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能登半島地震 ─ 寄付・支援情報
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2024年4月14日日曜日
米ドラマ FX『将軍/Shōgun』(2024) 第8話 The Abyss of Life :死ぬ死ぬばかり言うのは間違っている
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『Shōgun』(2024) TV Mini Series
/米/Hulu, FX/カラー/55–70 minutes
Creators: Rachel Kondo, Justin Marks
Based on Shōgun by James Clavell
No. of episodes: 10話
Release: February 27, 2024 – April 23, 2024
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米国 FX/Huluにて。オリジナルの放送は2024年4月9日。
4月5日・金曜日、うちのケーブルテレビの契約が突然切れた。テレビが映らなくなった。理由はプロバイダーの手違い。それまで5年間録画していた映像も全て消えた。ケーブルの契約をし直してセットアップしたのは翌週水曜日の10日。それで米国で9日に放送された『将軍』の第8話も録画できなかった。
さてどうする。もうテレビでの再放送はないみたいだし…。
それでHuluのサブスクを始めることにした!最初の1カ月はフリー・トライアルだそうで、とりあえず契約して継続するかどうかはまた考えよう。基本のパッケージは8ドルだし。
スマートテレビのGoogle TVをセットして早速Huluを視聴開始。…Google TVも初めてセットアップしたのだけれど、なんだか家のテレビの画面にYouTubeもNetflixもAmazon PrimeもHuluも全てGoogle TVのHOME画面に出てくるようになったぞ。なんだかすごいねこれ。感動してる。
というわけでテレビで映像を見る環境が整ったところで早速Huluの『将軍』第8話を拝見。
この第8話を見て思った
「私の頭は随分西洋化されているのかもしれない」と。
正直「いい話」だと思うには私には難しかった。私にはまたまたフィラー。第7話は面白かったと前回の感想では書いたのだけれど、7話がドラマとして面白いなら8話は少し息抜きかと思った。不思議日本のエキゾティズム満載で…あまり話も進んでいない。しかしネット上を探ったらこの第8話は日本のメディアでは名エピソードになっているらしい。
★ネタバレ注意
正直「いい話」だと思うには私には難しかった。私にはまたまたフィラー。第7話は面白かったと前回の感想では書いたのだけれど、7話がドラマとして面白いなら8話は少し息抜きかと思った。不思議日本のエキゾティズム満載で…あまり話も進んでいない。しかしネット上を探ったらこの第8話は日本のメディアでは名エピソードになっているらしい。
★ネタバレ注意
あらすじ
吉井虎永(真田広之)の息子・長門(倉悠貴)が亡くなって虎永軍は喪中。虎永は全軍で江戸に向かい、息子の葬儀を済ませる。その間、虎永は「大坂に降伏する」の一点張り。頑なに考えを変えないので家臣達も迷っている。
上に「不思議日本のエキゾティズム」と書いたけれど、この第8話はとにかく皆が「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」ばかり言っているように感じた。ちょっと多いと思った。その文句を書く。
戸田文太郎(阿部進之介)は鞠子さん(アンナ・サワイ)となんとかわかり合いたい。それで茶室で二人きりになって「今夜わしも死ぬから君も一緒に死のう」と言う。そして鞠子さんは毎回「死にたい死にたい」と言っているのに、文太郎が「一緒に死のう」と言えば「あなたと死ぬくらいなら1000年生きたほうがましだわ」と言う(?????)文太郎はかわいそうだ。文太郎の何がそんなに嫌なのだろう。
それから最後の武将達の会議の場面。虎永の一番の家臣だった戸田広松(西岡徳馬)が「私が腹を切って」と…。どういうことよ?
それでネットを調べてみたら、元々の脚本では「虎永の大坂への降伏に抗議して、会議の席で5人の武将達が切腹するところを、戸田広松が一人で抗議する場面に変えた」とあった。なるほど。それなら理解できる。ドラマとしてなぜあのような話になったのかも理解した。
しかしそれでもやっぱり元々の脚本の意図に私は納得できない。
というのも元々の脚本の…会議の場所で武将5人が抗議の切腹をする設定そのものがおかしい。なぜなら、あの武将達は(もちろん戸田広松も)、皆それぞれの軍隊を抱えた軍のリーダー達で、一人一人に100人や200、300人の侍達が下についているのだろう。だから5人が切腹すれば、千人以上(何千人?)の歩兵達が指揮官を失うわけだ。ケオスでしょう。
戸田広松は、このドラマでは大坂から命からがら脱出してきたことになっているので、直属の部下はいないのかもしれないが、彼ほどの重要人物だったらかなりの数の侍が下についているはず。…ということは、彼の家臣達は大坂に置いてきたのか?という疑問も出てきた。
ともかく「私の死を持って殿の降伏に抗議する」という話は無駄。合理的ではない。広松の死は私には完全に無駄死にに思えてしまった。 ←そこが私の頭が西洋化したのではないかと思ったところ。
最後に虎永が「息子も広松も時間稼ぎをしてくれた」と言っているので、考えはありそうだけれど…それにしても今の段階でもし虎永に立ち上がる意志があるのなら、軍のリーダー格の武将達を失うのはなんとしてでも避けなければならぬ。だから今回の顛末には私は納得がいかない。
それから家臣が主君への忠誠心から(抗議も含めて)自害して命を落とすのは…なんだろう…もっと江戸時代の後の方の話ではないか?
戦国と言えば史実で…織田信長の傅役(もりやく/身の回りの世話を行う家臣)の平手政秀が信長の振舞いを咎めるために自害した話があるけれど、あれは世話役の平手が責任を感じて、まだ若かった信長への戒めとしてやったこと。今回の戸田広松と虎永の関係は違う。虎永は広松の力を頼りにしているはず。広松は無謀に自害することで虎永の軍を乱していることになる。
それに(作戦があるのだろうとはいえ)…「降伏する」と頑なに言い続ける虎永も無責任。今回の広松の結末であれ、元々の脚本にあった5人の抗議であれ…ともかく軍は乱れる。武将達は全部で何万人だろうか…既に地震でかなりの数を失ったと言うから、全体の兵力もかなり落ちているはず。この状況では誰が切腹をしても指揮官を失ったら兵は乱れるし、結果虎永全体の軍の力が落ちる。合理的ではない。
前回第7話では、虎永の弟・佐伯信辰が兄弟の絆を無視して石堂の側に着いたことを、私は「いかにも戦国らしく実利主義でいい」と言った。信辰のように合理的、実利的な考え方の武将ほうがずっと私には納得できる。
もしかしたらこの広松のエピソードは、(史実で)関ケ原の前夜に負けると分かっていながら家康のために盾になって伏見城で命を落とした鳥居元忠の話を参考に盛り込んだものかもしれないが、鳥居元忠は敵と戦って相手にダメージを与えながら時間稼ぎをして壮絶な討死をしているわけで、今回の広松の死とは違う。
何が何でも誰かに切腹をさせて「不思議日本のエキゾティズム」を見せる製作の意図にも見えてしまって、私は多少鼻白んだ。
武将なら最後まで戦って死のうぜ。
しかし戸田広松の西岡徳馬さんはかっこよかったのよ。シーンの緊張感も場面としてはよかった。もったいないな~涙。
●その他のメモ
・江戸は湿地であった。お吟さん(宮本裕子)の江戸の土地(吉原の辺りか)の下見の場面があったけれど、大きく広がる湿地の描写になるほどと思う。
・ポルトガル人アルヴィト司祭(トミー・バストウ)が虎永に「落ち葉の方を味方につけて石堂に立ち向かえ」と言っている。
・大坂では石堂和成(平岳大)が落ち葉の方(二階堂ふみ)にプロポーズ。平さんがちょっと照れているのが面白い。石堂は落ち葉の方の息子(世継ぎ)八重千代(セン・マーズ)も取り込み権力を確かなものにしようとしている。
・(太閤の正妻の)大蓉院(AKO)が死去。彼女は落ち葉の方に「大坂城に捉えられた人質を解放するよう」伝える。
・ブラックソーン/按針(コスモ・ジャーヴィス)は江戸で船員の仲間に会いに行くが彼らの様子に(帰国の)望みはないことを悟る。そこで樫木藪重(浅野忠信)と共に働こうとする。按針も虎永が降伏することに納得していない。ともかく彼は役に立ちたいと思っている。彼は藪重と鞠子と共に大坂へ向かう。
・戸田文太郎や樫木央海(金井浩人)など、脇役の俳優さん達の細やかな表情を捉えるカメラが秀逸。彼らの一瞬の表情を捉えるだけで彼らの人となりが見えるようになってきている。ドラマに深みが加わってうまいと思う。
2024年4月11日木曜日
The Blessed Madonna - Happier (feat. Clementine Douglas) (2024)
心残り
The Blessed Madonna - Happier (feat. Clementine Douglas) (2024)
Happier (feat. Clementine Douglas) - Single
The Blessed Madonna
Released: February 2, 2024
Under exclusive licence to Warner Music UK Limited,
℗ 2024 Margeverse Limited
この曲、ここのところしばらくダンスチャートに陣取っていてよく売れてます。サビはキャッチー。そしてサビの後のインストの音が軽快で気持ちいい。それがヒットに繋がっているのではないかと思う。
実は個人的に思うのだけれど、英国も米国もこの頃ダンスチャートでびっくりするほどの良曲が出ない。最近で一番よかったのはアリアナ・グランデの「yes, and?」ぐらいか(個人的な意見)。あとはデュア・リパはコンスタントに良曲を出しているかな。それにしても全体にあまりぱっとした曲がないような気がする。
これはもしかしたら…今の欧州の若者たちはウクライナやイスラエルなどのニュースで不安になっていてダンスどころではなくなっているのではないかとも思った。想像だけれど。
★The Blessed Madonna
Marea Stamperさん。米国人のDJ、プロデューサー、ミュージシャン。1977年生まれ。2016年にはMixmagで「DJ of the year」を受賞。様々な大物アーティストとのコラボ多数。
★Clementine Douglas
米国イリノイ州シカゴ出身のシンガー。1998年生まれ。2022年に英国にてBBC Radio 1 Dance Awardsを受賞。
Happier
The Blessed Madonna
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[Verse 1]
最近よく休めないの
あなたに最高の私をあげられなかったこともわかってる
一生懸命忘れようとした
まだあなたのことを忘れていない
[Pre-Chorus]
私のこと考えたりする?
夜の遅い時間に寂しい時は
あなたの身体を考えてる
あなたが私のものだった時のことを思い出してる
[Chorus]
あなたがもっと幸せならいい
あながた今もっとハッピーであればいい ほんとに
あなたがもっとハッピーなことを願ってる
あなたが今もっと幸せであればいい 私がいなくても
[Post-Chorus]
Oh
あなたがもっと幸せであればいい
Oh
あなたがもっと幸せであればいい
[Verse 2]
私があなたを疑わせたこともわかってる
だからあなたは留まらなかった
あなたを決して失望させないと私は言った
がっかりさせないと
[Pre-Chorus]
私のこと考えたりする?
夜の遅い時間に 寂しい時は
私はあなたの身体を考えてる
あなたが私のものだった時のことを思い出してる
[Chorus]
あなたがもっと幸せならいい
あながた今もっとハッピーであればいい 本当よ
あなたがもっとハッピーなことを願ってる
あなたが今もっと幸せであればいい 私がいなくても
[Post-Chorus]
Oh
あなたがもっと幸せであればいい
Oh
あなたがもっと幸せであればいい
[Bridge]
Oh
Oh
Oh
あなたがもっともっと幸せであればいい
[Chorus]
あなたがもっと幸せならいい
あながた今もっとハッピーであればいい ほんとに
あなたがもっとハッピーなことを願ってる
あなたが今もっと幸せであればいい 私がいなくても
[Post-Chorus]
Oh
あなたがもっと幸せであればいい
Oh
あなたがもっともっと幸せであればいい
[Outro]
Oh
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Written By Clementine Douglas, The Blessed Madonna, Count Counsellor & Totally Enormous Extinct Dinosaurs
・The Blessed Madonna - Happier (feat. Clementine Douglas) (2024)
・The Blessed Madonna - Shades of Love (feat. The Joy) (2023)
Shygirl - thicc (ft. Cosha) (2023)
Relax
Shygirl - thicc (ft. Cosha) (2023)
Thicc – Single
Shygirl, Cosha
Released: November 14, 2023
℗ 2023 Because Music Ltd.
昔Frankie Goes To Hollywoodの「Relax」という曲がありましたが、この曲も同じような感じでしょうかそれにしてもあの頃からもう40年も過ぎたのですね。エロい歌といえば近年はCardi Bがあまりにも直接的で酷い歌を歌っていたのでこの歌ぐらいならまだほのめかし程度でおとなしく聞こえるのかも。
音がかなり気持ちいいので記録する。ShygirlさんはDJとして実験的な音の作品を作るのだそうだ。記録しましょう。訳は適当。
★Shygirl
Blane Muiseさん。英国のsinger、DJ、rapper、songwriter、そしてレコード・レーベルの創設者・collective Nuxxe。1993年生まれの現在30歳。ダンス・ミュージックにindustrial hip-hop、 experimental pop、 grime、deconstructed clubをミックスすることで知られ、実験的作風のプロデューサーとのコラボでも知られる。2022年にアルバム『Nymph』をリリース。高い評価を得る。
★Cosha
Cassia O'Reillyさん。1996年生まれ。アイルランド人のシンガー・ソングライター、プロデューサー。米国で生まれアイルランドで育つ。母はハイチ出身のシンガーで父はアイルランド人のドラマ―だそうだS。17歳からロンドン在住。
●
Hot:熱い/セクシー/かっこいい, Cool
drip:滴る/かっこいい, Cool
just a sip:一口飲む/ほんの少し
Thick:分厚い/肉感的でセクシーな女性
Thicc:肉感的でセクシーな女性/大きなお尻
thicc
Shygirl & Cosha
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ホット あなたが dripな時 give me
一口 ちょうだい
どうしてこれ 特別なのくれるの?
熱く 滴る時 give me
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの?
[Verse 1: Shygirl]
のどが渇いてる 早すぎ 私には
ちょっとだけ 私に
続けられるでしょ
のどが渇いてる 早すぎ そう
ちょっとだけ 私に
Yeah, 続けて
[Refrain: Shygirl]
Thick で ジューシー 私
でも 私にだけ
Yeah, yeah, あなたは私をその気にさせる
セクシーで ジューシー 私
でも 私にだけ
Yeah, yeah, 私をその気にさせる
[Build: Cosha]
You (You)
あなたは私に生きてるって思わせてくれる
Yeah, you
私に 感じさせる
[Drop: Cosha]
(You)
[Chorus: Shygirl & Cosha]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
一口 ちょうだい
どうしてこれ 特別をくれるの?
熱く 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの? (You got me feelin’)
[Verse 2: Shygirl & Cosha]
どうしてヒートはいい気持ちなの 私達が寄り添えば
火傷するまで?
乗り越えない理由はないでしょ (You)
もう引き返せないポイントを
[Chorus: Shygirl]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
どうしてこれ 特別をくれるの?
熱く 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの? (You got me feelin’)
[Verse 2: Shygirl & Cosha]
どうしてヒートはいい気持ちなの 私達が寄り添えば
火傷するまで?
乗り越えない理由はないでしょ (You)
もう引き返せないポイントを
[Chorus: Shygirl]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
一口 ちょうだい
どうしてこれ 特別なのくれるの?
熱い 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの?
[Refrain: Shygirl & Cosha]
Thick で ジューシー 私
でも 私だけ
Yeah, yeah, あなたは私をその気にさせる
セクシーで ジューシー 私
でも 私だけ (You)
Yeah, yeah, 私をその気にさせる
[Drop: Cosha]
(You)
[Chorus: Shygirl & Cosha]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
どうしてこれ 特別なのくれるの?
熱い 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの?
[Refrain: Shygirl & Cosha]
Thick で ジューシー 私
でも 私だけ
Yeah, yeah, あなたは私をその気にさせる
セクシーで ジューシー 私
でも 私だけ (You)
Yeah, yeah, 私をその気にさせる
[Drop: Cosha]
(You)
[Chorus: Shygirl & Cosha]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
一口 ちょうだい
どうしてこれ 特別をくれるの?
熱く 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの? (You got me feelin’)
[Verse 3: Shygirl & Cosha]
どうしてヒートはいい気持ちなの 私達が寄り添えば
火傷するまで?
乗り越えない理由はないでしょ (You)
もう引き返せないポイントを
[Drop: Cosha]
You (You)
あなたは私に生きてるって思わせてくれる
Yeah, you
私に 感じさせる
[Chorus: Shygirl & Cosha]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
どうしてこれ 特別をくれるの?
熱く 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの? (You got me feelin’)
[Verse 3: Shygirl & Cosha]
どうしてヒートはいい気持ちなの 私達が寄り添えば
火傷するまで?
乗り越えない理由はないでしょ (You)
もう引き返せないポイントを
[Drop: Cosha]
You (You)
あなたは私に生きてるって思わせてくれる
Yeah, you
私に 感じさせる
[Chorus: Shygirl & Cosha]
ホット あなたが dripな時 give me (You)
一口 ちょうだい
どうしてこれ 特別なのをくれるの?
熱く 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの? (You got me feelin’)
[Outro: Cosha]
(Ooh)
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Written By Karma Kid, Cosha, Sega Bodega & Shygirl
どうしてこれ 特別なのをくれるの?
熱く 滴る時 give me (You)
少しだけ give me
どうしてこれ 何もくれないの? (You got me feelin’)
[Outro: Cosha]
(Ooh)
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Written By Karma Kid, Cosha, Sega Bodega & Shygirl
NAMES 51 Ft. Tatè Nsongan - YEKE YEKE (2023)
Afro House
NAMES 51 Ft. Tatè Nsongan - YEKE YEKE (2023)
YEKE YEKE (feat. Tatè Nsongan) – Single
NAMES 51
Released: December 1, 2023
℗ 2023 New Music Grouop srl
今欧州のダンスチャートでよく売れている曲。フランスでは1位だそう。元々はアフリカのミュージシャンMory Kantèさんによるよく知られた曲で、この曲はNames 51さんとTatè¨Nsonganによる新しいカバー。
ビデオは皆楽しそう。ダンスは世界共通語ですね。
★NAMES 51
情報が全く出てこなかった。こういうことは珍しい。リミックスをしたDJだと思うけれど。
★Tatè Nsongan
たぶんこのお方はアフリカのミュージシャンだと思います。
★NAMES 51
情報が全く出てこなかった。こういうことは珍しい。リミックスをしたDJだと思うけれど。
★Tatè Nsongan
たぶんこのお方はアフリカのミュージシャンだと思います。
2024年4月8日月曜日
映画『ワインは期待と現実の味/Uncorked』(2020):夢を追う若者
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『Uncorked (2020)/米・仏/カラー
/1h 44m/監督/脚本:Prentice Penny』
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私が今まで全く知ろうともしなかったワインの世界。去年のクリスマスにブルゴーニュ風ビーフ・シチューに使ったことで出会ったアルベール・ビショー/Albert Bichot 社のブルゴーニュ赤ワイン。それからネットで調べてワインのことに少し興味を持ち始めた。(フランスの)ワインには見分け方の基本があるんだねと。
ブドウの種類、ブドウが育つ土地の土の質、その地方の気候…。それらの条件でその土地特有の味のワインができる。ワインの名産地には歴史があって、その土地に特有のブドウが育ち特産品が生まれる…。
そのようなワインの基本の基本を知ることができたことがすごく嬉しくなった。そのきっかけを作ってくれたアルベール・ビショー社にも愛着が沸いた。感謝の気持ちも込めて。
先日も同社の米国のサイトを見ていた。そうしたらこの映画の記事が出てきた。アルベール・ビショー社のワイナリーがこの映画に撮影協力をしたらしい。え、そうなんだ。見たい。というわけで先週の週末にNetflixで視聴。
早速映画の冒頭から同社のワイン・メイキングのシーンが出てくる。お、いきなりですかと喜ぶ。ブドウの育つ様子、収穫の様子、工場でのプロセス、ステンレスのタンク、職人さん達が働く様子、そして工場でボトル詰めされているのは「Chablis」。映像を止めて「これこれ、このラベルよ」とまた喜ぶ。
アルベール・ビショー社が出てくるのは、この冒頭のワイン・メイキングの様子と映画の半ばで主人公が同社の見学に行くシーンで建物の外側が一瞬映るのみ。建物の中に入る様子は描かれていない。
それでもちょっと満足。なんだか知り合いが映画に出ているような気分。嬉しいわ。
いい映画です。監督はPrentice Pennyさん。今までテレビドラマのプロデューサーを多くなさっているアフリカ系の監督さん。
主人公はテネシー州メンフィスのワイン好きのアフリカ系の青年イライジャ。ワインショップでバイト中。父親ルイはローカルで人気のバーベキュー・レストランのオーナー。父親は息子にレストランを継いで欲しいが、イライジャはワインを真剣に学びたいと言う。
子供が家業を継ぐのか、それとも自分の生きたい道を選ぶのか…の父と息子の物語。どのような職種でもこのような話は有り得る。漆の職人さんの息子さんが美大に行ってアーティストになりたいと言うとか、農家の息子さんがエンジニアになりたいと言う…。そういえばちょっと前にうちの壊れた窓を直してくれた職人さん親子もそうだった。お父さんは窓修理の職人。しかし息子さんはカリフォルニアに行ってワインを学ぶ予定だと言っていた。このような親子の話は沢山あるのだろうと思う。
映画はイライジャ君が、世界的な資格「マスター・ソムリエ/Master Sommelier」の試験に合格するために努力を重ねるストーリーを追う。お父さんは最初は渋い顔。しかしお母さんが助けてくれる。イライジャ君は学校に通い始め、後にフランスに学びに行くチャンスもやってくる。夢を叶えるために頑張る若者の物語。いい話。イライジャ君を応援しながら見る。
アフリカ系の家族の明るさがいい。皆で集まってディナーの日、イライジャ君が皆に初めて「ソムリエになりたい」と夢を語る。皆のリアクション「え、アフリカのソマリア?」の会話のリズムが最高。ゲラゲラ笑う。すごくにぎやかで明るい家族。
様々な事柄が起こるのだけれど、特にお父さんとイライジャ君の関係に心動かされる。お父さんいい人。これは本当にいい親と子、家族の話よ。
さて「試験はどうなるのか?」イライジャ君と家族を追ってストーリーに引き込まれる。いい映画。
ヒップホップのカルチャーで育ったアフリカ系の男の子が、世界的なワイン・ソムリエの資格を取るために努力をする映画。正直な話、私は最初はいまどきのポリコレ系の映画として、このアフリカ系の若者が人種のために苦労をする様子が描かれるのか…人種による困難にぶつかっても諦めずに頑張る若者の話が描かれるのかと思っていた。
ところがこの映画、人種に関する場面は一切出てこない。この映画は今どきの「説教型のポリコレ映画」ではない。ここで描かれるのは、人種の問題は一切関係なく…ただ一人の若者が夢を追って努力を重ねるストーリー。
それで考えさせられる。監督さんのPrentice Pennyさんはアフリカ系の方。このお方は意図的に「人種」をストーリーに盛り込まなかったのではないかと。これは一人の若者の話。若者が夢を追う話。だからこの映画を見る人が白人であってもアジア人であっても、皆がイライジャ君の話を自分のことのように見ることが出来る。映画のテーマ「父と息子、家業と夢」の話はどの文化圏の人が見ても理解できる話だろう。
メンフィスでもフランスでも、彼の周りの友人も、ワインの学びの仲間も…イライジャ君のストーリーに「人種」がお題に上ることは一切ない。彼のワインの学びの仲間はハーバード出身のエリート、(たぶん)インド系の女性、(たぶん)イタリア系の青年、そしてバイト先のワインショップのオーナーは白人で頼りになる相談相手。そして学校の先生やフランスで出会う人々も…。
私が個人的に人種のことを「心配」したのは、きっと私が今までに多少の人種関連の「経験」をしてきているからだろう。「もしイライジャ君がここで無視されたらどうしよう?」と必要もなく心配してしまったのは、私の中にも白人に対するバイアスがあるということだ。
さて「試験はどうなるのか?」イライジャ君と家族を追ってストーリーに引き込まれる。いい映画。
ヒップホップのカルチャーで育ったアフリカ系の男の子が、世界的なワイン・ソムリエの資格を取るために努力をする映画。正直な話、私は最初はいまどきのポリコレ系の映画として、このアフリカ系の若者が人種のために苦労をする様子が描かれるのか…人種による困難にぶつかっても諦めずに頑張る若者の話が描かれるのかと思っていた。
ところがこの映画、人種に関する場面は一切出てこない。この映画は今どきの「説教型のポリコレ映画」ではない。ここで描かれるのは、人種の問題は一切関係なく…ただ一人の若者が夢を追って努力を重ねるストーリー。
それで考えさせられる。監督さんのPrentice Pennyさんはアフリカ系の方。このお方は意図的に「人種」をストーリーに盛り込まなかったのではないかと。これは一人の若者の話。若者が夢を追う話。だからこの映画を見る人が白人であってもアジア人であっても、皆がイライジャ君の話を自分のことのように見ることが出来る。映画のテーマ「父と息子、家業と夢」の話はどの文化圏の人が見ても理解できる話だろう。
メンフィスでもフランスでも、彼の周りの友人も、ワインの学びの仲間も…イライジャ君のストーリーに「人種」がお題に上ることは一切ない。彼のワインの学びの仲間はハーバード出身のエリート、(たぶん)インド系の女性、(たぶん)イタリア系の青年、そしてバイト先のワインショップのオーナーは白人で頼りになる相談相手。そして学校の先生やフランスで出会う人々も…。
私が個人的に人種のことを「心配」したのは、きっと私が今までに多少の人種関連の「経験」をしてきているからだろう。「もしイライジャ君がここで無視されたらどうしよう?」と必要もなく心配してしまったのは、私の中にも白人に対するバイアスがあるということだ。
「人種」を一切お題に上げない若者の物語。私はそこにもちょっと感動した。そうだよね。これが普通であるべきなんだよね。この話は静かに世の中の「理想」を見せてくれているのだろうと思った。ありがとうと思った。
最後は賛否両論だそうだ。私はこのエンディングだからこそいい話だと思った。これでいい。いい気持で見終わった。
余談だけれど…
実は知り合いに「マスター・オブ・ワイン/Master of Wine」の資格を持つ女性がいる。ロンドン時代の旦那Aの同僚の奥さん。彼女は20代から勉強を始めて、たぶん合格するのに5年以上(もしかしたら10年近く)かかったのではないかと思う。とにかく取るのが大変難しい資格だと聞いている。そのマスター・オブ・ワインの今の資格保持者は世界で416人。そしてこのイライジャ君が目指しているマスター・ソムリエは世界でたった274人。決して簡単に合格できる資格ではない。その彼女の旦那さんも、彼女が合格するまでに大量のワインを買わなければならなかったと言っていた。
昨日調べたら、彼女は今業界でかなり有名なワイン評論家になっていることを知った。本も出していてWikipediaにも名前が出てくる。かなりの大家になっているらしい。ひ~驚いた。そのような資格保持者は世界中のどこに行ってもひっぱりだこ。彼女達はロンドンの後、旦那さんの転勤で日本やシンガポールにも住んだのだけれど、企業との仕事はもちろん、時には大富豪のワインコレクションのアドバイザーとしても雇われたことがあると言っていた。そういえば「日本人は高いワインを実際に飲むのよね」などとも話していた。西洋では高いワインはコレクションをする人が多いそうだが、日本人は飲むのだそうだ。すごいね、日本の大富豪。
私はこれから少しずつ20~30ドルくらいのブルゴーニュとボルドーのワインを「これはどうかな~」と試していこうかなと思っている。フランスのワイナリーのストーリーを(飲みながら)学んでいきたい。…フランス革命の頃に始められたワイナリーなんてちょっと浪漫…。
余談だけれど…
実は知り合いに「マスター・オブ・ワイン/Master of Wine」の資格を持つ女性がいる。ロンドン時代の旦那Aの同僚の奥さん。彼女は20代から勉強を始めて、たぶん合格するのに5年以上(もしかしたら10年近く)かかったのではないかと思う。とにかく取るのが大変難しい資格だと聞いている。そのマスター・オブ・ワインの今の資格保持者は世界で416人。そしてこのイライジャ君が目指しているマスター・ソムリエは世界でたった274人。決して簡単に合格できる資格ではない。その彼女の旦那さんも、彼女が合格するまでに大量のワインを買わなければならなかったと言っていた。
昨日調べたら、彼女は今業界でかなり有名なワイン評論家になっていることを知った。本も出していてWikipediaにも名前が出てくる。かなりの大家になっているらしい。ひ~驚いた。そのような資格保持者は世界中のどこに行ってもひっぱりだこ。彼女達はロンドンの後、旦那さんの転勤で日本やシンガポールにも住んだのだけれど、企業との仕事はもちろん、時には大富豪のワインコレクションのアドバイザーとしても雇われたことがあると言っていた。そういえば「日本人は高いワインを実際に飲むのよね」などとも話していた。西洋では高いワインはコレクションをする人が多いそうだが、日本人は飲むのだそうだ。すごいね、日本の大富豪。
私はこれから少しずつ20~30ドルくらいのブルゴーニュとボルドーのワインを「これはどうかな~」と試していこうかなと思っている。フランスのワイナリーのストーリーを(飲みながら)学んでいきたい。…フランス革命の頃に始められたワイナリーなんてちょっと浪漫…。
2024年4月7日日曜日
米ドラマ FX『将軍/Shōgun』(2024) 第7話 A Stick of Time :日本人の日本人による日本人のためのドラマ
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『Shōgun』(2024) TV Mini Series
/米/Hulu, FX/カラー/55–70 minutes
Creators: Rachel Kondo, Justin Marks
Based on Shōgun by James Clavell
No. of episodes: 10話
Release: February 27, 2024 – April 23, 2024
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米国 FXにて。オリジナルの放送は2024年4月2日。
というわけでうちのDVRの録画が全部消えてしまったので、ドラマを再度チェックすることが出来なくなった。しかし第7話は楽しんで見たので忘れないように印象を書いておこうと思う。
この第7話は今までで一番面白かった。基本的に日本人しか出てこない日本のドラマ。そして皆が男らしくてオトコオトコしていて素晴らしい。なぜハリウッドが作ると戦国ドラマもリアルに人を殺しそうなむさ苦しい男ばかりになるのか。大変素晴らしい素晴らしい素晴らしい。
★ネタバレ注意
一番の驚きは今回初登場、吉井虎永の弟・佐伯信辰を演じる奥野瑛太さん。まぁなんとカリスマに溢れた俳優さんだろうか。
奥野瑛太さんのことは今まで見たドラマの中で記憶に残っていた。一番最近は『仮想儀礼』の秘書。それから『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の宅配便のお兄さん、それから2021年の『最愛』の主人公の兄。
上記のキャラクター達は決して派手な役ではなかったのに奥野さんのことは記憶に残っていた。この俳優さんに元々あるカリスマなのだろうと思う。
そして今回の第7話での佐伯信辰は今までで一番騒がしく豪快で男臭い派手なキャラクター。「あっ、あの役者さんだ…」と気付いた時には驚いた。なんと豪快な役者さんだろうかと感心した。
大変オトコオトコしている。あの『仮想儀礼』の時のお堅い秘書の様子と正反対。『家族だから愛した…』の気さくな宅配のお兄さんとも全く印象が違う。いや~びっくりした。大きな拍手です。
このドラマでの彼の芝居は芝居がかっている。舞台の芝居のよう。しかしそれが佐伯信辰の豪快で超実利主義の人となりに合っている。派手な芝居がすごくいい。拝見していて引き込まれた。
動かざること山の如し…の吉井虎永(真田広之)とこの信辰の性格が正反対なのも面白い。この豪快な弟は兄との絆など屁とも思っていないらしい。いかにも戦国。そしてそんな騒がしい弟に静かに苦悩する虎永。
真田広之さんの虎永は毎回かっこいい。この物静かな虎永は自分から前に前に出ていく人ではないのかもしれぬ。しかし心を決めたら後には引かない。決断に時間がかかる人かもしれませんね。しかし真田広之さんが重々しく物静かなところが…んも~~~かっこいい。なんかまたファンになる溜息。毎回真田さんを見てニヤニヤする。
「芝居がかっている」といえば娼館の女将・お吟の宮本裕子さん。このお吟がまたいい。この女優さんの芝居も舞台の芝居のよう。しかし彼女は娼館=エンタメ事務所のオーナーで、働く女の子達を守る強い女主人。きっと彼女も若い頃に超一流のプロだったのだろう。彼女自身がエンタメの人なのだから言い回しが芝居がかっているのも納得。彼女もカリスマがすごい。
面白いのは、今回お吟さんが虎永に江戸の「吉原」の打診をしていたシーン。彼女が「江戸に営業用の土地を欲しい」と言っていたのはいかにもその後の吉原。今Wikipediaで吉原の歴史を調べたら江戸の吉原の成立は1612年だったそう。お吟さんはフィクションのキャラクターだとはいえ、時代的にもつじつまが合うのでなるほどと思った。
さて虎永の弟・佐伯信辰が伊豆にやってきてから、虎永の軍勢は様々な意味で揺さぶりをかけられる。信辰へのリアクションで一番よかったのが、虎永の息子・吉井長門の倉悠貴さん。おそらく長門はまだ若い。まだまだ若いから行動も考えも軽率。倉悠さんはその血気盛んで愚かな若者の芝居が上手い。このキャラクターにも愛着が沸いてきたところ。
夜の宴のシーン。叔父さんに初めて会えたことで子供のようにワクワクしている長門。叔父さんへのリスペクトと嬉しさですごく楽しそう。それなのに信辰が途中から妙な話をし始める。虎永は黙って聞いているが、周りの家臣達の表情が変わる。場の空気が変わる。そして今まで楽しそうだった長門の表情も変わっている。上手い。
場の空気が変わり始めたところでこちらもドキドキし始める。あ、面白くなってきた。そこからどんどんストーリーが回っていく。面白い。「日本のドラマ」だと思ったのはこのあたり。ブラックソーン/按針はほとんど出てこない。ただただ日本の戦国モノのドラマとしてすごく面白い。脚本も巧み。今までで一番面白かった。
しかしそれにしても長門君は軽率すぎる。ちょっと前にも石堂の使いを大砲で全滅させるし。危ない危ない。虎永も手を焼いている様子が今までにも何度もあった。ぃや~問題だこの子は。しかしそれがまた可愛い。彼はこれからどうなるのだろうと思っていたので最後は驚いた。
それから戸田文太郎(阿部進之介)。文太郎にもますます愛着が湧いてきた。彼は鞠子さんが大好きなのね。しかし自分を抑えられないから手が出る。戦国の人だもの。
今回も文太郎は実はかなりいい武将なのだろうと思わされた。それから樫木央海(金井浩人)も頭のいい武将。二人とも最初はどうかと思ったけれど次第に魅力的に見えてくるのが面白い。
変な人と言えば樫木藪重(浅野忠信)。彼はユーモア担当。一番おかしい。最初は嫌な奴かと思ったけれど予想不可能で常にストレートな物言いをしていてそれが可笑しい。浅野忠信さんはこういうユーモラスな芝居もなさるのですね。彼が出てくるといつも笑う。旦那Aにもウケている。
戸田広松(西岡徳馬)の美声に安心する。重鎮。「これはいかにも日本のドラマ」だとほっとするのはこのお方のおかげ。鞠子(アンナ・サワイ)さんも藤(穂志もえか)さんもすごくいい。このドラマに出てくる人々のそれぞれの人となりがわかってきて次第に人物達に心を寄せるようになっている。ますますドラマが面白くなってきている。目が離せない。
それにしても思った…ハリウッドがこれだけ素晴らしくリアルに「日本の戦国の荒々しい男達を描けている」のはどういうことなのか? 日本人のシーンの上手い脚本、配役も巧み、皆役者さん達も上手いし演出にもカメラワークにも納得する。とにかくドラマとして面白い。 …(様々な理由があるのはわかるけれど)日本のテレビで描く戦国のドラマはなぜあのように「おんなこども向け」で軽く見えてしまうのだろう。
このドラマに出てくる男たちは本当に人を殺しそうなのがすごいと思う。だからワクワクする。毎回緊張する。これですよ…荒々しい戦国。いいですね。
さて、来週の火曜日はテレビが見れないのだけれど、その後再放送で第8話を見ることはできるのだろうか?
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