能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2020年2月13日木曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第4回「尾張潜入指令」2月9日放送



前回は最後に「また戦よ!キャー 😍」と言っていたのに、今回の戦の場面は数秒で終わってしまったぞ。しかしいいのですいいのです。少しでもそれらしい絵を見せてもらえればそれでいい。数秒でもその場面があるだけで気分があがる。

というわけで今週もストレスゼロの気持ちのよい大河ドラマ。面白かった。


★あらすじ
織田と今川の戦で織田信秀(高橋克典)は負傷。美濃の斉藤道三(本木雅弘)は、医者望月東庵(堺正章)に尾張の信秀の容態を探らせる。光秀菊丸(岡村隆史)が後を追う。また道三は「足利将軍の注文を受けて京の本能寺が種子島で鉄砲を作らせている」との情報を得る。


まず今週の第一の萌えポイントは、光秀の叔父・明智光安の小鳥好きオヤジの姿。小鳥にエアチューしてましたよ。見逃してはいけない。かわいい。


そして第二の萌えポイントは、小さい竹千代君に真正面から両手でがしっと肩をつかまれ、一瞬たじろぐ光秀の表情。一瞬目が泳ぐ。長谷川さんちょっと照れ臭いのかなぁ。それがかわいいわ。

竹千代君もまぁーかわいいな。小さい子供さんの真っ直ぐな目は眩しい。光秀が小さい竹千代を子供扱いせず丁寧に話しているところもよかった。光秀君は真面目なんですよね。



今回は菊丸大活躍。彼はただの農民じゃないですよね。忍者なの?岡村さんがすごくいい感じだと思います。なんと彼の着物の柄は大根なんですよ…いやいや大根じゃないです。すごくいいキャラだと思う。駒ちゃんとのやりとりもかわいい。走らせると俊敏なのもいい。。


そして高橋克典さんの信秀がいい。最高。大発見。やっぱりいい。このお方のお顔は月代がものすごく似合う。検索して普段の髪型と比べて…もしかしたらこのお方はこういう剃りあげた月代の方が似合うんじゃないかと思ってしまった。目から鼻にかけての線が直線的で綺麗な方なので月代のある髪型がお似合いになる。この信秀の余裕と威厳がも~~~かっこいいもの。いいですねぇ。エエおとこ。


そして今週、一番輝いていたのは堺さんの東庵先生です。織田信秀とのやりとりがいい。お二人とも打ち解けているようでお互い心を許していない様子がよかった。堺さんは様々な表情が素晴らしい。さすがです。

そして光秀の長谷川さんはやっぱり見ていて楽しい。コチコチの硬派なのがなぜかユーモラスに見えるのが魅力。面白い。駒ちゃんとのやりとりもおかしい。


というわけで、このドラマは何の文句もなく楽しめるので、ただただ俳優さんが素敵ね…と言うだけの感想になってしまった。これからも簡単なあらすじを書いて、あの人がいい、この人が素敵…と言って似顔絵が描ければいい。


2020年2月6日木曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第3回「美濃の国」2月2日放送



毎回絶賛。面白いわ~。

やっぱドラマは脚本だわ。流石。面白い。今年は大河ドラマが大河ドラマしているぞ ヤッホー  だって大河らしい描き方・見せ方・演出・演技をしてますもんね。既に次の週が楽しみになってきてます


★あらすじ
斉藤道三(本木雅弘)の娘・帰蝶(川口春奈)は光秀のいとこ。時々明智家を訪ねてくる。帰蝶の婿・土岐頼純を殺した道三は、今度は頼純の叔父・土岐頼芸(尾美としのり)に近づく…美濃の新しい守護になるよう圧力をかける。それがおもしろくない頼芸は織田信秀(高橋克典)にお手紙。出兵を頼む。そんな時、駿河の今川が三河へ攻め込んでくる。


先週は「戦が多くてストーリーがシンプルであらすじが三行で書ける」などと書いたのですが、今週はもう少し踏み込んで政治情勢が語られました。ますます大河らしくなってきた。面白かった。

揺れる美濃の守護・土岐頼芸…道三が圧力をかけてきたので悔しい恐ろしい。甥は殺されるし自分の命も心配…道三に「操り人形に毒は盛りません」などと言われてしまう。自分の愛妾・深芳野(南果歩)も譲ったのに。そこで道三×深芳野の息子・高政に接近。味方につけようとする。また織田信秀にも道三を討ってほしいとお手紙。

頼芸に「頼りにしている」と期待された斉藤高政(伊藤英明)も揺れる。母・深芳野に「本当の僕のパパは誰?(もしかして頼芸?)」←いや…あなたはもっくんの息子だと思いますよ。その眉毛。 そして高政は幼馴染の光秀に相談。父・道三には人望がないので美濃は安定しないだろうと言う。光秀も同意。

今日のメインは飄々とした土岐頼芸=尾美としのりさん。飄々としていながら策士?面白いですねぇ。そして揺れる斉藤高政は実直+冷静キャラ。伊藤英明さんは演技が自然。整ったお顔。馬が上手。


もっくん斉藤道三もまたまた面白い。もっくんは脚本に書かれた悪キャラを演じていらっしゃる。それが見所。昔の大河のこういうキャラは勝新さんとか…実生活でも怖い雰囲気の俳優さんがなさっていたと思うのですが、もっくんは実直ないい人のイメージがあって…。だから悪者を演じていらっしゃるんだろうと思うわけですよ。深芳野を侍らせてにやにやする場面も…いいぞ…と思うのよ。悪もっくんが楽しみだわ 

頼芸と高政がひそひそ話をしている場面での後ろの道三。


それから帰蝶の川口春奈さんはますます素晴らしいと思います。品が良くて瑞々しく綺麗。夫を殺されても顔を曇らせるだけで泣かないのもいい。お姫様は騒がないんだろうな。勝気でツンとしてるように見えて、ふとした時に揺れ動く心も見える。そして川口さんは、

声が素晴らしい。

上品で落ち着いた声。彼女はもしかしたら長谷川光秀といい化学反応があるかもしれませんよ。

厚化粧の深芳野=南果歩さんもいい。いい配役。紅の真っ赤な熟女…道三にしなだれかかる。いい絵。濃い。楽しい。これも脚本がさすがだと思った。この色っぽい熟女が昔の男(土岐頼芸)を「いやらしいおかたじゃ…ふふふ」と言うような台詞は、女性の脚本家には書けないかもしれません。面白い。
 
 
このドラマは安心して見ていられるんですよ。今まで途中下車した大河は、ストーリや史実がどうかというよりも、小さな描写や台詞が気になってだんだん嫌になってくることが多かった…その時代の身分制度のルールに反しているとか、女性の言葉や行動が不愉快とか…そんなことばかりが気になって感想も文句ばかりになってしまう。結局途中で見る事を止めてしまっていた。今回はそんな細々したことに気を取られないからストーリーに集中できる。もうストーリーに入りこんで既にそれぞれのキャラクターが好きになってきてます。
 
カメラワークもかっこいい。 最後に出て来た雪斎と、今川義元のスローモーションで歩く後ろ姿は、人物達をいかにもかっこよく撮っていて…ほぉいいなぁ…と思った。
 
また戦よ!キャー 😍


2020年1月31日金曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第2回「道三の罠」1月26日放送



2回目! 今回もよかったですね~~~~!

いやー…もうNHKさんの本気が見えましたね。すごいっすよ~。よくぞよくぞ…こんなに頑張ってくださいました。いや~今年は名作かもよ。すでに。面白かったわ。


★あらすじ
1547年。光秀が京から帰ってきたら、もう戦。尾張の織田信秀(高橋克典)の大軍が美濃に攻め込んできた…加納口の戦い/井ノ口の戦い。光秀、敵の首をとり悩む。斉藤道三(本木雅弘)は娘婿の土岐頼純(矢野聖人)と会う。


構成は単純。これがいい。うだうだと引っ張らない。要点だけ抑えて、後は視聴者が見たいところをしっかりと見せてくれる。

今回の戦の場面は連続ほぼ

20分ですぞ!すごいーっ!
(おっと30じゃなかったわ)

かつて…過去12年ほどの間、これほど長いバトルシーンを流してくれた大河ドラマがあったか?ないっ!なかった! 今回の20分の戦闘シーンは本当に素晴らしい!!

セットもお金をかけてますよね。今年はお金の使い方を間違っていないぞ。障子をタタミイワシにして喜んでいない。ちゃんと野外にセットを組んで城攻めのバトルを見せる。ドローンを使って上から撮れば、そのシーンはまるでゲームようだ。先週も書いたが、昔遊んだ洋ゲーの「Age of Empire」。それからなぜか洋ゲーなのに侍バトルゲームの「Total War」。そして西洋の中世の「Stronghold」というのも遊んだ。そんなゲームを思いだす。楽しいね。
 
それからエキストラも多い!馬も多い! 昔ワタクシは『真田丸』のショボイバトルシーンを見て「今の人達は喧嘩のやり方を知らんのだろうね。戦場なのに人の声も馬の蹄の音も法螺貝も聞こえん!戦場なのに静か過ぎる!」と文句を書いたのですが、今回はやってくれました!太鼓。法螺貝。えいえいえいえいえいっと皆のかけ声。わーわーざわざわまーうるさくて大変素晴らしい素晴らしい素晴らしい。いいですねぇ。ちゃんと戦場だもの。拍手拍手拍手!


長谷川さんの光秀は…殺陣はあまりリアリティがないけれど(ひょいひょい刀を振り回して重心が高いネ)、でも若い人が必死で頑張る様子はいい!一生懸命。なりふり構わず攻撃的でいい!なんだか長谷川さん生き生きしてますよね。水を得た魚だ。あっそんなに一人で群集に斬り込んでいってはいけないっ!あぶないよっ。光秀君は毎日スクワットをして四股を踏め。練習練習!

光秀が敵と対峙して首を落とすシーンも素晴らしかった。かっと目を見開いた真剣な表情。恐怖と興奮が同時に見えた。編集もスローになる様子もいい。怖いですもん。


ともかくものすごく楽しいバトルエンタメ。太鼓とか走る足軽達とか、落とし穴とか、燃える俵とか、弓矢、槍、刀、投石機、馬馬馬、走る足軽転げる足軽燃える足軽足軽足軽…ひゃ~興奮する。そして大親分は双方どっかり構えて山のように動かず。よーし。


今回の構成はシンプルです
・道三が光秀に「おかえり」鉄砲献上。
・バトルが始まって20
・短い光秀の反省+哲学タイム
・そして道三と土岐氏の対峙

それだけ。ものすごくわかりやすい。脚本家の池端さんも意図的にシンプルな構成になさっているのかもしれませんね。ストーリーがシンプルだから、あらすじも三行で書ける。これはもしかしたら、歴史エンタメとしていい見せ方なのかもしれません。


光秀君もいい。戦の後の夜の哲学タイムの台詞はよかった。

「これが武士の本懐か。武士の誉れか。こんなことか。しかし戦は戦だ。勝たなければ自分が討たれる。戦がある限り勝つしかない

そうだ。そうそうそうそうそのとおりそのとおり。戦国はこれですよ。「戦は嫌じゃ」とか言ってられないって。勝たなきゃやられるんだもの。勝って勝って勝ち抜くんだよ戦国は。この光秀君はまだ若いから迷いがあるわけですよね。しかし「やらなきゃやられる」と自分で結論づけている。いいですねぇ。頑張れよぉ!期待してるわ。

光秀の哲学タイムの後のマチャアキのお顔が優しい。最高に優しい。


一方、織田のお父さんはバトルフィールドでヨレヨレです。沢山の武将を失って…兵達の死体の転がる河原を見回し「城に帰って…寝るか」って…声が裏返ってましたよ。これでワタクシ一気に織田パパのファンになりました。好き。かっこいいですよね。お父さん頑張れ


そしてもっくん道三と土岐氏の一騎打ち。もっくんはもっと腹から声を出して …イヤ昔の俳優さん達はなぜあんなに深い声が出ていたのか…。昔はね、皆タバコを吸っていたからなのですよ。今の俳優さん達はタバコを吸わないから全体に声が高いですよね。それはしょうがない。声が聞こえにくい以外は、この道三は雰囲気もルックスもいい。かっこいいな。

そして土岐君。頑張った。いいぞ。
 

斉藤さんちの娘・帰蝶の川口春奈さんもいいですね。気が強く真面目で潔癖そうなお嬢さんの雰囲気が素晴らしいと思います。

斉藤さんちの城の内装が無骨でいい。階段もあったし、本当のお城みたい。あれは全部セットを作ったのだろうか?だとしたらお金をかけてますよね。斉藤さんちの家紋もかっこいいな。

ますます楽しい日曜8時!期待しましょう!


2020年1月23日木曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第1回「光秀、西へ」1月19日放送



いきなり、よかったですよー。

そうなのだ。今年は戦国なのよねねねね。嬉しいじゃないですかヨシヨシ。
 
★あらすじ
明智十兵衛光秀(長谷川博己)は明智荘の青年。斎藤道三(本木雅弘)の許しを得て堺、京に出かける。鉄砲を持ち帰る。名医・望月東庵(堺 正章)を連れ帰る。


初回はイントロからずいぶん気合が入ってました。沢山の人が馬に乗ってるうわ~心躍る。うわー賊の棟梁がいい男っ。誰これ。最初から飛ばしてくれますねぇいいですねー。若い光秀が屋根の上からぴょ~んっと飛んだ。おおおおっと声が出た。

1回目から楽しく拝見。やっぱ戦国は楽しいわ


主演の明智光秀は長谷川博己さん。このお方も出世なさった。最初に拝見したのはこーちゃん…の「セカンド・バージン」でしたが、照れ隠しのニヤニヤ顔とまるでカマキリのように長い腕と脚が印象的。その後…このお方は登る登る…今は押しも押されもせぬ大スター。すごいな。最初からどこか気になる俳優さんでしたね。

私は長谷川さんが2013年の大河『八重の桜』で大砲を指揮している様子を見て、このお方は軍人とか武人とか…(御本人のピュアな好青年っぽいルックスよりも)ゴリゴリにオトコクサイ役柄が似合っているのではと思ってました。気性が激しい融通の利かない不器用な古臭いタイプの男の役が合っているのではないか(その後、実際にそういう役もいくつかなさってるみたいですね)。だから戦国時代はいい。オトコクサイ時代ですもんね。


明智光秀と言えば、過去に見た作品では、1996年の大河『秀吉』の村上弘明さん…彼の真面目過ぎる光秀は心震えるほどよかった。それから2006年の大河『功名が辻』の上品な坂東三津五郎さんもよかったな…あの「敵は本能寺にあ-りっ」は涙が出るほど痺れましたねぇ。かっこよかったわ。光秀は戦国時代の人物達の中でもかなり好き。ブラック企業の悪ボスを相手に最後に立ち上がる勇気に痺れるのですよ。

なぜ信長を討ったのか?…は歴史家の間でも解明できない謎だそうで、だからこその浪漫。様々な解釈があるらしくこのドラマはどういう流れになるのでしょう。


初回の今回は何の違和感もなく、俳優さん達もいい感じ。それにしても斉藤道三がもっくんというのも感慨深い。本木さんは同世代なのですが(その同世代のお方が)現在、昔の勝新さんとか平幹二朗さんの位置にいらっしゃるのだと思うと、長い時間が過ぎたのだと感じますね。

今回の脚本家の方は1991年の「太平記」をお書きになった池端俊策さん。「太平記」は私は総集編しか見ていないのですが名作だと評判。脚本家の方の名前だけで期待できる。

1回目の明智さんの旅の様子はまるでRPGのようで面白かった。20年以上前にやってた洋ゲーム「Age of Empires」みたいなドローンの映像も面白い。


それにしても長谷川さんはお若い。もう42歳だそうですが今も好青年の雰囲気ですよね。真面目でピュアな御本人の雰囲気が、若い光秀の役に合っていていい。超カタブツな感じがユーモラスに見えるのが面白い。燃える家から子供を抱えてスローで出てきたときはゴジラかと思ったわ。小さい駒ちゃんとのやりとりも微笑ましくユーモラス。これからこの若い明智さんも様々な苦労をなさって渋みが増してくるのでしょう。どういう風に年を重ねていくのか。楽しみです。

全体に画面も明るく華やかなエンタメ歴史時代劇になりそう。
期待しましょう。