能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年10月2日火曜日

Lauv ft. Julia Michaels - There's No Way (2018)



いい歌です。




Lauv ft. Julia Michaels - There's No Way (2018)
There's No Way (feat. Julia Michaels) – Single
Released: Sep 27, 2018
℗ 2018 Lauv



昨晩『The Late Show with Stephen Colbert』に出てきたLauvさんとJulia Michaelsさんのデュエット。これはいい。

それぞれの声が重なっていい雰囲気です。この歌は二人で歌ってるからいいんですよね。Julia Michaelsさんの声はとても可愛い声なんだけれど、ソロの歌だったらこれほど惹かれなかったかもしれない。デュエットだからこそ出るいい雰囲気というのは確かにありますね。

Lauv(Ari Staprans Leff)さんはカリフォルニア出身の24歳。アイドルなんでしょうかね。お若いです。学生の頃から歌を書き始めたそう。ステージネームのLauvとは(お母さんのルーツの)ラトビア語でライオンの意味だそうです。

以前取り上げたShawn MendesさんやJames Bayさん、Charlie Puthさん等とともに若い世代のソングライター達がいい感じですね。楽しみ。

どうしようもなく惹かれ合ってしまう男の子と女の子の話らしいです。お互い別の人と踊っていたら二人の背中がぶつかって「あ、ごめんなさい」とか言っていたのでしょう。しかし惹かれあって見つめ合ってしまった…と、そのような感じでしょうか。



There’s No Way
Lauv
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[Verse 1: Lauv]
君が僕に触れるだけで まるでわかっていたかのよう
僕らが未来に二人の歴史を持つようになるって
いつか僕らは後悔するだろうともわかってた
でも僕らは出会った夜、それを無視した
僕らは後ろ向きにダンスしてぶつかり合ってた
お互いの感情を隠そうとしていた
君が僕に触れるだけで まるでわかっていたかのよう
未来に二人の歴史があるって

[Chorus:
Lauv & Julia Michaels]
でもそうならないわけはなかった
私達がお互いを見つめ合った様子は
そうならないわけはなかった
君/あなたと共にいる1秒ごと、僕/私はもっと求める
でもたぶん私達は少し立ち止まるべきかも
そうやって緊張をチェックできるから
でもそうならないわけはなかった
私達がお互いを見つめ合った様子は


[Verse 2: Julia Michaels, Lauv & Both]
時間が止まればいいのに
全てのことも皆のことも忘れられる
時間がきちんと並べられればいいのに
そうすれば私達は欲しいものに素直になれる
なぜなら 私が誰かといる時、あなたには誰もいない
あなたが誰かといるとき、私には誰もいない
時間がきちんと並べられればいいのに
そうすれば僕らは素直になれる

[Chorus:
Lauv & Julia Michaels]
でもそうならないわけはなかった (Going, it's not going there)
私達がお互いを見つめ合った様子は
そうならないわけはなかった (Going, it's not going there)
あなたと共にいる1秒ごと、私はもっと求める
でもたぶん私達は少し立ち止まるべきかも
そうやって緊張をチェックできるから
でもそうならないわけはなかった (Going, it's not going there)
私達がお互いを見つめ合った様子は


[Bridge: Lauv & Julia Michaels]
僕らは後ろ向きにダンスしてぶつかり合ってた
お互いの感情を隠そうとしていた
僕らは後ろ向きにダンスしてぶつかり合ってた (We just keep on dancing)
お互いの感情を隠そうとしていた (Right into each other)
あなたが私に触れると まるでわかっていたかのよう
未来に歴史があるって


[Chorus:
Lauv & Julia Michaels]
でもそうならないわけはなかった (Going, it's not going there)
私達/僕らがお互いを見つめ合った様子は
でもそうならないわけはなかった (Going, it's not going there)
あなたと共にいる1秒ごと、私はもっとあなたを求める
でもたぶん私達は少し立ち止まるべきかも
そうやって緊張をチェックできるから
でもそうならないわけはなかった (Going, it's not going there)
私達がお互いを見つめ合った様子は

[Outro: Lauv & Julia Michaels]
私達はお互いに向かってダンスを続けている
私達はお互いに向かってダンスを続けている

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Songwriters: Julia Michaels / Justin Tranter / Kyrre Gorvell-dahll


2018年10月1日月曜日

お猫様H:無礼者キック



午後のブラッシングがひと段落すると
くるっとひっくり返って人の手と遊ぶ
またくねくねする
どうしても人の手をつかまえたい
暴れる
これは足の裏ですか?コショコショしたい
ブレイモノッ!ニャー キックキックキック


2018年9月25日火曜日

映画『クレイジー・リッチ/Crazy Rich Asian』(2018):アジアの大富豪ライフを覗く






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Crazy Rich Asian2018年)/米/カラー
120分/監督:Jon M. Chu
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ちょっと前に見た映画。話題になっていたので見に行った。以前映画「BlacKkKlansman」のエントリーで人種問題の話が出て、その感想に私は「白人以外の人々が頑張ってくれるのならぜひ応援したい」と書いたわけですが…。もちろん東アジアの人々が西洋に対して頑張ってくれるのならもっとありがたい東アジアのいい印象が西洋の人々にもいきわたって、結果ワタクシのような普通の東アジア人でも(もちろん日本からの旅行者も)西洋での居心地がよくなるのであれば大変よろしい。

アジアよもっとがんばってくれ!


西洋の人々にとっての東アジアとは本当に遠いところ。だから西洋は基本的に東アジアと黄色人種にはあまり関心がないんですよ。 15年ほど前に(エキゾティズムをベースにした)日本テーマの映画や中国映画が西洋でもちょっと話題になった時期があったのだけれど、ここ10年程はなんとなくそういうのも下火になったのかな…と思っていた。
 
そこへ今年突然出てきたこの映画

ハリウッド製東アジア人ばかりの出る映画。それが世界中で大ヒット!

だそうですよ。おぅ…本当ですかそれは…ほ~…どうして?

 世界中でものすごく売れているんだそうですこの映画。東アジア人/黄色人種ばかりが出る映画が世界中でこんなに売れるって…どうしてでしょう?
 
このハリウッド製東アジア人ばかりの出る映画が大ヒットしている事実は、映画そのもの以上にも大きな話題になっていて、西洋の一般メディアもこの映画をきっかけに東アジアについての記事を載せているのがまた面白い。おお…ついにきたか…アジアンパワー!

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ちなみに西洋(特にヨーロッパ)で言うところのアジアとは、トルコから始まって中近東、インドを含む西洋よりも東側に位置する地域を指し、アジアとは言っても中国や東南及び東アジア(太平洋側)だけの国々を指すとは限らない。しかしこの映画で言う「アジア」とは東アジアです。その人々は黄色人種(モンゴロイド)。この映画には黄色人種しか出てこない。
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というわけで見に行った。映画そのものも面白かったです。話は単純。西洋から見れば東洋のエキゾティズムにわかりやすいストーリーでヒットしたというのはありますね。

ともかく、ハリウッドの製作で東アジア系の作家の本がオール東アジアキャストで映画化され、その映画が世界中で大ヒットしている…というのは大変嬉しい。本当に嬉しい。そしてとても驚いてます。やっぱり時代は変わってきているのね。ありがとうありがとう😭


★あらすじ
主人公は中国系アメリカ人女性レイチェル。ニューヨーク大学で経済学を教える教授。シンガポール人のボーイフレンド・ニックが友人の結婚式に出席するのに伴って、彼のシンガポールの実家を訪ねる。ニックの家族はアジアの有名な大富豪一族だった。伝統のアジアVS叩き上げアメリカ娘。西洋VS東洋。さて結果はどうなる。


ネタバレ注意

アジアの大富豪ライフを覗く

これはぶっちゃけ、アジアの大富豪を見てすごいすごい…という映画。とにかく桁外れの大富豪の生活を覗き見る。それが面白いのね。まぁあまり言いたくはないけれど(今まで)西洋人は東アジアの大富豪と言われてもイメージとしてピンとこなかったわけですよ。実際20世紀の東アジアというのは西洋に比べてそれほど裕福ではなかったわけで…。しかし今はメディアでも近年東アジアがうまくやっているらしい噂だけは西洋にも十分伝わってきている。東洋の大富豪とはいったいどんな生活をしているのだろう? 興味津々。

この映画はそれにうまく答えてくれた。東アジアの大富豪はどんなにリッチなのか…を見せてくれる映画なんですよこれは。それを見てほーすごいねぇーと面白がるのがまず一番。実際面白いです。大衆とは自分には想像も出来ないほどのお金持ちの生活を覗いてみたいものでして…。

私はこの映画が大ヒットしている一番の理由は、そんな「世界中の一般大衆の興味」をうまい具合に刺激した結果ではないかと思います。それに東洋の神秘が加われば、いやーもう見たい見たい。東洋の大富豪ってどんな生活をしているのだろう???

実はそれ以外にはあまりたいした映画ではないです。シンデレラストーリーとも言い難いだろう。アメリカ育ちの普通の娘が覗き見た東アジアの大富豪の生活。それでこの映画の評価のほぼ70%はカバーされる。

米育ちの普通の娘と東洋の上流階級

この映画は、基本的に東洋の富がいかにすごいか…の宣伝のような映画なので、普通のアメリカ娘と東洋の上流階級の対比がこれでもかと強調される。

プライベートジェット(←これは出てこない)や島を借りてのパーティー、豪邸やファッションなどのお金で買える物が豪華なのはあたりえ。東洋の上流階級の人々はルックスもいい。皆高身長でスタイルがよく優雅。

また彼らシンガポールの大富豪の多くは、子供達を英国の全寮制の寄宿学校に送るので、若い世代は皆英国の育ちのいいアクセントで喋る(ちなみにシンガポールの公用語は英語)。演じる女優さん達は元ボンドガールのMichelle Yeoさん。英国育ちでモデル出身のGemma Chanさん。Sonoya Mizunoさんも英国育ちのバレリーナだそう。皆美しい。男性の俳優さん達も皆さん素敵です。

そこに入り込んだアメリカ娘。普通のルックスの女の子。なぜだ?どうしてキャスティングはこの子をアメリカ代表に選んだのだろう?十分可愛いんですけどね。しかし小さい。背もおっぱいも小さいこの女優さんは決してゴージャスとは言い難く…。なぜなのよ。アメリカにはもっと綺麗な中国系の女優さんがいるだろうに…。元々このConstance Wuさんは、現在アメリカで製作されている…台湾からの移民の家族を描いたTVドラマ『Fresh Off the Boat』で既に有名らしいのだけれど、それにしてもこのアメリカ代表の小さい女の子は東洋の神秘美女軍団に囲まれるとちょっとかわいそうにも見えてくる。この差は意図的なものなのでしょうかね。

東洋VS西洋

アメリカ育ちの普通の娘レイチェルは自分で努力をして大学教授になった。努力をすれば結果が出る。そんな個人主義、実力主義の生き方を実践してきた。そこに東洋の壁が立ちはだかる。アメリカの個人主義と東洋の「家」のぶつかり合い。そんな話も織り込まれる。

シンデレラストーリーではない

レイチェルちゃんが慎ましい出自から大学教授にまで上ったことは、アメリカなら個人の努力だと尊敬されるだろうけれど、アジアの大富豪一族には何の意味も無いらしい。東アジアの大富豪一族が重要視するのは息子の嫁の家柄。大切なのは嫁の家柄家柄家柄…。
 
しかし東洋サイドの理屈も十分理解できるわけです。大富豪には大富豪のルールがある。息子は将来家を継ぐ。息子の嫁は家のビジネスに幸運とチャンスをもたらす家と家の関係を繋ぐ者でなければならない。そんなのあたりまえですよね。彼らにとってレイチェルは何処の馬の骨ともわからないアメリカの小娘…そんな娘に、それまで何代にもわたって築いてきたビジネスの帝国を将来任せるわけにはいかないのですよ。そのアメリカの小娘がどんなに知的であったとしても…哀しい哉。こういうことは理屈ではどうにもならない。この女の子はこの家族に入っても浮きますよね。全く受け入れられないと思う。結婚したら辛いでしょう。だからこれはシンデレラストーリーにはならないと思う。
 
最後のどんでん返し

私は、ニックのママとレイチェルが麻雀対決をした時の会話で、ニックとレイチェルは決裂したと思ったんですよ。アメリカ娘は散々いじめられたけれど、最後は東洋の神秘にアメリカ娘のプライドで釘を刺した。「あなたの息子と別れてあげるわ」…あっぱれあっぱれ。よくやった…と私は喜んだ。ところが最後はひっくり返った。
 
えええええぇなんで?アメリカ娘のプライドはどうしたのよぉ。それを受けてもあなた…苦労するわよ。パーティーの魚なんてまだまだ甘い。もっともっと酷い事が起こるかもしれない。いいのかいいのかレイチェルちゃん。やめたほうがいいと思う。
 
…というわけで、最後はレイチェルちゃんの将来がとても心配になった。確かに知的なニックのママとは気が合いそうなんですけどね。しかし無理だよなぁ…。アメリカ的な合理主義で育った女性が、中国的な伝統と繋がりを重んじる世界に相容れるわけがない。

続編はあるのか

原作のことは知らないのですが、この映画がこれだけヒットしているのなら続編が作られるのは間違いないでしょう。レイチェルちゃんはシンガポールに移住するのか?しかし…これは辛い話にしかならないのではないか。シンデレラストーリーなんて無理。あそこにレイチェルちゃんが馴染む姿は想像できない。ほんとに。どうなるんですかね。
 
結局は、頑張りやさんのレイチェルちゃんがかわいそうになってしまった印象。もちろんロマンティックコメディのハリウッドブロックバスターならハッピーエンディングでなければならないのはわかっているのだけれど…。
 
 
それにしても、主役の女の子がニューヨーク育ちの白人の女の子だったらどうなったのだろう?白人でも家柄がしっかりしていれば結婚は可能なのだろうか?それとも中国系でなければならないのか? 色々と考えさせられる東洋の神秘。ところでニック役のヘンリー・ゴールディング君はええ男ですね😊


2018年9月23日日曜日

TBS 日曜劇場『この世界の片隅に』第9話・最終回



これはいいドラマだ。

とうとう終わっちゃいましたね。このドラマは毎週楽しみでした。登場人物の皆それぞれを好きになって皆の幸せを願う。終わってしまってちょっと名残惜しい。

アニメの映画を見ているのでストーリーはわかっていたのだけれど、実写化されてますます心動きました。いい原作の上に俳優さん達が息を吹き込むことでまた別の魅力が見えてくる。


今回はすずの妹すみちゃんの女優さんが素晴らしかった。彼女で泣きました。久保田紗友さんは本当にいい女優さん。すずに父母のこと、自分の腕の痣のことを話しながら目には大粒の涙。すずの描いた漫画を見て病床で一人泣く場面。すずを探して訪ねて来た周作の「すずさんと一緒に生きていけるのはえらい幸せじゃ思うとります」の言葉を聞いて目を輝かせる一瞬の表情の直後の寂しそうな顔。彼女の出ている場面は全てが素晴らしかった。すずと二人のゆっくりな優しい広島弁での会話がいい。

それから幼い節子ちゃんのシーン。駅に迷い込んですず達に出合ったシーンでは彼女から目が離せない。子供さんというのは本当にすごいと思う。可愛い。彼女が転げ落ちたおにぎりを拾ってすずに届ける。すずがかわりに綺麗なおにぎりを節子ちゃんにあげるのもいい。節子ちゃんは一口食べてちょっと微笑む。小さいのにいい女優さん。すずの右腕を見て黙って隣に座る様子もたまらなくかわいい。すずを見上げる目はなんと綺麗な。すずの腕にしがみついて小さく「おかあちゃん」と呟く。泣きそうになる。すず「この広島でよう生きとってくれんさったね」。家に連れて帰れば北條家の皆も笑顔で彼女を迎える。径子さんが晴美ちゃんの服を節子ちゃんにあてがう時の表情。北條家に家族が増えた。


周りの人々にも日常が戻ってきましたね。志野さんの旦那さんが帰ってきた。本当によかった。幸子さんは成瀬さんと幸せを紡ぎ始めた。成瀬さんもいい人。よかったです。堂本のお爺ちゃんは石段に座って本を読む。トモロヲお父さんも最後まで飄々として面白かった。径子さんはお勤め。義理の母はすずを優しく労わる。そして宮本信子おばあちゃんはのりを作り続ける。

水原さんが無事でしたね。よかったです。嬉しい。幸せになって欲しいな。

そしてもちろん主演の松本穂香さんと松坂桃李さんがよかった。松本さんのふんわりとした感じと松坂さんの純朴で不器用そうな感じがいい。このお二人は本当に仲が良くていい化学反応がありましたね。戸惑いながらお互いに寄り添うように少しずつ夫婦らしくなっていくのがいい。毎回お二人を見るのが楽しみでした。



このドラマはエキストラを使った街のシーンも、当時の記録映像のように見えるほどその再現がよく出来ているのではないかと思う。衣装も街の色合いもそれらしい雰囲気がよく出ていると思う。破壊された広島のCGの街の様子には少なからずショックを受けた。北條家のある高台から見る呉の街も焼けてしまったけれど、CGで再現された焼ける前の呉の街の眺めはとても美しかった。

このドラマは毎回タイトルの入れ方もよかったです。
色んなものが本当にいいドラマでした。

現代シーンは全くいらなかったと思うけれど(笑)すずさんがお元気なのに驚いた。カープ女子か。いいじゃないですか。

また録画を見直そうと思います。出来ればBlu-rayDVDを出して欲しい。そして出来れば英語の字幕を入れて欲しい。いいドラマでした。ありがとうございました。



広島県の呉市、三原市、坂町、岡山県の倉敷市では現在も多くのボランティアを募集しています。

全社協 被災地支援・災害ボランティア情報
 https://www.saigaivc.com/

 広島県災害ボランティア情報
  https://hiroshima.shienp.net/
 くれ災害ボランティアセンター
  http://kuresc.net/svc/
 三原市社会福祉協議会
  http://www.m-shakyo.jp/
 坂町社会福祉協議会 坂町災害たすけあいセンター
  http://saka-shakyo.com/tasukeai.html
 

 岡山県・倉敷市災害ボランティアセンター
  https://peraichi.com/landing_pages/view/kuravol


2018年9月20日木曜日

TBS 日曜劇場『この世界の片隅に』第8話



戦争が終わった回。

広島に新型爆弾が落ちたことは本当らしいのだが、その後詳しい情報は入ってこない。北條家の女性達も近所の女性達と共に草履を編む。
 
近所の人々も皆不安な気持ちで一杯だろうに誰も愚痴をこぼさない。刈谷タキさん(木野花)も広島に行った息子さんが心配なのに溜息はついても直ぐに「手を動かしましょう」と皆には笑顔。彼女が笑顔を見せるのは、自分が辛い顔をすれば皆にも辛い思いをさせることがわかっているから。それは彼女の心配り。看護の経験のある知多ハルさん(竹内都子)は広島に行くという。広島に行きたがるすずを「連れて行けない」と断れば、堂本美津さん(宮地雅子)が紙に情報を書いて渡すようにアドバイスしてくれる。この近所のおばちゃん達がいい。皆辛い中にありながらそれぞれが相手を思いやっている。いいシーン。
 
終戦も近所の皆とラジオの玉音放送を聞いて迎える。
 
放送は言葉もろくに聞こえない。皆戸惑っている。神と崇めた天皇陛下の声は「まるで人間の声のような…」。堂本のお爺ちゃんは外で立っている。「どういうこと?つまりは負けたということかね。じいちゃん負けたらどうなる?」と問えば「わからん」と答える「負けたことがないけんのう」。
 
すずさんの怒りも戸惑いから出たもの。一人立ち上がって「納得できん。まだ戦える」と言っている。もちろん彼女も本当に戦い続けたいわけではない。外で一人大泣きするのも突然の終戦で感情をどうしていいかわからないから。
 
 
実際の戦争とは…終戦もこのような感じだったのだろうと思う。普通の19歳の女の子にとっての戦争とは…国のエラい誰かが始めて、外国が攻めてきて、毎日空襲にあって、そしてある日突然終わる。 子供の頃から…日本は強い国だ、絶対に負けないと教え込まれ、本土決戦になれば最後の一人まで戦い抜くと信じてきた。それがお国のためだと教えられた。 一般の市民にとっての戦争とはそのようなもの。その戦争ですずさんは手を失い大切な家族を失った。そしてある日戦争は突然終わる。納得がいかない。どうすればいいかわからない。彼女の怒りと大粒の涙は「終戦」をどう受け止めていいのかわからないから。
 
この話(原作・アニメ・ドラマ)のすごいところはそこだろうと思う。普通の人々にとって…特に若い女性にとっての戦争とはどういうものだったのか。
 
戦争は突然終わってまた日常が戻ってくる。それでも戦争中に失ったものはもう戻ってこない。日々が日常に戻っても、無くしたもの亡くした者はもうかえってこない。心と身体に負った傷はいつまでも癒えることは無い。 …戦争は国が始めた。私が始めた戦争ではない。戦争はいつしか始まったもの…なぜ私は私の愛する人々はこれほどまで辛い思いをしなければならなかったのか。納得がいかない。納得できる理由付けができない。
 
 
すずさんと同じ世代でもう亡くなった実家の家族に、私も以前こういう話をよく聞いた。彼女も終戦で大声をあげて泣いたそうだ。それと同時に「やっと終わった」と思ったとも言っていた。このドラマを見ると、いつも彼女のことを思い出す。彼女はどのようにこのドラマを見ただろうかと思う。
 
 

2018年9月18日火曜日

お猫様H:もう9月半ば



っと15日も過ぎていた
もう9月も半分過ぎたのか
時間がどんどん過ぎる
困るねぇ

8月末のお写真
かわE
丸い目。無心な目と言おうか。昔からこういう目をする。シェルターの書類の写真にもこういう目で写っていた。ちょっと宇宙人っぽい
キリッ
目が綺麗
かわe
猫さんのいる生活はいい
 
 
 

2018年9月11日火曜日

Prince -Mary Don’t You Weep (2018)



素晴らしい



 Prince -Mary Don’t You Weep (2018)

Album:  Piano & a Microphone 1983
Expected Release:  Sep 21, 2018  
℗ 2018 NPG Records, Inc. under exclusive license to Warner Bros.
Records Inc. All Rights Reserved.


映画『BLACKKKLANSMAN』のエンディングのクレジットで流れる曲。これは素晴らしい。極上。これを聴くためだけでも映画館に行く価値があった。声もいいがピアノがまたいい。ピアノと歌声だけなのにパワフル。すごいな。

この曲は921日に発売予定のPrinceのアルバム『Piano & A Microphone 1983』から。アルバムは全9曲。1983年に自宅のスタジオでカセットに録音されたピアノと彼の声のみの未発表のパフォーマンスらしい。