話は進みます。
源実朝、公暁の悲劇に向けて、今回はその流れが描かれる。
●次の鎌倉殿になるつもりで鎌倉に帰ってきた公暁の希望を、実朝が踏みにじる。実朝は公暁の野心を理解しない。実朝は公暁の血の繋がりを否定し、(鎌倉殿の跡継ぎに)京の後鳥羽上皇の親王を迎えることで揉め事の多い鎌倉を安定させようとしている。
●不満を募らせる公暁。
●その公暁に、乳母夫の三浦義村が彼の父・頼家の過去を話して聞かせる「北条を許してはなりません」と言う。さて…この三浦の目的はなんだろう?よくわからなかった。この時点で公暁を焚きつけて実朝と義時を殺そうとしているのだろうか。 もちろん今後の流れはわかっているのだけれど、この時の三浦の意図がよくわからない。
●義時は実朝が今以上の力を持つことを好まない。そのため実朝が引退して京からの(人質でもある)親王が鎌倉殿になること受け入れようとしている。
●京からの親王を迎えることで、源仲章が力を持ち始める。義時はそれが面白くない。
それぞれの様々な考えが渦巻いてます。
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建保5年(1217年)6月20日 18歳になった公暁(寛一郎)が京から6年ぶりに帰ってきた。彼は次の鎌倉殿になるつもりでやる気満々。乳母夫の三浦義村(山本耕史)もそれをサポート。北条政子(小池栄子)の意向により鶴岡八幡宮寺別当に就任。
10月11日から裏山で千日参篭を行う。
描きたくなる横顔 公暁 |
ところが公暁の意向に反し(前回からの流れで)源実朝(柿澤勇人)は次の鎌倉殿を京から迎えようとしている。
実朝に会いに御所にやってきた公暁。実朝から直接「京から養子をとることにした。いずれその子に跡を継いでもらう」と告げられる。ショックを受ける公暁。実朝「私は大御所に。お前は鶴岡八幡宮の別当として新しい鎌倉殿の力になってほしい」
公暁が三浦義村に詰め寄る「話が違う。京へ帰る」という公暁を止める三浦。義村は実朝を説き伏せると言う。
京の後鳥羽上皇(尾上松也)から文…新しい鎌倉殿が決まりそうだ。
お手紙届いた |
実朝は早速皆を御所に集めて宣言。
「京から養子をとる。もう決めたことだ。かねてより上皇様にふさわしい人をお願いしてきた。その返事が来た。親王様の中から誰かを遣わしてもよいとのこと」。
ますます不満を募らせる公暁。
実朝は上洛したいと言うが北条義時(小栗旬)達の反対にあう。
そこで政子が京に向かうことになる。
三浦義村「次の鎌倉殿が後鳥羽上皇の親王に決まったら、公暁が鎌倉殿になることはない」しかし公暁の乳母夫の義村は諦めぬと言う。
ますます不満を募らせる公暁。
実朝は上洛したいと言うが北条義時(小栗旬)達の反対にあう。
そこで政子が京に向かうことになる。
三浦義村「次の鎌倉殿が後鳥羽上皇の親王に決まったら、公暁が鎌倉殿になることはない」しかし公暁の乳母夫の義村は諦めぬと言う。
建保6年(1218年)2月 京で政子を迎えたのは、後鳥羽上皇の乳母・藤原兼子(シルビアグラブ)。どうやら二人とも馬が合ったらしく打ち解ける。それにしてもなぜギフトが干したタコなのでしょう?
また同行した北条時房(瀬戸康史)は蹴鞠の技で後鳥羽上皇と知り合うことになる。
意気投合 |
また同行した北条時房(瀬戸康史)は蹴鞠の技で後鳥羽上皇と知り合うことになる。
蹴鞠友達 |
京から鎌倉への養子=次の鎌倉殿は頼仁親王に決まる。実朝は左大将に。政子は従三位に。
京からの養子の件で源仲章(生田斗真)が力を持つ。
義時は、実朝に近い泰時(坂口健太郎)に「源仲章の好きにさせてはならぬ」と釘を刺す。また親王に関しては「こちらにとっては(京からの)人質だ」と言う。
たまたま出会ったのえ(菊地凛子)と源仲章が打ち解ける。のえがときめく。
三浦義村が公暁を訪ねる。公暁「私が鎌倉殿になる芽はつまれた。私は何のために戻ってきた…」
そこで三浦が、公暁の父・頼家とその家族の過去について話し始める。
「あなたの父上は殺されたのです。北条の手によって。北条は頼家様の家族を皆殺し、あなたの幼い兄も義時によって殺された。わずか6歳で。北条を許してはなりません。そして北条に祭り上げられた実朝もまた真の鎌倉殿にあらず」
ショックを受け、憤る公暁「許せぬ」。
4月29日 政子が京から帰ってくる。従三位を受けてきた。
7月8日 直衣初
左大臣となった実朝が初めて直衣を纏って鶴岡八幡宮に参拝する。
京からの養子の件で源仲章(生田斗真)が力を持つ。
義時は、実朝に近い泰時(坂口健太郎)に「源仲章の好きにさせてはならぬ」と釘を刺す。また親王に関しては「こちらにとっては(京からの)人質だ」と言う。
たまたま出会ったのえ(菊地凛子)と源仲章が打ち解ける。のえがときめく。
三浦義村が公暁を訪ねる。公暁「私が鎌倉殿になる芽はつまれた。私は何のために戻ってきた…」
そこで三浦が、公暁の父・頼家とその家族の過去について話し始める。
「あなたの父上は殺されたのです。北条の手によって。北条は頼家様の家族を皆殺し、あなたの幼い兄も義時によって殺された。わずか6歳で。北条を許してはなりません。そして北条に祭り上げられた実朝もまた真の鎌倉殿にあらず」
ショックを受け、憤る公暁「許せぬ」。
4月29日 政子が京から帰ってくる。従三位を受けてきた。
7月8日 直衣初
左大臣となった実朝が初めて直衣を纏って鶴岡八幡宮に参拝する。