だせーよ義時。この男はわざわざ酷いことをする。
実朝(柿澤勇人)をフロントに出して和田義盛(横田栄司)を誘い出し、実朝が「お前に罪はない、これからも私に力を貸してくれ、私にはお前がいるのだ」と言えば和田っちがうるうる大喜び。そこに大勢で矢を射かける。ひど~い~ひどすぎるぅ~。
ところで義時(小栗旬)、もう心を決めたのなら迷うべからず。和田さんをあんな風に殺し、実朝を立ち直れないほど絶望させておきながら、現場から立ち去る時に悲しい表情を見せるのだけれど、あなたはそこで泣かんでもよろしい。意図的にお友達を惨殺しておきながらやっぱり悲しいのなら、おうちに帰ってから一人でめそめそしなさい。戦場で泣くんじゃねぇっ!
義時は変なのよ。友人を殺して悲しむくらいなら「なぜその友人と和解の道を探さなかったのか」と言いたくなる。そのチャンスはいくらでもあったのに。史実(記録)で北条が和田一族を滅ぼしているのは事実だからそれを変えるわけにはいかないとしても、もう少し納得のいくキャラ設定があると思うのよ。強い信念の元に悪者になる自覚があるのなら湿っぽい感情でふらふらするべらず。人がついてこないよ。
もう今時「男らしい」とか言っちゃいけないのだろうけど、でもこんなぐずぐず迷ってばかりの男は「鎌倉のヤンキー成り上がりキャラ」として説得力なし。もっとしっかりして。
…と脚色されたキャラに腹を立てる。
そういえば義時って以前から、比奈さんやのえ(菊地凛子)さんに「暗い」とか「陰気」とか言われてましたね。八重さんも一方的な「きのこ」でひいてたっけ。 暗いの?義時。 頼朝+梶原景時に”いい人”の上総介が殺られた時も一人で悩むだけで止められなかったし、今回も”いい人”の和田っちを、実朝を使って油断させてから矢を射かけてる。やり方が汚い。だから以前からの脚本で女性たちに「暗い」と言わせたのは、やっぱり義時が「そういう男」だというキャラ設定だったのか。う~むなるほど。
私は和田っちがいい。いい人が酷い殺され方をするのを見るといやになる。まんまと三谷氏の脚本に感情を揺さぶられている。
でも最後まで和田さんはキラキラ愛されキャラだった。大雑把でうるさい。お風呂に入らない。がさつで豪快。でもあったかい人。小鳥を愛でる。おうちで巴(秋元才加)さんと仲良くほのぼの。巴さんの尻に敷かれてもなんだか嬉しそう。あちこちに子供が沢山いて実は大家族。みんなまとめて大きなお父さん。巴さんとは暖かいおうちをつくって、繊細過ぎるボンボン実朝を鍋パーティーに呼んで喜ばせる。
いいキャラ。和田っちはいい人。鎌倉殿で一番いい奴だったかもな~。和田さんは毎回登場するたびに楽しかったです。横田栄司さんの髭ボーボーのメイクもお似合い。…今横田さんのツイッターを見てきた。横田さんのあの髭ってほぼ本物なのですね。本物の髭に(多分)メイクで毛を追加していらしたのか。ひゃ~~すご~いびっくりしたわ。和田っちは絵になるので似顔絵も沢山描いた。
この和田っち最後の場面は横田さんのステージのようだった。かっこよかった。熱が伝わってきた。熱のある熱い芝居。最高。素晴らしい素晴らしい素晴らしい拍手っ!88888888888888
え~もう次回から和田っちがいないとさびし~ シクシク。
いつも一緒 |
巴さんもこれで最後なのか。馬上で長刀を振り回す巴さんが勇ましくまた悲しい涙。
巴さんも素晴らしかった。好き。秋元才加さんがかっこよかった。秋元才加さんの大きな目と涙に何度も泣きそうになった。強い女、巴御前。最高にかっこいい女。戦ではとんでもなく勇猛な女戦士なのに、和田っちの前では小さな女の子みたいな表情になるのがかわいかった。彼女が和田っちに愛されて幸せでよかった。和田っちと巴さんは上下関係なし。お互いを頼りにできる戦友。理想の男女の関係。それは巴さんが強い強い女だったから。素敵ね。これから巴御前と言えば 秋元才加さんを思い出すと思います。かっこいい巴様。
というわけで今回は和田合戦の回。
ドラマでは…前回実朝に会った和田義盛。実朝と双六をしていたら帰宅が遅くなった。それで息子たちが「父上を助けにいこう」と騒ぎ始める。義盛が帰宅したら息子達の兵は既に出陣していた!和田合戦勃発!
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★和田合戦とは
★和田合戦とは
建暦3年5月2日 - 3日(1213年5月23日 - 24日)
鎌倉幕府内で起こった有力御家人和田義盛の反乱
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中世の戦闘場面をしっかり描く大河ドラマ。よくやってくれました!
泰時(坂口健太郎)の軍がローマ兵の「テストゥド」(亀の陣)をやってましたねぇ。面白いな。鎌倉時代にテストゥド はうそだろうと思うけれど面白い。びっくりした。
そのアイデアを出したのが泰時の弟・朝時(西本たける)。数回前からこの朝時のイジケ具合が気になっていたのですけど、今回戦場で役に立って泰時に「役に立つ男になってくれ」と励まされていた。義時に認められてうれしそうだった。よかったね。この子は伸びるのかな。朝時がんばれよぉ。
それから前回、和田家の3人の息子さんたちの似顔絵を書いたのですけど、それで役者さんたちのお顔を覚えていて、今回も彼らがそれぞれの場面で頑張っているのが見れて嬉しかった。そうか…あの大柄な武将が勇猛な朝比奈義秀(栄信)なのですね。彼も義直(内藤正記)も義重(林雄大)もそれぞれ戦って最後にやられていた。和田兄弟はみんなやられちゃったんだな。
●和田さんのお言葉キラキラ
裏切るなら早いうちにして
三浦義村(山本耕史)の意向を先読みして「裏切っていいよ」と言う和田っち。おいおいおいそんなはずはない。戦の前に味方に寝返りの許可を与えるトップがどこにいるのよ。脚本がダメダメ笑。戦は運動会じゃないぜ。
俺は生きて帰る。その時お前がいなければ困っちまうよ。
かわいい。出陣の前に巴さんに向けての言葉。うんと頷く巴さんの笑顔がかわいい。和田っちと巴さんは「鎌倉殿」一番の素敵カップル。和田っちといっしょにいる時の巴さんの笑顔がいい。幸せなんだよね彼女は。この二人が出会えてよかった涙。
何ならいっそのこと鎌倉殿になっちまうか。そしたらお前は御台所
休戦中の由比ガ浜で巴さんとにこやかに和むシーン。この時のふたりも微笑ましい。このお二人はケミストリーがいい。和田っちも楽しそうだし巴さんが可愛い笑顔。素敵カップル。
みんな聞いたか、これほどまでに鎌倉殿と心を通じ合った御家人が他にいたか
実朝と対峙して喜んだ後に家臣達に。そう。そのとおり。和田っちの真っ直ぐなお人柄が私も好き。和田っち好き好き❤
我こそは鎌倉随一の忠臣じゃ。みんな胸を張れ
そうだ。実朝と心を通わせたのは和田っちが一番。そのことは和田っちも誇らしくしっかりと心に刻んだと思います涙。
●三善(小林隆)さんの鋭い指摘
「北条と和田の争いが和田と鎌倉殿の戦になる」そうだそうだそのとおり
●泰時は戦いたくなくて酔いつぶれ
お初(福地桃子)は強い嫁。二日酔いの泰時に水バケツ・チャレンジ。
●大江(栗原英雄)さんはアスリート
戦士じゃないですか。びっくりだわ。バックに流れる和やかな音楽。
●実朝の苦悩
柿澤勇人さんは上手い役者さん。ほんと。和田さんを説得しに出て行ったのに、義時に裏切られて大切な友人を目の前で惨殺される。それがいかに酷いことなのか。言葉では言えないほどの実朝の苦しさが柿澤さんの声と表情で胸に迫った。実朝は泣いて泣いて目が腫れている。そして戦が終わって戦の場をさまよい歩く実朝の目もまた浮腫むように腫れている。悲しい表情が見ていて苦しくなるほど。…いや~それにしてもあの義時の仕打ちは本当に酷いぜ。実朝は義時を絶対に許さないだろう。
そしてこの和田合戦での経験から、実朝は自らの考えを持ち始める。「心を許せる者はこの鎌倉にはおらん」と義時に告げる。そして実朝は京に近づこうと心を決めたらしい「万事西のお方にうかがう。強きお方にお力をお借りする。そうすれば鎌倉に血が流れることもなくなる」
…それ陰険義時には言わないほうがいいですよ。危ない危ない。
さて実朝は大丈夫なのか。
●今回13人から抜けた人…和田義盛
鎌倉幕府内で起こった有力御家人和田義盛の反乱
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中世の戦闘場面をしっかり描く大河ドラマ。よくやってくれました!
泰時(坂口健太郎)の軍がローマ兵の「テストゥド」(亀の陣)をやってましたねぇ。面白いな。鎌倉時代にテストゥド はうそだろうと思うけれど面白い。びっくりした。
そのアイデアを出したのが泰時の弟・朝時(西本たける)。数回前からこの朝時のイジケ具合が気になっていたのですけど、今回戦場で役に立って泰時に「役に立つ男になってくれ」と励まされていた。義時に認められてうれしそうだった。よかったね。この子は伸びるのかな。朝時がんばれよぉ。
それから前回、和田家の3人の息子さんたちの似顔絵を書いたのですけど、それで役者さんたちのお顔を覚えていて、今回も彼らがそれぞれの場面で頑張っているのが見れて嬉しかった。そうか…あの大柄な武将が勇猛な朝比奈義秀(栄信)なのですね。彼も義直(内藤正記)も義重(林雄大)もそれぞれ戦って最後にやられていた。和田兄弟はみんなやられちゃったんだな。
●和田さんのお言葉キラキラ
裏切るなら早いうちにして
三浦義村(山本耕史)の意向を先読みして「裏切っていいよ」と言う和田っち。おいおいおいそんなはずはない。戦の前に味方に寝返りの許可を与えるトップがどこにいるのよ。脚本がダメダメ笑。戦は運動会じゃないぜ。
俺は生きて帰る。その時お前がいなければ困っちまうよ。
かわいい。出陣の前に巴さんに向けての言葉。うんと頷く巴さんの笑顔がかわいい。和田っちと巴さんは「鎌倉殿」一番の素敵カップル。和田っちといっしょにいる時の巴さんの笑顔がいい。幸せなんだよね彼女は。この二人が出会えてよかった涙。
何ならいっそのこと鎌倉殿になっちまうか。そしたらお前は御台所
休戦中の由比ガ浜で巴さんとにこやかに和むシーン。この時のふたりも微笑ましい。このお二人はケミストリーがいい。和田っちも楽しそうだし巴さんが可愛い笑顔。素敵カップル。
みんな聞いたか、これほどまでに鎌倉殿と心を通じ合った御家人が他にいたか
実朝と対峙して喜んだ後に家臣達に。そう。そのとおり。和田っちの真っ直ぐなお人柄が私も好き。和田っち好き好き❤
我こそは鎌倉随一の忠臣じゃ。みんな胸を張れ
そうだ。実朝と心を通わせたのは和田っちが一番。そのことは和田っちも誇らしくしっかりと心に刻んだと思います涙。
●三善(小林隆)さんの鋭い指摘
「北条と和田の争いが和田と鎌倉殿の戦になる」そうだそうだそのとおり
●泰時は戦いたくなくて酔いつぶれ
お初(福地桃子)は強い嫁。二日酔いの泰時に水バケツ・チャレンジ。
●大江(栗原英雄)さんはアスリート
戦士じゃないですか。びっくりだわ。バックに流れる和やかな音楽。
●実朝の苦悩
柿澤勇人さんは上手い役者さん。ほんと。和田さんを説得しに出て行ったのに、義時に裏切られて大切な友人を目の前で惨殺される。それがいかに酷いことなのか。言葉では言えないほどの実朝の苦しさが柿澤さんの声と表情で胸に迫った。実朝は泣いて泣いて目が腫れている。そして戦が終わって戦の場をさまよい歩く実朝の目もまた浮腫むように腫れている。悲しい表情が見ていて苦しくなるほど。…いや~それにしてもあの義時の仕打ちは本当に酷いぜ。実朝は義時を絶対に許さないだろう。
そしてこの和田合戦での経験から、実朝は自らの考えを持ち始める。「心を許せる者はこの鎌倉にはおらん」と義時に告げる。そして実朝は京に近づこうと心を決めたらしい「万事西のお方にうかがう。強きお方にお力をお借りする。そうすれば鎌倉に血が流れることもなくなる」
…それ陰険義時には言わないほうがいいですよ。危ない危ない。
さて実朝は大丈夫なのか。
●今回13人から抜けた人…和田義盛