能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2023年12月8日金曜日

MLB★フレッチが行ってしまっち…



本日、
エンゼルスのデビッド・フレッチャー選手がブレーブスに移籍することになりました。

ぅわぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁ…

海亀茫然自失

とりあえずはワタクシのリアクションを描く
時間があったら後で似顔絵を描くかも
追記
絵描いた

小柄で普通っぽいのがいいのね💕 スキ スキ


日記のようにブログに記す。
なんだなんだなんだなんだなんだ…
ぅわ~かなしいわ。知らんかったわ。そんな話が出ていたなんて。フレッチが行ってしまったなんて…うそうそうそうそうそ…涙涙涙

だってブレーブスって東海岸やないの、
ナショナルリーグやないの

遠いわ…

もうさー エンゼルス…なんか…楽しみが減ったよね… ますます

でもブレーブスならきっと来年のポストシーズンで会えますね。ええ 


われなきぬれて猫とたわむる

フレッチは可愛かったんだよなー
すんごい好きだったの サビ c

ワタクシ的には大谷さんのニュースよりもダメージが大きい…
スタッシもブレーブスだってよ。
二人ともいいチームに行けてよかったね
来年もポストシーズンは間違いないだろう
たぶんご本人達は嬉しいんだろうな~ 
そうかそうか おめでと~💕💕💕💕🌺
イグレシ兄さんとMaxフリード様によろしくネ
ライリ―様とオルソン様も… 😊


★★★


今日は朝から大谷さんがどうなるかどうなるかとメディアが騒いでいて、一旦ブルージェイズではないかとの話も出ていた。え~~~~なんだなんだなんだ。東海岸にいくのかよ~…と思った。遠いわ。

早速メディアを調べたら、トロント・サン紙が予想していて、カナダのトロントなら(市民が大人なので)もっとプライバシーを楽しめるとか、スタジアムの施設が新しくなったからいいだろうとか…、地元の新聞だから色々とポジティブなことを書いていて、そうかそうかと思った。

一時は、プライベートジェットがトロントに向かっただとか(どこかのビジネスマンのものだった)、菊池雄星さんがスタジアムの近所の高級寿司屋に50人の予約を入れただとか…笑
いろいろとがやがやと聞こえてきて…。

それを見ながら午後にワタクシは外出。大谷さんの決定のニュースも帰ってきてから見ることになるのだろうと思っていたけれど、今日はまだ決まらなかったらしい。

どうやら大谷さんがどこのチームに行くかで、他のFAの選手達も決定を待っている状態だそうだ(例:大谷さんがドジャースに行かなければ他の選手が行くことになる等々)。大谷さん一人で球界が動く。本当にすごいものだ。

というわけでおそらく発表は明日。

あ~どうなるかね~。カナダのトロントの人々はスターを見てもあまり騒がないらしいから、大谷さんもワンコの散歩が出来るのかも。さてどうなるでしょうか。


2023年12月7日木曜日

Alex Gaudino x Dopamine x MazZz - Saturday (2023)



ノリがいい



Alex Gaudino x Dopamine x MazZz – Saturday (2023)
Saturday - Single
Alex Gaudino, Dopamine, MazZz
Released: September 15, 2023
℗ 2023 Ministry Of Sound Recordings Limited 
under exclusive license from Mo.Da



これもここのところ英国のダンスチャートに入ってます。キャッチーなのでヒットが続いているのでしょう。若い人達が「土曜日イェーイ」と盛り上がりそうだ。


★Alex Gaudino
Alessandro Alfonso Fortunato Gaudino。イタリアのDJ、record producer。1970年Salerno生まれ。1998年に自らのレーベルRise Recordsを立ち上げる。すぐに各アーティストとのコラボで活躍し始め、2006年には英国のMinistry of Soundと契約を結ぶ。各アーティストとのコラボ多数でヒット曲も多い。

★Dopamine
少なくともこのDopamineの名前で3人のDJが出てきた。一人はカナダ・カルガリーの女性。もう一人はオーストラリアの男性。そしてこの曲にかかわったお方はインスタのページが出てきたのみ。Sigalaと共にシングル「Feel It Deep Inside」をリリースしたお方だと思う。どこの国のお方でしょう?

★MazZ
Andrea Mazzali。イタリアのCarpi 出身のElectro House / EDM DJ & producer。1997年から活動中。



Saturday
Alex Gaudino, Dopamine & MazZz
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Saturday, Saturday
Yeah yeah yeah, it's Saturday
Saturday, Saturday
Yeah yeah yeah, it's Saturday, yeah


待たせないでよ
No, 今回はだめよ
このLove全部はあるけど、一晩中じゃない
パラダイスに行きそう
心にはダイアモンド
輝かせたいの

Now その状況のための薬はあるの
血管に快楽が必要な時 (Oh)
現実の生活のことを私に話さないで
私あなたの気分を乗せてあげる

土曜日 土曜日のように
土曜日 土曜日のように

Say, "Yeah"
Say, "Yeah"
Saturday, yeah
Say, "It's Saturday"


堪忍袋の緒が切れそう もう待ちくたびれたわ
私の血管には快楽が必要なの (Oh)
現実の生活のことを私に話さないで
私はただ感じたいの

土曜日 土曜日のように
土曜日 土曜日のように

Saturday, yeah
Say, "Yeah"
Saturday, yeah
Say, "It's Saturday"


朝から晩まで
私はただ感じたいの
(It's Saturday)
(It's Saturday)


It's Saturday
It's Saturday
It's Saturday

Oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh
It's Saturday
Oh, oh, oh
Oh, oh, oh
It's Saturday

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Written By Derek Jenkins, Dwayne Richardson, Jon Shave, Paul L Jr. Scott, Andrea Mazzali, Cheri Williams, Joey Washington, Sam Harper, Jason Pebworth, George Astasio, Elvira Citro & Giacomo Ube



PS1 - Out For 1 (2023)



キャッチー


PS1 - Out For 1 (2023)
Out For 1 – Single
PS1
Released: September 29, 2023
℗ Spinnin' Records


今英国のダンスチャートに入ってる。この作者のPS1さんは今までにも2曲ここにとりあげていたのですね。名前があまりにもシンプルで気が付かなかった。毎回キャッチーな曲で英国で売れてますが御本人はニューヨークのお方だそうだ。


★PS1
ニューヨークのDJ。米国NYの人。英国のダンスチャートの常連。様々な英国のアーティストとのコラボ多数。英国でのヒット曲も多数。2020年デビュー。ニューヨーク在住。ニューヨークやニュージャージーのクラブで活躍中。
…それにしてもPS1と検索すると、必ずプレイステーションで結果が出てくるので情報を探すのが難しい。


Out For 1
PS1
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One, one
For one night
One, one

Oh-oh ベッドに横になって
スマホを見てたら テキストが
「Hey girl, 今どこにいるの?
 起きて服を着て タクシーに飛び乗って 
 大きな集まりじゃないから」
でもそれって 彼女が前回言ったこと
OK,  行くわ
でも遅れないようにしなきゃ

Oh no, oh no ごまかせない
だって最後はどうなるかわかってるから
(じゃあいいわ)

でかけよう
でかけよう
甘く小さな嘘のひとつ
それ 私毎晩言ってる
でかけよう
でかけよう
甘く小さな嘘
それ 私毎晩言ってる

One, one
For one night


Oh-oh またやっちゃった
私 出かける時
頭がおかしくなるの
私 何が欲しいのかもわからない
90%は家に帰らないと思う
バカみたい
どうしていつもこうなるんだろう, oh
私達は若くて 楽しみたいの
謝ったりはしない

Oh no, oh no ごまかせない
だって最後はどうなるかわかってるから
(じゃあいいわ)

でかけよう
でかけよう
甘く小さな嘘のひとつ
それ 私毎晩言ってる
でかけましょう
でかけましょう
甘く小さな嘘
それ 私毎晩言ってる

One, one
For one night


Let's go out for one
一晩だけ
Let's go out for one


でかけよう
でかけよう
甘く小さな嘘のひとつ
それ 私毎晩言ってる
でかけよう
でかけよう
甘く小さな嘘
それ 私毎晩言ってる

One, one
For one night

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Written By Goodboys, PS1, Mark Alston, Josh Grimmett, Ethan Shore & Alex Hosking





2023年12月5日火曜日

Robin Schulz & Rita Ora & Tiago PZK - I'll Be There (2023)



キャッチーないい歌



Robin Schulz & Rita Ora & Tiago PZK - I'll Be There (2023)
I’ll Be There – Single
Robin Schulz, Rita Ora, Tiago PZK
Released: October 13, 2023
Under exclusive license to Warner Music Group Germany Holding GmbH, ℗ 2023 Robin Schulz.



すごくキャッチーな歌。しかしこのサビはどこかで聴いたような。聴いたような気がするほどキャッチーということか。イントロのキラキラした音は80年代 Madonnaの「Lucky Star」と同じ音。

若者達がダンスをするMVですが、こういうのを見るとダンスが世界共通言語になっていることを感じますね。


★Robin Schulz
Robin Alexander Schulzさん。ドイツ・オスナブリュック市出身のmusician、DJ、record producer。1987年生まれ。2014年にリリースしたデビューアルバムでリミックスしたMr. Probzの「Waves」が 第57回 グラミー賞のBest Remixed Recording, Non-Classicalにノミネートされる。その後もコンスタントにアルバム+シングルをリリース。欧州で人気。

★Rita Ora
Rita Sahatçiu Oraさん。英国のシンガー・ソングライター。1990年ユーゴスラビアのプリシュティナ(現在のコソボ)生まれ。1991年に家族と英国ロンドンに移住。2012年にリリースされたDJ Fresh'sのシングル「Hot Right Now」がヒットし注目を集める。同年8月にリリースしたデビューアルバムは英国1位。その後もヒット曲多数。売れっ子ですね。

★Tiago PZK
Tiago Uriel Pacheco Lezcanoさん。2001年生まれの現在22歳。アルゼンチンのラッパー/シンガー。元々はローカルのラップバトルで腕を磨き、その後アルゼンチンの大手レーベルと契約。2022年にはWarner Music Latinaと契約を結ぶ。南米で売れているらしいです。


Tiago PZKさんの歌うスペイン語のパートは英語に訳して和訳してます。


I’ll Be There
Robin Schulz, Rita Ora & Tiago PZK
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[Verse 1: Rita Ora]
サークル 同じ円を周り続けるよう
夢を見た全てが ゆっくりと消えていくように感じる
絶望 絶望を感じる日もある
また一日、また同じ苦しみ、また勝利を追い続ける

[Pre-Chorus: Rita Ora]
Yeah, 人生に打ちのめされることもある
それに抗おうとしても どうすればいいのかわからない


[Chorus: Rita Ora]
落ち込んで どこに向かっているのかわからない時
たとえ羽が折れていても もうすぐ あなたはまた飛び立つ
全てがうまくいかなくて あなたの目に雨がやまない時
たとえ火が消えたとしても きっとまたすぐに あなたはまた燃え上る

[Post-Chorus: Rita Ora]
浮き沈みの中でも 私がいるから
光が消える時も 私がいる
一番寒い時にも  私はあなたのそばにいるから
浮き沈みの中でも 私がいるから
あなたがコントロールを失っても 私がいる
大丈夫, yeah, 私があなたのそばにいるから (I'll be there for you)


[Verse 2: Tiago PZK
Donde te encontrés al borde
君が崖っぷちにいるところ
Y tocando fondo, hacete amigo de la soledad
どん底に落ちて 孤独と友達になる場所から
Vive, intenta y sonríe
生きて がんばって 笑って
Es un paso a paso y tiempo pa' dejar lo malo atrás
一歩一歩 苦しみから遠ざかる時が来た

[Pre-Chorus: Tiago PZK]
Es hoy, conexión, con vos mismo, con el interior
今日 繋がって 君自身と 君の内面と
Trabajar en tu mejor versión y poner a volar el corazón
最高の君に働きかけて 心を解放して


[Chorus: Rita Ora]
落ち込んで どこに向かっているのかわからない時
たとえ羽が折れていても もうすぐ あなたはまた飛び立つ
全てがうまくいかなくて あなたの目に雨がやまない時
たとえ火が消えたとしても きっとまたすぐに あなたはまた燃え上る

[Post-Chorus: Rita Ora]
浮き沈みの中でも 私がいるから
光が消える時も 私がいる
一番寒い時にも 私はあなたのそばにいるから (I'll be there)
浮き沈みの中でも 私がいるから
あなたがコントロールを失っても 私がいる
大丈夫, yeah, 私があなたのそばにいるから (I'll be there for you)


[Outro: Rita Ora]
浮き沈みの中でも 私がいるから
あなたがコントロールを失っても
大丈夫, 私があなたのそばにいるから (I'll be there for you)

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Songwriters: Juergen Dohr / Guido Kramer / Dennis Bierbrodt / Stefan Dabruck / Erik Smaaland / Robin Schulz / Daniel Deimann / Alida Peck / Tobias Frederiksen / Rita Sahatçiu Ora / Mikkel Cox / Tiago Pacheco Lezcano




お猫様H:またまた同じような…



あらら…また同じような写真だ
踊り場の床でブラッシングの後に人間とだらだらする猫さん



とうとうカメラが壊れた。壊した。先日キッチンの床に落としたらモニターの画面が割れた。画像も映らないのでもう使えない。とうとう壊してしまった。
そのカメラは2007年頃に日本で買ったCanonのIXY Digital 900IS。なんと15年ももった。すごいねキャノン。感謝。
先日新しいのを買いに行った。注文してまだ届いてないけれど楽しみ。もちろんまたCanonのデジカメ。スマホは片手で猫を撮る時に持ちにくいのです。

元気の良すぎる植物


2023年11月29日水曜日

George G Spot Jackson & Ed Ramsey - Won't Give Up (Eric Kupper Remix) (2023)



これはアシッド・ジャズだ



George G Spot Jackson & Ed Ramsey - Won't Give Up 
(Eric Kupper Remix) (2023)
Won't Give Up – EP
George G Spot Jackson & Ed Ramsey
Released: August 4, 2023
℗ 2023 Category 1 Music



これは米国のダンスチャートだったかな。それとも英国のチャートかな。どこかで見つけてメモしていた。ミュージシャンは米国の人。しかし曲の響きは2000年ごろの英国アシッドジャズにそっくりだ。いい気持ち。メモしておきます。


★George G-Spot Jackson
米国シカゴのDJ。シカゴのクラブDarrin's Cocktail Loungeで毎週プレイ。ハワイからフロリダまで米国各地のクラブでプレイし、ラジオのミクサーやDJ、様々なアーティストともコラボ等々活躍中。

★Ed Ramsey
米国メリーランド州ボルチモア出身のsongwriterとvocalist。コンテンポラリーR&B…ヒップホップにジャズ、ファンクをR&Bに組み合わせたスタイルで知られる。2021 年にアルバムPOJI Recordsより『Who Is Ed Ramsey?』をリリース。その他にもシングルを多数リリース。YouTubeで聴ける。

★Eric Kupper
リミックスはこのお方。米国の仏系keyboardist, arranger, songwriter, remix artist, DJ, and record producer。1980年代からキーボードやギター、作曲で多くのアーティストと活動。1986年からリミックスやプロデュースをした曲の数は2000曲以上。多くの大物アーティストを手がけ、特にDef Mix Productionsの仕事で知られる。1980年代から初期のHouse musicに関わりそのジャンルの基礎を築いたメンバーの一人。


NHK 土曜ドラマ『ガラパゴス』全4話・感想



TV Japanにて。

このドラマは元々2023年2月6日と2月13日にNHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kで放送されたもの。11月4日から11月25日まで1回45分×4話に再編集したものがNHK総合「土曜ドラマ」枠にて放送されたものを視聴。




★ネタバレ注意

㊟ 最初に印象だけで書いていた内容が間違っていたので修正しました。



問題提起のドラマ。

● 世界標準から孤立化(ガラパゴス化)する日本産業
→アジアの台頭に日本は取り残された 
→海外での競争力の低下
→企業は国内の市場に向けて独自の製品を開発
→ガラパゴス化
→企業は国の補助金で延命
→企業のコスト削減
→人件費削減
非正規労働者
→人材派遣会社と企業の癒着

ドラマは
● 非正規雇用問題
 劣悪な労働環境 低賃金 長時間労働(ドラマ内)
 与えられた劣悪な住環境 人を物として扱う過酷な現場
その上で…
企業が問題を隠蔽
 不正を告発しようとした者を殺害
→明らかにされた殺人事件も企業から警視庁への圧力で揉み消される
→企業と人材派遣会社はお咎めなし


最初は真剣に見ていなかった。しかし次第に第2話、第3話と引き込まれていった。

このドラマは苦しい。やるせない。本当に苦しくなる。

今の日本のとある場所、ある職場、ある会社…日本のどこかでこのような話が現実にもあるんじゃないかと恐ろしくなる。政治家の方々、企業のトップの方々、それから人材派遣業界…なんとか変わって欲しいと思った。なんとかして欲しい。日本を良くしてほしい。切実に願います。

まずドラマの出来がどうかというよりも、そのことばかりが最後まで頭の中を回っていた。


刑事・田川信一(織田裕二)が、自殺として処理された過去の事件を掘り起こし捜査するうちに、社会の闇を暴き出すストーリー。その闇が酷い酷い。そして最後に全てが握り潰される。不条理に憤りが止まらない。苦しいドラマ。しかしそれがドラマの意図なのだろう。

ひとつだけわかりづらかったのは警部補・鳥居のストーリー内の位置。おそらく4話だけのドラマなので尺が足りなかったのではないかと思った。最後の企業の揉み消しも、もう1話分あってもいい内容。急ぎ足で終わって惜しいと思った。


原作は相場英雄氏による2016年の小説『ガラパゴス』。見ていて苦しかったけれど、これは問題提起のドラマ。その意図に効果的な演出、ストーリー、脚本、そして俳優さん達の熱演。最初から最後まで重苦しい空気の流れるドラマだった。

悪徳企業に消された仲野定文(満島真之介)が悲しい。真面目な「いい人」の青年が消される社会。…しかしこれはフィクションの世界だけの話なのか?現実にも起こりうる話ではないのか。


最後の田川信一の台詞、

普通に仕事して、普通に飯が食えて、普通に家族と過ごす。そんな当たり前が難しくなった世の中なんてどこか狂ってないか

狂ってます。そのとおり。何度も頷いた。

国民の誰もが夢を持てる国。真面目に働く人々が十分に報酬を受けられる国、皆幸せになれる国。それが当り前のはず。 これを見て視聴者が怒ること…それがもしかしたら社会を変えていく力になるかもしれない。


日本の非正規雇用問題が以前から問題になっていることは日本の外に住んでいてもニュースで聞こえてくる。 苦しんでいるのは(もちろん正社員も苦しんでいるのだろうが)派遣労働者。彼らの収入は安定していない。また契約制で働いているので契約が切れれば職を失う。ボーナスもない。福利厚生も少ない。安定して職を続けられないなら「手に職」をつけられず、働いても働いても経験を次に繋げることができない。そして時間だけが過ぎていく。

現代の奴隷制。人を物のように扱うシステム。そしてそのあまりの酷さから日本人が職を離れれば、今度は海外から人を招き入れてその職に就かせようとさえしている(ここでは踏み込まないけれど)。

そのような状況が取り上げられ小説になり、そしてドラマ化された。問題提起。いいことだと思います。


政治家と企業が変わらなければ、この状況は変わらない。

もっともっと社会が…特に権力を持つ者、政治家、官僚、各組織のリーダー、企業のトップ、そのような社会の上にいる人々がこの問題に真剣に取り組まなくては、世の中は変わらない。

私は普段は海外から日本の問題を一方的には批判はしないようにしているのだけれど今日は正直に書いておこう。ニュースを長年追っていくと、政府の決定、政治家と繋がった企業、そして人材派遣会社の中抜き…などなど社会の上の層がどうも悪いことをしているのではないか…と思わずにはいられないニュースが目に付く。時にニュースから聞こえてくる…大企業や組織のトップが労働者に「文句を言うな、もっと働け、怠けるのはお前の選択だ、負けたのはお前の責任だ」などそのようなことを言っているのを見ると、とにかく頭にきて頭にきて頭にきてこのやろうお前らが搾取するせいじゃねーかと怒りが爆発する。


話が飛躍するが、それ以外にも気になることはある。

例えば政治家は…今は岸田総理が増税ばかりしているようだけれど、せめて増税をするのならその理由を聞かせてはもらえないかと思う。様々な新しい決定もなぜ決定されたのかの理由が知りたい。

わかっている。余計なお世話だと言われるだろう。私は日本の外にいて文句を言う資格がないことはわかっているけれど、ただ外から見ていて思わずにはいられないのだ。日本ではせめて市民が政治家に対して例えば「なぜ外国にお金をばらまくのか?」の理由は聞けないのだろうか…と増税のニュースを聞くたびに思う。物価の上昇とともに生活が苦しくなっているのは明らかなのになぜ増税をするのか?なぜ海外にお金を出すのか?政府は説明はしないのだろうか?…民主主義なら国民が納得してこその政治だろうに。

一方では物価高や(上記の)非正規雇用の問題などで人々の生活が楽にならない状況のニュースを見ていながら、また一方では増税のニュースを聞くといったい日本はどうなっているのだろうと思う。


なぜこのようなことが海外にいながら目にとまるのか。おそらくそれは、日本にいなければ雑音が少ないからだろうと思う。日本のTVのCMも広告も、物を売りつけるためだけの最新トレンドの情報も、数えきれないほどの雑誌媒体とその広告も、アイドル云々などなど各種芸能ニュースも…、Yahooのニュース等で自ら掘り起こす以外はほぼ見ることがない。雑音が少ないのだ。だからもっと気になる政治の決定や労働者の労働環境、時給、人材を海外から集めるやりかたや、ブラック企業の話…などなどの情報がよく目に入ってきて心に残るのだろうと思う。

その上でこのドラマを見ると心に突き刺さる。他人事だとは思えない。

私の好きな親戚の皆、友人達、彼らの子供達、孫たちは大丈夫かと心配になる。未だペットショップで売られている犬や猫のことも気になる。温泉の女湯には男が入ってくるのだろうか?日本の心配なことは沢山ある。


政治家の方々、企業のトップの方々、国の力とは、大企業が数字の上で成功して国のGDPが上がればそれでいいということではないと思います。豊かな国とは、全ての国民が、普通に仕事して、普通に飯が食えて、普通に家族と過ごして、子供たちが夢を見れる国、未来はもっと良くなると信じられる国、国民に時間と生活の余裕があって、その余裕をレクリエーションや学びや芸術などに自由に使えて、一人一人の心が豊かになれる国だと思う。このドラマを見てそんなことをあらためて考えさせられた。