能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年9月3日水曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第31回「天下人への道」 8月3日放送



さーどんどん話は進んでいきます。んまー早い早い。劇的なシーンになりそうな史実もポンポンすっ飛ばしてナレーションのみで終わらせたり本当に早い。そのせいかやっぱり印象が薄く感じられるのはしょうがない。官兵衛君が関わらないから…というのが理由でしょうかね。

以前からそうなんですがやっぱりこのドラマ、視聴者の歴史の知識に頼っている部分がかなり多いと思う。いろいろと省略されていてびっくりする。しかし知らなかったらどうするのだ?

清洲会議も数分で決着。柴田勝家に嫁いだお市さんが信長の妹であることなんて説明あったっけ?だって今回突然出てきて突然死んでしまうなんてどうして出てきたのかもわからない。あんなに短い場面なら、長身の髪の長い女性の後ろ姿だけでもいいのにと思う。なんだか無駄な登場。

賤ヶ岳の戦いがものすごーく省略されていたのも残念。なんだか数秒で終わった印象。信孝や中川清秀なんてせめて退場の場面があってもいいのにいつのまにかいなくなってしまった。とても粗いと思う。


★あらすじ

天下取り競争。清洲会議で秀吉が一歩前に進む。柴田勝家は面白くない。結局いろいろと揉めて戦争勃発@賤ヶ岳。なーんにも見せずに戦は終わる。浅野三姉妹登場。


●流れと感想

清洲城 1582627日。清洲会議(ちなみに清洲会議とは…本能寺での信長の死後、秀吉が光秀を討った後、残された織田家家臣=柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人で戦後処理と織田家の今後を決めた会議)。揉めてますね。一旦会議から秀吉が官兵衛の元に逃げてきた。秀吉がノブ様の孫・三法師ちゃんを推すことを決めたのは官兵衛のアイデアなの?ともかく秀吉が理屈を捏ねて勝利。
・秀吉が一人ノブ様の鎧に話しかける。官兵衛「倒さねばこちらが倒されます。」おーなんだか黒いね。もう柴田を殺せモードなのか?なんか性格が物騒になってきた。
・柴田はあせる。柴田と丹羽がノブ様の三男・信孝と密談。
姫路城 秀吉が引っ越してきた。長浜城は柴田さんに譲渡。おねさんは姫路は初めて。光ちゃんとなごむ。
・一方柴田さんはノブ様の妹・お市と結婚。急ですね。今さらここでわざわざお市さんを出す必要もないと思う。このドラマでは秀吉はショックを受けない。
岐阜城 官兵衛が信孝を訪ねる。三法師ちゃんを留める信孝に文句を言いに来た。もうノブ様の死後3ヶ月。秀吉はノブ様のお葬式がしたいので三法師ちゃんを渡して欲しい。信孝は面白くない。キレた。官兵衛がニヤリ。
京・大徳寺 秀吉がノブ様の葬儀を強行。喪主はノブ様次男・信雄。
越前・北庄城 柴田があせる。怒ってます。柴田さんはやる気満々。
山崎・宝寺城茶室 秀吉の茶会。千宗易の伊武雅刀がいい。このお方は声がいいんです。…あっ中川裏切り清秀がいるじゃないか…。秀吉は衣装が派手になってます。出席者は秀吉の味方「迷いがなければ茶も美味い」。宗易が廊下で官兵衛に弟子に会ってくれと言う。
茶室 官兵衛と秀吉「柴田と毛利が組むかも」心配。
安芸・吉田郡山城 柴田に手紙を出したのは吉川さん。あちゃー。おっと久しぶりの3人コント。吉川さんはまだ怒ってますね。秀吉に騙されたと言っている。小早川さんは秀吉につくつもり。おじさん達が喧嘩するのを見て甥の輝元君は困り顔。キョロキョロしてます。
備後・鞆・足利義昭の御座所 蜂須賀小六と官兵衛が義昭を訪ねる。神出鬼没ですね。どこでもドアか?だって遠いのに。官兵衛、義昭に秀吉に下るよう進言。義昭さんは上洛したい。官兵衛たちに刀をあげて機嫌をとるが、実は柴田に手紙を出したばかり。この人はお目出度い。
千宗易の庵 官兵衛が来る。本当にこの人は忙しいです。もう京都?茶室の中にはなんと…ツルッと荒木ちゃん…を改め道糞(大笑)犬の○○○だそうだ。これはびっくり。宗易の弟子とはこの人。官兵衛はまずだしちゃんの事を持ち出すが…我慢できずに退出。そりゃー幽閉されたのはきつかったですもん。宗易さんは官兵衛に許しなさいと言う。
姫路城 1583年正月のパーティー。糸ちゃん登場。まーこの子はよくしゃべる。こら合コンじゃないぞ。むやみに戦国の男に話しかけるべからず。黒田長政は覚えていない。とりあえずいきなり結婚話がまとまる。なんだかなーもっとよそよそしい政略結婚でいいんじゃないの…。
千宗易の庵 官兵衛が道糞君に会いに来た。おっと高山右近がいる。この人も道糞君を裏切ったのよね。右近がお世話をしてるんだそうだ。その後道糞君の思い出話「信長が死んだことで勝った!」それにしても道糞でも俳優さんはいいですね。田中さんはたぶん舞台劇風の芝居。だからこそ言葉がはっきりとしてとても印象に残る。存在感がありますね。官兵衛が熱くなる「秀吉様が乱世を終わらせる」道糞「秀吉は織田を乗っ取る。あいつも変わるぞ。」←当たってますね。
姫路 官兵衛と光ちゃんのホームドラマ。光ちゃん「お支えいたします」言葉がちと直接的だけど奥さんとしてはこれでいい。
15832月 秀吉戦へ。滝川一益を攻撃。そこに柴田勝家も参戦。賤ヶ岳の戦い開戦。短い戦闘シーンと官兵衛の碁石で戦いの進展を見せる。どんどん勝ち進む。越前北庄城でもう柴田が落ちる。うわーもう終わり?おいーお市さんもう死んじゃうならそもそも顔を出さなくてもいいのに。しかしもう少し戦を見せても良かったのでは。織田信孝が死んだのも、中川裏切り清秀が討ち死にしたのも、高山右近の苦戦も描かれていない。エピソードは結構あるのにな。官兵衛主役だからしょうがないのか…と言っても官兵衛と佐久間盛政との戦いとかいろいろあったそうですよ。もう予算が足りないのか?戦闘シーンを描くつもりがないのか。
秀吉陣 落ちた城から茶々、初、江が救い出される。突然茶々が秀吉におそいかかる…おーコワイ顔だね…。


2014年9月2日火曜日

Queen - Stone Cold Crazy (1974)



こりゃーすごい。



Queen - Stone Cold Crazy (1974)


Album:  Sheer Heart Attack
Released: Nov 12, 1974
 


今日、Perfumeだけを見るために録画していたNHKMusic Japan」を流していたら、この映像作品が発売されると言っていたぞ。なんだなんだなんだなんだ…。

早速リサーチ。なんとQueen大先生の1974年のレインボーシアターでのライブ映像がDVD/Blue-rayで発売とのこと。うっわー買う買う買う買う…。40th  Anniversary Limited Edition  Super Deluxe Boxed Setもあるそうで…えっえっえっ…?

全く知らなかった。へー…。ちょっと前にQueenSon and Daughterをここで紹介した時に、アルバムVer.の音源とレインボーシアターでのライブ映像のリンクを貼ったんだけど、数日中に一連のレインボーシアターの映像がYoutube上から消えて何事かと思ったのですが。なーんだそういうことだったのね。おそらく発売元が映像を取り締まったんでしょう…いやーよくは知らないけど、なんと偶然。

そうかそうか…しかしいいなこれ。欲しいな。買う買うとは言ったけどSuper deluxe Boxed Setは高そうですね…どうしようかなーうーん…あ…パッケージもアナログサイズみたいです。箱が大きいなぁ…困ったね。今公式ビデオ関連から出てきたSuper deluxe Boxed Setの紹介ビデオを見てるんだけど、当時のチケットの復元とかポスターとかCD, DVD, Blue-ray全部に60ページのハードカバー本、バッジ、ステージパスの復元コピーとかいろいろ入ってるみたいですね。すごいなこれ。イヤーここまではいらないかな…(笑)。

実はこの7475年の同ツアーのアナログのブート盤を持ってて、このツアーのセットリストが最高にいいんです。最高。昔のQueenだったらこれが一番いいセットリストじゃないかな。この頃が一番好き みんな若いしね。こりゃーちょっと欲しいよなぁ…。映像もいいけどCDがもっと欲しい。今アナログ盤聴けないんだもんね。

とにかくそれを記念して、今回は公式のビデオを。これなら消されることはない。この曲は3枚目のアルバム『Sheer Heart Attack』から。Queenには珍しくメタルっぽいですね。後でメタリカもカバーしてます。私なんで知ってるんだろう…たぶんフレディのトリビュートコンサートで知ったのかな…。


その他の公式ビデオ。発売直前の広告です。アメリカでの発売日は99日。

Queen - Keep Yourself Alive (Live At The Rainbow)

Queen - Live At The Rainbow - 1974(広告)

オウガバトルに親父から息子へ、殺し屋女王におれはここにいる、白い女王と嘘つき、息子と娘にライの7つの海…やはりなんとしてでも買わねばならぬ。


Queen - Cool Cat (1982)
Queen - Let Me Entertain You (1978)

Queen - Now I'm Here (1974)
Queen - Stone Cold Crazy (1974)
Queen - The March of The Black Queen (1974)
Queen - Son And Daughter (1973)
 
 

2014年8月28日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第30回「中国大返し」 7月27日放送



また今回も大きな時代の転換期の真っ只中。有名な「中国大返し」を順を追ってかなり詳しく見せてくれてます。それが面白かった。官兵衛のホームドラマ以外は。

7月の放送時に1度見たときはサラサラっと見てしまって、歴史的な大事件なのになんだか心に残らないもんだな…と思ったのですが、ブログを書くに当たってまた録画をメモしながら見直すと、本当に色んな事が描写されているのにびっくり。

印象が薄いと感じたのは、この「中国大返し」の細かな経緯を全て入れてしまったからかも。だからドラマとしては忙しい感じになってしまった。いろんな情報が多すぎて印象が散漫な感じになっている。

だけど大河ドラマの見方はそれぞれで、私のように歴史にそれほど詳しくない者が、史実の再現だと思って見ると結構面白かったりする。「中国大返し」って今までのドラマではあまり記憶になかったんだけど(いつの間にか山崎の合戦になっていたり)、今回は日を追った経過が詳しく見えるのでそれが面白かった。へーほー…などと言いながら見た。これは官兵衛主人公のドラマだからこそ可能だったのか(どこまでが史実に忠実なのかは未確認)。

山崎の合戦が映像的に省略されたのは残念。戦のシーンが全く無いとやはり心には残らない。光秀さんがあっという間にいなくなってしまった。

こういう情報の羅列的なドラマが、ドラマとしていいのかどうかは疑問だけれど、史実を知るためのきっかけだと思えば面白いもんだなと思う。


★あらすじ

秀吉と官兵衛の軍の中国大返し。街道では兵をサポートする準備を、また各地域には手紙をばら撒いて根回し。移動が早いだけではなく味方を増やし、しっかりと準備を整えて光秀と対戦。秀吉軍圧勝。


●流れと感想

・秀吉軍は走る走る走る走る走る走る走る走る…中国大返し中。
・黒田の井上九郎右衛門は、先回りして馬を手配、食料を用意し、街道を照らして秀吉軍移動のサポート。短い場面だけど面白い。ご飯は走りながら食べる…へーすごいなー。
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姫路城 秀吉軍到着。光ちゃんが皆さんのお世話。しかしみんな元気ですね。この時秀吉45歳。体力がありますね。
・その頃官兵衛は遅れて街道を走る。長政が家族の話をして官兵衛に窘められる。このオヤジは厳しい。そこに又兵衛も加わる。官兵衛、又兵衛には優しい。
姫路城 秀吉は各武将宛に「味方になってね」とお手紙を執筆中。官兵衛も姫路に到着。兵士の士気は金と米で上げる。
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・長政がおむすびの列に加わろうとすると…アチャーなんだこの小娘。蜂須賀小六さんの娘だそうだ。うわーなんとぶしつけな娘だろう。困ったね。長政タジタジ。
備後・足利義昭の御座所 このお方もお手紙を執筆中。毛利の小早川さん宛てに「信長は討ったからワシの上洛を助けなさい」
備中・猿掛城 義昭さんからお手紙ついた。小早川さん「けっ」と無視。
姫路城 秀吉軍軍議中。官兵衛のアイデア→光秀に「待っていろ」と知らせて脅すことにする。九郎右衛門がおつかいに選ばれる。突然僧がやってきて「明日の出発は不吉だ」と言うが秀吉は笑い飛ばす「死ぬ気で行くからいいのだ」竹中秀吉のカリスマがすごい。
・ところで官兵衛は光ちゃんに会っていないらしい。…で部屋の襖の向こうに光ちゃんがいて赤ちゃんが出てきて…云々だけどこれは省略。もうパッと襖開ければすむことじゃん。時間をとる必要なし。
下鳥羽・光秀軍 公家さんが挨拶。光秀宮中に銀5000を献上。光秀はいい国が作りたい。
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秀吉軍 姫路を出発。2万人の軍だそうだ。また走る走る走る走る…。
洞ヶ峠・光秀軍 一方光秀も味方を募る。頼りにしていた筒井順慶が来ない。この時点で光秀はまだ秀吉の事を知らない。中国の秀吉も北陸の柴田も動けないはずだ。
・そこへ九郎右衛門登場「当方今夜中に兵庫に入ります。数日中に京にのぼる。お楽しみに。毛利も我が軍の味方」と毛利の旗を見せる。光秀…
かんべーか…やりおったなかんべー…
ってまた官兵衛の作戦だとなぜ分かる?秀吉の名前は一度も出てこなかったぞ。
尼崎・栖賢寺秀吉陣 (もう京都です)高山右近がやってきた。秀吉が集まった武将達に感謝。髷を落とす。中川清秀、池田恒典もいる…え…中川清秀って、え~あの中山裏切り清秀…アラキチャン…。
・秀吉が号令をかける。竹中秀吉は素晴らしいですね。迫力あるなぁ。
大阪 官兵衛が丹羽長秀を説得。ノブ様の三男・信孝さんは(数の多い)秀吉の下につきたくないと言っているらしい。
越前・北庄城 その頃柴田勝家「京にのぼーる!光秀を討つ!」とやる気満々…がちと遅かった。
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富田・秀吉本陣 織田信孝と丹羽長秀が参加。なんと大コーフン!信孝さんは時代劇顔。これは強い味方。
・午後4時、山崎にて開戦。羽柴秀吉軍4万×明智軍13。うわ~これは最初から勝敗が決まってますね。合戦の場面は省略。光秀軍の武将の討ち死の報告のみ。うわー映像をくれ。光秀愕然「こんなはずでは…」すぐに敗走。そして急に藪の中、竹槍で殺される。うわーあっさりと…早いなぁ。本能寺からわずか11日後。これはあまりにもあっさりしすぎて、そのことがショック。やっぱり合戦シーンがないと盛り上がらない。
長浜城 秀吉帰宅。城はボロボロです。おねさんも無事。夫婦抱き合って喜ぶ。おねさんはだんだんいい感じになってきた。官兵衛「いよいよ天下が見えてまいりました」秀吉が不安そうな顔をする「このわしが天下人?」家臣と官兵衛が盛り立てる。官兵衛最後にニンマリ…。



NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第29回「天下の秘策」 7月20日放送



今回面白かったです。このあたりはおそらく黒田官兵衛さんにとって一番輝いていた頃なんでしょうか。もともと官兵衛さんのことはよく知らないのですが、この中国大返しに秀吉を支えた功績は大きい。毛利との交渉役としても活躍。

いやーそれにしてもこのドラマでの毛利との駆け引きはかなり珍しい設定なのかな?簡単にネット上で調べても、このあたりの史実は秀吉側が信長の死を毛利側に悟られること無く和議をとりつけたのが定説みたいですね。私もそれが史実だと思っていたので、このドラマの展開はかなりびっくりです。

そもそもこの高松城水攻めを取り囲む秀吉側と毛利の状況って、毛利が3万、秀吉軍も3だったそう。五分五分の勢力なんですが秀吉には後ろに信長がいる。信長の援軍(光秀1万?)が加われば秀吉・織田側が数に勝るわけで毛利には都合が悪い。しかし本能寺が起こって秀吉には後ろ盾が無くなった。秀吉は京に帰らなければならない。もし光秀と毛利が結んだら挟み撃ちにされる。そこで秀吉が大きく譲歩して毛利には本領安堵、その代わり秀吉側は高松城の清水宗治に切腹させることで和議を結ぶ。(信長の死を知らなければ)本領安堵は毛利にも都合がいい。そこで和議を受け入れたわけで、これは信長の死を知らなかったからこそ成り立った話。もし信長の死を知っていれば、秀吉軍と毛利は五分五分。もし光秀と結べば勝てる可能性も十分。簡単に和議を受け入れる必要は無かったのでは。また高松城主清水さんを殺すこともなかったのでは…。

というわけで、私はこのあたりの話は毛利が信長の死を知らなかったからこそ可能だった秀吉の危ない綱渡りだと思っていたので、先週官兵衛が安国寺恵瓊に信長の死をあっさりと伝える場面では椅子からころげ落ちるほどびっくりしました。

そのような思い込みで見ているからこそ、このドラマのような変化球は違う意味で面白かったです。全体のテンポも良かったし。どう辻褄を合わせるのか…?結果的には…うーん70点ぐらい?よくわかんないけど、ちょっと無理があるかな…ウーン…。でも俳優さん達の熱演でうまく納得させられちゃった感じ。それはそれで面白い。ちょっとずつ茶々を入れながら楽しんで見れました。そんなわけで感想もちょっと揚げ足を取り気味…。


★あらすじ

まず恵瓊に信長の死を知らせて話にのらせる。それで内側から毛利を説得。高松城の清水さんを切腹させて和議を結ぶ。官兵衛が毛利との交渉、中国大返しの準備と大活躍。秀吉軍は走る走る走る…。


●流れと感想

・まず先週のまとめ。官兵衛、秀吉に「すべてはこの官兵衛にお任せください」ギラギラ嬉しそうだ。
63日 
・恵瓊と密談。おっとここは官兵衛の陣だったんですね。さて官兵衛が全てを話す「明智謀反」恵瓊立ち上がる「なんで言った?」官兵衛「恵瓊さんならわかるでしょう」恵瓊いい顔「面白いその懸けワシも乗った」「私ら二人で天下を動かす。これ以上に面白いことは無い。」恵瓊ノリノリ「高松城へは織田へ寝返るようにときつける」←恵瓊さんなんで乗ったのよ?毛利に言えば全部ひっくりかえるぞ。押せ押せでいけるじゃん?それに清水さんが織田に寝返るわけがない。
高松城 恵瓊が清水さんに織田に寝返ろと言う。清水「腹を切る」この人はどうしても死にたいらしい。
小早川隆景の本陣 恵瓊が信長の死を隠し和議の受け入れを勧める。小早川は訝る「なぜ我らに有利な話になった?」そこへ官兵衛登場「戦いはいけないYesNoか今返事をくれ。清水さんは素晴らしいけど彼が死ねば戦いが終わらせられる。」←え…なんかおかしくない?
・和議の理由は…官兵衛「天下のため。乱世を終わらせるため。」…えーまだ乱世は終わらないぞ。九州と関東、東北はどうする?…そして何故か小早川さんは納得。←このあたりが一番苦しい展開かな。なんとなーく辻褄が合いそうで合ってないかも。うーん…信長の死が伝わらなければありうるのか。しかし恵瓊さんが信長の死を毛利に知らせればそれまでだからなぁ。この時点で平和のために和議を結ぼうなんて…ちょっと妙な感じ。
黒田本陣 官兵衛家臣に宣言「我らが秀吉様を天下人へ押し上げる」準備開始。詳しい準備の内容が出てきたのはよかった。官兵衛さんはこの時に本当に活躍したらしいです。馬や食料、草鞋の用意。船も使う。松明で街道を照らす…などなど具体的で面白い。こういう細かいところが描写されたのは嬉しい。善助が活躍。
64
高松城下 水上にて清水さん切腹。これが一番理由があいまい。単なる捨て駒。見捨てる恵瓊と官兵衛も黒い。この人の死は毛利と秀吉軍の戦を終わらせる為のギリギリの選択だったはずなのに、この話ではなんとなく清水さんが死にたい人に見えてしまった。それにしても宇梶さんは本当にかっこいいですね。こんなに短期間の出演なんてもったいない。身体も大きいし怖いし、いかにも戦国武将っぽくてかっこいい。毛利側が泣く。なんだか小早川さんも納得して無さそう。
毛利陣 小早川に本能寺のニュースが届く。\(^o^)/ワーーーーッ!!
姫路・黒田屋敷 ここにも本能寺のニュースが届く。又兵衛が官兵衛に知らせに出発。
黒田陣 出発準備中。
姫路への街道では 黒田陣を出た長政がヘトヘト。そこでばったり又兵衛に会う。ああ…。
伊賀の山中 家康は徒歩で三河を目指す。貫禄がすごいですね。
★65
安土城 光秀が城に入る。茶器の分配「信長の物は全て分け与える。この城もオレが燃やす」
美濃 おねさん達が避難中。長浜城が明智軍に落ちた。おねさんの貫禄が役に合ってきた。
姫路・黒田屋敷 秀吉軍を迎える準備。長政到着してまた秀吉軍に戻る。徒歩は大変。
安土城 京、近江は明智軍に落ちた。細川からの手紙「出家する、戦には加わらん」青ざめる光秀「朝廷にお墨付きをいただく」
秀吉軍 にせの手紙(信長は死んでいない)を各地にばらまく。
毛利陣 官兵衛と小早川。毛利から人質をとって兵を引く。官兵衛は毛利の旗が欲しい。実は小早川は全て知っていた。官兵衛の開き直り作戦開始。小早川「光秀と挟み撃ちできるけど」官兵衛「秀吉はつえーんだから従えっ!」小早川「毛利にも野心はないし…行けっ、わしゃおぬしに懸ける」←うわーなんだか都合が良すぎ。小早川さんいい人過ぎ。なーんだか納得がいかんな。でも鶴見さんはステキですね
★66
秀吉軍 出発です。みんな走る走る。
毛利陣 吉川元春が京からの手紙を受け取る。「」小早川に摑みかかる。怒る怒る怒る怒る「追えーっ!」吉川さん怒ってます。この人の反応は真っ当。理解できるわ。吉川さんは真っ直ぐです。二人で喧嘩してます。
黒田陣 山向こうの毛利陣を観察。毛利が引いている!
★67
安土城 光成、朝廷の後ろ盾をとりつける。
・その頃秀吉軍は走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る…。

それにしても情報が多いですね。なんだか情報が多すぎて、大変な事態なのにあまりドラマチックなうねりを感じない。多少無理のある毛利との駆け引きもチマチマして見えてしまった。結局小早川さんを説き伏せられたのも「秀吉は強いから味方に付け」なので、えー戦ってそんなに簡単に終わるものなのか…うーん。