日本テレビ系の水曜ドラマ『コタツがない家』。TV Japanにて。
日本での放送は2023年10月18日より。
ますます面白い深堀家。人物達に愛着が沸いて毎週楽しみに見てます。すっかりはまった。この8話もすごくいい回だったので感想をメモしておこう。
●山神達男/小林薫
まずこのお父さん/爺ちゃんが最高にいい。愛着が沸いた。彼から目が離せない。この爺ちゃんがかわい過ぎ。昔の昭和のオヤジですね。頑固で自分勝手。自己中。それなのにこのかわいさはなんだろう?微笑ましいのよこのお父さんは。小林薫さんの表情の変化が最高に面白い。まつげもかわいい。
このお父さん、奥さん清美/お母さん(高橋惠子)に離婚を切り出されて別れたけれど今でも未練たらたら。お母さんにボーイフレンドが出来たらすごく狼狽える。娘・万里江(小池栄子)に叱られて家を飛び出し近所の焼き鳥屋で飲んでいたら、後から娘もやってきた。そこでの反省トークもかわいい。落ち込んでしょぼしょぼしてる。
その焼き鳥屋の場面がいい。娘が言う「私がいるじゃないか」…これはね~お父さん、すご~く嬉しいと思いますよ。本当に嬉しいと思う。すごくいい場面。いい話。
このお父さんは奥さんから突然離婚を告げられて、ガールフレンドにも捨てられて、実はとても寂しいと思う。実はとても不安なのだと思う。そんな時に娘が「私がいるじゃない」…これは本当に嬉しいぞ。
そしてこの時の小池栄子さんが本当に綺麗。すごいね。小林薫さんと小池さんのシーンが毎回とてもいい。お二人ともすごく自然。お互いの愛情を感じる。父と娘のいいケミストリー。
なんかさ…この小林薫の昭和オヤジは…うちの父を思い出すのよ。懐かしいわ。父も昭和の不器用な頑固オヤジだったけれどかわいかった。だからこのドラマのお父さんが出てくるとすごく嬉しい。
●息子・深堀順基(作間龍斗)
息子も面白い。前の感想で「高校生がここまで口が立つことはないだろう」と書いたのだけれど、だからこそそれがいいキャラになっている。高校生のキャラが親と完全に同レベルでぽんぽん歯に衣を着せず喋っているのが面白い。親子なのに友達のような関係。今の子供は親とこれほどまでに同レベルになれるのか?
もうずいぶん昔の話だけれど、私は親と年が離れていて親と子の関係が完全に上下関係だったので、高校の頃は親に反抗も口答えも許されず、そのせいでずいぶん長い間心に怒りをため込んだ(だから反抗期が長引いた。40歳ぐらいで反抗した。あまりよくなかった)ので、このドラマの親と子の関係はすごく新鮮。なんかいいな~と思って見ている。親子もこれぐらい早い時期から上下関係なく正直に会話が出来たら、関係がこじれることもないと思う。私はいいと思う。現実の今の親子はどうなのだろうね。
あ…そうだ順基といえば、前回第7話のガールフレンドとの話で、れいらちゃんが「どうなの?」と順基に問い「今も好きだ」と言われて戸惑った後で、彼女が「あたしも~💕」と言った場面がものすごくかわいかった。にやにやした。
●夫・深堀悠作(吉岡秀隆)
んま~このキャラのだらしのなさは秀逸ですよ笑。すごいわ笑笑。 今回、友人テツオ(安田顕)を訪ねて一晩中コタツでだらだら飲み明かす。その風景が学生時代のノリそのまんま。昭和の学生のノリだ。途中でプロレスごっこを始めるし笑。コタツで窓の外がしらじらと白んで夜が明けるまでだらだら飲む。それがすご~くリアル。こういう場面を久しぶりに見た。私も学生時代を思い出した。モテない女ばかりで誰かのアパートに集まって夜通し闇鍋をやった。懐かしいね。
そしてこのシーンを見て思った。優作が11年間も漫画が描けなかったのは、もしかしたら奥さんの建てた家の居心地が良すぎるからではないか。家が綺麗すぎるからではないか。…それが「コタツがない家」ということではないか。あんなに綺麗な家に住んでいると創造力が衰えるのかもね。もしかしたら築40年以上のアパートを借りてむさ苦しい仕事部屋にした方が悠作に創作意欲が沸くかもと思った笑。
悠作の絵を見ていると1980年頃のヘタウマを思い出すのですよ。湯村輝彦さんとか蛭子能収さんとか、みうらじゅんさんとか…あの頃の絵。あの頃のイラストに雰囲気が似ている。昭和のサブカル…だから昭和風味のコタツのシーンにも納得した。
うだうだ書いてますけど思ったことをメモします。このドラマも癖になった。皆に愛着がわいたわ。あ~家族はいいな~。
その焼き鳥屋の場面がいい。娘が言う「私がいるじゃないか」…これはね~お父さん、すご~く嬉しいと思いますよ。本当に嬉しいと思う。すごくいい場面。いい話。
このお父さんは奥さんから突然離婚を告げられて、ガールフレンドにも捨てられて、実はとても寂しいと思う。実はとても不安なのだと思う。そんな時に娘が「私がいるじゃない」…これは本当に嬉しいぞ。
そしてこの時の小池栄子さんが本当に綺麗。すごいね。小林薫さんと小池さんのシーンが毎回とてもいい。お二人ともすごく自然。お互いの愛情を感じる。父と娘のいいケミストリー。
なんかさ…この小林薫の昭和オヤジは…うちの父を思い出すのよ。懐かしいわ。父も昭和の不器用な頑固オヤジだったけれどかわいかった。だからこのドラマのお父さんが出てくるとすごく嬉しい。
●息子・深堀順基(作間龍斗)
息子も面白い。前の感想で「高校生がここまで口が立つことはないだろう」と書いたのだけれど、だからこそそれがいいキャラになっている。高校生のキャラが親と完全に同レベルでぽんぽん歯に衣を着せず喋っているのが面白い。親子なのに友達のような関係。今の子供は親とこれほどまでに同レベルになれるのか?
もうずいぶん昔の話だけれど、私は親と年が離れていて親と子の関係が完全に上下関係だったので、高校の頃は親に反抗も口答えも許されず、そのせいでずいぶん長い間心に怒りをため込んだ(だから反抗期が長引いた。40歳ぐらいで反抗した。あまりよくなかった)ので、このドラマの親と子の関係はすごく新鮮。なんかいいな~と思って見ている。親子もこれぐらい早い時期から上下関係なく正直に会話が出来たら、関係がこじれることもないと思う。私はいいと思う。現実の今の親子はどうなのだろうね。
あ…そうだ順基といえば、前回第7話のガールフレンドとの話で、れいらちゃんが「どうなの?」と順基に問い「今も好きだ」と言われて戸惑った後で、彼女が「あたしも~💕」と言った場面がものすごくかわいかった。にやにやした。
●夫・深堀悠作(吉岡秀隆)
んま~このキャラのだらしのなさは秀逸ですよ笑。すごいわ笑笑。 今回、友人テツオ(安田顕)を訪ねて一晩中コタツでだらだら飲み明かす。その風景が学生時代のノリそのまんま。昭和の学生のノリだ。途中でプロレスごっこを始めるし笑。コタツで窓の外がしらじらと白んで夜が明けるまでだらだら飲む。それがすご~くリアル。こういう場面を久しぶりに見た。私も学生時代を思い出した。モテない女ばかりで誰かのアパートに集まって夜通し闇鍋をやった。懐かしいね。
そしてこのシーンを見て思った。優作が11年間も漫画が描けなかったのは、もしかしたら奥さんの建てた家の居心地が良すぎるからではないか。家が綺麗すぎるからではないか。…それが「コタツがない家」ということではないか。あんなに綺麗な家に住んでいると創造力が衰えるのかもね。もしかしたら築40年以上のアパートを借りてむさ苦しい仕事部屋にした方が悠作に創作意欲が沸くかもと思った笑。
悠作の絵を見ていると1980年頃のヘタウマを思い出すのですよ。湯村輝彦さんとか蛭子能収さんとか、みうらじゅんさんとか…あの頃の絵。あの頃のイラストに雰囲気が似ている。昭和のサブカル…だから昭和風味のコタツのシーンにも納得した。
うだうだ書いてますけど思ったことをメモします。このドラマも癖になった。皆に愛着がわいたわ。あ~家族はいいな~。
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