能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2022年4月10日日曜日

終わってしまった…2003~2025年『カムカムエブリバディ』23週/最終週 112話



4月8日金曜日 とうとう終わってしまった。もう続きが見られないと思うと寂しいね。名残惜しい。


前回感想を書いたのは、日本で4月4日に放送された108話

そして翌日の109話でアニー・ヒラカワが安子ちゃんだったことが判明。ラジオの番組でインタビュアーに「初代モモケンの映画を見たか?」と聞かれてアニーさんが口ごもる。そして日本で見た…と身の上話を始める。それをジャズフェスの控え室にいるるいとひなたが聞いている。深津絵里さんの涙と表情が素晴らしい。

110話 ひなたがアニーさんを追って岡山の会場から大阪に向かうが、すでに関空からアメリカに飛び立った飛行機に間に合わず。ひなたが岡山の会場に帰ってくるとアニーさん/安子ちゃんがジャズフェスの会場の外にいる!アニーさんが逃げる。逃げる。逃げる。お婆ちゃんと孫娘の岡山5キロマラソン笑笑笑。

111話 思い出の神社で倒れこんだアニーさん/安子を背負う孫娘ひなた。ひなた5キロマラソンの後にまた祖母を背負って5キロを歩く。ひなた38歳。ものすごいパワーだ笑。ジャズフェス会場にたどり着けば、安子の娘るいが「On The Sunny Side Of The Street」を最高のタイミングで歌っている。そして母と娘の感動の再会ハグ。「I Love You.」だ。そうだそうだ。それでオッケーオッケー。よかったよかった笑。様々な物事の辻褄を無理やり合わせて終了! 拍手パチパチパチ…

終わりよければそれでよし。それでいい。みんなよかったね。


前回の感想でも書きましたけど、筋は多少ブレましたね。るい編は若い頃のジョーとるいのラブストーリーでそれはよかったのだけれど、ひなた編は映画村のサイドキャラの話に広げすぎ。私はひなたちゃん個人のストーリーをもう少し深く掘り下げて欲しかったけれど、最後にまとまればまぁそれでいいか。結局知りたかったのは「アメリカに行った安子ちゃんはどうなった?」。その答えも最後に出た。

安子ちゃん、アメリカで幸せになったのね。よかったです。ほっとした。あれから大学に進んでハリウッドの仕事をしているとは…すごいな。安子ちゃんは頑張りやさんなのね。

森山良子さんが延々と走り続ける110話はさすがにやりすぎたと笑ったけれど、なんだろう…文句が出るよりも、彼女と娘と孫の3人が揃ったのはよかったよかった。もうそれでOK OK。

ジャズフェスの会場の席の後ろで静かに泣く木暮さんがかわいかった。客席で懐かしのメンバーが揃ってる様子に和んだ。いい場面。


ドラマの最初の頃から長い時間が経って3世代が一緒にいる。そして色んな人達がみんなそれぞれおさまるところに綺麗におさまった。よかった。この最終話の後半、AIさんの主題歌が流れて戦前の様子の映像が流れた時、ちょっと涙が出そうになった。あの頃から80年以上も経ったのか。すごいね。


それにしてもこのドラマは私がひなたちゃんと同世代で、その上に様々なお題が私の好みに重なるのが嬉しくもあり不思議でもあり。まず日本人と英語の関係がストーリーの基本にあって、アメリカに渡ったキャラがいたり、ジャズのミュージシャンがが出てきたり、おまけに『ラストサムライ』ならぬ『サムライ・ベースボール』があり、(私は随分年取ってから好きになった)時代劇があり、(去年から見始めた)野球があり…、なんだかびっくりするほど私が好きなモノが多くて面白かった。不思議。もう少し80年代のバブルの頃らしい場面があればなぁ…笑。


毎日ちょこっと15分。毎日ほんの少しずつストーリーが進むのも楽しかった。負担を感じずにさらっと気楽に見れるドラマシリーズもいい。そういえば以前『マッサン』を見た時もそんな事を書いた。

これで終わってしまって名残惜しいです。ひなたちゃんは2025年で60歳ですが、さすがにあんなに若い60歳もいないだろう笑。これから恋愛スタートか。老いらくの恋だな。元気がいいね。安子ちゃんが100歳というのも驚き。るいちゃんは80歳か。すごいな。

5ヶ月間楽しかったです。
みなさまおつかれさまでした。