いつもかわいいのです。
お嬢様 変顔ですよ
なぜ狂暴猫と書いたのか。数日前に手をざっくりとまたやられてしまったのだ。腕と手に傷が4つ。久しぶりに肌が切れて血が出た。珍しい。
猫が予想不可能な状態で人を傷つけることはほとんどない。猫が人を噛む時には必ず理由がある。大抵の場合は、人が先に何かをやったから猫は仕返しに噛む。罰です。共同生活での人と猫はお互いを認め合った仲間だから、猫が理由もなく人を攻撃してくる事はない。(八つ当たりはある)
今回も理由ははっきりしていた。ブラッシングをしていたら(いつものように)ブラシが彼女のお尻と後ろ脚に当たった。
猫が予想不可能な状態で人を傷つけることはほとんどない。猫が人を噛む時には必ず理由がある。大抵の場合は、人が先に何かをやったから猫は仕返しに噛む。罰です。共同生活での人と猫はお互いを認め合った仲間だから、猫が理由もなく人を攻撃してくる事はない。(八つ当たりはある)
今回も理由ははっきりしていた。ブラッシングをしていたら(いつものように)ブラシが彼女のお尻と後ろ脚に当たった。
彼女はなぜ人に後ろ脚を触られるのを嫌うのか。
お尻や腿の辺りは敏感らしいのだ。人と一緒。頭から撫で下ろしてブラシがお尻や後ろ脚に当たるとくすぐったいらしい。度々彼女が発する文句を聞いているのに、それを無視するから平手打ちをくらうような感じ。ブラッシングが気持ちよくて興奮しているから急に攻撃スイッチが入ることもある。
誇り高い彼女はくすぐられるのが嫌。だから怒る。振り返って人の手を叩いたり「かっ」と吼えたりする。そして時々急に身を起こして人の腕に齧りつく。人間が「あ~」と言えばすぐに口を離す。ちょっと噛むだけ。だから普段は手を引っ込めることもないのだけれど、今回はちょっと違った。
猫さんが突然身を起こし、人の腕を噛んで四肢で押さえ込み、後ろ足で蹴り始めた。それでざくっといった。痛さに思わず「あ~」と腕を引いたら、今度は猫さんの二本の犬歯が腕を2 ㎝ほど傷つけた。二本の赤い筋ができた。足で蹴られた親指の付け根も2 ㎝程切れて血が出ていた。
猫さんの後ろ足の爪を切り忘れていた。後で調べたら3本の爪がナイフのように鋭くなっていた。すごいなぁ。猛獣だ。いいね。それも猫さんと暮らす醍醐味。
「あ…いたいよ」一旦ブラッシングを止めて静かにその場を離れる。猫さんに攻撃スイッチが入っている時は触らないほうがいい。もちろん猫さんを怒ったりはしない。
暫くして猫さんが落ち着いた頃、彼女に手の傷を見せ「これ痛い。血が出たわ」と言うと、猛烈に不機嫌な顔。間違いなく「私は悪くないわ」と言っている。彼女の頭を撫で「そうね」とまた離れる。
その日の夜ふと気付くと、普段は旦那Aと二階の仕事部屋にいる猫さんが、珍しく階下に下りてきてソファの後ろの床に座っていた。彼女はあまりにも誇り高く意地っ張りだから、こんな時には決して人に(わかりやすく)甘えたりはしない。 気まずいから人の様子をうかがう…でも自分からは人に話しかけたくない。だから音も立てずにやってきて人の後ろの床にうずくまり、いつか人間が彼女のことに気付くのを辛抱強く待つ。
くすぐったいから
お尻や腿の辺りは敏感らしいのだ。人と一緒。頭から撫で下ろしてブラシがお尻や後ろ脚に当たるとくすぐったいらしい。度々彼女が発する文句を聞いているのに、それを無視するから平手打ちをくらうような感じ。ブラッシングが気持ちよくて興奮しているから急に攻撃スイッチが入ることもある。
誇り高い彼女はくすぐられるのが嫌。だから怒る。振り返って人の手を叩いたり「かっ」と吼えたりする。そして時々急に身を起こして人の腕に齧りつく。人間が「あ~」と言えばすぐに口を離す。ちょっと噛むだけ。だから普段は手を引っ込めることもないのだけれど、今回はちょっと違った。
猫さんが突然身を起こし、人の腕を噛んで四肢で押さえ込み、後ろ足で蹴り始めた。それでざくっといった。痛さに思わず「あ~」と腕を引いたら、今度は猫さんの二本の犬歯が腕を2 ㎝ほど傷つけた。二本の赤い筋ができた。足で蹴られた親指の付け根も2 ㎝程切れて血が出ていた。
猫さんの後ろ足の爪を切り忘れていた。後で調べたら3本の爪がナイフのように鋭くなっていた。すごいなぁ。猛獣だ。いいね。それも猫さんと暮らす醍醐味。
「あ…いたいよ」一旦ブラッシングを止めて静かにその場を離れる。猫さんに攻撃スイッチが入っている時は触らないほうがいい。もちろん猫さんを怒ったりはしない。
暫くして猫さんが落ち着いた頃、彼女に手の傷を見せ「これ痛い。血が出たわ」と言うと、猛烈に不機嫌な顔。間違いなく「私は悪くないわ」と言っている。彼女の頭を撫で「そうね」とまた離れる。
その日の夜ふと気付くと、普段は旦那Aと二階の仕事部屋にいる猫さんが、珍しく階下に下りてきてソファの後ろの床に座っていた。彼女はあまりにも誇り高く意地っ張りだから、こんな時には決して人に(わかりやすく)甘えたりはしない。 気まずいから人の様子をうかがう…でも自分からは人に話しかけたくない。だから音も立てずにやってきて人の後ろの床にうずくまり、いつか人間が彼女のことに気付くのを辛抱強く待つ。
「あれ~そこにいた?知らなかった…」人間が猫さんに気付き、近づいて彼女を撫でる。「あ~ごめんね、ごめんね 怒ってないよ 好き好き大好き」そしてまたいつものように猫さんの横に寝ころんでべたべたする。彼女はゴロゴロと喉を鳴らして柔らかい身体を伸ばす。仲直り。
人と猫が遊んでいて、もし猫が人を傷つけたのならそれはアクシデント。時々攻撃スイッチが入ることもあるけれど基本的に猫は一度友人だと認めた人間を本気で傷つけることはない。ただ鋭い爪は危ないから(室内飼いなら)猫の爪の先をほんの少しカットしておいたほうがいい。猫は常に18本のナイフを持っている生き物だから。剃刀のようによく切れる時がある。
猫は常に人間と同じレベルにいる。人と猫は平等。関係に上下はない。そしてその関係にはロジックが存在する。それがすごく面白いなぁと思う。