛「勝てません!」おお官兵衛君も強くなったもんだな。しかし秀吉も急に年をとってきたな。40代後半ですか。これからますます楽しみですね。
・官兵衛は全力で徳川との戦を止めようとする「まずは四国」石田三成は「徳川を攻めるべき」。おっと三成VS官兵衛の戦い開始。もうこれから石田さんは敵ですね。秀吉は官兵衛の意見をとることにする。
播磨・山崎城 糸ちゃんと光ちゃんのホームドラマ。まーこの娘は本当に失礼な子だな。ヤナ感じ。
・長政が領民の文句を言っている。これも内容は台詞で説明。早速領民を集めて意見を聞くが、あっ途中でキレたっ。あたたたた…困ったね。
・夜長政が又兵衛に愚痴。なんだかこの人は自分を追い詰めてますね。真面目すぎるのか。
黒田爺ちゃんの家 善助と太兵衛が黒田パパ=爺ちゃんに長政のことを相談。又兵衛も来た。
播磨・山崎城 早速爺ちゃんが出向いてきて長政に昔話。いい領主のあり方を説く。
姫路・職隆爺の屋敷 官兵衛が訪ねてくる。爺ちゃんは官兵衛に長政を可愛がれという。
播磨・山崎城 官兵衛もやってきた。長政またガミガミしかられる。おい官兵衛オヤジ、そんなにガミガミ言っても伝わらんぞ。可愛がってないですね。説教ばかり。このオヤジはキビシー。しかしそれにしても岡田さんは落ち着いてきましたね。貫禄が出てきた。イイ感じ。さて長政はとても素直な子で、さっそく領民に謝るという。えーそんな領主って謝ったりするものなのか…。
四国攻め開始 長曾我部元親が降伏。2ヶ月で四国平定…って、えーまた長曾我部さんを3秒見せただけで終わり?今調べたらこの時も、官兵衛が「讃岐国から攻め込んだ宇喜多秀家の軍勢の軍監として加わり、諸城を陥落させていった」そうで見せ場はありそうなのに。もう戦わない軍師のドラマですな。
1585711日 秀吉、関白になる。秀吉この時48歳。
岡崎城 徳川家。官兵衛のことを「どこかで聞いた名じゃ…」
姫路 黒田の爺ちゃんの家 光が訪ねてくる。爺ちゃんが子供を見ながら亡くなる。享年62

2014年9月3日水曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第31回「天下人への道」 8月3日放送



さーどんどん話は進んでいきます。んまー早い早い。劇的なシーンになりそうな史実もポンポンすっ飛ばしてナレーションのみで終わらせたり本当に早い。そのせいかやっぱり印象が薄く感じられるのはしょうがない。官兵衛君が関わらないから…というのが理由でしょうかね。

以前からそうなんですがやっぱりこのドラマ、視聴者の歴史の知識に頼っている部分がかなり多いと思う。いろいろと省略されていてびっくりする。しかし知らなかったらどうするのだ?

清洲会議も数分で決着。柴田勝家に嫁いだお市さんが信長の妹であることなんて説明あったっけ?だって今回突然出てきて突然死んでしまうなんてどうして出てきたのかもわからない。あんなに短い場面なら、長身の髪の長い女性の後ろ姿だけでもいいのにと思う。なんだか無駄な登場。

賤ヶ岳の戦いがものすごーく省略されていたのも残念。なんだか数秒で終わった印象。信孝や中川清秀なんてせめて退場の場面があってもいいのにいつのまにかいなくなってしまった。とても粗いと思う。


★あらすじ

天下取り競争。清洲会議で秀吉が一歩前に進む。柴田勝家は面白くない。結局いろいろと揉めて戦争勃発@賤ヶ岳。なーんにも見せずに戦は終わる。浅野三姉妹登場。


●流れと感想

清洲城 1582627日。清洲会議(ちなみに清洲会議とは…本能寺での信長の死後、秀吉が光秀を討った後、残された織田家家臣=柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人で戦後処理と織田家の今後を決めた会議)。揉めてますね。一旦会議から秀吉が官兵衛の元に逃げてきた。秀吉がノブ様の孫・三法師ちゃんを推すことを決めたのは官兵衛のアイデアなの?ともかく秀吉が理屈を捏ねて勝利。
・秀吉が一人ノブ様の鎧に話しかける。官兵衛「倒さねばこちらが倒されます。」おーなんだか黒いね。もう柴田を殺せモードなのか?なんか性格が物騒になってきた。
・柴田はあせる。柴田と丹羽がノブ様の三男・信孝と密談。
姫路城 秀吉が引っ越してきた。長浜城は柴田さんに譲渡。おねさんは姫路は初めて。光ちゃんとなごむ。
・一方柴田さんはノブ様の妹・お市と結婚。急ですね。今さらここでわざわざお市さんを出す必要もないと思う。このドラマでは秀吉はショックを受けない。
岐阜城 官兵衛が信孝を訪ねる。三法師ちゃんを留める信孝に文句を言いに来た。もうノブ様の死後3ヶ月。秀吉はノブ様のお葬式がしたいので三法師ちゃんを渡して欲しい。信孝は面白くない。キレた。官兵衛がニヤリ。
京・大徳寺 秀吉がノブ様の葬儀を強行。喪主はノブ様次男・信雄。
越前・北庄城 柴田があせる。怒ってます。柴田さんはやる気満々。
山崎・宝寺城茶室 秀吉の茶会。千宗易の伊武雅刀がいい。このお方は声がいいんです。…あっ中川裏切り清秀がいるじゃないか…。秀吉は衣装が派手になってます。出席者は秀吉の味方「迷いがなければ茶も美味い」。宗易が廊下で官兵衛に弟子に会ってくれと言う。
茶室 官兵衛と秀吉「柴田と毛利が組むかも」心配。
安芸・吉田郡山城 柴田に手紙を出したのは吉川さん。あちゃー。おっと久しぶりの3人コント。吉川さんはまだ怒ってますね。秀吉に騙されたと言っている。小早川さんは秀吉につくつもり。おじさん達が喧嘩するのを見て甥の輝元君は困り顔。キョロキョロしてます。
備後・鞆・足利義昭の御座所 蜂須賀小六と官兵衛が義昭を訪ねる。神出鬼没ですね。どこでもドアか?だって遠いのに。官兵衛、義昭に秀吉に下るよう進言。義昭さんは上洛したい。官兵衛たちに刀をあげて機嫌をとるが、実は柴田に手紙を出したばかり。この人はお目出度い。
千宗易の庵 官兵衛が来る。本当にこの人は忙しいです。もう京都?茶室の中にはなんと…ツルッと荒木ちゃん…を改め道糞(大笑)犬の○○○だそうだ。これはびっくり。宗易の弟子とはこの人。官兵衛はまずだしちゃんの事を持ち出すが…我慢できずに退出。そりゃー幽閉されたのはきつかったですもん。宗易さんは官兵衛に許しなさいと言う。
姫路城 1583年正月のパーティー。糸ちゃん登場。まーこの子はよくしゃべる。こら合コンじゃないぞ。むやみに戦国の男に話しかけるべからず。黒田長政は覚えていない。とりあえずいきなり結婚話がまとまる。なんだかなーもっとよそよそしい政略結婚でいいんじゃないの…。
千宗易の庵 官兵衛が道糞君に会いに来た。おっと高山右近がいる。この人も道糞君を裏切ったのよね。右近がお世話をしてるんだそうだ。その後道糞君の思い出話「信長が死んだことで勝った!」それにしても道糞でも俳優さんはいいですね。田中さんはたぶん舞台劇風の芝居。だからこそ言葉がはっきりとしてとても印象に残る。存在感がありますね。官兵衛が熱くなる「秀吉様が乱世を終わらせる」道糞「秀吉は織田を乗っ取る。あいつも変わるぞ。」←当たってますね。
姫路 官兵衛と光ちゃんのホームドラマ。光ちゃん「お支えいたします」言葉がちと直接的だけど奥さんとしてはこれでいい。
15832月 秀吉戦へ。滝川一益を攻撃。そこに柴田勝家も参戦。賤ヶ岳の戦い開戦。短い戦闘シーンと官兵衛の碁石で戦いの進展を見せる。どんどん勝ち進む。越前北庄城でもう柴田が落ちる。うわーもう終わり?おいーお市さんもう死んじゃうならそもそも顔を出さなくてもいいのに。しかしもう少し戦を見せても良かったのでは。織田信孝が死んだのも、中川裏切り清秀が討ち死にしたのも、高山右近の苦戦も描かれていない。エピソードは結構あるのにな。官兵衛主役だからしょうがないのか…と言っても官兵衛と佐久間盛政との戦いとかいろいろあったそうですよ。もう予算が足りないのか?戦闘シーンを描くつもりがないのか。
秀吉陣 落ちた城から茶々、初、江が救い出される。突然茶々が秀吉におそいかかる…おーコワイ顔だね…。


2014年8月28日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第30回「中国大返し」 7月27日放送



また今回も大きな時代の転換期の真っ只中。有名な「中国大返し」を順を追ってかなり詳しく見せてくれてます。それが面白かった。官兵衛のホームドラマ以外は。

7月の放送時に1度見たときはサラサラっと見てしまって、歴史的な大事件なのになんだか心に残らないもんだな…と思ったのですが、ブログを書くに当たってまた録画をメモしながら見直すと、本当に色んな事が描写されているのにびっくり。

印象が薄いと感じたのは、この「中国大返し」の細かな経緯を全て入れてしまったからかも。だからドラマとしては忙しい感じになってしまった。いろんな情報が多すぎて印象が散漫な感じになっている。

だけど大河ドラマの見方はそれぞれで、私のように歴史にそれほど詳しくない者が、史実の再現だと思って見ると結構面白かったりする。「中国大返し」って今までのドラマではあまり記憶になかったんだけど(いつの間にか山崎の合戦になっていたり)、今回は日を追った経過が詳しく見えるのでそれが面白かった。へーほー…などと言いながら見た。これは官兵衛主人公のドラマだからこそ可能だったのか(どこまでが史実に忠実なのかは未確認)。

山崎の合戦が映像的に省略されたのは残念。戦のシーンが全く無いとやはり心には残らない。光秀さんがあっという間にいなくなってしまった。

こういう情報の羅列的なドラマが、ドラマとしていいのかどうかは疑問だけれど、史実を知るためのきっかけだと思えば面白いもんだなと思う。


★あらすじ

秀吉と官兵衛の軍の中国大返し。街道では兵をサポートする準備を、また各地域には手紙をばら撒いて根回し。移動が早いだけではなく味方を増やし、しっかりと準備を整えて光秀と対戦。秀吉軍圧勝。


●流れと感想

・秀吉軍は走る走る走る走る走る走る走る走る…中国大返し中。
・黒田の井上九郎右衛門は、先回りして馬を手配、食料を用意し、街道を照らして秀吉軍移動のサポート。短い場面だけど面白い。ご飯は走りながら食べる…へーすごいなー。
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姫路城 秀吉軍到着。光ちゃんが皆さんのお世話。しかしみんな元気ですね。この時秀吉45歳。体力がありますね。
・その頃官兵衛は遅れて街道を走る。長政が家族の話をして官兵衛に窘められる。このオヤジは厳しい。そこに又兵衛も加わる。官兵衛、又兵衛には優しい。
姫路城 秀吉は各武将宛に「味方になってね」とお手紙を執筆中。官兵衛も姫路に到着。兵士の士気は金と米で上げる。
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・長政がおむすびの列に加わろうとすると…アチャーなんだこの小娘。蜂須賀小六さんの娘だそうだ。うわーなんとぶしつけな娘だろう。困ったね。長政タジタジ。
備後・足利義昭の御座所 このお方もお手紙を執筆中。毛利の小早川さん宛てに「信長は討ったからワシの上洛を助けなさい」
備中・猿掛城 義昭さんからお手紙ついた。小早川さん「けっ」と無視。
姫路城 秀吉軍軍議中。官兵衛のアイデア→光秀に「待っていろ」と知らせて脅すことにする。九郎右衛門がおつかいに選ばれる。突然僧がやってきて「明日の出発は不吉だ」と言うが秀吉は笑い飛ばす「死ぬ気で行くからいいのだ」竹中秀吉のカリスマがすごい。
・ところで官兵衛は光ちゃんに会っていないらしい。…で部屋の襖の向こうに光ちゃんがいて赤ちゃんが出てきて…云々だけどこれは省略。もうパッと襖開ければすむことじゃん。時間をとる必要なし。
下鳥羽・光秀軍 公家さんが挨拶。光秀宮中に銀5000を献上。光秀はいい国が作りたい。
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秀吉軍 姫路を出発。2万人の軍だそうだ。また走る走る走る走る…。
洞ヶ峠・光秀軍 一方光秀も味方を募る。頼りにしていた筒井順慶が来ない。この時点で光秀はまだ秀吉の事を知らない。中国の秀吉も北陸の柴田も動けないはずだ。
・そこへ九郎右衛門登場「当方今夜中に兵庫に入ります。数日中に京にのぼる。お楽しみに。毛利も我が軍の味方」と毛利の旗を見せる。光秀…
かんべーか…やりおったなかんべー…
ってまた官兵衛の作戦だとなぜ分かる?秀吉の名前は一度も出てこなかったぞ。
尼崎・栖賢寺秀吉陣 (もう京都です)高山右近がやってきた。秀吉が集まった武将達に感謝。髷を落とす。中川清秀、池田恒典もいる…え…中川清秀って、え~あの中山裏切り清秀…アラキチャン…。
・秀吉が号令をかける。竹中秀吉は素晴らしいですね。迫力あるなぁ。
大阪 官兵衛が丹羽長秀を説得。ノブ様の三男・信孝さんは(数の多い)秀吉の下につきたくないと言っているらしい。
越前・北庄城 その頃柴田勝家「京にのぼーる!光秀を討つ!」とやる気満々…がちと遅かった。
613
富田・秀吉本陣 織田信孝と丹羽長秀が参加。なんと大コーフン!信孝さんは時代劇顔。これは強い味方。
・午後4時、山崎にて開戦。羽柴秀吉軍4万×明智軍13。うわ~これは最初から勝敗が決まってますね。合戦の場面は省略。光秀軍の武将の討ち死の報告のみ。うわー映像をくれ。光秀愕然「こんなはずでは…」すぐに敗走。そして急に藪の中、竹槍で殺される。うわーあっさりと…早いなぁ。本能寺からわずか11日後。これはあまりにもあっさりしすぎて、そのことがショック。やっぱり合戦シーンがないと盛り上がらない。
長浜城 秀吉帰宅。城はボロボロです。おねさんも無事。夫婦抱き合って喜ぶ。おねさんはだんだんいい感じになってきた。官兵衛「いよいよ天下が見えてまいりました」秀吉が不安そうな顔をする「このわしが天下人?」家臣と官兵衛が盛り立てる。官兵衛最後にニンマリ…。