能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2021年2月22日月曜日

2020 紅白歌合戦観戦記 2020/12/31



うわ~ん今年は随分遅れてしまった。もう2月ももうすぐ終わりだ。今年の1月は『麒麟がくる』で頭がいっぱいで紅白に手が付けられなかった。

番組はもちろん去年の12月31日に鑑賞。毎年の恒例です。TV JAPANでの紅白の放送は日本でのライブと同じ時間なので、ここの31日の早朝に録画して、31日の夜に年末ムードを盛り上げる為に紅白を見る。年越しそばを食べてだいたい夜8時ぐらいにテレビの前に陣取って見る。旦那Aと見る。録画なので、時々休憩してお茶など飲みながらだいたい新年の午前までかかってだらだら見る。年によって0時の花火を見に行ったりもするのだけれど、今年は打ち上げ花火がキャンセルになったので家から出なかった。家の外では爆竹がバチバチ鳴っていた。


さて今回の歌合戦は…

素晴らしかったです


歌の力。本当の歌の力を実感した歌合戦でした。
旦那Aと一緒にず~っと最後まで見続けました。2度程休憩を入れながら放送されたものを全部見た。

2020年の紅白は歌が強調された真面目な歌合戦でした。それが本当に素晴らしかったです。例年この番組は、コントにお笑いに子供コーナーにスポーツ、イベント、チャリティ…と歌以外の紹介したい事柄…今年のハイライトを振り返るコーナーがてんこ盛りで「いったい何を見ているのだろう」と思うこともあったのですが、

2020年は華やかな歌のショー

圧巻でした。すごくよかったです。圧倒されました。


年の初めの頃のニュースでも今回の紅白はいい評判だと見ました。いい事です。やっぱり音楽、歌の力ってすごいなと思いました。

司会の方々も素晴らしかった。二階堂さん最高。真面目にきちんといいお仕事。そして今年の内村さんは誠実。真摯。テレビのこちら側の視聴者に「がんばりましょう」と話しかけて下さる真面目な内村さんが素敵でした。そして大泉さんのユーモアも楽しい。皆さん観客のいない会場で、きちんとアーティストの方々を紹介し真面目にプログラムを進行なさっていたのが印象的でした。

2020年の歌合戦は、会場に観客もいなかった前例のない例外的な年で、このような構成はもう二度とないのかもしれないけれど、歌手やアーティストの方々がただただ歌…音楽で輝くことがこんなにエンタメとして素晴らしいのだと再確認できたのはよかったと思います。圧巻でした。アーティストの方々の真摯なメッセージも心に沁みました。全部見終わって「ああ~これでいい年が超えられたね、すごかったね」と旦那Aと顔を見合わせ、満足して年を越せました。

好きだったリストを始める前に…今年は全員素晴らしかったです。48系やジャーズ系のアイドルの方々を始め、紅白は様々な方々がいてこそ楽しい雰囲気も盛り上がる。どのお方も皆さんよかったです。ここに書かない方々も皆素晴らしかった!皆様に大きな拍手!そして演出をなさったNHKの方々にも大きな拍手!



それでは私が個人的に好きだったリスト。

山内惠介 「恋する街角」
ニヤニヤしてしまう いいお声 昭和歌謡の響き 楽しいな
milet 「inside you」
初めて拝見。このお方の声は西洋のダンスチャートなどで聴くボーカリストと同じ響き。たぶん英国に似た声の人がいる。日本の歌手には珍しい声かも。びっくりしました。
純烈 「愛をください ~Don’t you cry~」
純烈は楽しいのだ。紙ふぶきで笑った
坂本冬美 「ブッダのように私は死んだ」
冬美さんは綺麗、セクシー 大人ね 曲もいい いい声 セクシー 歌詞は変
天童よしみ 「あんたの花道 ~腹筋太鼓乱れ打ちSP~」
天童さんもやっぱり気持ちいい 華やか 元気が出る歌
【特別企画】さだまさし「奇跡2021〜紅白バージョン〜」
さださんはやっぱりすごい 美しいです オーケストラと共に圧巻です 感動 泣く 感謝 旦那Aが「彼の声は綺麗だね~すごく好き」と言ってました
鈴木雅之 「夢で逢えたら」
大人の魅力 いいお声
【特別企画】紅白 ディズニースペシャルメドレー
楽しい~ディズニーは夢がある
五木ひろし 「山河」
いいお声 すごくいい歌 迫力 カラオケで歌いたい 作詞・小椋佳さん作曲・堀内孝雄さんだそうだ
Perfume 「Perfume Medley 2020」
Perfumeが出るとやっぱり嬉しい Perfumeはこのままでいい Baby Cruising Loveも嬉しいな Time Warpは楽しくてダンスがキメキメなのがかっこいい。しかしもうちょっと脚が見たい
BABYMETAL 「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
やった!とうとう紅白初出場おめでとうございます!やっぱり紅白はご本人達もご家族の皆様も嬉しいと思う。いい事です。皆かっこいい。それにしても短いぞ ツインギターはどこいった?
郷ひろみ 「筒美京平 トリビュートメドレー」
GO! GO! 思わず一緒に歌ってしまったわ すごく懐かしい 会えない時間が~愛育むのさ~ 踊るわ
JUJU 「やさしさで溢れるように」
初めて彼女の歌を拝聴 素晴らしいボーカリスト いい歌です 「あなたを包む全てが優しさで溢れるように」 泣いた
【特別企画】連続テレビ小説「エール」
このエールのメドレーで「長崎の鐘」が流れてきて思わず泣きそうになった この曲子供の頃に知ってました 母が歌っていたかも たぶん50年ぶりぐらいに聴いた
この「長崎の鐘」の後、窪田正孝さんがメッセージをおっしゃってそれが番組のトーンを変えたと思った。その後の窪田のお話も真摯で、労わりあう窪田さんと二階堂さんも美しかったです。
嵐 「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」
嵐の前の内村さんのステージ上でのメッセージが誠実で素晴らしかったです。心に響きました。嵐は歌がいい。彼らの声も綺麗です。彼らは皆に愛されるグループ。「明けない夜はないと信じて」 ちょっと泣きそうになった 嵐の皆様おつかれさまでした。
LiSA 「アニメ『鬼滅の刃』紅白SPメドレー」
迫力のロックボーカリスト 曲もいい 表現豊か
Official髭男dism 「I LOVE...」
髭男さんは私ファンです 好きです いいバンド メロディメーカー
三山ひろし 「北のおんな町 ~第4回 けん玉世界記録への道~」
けん玉もいいが彼の歌声も力強い正統派 安定 いい気持ち カラオケで歌いたい けん玉おめでとう!
YOASOBI「夜に駆ける」
旦那Aが音の響きが面白いと言っていた 複雑なメロディと早口言葉みたいな日本語の響きが面白い ピアノがいい 本が沢山の場所がすごい
あいみょん 「裸の心」
この恋がみのりますように いい歌。すごくいい歌。
【特別企画】YOSHIKI「ENDLESS RAIN」
YOSHIKIさんの洋楽大御所呼び出しシリ~ズ!ブライアン爺とロジャー爺が参加したことに大盛り上がり。おいーっロジャー爺っ歌うのか!太鼓は叩かないの?まーびっくりしたわ。ブライアン爺の赤いカーペットにクリスマスツリーのお部屋は…あれは自宅なのかしら?。ところですぅちゃんともあちゃんが歌っているではないかっ!BABYMETALとLiSAさんとmiletさんが一緒に歌うのは貴重。しかしYOSHIKIさんはワタクシと同世代なのですね。KISSにQUEENときたら次はジャパンかチートリかっ?いやどっちも無理だ。ブライアーン爺っロジャーキャーッ!  
Superfly 「愛をこめて花束を」
オーケストラとSuperflyさん 伸びる声 圧巻 
Mr.Children 「Documentary film」
冒頭のいいメッセージ。いい歌。涙が出るほどいい歌。サビが美しいメロディ。いい声。いいバンドですね。スタジオのセットとライティングも美しい。カメラワークもかっこいい。これは素晴らしい。最高。
あ 麒麟だ まぁ信様だわ 染谷さんカワe
石川さゆり 「天城越え」
今年は和風です。いろんなアレンジができるのですね。かっこいい!牧の方!
星野源 「うちで踊ろう(大晦日)」
星野さんは俳優さんが主かと思ったら実は作曲がすごい方なのですね。アレンジもお洒落。いい歌。冒頭のメッセージもいい。思わず立ち上がって踊りました。
氷川きよし 「限界突破×サバイバー」
いいじゃーん網タイツ。素敵 キーちゃんはもし御本人がお好きならもうドラァグをやったらいいと思うのよ。あ そうか今回もほぼドラァグだ。アイシャドーも似合ってるしバリバリのドラァグが見たいわ。華やかで今回も楽しかった。
松田聖子 「瑠璃色の地球 2020」
夜明けの来ない夜はない 心に沁みます いい歌
【特別企画】松任谷由実「守ってあげたい/きみのためにSuperman/やさしさに包まれたなら」
きみのためにSuperman楽しい!最高 素晴らしい。菊丸がいる~!みんな歌がうまい。素敵 すごい楽しい ユーミンかっこいいわ~ やさしさに包まれたならの4人でのコーラスはちょっと感動 ギターの音もいい
【特別企画】玉置浩二「田園」
いいお声 ベートーヴェン 東京フィルと玉置さん 贅沢~  
MISIA 「アイノカタチ」
MISIAさんは本当にすごいの。彼女は美しいのです。歌の力が大きい大きい。圧巻です 最後にうわ~っと気持ちが上がる 好き好き ありがとう これが紅白です


素晴らしかった、これを書きながらまた聴いていたのですけどやっぱりいい。歌はいいね 普段は欧州のダンスミュージックばかり聴いているのですけど、メロディーのしっかりした日本語の歌を聴くと心に沁みます。音楽はいいものだ 楽しかったです



WOWOW 連続ドラマW『坂の途中の家』全6話







全6話。日本での放送はWOWOWの「連続ドラマW」枠で2019年4月27日から6月1日まで。主演は柴咲コウさん

原作は角田光代さん。本は読んでいない。ちょっと前にTV JAPANで放送されていたのを録画していた。全く前知識のないまま視聴。


3歳の子供を持つ専業主婦・山咲里沙子が「自分の子供を殺した母親・安藤水穂」を裁く裁判の補充裁判員となる。被告人・水穂に関わる人々の証言に触れ、里沙子は水穂の境遇に自分を重ね、水穂に感情移入していく。


苦しいドラマ。テーマは子育ての難しさだろうか。あまりにも大きく深刻。また私にとってはあまりにも遠い問題で感想を書くのも正直難しい。

私の視点…子供を持たなかった。子供を持てる時期も15年くらい前に終わっている。子供を持たなかったことを一時期悔やんだが、今現在そのことを後悔しているわけではない。子供のいない人生を受け入れている。現在身の回りにも子供がいない。日本を離れて外国人との結婚で価値観も変わり、海外生活が25年ほど経っていることから、日本での常識や、日本の母親が経験するプレッシャーもわかりづらい。今の時代は子育てに対する常識も昔とは違う。想像力を働かせてもずいぶん遠くからの視点でしか感想を書く事が出来ない。
ちなみに子供に関しては、昔実家にいた頃に子供に接する機会は多かった。だから小さい子供のことは多少はわかる。だからといって母親になることがどのようなことかは想像も難しいのだけれど。


深刻なテーマ。もし自分に子供がいたらもっと見につまされたのだろう。脚本も俳優さん達の演技も、演出も巧み。原作による問題提議もあまりにも深刻で唸らされる。

最初は1話だけ見て、その後1日1話ずつ見るつもりだったのに、2話から一気に6話まで連続で見てしまった。引き込まれた。

里沙子と水穂のストーリーを聞いていて「私がもし東京(近郊)で子育てをしたら、間違いなく彼女達のように追いつめられる」と思った。私もきっとこのドラマの女性達のように苦しんだと思う。辛い内容だがリアルで非常に質の高いドラマ。

それにしてもなぜ日本での子育てはそんなに難しくなったのだろう?


もし今の日本での子育てが難しいのだとしたら…。

元々真面目な日本人の気質がそうさせているのか?
人と自分を比べて人並み、普通であることを良しとする風習が母親を追いつめていないか?
男女平等を謳いながら実際には「子供は母親のもの」が今でもあたりまえだと思われていないか?
子供の父親は十分に子育てをしているのか?
社会は父親にも十分に子育てができる時間を与えているのか?
元々は西洋から入ってきた「正しい子供の育て方」が日本のお母さん達を苦しめていないか?
過去から時間をかけて解明されてきたはずの「正しい子育ての方法」が、実際には日本の今の母親達をがんじがらめに縛り付けていないか?



★ネタバレ注意

子役の文香ちゃんの役者さんが本当にリアル。うまい。あのグズる感じ、大人を試すように悪戯をする様子、そしてちょっと叱ればうわああああと所構わず泣き叫ぶ…ああそうだ。子供ってこうだった。うちの親戚の子供達もこんな感じだった。

私が昔見た45年くらい前の子供達は、兄弟姉妹が3人ぐらいいて周りにいとこも4、5人走り回っていて、皆ケオスのように騒がしかった。皆それぞれ彼らの父親や祖父に大声で怒鳴られていた。それでも誰もそれを虐待などとは言わなかった

私の世代の者が子育てをしていた20年ほど前、日本…東京での子育てはどんな感じだったのだろう? 里沙子が文香のグズりに我慢できず怒鳴りつける場面を見て、ああ私も間違いなく怒鳴ると思った。自分の子供が食べ物をつかんで投げ始めたらきっと大声を上げる。今ならきっとそんな私は虐待母だと言われるのだろう。しかしそんな怒り方をする母親は、昔はそれほど珍しくなかったと思うのだがどうだったろうか。


里沙子
主人公・里沙子の性格…自信がなさげ。多少神経質だろうか。しかし真面目なのだろう。義理の母に少し甘えればいいのに「だいじょうぶ」「できますから」といつも言っているが、要は義理の母に「口出しするな」と言っている。義理の母が親切心からくれたレシピをゴミ箱に捨てる。どうしてそこで意地を張る。彼女は苦しみを自分で作っているのではないか。
…そういう性格なのですよね彼女は。昔の私もたぶん同じような感じだった。辛いね。だから里沙子を見て、私も彼女のようになるかもしれないと思った。

夫婦の関係
このドラマを見ていて、まず一番最初に違和感を持ったのは夫・陽一郎と里沙子の関係。この夫婦の関係が最初からどうもおかしい。
夫・陽一郎は家に帰って来て「もう1本もらおうか」と里沙子にビールを要求。「ビールくらい自分で取りにこいよ」と私なら言う。その最初のシーンからおかしいなと思う。それから2話3話と続いていくにつれてますます酷くなってくる。次第にモラハラ夫だと明らかになる。ああやっぱり。クズだ。酷い言葉の数々「おかしくなってるんだよ」「意地を張るなよ」「大丈夫なの?」「気をつけなよ」「君おかしいんじゃないの?」「恥ずかしくないの?きみがおかしくなってるってキミが心配なんだよ」「君が被告人と同じようになるんじゃないかって…」。追いつめられる里沙子。そんなに言われたらあたりまえだ。俳優さんも見事。

方向転換
ちょっと神経質かもしれない里沙子。しかしたぶん悪いのは世間であり、明らかにモラハラ性格の夫であり、母であり…と話が進み、そこで児童福祉士が現れる。そこから話の方向が変わってくる。
「だいじょうぶだいじょうぶ」と繰り返していた里沙子、実は文香が小さかった時に産後鬱になっていた。過去に新生児訪問でも、文香のあれが足りない、これが普通じゃないと指摘され(たと思い込み)追いつめられていた。義母のアドバイス、乳幼児健診でよその赤ちゃんとの比較、目の前の泣き止まない赤ちゃん…様々な事柄が次第に里沙子を追いつめる。そしてその時期の事を里沙子は自分で記憶から消していた
5話で明らかになる里沙子の過去…夫が、義理の父母が、彼女の事を「病気ではないか」と心配するのはそんな過去もあったから。そして冒頭から繰り返される街の人々の証言は…安藤水穂のことではなく里沙子のことだった。驚いた。全てがひっくり返る。それで頭が頭の中がぐるっと一回転。 ドラマとしてうまい構成。びっくりした。

母親との関係
結局、里沙子の自信のなさ…自信がないから懸命に「正しい母親」であろうと自分を追いつめ、夫のモラハラにも気付くことができずに自分を責めてしまう性格は、母親との関係にあると出た。里沙子の母親は里沙子に自分の価値を押し付け、里沙子に「みっともない、かわいそう」と繰り返す。それがまた里沙子を追いつめる。母と娘の関係の歪み…これも現代にはよく出るお題。なるほどと頷く。


またストーリー中には、不妊治療を諦められない出版社の編集長・芳賀六実(裁判員)。仕事も子供も大切にしたいが夫が非協力的なことに悩む裁判官・松下朝子。妻からの要求に答えられないことに悩み同僚と不倫をする会社員・山田和貴(裁判員)…それぞれの話も絡めて、今の時代に子供を持つことの難しさを描く。


その後裁判が終わって丸く収まったようにドラマは終わるのだけれど、何も終わっていないのですよね、これ。 里沙子は子育てをリラックスできるようになったのか?夫・陽一郎は理解ある夫に変わったのか?里沙子と母親との関係も全く解決していないだろう。この先これからどうなるのだろう…問題提議を目的とした話なのだろうとぼんやりと考えて見終わった。


✻✻✻


このドラマを見て、ちょっと前に英国のドラマ『Breeders』を思い出した。

英ドラマ FX『Breeders』(2020) シーズン1:現代の子育て

英国のロンドンで夫婦が小さな子供2人を育てている。母親が優秀な女性で、途中から仕事でドイツに転勤。父親がロンドンに残って一人子育てをする。父親は気が短く、子供が泣き叫べばF-Word満載の大声で怒鳴り散らす。昔とは違ったイレギュラーな形の現代の子育て。いろいろと大変だけれど、それでも家族として騒がしく日々は過ぎていく…という子育てあるあるコメディだった。怒鳴り散らす父親を見て笑いながら「ああまぁそんなもんだよなぁ」などと気楽に見た。面白かった。

英国と日本。ロンドンと東京。子育てはそんなに違うのか?


もし今の日本の子育てが難しいのならどうすればいい? 

このドラマを見る限り、あまりにも多くの問題がありすぎてどうすればいいかわからない。難しい状況なのだと思う。その中で一番問題なのは時間だと思った。皆子育てをする時間が足りないのではないか。現在は核家族が殆どで、夫婦共に仕事をしている家庭が多い。それなら子育ては夫婦が共にやっていくしかない。夫婦が子育てに十分時間をかけられるように、社会が働き方を考えなおす事が必要なのかもしれない。もう個人個人の努力ではどうにもならない状態なのではないか。

会社での残業が当たり前なら、その社員である夫/父親が子育てをするのは難しいし、もしそれが妻/母親だったら彼女は子どもを生むことさえ難しいと思うかもしれない。男女ともに仕事を離れたプライベートの時間を十分持てるのであれば、子育ても少しは楽になるのではないか。

そして子育てにおいて夫婦が完全に平等であること。母親の苦労は、母親がママ友と子育ての苦労話をシェアし合えばとりあえず解決…などという気休めでうやむやにするのではなく、まず夫婦が話し合いに話し合いを重ねて共同で子育てをすることが世の中のスタンダードになることが必要なのだろうと思う。裁判官・松下朝子が非協力的な夫に「子育て二人で頑張ろうリスト」を渡していた。それぞれの家庭でああいう話し合いは必要だと思う。

そして夫婦のあり方。陽一郎の「もう1本もらおうか」の言葉の違和感…まずは夫婦が同じレベルにならなければ、子育ての問題も解決しない。実は日本はそれが一番難しいことなのかもしれない。

子供を持たぬ者が書くことなど的外れなのかもしれないと思うが、そんなことをず~っと考えながら見た。どうすればいいのかなとず~っと思い続けた。



2021年2月20日土曜日

大坂なおみさん優勝!全豪オープン/Australian Open 2021




さっき終わった!
やったあああああ!
なおみさん勝った勝った勝った!!
やっぱりね。さすがですっ!
勝つと思ってたよ。
おめでとうございます!やったーっ!
CONGRATULATIONS!
すっごーい優勝優勝優勝!!!!
なおみさんかっこいい~
素晴らしい素晴らしい素晴らしい素晴らしい❤❤❤❤

今日はね、夜の10時半から旦那Aと一緒にテレビの前で並んで見た。
わいわい大声で応援しながら見た。

やっぱりテニスはいいな。嬉しいね
  パム・シュライバーさんて久しぶりに見た。クリス・エバートさんがお若い!


2021年2月18日木曜日

Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya, Pink - Lady Marmalade (2001)



これこそエンタメ!かっこよすぎ!



Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya, Pink - Lady Marmalade (2001)
Album: Moulin Rouge (Soundtrack from the Motion Picture)
Released: January 1, 2001
2001 INTERSCOPE RECORDS



またまた2000年頃の強い女シリーズ。いいですねぇ。もうこれ20年も前なんだ…そうか…そんなに昔だっけ。 これはかっこよすぎ。超かっこいい過ぎ。女性ボーカルのコラボでこれを超えるものはなかなか無いだろう。まぁすごいわ。

2001年の映画『Moulin Rouge!』のサウンドトラック。元曲は1974年リリース…アメリカの女性R&BボーカルグループLabelle「Lady Marmalade」のカバーです。元曲も超有名。名曲


この曲は世界中でヒットヒットヒットの大ヒット。世界中で1位。米国ビルボードでは5周間1位だったそうだ。英国でももちろん1位。他の多くの国でも1位1位1位1位…。

当時はいいと思っても曲を詳しく聴きこむことはなかったのだけれど、今見てもすごいと思う。4人の圧が大きい。歌も映像も素晴らしい。


この後くらいかな…英国でP!NKがよく売れていたのも覚えてる。シングル「Get the Party Started」がよく売れていた。P!NKは印象に残りました。彼女の曲はそれほど聴いていないのだけれどルックスが好き。そして野太い声もいい。歌も力強くて上手い。

ピンクの髪のP!NKさん。全身筋肉の塊。いいですねぇ。セクシー。骨太で手足も短いし胴も太くて首も短いのだけれどなんか…いいのだ。筋肉が大きくて男の子みたい。健康的ですごくセクシーだと思う。このビデオの腰の回し方がかっこいいわ。

最近まで知らなかったのだけれど、彼女はLGBTの方々にも人気でゲイのアイコンとも言われているらしい。レズビアンの方々にも人気なんだそうだ。あ~わかるわ…わかる気がする。若い頃からすごくいい色気だと思いましたもん私も。御本人はご結婚なさっていてお子さんも二人いらっしゃる女性なのだけれど、彼女のゲイ人気はわかる。


それにしても4人とも役者。全員よく演じてますね。皆堂に入っててかっこいい。全員魅力爆発、歌も上手いしすごい迫力。おっとミッシー姐さん。これは…当時のオールスターコラボだったのだなぁ。すごいね。眼福。楽しいわ。傑作。エンタメはこれくらいやってくれると本当に楽しい。大きな拍手です!



2021年2月17日水曜日

Anastacia - Not That Kind (2000)



姐さん


Anastacia - Not That Kind (2000)
Album:  Not That Kind
Released:  June13, 2000
1999, 2000, 2001 SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENT

BBC, Top of The Pops  Jan 18, 2001 LIVE
Hungary Live 2001(爆音注意)
バンド最高


強い女シリーズ。2000年頃の歌ではこれもよかった。この曲はアメリカではそれほどチャートで上がらなかったのに英国をはじめ欧州各国でよく売れたのですよ。英国でシングルでピーク11位。アメリカではクラブチャートで9位。しかし米シングルチャートでは圏外だったらしい。

この曲の入ったデビューアルバム『Not That Kind』米国では168位止まりなのに、英国で2位。その他ノルウェー、スイス、ニュージーランドで1位。ドイツ、オランダ、オーストラリアでも2位。フランスやイタリア、オーストリア、ベルギー、フィンランド等でもトップ10入り。大ヒットです。

米国と英国や欧州のチャートの違いにはこういうことがあるのですよ。私も当時英国にいたので彼女は米国でも大ヒットしているのだろうと思っていた。この歌は特に好きでシングルのCDも買いました。今も持ってる。本当に好きな歌。延々と聴ける。好き。


とにかく歌が上手い。喉が太い。この声が本当に好きだ。気持ちのいい声。この強い姐さん風の雰囲気もかっこいい。小柄な方らしいのですけど大きく見えますね。圧が大きい。ボーカリストとしてものすごい実力だと思います。素敵です。

アナスタシアさんは1968年の米国シカゴ生まれ。この歌を歌った2000年は32歳だったのね。今知った。

ライブは歌が上手すぎて口パクかと思うほど。もう好き好き。この曲はバンドも粘りのあるファンキーさで最高にかっこいい。最高。この曲は傑作だと思う。彼女のことはこの曲以外ほとんど知らないのだけれど、ちょっと調べてみよう。



2021年2月16日火曜日

Destiny's Child - Lose My Breath (2004)



猛獣系



Destiny's Child - Lose My Breath (2004)
Album: Destiny Fulfilled
Released: November 16, 2004
℗ 2004 SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENT



Destiny's Childをもう1曲。これも元気がいい。この曲もよく売れて、チャートの最高位は米国3位、英国2位。

曲のメロディーというものがほぼ無い。同じフレーズの繰り返し。曲がどうだと言うよりも、彼女達の魅力とエネルギーで押しきったような曲。しかしその勢いが気持ちいい。

これライブで踊りながら歌ってるのね。すごいものです。
 

Live 2005 Espy Awards


それにしてもビヨンセのカリスマがものすごい。2004年で彼女は23歳。このビデオでも彼女のカリスマが凄すぎて他の2人が引き立て役に見えてしまっている。カメラもビヨンセばかり撮っているし。

Destiny's Childは2006年で解散しているのですけど、どういう理由だったのか?ビヨンセがそろそろグループ内に納まりきらなくなったのかもしれませんね。ケリーさんもミシェルさんもそれぞれすごい方々なのに、ビヨンセが怪物クラスなのでどうしても頭一つ飛びぬけてしまう。そろそろビヨンセを解き放つ頃だったのかもしれません。当時の事を全く知らないので想像ですが。

まだ22歳23歳ぐらいで堂々としたこの輝きは本当にすごいと思う。髪を振り乱してワイルドな雌ライオンみたい…猛獣系です。リスペクト。このお顔にこの身体このスタイルで歌もバケモノクラスに上手い。ダンスも破壊的。本当にとてつもないと思う。そしてケリーさんもミシェルさんもすごいスタイルの上に踊れる。歌も上手い。本当にものすごいスーパーグループ。



Destiny's Child – Bootylicious (2001)



ビヨンセ19歳


Destiny's Child – Bootylicious (2001)
Album:  Survivor
Released:  May 1, 2001
℗ 2000, 2001 SONY MUSIC ENTERTAINMENT INC.


それでDestiny's Childでございます。そうそう…ほぼメロディの無いリズムだけの曲。普通に聞いても一緒に歌えない歌。しかしノリは最高。いい曲。このイントロはスティービー・ニックスの曲「Edge of Seventeen」からのサンプルだそうだ。だからビデオにも彼女が出てるのね。チャートでの成績は最高位 米国1位。英国2位。
 

そういえば日本にいた時はアメリカのヒット曲がよく聞こえて来ていたのに、英国にいた時はアメリカのヒット曲が全く聞こえてこなくなっていた。英国には日本で言うところの「全米ヒット」とか「洋楽チャート」というものがない。だから米国の曲は英国の曲と分け隔てなく競争して、売れれば売れるし、米国で売れても英国では売れないものもあったりする。

英国にいればよく聞えてくるのは英国のアーティストの曲が多い。それにわざわざ自分で米国のチャートをチェックすることもなかったせいで、当時の私は2000年頃の米国のヒット曲をほとんど知らなかった。Destiny's Childのこともほとんど知らなかったです。数曲聴いた事があるかな…と言う程度。

この曲も2013年のビヨンセのスーパー・ボウルのショーまで知らなかった(いやーあの時のDestiny's Childはかっこよかった)。ビヨンセはソロになってからの「Crazy in Love」が大ヒットしたので私もやっと彼女を認識。当時はあのtwerkingを見て「まーあんなにお尻を振っちゃって品が無いわねぇ」と思いました。

それにしてもあらためてDestiny's Childはすごいグループだ。この曲のリリースは2001年5月なのだけれど…彼女達が若い!この時ビヨンセは19歳。ケリーさん20歳。ミシェルさん21歳。すごーい。そんなに若かったんだ。うへ~これは驚いた。

しかしこの3人は最強だな。全員背が高くて手足が長くてガンガン踊れて歌える。いやー今見てもすごいと思います。降参です。


それにしてもビヨンセが一人飛びぬけているのがよくわかるビデオ。彼女のダンスは破壊的。手足がよく動いてなんだかやたらとエネルギーを撒き散らす踊り方。枠からはみ出て踊る感じ。すごいと思いますよ。しかし私はこのビデオでは赤毛のケリーさんの方がかっこいいと思う。動きがコントロールされていて上手い。かっこいいわ。マイケル・ジャクソンの「スリラー」の振りが沢山入っていて面白い。