能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2024年8月5日月曜日

パリ2024オリンピック:米国男子バレーボール・チームはハワイ関連の選手が数名



先日、8月2日の男子バレーボール「日本 × 米国」戦を録画して見た。

日本の男子バレーボールの選手を見るのは本当に何十年ぶりだろう。相手がアメリカなら面白いかなと思った。やっと時間のとれた3日の午前2時ぐらいに録画で観戦。

面白かった~。バレーボールは久しぶりに見たけれど面白いのね。日本の選手が瑞々しくてかっこいい。大柄なアメリカの選手達を相手に日本の男の子達が頑張っているのを見て胸を熱くしました。みんなかわいいの。日本の選手が見れてすごく嬉しかったです。


そんなわけで日本の選手達を見るために試合を見たのですけど、次第にアメリカの選手も「ちょっとかっこよくない?」と思い始めた。みんな背が高いのね。あれ、一人小さい人がいる「ERIK SHOJIさん」…お顔もアジア系で「しょうじ」さんなら…東海林さんかな???たぶん日系ですよね。

それで彼のことをちょっと調べた。

なんと米国男子バレーボールのオリンピック・チームの Erik Shoji さんはハワイ出身でした!!わ~やっぱりそうなんだ…。ハワイの日系のお方ですね。なんとなんと。

そしてもう少し調べたら、彼のお父様は Dave Shoji さんは、1975年から2017年までハワイ大学の女子バレーボール・チーム「Rainbow Wahine Volleyball 」のヘッド・コーチを務めたお方。

そのことを旦那Aに伝えたらDave Shojiさんは有名な人だよと言う。

ちなみにこの「Rainbow Wahine Volleyball/直訳:虹の女バレーボール」は2013年に勝率 85.7% を記録。そして2013年の9月に「Rainbow Wahine Volleyball」は、米国女子バレー Division I で1107戦の勝利数で Shoji コーチは歴代1位の勝利コーチになったのだそう。すご~~い。

そして Dave さんの二人の息子さんは共にバレーボール選手。お兄さんの Kawika Shoji さんはスタンフォード大のセッターを務め 2010に優勝しプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、そして弟さんの Erik さんもスタンフォード大の選手で現在オリンピアン!😍


…ということは、ハワイ大学の女子バレーボール・チームの最強コーチの息子さんが、今年パリのオリンピックでバレーボールの選手として米国代表として戦っている。もしかしたら優勝かも!ぅわ~~~ムネアツ。すご―い ❤💕❤💕😍


お父さん嬉しいだろうなぁ。すごいね。やっぱりスポーツはサラブレッドが強いね。本当にそう。

だって他にもスポーツ2世が大成する例は沢山…大谷翔平さんのお父様は野球のコーチをなさっている。ダルビッシュ山本聖子さんのお父様も元レスリング選手でオリンピアンで名コーチ。ハンマー投げの室伏広治さんのお父様もオリンピアンで名コーチ。体操の塚原直也さんのお父様もオリンピアン金メダリストで体操界の指導者、内村航平さんのご両親も体操選手でスポーツクラブ経営。…(私が知らないだけで)セカンド・ジェネレーションのスポーツ選手で超大物になった方々は他にも沢山いらっしゃるのだと思います。すごいな~。



それからもう少し…ハワイと現在パリ・オリンピックの米国男子バレーボール・チームの話。

実はアメリカの男子バレーボール選手に興味を持ったのは Erik Shoji さんだけではない。正直に言えば、米男子バレー・チームの Matt Anderson さんという選手がやたらとかっこいいと思ったわけです。なんか…フランスの俳優のランベール・ウィルソンをもう少し綺麗に整えたようなお顔。日本の女子が好きそうなハンサムだと思った。マット・アンダーソンさんかっこいいな~。他にも結構かっこいい人が多いよね米チーム。

それで興味を持ったので調べました。
そうしたら、米男子バレーボール・チームには、

ハワイ出身の Erik Shoji さんの他にも…
ハワイ大学の卒業生 Taylor Averill さん
カネオヘ出身プナホウ・スクール卒業の Micah Ma'aさん
ホノルル出身カメハメハ高校卒業の Micah Christensonさん

…ギャーッ ハワイの男の子が沢山いるやないの。

これは応援しなくては。


今日の米国とブラジル戦は見れなかったのだけれど、どうやら今日の夕方から再放送されるそうなので録画予約した。そして8月7日のセミファイナル・ポーランド戦も録画予約する。ひゃ~楽しみだわ。


ちなみに「小柄ね」と思ったエリク・ショージさんは身長 183 cm でした ホ~😲。そしてランベール・ウィルソン似のマット・アンダーソン選手は 208 cm だって。ギャーッ 😭 みんな大きいなぁ

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追記 晩御飯の後

今録画を見終わった。米国のチーム、ブラジルに勝ってセミファイナルに進出です! 今度の相手はポーランド。ポーランドは現在ランキング世界一です 😓。さぁどうなるか。

やっぱりアンダーソン選手はかこいいわ。え、出身はバッファロー・ニューヨークなの????ハンブルグ?ぇえええええええっよく知ってるわ、バッファローと言えば…旦那Aと関係が深い…。親戚が沢山います。今までに何度も行ってます。ぅわあああもうマット君は親戚の気分。ファンになろう。彼はアメリカでもすごく人気みたいですね。カメラが彼ばかり映してる。ミニ特集みたいにカメラに向かって話していたけど、すご~く優しい人っぽい。ファンになろう。

ところでアメリカ・チームのヘッド・コーチは QUEEN のブライアン・メイに似てる。ブライアン・メイが髪を剃ったみたいな感じ😄


ここのところ色々と忙しくてなかなか猫の写真が編集できない。
オリンピックの録画も追いつけない。
岡さんの鉄棒もまだ見れていない。
音楽も聴いていない。ドラマも映画も見ていない
なんとかがんばります。


2024年8月1日木曜日

パリ2024オリンピック:女子体操個人総合



今録画を見てきた。
女子体操個人総合,
Simone Bilesさん/シモーネ・バイルスさん、
優勝、金、おめでとうございます!!!
最後の床がすごかった。ちょっと泣いた。本当にすごいな~涙涙。

彼女は27歳なのだそうですよ。27歳? すごいわ。もう年齢だけでもびっくりなのに…優勝!本当にすごいと思う。女性が25歳を超えてもあれほどの力と筋肉を維持できるなんて…。今まで女子体操を真剣に追ってきたわけではないのだけれど、27歳でこれほどの成績を残した女子体操の選手は他にいるのだろうか?彼女は女子体操の限界にチャレンジしていますね。

今調べてきた。1952年にソ連のMaria Gorokhovskayaさんが30歳で金を勝ち取ったそう。しかし1950年代なら体操の質もレベルも違う。今の体操は超人的な技をやってますもんね。シモーンちゃんは27歳でティーンの若い選手と互角に戦って金を勝ち取っているわけだ。本当にすごいですよ。もうそれだけでも感動して泣きそう。

昨日もここに書いたけれど、今回の彼女はお顔が大人でびっくりした。だって最初に彼女を見たときは19歳で、ちっちゃくてかわいい女の子だったから。あれから8年も経ったのに彼女は今も女王。クイーン・シモーン・バイルスを続けている。すごいわ。感動。心からおめでとうございます。


体操はいいね。1976年にコマネチの10、10、10、10…をテレビで見て無茶苦茶感動して、あれから48年後の今年2024年に、シモーンちゃんに感動して泣いている。歴史に残る女性体操選手が見れて嬉しいです。

今回のシモーンちゃんのあの完璧な最後の床は忘れない。録画を何度も見直す。どうしてあれほど高く飛べるのだろう???


そしてアメリカのSunisa Leeさん/スニちゃんは3位の銅!!!おめでと~! 彼女も素晴らしかった。彼女は表情が豊かでとてもかわいい。最後の床で最初に大技を決めたら口を大きく開けて大きな笑顔。そのまま嬉しそうにどんどん大技を続ける。かっこよかった。彼女は今年21歳。これからも沢山活躍してね。応援するわ。

アメリカでの放送はシモーン・バイルス選手とスニ・リー選手を中心にトップの選手のルーティンのみを映していた。2位の銀はブラジルの選手Rebeca Andradeさん25歳。彼女も綺麗でかっこよかった。


今の女子体操は、米国とブラジルとイタリア、それに英国が強いのですね。昔とは強い国のリストが変わっていますね。

ルーマニアが強かった1976年、コマネチは細かった。妖精のように細くて、そしてユニフォームも白。その白のユニフォームが光を受けて輝いているように見えた。綺麗だった。平均台でジャンプすると空中に止まっているように見えた。どこか違う世界から来た妖精のようだった。

今の女性の選手達は、筋肉がしっかりとついた大人の体形の選手が多い。しっかりと筋肉がついて女性らしい柔らかさもあってすごく綺麗だと思う。体操の選手はみんな綺麗だな~と思う。

女子体操の鉄棒もかっこいい。ふわっと宙に浮くとあっと思う。皆かっこいい。

体操は男女共に美しい。だから好き。


2024年7月31日水曜日

パリ2024オリンピック:男子体操、男子体操個人総合、サーフィンなどなど



先日は日本の男子体操チームの団体総合優勝おめでとうございます!!!しかしワタクシはそのライブ放送を見逃したのでございます。ぬおおおおおおおお許しがたし。これは何としてでも個人戦を見なければと考えた。


毎回オリンピックになると、米国のテレビでは見たい競技の放送をうまく見つけられないとか、日本選手を映さないからダメだとかワタクシ毎回毎回文句を言っているわけですが、今回もなんとかおさまりどころを見つけました。


この地ハワイはパリから12時間差。…で、あちらの夕方あたりに見たい競技があればハワイでは早朝。だからライブでは見るのが難しい。この地の夜に、録画を編集されたものが、実際のライブから半日後に放送になったりもする。しかしこのNBCの編集がこれまた問題で、見たい競技がなかなか見つけられない。…なぜかしらねど毎日毎日ビーチバレーをよくやっている。


それならどうすればよいかと考えた。なんとしてでも体操を見なければ。

というわけで、録画機の(これから放送される予定の)番組のリストを見て、見たい競技を全て予約録画することにした。これで一件落着。録画を見れる時間に見ればよし。


というわけで、この地ハワイの今日早朝(現地パリでは夜)に放送された、体操男子個人総合決勝の録画をさっき見終わった。

  岡 慎之助さん金!!!!!!!😄💃🎉🎊🙌
  イェーィ!!!!
  おめでとうございます!!
  うれしい~ヒョ~~~

結果はね、実は放送を見る前に知ってた。朝起きてからYahoo Newsを見たらトップの記事だった。でもやっぱり競技の映像を見れば興奮する。やっぱ鉄棒よね。私は鉄棒が異常なくらい好きだ。やっぱ男は鉄棒よ。楽しいな。岡さんは20歳だそうです。若いね~。

そしてね、橋本大輝さんもかっこよかった。鉄棒がよかった。あの難しい技はF難度の「リューキン」やG難度の「カッシーナ」と言うのだそう。

日本は若い選手が出てきているのが凄いですね。内村さんの後にも途切れることなくいい選手が出てくる。


体操はね、競技そのものが好きだから他の国の選手を見ても楽しい。ウクライナの選手も中国の選手も英国の選手もみんな上手かった。そしてアメリカの選手達もパワフルでよかった。

わたしは鉄棒を見ると興奮するのだ。重力に逆らってふわっと浮かんでるように見えるのが気持ちいい。毎回大技が出ると大声が出る。昔から好きだ。だってワタクシ、1976年の塚原さんとか、1984年の具志堅さんとか、森末さんとか、あの頃からの選手の方々も覚えてますもん。森末さんは鉄棒がかっこよかったのよ。

鉄棒だけじゃなくても男子体操は燃える。1996年と2000年のオリンピックは個人的に忙しくて見ていなかったのだけれど、2004年のアテネで日本の男子体操チームが団体総合で優勝するのを見てまた熱が戻った。アテネでの優勝をロンドンの自宅のテレビで見て大興奮。富田君、塚原さん、覚えてます。そして2008年も団体総合2位!その年から内村君が登場。その後内村君はキング・コーヘイ・ウチムラになった!ヒーかこいい。彼は今回日本のテレビでは解説をなさっているそうだ。いいな。


そして昨日は女子体操の団体総合を録画で視聴。これは米国在住の人の目線で拝見。今年の米国女子体操は人種が様々。そして皆仲良しでかわいくて応援したくなる。シモーネ・バイルズちゃんという超スーパー・スターがいるので楽しい。今年の彼女はお顔が大人。お顔がとてもシャープでいい女のお顔。あれ、ちょっとお顔が変わったのかな…と思ったら、そういえば彼女を最初に見たときは、もう8年も前のリオ。当時彼女は19歳だったのですね。前回の東京は途中で棄権。そして今年彼女は27歳。ぇええええええっ?27歳であれほどすごい技が出来るんだ。すご~い。今年もバリバリに元気いっぱいじゃないですか。彼女は女子体操の限界に挑んでいるようだ。本当にすごいね。アメリカのチームは皆かわいい。だからアメリカ女子チームの団体総合の優勝も嬉しかった。


これからも見たいものを録画しながら見ていこうと思う…なんとか気持ちが落ち着いた。ブレイクダンスとか陸上とか見る。そうだ、スケートボードのストリートで堀米雄斗さんが優勝したのも見た!おめでとうございます!


そして、見たい見たいと思っていたサーフィン🏄。これが…アメリカのテレビではなかなか放送してくれないのね。まとめの番組でイメージビデオみたいに綺麗な映像がちょこっと流れるだけ。ハワイの選手が2人いるのだけれど、まだ見ていない。

ここにメディーナさんのイラストがあったのですが
著作権云々が心配になったので削除しました
びびりで すまぬ

それでもNBCのアプリでは、あの超有名になったブラジルのガブリエル・メディーナさんの映像は見た。動画サイトにも沢山出てますね。ところでタヒチの海は水が綺麗。深いのだろうに水が透明で驚く。

タヒチもいつか行こうと思います。
…今は直行便が無いらしい。なんだ遠いんだな。


2024年7月30日火曜日

Peppermint Heaven - Fascinating (Moto Blanco Remix)(2024)



リミックスの魔法




Peppermint Heaven - Fascinating (Moto Blanco Remix) (2024)
Fascinating (Moto Blanco Remix) – Single
Peppermint Heaven
Released: May 3, 2024
℗ 2024 Megahit Records



キャッチー。これはね、米国のダンスチャートに数週間前から入っていた曲で、今英国のUpfront club chart と Commercial pop club chartに入ってきてます。とにかくキャッチー。元曲はまったりしてるのだけれど、このリミックスで最高にいい曲になった。コードを変えてほぼ別曲になっている。途中で「あ~~」とコーラスが入るところなんて上手い。すごくいい気持ち。リミックスは英国のMoto Blanco。

オフィシャルの(たぶん)AIのアニメーションのMVもあるのですけど、ちょっと気持ち悪くなったのでここでは音楽だけ。子供の顔は可愛いんだけどあまりに数が多すぎ。顔がモーフィングでどんどん変わっていくのが キモチワルくて酔いそう。でもいいと思う人もいると思うので見にいってね。

歌詞は今のところネット上に出てませんが、暫く出なかったら聞き取りをやってみようかな。

★Peppermint Heaven
米国LA在住の80年代に影響を受けたシンセポップ・デュオ。メンバーはJunoさん (vocals / keyboards) とSparkさん (vocals / bass guitar / drums)。2014年に彼らのデビュー曲「Plenty of Time」が英国のクラブ・チャートでトップ10入り。2016年にはデビュー・アルバム『Precious Things』をリリース。その後も多作。英国のミュージシャンとのコラボも多数。

★Moto Blanco
英国ロンドンのelectronic music duo。1989年結成。2013年からのメンバーはDanny HarrisonさんとサウンドエンジニアのJames Hurrさん。活動期間が長く他アーティストの曲のリミックスも多い。


2024年7月29日月曜日

米ドラマHBO 『The Gilded Age』(2023) Season 2・全8話:ハイソのソープ・オペラ







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『The Gilded Age』 (2023) Season 2
TV Series/米/カラー
/約50分・全8話/
原案/脚本:Julian Fellowes』
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HBOのドラマ 『The Gilded Age』のシーズン2。去年2023年10月の放送は見逃したのだけれど、今年の春に再放送をやっていたので録画。先日やっと見終わった。

オリジナルの放送は2023年10月29日~12月17日。全8話。

製作・脚本は、英国 ITV のヒット作 『ダウントン・アビー/Downton Abbey』 のジュリアン・フェロウズ/Julian Fellowes氏。彼が今回はアメリカ・ニューヨーク市の1880年代の物語を手がける。


時代の背景などの情報はシーズン1で書いたので省略。1880年代の米国ニューヨークの上流階級を描いたドラマ。登場人物はほぼ同じ。主役は新興成金のラッセル家の夫婦。通りの向かいにはオランダ系旧家のヴァン・ライン家の人々。彼らを中心に1880年代のニューヨークのハイ・ソサエティーの様子を描く。

既にシーズン1でドラマの基本の枠組みはわかっているので、シーズン2からは馴染みのキャラクター達がどのような日常を送っていくのかを追うことになる。


2話まで見たところで少し気付いたことがある。この閉塞感は何だろう?

このドラマの世界は狭い。どの国でもそうだと思うが(昔の)上流階級の人々は狭い世界に生きていた。並外れた資産を守るために彼らは危険を回避する…誰とでも付き合ってどこにでも出かけるわけにはいかない。友人関係も選択が必要。彼らに必要なのは信頼できる馴染みの顔ばかりの社交界の中での平和な生活。そして彼らは新参者を好まないから(そのこともシーズン1の感想に書いた)その世界は(安全だが)いつまでも小さく閉じている。広がらない。

まるで幽閉されているように…降りることのできない豪華クルーズ船での生活のように、彼ら上流社会の人々は自らの作り上げた小さな世界に生きるしかない。彼らは皆、都市の裕福な一画に豪邸を構え、夏にはロードアイランドのニューポートの豪邸に移動。メンバーは皆同じ顔ぶれ。ニューヨークの友人たちがほぼ全員ニューポートに移動してまた同じメンバーで夏を過ごす。どこに行っても同じ顔。すごい閉塞感。自由がない。

それからこのドラマは女性達のドラマでもある。シーズン1では鉄道王ジョージ・ラッセルの成り上がりストーリーも描かれていたと思うが、シーズン2のメインはバーサ・ラッセル夫人の社交界での成り上がり話。

そのせいなのか…旦那Aは第2話で見るのをやめてしまった。歴史の再現としては「ちょっと嘘っぽいよね」とも言っている。確かにわからないでもない。女の私にはラッセル夫人の成り上がり話が面白いのだけれど、男の旦那Aにはあまり面白くないらしい。

つまりは、このドラマは(シーズン1で)一旦話の枠組み…設定がわかってしまったら、後はだらだらと昼の奥様向けソープ・オペラとそれほど変わらないということだろう。あまり正確な歴史の再現でもなさそうだし。私には十分楽しめたけれど。


今回も様々なスパイスがあった。特に優秀なアフリカ系の女性ペギー・スコットの話は大きなスパイス。ニューヨークのハイソな女性達が小さな世界に閉じこもっている間に、ペギーちゃんは取材でアラバマ州まで遠征。彼女は上流階級の女性達にはできないことをやっている。

それからヴァン・ライン家の女主人アグネスの姪・マリアン・ブルック。彼女は(旧家の伯母にとってはルール破りの)「女性が自分の意志で物事を選択して生きること」の手探りをしている。彼女は鳥籠の中から出ようとしている。彼女のルール破りもこのドラマにはスパイス。


馴染みの顔…ラッセル家の夫婦ジョージとバーサ、彼女の息子ラリーと娘グラディス、またヴァン・ライン家の女主人アグネスと息子のオスカー、そしてアグネスの妹エイダ、姪のマリアン、そしてアグネスの秘書のペギー・スコットと彼女の両親。 また彼らと並行して、それぞれの家のバトラーや使用人や料理人達。彼らレギュラーのキャラクター達を中心に、社交界の人々…実在のアスター夫人や、マカリスター氏等々…と、すっかり見慣れた馴染みの顔を見てまったりと彼らのゆるい話を楽しむドラマになった。熟成したと言うべきか。このまま小さな閉じた世界でだらだらと話が続きそうだ。

相変わらずラッセル夫人はセクシーで魅力的。彼女の負けず嫌いの気の強さがいい。彼女が「勝つ」ととても嬉しい。夫のジョージと仲がいいのもいい。この夫婦は最初は悪役かと思っていたけれど、一番生々しく人間臭くてこのドラマでは一番魅力的だと思う。あ、お堅いヴァン・ライン家の人々も好き。


最後は綺麗に気持ちよくまとまった。いい話。いい気分でシーズンが終わる。それもまたよし。

次のシーズンも楽しみに待ちましょう。


ところで現在もロード・アイランド州/Rhode Island のニューポート/Newport には、当時の豪邸が残っていて観光地になっているのだそう。いつか訪ねてみたい。  





2024年7月28日日曜日

Modjo - Lady (Hear Me Tonight) (2000)



いい曲ですね



Modjo - Lady (Hear Me Tonight) (2000)
Album: Modjo (Remastered)
Released: January 1, 2001
2001 Modjo Music except Track 3: Modjo Music/Unidisc



音楽好きの海亀のパリへのトリビュート2曲目。これも開会式の橋の上のファッション・ショーの場面で流れていた。

さてこのファッション・ショーのことをネット上で調べたら情報が出てきたので書いておこう。

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開会式はチャプター8「Festivity」へ。残りの70国の選手団が入場。選手達がやってくる間、 セーヌ川上のドゥビリ橋/Passerelle Debilly//Debilly Footbridge上では、DJセットとファッション・ショーが行われる。フランスのDJ/プロデューサーの Barbara Butchさんがセットを担当。その間フランスの若いデザイナー達の作品を様々なセレブリティ達が纏って登場…モデルの中にはイタリアのパラリンピックのフェンシング選手 Bebe Vioさんも登場。
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このDJのBarbara Butchさんが橋の真ん中にいて後光の射したような帽子を被っていた女性。セットリストは全てフランスのポップス。そのセットリストも出てきたので記録しましょう。


Ça balance pas mal à Paris by Michel Berger & France Gall
Andy by Les Rita Mitsuko
DJ by Diam's
Histoire d'um soir – Bye bye les galères by Bibi Flash
Spacer by Sheila
Lady – Hear me tonight by Modjo
Intro by Alan Braxe & Fred Falke
Love Don't Let Me Go by David Guetta
L'Aziza by Daniel Balavoine
Chanson sur ma drôle de vie by Véronique Sanson
D.I.S.C.O by Ottawan
Besoin d'amour by France Gall
Music sounds better with you by Stardust
Kitsuné: Kass Limon by Jupiter & Kassav
Alexandrie Alexandra by Claude François
D.A.N.C.E by Justice
Je danse le Mia by IAM
Tombé pour la France by Etienne Daho
Voyage voyage by Desireless
L'amour à la plage by Niagara
Ça plane pour moi by Plastic Bertrand
Signatune (Thomas Bangalter Edit) by DJ Mehdi


今YouTubeでいくつか聴いてみたけれどいい曲が多い。なるほど、あの場面ではフランスのポップスを紹介していたのですね。なるほどな~。つくづくあの場面は(アメリカの放送のように)ぶつ切りにせず全部をちゃんと見たかったと思う。

ところであのDJの女性Barbara Butchさんはフランスでは有名なDJとレスビアンのアクティビストなのだそう。あの開会式はつくづく主張の多いショーだったのですね。なるほどな…全く気が付かなかった。だって私、普段からドラァグクイーンとかゲイカルチャーのクリエイティビティが大好きだからおかしいとは全く思わなかったのよ。普通のセンスの旦那Aもすごくよかったと言ってた。面白いショーだった。


さてこの曲「Lady (Hear Me Tonight)」について。フランスのハウス・デュオ・Modjoによる2000年にリリースされた曲。彼らのデビューアルバムのリード曲で世界中で大ヒット。アイルランド、イタリア、スペイン、スイス、英国を含む10か国で1位。米国のBillboard Hot Dance Club Playでも1位。曲全編で流れるギターは1982年のCHICの「Soup for One」をサンプリング。

Chic - Soup For One (1982) 


★Modjo
フランス、パリのhouse music duo。メンバーはプロデューサーRomain Tranchartさん (1976生) と、シンガーのYann Destagnolさん (1978生)。結成は1999年。活動期間は1999年から2003年まで。


MVがかわいいですね。フランスのティーン映画みたい。  



Lady (Hear Me Tonight)
Modjo
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Lady
今夜 聞いて
だって気分は最高だから
月明りの中で 一緒に踊れば
わからない?君は僕の喜び
Lady
思うんだよ
いつも君のことを 考えてばかり
僕は初めて 愛を感じてる
本当だってわかるんだ
君の目の表情を見るだけで
(Repeat)


Lady
今夜 聞いて
だって気分は最高だから

最近
思うんだ
僕は初めて 愛を感じてる

Lady
今夜 聞いて
わからない?君は僕の幸せなんだ

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Songwriters: Romain Tranchart / Yann Destagnol


ところでオリンピックは米国のテレビではすごく見づらいです。いつものことだけれど。コマーシャルばかりやっていて時間の無駄が多い。あんなに沢山のチャンネルがあるのに放送しているチャンネルは少ない。NBCのアプリをダウンロードしてほんの少しのまとめ映像が見れるくらい。ダメダメですね。放送も少ないから盛り上がりに欠ける。

私は体操と陸上、タヒチのサーフィンが見たい!


Stardust - Music Sounds Better With You (1998)



久しぶりに聴いたわ



Stardust - Music Sounds Better With You (1998)
Music Sounds Better with You - Single
Stardust
Released: July 20, 1998
℗ 1998 Because Music LC33186



音楽好きの海亀のパリへのトリビュートを2曲。

まずはフランスのハウス音楽トリオ・Stardustの1998年の曲「Music Sounds Better With You」。ああそうか…、昨日「ダフトパンクってもういないんだっけ」と書いてましたが、この曲ってダフトパンクのメンバーの方の一時的なプロジェクトだったのですね(後述)。


パリのオリンピックの開会式で、選手たちがボートでやってくる場面でいいダンス音楽が流れていたのだけれど、この曲もあの橋の上でのファッションショーで流れていたDJセットの中の曲。あの橋の真ん中の大柄な女性はDJだったのですね。


ところで、あれから開会式の皆の感想が見たくてネット上をつついたのだけれど、いや~~~~…あの開会式は大きな議論を呼んでいる…賛否両論なのだそう。特にあの「最後の晩餐」を真似た場面が問題になっているらしい。なんと…全くわからなかったわ。

あのキャットウォークは、ライブであるにもかかわらず、アメリカのNBCでは米国仕様で乱暴にぶつ切りにカットされていて(米国の選手のインタビューやスヌープDogさんが出て来たり等々を沢山はさんでいた)ほとんど映っていなかったと言ってもいい。

あの場面で出たらしい半裸の青いおっさんも(私が知る限り)アメリカのテレビには映ってないです(今録画を見直してきたけどやっぱり映っていないと思う。もしかしたらハワイだけかも)。たぶんその時間、米国のテレビでは米国の選手のインタビューを映していた。

え~~~~ちょっとびっくり…アメリカってライブの映像を調整するんだ。へ~~~~驚いた。まぁ米国は色々と野蛮な人々が多いのでテレビ局が自粛したのだろうな。ふーん…。


というわけで私には何の問題もなく、少し過激で混沌としたいかにも芸術の国フランスらしい開会式だったと思う。よかったと思いますよ。面白かった。


★Stardust
フランスのFrench house trio。メンバーはプロデューサー・Thomas Bangalterさん、DJのAlan Braxe さんとボーカルの Benjamin Diamondさん。この「Music Sounds Better With You」は1981年のChaka Khan の曲「Fate」のギター・リフをサンプリング。1998年に英国で初登場2位。また米国でもUS Billboard Dance Club Playで1位。
ところでプロデューサーThomas Bangalterさんは、あのDaft Punkのメンバー。
  ▼
★Thomas Bangalter
フランスのrecord producer、singer、songwriter、DJ and composer。Daft Punkのメンバー。1975年パリの生まれ。音楽家の両親の元に生まれ幼少期からピアノを学んだ。ティーンの頃にリセでGuy-Manuel de Homem-Christoと出会い、18歳の頃にDaft Punkを結成。

歌詞は…

  Ooh baby
  君と一緒だと音楽もよく聴こえるみたい
  愛が僕らを一緒にするのかもね

を延々とリピート。


MVは映画みたい。ストーリーがある。