NCT 127 - Superhuman(2019)
NCT #127 WE ARE SUPERHUMAN - The 4th Mini Album
Released: May 24, 2019
℗ 2019 SM Entertainment
というわけで最近K-PopのSHINeeにはまっているわけですが…彼らの映像を動画サイトで見ていると、横に「おすすめ動画」が並ぶ。今はできるだけSHINeeに集中しようと思っているので大抵は無視するのだけれど、時々(ジャケ買いならぬ)タイトル画買い/サムネイル買い…でつついてみることがある。このビデオも横に出てきたので数日前につついてみた。
な…んと…傑作でした。すごい曲。びっくり。
グループ名はNCT 127。SM Entertainment 所属のグループ。若い男の子が9人の大所帯。結成は2016年。過去から今まで色んなストーリーがあるらしいのだけれどまだ読んでいない。色々な話があるみたい。一人日本人のメンバーがいる。ユウタさんというそうだ。
とにかくこの曲が素晴らしい。文句無し。なんと複雑な…。美しい曲。展開がもの凄くて…それなのに綺麗にまとまってる。傑作じゃないですかねこの曲。
80年代の英国のシンセポップを思い出す。あの頃の曲の質感の21世紀版。色んな昔の曲を思い出す。リファレンスがてんこ盛り。その上に新しい質感。すんごい曲。
80年代なら
●Frankie Goes to Hollywood - Relax (1983)
●Re-Flex - The Politics Of Dancing (1983)
●Depeche Mode
●The Human League
●Ultravox
あたりの影がちらちら見える。
そして近年なら以前ここにとりあげた
●David Guetta ft. Chris Brown, Lil Wayne - I Can Only Imagine (2012)
とか、米国のLAで2010年から2019年まで活動していたDJ Duoの
●Oliver
…彼らは80年代風音作りがすごくうまかった。この曲もそのあたりの音が沢山入ってますね。
あたりの影がちらちら見える。
そして近年なら以前ここにとりあげた
●David Guetta ft. Chris Brown, Lil Wayne - I Can Only Imagine (2012)
とか、米国のLAで2010年から2019年まで活動していたDJ Duoの
●Oliver
…彼らは80年代風音作りがすごくうまかった。この曲もそのあたりの音が沢山入ってますね。
そしてもちろん
●Daft Punkや
●Swedish House Mafia
などなど近年の2000年以降のEDMの音が入っているのだろう。
そんな1980年代のシンセポップと、ピンポイントはできないが1990年あたりのゴージャスなプロダクションのアメリカのポップス。そして2010年頃のEDMを思い出した上に、それに近年のHip Hop+ラップも入っているのだろう(よくは知らないが)。ありとあらゆる時代のシンセポップの音にラップを組み合わせて…なんでもあり。とにかく大量の情報を詰め込んでいるのに、全体に美しくまとまっている。すごいぞ~これは。
なんだかすごい作曲陣がいますね。作曲は…米国LAの若いプロデュサーAdrian McKinnonさん、韓国のプロデューサーTAKさん、1Takeさん。アレンジはTAKさん、Yoo Young-jinさん。
このLAのAdrian McKinnonさんは今までにもSM Entertainment に所属するグループの曲を書いているそうで、なんとSHINeeの「Married to the Music」もこの方の作曲だそうだ(私大好きな曲)びっくり。すごい才能のお方。
というのも、このような複雑な曲は(今どき)他では聴いたことがないのですよ。英国でも欧州でも米国でも…近年こういう複雑な構成の歌はほぼ聴いた事がない。こういうのが今どきのK-Popの音というものなのか、それとも作曲のMcKinnonさん独自のスタイルなのかどうかわからないけれど…この曲を完成させた作曲のチームはすごいと思います。
Adrian McKinnonさんのインタビューの動画を見たら、
●Chaka Khan - I Feel for You (1984)
から部分的な質感を借りてきてると言ってる。やっぱり。80年代の音を借りてきてるのね。面白いですね。
音楽の事ばかりを書いてますが、ちょっと構成を見てみよう。
私が数えたパーツはこれだけ。専門のパーツの呼び方を知らないので言葉は滅茶苦茶だと思いますが…なんだか色んな部品が複雑に入りこんでます。
0:00 Intro
0:30 A melo
0:45 B melo
1:02 Chorus intro
1:11 Main chorus
-----
1:28 Rap 1
1:38 C melo
----
1:53 B melo
2:10 Chorus intro
2:18 Main chorus
---
2:36 Bridge
2:51 Bridge 2
3:00 Bridge rap
3:10
3:18 Main chorus
なんだかすごいね。単純な構成の曲の流行る今どき…こんな曲は他にない。
●Daft Punkや
●Swedish House Mafia
などなど近年の2000年以降のEDMの音が入っているのだろう。
そんな1980年代のシンセポップと、ピンポイントはできないが1990年あたりのゴージャスなプロダクションのアメリカのポップス。そして2010年頃のEDMを思い出した上に、それに近年のHip Hop+ラップも入っているのだろう(よくは知らないが)。ありとあらゆる時代のシンセポップの音にラップを組み合わせて…なんでもあり。とにかく大量の情報を詰め込んでいるのに、全体に美しくまとまっている。すごいぞ~これは。
なんだかすごい作曲陣がいますね。作曲は…米国LAの若いプロデュサーAdrian McKinnonさん、韓国のプロデューサーTAKさん、1Takeさん。アレンジはTAKさん、Yoo Young-jinさん。
このLAのAdrian McKinnonさんは今までにもSM Entertainment に所属するグループの曲を書いているそうで、なんとSHINeeの「Married to the Music」もこの方の作曲だそうだ(私大好きな曲)びっくり。すごい才能のお方。
というのも、このような複雑な曲は(今どき)他では聴いたことがないのですよ。英国でも欧州でも米国でも…近年こういう複雑な構成の歌はほぼ聴いた事がない。こういうのが今どきのK-Popの音というものなのか、それとも作曲のMcKinnonさん独自のスタイルなのかどうかわからないけれど…この曲を完成させた作曲のチームはすごいと思います。
Adrian McKinnonさんのインタビューの動画を見たら、
●Chaka Khan - I Feel for You (1984)
から部分的な質感を借りてきてると言ってる。やっぱり。80年代の音を借りてきてるのね。面白いですね。
音楽の事ばかりを書いてますが、ちょっと構成を見てみよう。
私が数えたパーツはこれだけ。専門のパーツの呼び方を知らないので言葉は滅茶苦茶だと思いますが…なんだか色んな部品が複雑に入りこんでます。
0:00 Intro
0:30 A melo
0:45 B melo
1:02 Chorus intro
1:11 Main chorus
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1:28 Rap 1
1:38 C melo
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1:53 B melo
2:10 Chorus intro
2:18 Main chorus
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2:36 Bridge
2:51 Bridge 2
3:00 Bridge rap
3:10
3:18 Main chorus
なんだかすごいね。単純な構成の曲の流行る今どき…こんな曲は他にない。
というわけで、曲の素晴らしさにちょっと興奮しました。もしかしてK-Popって業界全体で今すごいことやってるんじゃないのか…と思い始めた。
この曲はリアクションビデオも沢山出てきます。世界中の人々がこの曲のMVを見てすごいすごいと言ってる。曲もダンスも、MVの編集もイメージも大変素晴らしいと絶賛。うん…私もそう思う。
全員が揃ってダンスを踊るのを見てマイケル・ジャクソンを思い出すと言う人が結構いる。こういうダンスはものすごく厳しい訓練が必要ですよね。今の欧米のグループには出来ないんじゃないのかな。
男の子達もかっこいいいですね。しかし9人もいるのか。多すぎて顔が覚えられないぞ…これは。みんなそれぞれソロを歌わせてもらえてるのかな。
男の子達もかっこいいいですね。しかし9人もいるのか。多すぎて顔が覚えられないぞ…これは。みんなそれぞれソロを歌わせてもらえてるのかな。