アリノタカラ ですよ。アリノタカラ。なんてかわいい。
アリの名前はミツバアリ。ミツバアリは地下の家で家畜を飼う。その家畜の名前はアリノタカラ。真っ白で大きさは1mmぐらい。まるで二頭身のゆるキャラみたいな生き物。頭が大きい。カイガラムシの仲間だそうです。
ミツバアリはこのアリノタカラのお世話をする。アリはアリノタカラを草の根まで連れていく。そうするとアリノタカラは草の汁を吸ってお尻から甘い蜜を出す。ミツバアリはその甘い蜜だけを食べて暮らすのだそう。
なんと乳牛を飼って、その牛の牛乳だけを飲んで生きるようなものだ。このアリとアリノタカラの共存関係を絶対相利共生というらしい。
そして新しい女王アリが育って巣を離れる時、新しい女王アリは1匹のアリノタカラを連れて結婚飛行に飛び立つ。彼女は空で出会ったお婿さんと結ばれたら地面に降りて家族を作り始める。連れてきた1匹のアリノタカラは新しい巣で増えて新しい女王の家族と暮らすのだそう。
テレビでは、若い女王アリが飛び立つ場面をやっていた。なんと美しい。繊細な…。希望に溢れる旅立ちか。可愛いね。なんだか無茶苦茶感動しました。
たった1匹と1匹だけで、何千、何万もの大家族を作るのだそう。浪漫ですね。自然すごいな~。いい話。
そういえば小学校の頃にそんなアリの話を本で読んだ記憶がある。「アリの中には農業をする種類がいる。乳牛を飼うアリもいる」などと書いてあった。農場はハキリアリ。乳牛のことは知らなかったけれど、このミツバアリとアリノタカラのことだったのだろう。
乳牛を飼うアリ。なんか…いいね。
たった1匹と1匹だけで、何千、何万もの大家族を作るのだそう。浪漫ですね。自然すごいな~。いい話。
そういえば小学校の頃にそんなアリの話を本で読んだ記憶がある。「アリの中には農業をする種類がいる。乳牛を飼うアリもいる」などと書いてあった。農場はハキリアリ。乳牛のことは知らなかったけれど、このミツバアリとアリノタカラのことだったのだろう。
乳牛を飼うアリ。なんか…いいね。
アリの巣の中で暮らす小さな虫達も可愛かった。いろんな種類がいるのね。居候をしてるシロオビアリヅカコオロギがコロコロしていて可愛かった。アリの匂いを盗んで身体に塗ってアリの家族になりすますのだそうです。動きがすごくかわいい。このコオロギはアリから養ってもらうことでしか生きられないのだそう。アリのペットか。その関係を片利共生というそうな。