能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2020年7月9日木曜日

お掃除する日々




コロナによる自粛生活ももう3ヶ月以上が過ぎた。日常の地味なルーティンにも慣れた。若くないせいか時間の過ぎるのは速いし、日々は気付かないうちにどんどん過ぎていくし…このままならまぁこんな調子でしばらくいけるかなとも思う。

しかし心配な事もある。遠方のことなど新しく心配なことも出てくる。ここのところどうも落ち着かない。落ち着かないから文章も絵も書けない描けない。どういうわけか家のお掃除ばかり始めてしまう。


そういえば今年は3月頃から舞台やショー、コンサート、ライブ等に全く行っていない。最後に見た舞台は214日のオペラだから実際には4ヶ月以上だ。人ごみを避けた自粛生活なのだから当たり前なのだけれど、4ヶ月以上ライブはもちろん、映画にもショッピングにも行かないとなれば、このような篭りっきりの生活は初めての経験かもしれない。

行く予定だった演劇、舞台関連、ライブ、ショー等々は、3月から今までにもう67本が延期やキャンセルになった。コロナ前までは毎月なんらかの舞台関連やショーを見ていた。コンサートやライブは、ぼんやりとしたルーティンの日常にピリリと効くスパイスのようなもの。見れば元気が出る。あ~またショーが見たい。またオペラに感嘆しミュージカルに笑いライブやコンサートで鼻息を荒くしたい。ライブは元気の素。また見たいなぁ~。


昨日は(去年TVの放送をHDに録画していた)ブロードウェイのミュージカル『キンキーブーツ/Kinky Boots: The Musical』を鑑賞。『キンキーブーツ』といえば去年の9月頃、この地の劇場でアマチュアの演者たちによる公演を見たのだ。この地の(おそらく本物の)ドラァグクイーン達が舞台に沢山出て来てとてもとても楽しかった。そんなわけでTVで映像を見ていたら舞台を思い出し「ああああコロナ早く終わらないかなぁ」とあらためて思った。ライブがないと日々のスパイスが足りない。コロナ自粛生活が終わって安全になったらまた舞台+ショー+ライブ関連を沢山見に行きたい。

それまではおとなしく我慢。家のお掃除をして待つ。


 ところで猫さんは頗る機嫌がいい。毎日ブラッシングを要求しベタベタと甘え人が常に家にいることに慣れ過ぎている。人が週末の食料+日用品の買い物のため12時間外出してもうにゃうにゃ文句を言う。甘えて甘えてしょうがない。かわいい。



2020年7月2日木曜日

Paul Woolford & Diplo feat. Kareen Lomax - Looking for Me (2020)



イイキモチ



Paul Woolford & Diplo feat. Kareen Lomax - Looking for Me (2020)
Paul Woolford & Diplo feat. Kareen Lomax - Looking for Me
Released: 24 June 2020
℗ 2020 Higher Ground


ここ数ヶ月は街のクラブ活動もあまり盛んではないからなのだろう…ここのところ英国のダンスチャートに出てくる曲はぱっとしないものが多かったのだけど、これは気持ちいいから記録しておこう。まだ出たばかりかな。これから英国のダンスチャートではいいところまでいくのではないか?

ちょっとPerfumeの「Baby Cruising Love」踊れるところだけをリピートしてるような感じですね。あまり展開はないけれど気持ちいい。多幸感。全体に単純なのは(ダンス曲というものが)DJがセットで流す部品だからでしょうかね。曲としてあまり起承転結のようなものは必要とされていないのだろうな。


★Paul Woolford
英国リーズ出身のDJ/プロデューサー

Diplo
米国ロサンゼルス在住のDJ/プロデューサー。41歳。1997年から活躍。有名。

Kareen Lomax
米国ジョージア州出身のシンガーソングライター。


Looking For Me
Paul Woolford, Diplo, Kareen Lomax
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[Intro]
Oh, yeah, oh, yeah (Repeat)

[Chorus]
あなたが私を探しているって聞いた、私を探しているって, yeah
(Repeat)

[Post-Chorus]
Oh, yeah, oh, yeah (Repeat)

[Verse]
違いがわかる?私達の話す言葉の違いが
あなたにはこの違いがわかるでしょ そして私はどこにも行かない
私はあなたの欲しいものを持っているから、あなたの欲しいものを
私はあなたの欲しいものを持っているから、あなたの欲しいものを

[Chorus]
あなたが私を探しているって聞いた、私を探しているって, yeah
あなたが私を探しているって聞いた、
あなたはエクスタシーのように感じている, yeah

[Post-Chorus]
Oh, yeah, oh, yeah (Repeat)


[Bridge]
変わろうとしているの 方法を見つけようとしてる
変わろうとしているの あなたにいて欲しいと思ってる
私はあなたの欲しいものを持っているから、あなたの欲しいものを
私はあなたの欲しいものを持っているから、あなたの欲しいものを

あなたはエクスタシーのように感じている, yeah

[Outro]
Oh, yeah, oh, yeah

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Songwriters: Thomas Wesley Pentz / Paul Michael Woolford / Philip Meckseper / Kareen Lomax


Paul Woolford & Diplo feat. Kareen Lomax - Looking for Me (2020)
Paul Woolford - You Already Know (D-Mix)(2019)

お猫様H:夏はやっぱりブラッシングなのだ




毎日人間のお昼ご飯の後は、猫さんのブラッシングタイム。背中をブラッシングされながら緑のブラシに顔をこすりつけて自ら顔もマッサージしてます。きゅるきゅるうんうんわんわんとよく鳴く。




それにしてももう7月である。
ほぼ家に居て3ヶ月以上も過ぎた。
すごいよなぁ。なんだか気合が入らない。
似顔絵を描かなくちゃ。

2020年6月24日水曜日

Ryan Arnold - Imagine (2020)




早口言葉


Ryan Arnold - Imagine (2020)
Imagine – Single
Released:  24 Apr 2020
℗ 2020 Get Together Records, 
a division of Good Company Records Ltd


これも英国のダンスチャートから。佳作。
特に早口言葉みたいな歌がいい。言葉がリズムを刻むのが気持ちいい。

Ryan Arnoldさん 
ロンドンのDJ/プロデューサー。歌っているのは誰かな?



英ドラマ BBC/Netflix『義理/恥/Giri/Haji』(2019) シーズン1感想







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Giri/Haji2019-TV Series Season1/英/カラー
/約60 8話/Directed by Julian Farino, Ben Chessell
Release Date:  17 October 2019 (UK), 10 January 2020 (internet)
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数週間かけて週末に1エピソードずつ視聴。混乱して内容を見落としたので先週の週末に2日かけて全編通しで一気に2回目鑑賞。

面白かった。英国BBCの描く日本のヤクザの話ということで、それだけで興味津々。


1話目からひきつけられる。日本の俳優さん達が英国式の撮影のせいか雰囲気がずいぶん違って見えるのが面白い。皆かっこいい。ミステリアス。皆さん違和感無く画面とストーリーに溶け込んでいましたね。

日本での日本語の台詞は英語の脚本の翻訳でしょう。台詞の言葉がちょっと不自然ではあるものの、見ているうちに慣れて気にならなくなる。それよりも家族の距離感とか…森家のギスギスサバサバした様子に違和感を感じた。お母さんとお婆ちゃんが冷たすぎる。そのちょっと変な感じが「英国の撮った日本の家族」という感じなのかとも思った。


編集がいい。狙ってます。東京とロンドン、時間、時期がどんどん飛んで移動するので混乱する。それがまたかっこいいように思えたりもする。結末がわかった上で2回目に見るとずっとわかりやすい。


日本の俳優さん達がよかった。KENZOの平さんが大きい。彼はミステリアス。最初にロンドンに着いた時はぎこちないのに、すぐに馴染んで全く違和感がなくなる。会話も自然。さすがバイリンガル。実はストーリーに入ってしばらく経つまでKENZOは実はヤバイ人なのだろうか…と思っていた。怖い人かと思っていたら実は家族思いの人でしたね。

YUTOの窪塚さんは日本でもロンドンでも独特の存在感。女性に見せる顔は子供のように純粋なのに、ヤクザがらみでは重く暗い表情。予想不可能だから怖い人物。不思議なカリスマ。しかし森家の彼はなぜあんなにグレてしまったのだろう。お兄さんは真面目な人なのにね。

全体に日本の俳優さん達が皆いいTOSHIO/ 勝矢さんはコミカルな愛されキャラ。TAKIちゃんは不思議ちゃん。もっくんはお洒落。あ…そうだ…JIROの湊祥希さんはまぁー美しい男よ。西洋受けする美男。ガタイがいいと思ったらボクシングをなさるそうだ。あの青臭いヤンキー訛りもいい…あのヤンキー調が面白くて彼の場面はニヤニヤしながら数度見直した。


英国側の俳優さん達も皆いい。もう普通にクオリティーの高い英国製のドラマを見ている感じ。特にRodneyWill Sharpeさんは熱演に次ぐ熱演。彼は英国では既に良く知られた方だそうだ。SarahKelly Macdonaldさんは他の作品でも拝見。マフィアのAbbotはコミカル。あ…特に印象に残ったのは女殺し屋のDonna。彼女はかっこよかった。

このドラマは俳優さん達を見ているだけでも面白い。みんないい。配役が素晴らしい。英国の俳優さん達はやっぱりいい雰囲気。普段からもっと英国のドラマを見るべきだな思った。



★以下踏み込んで大いにネタバレ注意

さて…俳優さん達は素晴らしかったのだけれど、ストーリは…うーん…このドラマは、ぶっちゃけ1話から4話までで終わっても良かったのかも…ストーリーの完結のためにもう1話加えても5話かな

いやもしかしたらこのドラマは元々5話完結で作っていて…出来がいいから無理に8話まで伸ばしたようにも見える。それぐらい4話まで5話以降の雰囲気が違う。


というのも、14話まではものすごく面白かったのですよ。東京のヤクザの抗争にロンドンが絡んでくる話がとても面白かった。スピード感と編集の巧みさ、場面の切り替わりにも目が離せない。どんどん引き込まれた。そして4話のレストランでの銃撃戦は大興奮。あの緊張感。ドキドキした。もう映画ですね。暴力的でスピードが速くて…興奮した。大きな拍手。

銃撃戦の印象があまりにも強くて、2度目に見たら第4話は真ん中にYUTOFUKUHARAの娘EIKO、そしてSarahIan2つの話が挟まれている構成だったこともすっかり忘れていた(それぞれもいいドラマだけれど)。びっくり。

そして最後にまた銃撃戦…日本のFUKUHARAの家のシーンが同時進行で描かれる編集にも緊張する。音楽とSarahの哲学的な言葉「また同じ事が起こる…」が被さる場面はとにかく素晴らしい。編集がいい。本当に興奮した。


その後、5話でVickersDonnaが突然消え、その後はだらだらと普通の人々の話になってしまう。YUTOが休んでる間に、KENZOSarahが近づき、TAKIの初恋話、森家の父の死…などなどヤクザ話に全く関係のないストーリーが続く。6話と7話はRodneyの薬と元彼。森家父のお葬式+英国砂浜での儀式~日本の女性3人の…。もう全く違うドラマのようだ

そのテーマの変化にものすごく戸惑った。

頭の中では1話から4話までのヤクザの話の続きがまた直ぐに始まるだろうと期待しているのに、全く関係ない話が延々と続く。そしてそもそもロンドンではあれだけ大掛かりな銃撃戦があったのに、その後その現場にいた関係者達がのうのうと普通に生活していることにも大きな違和感。話の構成にかなり戸惑う。じりじりと「いったい何のドラマを見ているのだろう…」と戸惑っていたら8話でやっとそれらしいヤクザ話が復活。Abbot8話になって急に帰ってきた。


どういうわけか8話の屋上シーンは全部がコメディ風味Abbotがものすごくおかしい。いったいどうした?

TAKIがさらわれて、ビルの屋上に向かうKENZOAbbotがばったり出くわす。そして彼はよせばいいのにKENZOと一緒にTAKI救出劇のお手伝いTAKIをさらったのはJIRO達。皆が日本語を話せば、Abbotが「ハイ、訳してくださいね、でなければ俺は銃を振り回すアホ野郎なのよね」と文句を言い、ハンサムなJIRO君達のことを「このファッキンボーイバンド(アイドル野郎)」と言う。爆笑。とても真剣な場面なのにAbbotが喋るたびにゲラゲラ笑う。なんじゃこれは笑。そして謎のダンス


最初の4話でヤクザ話をして、途中で日本のエキゾチズムを散りばめ、最後はアート+浪漫に逃げた。雰囲気だけ良さそうに見せてリアリティがないのは大きな問題。最後はYUTOをうまく逃がした設定なのだろうけど、彼は動けば空港やユーロスターで捕まりますね。もう警察には顔も知られているわけだし。YUTOが自由になる浪漫は無いでしょう。

…だから最後まで首をかしげながら終わってしまった。しかし14話まであれだけ面白い話なのに、どうしてこんなに雑な終わり方になってしまったのだろう???不思議。


それでも西洋では非常に高い評価。IMDBでは7.9/10点。Rotten Tomatoesでは何と100点。そしてBAFTA(英国アカデミー賞) 2020のテレビドラマ部門では、作品賞、編集、音楽の各部門、それから主演の平岳大さんは主演男優賞、ウィル・シャープさんが助演賞にノミネート!おめでとうございます!

というわけで文句も書きましたが…十分に面白かったです。日本の俳優さん達がいい雰囲気でかっこよかった。

これは1シーズンで終わりかな。最後をうやむやで嘘っぽくしたせいで次に話が続かないかもしれぬ。親分達もJIRO君も死んじゃったもんね。



2020年6月18日木曜日

Josh Sahunta (ft. Conch) - Wanting (2019)




新しい才能



Josh Sahunta (ft. Conch) - Wanting (2019)
Wanting (feat. Conch) – Single
Released:  14 Jul, 2019
℗ 2019 JOSH SAHUNTA


発見。この曲のリミックスがUK Dance Chartに入っていたのですが、元曲がなかなか良かった。いい声。声に憂いがあっていい。

アーティストはJosh Sahuntaさん。英国の方かと思ったらカナダ人だそう。インド系かな? マルチに楽器を演奏なさる方らしい。おぉそういう方は大抵すごく才能に溢れた方ですね。PrinceJason Falkner、ノルウェイのJarle Bernhoftさん、最近なら米国の女性のH.E.R.さん等など…。

期待できる。マルチに操れる楽器は独学だそう。デビューは2017年。影響はJohn MayerEd Sheeran The Weekndから受けているそうな。

メディアではこういう紹介がのっていた
“Josh Sahunta is one of those creative prodigies who excels at absolutely everything he touches.”
Josh Sahuntaは、クリエイティブな天才…何をやっても上手い人々の中の一人だ)

ダンスは微妙だけど御本人があまり得意じゃないと言っているので愛嬌ですネ。

途中で出てくるラップはConchConor Wharton さん…かな? カナダのAlbertaEdmonton出身の方だと思う。いろんな方がいますね。




2020年6月17日水曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第20回「家康への手紙」5月31日放送



またまた遅れてしまったわ。
でもすごく面白いです。じっくり見てまーす。



★あらすじ
1560年 光秀(長谷川博己)は越前で子供達の先生をしているが収入は少ない。朝倉に仕官しようとするが迷う。5月、駿河の今川義元(片岡愛之助)が尾張に攻め込もうとしている。軍の先鋒は成人した今川の人質・松平竹千代/元康(風間俊介)。信長染谷将太は元康の母・於大(松本若菜)と伯父・水野信元(横田栄司)に働きかけ、元康に今川から離反するよう根回し。

公家さんと蹴鞠サンタマリア


今回は桶狭間の戦いに向かう人々の様子を描く回。

今川義元は自信満々。25000の兵を率いて尾張に攻め込もうとしている。この今川義元は怖いです。迫力満点。愛之助さんが堂々としてパワフル。カメラも彼を強そうに見せる撮り方をしてますね。怖いわ。素晴らしい。さすが。切れ長の目に虹彩の小さな目がまるで浮世絵の役者絵よう…歌舞伎役者のお顔なのね。強烈。絵になるお顔。すごいな。猫も可愛い→ずーっと鳴いてた。


そして今回の主役は成人した松平元康。今川から尾張攻めの先鋒を任される。しかし彼は元々人質で忠義で今川に仕えているわけではないので、この戦もやる気は微妙。そこへ…16年間も会わなかった母からお手紙が届いた「今川の戦に関わるな」おおおおおぉ。それは効くわ。
そのお手紙を読む場面が今回の要。風間さんの家康は悩みの多そうな真面目な青年ですね。まだ古狸の面影はない。この時彼はまだ17なのね。そして手紙を届けた菊丸(岡村隆史)の真剣な表情もいい「殿、これは三河の者全ての願いでございます。何卒、今川をお討ちください。織田に付き今川勢を退け、三河を、再び三河のもの戻していただきとうございます」。岡村さんがいい。この場面はドラマチックでよかった。


元康に尾張攻めをやめさせる」よう元康の母・於大の方にコンタクトしたのが、マザコンの信長です「わしは…20年会わなくても母は母じゃ」う~ん…そうか…信ちゃんはママの愛が欲しい人ですもんね。元康もそうだろう…と働きかける。なるほど。


ところで公式のサイトには、信長と元康ママの接触は、帰蝶を介した光秀のアイデアだと書いてあるんですけど、あれは光秀のアイデアなの???…全然気がつかなかった。

元康のママ・於大の方がとてもお綺麗。それから元康の祖母源応尼の真野響子さんが本当にお若くてお綺麗でびっくりしました。


光秀は越前で燻って(朝倉の殿様が公家接待の蹴鞠で遊んでいるものだから)イライラが募り、また尾張に出かけることにする。左馬助(間宮祥太朗)もびっくりしてます。ガミガミ怒鳴る光秀を見つめてきょとん顔。不憫じゃのぉ~