能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2021年1月18日月曜日

お猫様H:眠る位置を探す



なんだなんだ
猫さんは突然ドスっと人間の上に落ちてきて
人間はおうっと声を出す

猫さんはモミモミして 
ぐるぐる回り
寝る位置を見つける 
今日は横ですか


1月ももう18日。最近は驚くほど時間の過ぎるのが早いね。



2021年1月15日金曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第37回「信長公と蘭奢待」12月20日放送



栄光のしるし


★あらすじ
1573年3月 義昭(滝藤賢一)は信長討伐の兵を挙げた。しかし武田が突然兵を甲斐に引き返す。朝倉(ユースケ・サンタマリア)+浅井も来ない。義昭は孤立。藤吉郎(佐々木蔵之介)の率いる織田軍に捕らえられる。幕臣・三淵(谷原章介)も捕らえられた。その弟・細川藤孝(眞島秀和)は織田側についていた。義昭は枇杷庄へ送られる。信長(染谷将太)は元号を天正に。武田信玄(石橋 凌)が死んだとの噂。信長朝倉攻め開始。一乗谷城の戦い。朝倉氏滅亡。室町幕府滅亡。松永久秀(吉田鋼太郎)も信長に降伏。京の周りは信長敵無し。1574年3月28日 名香木・蘭奢待を賜る。


タイトルの蘭奢待とは東南アジアで産出される沈香と呼ばれる高級香木。6世紀から10世紀ごろ(諸説あり)に中国から渡来。これまで足利義満、足利義教、足利義政、土岐頼武、織田信長、明治天皇らが切り取っている(Wikipedia)のだそうだ。

ドラマでは土岐氏の名前は出なかったのだけれど、室町幕府第8代将軍足利義政以来110年間切り取られていないと言ってましたね。過去に幾人もの足利将軍家が希望しても叶わなかったそうでそれぐらい大変なもの。信長が欲しがったということは、室町将軍に代わって天下を掌握したことを世に知らしめる意味もあったらしい。どうだ!わしはすごいだろ!と言ってる。

信長は正親町天皇の許しを得て蘭奢待を待切り取ったのだけれど、実際にはかなり強引だったそうで、帝もあまり喜んでいなかったらしいです。 


蘭奢待とは今で言ったら何だろう?西洋の国ならどこかの王室の王冠に付いた巨大な宝石だろうか。それを欲しいと要求したようなものだろうか。すごいね。 最初は数千万円の車とか時計みたいなものだろうかと思ったんですけど、いやいやそんなものではなさそうだな…。しかしこれは…人間が付けた権威の価値なのですよね…むずかしいわ。


さて様々な事も起こりました。


義昭は挙兵するも信長に敗北
武田も来なかった。浅井、朝倉も来ない。義昭を捕らえた秀吉が怖い怖い。これは…黒い秀吉かもしれませんねぇ。低い声が怖い。秀吉は合理的。頭もいいしデキる男だな。

細川藤孝
幕府にとっては裏切り者の藤孝。「政には時の流れを見なければ」あっ…このお方は後にまた裏切ることになる。いつもそうなのか。

リタイア義昭
(門脇麦)ちゃんに呆れられてますが、様々な大名にお手紙を書いて信長打倒を呼びかけてます。「戦を終わらせるためには戦をするしかない」

朝倉氏滅亡
朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)がかっこよかった。怖いんですよ。声が低くて。あの金のサザエの兜も派手派手。今回、このドラマで朝倉氏のことに興味を持ってちょっと調べました。今まで信長の出てくる大河では、小谷城のお市様の悲劇がメインであることが多いのですが、今回朝倉氏のことが知れて嬉しい。朝倉氏についてもっと調べようと思います。あの裏切り者のいとこの朝倉景鏡(手塚とおる)は、義景の首を信長に持っていったのだそうだ。それで箔濃にされたのね。酷いな。

宗久の分析
今井宗久が光秀に「信長をどう思うか?」と聞かれて、「(信長は)自分の値打ちを知りたがっている。見える形で知りたがっている。見る景色が変われば人も変わる。」←そうなの。信長は証明が欲しいのですね。…このドラマの信長の性格は面白いです。天才的なのに中身がちょっと不安定で、だから他人からの評価をすごく気にする。蘭奢待も自分のパワーをわかりやすい形で証明したいということか。 

恍惚の信長
酔ってますねぇ。

エクスタシー信長

帝に蘭奢待 
信長は蘭奢待を帝にプレゼントしたのだけれど…「朕が喜ぶと思うたであろうか」。むっとなさってます。信長はかなり強引に蘭奢待を切り取る許可をもらったらしい。帝は信長が嫌になってきましたね。毛利にくれてやれ…とおっしゃってます。毛利が信長と敵対していることなど「それは朕のあずかり知らぬこと」「織田信長…よくよくの変わり者よのう…」



2021年1月14日木曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第36回「訣別」12月13日放送



光秀の存在理由。


あらすじ
1572年.伊呂波太夫三条西実澄(石橋蓮司)のコネで、光秀(長谷川博己)は御所を訪ねる。なんと(坂東玉三郎)と言葉を交わす。信長(染谷将太)の帝への愛を理解する。大和では義昭(滝藤賢一)の命で松永久秀(吉田鋼太郎)を討つための戦。信長も兵を送るが兵は皆乗り気ではない。4月、幕府と織田の連合軍が河内へ出陣するが松永を取り逃がす。10月、甲斐の武田が上洛開始…家康、三方が原で大敗。また近江には朝倉が5000の兵を出してきた。1573年3月、将軍義昭が畿内の大名を集め信長打倒の兵を挙げた。


この回は最後、心揺さぶられました。光秀の義昭との決別。長谷川さんの泣きの演技です。ギャップ萌えかな。いやーびっくりした。心摑まれた。ちょっと泣いた。胸が苦しい…。

長谷川さんがあんな表情をなさるとは。長谷川さんはいつもどこかツンとした印象のお方なんですよ。お顔も綺麗に整っていて左右もほぼ対照。お肌も綺麗で皺もない。綺麗にこじんまりとまとまった小さなお顔で…もしかしたらちょっと情が薄いのかなぁ…なんて印象があるくらい。あまり感情がお顔に出る方ではないと思っていた。例えば他の俳優さんと比べてみるなら…滝籐さんの義昭は常にお顔の皮膚が伸びたり縮んだりしていて…だから表情による皺も多いし…滝籐さんはよくお顔が動く俳優さん。反対に長谷川さんはどちらかといえば陶器のお人形のようにツルンとした印象。それが硬派な印象の彼の魅力でもあったりする。

ところがこの光秀と義昭の決別のシーンは、もうお顔が誰だか分からないくらいぐしゃぐしゃの泣き顔。真っ赤。本当にびっくりした。その渾身の泣き顔の演技に思わずもらい泣き。

盛り上げる音楽も効果的。色んなものが胸に迫る。その後の義昭の表情も、籠に入れられたおとなしい白鳥も悲しい。 そして義昭は信長打倒の兵を挙げる。涙

泣く男光秀

それにしてもすごい表情。その光秀の表情で事の重大さを知る。悲しさを知る。台詞だけではなく光秀の泣き顔でこれが大変な事態なのだと気付かされる。 

確かに、足利将軍義昭と織田信長の間の架け橋になることは、光秀の存在理由でもあったのだろう。だから光秀にとって、義昭と信長が敵対することは決して受け入れられることではない。だからといって信長を捨てて義昭につくわけにもいかない。信長に夢を見ることは道三の遺言。信長は光秀の夢実現のための希望。光秀は将軍義昭と信長を結びつけるためにこれまで命を捧げてきたわけで。だから決別は決して受け入れられるものではない。悲しい。 

それがあの光秀の泣き顔なのだと受け取った。いやー素晴らしかった。長谷川さんがあんな表情をなさるとは…。ちょっと…心が苦しくなっちゃうね。 


今回は光秀が様々な表情を見せてました。 

帝と会話 
遠くから光秀が帝に話しかけた時はまさかと思ったのだけれど、その時の感極まった光秀の表情がよかった。帝とははそんなに大きな存在なのね。帝がお優しすぎる。それにしても光秀はラッキーな男だ。 

煕子さん 
そうなの。光秀を「情が薄い」と上に書いたのも、彼の煕子さんや娘さん達に対する表情がいつも冷たいと感じるから。この二人は新婚の頃からあまりラブラブなシーンがないのですよ。 
例えば今回、御所から帰ってきた光秀は刀を受け取る煕子さんに笑顔の一つも無い。そしてただ庭を見て一人思いつめる。煕子さんに話しかけもしない。冷たくない? 
一方煕子さんは旦那様ラブラブで目が。いつも光秀を見つめる健気で可愛い奥さん。
もしかしたら光秀は無骨な昔の昭和の男みたいなんだろうか。彼は子供もあまり可愛がらないんですよね。家庭より仕事…の男なのかもなぁ。昭和の夫婦みたいに二人ともそれで十分幸せなのかも。

夫唱婦随

ところが今回の光秀は柄にもなく煕子さんを出来たての坂本城に連れ出し、煕子さんの手を取って話しかける。あれどうした。なんか詩なんか一緒に詠んでイチャイチャしているじゃないか。あれ~こんな仲良しのシーンは初めて。いいぞ。煕子さんが嬉しそう。それなのに光秀また急に顔を曇らせる。ちょっと不機嫌に見える。それを煕子さんがまた不安な顔で見つめる。煕子さんは幸せなのかなぁ? 

将軍とお手合わせ
光秀のこの時の表情がまた冷たい。氷のように冷たい無表情。ちょっと義昭さんがかわいそうになった。それにしても義昭様はキャラが完全に変わりましたね。穏やかなお坊さんだったのによく泣いてキレるヒステリー男になった。 

家康 
三方が原の戦いはスルー。やっぱりこのドラマは幕府側の話なのね。 信玄がものすごい迫力です。


2021年1月13日水曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第35回「義昭、まよいの中で」12月6日放送



タイトルどおり将軍義昭の迷い。
しかしずいぶんバタバタしていますね。


あらすじ
信長(染谷将太)は幕府の横暴を取り締まり朝廷と公家衆をサポート。幕府内で摂津春門(片岡鶴太郎)を中心にますます盛り上がる信長排除論。光秀(長谷川博己)は信長側のスパイはだと見なされた…そういえば光秀は近江の坂本に城を築いている…京を離れようとしているではないか…それならまずは光秀を斬ればいい。摂津の光秀暗殺計画に将軍・義昭(滝藤賢一)も同意。光秀、そのXデーに将軍の茶会に呼ばれたが、計画を事前に知った(門脇麦)~伊呂波太夫(尾野真千子)の根回しで、事情は細川藤孝(眞島秀和)と三淵藤英(谷川章介)に伝わる。茶会の当日、光秀は難を逃れ義昭に直談判…摂津の排除を迫る。


この回の将軍義昭さん、考えがコロコロ変わりすぎ。

だって長い間いろいろと迷った末になんとか「摂津の光秀暗殺計画」に同意。摂津は茶会を設定し、場所を決め、現場に人を配置し…などなど綿密に光秀殺害計画を実行するための準備を整えたはず。だから義昭も茶会までにはしっかりと心を決めていたと思う(信長と繋がっている光秀を殺すのは=信長との戦に突入することになるのだから)…のだけれど…。 

そしてXデー/茶会の当日。光秀は本気で殺すつもりで斬りかかってくる幕府方の剣を神業のようにかわし、義昭のいる部屋に迷わずたどり着き義昭に直談判! ←それだけでもかなり無理がある。

そしてやたら万能な光秀、義昭の部屋にたどり着けたのもすごいが、その上義昭にいきなり「そろそろ摂津をクビにしたほうがいいのでは」と問いかけ「信長は私が見張ってるから。私が義昭様を守るから」と告げる。 ←おい…それが可能な根拠は?そもそも光秀くん信長のコントロールなんてできてないじゃん。

そこへ三淵藤英がやってきて「公方様がOKなら摂津の軍と戦いますよ」と告げる。

将軍テンパり過ぎ

義昭、急に考えを翻し「わかった。摂津を捕らえていいよ。政所の役もクビね」と言う。 ←ずいぶん簡単に決めますね。 

そして摂津失脚。←なんだなんだなんだそんなに簡単に摂津側の排除ができるのなら、こんなカタチではなくて、どうしてもっと前にやらなかったのだ。だってこのドラマの義昭は基本的に純粋ないい人で、悪いことは全部摂津の企みでしたもんね。摂津が問題なのはわかっていたはず。 

そしてその光秀の暗殺計画を藤孝に知らせて光秀を救ったのは、駒ちゃんと伊呂波太夫でした。 


後日、光秀は伊呂波太夫にお礼を言う。そこで「帝はどんなお方?」と訪ねる。

それは東庵先生に聞けばいいぞ。


東庵先生と帝が碁友達だということは、伊呂波太夫も知っているだろうに。知らないのかな。

それで光秀は公家の三条西実澄(石橋蓮司)を紹介される。伊呂波太夫は顔が広い。三条西さんと光秀は万葉集の話題でうちとけ、三条西さんは帝に光秀について「歯ごたえのあるモノノフでした。栗の歯ごたえも良かったです」などとオヤジギャグのような調子で話し、帝も面白がって「光秀を連れてまいれ」と目を輝かせておっしゃった。笑

後日、光秀は御所を訪ねるため三条西家の御用人の格好をさせられて伊呂波太夫に笑われる。笑笑笑



2021年1月12日火曜日

Henry Hacking feat. Holly Brewer - Brand New (2020)



これはいい曲、キャッチー



Henry Hacking feat. Holly Brewer - Brand New (2020)
Brand New (feat. Holly Brewer) – Single
Released: November 20, 2020
℗ 2020 NEW STATE MUSIC.


現在UK Upfront Club Chart で1位。

これはこれは鬼のようにキャッチー。いい歌。ずーっと聞いていたい。気持ちいい。英国ダンスチャートはここのところあまりいい曲がなかったのですけど、これはいい曲だ。ボーカルもいいですね。素晴らしい。

Holly Brewerさん
現在25歳。ロンドン北西部ミルトン・キーンズ出身のボーカリスト。検索で名前を調べたら同姓同名の米国のミュージシャンが出てきて紛らわしいのですけど、このお方は英国のシンガー。
かなり正統派大人顔の美人です。歌も上手い。今まで世界中の様々な場所やでイベントで雇われシンガーとして歌ったり、バンドやスターののバックボーカリストなどをやっているらしいですが、えええええこんなに美人で歌が上手いのに…コーラスなの?うわー厳しい世界やなぁ。すごいね。彼女は2017年のユーロビジョン・コンテストのファイナリストに選ばれたり、その前は英国のオーディション番組『The X Factor』に出たりしていたそう。いろんなところに出没しているのね。これからの人かな。それにしてもものすごい美人だと思うのだけれど…綺麗ね。そういえばここでは取り上げなかったけれど、ちょっと前に「New Love」という歌が英国のダンスチャートにも上がってましたね。あれも彼女が歌っていたのだな。注目です。

Henry Hackingさん
英国のDJ。世界中でショーをやっているらしくて売れている人みたいですね。彼の名前は以前も見た気がする。活動は2018年からだそうなので、まだお若いのかな。これからの方ですね。



NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第34回「焼き討ちの代償」11月29日放送



光秀、心的外傷後ストレス障害に苦しむ。


★あらすじ
信長(染谷将太)の比叡山焼き討ちは凄惨を極めた。光秀(長谷川博己)はPTSDに苦しむ。幕府の摂津晴門(片岡鶴太郎)は将軍義昭(滝藤賢一)に、もう野蛮な信長と手を切るべきだと進言。大和で松永久秀(吉田鋼太郎)と内戦中の筒井順慶(駿河太郎)に味方し、松永の後ろにつく信長を戦に巻き込もうと言う。光秀はそのことを(門脇 麦)から知り、堺で筒井と松永を引き合わせることにする。


今回の歴史はゆっくりと進む。比叡山の焼き討ちで足利義昭の心は信長から離れつつある。それを摂津が後押し。大和で松永久秀と戦う筒井順慶に味方して信長を誘い出し戦に持ち込むと言う。

それを知った光秀は堺の今井宗久の茶会で松永と順慶を引き合わせる。なんとか和睦成立。

そして信長の心も将軍義昭から離れつつあった。


松永久秀の分析
信長と将軍・義昭について光秀に告げる
あの二人はいずれ必ず袂を分かつ。信長殿はなんでも壊す。公方様は守る人。古きを。仏を。家柄を。あの二人はまるで水と油ほど違う。わしは信長殿が好きだが…神仏を焼くことは出来ん。信長殿を尾張から引っ張り出しここまで動かしてきたのはそなたではないか。比叡山のことは心が痛むが、あれをやらねば世は変わらぬ。おぬしもそう思うておる。違うか。所詮信長殿とおぬしは根がひとつ。公方様とはあいいえぬ者たちだ。いつかかならず公方様と争う時が来る」 ←やっぱりこのお方は頭がいい。

信長の心は将軍義昭から帝へ
大和での和議が成立したあと信長は光秀に言う。
信長は将軍義昭のリクエストで松永を討つ戦に参加するつもりでいた。将軍に逆らえば都が乱れる。それは御所の帝を悩ますだろう。公方様の言う事はいちいち的外れ。相手にしておれぬ。それを思えば、帝のおおせになることは万事重く胸に届くお言葉。
御所に戦の報告に行って帝に褒められたと喜ぶ。帝は「大儀であった。頼みにしておると」 ←信長は褒めてくれる人に素直にくっつくのね。これが彼の性格の弱さなのだな。

帝は信長を利用している
「(信長は野蛮だが)信長のほかに誰が覚恕を比叡山から追い払う事ができただろう? 覚恕はこの都を我が物にせんとしたではないか」。戦の報告に来た信長は「褒めて欲しそうであった。褒めてやった。…まことを申せば無残な戦じゃ。」 ←帝は信長を利用している。さすがです。信長はわかりやすいんだろうな。面白い。

武田信玄 髭がすごいね

信玄登場
比叡山を逃れて覚恕が頼ったのは甲斐の武田信玄(石橋凌)「信長は仏法の火を消した鬼じゃ。憎き信長をこの信玄が討ち滅ぼしてごらんにいれます」すごい迫力。モリアガル~エンディング。



NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第33回「比叡山に棲む魔物」11月22日放送



兄と弟。映像がかっこいい。


あらすじ
1571年2月 四方を敵に囲まれ窮地に立たされる信長(染谷将太)。朝倉(ユースケ・サンタマリア)+浅井は比叡山に陣を構え降りてこない。光秀(長谷川博己)が和議の交渉に。延暦寺の覚恕(春風亭小朝)を紹介される。覚恕の身の上話…金や土地を奪う信長を許さないという。尾張では信長の弟・信興が一向宗に討たえる。信長は比叡山との和睦に帝/正親町天皇(坂東玉三郎)を頼ることにする。和睦が成立。都にしばらく平安が訪れる。1571年秋 信長は伊勢、近江の一向一揆軍と戦った後、比叡山の勢力を討つため山の麓に兵を結集させた。比叡山への攻撃開始。


ひゃ~ずいぶん遅れてしまった。なんとか追いつかなければ。今回は帝と比叡山の覚恕の話がメイン。兄/帝と弟/覚恕。比叡山を相手に苦戦する信長が帝に和睦の勅令を請う。

その前に光秀が比叡山を訪ねる。比叡山の覚恕は子供の頃から美しい兄に比べられ、恨みを抱いて生きてきた。幼少時に仏門に入り比叡山で天台座主となり権力を手に入れ富を蓄える。

一方は、富を蓄え権力と金で酒と女色に溺れる弟・覚恕をよく思っていない。覚恕は壊れた御所を直すこともしなかった。帝は信長と比叡山の和睦の勅令を出し信長を救う。 


朝倉義景
比叡山に陣を構える朝倉。この義景のユースケさんはかっこいいの。威厳のあるお声。何を考えているのかわからない怖い雰囲気の戦国武将。交渉にやってきた光秀に「お経を唱える者との戦に勝ち目はない。踏み潰しても地の底からいくらでも湧いてくる虫のようなもの。叡山も同じ。手ごわいぞ。この戦をとめたいなら覚恕様に跪けと信長に言え」と告げる。←これは本当ですね。宗教がらみの戦いに終わりがないのはいつの時代も同じ。

覚恕さん

覚恕
この覚恕の登場のシーンもカメラがかっこいいそして女性数名をはべらせ、暗い部屋の中の覚恕。赤い袈裟が綺麗。小朝さんは以前光秀をなさってましたね。今回は比叡山の高僧。小朝さんもいい雰囲気。今回の映像と演出は特に俳優さん達がかっこよく見えます。光と表情を捉える顔のアップが巧み。 
この覚恕さんは美しい玉三郎様/帝の弟で「私は醜いから…」と光秀に身の上話。その苦しみをバネに励み権力と金と土地を手に入れたと言う。その土地を奪う織田信長が憎い。また覚恕は幕府の摂津(片岡鶴太郎)とも繋がっていて、二人とも織田の排除で同意している。また彼は武田とも繋がっている。

玉様・帝


帝も弟覚恕のことをわかっているのね。富を蓄えながら御所の修理さえしなかった覚恕を批判。兄と弟の戦い。信長の和睦のリクエストを受け勅命を。ところで町医者の東庵となぜ碁を打てるのかは…東庵が、帝の子ども時代からの医者だったからなのですね。

信長
またまた彼は、帝に褒められた、皆褒めてくれる…と自分に言い聞かせるのだけれど…しかし彼はやっぱり自信が無い人なのね。そこで比叡山との和睦で帝を頼る事を思いつく。その後比叡山を攻撃。

筒井順慶と松永久秀
筒井順慶
(駿河太郎)が足利義昭(滝藤賢一)の養女を娶ることになった。その前祝いに呼ばれた松永久秀(吉田剛太郎)が怒る。幕府を離れ大和で順慶と戦うという。 

薬売りの子ども
以前、駒ちゃんの丸薬を勝手に売って理屈を捏ねていた子どもが再度登場。彼は今回丸薬を駒ちゃんから買って売りたいと言う。比叡山で売るのだそうだ。売られた妹を買い戻すつもりらしい。妹を買ったのは比叡山の僧。比叡山への攻撃で信長の兵に討たれる。