名曲
SEKAI NO OWARI – Habit (2022)
Habit – Single
SEKAI NO OWARI
Released: April 28, 2022
A Virgin Music release; ℗ 2022 UNIVERSAL MUSIC LLC
紅白メモ第2弾。
たぶん曲そのものは半年ぐらい前に動画サイトで聴いたと思う。リズムの気持ちいいいい曲だと思った。しかし歌詞を意識したのは紅白。紅白の字幕を見ていたら歌詞が刺さった。
若者に向けて「自分を分類して決めつけるな、もっと自由であれ」というメッセージだろうか。…本当ですね。 自分で自分を分類して「俺はこうだ私はこういうものだ」と決めつけてその位置に留まれば、それがいつしか「Habits」になる…それで自分の可能性を狭めてしまうかもしれない。だから自分でそれを壊したほうがいいと言ってる。「habit捨てる度 見えてくる君の価値」…それは本当。
5分間の歌の中に沢山のメッセージが入っていて、その上で「説教するってぶっちゃけ快楽」とか「その後なんか俺興味ないわけ」とも言っている笑。大人が綺麗ごとではなくストレートに思うことをアドバイスをしている。
私はFukaseさんよりず~っと年上ですが、人生の終わりに近づき始めた人間もこの歌詞にはすごく納得する。私もそうだったと思う。私も若い頃は自分を分類しがちだった。〇〇占いだとか〇〇判断だとか〇数字が何番だとか…ありとあらゆる分析に自分をかけて自分は何者だろうと知ろうとしていた。自分の小さな経験だけで「自分はこういう人間に違いない」と自己分析して納得しそれで安心したりしていた。みんなもそうなのかな。しかし本当は…人間は「もっと 曖昧で 繊細で 不明瞭なナニカ」「君に君を分類する能力なんてない」…そのとおり。
すごい歌です。Fukaseさんからの今の若い方々へのメッセ―ジなのでしょう。でももしかしたらこれは人の一生のどんな時代にも当てはまるものかもしれません。
それからびっくりしたのはrhyming/韻の踏み方。「…動物、好物、どう?普通、こうふつふつと、」「どうしたい、こと自体、信じたい(けど)、非常事態、」…うまいうまい。字幕を見ていてにやにやした。すごい笑。
ところでうちの旦那Aは日本語が解らないのですが、この曲の歌詞がメロディに乗っている 「音」がリズミックで気持ちがいいそうです。かたかたかたかた…とリズムが刻まれてる歌い方が気持ちいいらしい。
日本語やっぱりいいな。すごくいい歌。今動画を見ても日本語が直接心に突き刺さってくる。メロディーもアレンジもいい。いい気持ち。よく踊れる。
日本語やっぱりいいな。すごくいい歌。今動画を見ても日本語が直接心に突き刺さってくる。メロディーもアレンジもいい。いい気持ち。よく踊れる。
紅白ではFukaseさんが踊りながら歌っていらしてそれもすごいと思った。元気がいい。ステージでは様々な方々がダンスに参加していて楽しかった。
この曲は去年大ヒットして、第64回日本レコード大賞を受賞したそう。おめでとうございます。いい曲が大勢の人に聴かれてヒットして認められている。素晴らしい。