能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2023年4月13日木曜日

Halima - Talk (2022)



琴線に触れる



Halima - Talk (2022)
Talk – Single
Halima
Released: August 12, 2022
℗ One Percent Genius



音と音のスペースが気持ちいい。
しばらく前に英国のチャートで見つけた曲。いい曲だとメモしていた。

Halimaさんは米国ニュージャージー州生まれ。母親に連れられてLagos(ナイジェリアかな)とロンドンを行き来して育つ。9歳の時にギターを手に入れ曲を書き始める。後に米国に戻りニューヨークのブルックリン在住。他の名前ではHalima Edozoe-Akinlade, Halima Edozie-Akinlade。あまり情報がないのだけれど、彼女の最初のシングルのリリースは2018年。YouTubeで曲を聴いてみたらいい曲が多い。


この曲のサウンドのコアはアフリカの打楽器ジャンベドラム/djembe drumsと彼女の声。それにギター。シンプルな構成だからこその美しさ。繊細な音の美しい曲。ドラムはOludaréさんというお方。そしてこの音作りは米国の有名プロデューサーMikey Freedom Hart(Singer-songwriter, multi-instrumentalist, and record producer)さんによるもの。


なぜこの曲を今とりあげたのか。それは先日とりあげたDavid Sylvian、それから彼のソロになる前のバンドJapanの後期の曲に、この曲と似た音があったと思ったから。80年代の彼らの曲は凝ったドラムの音の曲が多い。音の連想で思い出した。この曲をメモしたのはしばらく前なのだけれど、先日David Sylvianの曲を取り上げたのでその繋がりでこの曲も取り上げようと思った。

このHalimaさんの曲は、今の機械処理の多い曲を聴いた後ではとてもシンプルで新鮮に感じる。しかしこういう音(民族楽器を使った曲…特にアフリカの楽器)は1980年代にも欧米のミュージシャンがよく取り入れていた。

Japanが一番最初に思い浮かんだのだけれど、そういえば同じ頃 Peter GabrielもアフリカのミュージシャンYoussou N'Dourとコラボしたりしていた。1980年代には民族音楽を取り入れた欧米のポップスがいくつかあったことを思い出した。


Talk
Halima
-----------------------------------------------------------------

私は迷っていて
それでもわかってる
張りつめる空気が
私達をここで繋ぎとめる
私をどう愛すればいいか わかっているでしょ
私の心はゆっくりすぎて
私の目を見つけてと あなたに懇願する

私達が争うその時
それが正しくなくてもいい
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
私は我を忘れていた
理性を失っていたと

話さない時でさえ
それが私の中心を麻痺させているのを感じ
それが私を押し黙らせる
でも baby わかるでしょ
私達が何のために争っているのか
何度も電話する
心の安定のために
あなたが そんな風に泣くのを見る時
私は正さなければならない

私達が争うその時
正解である必要もなく
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
私は我を忘れていた
我を忘れていたと

私達が争うその時
それが正しくなくてもいい
あなたを炎のように欲し
Baby あなたは私の欲望
その一線を越える時
私は理解する
我を忘れていた
私は我を忘れていたと

-----------------------------------------------------------------