能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年7月13日月曜日

フジテレビ『ようこそ、わが家へ』全10回・感想



ひゃ~昨日は吼えた吼えた。ちと反省。大河ドラマのブランドはやっぱり思い入れが大きいんですな。思い入れが強い分腹も立つ。


今日は褒めます。

ちょっと遅くなったけどフジテレビのドラマ『ようこそ、わが家へ』の感想。日本での放送は2015413日から615日まで。原作は小説だそうです。

面白かったです。気になるところが無いわけではないけれど、話の内容が面白いのでどんどん惹きつけられた。最後まで中だるみすることなく見れた。

このドラマにも最近の若い人向けのドラマにありがちな「軽い感じ」というのはあって、例えば…個々の人物像を深く掘り下げているわけでもなく、倉田パパの会社の真瀬がらみのトラブルや、倉田ママの明るすぎるキャラ、立て続けに起こる倉田家の事件の数の多さにも、あまりリアリティは感じない。色んな事がコミカルで漫画っぽい。

それでも登場人物達に嫌な感じはしないのね。倉田さんちは可愛い家族で応援したくなるし、円タウン出版社もユーモラスで楽しい。普通に軽いドラマとして見れる。


ただこのドラマ、何が特別って…扱ってる「事件」が

ものすごくリアルに怖い。

原作の力なんでしょう。この得体の知れない「名無しさん」に狙われる状況というのは本当に怖い。考えれば考えるほど怖い。都会なら現実にありそうだもの。このドラマのリアルじゃない部分は、一つの家族に短期間にあまりにも多くの問題が起こることで、一つや二つだけなら現実にもこういう被害はあるのかも。リアルに怖い。
 
他人の悪意の対象になるなんて、現実に起こったらたった一つの事件でもかなり怖い。きっと家族全員がパニック。この家族には明日香さんという優秀な協力者がいたからこそ数々の問題も解決出来たけど、普通の家族ならたぶん泣き寝入り。パニック。ノイローゼ…。いや盗聴なんてたぶん気付くことも無い。普通の人はあんな風に防犯カメラや盗聴器発見器を使いこなせないと思う。
 
この家族が度重なる事件に苦しみながらも、一つ一つ謎解きをしていく経過は面白かった。毎回最後に次はどうなる?と思わせる終わり方もよかった。
 
トーンがよく変わるため、多少ギクシャクした印象もあったが、コミカルな場面から突然恐怖に突き落とされる流れもドキドキした。突然「ザッ」と音がして画面が歪むのも怖い。
 
一見軽くて漫画っぽいと書いたけれど、この家族がユーモラスで微笑ましいからこそ、こんなリアルに起こりそうな恐怖を扱ってもテレビドラマとして重くなりすぎず、それがよかったのかも。
 
れにしても大変な災難でしたね。最後は解決してよかったです。
 
 
 

2015年7月12日日曜日

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第28回「泣かない女」 7月12日放送 文句を言う!



さすがにもう黙っていられない。

今年の大河ドラマは本当に酷いです。お話にならない。今まで好きじゃないドラマの事をうだうだ言ってもしょうがないと黙っていたけれど、今回から主人公が

倍レベルで
不快になった。

見るのが辛い。
 
先週主人公の夫が亡くなるまでは、いろいろあってもなんとか見れてました。主人公が歴史上の有名人の妹や奥さんとはいえ、彼女自身は所詮下級の武家の若い小娘。すいぶん出しゃばりだわねとか、文句ばかり言ってるなとか、常識が無いですねとか、ひっこんでなさいよ…とかいろいろと気になることはあっても、とりあえず男の話(歴史)が中心にあったし、そもそも薄いドラマだから「しょうがないか」と思って見てました。
 
脚本家さんが歴史が不得意なのは最初から聞こえてきていたし、それを制作の側が隠すこともしないようなら、そこをガタガタ言ってもしょうがない。問題は、そのような歴史に興味の無い脚本家に大河ドラマを書かせた制作の責任だろうと思っていた。不得意なものはしょうがない。
 
しかし当然のことながら、大河ドラマが歴史を描けないなんて最初からお話にならないんですよ。今年のこのドラマの質は、大河ドラマの存在理由にさえ疑問を感じるようなレベル。結局のところ視聴率は壊滅視聴者(長年の大河ドラマファン)が、このドラマの薄っぺらい内容にがっかりしたのは明白。歴史の面白い場面をナレーションですっとばすなんて、何を考えているんだとしか言えない。毎週毎週がっかりし続けた視聴者の気持ちがわかりますよ。ほんと。
 
 
しかし今週からは別の問題。
 
今週から主人公・文が「働く女」になるわけだけど、

この女がこれ以上ありえないほど不快。もう出てくるな。ほんとに不愉快だ。

まず断っておくけれど、もちろん井上さんのせいではないです。こんな役を演じなきゃいけない女優さんも可哀想だと思う。

 
問題はこのドラマの主人公が、現代の女として見てもものすごく
ずうずうしくて、出しゃばりで礼儀知らず、恥知らずで、下品極まりないこと。本当に酷いです。
 
自分の立場もわきまえず、あつかましく自分を売り込んで就活しエリート職をゲット。さっそく御殿に上がったら、礼儀も知らず棒立ちで目上の人々をじろじろと見つめ、居場所を間違って先輩に連れ戻されても謝りもしない。恥もない。本来なら会うこともできないような女性上司に、また恥ずかしげもなく自分を売り込み、意見が通らないとすぐにくってかかり、緊急の用を命じられれば、無礼な沈黙の後、やる気満々でえらそうに引き受けてやると宣言(この場面で高杉父が小娘に頭を下げていた)。その後(緊急の用の)出発直前に立ったままの状態でいきなり、

「じゃあこれをやって成功したら、昇進させてくれる?」

と上司に面と向かって掛け合う。
 
うわあああああああいやだいやだ…。これって礼儀以前の問題でしょう。おかしいですよね。現代で例えるなら、企業の新入社員が「部長さん、この仕事が出来たらお給料上げてくれる?」と口に出して言うようなもの。最低。言葉で説明できないぐらい下品。非常に不快。藩に災難をもたらした夫に恐縮することもなく、自分以外の全てのことに文句ばかり。感謝もない。あるのは野心むき出しの出世欲。恨み? 反骨精神? そんなものを持ち出す前に、まず礼儀の基本からやりなおせ。この小娘、江戸時代の人物なのに何やってんだ。開いた口がふさがらない。この女、おそらく大河ドラマ史上最も下品な女主人公じゃないか? あまりにも酷すぎる。ほんとにこの脚本家は何を考えているんだろう。
 
こんな女は現代にいても不快な女なのに、それを江戸時代の設定に持ってきたら、もう怒り爆発。制作の人達は、これを女性の自立とか女性の強さなんて本気で思っているんだろうか。あきれてものも言えない。本当は脚本家の常識の無さに罵詈雑言を浴びせたいけれど、返り血を浴びるのもいやなのでそれはやめる。しかしこの主人公のキャラ設定は、脚本家が歴史を知らない事とは全く関係ないですよね。こんな酷い女にしてどうするの?
 
 
もういろいろと嫌。イケメン高杉との隠れ家での密会も、小田村とのベタベタした馴れ合いも、まるで不倫現場のようだ。この女、よその男にやたらと馴れ馴れしい常識はずれの馬鹿女にも見える。演出のせいなのか、よその男との場面がなんだかキモチワルイのね。そうそう小田村にも「高杉に会わせろ」とゴネてましたね。なんだか色々と我が強くて下品な女だな。
 
最後はお姫様に苦言? いったい何様なんだ? 来週からはお姫様とお局様の社内・部下イジメですかね。ああいやなドラマだこと…。こんな下品なドラマはもう見るのが苦痛。今週初めて視聴を苦痛と感じた。あまりにも酷い。酷い。酷い。酷すぎる。
 
こんな女性像がヒロインだなんて、制作の中に誰か止める人はいなかったんだろうか。昔は子供も大河ドラマを見ていたものだけど、小さな女の子達がこんな人物をヒロインとして見て育つなんてゾッとしますね。ほんとに日本はどうなっていくんだろう。
 
もう大河は終わっていいんじゃないですかね。


2015年7月8日水曜日

ONE OK ROCKが米ワーナーと契約、全編英語詞の海外盤「35xxxv」発表



これは書いておこう。これも掲示板で知った。

おめでとうございます。

このブログ、随分前2013年の8月に「ONE OK ROCKもちろん世界に行けます」と書いたので、このこともフォローアップとして記録しておきたい。ONE OK ROCKさんはとうとう今回、米メジャーとの契約だそうです。やったっ!おめでとうっ!

彼らの海外展開は今まで詳しくは追ってこなかったんだけど、ここ1年半ぐらいかな… ONE OK ROCKさんは海外でのコンサートを非常にタイトなスケジュースでなさっていて「がんばるなぁ」と思ってました。実際に西洋に出たのは2013年の10月から。

2013年の年末だったか…ロンドンのO2 Shepherd's Bush Empireでのライブのファンカムの様子を見て「お、やってるな。」と嬉しく思ってました。その後、去年はかなりタイトなスケジュールだったらしいことも聞えてきてました。

文字通り世界中の小さい箱をドサ回り。でもファンカムを見る限りどこも十分盛り上がってる。もしかしたら最初はアウェーのところにも出て行ったかもしれないけど、真剣に音楽で勝ちにいってる

その頑張りが認められての米メジャー契約なんでしょう。よかったですね。

最近は、きゃりーちゃんやPerfumeBabymetalに限らず海外に出て行く人達が多い。嬉しいですね。その中でも特にONE OK ROCKさんは本気だと思う。じゃなきゃ、あんなハードなスケジュールをこなせないはず。海外なんて移動だけでも大変。彼らは本気で頑張ってる。

頑張れ日本の若者。きっと何かの結果が出るはず。


↓これは去年出たドキュメンタリーだそうです。知らなかった。

 
 
掲示板なんかではアンチだか嫉妬だか無知なのか、日本人が音楽関連で海外に出て行くと、やれビルボードだなんだとうるさい方々がいるみたいですが、ほんとに黙れと言いたい。
 
海外をある程度知る私が言う。日本人、いやアジア人が芸能で西洋に出て行くのは

本当に大変なこと。

そのことは、以前「日本人はスーパースターになれるのか」でうだうだ書いた。西洋なんてまず最初から無理ゲーがあたりまえ。アジア人のバンドというだけでそっぽを向く人が殆ど。そんなところに出て行くことは、ものすごく勇気のいること。

無謀だと言えば無謀。だけど出て行く人達は

やってみたいからやる。
世界に行きたいからやってみる。

と、心を決めてやっているはず。真剣に頑張っているはず。

以前Perfumeの海外展開の時にも書いたんだけど、海外に出たからっといって、ぶっちゃけビルボードなんてアジア人は200位内に入ることもほとんどない。西洋とは…アメリカとはそういうもの。全米チャートなんて音楽云々というより、米本土で既に有名人であるとか、いかに話題曲であるかとか、そんなことだけで曲が上位に入ることのほうが多い。ロックのジャンルなんて完全に死んでる。

めざすのはそんなものじゃない。日本人が海外に出る時は、たとえ500人でも1000人でも2000人でも…音楽の力で言葉の違う目の前の客を満足させ、その1000人が次は2000人、3000人、5000人になるようファンの数を増やしていくことがまず第一。少しずつ現地のファンを増やしていって、必ず見に来てくれるコアなファンを毎回毎回楽しませる。このバンドを見てよかった…ライブが楽しかった…と思ってもらえる。それこそが一番の目標。

そういう努力をONE OK ROCKさんは、もう1年半以上も続けている。そして今回のメジャーデビュー。頑張りが認められたんでしょう。これはもうすでに一歩階段をのぼった結果。海外なんて誰が出てもみんな同じ道を通る。今年のBabymetalちゃんの(ぶっちゃけ)ドサ回りも同じ理由。彼女達も海外現地のファンの心を摑むためにタイトなスケジュールで一生懸命ライブをやってる。

そんな頑張っている全ての人達に対して、私は大きな声援を送りたい。最大の幸運を祈ります。頑張りの結果が幸せなものでありますよう。


ONE OK ROCK 北米ツアー
2015929日(火)アメリカ・イリノイ州シカゴ House of Blues
2015101日(木)カナダ・オンタリオ州トロント The Danforth Music Hall
2015103日(土)アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク Best Buy Theater
2015106日(火)アメリカ・メリーランド州モンゴメリー郡 The Fillmore
2015109日(金)アメリカ・フロリダ州オーランド CFE Arena
20151010日(土)アメリカ・ジョージア州アルファレッタ Verizon Wireless Amphitheatre at Encore Park
20151011日(日)アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット The Uptown Amphitheater at The Music Factory
20151013日(火)アメリカ・テネシー州ナッシュビル Ascend Amphitheater
20151015日(木)アメリカ・オクラホマ州タルサ Brady Theater
20151016日(金)アメリカ・テキサス州ヒューストン Bayou Music Center
20151017日(土)アメリカ・テキサス州ダラス South Side Ballroom
20151018日(日)アメリカ・テキサス州サンアントニオ Sunken Garden Amphitheatre
20151020日(火)アメリカ・アリゾナ州テンピ Mesa Amphitheatre
20151023日(金)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス Shrine Expo Hall
20151024日(土)アメリカ・ネバダ州ラスベガス Downtown Las Vegas Event Center
20151025日(日)アメリカ・カリフォルニア州サクラメント Aftershock Festival
20151026日(月)アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ City National Civic
20151028日(水)アメリカ・ワシントン州ケント ShoWare Arena
20151030日(金)アメリカ・オレゴン州ポートランド Roseland Theater
20151031日(土)アメリカ・アイダホ州ボイシ Revolution Event Center
2015111日(日)アメリカ・ユタ州マグナ The Great Saltair
2015112日(月)アメリカ・コロラド州ブルームフィールド 1st Bank Center
2015114日(水)アメリカ・アイオワ州クライブ 7 Flags Event Center
2015115日(木)アメリカ・イリノイ州ホフマンエステーツ Sears Centre
2015116日(金)アメリカ・ミシガン州イプシランティ Eastern Michigan Convocation Center
2015117日(土)アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー The Rave(※All Time Lowのツアー外公演)
20151110日(火)アメリカ・インディアナ州インディアナポリス Indiana Farmers Coliseum
20151111日(水)アメリカ・ミズーリ州セントルイス Chaifetz Arena
20151113日(金)アメリカ・ミシガン州グランドラピッズ Deltaplex Entertainment & Expo Center
※公演日はすべて現地時間


2015年7月7日火曜日

DOLL$BOXX - おもちゃの兵隊 (2012)



上手いです。



DOLLBOXX - おもちゃの兵隊 (2012)

画面の中のWatch on YouTubeをクリックしてください

Album: DOLLS APARTMENT
リリース: 2012年12月12日
℗ 2012 King Record Co.,Ltd.
 
 
ベビメタ関連の掲示板で発見。以前にも書いたんだけど日本の若いバンドは面白いですね。もう洋楽なんて聴いてる場合じゃないんだろうな。日本の若い人達がどんどん面白いことをやってる。

彼女達があまりにも可愛らしいので、最初は本当のバンドだと思わなかったです。またプロデューサーに作られた企画物アイドルバンドかと思ってしまった。いやいや彼女達は本物のバンドなのね。まー本当にすごいな。

ドラムとベースが素晴らしいです。ライブの音源も聴いたけどベースがゴリゴリ。上手いなあ。かっこいいです。女の子がゴリゴリの音を出してるのが素晴らしい。

まだ詳しくは調べてないんだけど、この曲が一番ぐっときた。静と動のバランスが素晴らしい。琴線に触れる。王道ですね。轟音が本当に気持ちいい。鳥肌。歌詞も素晴らしい。ボーカルのFukiさんの作詞だそうです。

バンドの曲全体は私は好き嫌いがあるかも。だけどいいバンドです。上手いバンドに上手いボーカル。女の子達全員がかっこいい。ルックスもいい。素敵です。リスペクト。

DOLL$BOXX - おもちゃの兵隊 (2012)
DOLL$BOXX - Loud Twin Stars (2012)