能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2023年3月12日日曜日

WBC 日本vs.オーストラリア 日本が準々決勝進出!



日本またまた勝利。準々決勝進出決定。

結果
日本 7 – 1 オーストラリア

勝った!「オーストラリアは強そうだしどうかな」と思っていたのに全く心配なかった。ほぼ完全勝利…と思ったらオーストラリア、なんと9回裏にホームランで1点だけはいった。最後にすごいねぇ。

日本はこの試合の前から準々決勝進出が決まっていたそうです。だからもしかしたら両チームともリラックスしていたのかも。日本には特にそれを感じた。もう進出が決まっているからのびのびと自由にやったら1回2回でどんどん点が入った。

なにより大谷さんの3ランホームラン!!!やった~!!!!!拍手!興奮したわ。すごい打ち方。しっかりと球をとらえたと思ったら、その直後に全身で球を飛ばしてますね。それで球がぐーんと伸びる。ものすごいパワー。あの打ち方にはあの腕の大きさが必要なのだろう。すごいですね。ほれぼれ。

さてこれで日本はプールBで全勝して1次ラウンド1位突破!会場の応援の人々もうれしそうだ。みんなハッピー。嬉しいね。

準々決勝はプールAのイタリアだそうです。ぇえええフレッチのチーム?嬉しいな。


それでは記録です

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先発ピッチャーは
オーストラリアが W・シェリフ 
日本が 山本由伸

1回表
大谷翔平が右センターへホームラン!L・ヌートバー近藤健介がスコア +3点。ピッチャー Lウィルキンス
日本 3 – 0 オーストラリア

2回表
L・ヌートバーがセンターへ中野拓夢スコア +1点近藤健介が右へダブルでL・ヌートバーがスコア +1点
日本 5 – 0 オーストラリア

4回表
中村悠平ヒットL・ヌートバー四球。ピッチャー B・タウンゼント近藤健介四球。無死満塁大谷翔平四球歩いて中村押し出しスコア +1点
日本 6 – 0 オーストラリア

5回表
ピッチャー L・ドーラン中村悠平が右へダブルで岡本和真スコア +1点
日本 7 – 0 オーストラリア

5回裏
ピッチャー 高橋奎二

6回表
ピッチャー T・ヴァンスティーンゼル

7回裏
ピッチャー  大勢

8回表
ピッチャー  Jガイヤー

8回裏
ピッチャー  湯浅京己

9回表
ピッチャー  Sホランド

9回裏
Hallが右センターへホームラン +1点。ピッチャー 髙橋宏斗
日本 7 – 1 オーストラリア 

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結局この試合も朝の3時半まで起きていて最後まで見た。スターターのピッチャーは山本由伸さん。山本さんもストライクアウト8本!すごい~!

バッターのヒットも沢山。そして守備もファインプレーが沢山あったと思う(眠かったので覚えていないけれど)。いいプレーがあった。


今回私は日本の野球をほぼ初めて真剣に見ているのだけれど、日本には上手いピッチャーがたくさんいる…ということを知った。これは今後、米や中南米のバッター達との勝負が楽しみになってきた。

昨日「日本の野球のやり方がメジャーとは違う気がする」と書いたのですが、やっぱり雰囲気が違いますね。日本人は勤勉…努力を美徳とする国民性の上に技を磨くので、結果職人のように野球が上手い選手が多いのかも…と思い始めた。日本のピッチャーは動きに無駄がなく丁寧で正確。バッターも無駄に力を入れずに楽々と当てているように見える。綺麗な野球。

それが米国や中南米の、パワーと勢いで押していくプレイスタイルとは全く違って見える。

大谷さんのすごさは、日本の野球の丁寧さに身体の大きさによるパワーも加わっているからでしょうか。鬼に金棒だな。だから彼は特別なのですね。

野球はアメフトと違って(オット…ゴメンヨ )身体が大きければいいスポーツではないですからね。日本の野球が強いのは、プレイヤーが身軽で動きが機敏で技も正確…職人的な野球だからなのだろう…と思った。

職人的、丁寧な野球の日本チームと、体力と勢いのブルドーザー的な中南北米エリア。WBCは、日本とアメリカの質の違う野球の戦いになるのかもしれません。面白いです。(もう日本が勝ち抜けるつもりでいる)


今これを書いているハワイの午後3時過ぎ、プエルトリコとベネズエラ戦をやってますが、やっぱり彼らは真剣。ごっついパワフルな野球。豪快な熱い試合をやってる。ベネズエラが強いな。今 「べ 9 – 2 プ 」でベネズエラがリード中。ベネズエラはユニフォームも(南国の鳥のように)派手派手で気合が入っている。彼らにアメリカを叩いて欲しくなってきたわ笑。


HITTERS
Japan--------------------
(中/CF) L.ヌートバー (25)
(右/RF) 近藤健介 (29)
 (右/RF) 牧原大成 (30)
(指/DH) 大谷翔平 (28)
 (打指/PH-DH) 山川穂高 (30)
(3B) 村上宗隆 (23)
(左/LF) 吉田正尚 (29)
 (左/LF) 周東佑京 (27)
(1B) 岡本和真 (26)
 (打一/PH-1B) 牧秀悟 (24)
(2B) 山田哲人 (30)
(遊/SS) 中野拓夢 (26)
(捕/C) 中村悠平 (32)
 (打捕/PH-C) 大城卓三 (30)

Australia--------------------
(右/RF) T. Kennelly (36)
 (RF) J. McArdle (24)
(指/DH) A. Hall (23)
(2B) R. Glendinning (27)
 (PH) J. Bowey (26)
(3B) D. George (30)
 (3B) L. Spence (24)
(中/CF) A. Whitefield (26)
 (PH-CF) A. Campbell (31)
(1B) R. Wingrove (22)
(遊/SS) L. Wade (31)
 (PH-SS) J. Dale (22)
(捕/C) R. Perkins (28)
 (C) R. Battaglia (30)
(左/LF) U. Bojarski (24)


Pitchers
Japan--------------------
山本由伸 (24)
高橋奎二 (25)
大勢 (23)
湯浅京己 (23)
髙橋宏斗 (20)

Australia--------------------
W. Sheriff (20)
L. Wilkins (33)
B. Townsend (21)
L. Doolan (24)
T. Van Steensel (32)
J. Guyer (28)
S. Holland (29)
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★追記 その後の結果
ベネズエラ 9 – 6 プエルトリコ 
ベネズエラ強いね。勝ち進みそう。

そして
アメリカ合衆国 5 – 11 メキシコ
メヒコがアメリカをボコボコにやっつけてたぞ 😃ウヒャヒャ  これで飴ちゃんは目が覚めるかな。




2023年3月11日土曜日

WBC プールC★米 vs. 英/プールD★ドミニカ共和国 vs. ベネズエラ



午後に見たプールCとDの試合の印象を少しだけ。
まずは敵を知るべし。


プールC 米 6 – 2 英

アメリカと英国の試合。アメリカはメジャーリーグ最強バッターを揃えるチーム。一方英国のメンバーの多くは在米の英国人+英国系米人。アメリカのマイナーリーグやローカルのチームの選手たちが多い。つまりはこの試合、メジャーとマイナーの試合のようなものと見た。

それならアメリカが圧勝かと言ばそうでもなかった。1回表に英国がホームランで1点入れたが、その後のアメリカに点が入らない。え?マイナーリーグ・レベルの球が打てないの?

そして心配していたアメリカのピッチャー問題。今日の米チームのピッチャーは球が遅い。80マイルあたりで投げる。まさかメジャーとは思えないほどののんびり具合。これは…やっぱり米チーム、ピッチャー不足が大問題なのではないか??

そしてそれ以上にアメリカのチームは雰囲気がゆるい。なぜ?
もしかしたら米チームはまだまとまっていないのではないか?

アメリカは3回裏からやっと打ち始めた。そして4回でシュワーバーがホームラン。しかしあまり面白いゲームではなかったので脱落して休憩することにした。結果は勝ったみたいだけれど、このアメリカのチームはあまり強くないのかも。実は数日前、彼らは練習試合でサンフランシスコ・ジャイアンツに負けている。

もちろん彼らが本気を出せば強いのだろうけれど、どうもプレイヤー達にやる気がなさそうに見えるのはいけない。「どうせ勝てるのだから」とのんびり構えているかのようにも見える。チーム内で誰かがヒットを打てば「あ、おれも打とうかな」とちょっとやる気を出すが、そもそもどの選手もこのWBCをあまり真剣に捉えていなそうに見えた。お祭りぐらいに考えてるのかも。きっと彼らは南米勢と当たる時は焦って本気を出すのだろうと思う。


プールD ドミニカ共和国 1 – 5 ベネズエラ

アメリカと英国のゆるい試合と同時に行われていたのがドミニカ共和国とベネズエラの試合。これは…もうこれが決勝でいいんじゃないかと思った。

両チームとも選手達はメジャーの最強クラスがぞろぞろ。去年のワールド・シリーズで見たような選手達がたくさんいる。そしてなによりも一番のアメリカチームとの違いは、彼らは全員やる気満々。全員本気で勝ちにきている。南米の、いつもはアメリカに出稼ぎに来ている選手たちが、今回は国を背負って皆でなんとしてでも勝とうと頑張っている。その気合が見えた。彼らを応援する観客もまた熱狂。会場の熱量が米英戦とは全く比べ物にならない。この南米の国々のプライドをかけた真剣勝負に、(外から刺激を受けなければやる気が出せない)ゆるいUSAチームが勝てるのかと疑問に思い始めた。アメリカは、もしかしたら準々決勝でプールDを勝ち抜いた南米チームに負けるかもしれない。


プールCの試合が終わったら、プールBの韓国とチェコの試合がやっていたので見る。
結果は 韓国 7 – 3 チェコ
途中からチラチラ見て、イケメンのマレク・フルプ選手が出てきたらじっくりみてにやにやした。


日本の準々決勝進出も決まったそうです。おめでと~。
今夜のオーストラリア戦は途中まで見ようか。



WBC 日本vs.チェコ



毎日嬉しいニュースが続きます。今日も勝利!

結果
日本 10 – 2 チェコ

よしよしよし!
今日の先発投手は佐々木朗希さん。2001年生まれの21歳。このお方の評判はネットでのニュースからも伝わってきてました。「100マイル以上で投げる若い選手がいる!」見たい。見たい見たい見たい。佐々木さんを見るのを楽しみにしてた。

そして佐々木さん登場。今日は旦那Aも「見る」とソファーに座る。そして佐々木さんの投げる球が102マイル(164キロ)を出すと「ほォ~こんなに速い球はメジャーにもあまりいないんだよ」と言う。おお、そうなの?すごいね。すごいねすごいね。…と思っていたら1回からチェコのイケメンが打った!ぉおおおおっ!そしてスコア!あ~びっくりした。

一方チェコのピッチャーの球はゆるい。おいっ82マイルで投げてますよ。そして日本のバッターが打てない!ぅわ~…これは調子狂うね。いつも95マイル以上で打ってるから80マイルぐらいは打てないらしい(笑)。…と心配していたら3回に吉田さんが打ったっ!きたーっまた吉田だっ!よしよしよしよしよしだだっ!そしてそこから侍がぽんぽん打ち始めた。

そして佐々木さんはストライクアウトをどんどん出す。すごい~。かっこいい。佐々木さんかっこいいわ。かわいい。かわいいかわいい…LOVE。オバチャンは 佐々木選手に魅了されてしまいました。ファンになった。応援するわ。あの細い身体からどうしてあんなに速球が投げられるのだろう。不思議ね。これからどんどん大きくなる選手。楽しみです。なんとみずみずしい若者…横顔が綺麗。ほれぼれ。佐々木さんを見ていて何度も涙が出そうになった。

佐々木さんのストライクアウトは8本!拍手!素晴らしい素晴らしい。大きな拍手!

ところでこのWBCでは、投手の投げる回数の上限があるらしくて、このレベルでは65本。佐々木さんは66か67本あたりで終了。 佐々木さんが投げ終わった後、カメラが彼の様子を追っていた。しばらくベンチにいる彼の横顔を映していた。その直後に日本の旗が画面に大写しになった。また涙が出そうになる。


そして宇田川優希さんに交代。宇田川さんもスパっとストライクアウトを1本!そしてその後、今日のもう一人のスター宮城大弥さん登場。なんと彼はその後の5回を投げ続けた!すごいすごいすごい~。宮城さんもストライクアウト7本!大きな拍手!ちょうどゲームが終わったのが、宮城さんが68回を投げたときだったそうだ。完璧です。


さて対戦相手のチェコの方々。かっこよかった。もう男臭いおとなの男勢ぞろい…と言う印象。すごいね。彼らが実はアマチュアで他の仕事もなさっていると聞いてまた驚いた。仕事の後に練習してるのかな。努力家なのね。さわやかな印象の素敵なチーム。

ハンサム揃いのチェコ勢。特にワタクシがおぅと思ったのは、マレク・フルプ/Marek Chlup(クルプ?)さん。ヒエ~かっこいぃ~。モデルさんみたいなお顔。24歳。マレクさんは今アメリカの大学でプレーしている若手外野手。この彼がアメコミ?アメコミからそのまんま出てきたような筋肉。ま~なんていい男なんでしょうとほれぼれ。シャープなお顔にまっすぐな太い首。その下にもりもりもりっと大きな肩、腕、胸…そしてきゅっと締まったウエスト、その下の大きなフトモモ。すげ~アメコミ体形だわ。いいね。彼はもうアメリカでプレーしていて成績がいいのならメジャーから声がかかるかも。アメリカの女性達にモテそうだ。マレクさんのことは記録しておこう。キンニク~


それでは記録です

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先発ピッチャーは
日本 佐々木朗希 
チェコ O.サトリア

1回表 チェコ
エラーによりM・Chlupがスコア +1点
チェコ1 – 0 日本

3回裏 日本
吉田正尚が左ダブルで村上宗隆近藤健介がスコア +2点山田哲人が左で吉田正尚がスコア +1点
チェコ1 – 3日本

4回表 チェコ
 ピッチャー 宇田川優希

4回裏 日本

ピッチャー Lフラウチ。 L・ヌートバーがセンターで中野拓夢スコア +1点近藤健介が右ダブルでヌートバーがスコア +1点大谷翔平が右ダブルで近藤健介スコア +1点吉田正尚がセンター犠牲フライで大谷翔平スコア +1点。 ピッチャー J・トメック
チェコ1 – 7日本

5回表 チェコ
ピッチャー 宮城大弥。 M. Cervenka ショートゴロの間にV. Mensikスコア +1点
チェコ2 – 7日本代打

5回裏 日本
牧原大成が左シングルで中野拓夢スコア +1点
チェコ2 – 8日本

6回裏 日本
ピッチャー T・デュフェク 

8回裏 日本
(代打)牧秀悟ホームラン! +1点。 山川穂高が右に犠牲フライで村上宗隆スコア +1点
チェコ2 – 10日本

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いい試合だった。佐々木さんがどんどんストライクアウトで回が速く進んだ。午前0時から見始めたこの試合が終わったのは3時30分ごろ。

勝ち続けて日本の選手の方々が皆笑顔。観客も皆笑顔。すごくいい雰囲気。

私は普段はメジャーばかり見ていて、日本の野球を久しぶりに見ていてるのだけれど、日本の野球はプレーの仕方が違う気がする。面白いです。ピッチャーが上手い人が多いので、これから彼らがUSAチームの最強バッター軍を相手にどこまでいけるか。それから日本のバッターもよく打っているので、これから対峙することになる南北米エリアの剛腕投手達からどこまで打てるのか。それが楽しみです。

今日の午後はUSAチームの初戦をチェックする。

今夜は日本とオーストラリア。オーストラリアは強そうなので、どこまでいけるか。
今夜も見る。


HITTERS
Japan--------------------
(中/CF) L.ヌートバー (25)
 (中/CF) 牧原大成 (30)
(右/RF) 近藤健介 (29)
 (右/RF) 周東佑京 (27)
(指/DH) 大谷翔平 (28)
 (PH-DH) 牧秀悟 (24)
(3B) 村上宗隆 (23)
(左/LF) 吉田正尚 (29)
 (左/LF)岡本和真 (28)
(2B) 山田哲人 (30)
(1B) 山川穂高 (31)
(遊/SS) 中野拓夢 (26)
(捕/C) 甲斐拓也 (30)

Czech Republic--------------------
(遊/SS) V. Mensik (24)
(指/DH) E. Sogard (36)
 (PH-DH)P. Zyma (33)
(中/CF) M. Chlup (24)
(捕/C) M. Cervenka (30)
 (捕/C) D. Vavrusa (31)
(右/RF) M. Mensik (30)
 (右/RF) J. Grepl (23)
(1B) M. Muzik (26)
 (PH)M. Prokop (20)
(左/LF) W. Escala (24)
 (PH)A. Dubovy (30)
(3B) F. Smola (25)
 (3B) J. Kubica (25)
(2B) J. Hajtmar (35)


Pitchers
Japan--------------------
佐々木朗希 (21)
宇田川優希 (24)
宮城大弥 (21)

Czech Republic--------------------
O. Satoria (26)
L. Hlouch (22)
J. Tomek (31)
T. Duffek (33)
F. Capka (24)
J. Rabinowitz (35)
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2023年3月10日金曜日

WBC 日本vs.韓国



よしよしよしよしっ勝たっ!!!

結果
日本 13 – 4 韓国

よしよしっ日本チーム頑張りましたっ!おめでと~。もうプールBはいけるでしょう。あと残りの試合は、チェコは大丈夫。オーストラリアは強そうなので予想できないけれど。侍ジャパン行けそうだ。

とにかくこのWBC、ラスボスはUSAチーム。しかし南米各国にもメジャー・リーガ―が散らばっているのでどこが強いのかわからない。過去の成績を見たらプエルトリコか。しかしドミニカ共和国やベネズエラもわからない。それでもUSAチームが強いのはお約束。あの最強バッター陣は怖い。


さてまたまた昨夜/今朝ハワイ時間午前0時開始の韓国戦。結局4時の8回表まで起きて見ていた。日本13対4韓国!圧勝です。すごかった。色んなドラマがあってすごく面白いゲーム。


それでは展開を…
ESPNの記録を見ながら振り返る

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先発ピッチャーは
日本 ダルビッシュ・有 
韓国 K.H.キム/K. Kim
今日はダル様がピッチャーよシャープでりりしいお顔がかっこいいわ。 


3回表 
E. Yangが左センターへホームラン!Kangと共にスコア +2点!そしてJu. Leeが右に打ってKimスコア +1点
日本0 – 3 韓国
ぉおおおおおっ韓国いきなりホームランか。やるなぁ。これは油断できない。最初のHRでダル様が焦ったか。韓国が打ち始めた。

3回裏
L・ヌートバーがセンターへ打ったぞ!源田壮亮スコア +1点。ヌ~ト君ありがとー!そこから近藤健介センターにダブルで中村悠平スコア +1点吉田正尚がセンターへ打って近藤健介L・ヌートバーがスコア +2点 ピッチャーT.I. Won。
日本4 – 3 韓国
ぉおおおおおおおヌートバー君が皆を元気づけたか?みんな打ち始めたぞ。侍元気が出てきた。沢山打たれて韓国のピッチャーがナーバスになったか。精神力の戦ですね。

4回表 
ピッチャー 今永昇太

5回裏
近藤健介センター右へホームラン!+1点。ピッチャー B. Gwak。吉田正尚犠牲フライで大谷翔平スコア +1点。ピッチャー C.W. Jeong。
日本6 – 3 韓国
また日本が打つ!よしよし。近藤さん吉田さんが打つ。

6回表
K. Park 右へホームラン!+1点
日本6 – 4 韓国

そして怒涛の
6回裏
ピッチャー Y.S. Kim。近藤健介 無死満塁歩いて中野拓夢押し出しスコア +1点。ピッチャー W.J. Kim。大谷翔平右へ打って中村悠平スコア +1点村上宗隆左へ犠牲フライでL・ヌートバーがスコア +1点吉田正尚右へ打って近藤健介スコア +1点。ピッチャー W.Y. Jung。岡本和真左へ打って大谷翔平がスコア +1点
日本11 – 4 韓国
この回、ほんとにすごかった。日本勢がどんどん打つ。満塁ばっかりになっちゃってすごいすごい。この頃眠くてぼ~としながら見てたけど、点が入るたびにひゃ~パチパチ手を叩いて喜ぶ。野球楽しいね。

 7回表
ピッチャー 宇田川優希。

7回裏
ピッチャー C.M. Koo。ピッチャー E. Leeワイルドピッチで中野拓夢スコア +1点。満塁 吉田正尚歩いて押し出し代走牧原大成スコア +1点。ピッチャー S.W. Park。
日本13 – 4 韓国
ひゅ~またスコア。すごいよ。しかし長いゲームだ。

8回表
ピッチャー 松井裕樹。

9回表
ピッチャー 髙橋宏斗。


8回表が終わったら午前4時になったので眠ることにした。歯を磨いていたら試合が終わったことを知る。日本勝利!!!

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皆さんすごかったですね~。特に吉田さんが打つ打つ打つ。近藤さんも打つ打つ打つ。大谷さん村上さん岡本さん中野さんも打つ。そして何よりも皆が打ち始める勢いを作ったヌートバーさん!彼は出れば間違いなく打つ!そして外野ではとにかく必死にキャッチ。見事なスライディング/ダイビング・キャッチ。すご~い。本当に頼もしいね。彼は前日の中国戦でも活躍していたし、素晴らしい。かわいい愛されキャラ。ありがとう

しかしこの試合を見て思った。野球は選手の心理状態が大きく影響しますね。韓国のピッチャーはプレッシャーで大変だったのだろうと思う。特に6回7回はきつかった。会場の応援もほとんど日本人だし。辛かったと思う。お疲れ様です。


さて中国戦では、侍がもっと打たんといかんと文句を書いていたのですがこの試合は侍よく打った。いいですね。素晴らしい。

今後の話ですが、今回のUSAチームのピッチャーはあまり有名な人が出ていないのですよ。たぶんレギュラー・シーズン前なので最強クラスは意図的に出さなかったのではないかと思う(シーズン前に怪我をされてはチームが困る)。

米メジャーの最強レベルのピッチャーでWBC出ているのはメキシコのウリアスドミニカ共和国のアルカンタラぐらいか。だからUSAチームは最強バッターの強さだけで勝とうとしているのでしょう。

そんなわけでUSAチームと戦うことになったら、彼らは打って打って打ちまくるので、日本もとにかく打たねばならぬ。大谷さんとヌートバーさんはメジャーで慣れているだろうから、吉田さん近藤さんもこの試合のように、そして他の皆さんにもがんがん打って欲しい。❤❤❤❤

今夜も見る。


HITTERS
Japan--------------------
(中/CF) L.ヌートバー (25)
 (PR-CF) 牧原大成 (30)
(右/RF) 近藤健介 (29)
(指/DH) 大谷翔平 (28)
(3B) 村上宗隆 (23)
(左/LF) 吉田正尚 (29)
 (走/PR-LF) 周東佑京 (27)
(1B) 岡本和真 (26)
(2B) 牧秀悟 (24)
(遊/SS) 源田壮亮 (30)
 (遊/SS) 中野拓夢 (26)
(捕/C) 中村悠平 (32)
 (PH-C) 大城卓三 (30)

Korea--------------------
(2B) T.エドマン/T. Edman (27)
(遊/SS) キム・ハソン/H. Kim (27)
(中/CF) イ・ジョンフ/J. Lee (24)
(1B) パク・ビョンホ/B. Park (36)
 (1B) パク・ヘミン/H. Park (33)
(左/LF) キム・ヒョンス/H. Kim (35)
 (左/LF) チェ・ジフン/J. Choi (25)
(右/RF) パク・コンウ/K. Park (32)
(指/DH) カン・ベクホ/B. Kang (23)
(捕/C) ヤン・ウィジ/E. Yang (35)
(3B) チェ・ジョン/J. Choi (35)


Pitchers
Japan--------------------
ダルビッシュ有 (36)
今永昇太 (29)
宇田川優希 (24)
松井裕樹 (27)
髙橋宏斗 (20)

Korea--------------------
キム・グァンヒョン/K. Kim (34)
ウォン・テイン/T. Won (22)
グァク・ビン/B. Gwak (23)
チョン・チョルウォン/C. Jeong (24)
キム・ユンシク/Y. Kim (22)
キム・ウォンジュン/W. Kim (29)
チョン・ウヨン/W. Jung (23)
ク・チャンモ/C. Koo (26)
イ・ウィリ/E. Lee (20)
パク・セウン/S. Park (27)
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2023年3月9日木曜日

WBC侍ジャパンの初戦(中国戦)を見た



真夜中の11時58分に「あ そうだ今日の試合の開始は0時じゃん」とシャワーを浴びに行く。先に風呂に入る。

ESPNの記録を見ながら振り返ろう

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0時30分が過ぎてテレビの前に帰ってきたらすでに2回。


先発ピッチャーは
日本  大谷翔平
中国  ワン・シャン


1回裏日本 
L.ヌートバーセンターへ。近藤健介四球。大谷翔平四球。満塁。村上宗隆四球押し出しL.ヌートバースコア  +1点。
日本 1 – 0 中国

よしよし。投げるのは「大谷さんだわ」大谷さん久しぶり。やっぱりかっこいいなぁ。小さな頭にがっしりと大きなおカラダ。彼ほどスタイルのいい人はメジャー・リーグにもあまりいない。あまりにスタイルが良すぎて漫画からそのまま出てきたみたい。完璧なスタイル。長いまっすぐな脚。長いフトモモ。ふぅすごいね~。❤❤❤

さて試合そのものは、1 – 0 からなかなか点が入らない。私は中国の野球がどれぐらいなのかは全く知らないが、それにしても中国の選手で米のメジャーリーグの選手はほぼいないのですよね。だからあまり強くないのだろうと思っていた。それなのに侍ジャパン、もしかして中国を相手に苦戦してる?

2回裏日本
ピッチャー  ワン・ウェイイー

そんなわけで3回の裏まで 1 – 0。

4回裏日本
大谷翔平左へダブル!4回の裏に大谷が打った~!近藤 健介L.ヌートバーがスコア。  +2点。 ピッチャー スン・ハイロン
日本3 – 0 中国。よしよし。

5回表中国
ピッチャー戸郷翔征。

そしてまたまた点が入らん。

6回表中国
リャン・ペイが左へホームラン!
日本3 – 1 中国

 6回裏日本
ピッチャー スー・ジャンロン

 7回裏日本
牧秀悟 右センターへホームラン!  +1点。
日本 4 – 1 中国

8回表中国 
ピッチャー  湯浅京己

 8回裏日本
ピッチャー イー・ジェン
そして運命の8回裏。山田哲人が左へ打って大谷翔平がスコア!  +1点。そして満塁で源田壮亮が押し出されて吉田正尚スコア。  +1点。  ピッチャー ワン・ユーチェン。 甲斐拓也 が左にダブルで岡本和真山田哲人がスコア~!!  +2点。
日本 8 – 1 中国
一気に4点~!この辺りは眠くてぼ~っと見ていたので、今米のESPNのネットの情報を見て書いてる。このあたりにヌートバーさんが心配する監督さんに「大丈夫大丈夫」みたいな様子で打ってましたね。彼はかわいい。このころ多分朝の3時半ごろ。起きててよかった。ふぅ。 

9回表中国
ピッチャー 伊藤大海。

そして試合終了!朝の4時頃。

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結果 

日本8 – 1 中国

やったー!勝った勝った!! 起きててよかった。
これで調子が出てどんどん勝ち進んでほしい。

頑張れっ!


日本を応援しますよ。


しかしそれにしても最初は日本チームは緊張していたんでしょうかね。最初は打てていなかったですね。その様子を見ていて「ありゃ~これは大丈夫か」と思ったのよ。というのもワタクシ普段はメジャーリーグしか見ていないのだけど、言いたいのは「メジャーリーグはパワーがすげえよ。ハンパねぇよ」と。

私、日本のプロ野球は今までに大谷さんやダルビッシュ様やイチロー、ゴジラとメジャーリーガーを出してきているので、もう今回のWBCのプールBなんて楽勝だと思っていた。日本チームはプールBのアジア/パシフィック圏なんて全チーム簡単に蹴散らして、アメリカや南米勢と競い合うものだと思っていた。だから(中国の野球の強さは知らないけれど)プールB内で苦戦してたら、どうにもならんぜ。…とちょっと思った。

ピッチャーはいい。大谷さん、ダルビッシュ様、それに佐々木君というハンサム剛腕選手も噂に聞く(楽しみ)。昨日の戸郷さんもストライクを7つも取った。だからピッチャーはいい。あとは打って打って打ちまくれなのですよ。頑張ってくれ。

メジャーリーグの選手、強いですよ。手ごわい。今回の米チームのピッチャーは知らない人が多いが、バッターにはすごい選手がいる。トレイ・ターナー、ム―キー・ベッツ、カイル・シュワーバー、マイク・トラウトがいる。最強レベル。強すぎ。打ちますよ彼らは。ものすごい打つ。無茶苦茶打つ。すげぇよ。南米もメジャー・リーガーが多いのでいい選手が多い。彼らも手ごわい。

いや~頑張ってほしいわ。バッター皆頑張ってくれ~。日本に勝って欲しいわ。


昨夜日本+中国戦と同じ時間に、イタリアとキューバが試合をしていた。テレビで放送していないので何かのAppをダウンロードしなければ見れなかったのでめんどくさくて見なかったのだけれど、イタリアのチームにはデビッド・フレッチャーが弟と共に出てるのだそうだ。フレッチャー兄弟はお母さまがイタリア人のダンサーだそう。見たいねフレッチ。スキ 
結果はイタリア 6 – 3 キューバ

あ、そうだそういえば今日の米チームは、大谷さんのLAエンゼルスと練習試合をして、USA 6 - 0 Angelsで米チームが圧勝。エンゼルスはコテンパンにやられてた模様。大谷さんとトラウトにフレッチ(たぶん他にもいる)のいないエンジェルスなんてどこにも勝てない  (^_^;)\ 

さて今晩は韓国戦だそうですがどうなるか。韓国チームにはメジャー・リーガーが2人いる。ダルビッシュさんのパドレスの同僚のKim Ha-seongさんは覚えている。今夜のピッチャーはダルビッシュ様?韓国はプロ野球のリーグがあるらしくて中国よりも手ごわいのではないか。韓国戦はまたまたこの地では深夜0時。さて今晩は起きていられるか?

侍ジャパン 

頑張れっ!!!




HITTERS
Japan--------------------
(中/CF) L.ヌートバー (25)
 (PR-CF) 牧原大成 (30)
(右/RF) 近藤健介 (29)
 (PR-RF) 周東佑京
(投指/P-DH) 大谷翔平 (28)
(3B) 村上宗隆 (23)
(左/LF) 吉田正尚 (29)
(1B) 岡本和真 (26)
(2B) 牧秀悟 (24)
 (2B) 山田哲人
(遊/SS) 源田壮亮 (30)
 (遊/SS) 中野拓夢 (26)
(捕/C) 甲斐拓也 (30)

China--------------------
(右/RF) リャン・ペイ/P. Liang (24)
(遊/SS) ヤン・ジン/J. Yang ()
(中/CF) 真砂勇介 (28)
(3B) チェン・チェン/C. Chen (28)
(指/DH) レイ・チャン/R. Chang (39)
(1B) ツァオ・ジエ/J. Cao (25)
(左/LF) コウ・ヨンカン/Y. Kou (22)
(2B) ルオ・ジンジュン/J. Luo (28)
(捕/C) リ・ニン/N. Li (28)


Pitchers
Japan--------------------
大谷 翔平 (28)
戸郷 翔征 (22)
湯浅 京己 (23)
伊藤 大海 (25)

China--------------------
ワン・シャン/X. Wang ()
ワン・ウェイイー/W. Wang ()
スン・ハイロン/H. Sun ()
スー・ジャンロン/C. Su (41)
イー・ジェン/J. Yi (22)
ワン・ユーチェン/Y. Wang ()
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2023年3月7日火曜日

NHK Eテレ『東京の雪男』全5話・感想



TV Japanにて。日本での放送は2023年2月4日から3月4日まで。全5話。 


山から下りてきて街で暮らしている雪男・山川ユキオ(磯村勇斗)と、千代田区役所の獣害対策課に務める女性・馬場翠(北香那)。その二人が恋に落ちる。異人種間の恋?

ほのぼのとしたファンタジー系ドラマだと思ったら、様々な問題提起のドラマだったようだ。最初からそのつもりで見ていなかったので、その「お題」が全部でいくつあったのかわからないのだけれど、私が気づいたのは…外国人の人権、環境問題(温暖化)、同性カップルの結婚。

最後の方で出てきた同性カップル(または様々なケースでの)結婚について(=ドラマ内では雪男・ユキオと人間・翠の結婚となっていた)の話は、なぜ「法律上の結婚」が当事者たちにとって必要なのか…その具体的な内容(理由)が台詞の中に出てきた。いいことです。こういうことはもっと説明が必要。

ああそうなのか…と回が進むごとに、このドラマが問題提起ドラマだと少しずつ気付いていったのだが、ドラマそのものが全体にスローペースでほのぼのとしていい雰囲気で、キャラクター達もそれぞれかわいかったり微笑ましくそれが楽しかった。演じる役者さん達も皆自然な演技のうまい方々でそれが心地いい。

さてその問題提起の内容は心に残ったのか…どうだろう。私は個人的には、雪男と翠ちゃんを見ていて「この二人はうまくいけばいいねぇ」などとのほほんと見ていたので、最後の回で「結婚」の真面目な話が出てきて少し驚いたほど。

外国人の人権や同性愛者の結婚に関して、それを具体的に外国人や同性愛者の登場するドラマにするのではなく、「雪男」というフィクションの存在を登場させてオブラートに包む表現をしていたのだと思うが、実はそのせいで(私個人的には)焦点が少しぼやけたかなという気もした。

始めはゆるいSF的な(人ではない)雪男と女の子のファンタジーの恋を見ていたつもりだったので、問題提起型のドラマだったと後から気付き、それなら最初からそのつもりで見ていればよかったと少し思った。 まぁそうでもないのかな。全体にいい雰囲気のドラマなのですよね。摩訶不思議で面白かった。

雪男の磯村勇斗さんはお顔は童顔なのに身体ががっちり大きくてかっこいい俳優さん。気負わない自然な演技。いい雰囲気。そして馬場翠の北香那さんは「鎌倉殿の13人」で公暁の母親つつじを演じていらした…彼女の公暁を止めようと説得する様子が印象に残っていた。うまい女優さん。そして周りを固める俳優さん達も皆達者な方々。普通の町の普通の日常の雰囲気がとても自然。ほのぼの。


それにしても雪男とはどういう存在なのだろう。動物と話しができるのはちょっと羨ましいが「息を吹きかけるとうどんが凍る」ということはやっぱり人間ではないのか。彼とちゅーをしたら唇が凍るの?危ない笑。肌も冷たいのかな。寒いね。


2023年3月6日月曜日

NHK 趣味どきっ!『読書の森へ』本の道しるべ・第2回 福岡伸一



NHKの 趣味どきっ!…の『読書の森へ』本の道しるべ シリーズ。去年の12月から今年1月にかけての放送。録画を放送の後すぐに見たのだけれど、とても面白かったのでメモしようと録画を残していた。心に残ったものを記録しておく。


第2回 
生物学者 福岡伸一さん
日本での初回放送日: 2022年12月13日
TV Japanにて


福岡伸一(1959年9月29日 - )
日本の生物学者。青山学院大学教授。ロックフェラー大学客員教授。専攻は分子生物学。農学博士(京都大学、1987年)。京大農学部食品工学科卒。分子生物学を研究し、遺伝子関連で積極的に発言する。著書は、生命の根源を問う『生物と無生物のあいだ』(2006年)のほか、『動的平衡』(2009年)などがある。わかりやすく書いた科学エッセイも多い。


------NHKの番組で時々お見かけした福岡さん。このインタビューで、福岡さんのお好きな分野が私の興味のある分野と重なると思いながら拝見。好きな分野だからお話しも楽しかった。それから先日感想を書いたヤマザキマリさん、鹿島茂さんのインタビューの内容とも少し重なる部分があると思った。面白い。


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原点

・昆虫図鑑
子供の頃から虫が好き。今も自然科学の専門古書店に通う。蝶が専門。
-----虫の好きな少年。ヤマザキマリさんも虫愛ずる少女でしたね

古書店のお宝

・アルシド・ドルビニ
/Alcide Charles Victor Marie Dessalines d'Orbigny 
『万有博物辞典』(1849年)

芸術品のような博物図鑑 全16巻。現在は古書店で120万円するそうだ。

大学の研究室で手に取る本は 思想の基本

・クリフォード・ドーベル/Clifford Dobell 
『レーベンフックの手紙/Antony Van Leeuwenhoek and His Little Animals』天児和暢訳
レーベンフックの(自作の顕微鏡による)細菌を含めた微生物の観察に関する手紙

・石川良輔 『うちのカメ』
カメの日常生活を綴った観察日記。人間と他の生物との理想の関係
-----これは読みたい!

昆虫を調べることで、世界の成り立ちを知ろうとした

・原色図鑑 世界の蝶 中原和郎/黒沢良彦
蝶の原寸の図鑑

本は未知の世界の扉、入口

図書館に行けば、本の背表紙が呼んでくる


少年時代の愛読書

・ヒュー・ロフティング/Hugh John Lofting
『ドリトル先生/Doctor Dolittle』シリーズ 
全12巻 井伏鱒二訳 ←訳者!山椒魚!びっくり!
物語の面白さ、ストーリー・テリングの楽しさを教えてくれた

ドリトル先生の助手になる少年トミー・スタビンズ君に憧れる

ドリトル先生はスタビンズ君を子ども扱いせずに「Mr.スタビンズ」と彼を呼ぶ。先生は他の大人のように命令したり抑圧することはない。スタビンズ君が求めれば答えてくれるし、教えてくれる。スタビンズ君を公平に自分と対等の人間として扱ってくれる。

後に福岡さんは『ドリトル先生航海記』の翻訳をなさった。
楽しかった。翻訳は究極の精読。


とある一節から…
旅から帰ってきた先生の荷物の少なさに驚いたスタビンズ君に先生は答える
「旅に沢山の荷物など本当は必要ない。そんなものはかえって邪魔になるだけだよ。人の一生は短い。荷物なんかに煩わされている暇などない。…いや、実際、人生に荷物など必要ないんだよ、スタビンズ君」
福岡さんが笑う…これだけ(本を)抱えてしまったので身につまされてます。
-----私も同じです笑。プチ・コレクター気質で物を持ちすぎている。反省。


科学の世界と出会った本

・『SF名作シリーズ』(1967年)全26巻 岩波書店
SFの特徴は奇想天外なありえないことを物語として作る時、魔法を使ってはいけない。「科学技術というものをもとに物語を作る」という論理構造がある。そこが私は科学少年であったので、そういうものを使った物語がつくられるということにすごく共感した。
挿絵も豪華 --- 横尾忠則 和田誠 田名網敬一 真鍋博

-----私も。若い頃にSFをよく読んでいた理由は多分そこなのだろうと思った。いかに(その時代の)人間の知恵を使って「嘘」を本物らしく描くのか。その創造性/クリエイティビティにドキドキする。私に科学の知識がなくても「嘘」が本物らしく描かれていれば楽しい。
この岩波のSF名作シリーズは面白そうだ。検索したら全26巻のタイトルも出てきた。あとで調べよう。
…余談だけれど、そういえば私は人と人の関係=事件を扱ったミステリーものにはハマらなかった。学生の頃にアガサ・クリスティをいくつか呼んですぐに飽きた。人と人のゴタゴタにあまり興味がないからだろうと思う。



その後福岡さんは大学で分子生物学を専攻
大学院を経て1988年に28歳でアメリカへ留学
研究三昧の日々 結果が出ない焦り 人間関係の難しさに苦しんだ

競争に負けることの方が多い。研究も95%ぐらいは思ったようにいかない。失望の中からどうやって希望を見つけてくるかが大事になってくる。その答えを小説に求める。
-----ここ。ここがヤマザキマリさんの「読書を糧に」の話と重なると思ったところ。問題の解決を本に求める


失望の中で導いてくれた本

・松本清張「石の骨」短編集『張り込み』所収
アカデミズムに受け入れられず姿を消す学者を描いた作品。歴史上の大発見をしながらも、認められなかった実在の考古学者をモデルに。

勝者の物語ではなく 敗者の物語。成功の物語はつまらない。負けてしまった者の思いの方にこそ、本当のことがある。そこに開かれた問い。そこから考えることがたくさんある。

敗者の物語から見えてきたことは?

敗者の悲哀を共有するというのは、世界に対して「謙虚」になることであって「謙虚さ」というのは「自己懐疑」でもある。「自分自身がこれでいいのだろうか?自分が言っていることは正しいのだろうか?」でも謙虚さとか自己懐疑ということが、実は「知的」であるということの一番大事なことだと思う。自分を疑えないのは最も知的でない。自分が無謬(むびゅう:理論や判断にまちがいがないこと)であると考えるのは最も知的ではない。そういうことを物語にしてくれている小説家は松本清張。

研究者としてのあり方を小説が気付かせてくれた。

-----Constructive self-criticism/建設的な自己批判でしょうか。このことを私は英国で学んだ。30代の半ばに美大にいきなおそうと大学の予備科/基礎課程(foundation course)に通って学んだ。その時そこの先生達に(物を作るにあたって)Constructive self-criticismを決して忘れるなと何度もうんざりするほど言われた。自分の作品の凡庸さは自分で見つけろということだ。
 そのような「英国式教育」の影響は、その後英国人の気質にも感じた。新聞の歯に衣着せぬ政治家への批判、世情や自国のあり方への批判…「己を信じすぎてはいけない。自信を持ちすぎるな」…それが英国の知性と思慮深さなのだろうと受け取った(個人的意見)。 
ここで福岡さんが仰っている「自分を疑えないのは最も知的でない」…自己の間違いを見つけ、それを正しながら次に進む…ことは人が生きていく上でも大切なことだと思う。


読書の新たな楽しみ方(コロナ禍の日々の中で)

かつて自分が読んで素晴らしいなと思った本を再読すると、より豊かな読書になることに気付いた。

・丸谷才一『笹まくら』
緻密な構造をもって作られた構築的小説。戦中、戦後と時代を行きつ戻りつしながら主人公の人生を描いた。入り組んだ小説。笹まくら年表を作ってみた。作家の創作を追体験しながら読むことができた。面白さ、緻密さを再発見できた。じっくりと読む楽しみ。


これからどんな読書をしていきたいですか?

現代社会では、すごくファストを求められていて、とにかくあらすじを早く知りたい。それがビジネスにも繋がるみたいな風潮がある。私はそれに反対したい。小説、本の面白さっていうのは、あらすじとか結末とか、プロットじゃないわけです。そのひとつひとつのプロセスが大事だし、それをどう書いているかっていう、パズルの一つ一つの結びつきが大事なんですね。だからやはり読書は、ゆっくり読まなきゃいけないし、じっくり味わうべきものだと思う。

-----このお言葉は、このシリーズ第7回の鹿島茂さんの「大長編を読む」のお言葉にも通じますね。とにかく全部読む。読書はそのストーリー/プロット以外にも楽しみがある。読み進むプロセスが大切だと。
また「じっくりと読む」ということは、ヤマザキマリさんの…本の難しい箇所も「飛ばさないで立ち止まって反芻してみたり」という読み方にもつながると思う。
…読書の楽しみ方を言葉にしてくださることで、私も刺激を受けました。たしかに。たしかにそのとおり。読書の楽しみ…なんとかしなければ。元々本は好きな人間だったのに、ここのところ何年もまともに本を読んでいない。大変な問題。
そういえば動物ものが好きだったのに『ドリトル先生』は読んでいなかった。この番組を見てさっそく『ドリトル先生』をkindleで購入。読み始めた。