能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2023年12月19日火曜日

映画『アダムス・ファミリー2/Addams family Values』(1993):はみ出し者の幸せ そしてはみ出し者の逆襲!いいぞもっとやれ






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『 Addams family Values (1993)/米/カラー
/1h 34m/監督:Barry Sonnenfeld』
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この映画はたぶんもう5、6回は見ている。最初に見たのは90年代にビデオ屋でレンタルした時。私は20代で独身の東京住まい。笑った笑った。なんだろうこの面白さ。何度も大声で笑った。

それから後はテレビで放送になったものを何度か見た。そして数日前、またテレビをつけたらやっていたので録画。途中からだけれど旦那Aと再度鑑賞。また笑う。わかっているのにゲラゲラ笑う笑う。

やっぱりこの映画が好きだ。なんだこの愛着は。なぜこんなにおかしいのだろうこの映画。何度見ても笑う。(今まで考えたこともなかったけれど)この映画、間違いなく私のフェイバリット映画リストに入る…とあらためて思った。


キャラクター達が愛しくて愛しくてたまらん。アダムスさんちの家族がみんな好きだ。

ウェンズデーちゃん。クリスティーナ・リッチさんの女優魂。撮影時には12歳ぐらいだったのだろうか。それほど若い年齢であのブラックユーモアの中身を完璧に理解して演じていることに舌を巻く。いや…もう本当にすごいと思うぞ。あのウェンズデーちゃんは見事。本当にお見事。

ダンディーなゴメスさんは色男。モーティシアさんはエレガント。フェスタ叔父さんはかわいい。地味なウェンズデーちゃんの弟パグズリー君。髭の映えた赤ちゃん。みんなみんないい。そして彼らは幸せなんだよな。みんな変だけど幸せな家族なのね。

そしてファミリーへの侵入者・悪女のデビーが最高。おもしろいわ~ジョーン・キューザック。全力投球の力技。デビーを見て笑えない人はいないと思う。彼女はこのデビー役でアカデミー賞を取るべきだった!最高、最高やで!綺麗でかっこいいしセクシー…なのに毎回彼女が出てくるたびに爆笑。なんだなんだなんだ…これは。デビーのキャラは脳の知覚リミットを超える面白さだと思います。



これ「はみ出し者」の映画なのですよね。全員がはみ出し者。変な人々。だからなのだろうな、私がこの映画が好きなのは。きっとそうだ。

人間の生きづらさは、環境の中での自分の位置が定まらないこと、または自分で自分のアイデンティティの把握が難しいと感じる時だろう。私は誰?どうすれば居心地よくこの場に属することができるのか?…それに悩む時、人は生きづらさを感じる。


はみ出し者とはなんらかの理由で世の中の「まっとう」からはずれた人

そしてまたはみ出し者とは、他人の自分に対する妙な反応を見て「自分ははみ出し者に違いない」と自意識を持った人

なんらかの理由で、本人が自分をまっとうだと思えない、まっとうになりたいけれどなれない、それとも本来まっとうなはずの自分の中に「異なるもの」を見つけてそれを否定できない者。

…そんな風に考えれば「世の中の多くの人々はなんらかの理由で皆はみ出し者だと考えることもできる」


重要なのは当事者がそのような自意識のために苦しんでいるのかどうか。もし本人が「人と違うこと」に苦しまないのであれば、はみ出し者にはなんの問題もなし。「変わり者」や「はみ出し者」が周りにあたたかく受け入れられ、その場に居心地よくいられるのなら、はみ出し者であっても幸せになれる。

アダムス・ファミリーとは、そのような少し「普通じゃない人々」が幸せに暮らしている話なのだろう。だから彼らを見ていると私もなんだか嬉しくなる。


世の中の多くの人々は皆なんらかの理由ではみ出し者だと考えることもできる」

しかし人の歴史は、常に「正しい者」「正統な者」「まっとうな者」を世の中の「正義」だとしてきた。個人が、人生のある時期に「もしかしたら自分はまっとうではないのかもしれない」と思う時、それが苦しみを生み出すこともある。


この映画が面白いのはこの映画の真ん中あたり…子供たちのサマーキャンプのシーンで、この映画がいかにも「アメリカのスタンダードで保守的なまっとうな正義の人々」を、もう身も蓋もないほどとことんバカにしつくして悪者に仕立て上げ笑いものにしていること。驚くほどに辛辣に 笑。

ルーザー達の大逆襲!…それがあのウェンズデーとパグズリーの送られたサマーキャンプでの出来事。


私がアメリカの「まっとうな人」と結婚してもう25年以上が過ぎた。まっとうな男・旦那Aを通してアメリカの「スタンダードで保守的な正義の人々」にも触れた。今の私は「まっとうなアメリカの人々」を十分知っているので、この映画の捻くれ具合に…もうこらえ切れず大爆笑。笑いがとまらん。だって私は間違いなくルーザーの側だものへっへへへへ。

いいと思いますよ。まっとうな人々。彼らは常に正しいし実際彼らからは学ぶことも多い。だけどま~なんというか…彼らはつまんない人々なのよ。常に「正しく」あろうとして型にはまっているから、彼らに関することは全てが凡庸。あまりそこは非難しちゃいけないんだろうな。それはいいんだけれど…。 

しかし………人によるけれど………アメリカの正義な人の中には超排他的な人々がいる。正義を振りかざす人々。自分たちが世界で一番優れていて、何も間違っていないと自信満々、胸を張って正義を振りかざす高身長にブロンドで青い目の人々。そのようなアメリカの正義の人々は、きっとアジア人で外国人で見るからにはみ出し者の私の存在が気に入らないのだろうと思う。…上等じゃねえか ですね。そのような方々はいつまでも一生トウモロコシ畑で芋を焼いていればよろしい。

そのような人々と不幸にも交流があったものだから、私は己のはみ出し具合をますます意識せざるをえなかった…本当にアンラッキーなめぐりあわせ。だからこの『アダムス・ファミリー2』をもう一度見て、その内容の「アメリカの正義」への辛辣な非難にあらためて驚き、そして嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらんたまらんたまらんうひゃひゃひゃひゃ…。いいぞ!もっとやれ!もう楽しくてしょうがない。溜飲を下げるとはこういうことだろうね。 旦那Aも笑っているのですけど。あなた元々あちら側の人じゃん 笑。 ちなみに旦那Aは私が「正義の人々」に文句ブーブーなことをよく理解している。

サマーキャンプでのウェンズデー姉弟の矯正洗脳の場面で『サウンド・オブ・ミュージック』の曲が流れて私は膝を叩いて大喜び。ワタクシあの映画があまり好きではない。一方的な正義礼賛の映画。旦那Aに出会った頃「私あの映画見たことないよ」と言ったらものすごく驚かれた。そんなあなたたちのスタンダード、しらんがな。…そんなことも思い出して今回二人で大笑い。


少し個人的な思いで、サマーキャンプの事ばかり書いたけれど、映画全体もとても面白いです。ジョーン・キューザックには毎回爆笑する。いい映画です。

実はこの映画の後で1991年リリースの『アダムス・ファミリー』も見たけれどほとんど記憶がない。『2』の方が面白いです。


はみ出し者の映画には心惹かれる。『アダムス・ファミリー』シリーズも、『ロッキー・ホラー・ショー』も『シザーハンズ』も『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』その他ティム・バートンの映画もみんな好きだわ。『グレーテスト・ショーマン』にも泣いたな。


それにしてもこれだけ「正義のアメリカ」を嘲笑している映画なのに、アメリカでそのことに文句を言っている感想をあまり見かけないのは不思議。もっと文句が出そうなのにね。昔の映画だから知らないのかな。


2023年12月18日月曜日

映画『DC がんばれ!スーパーペット/DC League of Super-Pets』(2022):実験用モルモットの怒りの炎






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『DC League of Super-Pets (2022)/米・豪/カラー
/1h 45m/監督:Jared Stern, Sam J. Levine』
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週末にテレビでやっていたのをたまたま見つけてそのまま見始めた。最初の5分くらいは見逃したのだろうと思うがそのまま見た。

可もなく不可もなく。特に傑作でもないが悪くもない。深く考えさせられるわけでもないが十分かわいいし楽しめる。何よりも尺が長くないので気負わずに見れる。それがいい。

中だるみする場面はあったと思う。ペット達が集まってネタをわちゃわちゃしているところは少しスローに感じた。他愛ないジョークに浅く笑う。全体に悪くはないのだが、心がドキドキして驚いてときめくほどではなかった。十分面白いけど。


一番驚いたのは、悪役・裸のモルモットが最後にオレンジのクリプトナイトを血管だか神経系だかに取り入れて巨大化、狂暴化する様子。その狂暴化、巨大化のエネルギーがすごい。本当に大変な破壊力だ笑。オレンジに燃え上ってどんどん大きくなり、周り中のものを燃えつくす。その様子がものすごかった。私は近年のヒーローものの映画をほとんど見ていないので、こういう映像の魔法には驚く。


様々なDC系のヒーロー達が一応出ているのだけれど、私にわかるのは大昔のクリストファー・リーブのスーパーマンと初期マイケル・キートンのバットマン。両方とも1980年代の映画。ずいぶん昔だ。バットマン・シリーズは後からも沢山出たけれどあまりピンとこなかった。ゴメンネ。

そもそもこの映画はあくまでもペット達が主人公。スーパーヒーロー達はペット達に救われるのみでほとんど出てこない。

というわけでDCコミックにあまり思い入れも無くさらっと見たけれど、お気楽におうちで見るには楽しかったです。最後はヒーロー達にそれぞれペットが出来てよかったネ。

そうだ…そういえば、劇中の音楽が昔の洋楽ヒット曲なのがおかしい。もしかして年寄りの音楽趣味?上のトレイラーにもサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」とハウスオブペインの「ジャンプアラウンド」が流れているし、ヨーロッパの「ファイナルカウントダウン」とプロディジーの「ファイアー・スターター」も劇中に流れたと思う。なんで?笑

声優に大物の俳優さん達を使っているのに驚いた。バットマンがキアヌ・リーブスとは全然わからなかったぜ。



お猫様H:幸せの風景





朝、メインのベッドルームから出て猫部屋のベッドに移動。お腹にiPadを乗せてニュースなどを見ていると猫さんがやってきて「遊んでよ」と催促。「もう少し待って、もうちょっとまって…」と撫でれば猫さんは噛む。蹴る。人間はそのままうとうと寝てしまう。次に目を開けたら猫さんも隣で寝落ちしていた。

今まで色んな場所に行って色んなものを見たけれど、たぶん幸せの風景とはこういうものだ…とこの写真を撮りながら思った。この瞬間が私の一番幸せな時なのだと。


2023年12月17日日曜日

Superfly – Ashes (2023)・TBC「下剋上球児」主題歌



かっこいい



Superfly – Ashes (2023)
Ashes – Single
Superfly
Released: November 5, 2023
A UNIVERSAL SIGMA release; ℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



TBS 日曜劇場『下剋上球児』の主題歌、Superflyさんの「Ashes」。いい曲です。かっこいい曲。毎回一番盛り上がるところでこの曲がかかる。誰が歌っているのだろうと思っていた。バックの音がバンドの音なのでバンドの曲かと思っていた。調べたらなんと Superfly さん!!!あっ…このお方は上手いお方。伸びる声。あ~そうか~と何度もうなずく。さすがです。

冒頭からアレンジがクリアで非常に気持ちのいい音。楽器の音と声がクリアに聴こえる。だからバンドの曲だろうと思っていた。普段EDMばかり聴いている私の耳にはとても気持ちいい。


それにしてもこの高校野球のドラマの一番熱くなる場面で流れるこの曲、毎回いいと思う。毎回この曲が流れると泣きそうになる。
 

日曜劇場『#下剋上球児』×Superfly「Ashes」
スペシャルコラボMV【TBS】


そして2日前最終回直前にアップされたドラマとのコラボのビデオ。いい。素晴らしい素晴らしい素晴らしい。もうこれを見ながら泣いてるもんね。

なんとかっこいいビデオ。ひとりひとり選手達の真剣な表情が本当にいい。みんな輝いてる。なんと素晴らしい。カメラワークも最高。スローモーションと速いスピードの組み合わせ。編集も最高。若い人達が何かに真剣に打ち込む姿は本当に美しい。みんな悩みながら頑張ってる。感動する。また第9話の録画を見直そう💕


日本では昨日最終回が放送されたらしい。
ここはもうすぐ。楽しみ。




2023年12月15日金曜日

TBS 日曜劇場『下剋上球児』第9話



またまたいいドラマをメモ。
現在放送中のTBS 日曜劇場『下剋上球児』。日本での放送は2023年10月15日から。ここではTV Japanにて。


第9話の準決勝の回がとてもよかった。若い俳優さん達がとてもいい。なんと瑞々しい若者達。彼らの試合の場面が非常に生々しくリアルなので感心して調べたら、皆さん野球の経験のある俳優さん達だったのですね。なるほどやっぱりそうなんだ。

彼らの試合の様子が素晴らしかった。このドラマは様々な野球以外の話も多くて(特に無免許の教師の話などなど)実はなかなか話に集中できなかったのだけれど、この準決勝の試合は良かったぞ。この回は9話のほぼ全部を使って準決勝の試合を描いていて、本当の試合を見ているような気になった。興奮しました。いいね。


準決勝の日。最初にエース・翔くん(中沢元紀)をスタメンからはずし、根室くん(兵頭功海)を投げさせるところからドキドキ。これは爺ちゃん(小日向文世)が怒るぞ。

それにしても根室くんの兵頭さんはいい。このお方は野球をやってましたね…と調べたら彼は「福岡県で準優勝したほどの実力校出身で、投手を務めていた(Wikipedia)」とあった。やっぱり。ところで今TV JapanではWOWOWのドラマ『ドラフトキング』もやっているのだけれど、この兵頭さんはその野球ドラマにも出ています。

そして始まった試合。全編面白かった。編集やカメラの撮り方で臨場感があってすごくよかった。今までいろいろとあった選手達が皆真剣に試合をしていて皆輝いていた。皆かっこよかった。展開も興奮した。

選手達それぞれの表情が本当に素晴らしい。皆試合中の真剣な表情が本当にいい。あれは素の表情をカメラが捉えているのだろうと思う。演技に見えない。


そしてもちろん南雲監督(鈴木亮平)。このドラマで鈴木亮平さんの印象が私の中で変わりました。鈴木さんの今までの印象はどちらかと言えばジェントル・ジャイアント。とにかく紳士的なお方という印象。そしてすぐ泣く(『西郷どん』で思った)。鈴木さんは大柄で紳士的で気配りの人で優しいお父さんタイプでちょっと涙もろい?…そのような印象だったのだけれど、このドラマの試合中の鈴木さんの荒々しさは印象が違う。真剣に怒って怒鳴ってガミガミ言っている。それがいい。とてもいい。

そうなのよ。鈴木さんは普段は優男なので最初は、野球の監督ってどうなのよ?と思った。そしてまたこのドラマは無免許の教師の話もあって、南雲さんが恐縮したり悩んだり泣いたりする場面も沢山あるのだけれど…。しかし試合が始まったら激しいぞ。いいじゃん。昭和のスポ根の先生みたい。南雲監督の真剣さがいい。彼の熱意を受け取って生徒たちも真剣に戦っていた。

そして翔君くんが出てきて…。ひゃ~最後は興奮したわね。


この試合のシーンはどうやって撮ったのだろうと思った。最初に脚本があって、それに沿ってヒットやゴロやスコアの場面を演じて撮ったのだろうと思うけれど、試合の臨場感がすごくて本物の試合を見ているようで面白かったです。

そんなわけで、第9話の試合が大変良かったので記録します。
面白かったわ。

野球いいね。


Superfly – Ashes (2023) TBC「下剋上球児」主題歌


2023年12月13日水曜日

日本テレビ 水曜ドラマ『コタツがない家』第8話 シン・嫉妬怪獣



日本テレビ系の水曜ドラマ『コタツがない家』。TV Japanにて。
日本での放送は2023年10月18日より。


ますます面白い深堀家。人物達に愛着が沸いて毎週楽しみに見てます。すっかりはまった。この8話もすごくいい回だったので感想をメモしておこう。


●山神達男/小林薫
まずこのお父さん/爺ちゃんが最高にいい。愛着が沸いた。彼から目が離せない。この爺ちゃんがかわい過ぎ。昔の昭和のオヤジですね。頑固で自分勝手。自己中。それなのにこのかわいさはなんだろう?微笑ましいのよこのお父さんは。小林薫さんの表情の変化が最高に面白い。まつげもかわいい。
このお父さん、奥さん清美/お母さん(高橋惠子)に離婚を切り出されて別れたけれど今でも未練たらたら。お母さんにボーイフレンドが出来たらすごく狼狽える。娘・万里江(小池栄子)に叱られて家を飛び出し近所の焼き鳥屋で飲んでいたら、後から娘もやってきた。そこでの反省トークもかわいい。落ち込んでしょぼしょぼしてる。

その焼き鳥屋の場面がいい。娘が言う「私がいるじゃないか」…これはね~お父さん、すご~く嬉しいと思いますよ。本当に嬉しいと思う。すごくいい場面。いい話。
このお父さんは奥さんから突然離婚を告げられて、ガールフレンドにも捨てられて、実はとても寂しいと思う。実はとても不安なのだと思う。そんな時に娘が「私がいるじゃない」…これは本当に嬉しいぞ。

そしてこの時の小池栄子さんが本当に綺麗。すごいね。小林薫さんと小池さんのシーンが毎回とてもいい。お二人ともすごく自然。お互いの愛情を感じる。父と娘のいいケミストリー。

なんかさ…この小林薫の昭和オヤジは…うちの父を思い出すのよ。懐かしいわ。父も昭和の不器用な頑固オヤジだったけれどかわいかった。だからこのドラマのお父さんが出てくるとすごく嬉しい。


●息子・深堀順基(作間龍斗)
息子も面白い。前の感想で「高校生がここまで口が立つことはないだろう」と書いたのだけれど、だからこそそれがいいキャラになっている。高校生のキャラが親と完全に同レベルでぽんぽん歯に衣を着せず喋っているのが面白い。親子なのに友達のような関係。今の子供は親とこれほどまでに同レベルになれるのか?

もうずいぶん昔の話だけれど、私は親と年が離れていて親と子の関係が完全に上下関係だったので、高校の頃は親に反抗も口答えも許されず、そのせいでずいぶん長い間心に怒りをため込んだ(だから反抗期が長引いた。40歳ぐらいで反抗した。あまりよくなかった)ので、このドラマの親と子の関係はすごく新鮮。なんかいいな~と思って見ている。親子もこれぐらい早い時期から上下関係なく正直に会話が出来たら、関係がこじれることもないと思う。私はいいと思う。現実の今の親子はどうなのだろうね。

あ…そうだ順基といえば、前回第7話のガールフレンドとの話で、れいらちゃんが「どうなの?」と順基に問い「今も好きだ」と言われて戸惑った後で、彼女が「あたしも~💕」と言った場面がものすごくかわいかった。にやにやした。


●夫・深堀悠作(吉岡秀隆)
んま~このキャラのだらしのなさは秀逸ですよ笑。すごいわ笑笑。 今回、友人テツオ(安田顕)を訪ねて一晩中コタツでだらだら飲み明かす。その風景が学生時代のノリそのまんま。昭和の学生のノリだ。途中でプロレスごっこを始めるし笑。コタツで窓の外がしらじらと白んで夜が明けるまでだらだら飲む。それがすご~くリアル。こういう場面を久しぶりに見た。私も学生時代を思い出した。モテない女ばかりで誰かのアパートに集まって夜通し闇鍋をやった。懐かしいね。

そしてこのシーンを見て思った。優作が11年間も漫画が描けなかったのは、もしかしたら奥さんの建てた家の居心地が良すぎるからではないか。家が綺麗すぎるからではないか。…それが「コタツがない家」ということではないか。あんなに綺麗な家に住んでいると創造力が衰えるのかもね。もしかしたら築40年以上のアパートを借りてむさ苦しい仕事部屋にした方が悠作に創作意欲が沸くかもと思った笑。

悠作の絵を見ていると1980年頃のヘタウマを思い出すのですよ。湯村輝彦さんとか蛭子能収さんとか、みうらじゅんさんとか…あの頃の絵。あの頃のイラストに雰囲気が似ている。昭和のサブカル…だから昭和風味のコタツのシーンにも納得した。


うだうだ書いてますけど思ったことをメモします。このドラマも癖になった。皆に愛着がわいたわ。あ~家族はいいな~。





2023年12月12日火曜日

Hix, Raphi - Come On Over (2023)



良曲



Hix, Raphi - Come On Over (2023)
Come On Over – Single
Hix, Raphi
Released: July 7, 2023
℗ 2023 Casual Jam Records


これもしばらく前に英ダンスチャートに入っていた。これもキャッチー。英国のダンスチャートには曲のみの良さでチャートに上がってくる曲が結構あっておもしろい。既に名の知られたスターのパワーで曲が売れるのではなく、単純に曲の良さで売れる。いいことです。
スターのパワーで売れる曲ほど全体の印象は強くないけれど、そういうちょっといい曲をここでは拾って記録していきたい。


★(DJ) Hix
英国・北アイルランドのDJ、radio presenter、music producer。2002年からDJ活動を開始し、ベルファーストのクラブで演奏。後にBBC 1Xtraのラジオのホストに招待される。その後も様々なラジオショーのホストを務める。2021年にはproducerとしてWarner Recordsと契約。いくつかのヒット曲をリリース。現在北アイルランドやアイルランドと英国、その他欧州各地のクラブでDJとして活動中。

★Raphi
キプロス共和国生まれ英国ロンドン育ちの女性アーティスト、ソングライター、DJ。The BRIT Schoolを卒業。今までに作曲で多くのアーティストに曲を提供。2018年からソロとして活動。



Come On Over
Hix, Raphi
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深い愛の中 私達は見つけた
驚くほどに
そしてあなたは私の心を盗んだ
私達は縛られている
「私達」のない未来が見えない

愛は私達に共通のもの
なぜなら 手放すには美しすぎるから
私達の信頼の上に築かれたもの 私は決して諦めない
聞いて 私がそれを言葉にする時は

Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう
Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう

Baby うちに来て

Baby come on over
こちらにきて

Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう
Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう


愛は深く 私を襲う
あなたに側にいて欲しい
一晩中 あなたを感じていたい
毎日 あなた無しで過ごしたら
またあなたを恋しがるのが辛くなる

愛は私達に共通のもの
なぜなら 手放すには美しすぎるから
私達の信頼の上に築かれたもの 私は決して諦めない
聞いて 私がそれを言葉にする時は

Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう


Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう

Baby うちに来て
こちらにきて
Baby come on over
Come on over


Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう
Baby 今夜うちに来て
私達はきっと大丈夫
私の心を受け止めて
そこから始めましょう

Baby うちに来て
私達はきっと
こちらにきて
受け取って
こちらにきて
私達はきっと
こちらにきて
そこから始めましょう
Baby うちに来て


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Songwriters: Anders Sven Bagge / Arnthor Birgisson / Samantha Tamanye Anne Mumba / Raphi