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『引越し大名!(2019年)/日/カラー
/120分/監督:犬童一心』
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今年のお正月にTV Japanで放送されたものをやっと拝見。
まずタイトルがいい。「ひっこしだいみょう」って…それだけでおかしい。最初から面白いだろうなと期待してしまう。案の定結構おかしかったです。ニヤニヤする。星野源さんと高橋一生さん。それに高畑充希さん…今どきのスター映画。
冒頭から惹き付けられる。あ、姫路城だ。これ新しく白くなったやつかな?いつの話?綱吉か…。 カメラワークがコメディ。小さなゆるいコントがおかしい。これは現代の会社のサラリーマン喜劇をそのまま江戸時代の設定にしたようなもの。
主人公の片桐春之介(星野源)が引越し奉行/引っ越しの総責任者に任命されるところから話は始まる。
★ネタバレ注意
姫路藩を今の会社に例えるなら、片桐春之介/星野さんは書庫番…今なら資料室勤務。鷹村源右衛門/高橋さんは御刀番なら…なんだろう? そんな二人は幼馴染。 姫路藩/会社…には若い人から年寄りまで様々なメンバー…平社員に係長、堅実な部長、社長のかわいいお世話係…いろいろいる。パワハラをする年配の上司。パワハラが切腹はキツイ笑。それにしても及川光博さんの松平直矩=殿様は見事なほどに目が鋭い。回想の柳沢吉保/向井理さんのセクハラもなりきっているではないか笑。
あ…みんなで歌いはじめた。今流行りの断捨離だな。それにしてもカメラワークがおかしい。演技もコントみたい。
そして行列。賊が襲ってきた。おおっとー皿を投げる、投げる投げる投げる!皿がフリスビーのように飛んでいくぞっ!これ…やってみたいね。皿投げてみたいわ。あんな大きな皿、本当に飛ぶのか。いやあれはぶつかったら痛いだろう。かなり狂暴な凶器。投げられたら怖い笑。
最初はドタバタ。今どきのコメディ時代劇。しかし内容は結構丁寧な歴史再現映画。最初はコミカルな調子に惹き付けられたのだけれど、1時間あたりでずいぶんゆっくりだなと感じはじめ、全体に間延びしたように感じたのは尺が長いからかもしれぬ。大名家の引越しを最初から最後まで丁寧に描いて…尺が2時間もあるのですねこれ。90分ぐらいにまとめたらもっとピリッと締まりそうだと思った。
実は『引越し大名!』のタイトルでネットを検索していたら、同じような雰囲気の時代劇映画のポスターがいくつか出てきたのですけど、こういう近頃のコメディ時代劇というのはシリーズなのかな?
時代劇の喜劇映画って昭和の時代にも結構あったのですよね。この映画の最初のドタバタな感じは大昔の映画を思い出した。
…ところで余談だけれど、皆が姫路を離れる時に帰農した侍達は、今の姫路の殿様に年貢を納めている農民だろうから、元の大名家/松平直矩(及川さん)の石高が元に戻っても、簡単には姫路の土地を離れられないのではないかと思った。農民はそう簡単に今の土地を離れられないだろう…な~んてことを…細々とつついてはいかんのだろうね。
あ…丘みどり!
(丘さん、ご結婚おめでとうございます❤❤❤)
(丘さん、ご結婚おめでとうございます❤❤❤)
おお!これはぜいたく。
モリアガル。丘さんいいなぁ…きれいですね。
こういう歌手の方の使い方は贅沢。華があっていい。
モリアガル。丘さんいいなぁ…きれいですね。
こういう歌手の方の使い方は贅沢。華があっていい。
…え? ところで丘みどりさんと高畑充希さんて…似てるかもー!!!
あ…富田靖子さんがまたまた母親役。彼女はお母さん女優になりつつありますね。お綺麗。三毛猫もかわいい。
…などなどとゆる~く楽しんでいたのですが、途中からちょっと中だるみ。引越しのディテールに退屈したのか…途中で眠くなった。時々わからなくなったので何度か巻きもとして内容を確認しながら進む。
これは大名家の国替え…この映画は、実はコメディだけではなくて江戸時代の引越しの手順を真面目に再現した映画でもあるのですね。かなり丁寧に描いています。最初はコメディ風なのでそれだけで面白がっていたのだけれど、途中からかなり詳しい歴史再現話に変わってしまってリズムがゆっくりになり、テンションが落ちて注意が集中しづらくなってしまった。ちょっと中だるみ。
…などなどとゆる~く楽しんでいたのですが、途中からちょっと中だるみ。引越しのディテールに退屈したのか…途中で眠くなった。時々わからなくなったので何度か巻きもとして内容を確認しながら進む。
これは大名家の国替え…この映画は、実はコメディだけではなくて江戸時代の引越しの手順を真面目に再現した映画でもあるのですね。かなり丁寧に描いています。最初はコメディ風なのでそれだけで面白がっていたのだけれど、途中からかなり詳しい歴史再現話に変わってしまってリズムがゆっくりになり、テンションが落ちて注意が集中しづらくなってしまった。ちょっと中だるみ。
そして行列。賊が襲ってきた。おおっとー皿を投げる、投げる投げる投げる!皿がフリスビーのように飛んでいくぞっ!これ…やってみたいね。皿投げてみたいわ。あんな大きな皿、本当に飛ぶのか。いやあれはぶつかったら痛いだろう。かなり狂暴な凶器。投げられたら怖い笑。
最初はドタバタ。今どきのコメディ時代劇。しかし内容は結構丁寧な歴史再現映画。最初はコミカルな調子に惹き付けられたのだけれど、1時間あたりでずいぶんゆっくりだなと感じはじめ、全体に間延びしたように感じたのは尺が長いからかもしれぬ。大名家の引越しを最初から最後まで丁寧に描いて…尺が2時間もあるのですねこれ。90分ぐらいにまとめたらもっとピリッと締まりそうだと思った。
実は『引越し大名!』のタイトルでネットを検索していたら、同じような雰囲気の時代劇映画のポスターがいくつか出てきたのですけど、こういう近頃のコメディ時代劇というのはシリーズなのかな?
時代劇の喜劇映画って昭和の時代にも結構あったのですよね。この映画の最初のドタバタな感じは大昔の映画を思い出した。
…ところで余談だけれど、皆が姫路を離れる時に帰農した侍達は、今の姫路の殿様に年貢を納めている農民だろうから、元の大名家/松平直矩(及川さん)の石高が元に戻っても、簡単には姫路の土地を離れられないのではないかと思った。農民はそう簡単に今の土地を離れられないだろう…な~んてことを…細々とつついてはいかんのだろうね。