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2021年3月31日水曜日

Charlotte Jane – Down Days (2021)



落ち込む日があってもいい




Charlotte Jane – Down Days (2021)
Down Days – Single
Released: February 19, 2021
℗ 2020 RCA A DIVISION OF SONY MUSIC ENTERTAINMENT GERMANY GMBH



ここのところ様々なチャートの紹介動画を見ているのだけれど、それで見つけた曲。すぐにいい曲だと思った。

Charlotte Janeさんは、英国Hull(東部のKingston upon Hull)出身の若いシンガー・ソングライター。1998年生まれの22歳か23歳。R &Bを聴いて育ち7歳の頃から作曲を始め、11歳頃は英国の子供のコーラス「Voice In A Million」のメンバーだったそう。現在はロンドンとロサンゼルスを拠点に活動中。コラボも多数。2018年にソロ活動開始。


落ち込む日の歌ですが歌詞がリアルでうまい。パーソナルで心に響きます。そう、だれでも落ち込む日がある。落ち込む日があってもいい。

ちなみにこのビデオは自宅で自分で撮影をしたのだそう。妹さんと一緒に撮った手作りのMVだそうだ。妹さんはたぶん青い顔の人。

メロディもアレンジもいい。才能がある若い人達がたくさん出てきますね。すごいな。


歌詞の中の「I would only paint it red」が「飲んで騒ぐ/paint the town red」なのかどうか疑問だったので旦那Aに聞いてみたら、「飲んで騒ぐではなさそうだよねぇ。周りが怒る…とかそういう感じかなぁ」と言っていた。よくわからないらしい。


Down Days

Charlotte Jane
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[Verse 1]
たぶん理由はいらない
心の中のなにか、それが私を押さえつけ、感じられなくさせている
息もできない
私は動かない
家を出るべきなんだけど、でも世の中に私を見て欲しくない
きっと飲んで騒ぐだけ/きっとみんなをイライラさせる(←?)

[Pre-Chorus]
時々こうなる
ベッドから起きれない、嘘はつかないわ
(暗い気持ちに)隠れたいと思わせられるし
泣きたいとも思わせられる
人生にそれは何度もやってくる

[Chorus]
落ち込む日々
圧倒される
私は強く見えるけど、そんなに強くない
誰かに言って欲しい
私は後退してない、ただつまずいてるだけだって
大丈夫
落ち込む日もあるって
大丈夫だって

[Verse 2]
私元気じゃなくてもいいよね
私をスーパーヒーローだとは思ってないでしょ
いつも窮地を救えるわけじゃない

[Pre-Chorus]
ときどきこうなる
ベッドから起きあがれない、正直に言う
(暗い気持ちに)隠れたいと思わせられるし
泣きたいとも思わせられる
人生にそれは何度もやってくる

[Chorus]
落ち込む日々
圧倒される
私は強く見えるけど、そんなに強くない
誰かに言って欲しい
私は後退してない、ただつまずいてるだけだって
大丈夫
落ち込む日もあってもいい
大丈夫だからって

[Bridge]
氷のように寒い、寒い
きっと今夜は眠れない
心が暴走してるから
朝の光がに届く頃に、私は遠くへ行っている
どこに行くのかわからない、でもきっと大丈夫
光が私をうちへ連れて帰る

[Chorus]
そんな風に落ち込む日々
圧倒される
私は強く見えるけど、そんなに強くない
誰かに言って欲しい
私は後退してない、ちょっとつまずいてるだけだって
大丈夫
落ち込む日もあるって
落ち込む日があってもいいって

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Source: Musixmatch
Songwriters: Philip Mark Simmonds / Jonah Christian / Charlotte Beard / Charlotte Elizabeth Beard
Down Days lyrics © Atlas Music Group


2021年3月30日火曜日

仏ドラマ France 2/Netflix『エージェント物語/Dix pour cent/Call My Agent!』(2017) シーズン2






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『Dix pour cent』(2017) TV Series – Season2/仏
/カラー/約52分 ・全6話
Creator: Fanny Herrero
Original Air Date: 19 April 2017 (Fr)
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Netflixの『エージェント物語』シーズン2です。シーズン1の感想を去年の10月に書いているので,随分のんびりなスケジュールで見てます。シーズン2は今年の2月ぐらいに見終わったのかな。

ドラマはすごく楽しんで見てます。面白いですこのドラマ。(以前シーズン1の感想でも書いたように)エージェンシーと俳優達とのそれぞれ単発のエピソードも面白いが、メインのストーリーはこの芸能プロダクション「ASK」の社員たちの話。社員のメンバーは固定なので彼らの話は良く出来た連続ドラマとして見ることができる。

前回のシーズン1では「会社がどのように進んでいくのか?」がメインのストーリーだったように思うが、シーズン2の要は個々の社員たちの恋愛模様…会社「ASK」内の社内恋愛事情。全員で10人ほどの社内で社員同士がくっついたり離れたりしているのは、あまりリアリティがあるとも思えないが…そこはドラマ。範囲が小さいからわかりやすく感情移入もしやすくていい。

「ASK」の社員は
凄腕ハンサム熟年=マティアス(Thibault de Montalembert)
勝気有能なレズビアン=アンドレア(Camille Cottin)
髭面優しいが弱気男=ガブリエル(Grégory Montel)
マティアス命な女性=ノエミ(Laure Calamy)
新しい社長=ヒシャム(Assaad Bouab)
マティアスの娘=カミーユ(Fanny Sidney)
女の子みたいなアシスタントの男の子=エルヴェ(Nicolas Maury)
ゴージャスな受付女優の卵=ソフィア(Stéfi Celma)
超ベテランの女性=アーレット(Liliane Rovère)

それに
マティアスの奥さん=カトリーヌ(Philippine Leroy-Beaulieu)
マティアスの息子=イポリー(François Civil)
カミーユのお母さん=アニーク(Isabelle Candelier)
アンドレアのガールフレンド=コレット(Ophélia Kolb)

を加えてストーリーは進む。彼らがくっ付いたり離れたりするわけですがまぁ面白い。


メインの登場人物達が大変魅力的。それぞれに感情移入してしまう。それぞれを見守りたくなる。なぜなのか? それは彼らが完璧ではないからなのですね。

みんなほぼ全員がどこかでつまづいている。どこかで間違っている。ミスを犯している。間違った選択をしている。…みんな決して完璧ではない。しかしだからこそ私は彼らを応援したくなる。


★ネタバレ注意

マティアス。一見超かっこいい熟年凄腕エージェント。ハンサムなのは自覚しているだろうし、若い頃から女性にモテモテだったろうことは…彼の首の後ろの長い髪でもよくわかる笑。いつもコートの襟を立ててかっこいいオジサンなのですよ彼は。有能でルックスもいい凄腕の仕事人…だから奥さんも美人で資産家の娘。このマティアスさんは色んな意味で人生を肩で風を切って生きてきたかっこいい男なのですね。

ところが、そんな彼の完璧な人生がカミーユの登場で狂い始める。若い頃のマティアスの一時の気の迷い…シーズン1の最後、マティアスは家族にカミーユのことを話して奥さんから家を追い出されるのだけれど、シーズン2ではその後が描かれる。

それがまぁ大変。今まで完璧な人生を送っていた彼が落ちる落ちる…その描写はリアルで生々しく…しまいには両手で顔を抱えて泣き崩れるマティアス。それを見てかわいそうになるわけです…そう、彼はその弱さで魅力的に見え始めるのですよ。


上にリストをつくった登場人物達も…劇中で何かの間違いを犯す。そして皆それぞれ悔やんだり悩んだり泣いたり絶望したりする。その彼らの悲しみや苦しみや後悔を見てうんうんうんと頷き…彼ら/彼女達に感情移入するにつれ、私はますますドラマにハマっていく。

面白いドラマとは、人の弱さを描いてこそなのかも。そんなことを改めて考えさせられる。

ボロボロのマティアス。女遊びをして恋人を怒らせるアンドレア。嫉妬にかられてガールフレンドのチャンスを奪うガブリエル。ただただ都合のいい便利な女ノエミ。…間違いを犯して泣き悔やむ彼らを…どうして嫌いになれるだろうか。

もう彼らのことが好きになってしまうのね。愛してしまう。見守りたくなる。なぜなら彼らが弱い人間だから。

事実世の中に完璧な人などいない。

なぜこのドラマに夢中になってしまうのか。
人の魅力とはその弱さ=vulnerabilityにあるのだ…と思わせられる。そういえば同じような事を、アメリカのドラァグクイーンの大御所ルポールさんが言っていた「愛されるドラァグスーパースターとは、完璧な人物ではない。人は人の弱さに惹かれるのだ」と。それ、本当だと思います。


シーズン2のエピソード6。エージェントのメンバーがカンヌ映画祭に出席する。その前に「ASK」を退社して実家に帰っていたカミーユに、マティアスが突然電話をかけてくる。映画祭のパーティーにカミーユを連れて行くと言う。カミーユが「服が無いわ」と言えば、突然マティアスが車で登場。タキシードを着たマティアスが黒いドレスを手に車から降りてくる。カミーユの笑顔。「靴がない」と言えば、母親が「じゃあこれを」とサンダルを差し出す。カミーユは嬉しそうに車に乗り、ママに手を振り、パパとパーティに出かける。

そのシーンが素敵で素敵で。これ。これですよ。フランスの映画やドラマってこういうドキッとする素敵な場面が出てくることがある。やっぱりマティアスはかっこいいパパなのね。

いいドラマです。シーズン3をゆっくりのペースで見ています。じっくり楽しみます。






2021年3月29日月曜日

iyla – Strings (2020)



個性派女性アーティスト



iyla – Strings (2020)
Album: OTHER WAYS TO VENT
Released: February 7, 2020
℗ 2020 3T ENTERTAINMENT / ASTRA VELUM / EMPIRE



動画サイトでこの曲を1ヶ月前くらいに見つけた。響きが耳に残ってず~っと頭の中で鳴っている。iylaさんはまだWikipediaに情報もないのだけれど、かなり才能のあるお方かも。

ちょっと毒がありますね。癖がある。イメージのつくり方がいかにもアート系。今までに出ているどのMVも凝ってます。ダークなアンチポップからR&Bまで優雅にこなすアーティスト。声も魅力的。赤毛がゴージャス。

このお方も芝居が上手い。マリオネットがよろよろしてる様子がうまいものだ。

個性が強くて才能があって、一つのジャンルにはおさまらないアーティストかもしれません。ラップもやれる。曲もいい。引き出しが多そう。ちょっと注目。

★iylaさん
シンガー・ソングライター。本名Isabella Blueさん。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。1993年5月6日生まれの27歳。彼女のお父様が教会のコーラスのディレクターでその影響を受け、また子供の頃からモータウンのR & Bを聴いて育つ。

2020年2月にリリースされたアルバム『OTHER WAYS TO BENT』は R&B/Soulのジャンルです。


歌詞も凝ってます。訳してみたけれど、私の知らないリファレンス(参照)が多くて、正しい訳が出来ていないかも。甘味料の「ステビア」から「スティービー・ワンダー」に移り、そこから彼の曲「 Superstition/迷信」「Ribbon In The Sky」が出てきて、それから(おそらく)Netflixのホラー映画『Bird Box/バード・ボックス』へと続いていく(←私は見ていない)。ただ言葉遊びをしているだけなのか、言葉に意味があるのかわからないけれど、頭を使って書いている歌詞のようです。ざっと大まかな粗い訳。雰囲気だけ。

Strings

Iyla
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なぜ私はあなたのパペットのように感じるのかしら?
あなたは私の糸を引っ張って遊ぶのね
なぜ私はあなたと一緒に動くのかしら?
あなたのステージの上で 私はパフォーマンスする
あなたから離れたのに またあなたのソファーに戻ってきた
スペースは必要だったけど、あなにもっとそばにいて欲しい
なぜ私はあなたと一緒に動くのかしら?
あなたの糸の下で パペットのように

後ろを向くには あまりにも近くて
まるで抽選券のように あなたは私に番号をつけたわ
よかったわね あなたは私にくっついて 刺青も
そんな風に時々、あなたが現れるたび 私の態度は変わる

たぶん私は狂ってる でももしあなたを失ったら
ああ 私生きていけるかわからない
あなたは楽しみのために 私を狂わせる
それに私も 長い間それにつきあって
自分に言い聞かせる 自分に言う 「ダメよ」
甘い悪夢は 美しい夢ではなく
左に動かさなくちゃ 左に動かして
よくわかってる わかってるのに

なぜ私はあなたのパペットのように感じるのかしら?
あなたは私の糸を引っ張って遊ぶのね
なぜ私はあなたと一緒に動くのかしら?
あなたのステージの上で 私はパフォーマンスする
あなたから離れたのに またあなたのソファーに戻ってきた
スペースは必要だったけど、あなたにもっとそばにいて欲しい
なぜ私はあなたと一緒に動くのかしら?
あなたの糸の下で パペットのように

私は糸に繋がっていてもいいの
ビッグ・ファックス、ノー・プリンター
なぜあなたはそこで おやつみたいにしてるの
そして私はフルのディナー?
ステビアのように甘く
どおりでスティービー・ワンダーは 迷信的ではなかった
競争はしない それは『バード・ボックス』
あなたは私の空にかかるリボン
トリップして 脅したり
正面衝突みたいにぶつかったり

たぶん私は狂ってる でももしあなたを失ったら
おぉ 私生きていけるかわからない
あなたは楽しみのために 私を狂わせる
それに私も 長い間それにつきあって
自分に言い聞かせる 自分に言う 「ダメよ」
甘い悪夢は 美しい夢ではなく
左に動かさなくちゃ 左に動かして
よくわかってる わかってるの

なぜ私はあなたのパペットのように感じるのかしら?
あなたは私の糸を引っ張って遊ぶのね
なぜ私はあなたと一緒に動くのかしら?
あなたのステージの上で私はパフォーマンスする
あなたから離れたのに またあなたのソファーに戻ってきた
スペースは必要だったけど、あなとにそばにいて欲しい
なぜ私はあなたと一緒に動くのかしら?
あなたの糸の下でパペットのように

たぶん私は狂ってる でももしあなたを失ったら
おぉ 私生きていけるかわからない
あなたは楽しみのために 私を狂わせる
それに私もずっと一緒にのって

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Source: Musixmatch
Songwriters: Gary Spriggs / Felisha Tashira King / Trevon Trapper / Jason Robinson / Ryan Crosby / Ronnie Young Jr / Isabella Blue Snook / Bianca Mcclure



蘭の花 2021年-②白



白い蘭も咲いた。

3月14日 最初の花が開いた
3月15日 二つ目もふくらんきた
3月16日 二つ目が開き始める
3月16日 開ききってない2つ目の花
3月19日 3つ目が開き始める
3月23日 4つ目が開き始める
3月24日 4つ目も開いた
3月27日 5つ全部開いた 細い花芽がもう一つ伸びてます。
接写
中に宇宙人みたいなのがいますね



2021年3月25日木曜日

JP Saxe, Maren Morris - Line By Line (2021)



結婚式用ですね




JP Saxe, Maren Morris - Line By Line (2021)
Line By Line – Single
JP Saxe, Maren Morris
Released: January 13, 2021
℗ 2021 ARISTA RECORDS, A DIVISION OF SONY MUSIC ENTERTAINMENT



なんだかベタベタのラブソングなのですけど可愛いので取り上げよう。「愛が大きすぎて3分の歌にはおさまらない」と歌ってます。男性と女性のデュエットです。なかなかいい。可愛い。

タイトルは「Line by Line」。曲中の歌詞に「君の存在は大きすぎて歌にはおさまらない」と歌った後で「So I just take you line by line」とあるのだけれど、このtakeのうまい訳の言葉がみつからず。それで旦那Aにどういう意味か聞いてみた。そうしたら、

…discover 、absorb、 describe、 observe、 search for、 find about you、 receiving、take something day by day、learning about you…などなどと説明してくれた。

…つまり「君の事を毎日毎日、ひとつひとつ受け入れ…一行一行探して、見つけて(書いていこう)」と言っているような感じらしいです。それでそのあとに「I'll be writing about you for the rest of my life/僕は残りの人生…一生…君の事を書き続けよう」などと言っているので、なんだこれは…結婚式にぴったりだ。甘い歌。


JP Saxeさん
本名Jonathan Percy Starker Saxe。1993年生まれの27歳。カナダ・トロントの出身。2019年にリリースした「If the World Was Ending」は最優秀楽曲賞/ Song of the Yearにノミネートされたそう。彼は低音の声がいい。

Maren Morris
アメリカ・テネシー州ナッシュビル出身のカントリー・シンガー・ソングライター、プロデューサー。1990年生まれの30歳。かなりな数の音楽賞にノミネートされ受賞をなさっているみたいで、よく知られている方かな。



Line By Line

Song by JP Saxe and Maren Morris
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僕が歌う事…自信が無くて言えないこともある
座って音楽を奏でるときだけ、理解できることもあると思う
メロディの中でなら真実も怖くない、僕の真心を確かに残すことも
僕が歌う事…自信が無くて言えないこともある
両親についてのあの歌みたいに…彼らに聞かせることは決してないけど
それに僕の元カノ達についての歌…彼女達には悪いけど
でもキミのことは…僕は今も言葉を見つけようとしている

愛はラブソングには大きすぎる
もし全てをまとめて言おうとしたら、きっと失敗する
時々、もし変に聞こえたなら
ごめんね、韻を踏んだからなんだよ
4つのコード、3分間、キミはそこにはおさまりきれない
だから僕は一行一行キミを探し求めて
Ooh
僕は一生 君の事を書きつづけよう
(一行、一行)
一行、一行、


私が歌う事…自信が無くて言えないこともある
いつかあなたをうんざりさせないかと、今も自信を持てないこととか
そう、私たちがどうなるかわかってるでしょ、ラジオからは私の心配や恐れが聞こえてきたり
私が歌う事…自信が無くて言えないこともある

愛はラブソングには大きすぎる
もし全てをまとめて言おうとしたら、きっと失敗する
時々、もしそれが変に聞こえたなら
ごめんね、韻を踏んだからなの
4つのコード、3分間、あなたはそこにはおさまりきれない
だから私は一行一行あなたを見つけて
Ooh
一生あなたの事を書きつづける
(一行、一行、一行)
一行ずつ
一生あなたの事を書きつづけよう
(一行、一行、一行)
一行ずつ
僕/私は一生あなたの事を書きつづけよう


全ての問題の蓋を開けるのは、複雑だってわかってる
あなたがなんとかしようとしてくれたこと、感謝してる
君/あなたの事は、
今も言葉を探してる


愛はラブソングには大きすぎる
もし全てをまとめて言おうとしたら、きっと失敗する
時々、もしそれが変に聞こえたなら
ごめんね、韻を踏んだからなんだ
4つのコード、3分間、キミはそこにはおさまりきれない
だから僕は一行一行キミを探し求めて
Ooh
僕は一生キミの事を書きつづけよう
(一行、一行、一行)
一行、一行
私は一生あなたの事を書きつづけよう
(一行、一行、一行)
一行、一行
僕は一生キミの事を書きつづけよう

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Source: LyricFind
Songwriters: James Michael Robbins / Jonathan Percy Saxe / Maren Larae Morris
Line By Line lyrics © Universal Music Publishing Group, Sony/ATV Music Publishing LLC




2021年3月24日水曜日

映画『グース/Fly Away Home』(1996):鳥好き必見!






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『Fly Away Home(1996年)/米/カラー
/107分/監督:Carroll Ballard』
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人がカナダガンを卵から育て、成長したらガン達を南の越冬地に人が軽量飛行機(ultralight airplanes)で一緒に飛んで連れて行くという話。実話を元にした映画。

これはいい映画。鳥好きと飛行機好きにはたまらない。感涙必至。旦那Aも私も泣いた。鳥と共に空を飛ぶ。なんと美しい。浪漫です。


去年の年末頃に米のドラマ『The Comey Rule』を見た後、テレビの録画機で「Jeff Daniels」の名前を検索したらこの映画が出てきたので録画。この作品は1996年に公開されたときに見るつもりで見ていなかった。去年の年末に見た。


ストーリーの元になった話は、カナダ人のBill Lishman氏とBill Carrick氏の実験

Lishman氏は軽量の飛行機・ウルトラライトプレーン(日本名は超軽量動力機)の開発者としても知られており、1988年にはナチュラリスト/動物カメラマンのCarrick氏と組み、その軽量飛行機でカナダガンとの飛行に成功。また1993年には初めてカナダガンを率いて鳥の越冬地への渡りを成功させた。

雛の刷り込みにより、人が雛と共に走り、雛に追わせ、次第に軽量飛行機を追わせて、ガン達との同時飛行を成功させた様子は映画のとおり。その様子を記録したドキュメンタリー・フィルムは米の公共放送PBSで公開された。その後1993年にはABC放送が番組「20/20」でLishman氏とカナダガンの渡りを撮影し放送。大評判になる。映画化の話はそれから出てきたものだそうだ。


ジェフ・ダニエルズさん演じる変わり者の飛行機野郎も面白いし、アナ・パキンちゃんのママグースぶりもかわいいが、この映画はなによりも人が鳥の真横で一緒に空を飛ぶ映像。なんと楽しい。それに尽きる。もうそれだけでいい。

なんと美しい。なんと気持ちのいい。これは鳥好き人間の夢だ。いいなぁ。あこがれますね。これは楽しいだろう。鳥と一緒に飛ぶって…すごいわ。夢だ。それだけで感動して泣いてしまう。

私は鳥好きなのでこの映画の鳥が真横を飛ぶ映像に感激して泣くし、飛行機好きの旦那Aはウルトラライトプレーンが飛び上がって空を飛ぶ様子に感動して泣いている。最高っす。最高最高最高。これは映画館の大きなスクリーンで見るべき。いつか機会があったら見たい。

映像もとても綺麗。夢がある。浪漫。しかし街中を飛んだり、空軍のベースに着陸するのは脚色かな。そもそも実話では子供は飛んでいないのだろうな。どうかな?


ところでこの映画に出てくる軽量飛行機/超軽量動力機/ウルトラライトプレーンとは、実際にある機械なのだそうだ。旦那Aによるとどうやら80年代には商品化されていたそうな。え~こんな自転車みたいな飛行機は危なそうだ。今調べたら似たような機械がe-bayで300ドルぐらいで売ってますね。本当か?



2021年3月23日火曜日

DJ Rae, Martin Badder - Change (DJ Spen & Reelsoul Remix)(2020)



延々といける



DJ Rae, Martin Badder - Change
 (DJ Spen & Reelsoul Extended Remix)(2020)
DJ Rae, Martin Badder - Change (DJ Spen & Reelsoul Remix)(2020)
Change – Single
Released: December 4, 2020
℗ 2020 LET THERE BE HOUSE RECORDS.



これはただただ何も考えずに流しておけばいい。とても気持ちいい。
元曲よりも、リミックスの方がいい。かなり良曲。


★DJ Rae
英ロンドンの女性DJ、シンガー、ソングライター、プロデューサー。この曲を歌っているのは彼女かな。

★Martin Badder
プロデューサー/DJ。このお方の名前は近年よく見かけます。売れてるのかな。

★DJ Spen
本名Sean Spencerさん。アメリカのDJ、record producer、 record executive。この曲ではリミックス担当。曲が締まりました。1968年の53歳。ベテランですね。1981年から活躍。

★Reelsoul
本名William Rodriquez IIIさん。リミックス担当。1980年生まれらしい。お父さんの影響で子供の頃から創作開始。





映画『ヴェルサイユの宮廷庭師/A Little Chaos』(2014):ヴェルサイユに大根を生やす







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『A Little Chaos(2014年)/英/カラー
/112分/監督:Alan Rickman』
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週末にNetflixをつついていたら出て来た。前知識はゼロ。英国の俳優のアラン・リックマン監督作品。好き。舞台はルイ14世時代の建設中の仏ヴェルサイユ宮殿。好物。それなら拝見。主演はケイト・ウィンスレット。いいですねぇ。おまけにアラン様がルイ14世をやっている。それは見なければ。


あらすじ
フランス。ルイ14世(1638 - 1715・在位1643 - 1715)(Alan Rickman)の時代。ヴェルサイユに宮殿とその庭園を建設中。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(Matthias Schoenaerts)のもと、庭に野外の「舞踏の間」の建設を任されたのは、無名の庭師サビーヌ(Kate Winslet)だった。


感想
これはこれは…大根豊作物語。いや~驚くほど退屈な映画。あまりに退屈過ぎるので、途中で映像を止めて共に鑑賞していた旦那Aを振り返り、亀「ねぇ…これってどうなの?役者も大根だけど、脚本もずいぶん間延びしてる?」A「うん…台詞がね…。でも景色は綺麗じゃん」薄ら笑いをするA。亀「この俳優さんアクセントある?英語を喋る人じゃないでしょ」A「北かな。ビヨン・ボルグに似てる。まぁいいじゃん映像は綺麗だし」亀「そうね…」

…と見続けるものの…すぐに睡魔が襲ってきた。いや見ましたよ。見ましたとも。一応目は開いていた。わからなくなったら旦那Aに「ね、今どうなった?」などと確認しながら最後まで鑑賞。

しかしなぁ…これは…退屈だ。この主役の俳優さんは一体誰?ものすごい大根。表情がずーっと同じ。そしてルイ14世のリックマンさんは御本人のパロディみたい。いや彼のことは好きだからいいのですけど。

結局、景色や衣装は綺麗だったのだけれどお話は何も残らないボーっとした映画でした。そもそもボルグとスティーブ・ペリーを足して2で割ったような庭園建築家ノートルと、ケイト・ウィンスレットが恋に落ちるのはお約束だからそれはいい。話はそれが要なのだけれど…しかし二人の化学反応は薄い。それはいけない。こういうのは湯気を出して熱くなってもらわないと。お二人も盛り上がらず、話も何の盛り上がりも驚きもないままゆるゆると終わってしまった。

脚本が退屈。芝居の間もおかしい。すごくゆっくりでリズムが悪い。普段は上手いケイト・ウィンスレットさんも魅力がないし、いつもはキャラの立つStanley Tucciさんも全く輝かない。これはいかがなものか。

気になったので庭園建築家ノートルの俳優さんを見てみたら、このMatthias Schoenaertsさんはベルギーの俳優さん。英語に慣れてないのかと思ったのだけれど、インタビューの動画を見たら普段は英語ぺらぺらです。それならこの映画ではなぜこんなに大根なのだろう。そもそも彼は様々な映画の賞も取っている上手い俳優さんらしい。う~ん…首をひねる。やっぱ…脚本なんだろうな。ケイトさんもあまり上手く見えなかったですもんね。

映像は綺麗でした。アランさんがルイ14世の格好で拝見できたのもとても嬉しい。
とりあえず感想らしい感想とも言えぬが、記録しておこう。


アラン・リックマンさんは、大昔ブルース・ウィリスの『ダイ・ハード/Die Hard』(1988)のドイツ人のテロリスト役でファンになった。ゆるいファンですけど。あの長いお顔と声が好き。彼はロンドンにいた時に一度舞台を見るチャンスがあったのに見れなかった。残念。ウェスト・エンドで彼の出ている芝居の看板を見て「見に行こう」と思っていたのに、いつの間にか終わっていた。独特の雰囲気…カリスマのある俳優さんでした



2021年3月22日月曜日

Joel Corry x RAYE x David Guetta – BED (2021)



役者やのぉ



Joel Corry x RAYE x David Guetta – BED (2021)
BBC Radio 1 - Live Lounge 本当に上手いね!最高
Bed – Single
Joel Corry, RAYE, David Guetta
Released: February 26, 2021
UNDER EXCLUSIVE LICENCE TO ASYLUM RECORDS UK,
A DIVISION OF WARNER MUSIC UK LIMITED, 
℗ 2021 PERFECT HAVOC LIMITED



今欧米で売れてます。キャッチーです。良曲。

ボーカルのRAYE さん、DJのJoel CorryさんとDavid Guettaさんの作品ですが、このRAYE さんは出す曲出す曲ほぼ皆いい曲。良曲が多い。有名なDJとのコラボも多い。彼女の声は歌に乗りやすいのかもしれませんね。

ビデオはロボットのレンタル・ボーイフレンドとガールフレンドの話。星新一の世界だ。好き。RAYE さんJoel Corryさんがロボットをやってます。以前Katy Perryさんの時も思ったのだけれど、欧米の歌手の方々は芝居が上手いです。面白い。

ちなみにこのロボットのレンタル料はひと月£199だそうだぞ。3万円くらい?


RAYE さん
本名Rachel Agatha Keenさん。英国ロンドン出身のボーカリスト。1997年生まれの23歳。なんと…もっと年齢が上かと思っていた。すごくセクシー。すごく大人っぽいというか…大人ですけど…個性的なお顔です。エキゾティックですごく魅力的だと思う。しかしそんなにお若いとは思わなかった。2014年にデビュー。最初のヒットは2016年…ということは当時19歳。このお方の声が好き。様々なDJとコラボしているのも、彼女の声が皆に好かれているからなのだろう。上手いボーカリスト。動画サイトで出ているどの曲もいい。

Joel Corryさん
英国ロンドンのProducer/DJ。1989年31歳。彼の名前はここ数年よく聞く。よく売れているお方だと思う。2019年の6月に Joel Corry feat. Hayley May - Sorry (2019) を取り上げた時はまだ情報もあまりなかったのに、今はWikipediaにも彼の情報が乗っている。出世したのね。このお方は筋肉モリモリ体育会系で、スポーツとDJの二足のわらじらしいのですけど、このビデオのロボットもエエカラダをしてますねぇ。

David Guettaさん
説明の要らぬ大先生。超大物です。フランスのProducer/DJ。1967年生まれの53歳。ベテランの超超超大物。髪も短くなりました。まだ現役バリバリだな。このビデオでは冒頭の広告にオジサマロボットとして一瞬出てきますね。



BED
David Guetta, Joel Corry, and Raye
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私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中にいたい

夜の9時5分
私の気分は覚醒中
あなたに電話してる だって物足りないから

朝には仕事がある
早い早い時間の 早朝に
でも 愛が高まってる時に 誰が眠りたいっていうのよ

Oh なぜこんなに辛いやり方してるんだろう?
私の身体はあなたの腕の中に入りたいの baby
朝になったら きっと後悔する
でもあなたが電話してきたら 抵抗できない


私のベッドはあるけど、今夜はあなたのベッドの中にいたい
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に
今夜あなたに電話する時は そう言うつもり
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に入りたいの


私 ベッドの左側に寝るでしょ
もしあなたが左側に寝るのなら
私は右側に移動するわ yeah あなたのためにね oh oh

朝には仕事があるの
早い早い時間の 早朝に
でもあなたとロックするなら 誰が眠りたいっていうのよ

Oh なぜこんなに辛いやり方してるんだろう?
私の身体はあなたの腕の中に入りたいの baby
朝になったら きっと後悔する
でもあなたが電話してきたら 抵抗できない


私のベッドはあるけど、今夜はあなたのベッドの中にいたい
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に
今夜あなたに電話する時は そう言うつもり
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に入りたいの

私のベッドはあるけど、今夜はあなたのベッドの中にいたい
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に
今夜あなたに電話する時は そう言うつもり
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に入りたいの


Ooh
あなたの愛が必要なの
あなたの愛が必要なの
Yeah
Ooh
あなたの愛が必要なの
あなたの愛が必要なの


電話が長すぎるわ 今
なに言ってるのよ 始めたいの 今すぐ
もし一人でいたくないのなら 今
私に電話して だって
私のベッドはあるけど、今夜はあなたのベッドの中にいたいから
あなたのベッドの中に入りたい

Oh-whoa
私のベッドはあるけど、今夜はあなたのベッドの中にいたい
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に
今夜あなたに電話する時は そう言うつもり
私のベッドはあるけど、あなたのベッドの中に入りたい

電話が長すぎるわ 今
なに言ってるのよ 始めたいの 今すぐ
もし一人でいたくないのなら 今
私に電話して だって
私のベッドはあるけど、今夜はあなたのベッドの中にいたいから
私のベッドはあるけど あなたのベッドの中に入りたい


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Source: LyricFind
Songwriters: David Guetta / Giorgio H. Tuinfort / Janee Millicent Lucy Bennett / Joel Corry / Lewis Daniel Thompson / Neave Applebaum / Rachel Keen
BED lyrics © Universal Music Publishing Group, Sony/ATV Music Publishing LLC, Warner Chappell Music, Inc, Spirit Music Group, Reservoir Media Management Inc


Raye

Joel Corry

David Guetta





2021年3月19日金曜日

Judy Garlad - The Trolley Song (1944)



路面電車での出会い



Judy Garlad - The Trolley Song (1944)
Album: Meet Me In St. Louis 
(Original Motion Picture Soundtrack)
Released: January 1, 1945
℗ 1995 THIS COMPILATION WATERTOWER MUSIC 
AS LICENSEE FOR TURNER ENTERTAINMENT CO.



昨日の書いた映画『Meet Me in St. Louis』の中の曲。ジュディさんが輝いてます。楽しそうに演じているのね。

さてこの曲を訳してみた。乗客とエスター(ジュディ)が歌で会話のようなやり取りをして歌っているのですが、この曲は映画のストーリーとは全く関係なく、この歌そのものがストーリーになっているみたいです。ちなみに歌に出てくるハンティントン公園とはカリフォルニア州ロサンゼルスの地名。


まず乗客(コーラス)が、路面電車/トロリーでのおおまかな流れを語る。電車はハンティントン谷に向かって出発し、ハンティントン湖を過ぎて終点の公園に到着し、車両を降りることになってちょっと残念だと歌う。

じゃあジュディさんの歌うパートはというと…、この歌のストーリー中の主人公の女性が同じ路面電車で恋に落ちる話なのですね。それが乗客が先に歌ったパートと平行して描かれている。

かっこいい男の子が乗ってきて女の子の隣に座って会話が始まる。彼は終点まで女の子の手を繋いでくれた。嬉しかった。…その事をジュディさんが打ち明け話のように周りの乗客に説明している。

だから途中で話を聞く乗客達が「彼が好きだから話せないんだね」と歌い始め、ジュディさんの話に相槌を打つ。


そのような歌の中でのストーリーがあったのですね。だからこのシーンで途中から電車に乗ってくる隣人のジョンは、この歌には全く関係ない。歌の女の子のストーリーはそれだけで独立しているものらしい…と旦那Aが言っている。ちょっと混乱しますね。

なるほどね。これはいちいち訳してみるまでわからなかった。そもそも歌は歌詞がよく聴き取れない。映画で見ている時はぼんやりと見て、これは劇中の話なんだろうかと首をかしげてました。

それにしてもリズムがはずんでいい。ジュディさんが歌いながら表情豊かに演じてるのがいい。皆楽しそう。


The Trolley Song

Song by Judy Garlad
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乗客
Clang, clang, clang went the trolley
クランクランクランと路面電車が行く
Ding, ding, ding went the bell
ディンディンディンとベルが鳴り
Zing, zing, zing went my heartstrings
ジンジンジンと心が鳴った
As we started for Huntington Dell
ハンティントン谷に向かって出発した時

Chug, chug, chug went the motor
ポッポッポッとモーターは鳴り
Bump, bump, bump went the brakes
バンバンバンとブレーキが鳴る
Thump, thump, thump went my heartstrings
ドキドキドキと心が鳴った
As we glided by Huntington Lake
ハンティントン湖の横を緩やかに通り過ぎた時

The day was bright, the air was sweet
日は明るく、空気は甘い
The smell of honeysuckle charmed me off my feet
スイカズラの香りに魅了され
I tried to sing but couldn't squeak
歌おうとしたけれど きぃきぃ声さえ出せない
In fact, I felt so good I couldn't even speak
事実 気持ちよすぎて話すこともできない

Buzz, buzz, buzz went the buzzer
バズバズバズとブザーが鳴り
Time to all to disembark
みんな下車する時間
Time to fall went my heartstrings
私の心も沈んだ
As we got off at Huntington Park
ハンティントン公園で皆が(電車から)降りた時
As we got off at Huntington Park
ハンティントン公園で降りた時に

JUDY
With my high starched collar
糊付けされた高い襟に
And my high topped shoes
高く編み上げたブーツ
And my hair piled high upon my head
私の髪は頭高く結い上げられ
I went to lose a jolly hour on the Trolley
路面電車での楽しい時間を過ごすつもりだった
And lost my heart instead
それなのに恋に落ちたのよ

With his light brown derby
彼の薄茶のダービーハットと
And his bright green tie
彼の明るい緑のネクタイ
He was quite the handsomest of men
彼はとにかく最高にハンサム
I started to yen
私は熱望し
So I counted to ten
だから10を数えて
Then I counted to ten again
また10を数えた

Clang, clang, clang went the trolley
クランクランクランと路面電車は行く
Ding, ding, ding went the bell
ディンディンディンとベルが鳴り
Zing, zing, zing went my heartstrings
ジンジンジンと心が鳴った
From the moment I saw him I fell
彼を見た瞬間から私は恋に落ちた

Chug, chug, chug went the motor
ポッポッポッとモーターは鳴り
Bump, bump, bump went the brake
バンバンバンとブレーキが鳴り
Thump, thump, thump went my heartstrings
ドキドキドキと心が鳴った
When he smiled I could feel the car shake
彼が微笑んだら 車両が揺れるのを感じたわ

乗客
(Clang, clang, clang)

JUDY
He tipped his hat
彼は帽子を傾け
And took a seat
席に腰掛けた
He said, he hoped he hadn't stepped upon my feet
彼は私の足を踏まなかったかなと言う
He asked my name
彼は私の名前を聞いて
I held my breath
私は息を止めた
I couldn't speak because
話せなくなったの なぜなら
He scared me half to death
彼が死ぬほど怖かったから

Chug, chug, chug went the motor
ポッポッポッとモーターは鳴り
Plop, plop, plop went the wheels
プロップロップロッと車輪は回り
Stop, stop, stop went my heartstrings
止まって止まって止まってと心が鳴る
As he started to go
彼が行こうとして
Then I started to know how it feels when the universe reels
私は 世界が回る時 どんな感じなのかわかり始めた

乗客
The day was bright
日は明るく
The air was sweet
空気は甘く
The smell of honeysuckle charmed you off your feet
スイカズラの香りに魅了されて
You tried to sing
あなたは歌おうとしても
But couldn't squeak
きぃきぃ声も出ない
In fact, you loved him
だってあなたは彼を愛してるから
So you couldn't even speak
話すこともできないんだね

JUDY
Buzz, buzz, buzz went the buzzer
バズバズバズとブザーが鳴り
Plop, plop, plop went the wheels
プロップロップロッと車輪は回り
Stop, stop, stop went my heartstrings
止まって止まって止まってと心が鳴る
As he started to leave
彼が去ろうとした時
I took hold of his sleeve with my hand
私は手で彼の袖をつかみ
And as if it were planned
そしてそれはまるで計画されたかのように
He stayed on with me
彼は私と一緒にいてくれた
And it was grand just to stand
なんて素敵なの 立ってるだけでも
With his hand holding mine
彼が私の手を握っていてくれたの
Till the end of the line
終点までずっと

乗客
Clang, clang, clang went the trolley
クランクランクランと路面電車が行く
Zing, zing, zing went my heart
ドキドキドキと心が鳴った

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Source: LyricFind
Songwriters: Hugh Martin / Ralph Blane
The Trolley Song lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC, Fintage House Publishing, Kobalt Music Publishing Ltd.





2021年3月18日木曜日

映画『若草の頃/Meet Me in St. Louis』(1944):豪華なおとぎ話・輝くジュディさん





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『Meet Me in St. Louis(1944年)/米/カラー
/113分/監督:Vincente Minnelli』
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去年の年末にテレビを録画。年末に1度見て、昨日再度鑑賞。1944年の映画。ジュディ・ガーランド主演のクラシック。


1903年のミズーリ州セントルイスの家族=スミス家の1年を、ティーンの次女のエスター(ジュディ・ガーランド)を中心に描く。登場人物はエスターと3姉妹、兄、弁護士の父、主婦の母、祖父、家政婦、そして隣人のジョンと数名の町の人々。

裕福な中流階級の家族の1年を4つのパートに分け、それぞれの季節のシーンを描いて構成。特に大きな事件もなく、ティーンの女の子の恋話や、隣人とのやりとり、末っ子のハロウィーンの冒険、クリスマスの舞踏会などの家族の日常がきらびやかに描かれる。


フェアリーテールですねこれは。おとぎ話。時代は1903年。お父さんは弁護士。お城のような豪邸に住む美しい家族。5人の子供達と両親に祖父、そこに住み込みの家政婦を加えて9人がこの豪邸に住んでいる。さて1903年当時、現実にセントルイス市で弁護士の家族がこれだけ豊かな生活が出来たのだろうかと多少疑問には思うけれど、いやそんなリアリティは求められていないのですよね。

1944年と言えば第二次世界大戦の真っ只中。この映画は、戦争で空気も重苦しかった時代に、アメリカの国民が少しでも現実を忘れて…ありえないほど美しくゴージャスな家族の日常を描いた…フェアリーテール/おとぎ話を楽しめるようにと制作されたのだろう。華やかな美しい色彩に。美しい人々、美しい調度品、カラフルな衣装、何から何までが美しい贅沢なファミリー映画。本当の意味での映画の魔法…現実逃避のための映画だったのだろうと思った。


★ネタバレ注意

主演のジュディー・ガーランドは当時22歳。すでに大女優の風格。この映画で彼女が演じているのは16歳ぐらいの女の子。彼女は小柄で身長が151cmなこともあって実際可愛らしいのだけれど、時々ふと大人の顔になる。少女のようでありながら30歳を過ぎた大人の女にも見える。不思議なカリスマ。

ジュディさんは声が特殊。話す声は可愛いのに、歌い始めると急に成熟した大人の女の声になる。不思議です。特殊。彼女のカリスマの真似は簡単には出来ないと思う。本当に特殊なお方。

ジュディさんは1939年の『オズの魔法使い』で17歳でスターになり、その後も主演で何本もアイドル映画を撮っていて、この映画では既に大女優の佇まい。表情豊か。コミカルな演技も可愛い。

隣人のジョンに家のパーティーで始めて会うシーン。実は以前からず~っと彼に片思いしていたのに、初めて兄に紹介されると「お名前がわかりませんでしたわ」「あらこちらにお住まい?」などととぼける。
トロリーにジョンが来ないからとふてくされてるのに、ジョンが遅れてやってきたと知ると嬉しさで顔が輝き始める。散々嬉しそうに歌っていたのに、ジョンが隣に座れば微妙に困惑した顔。
ハロウィーンの日、誤解をしてジョンの家に殴りこみ。いきなりパンチを数発。その後の初めてのキスの後、うちに帰ってきてからの夢心地の表情。時々にやにやして心もそぞろ。目が泳ぐのがおかしい。
そしてクリスマスの舞踏会の前、姉との寝室のシーン。コルセットを締めた後の表情。コメディエンヌなのね。本当に表情豊か。
最後のジョンとの戸外でのシーン。ジュディさんの横顔が美しい。
そして妹と窓辺で歌う「Have Yourself a Merry Little Christmas」。その目が見つめる先に何があるのだろうと思わせられる独特の表情。22歳とは思えない。このシーンを見ると涙が出ます。

彼女は22歳にして大女優。この映画の監督はヴィンセント・ミネリ。1945年にジュディさんは彼と結婚。生まれた娘さんがライザ・ミネリ。この映画の頃に、二人が恋仲になっていたのかどうかはわからないけれど、ミネリ氏がジュディさんを一番綺麗に撮ろうとしていたのはよくわかる。ジュディさんは輝いてます。


それにしてもこの映画が1944年に撮られたという事実に驚く。カラーで大変美しい。衣装デザインこそ(1903年当時を再現して)古いのだろうけれど、出てくる人々の様子は現代とそれほど変わらない。言葉づかいも少し丁寧だけれど、今とそれほど違っているようにも思えない。表情豊かに輝くエスター、妹のトゥーティはお転婆だし、声が大きく元気のいいお父さん、おすましの美人の姉ローズや、穏やかな隣人のジョンの佇まいも、それほど古く感じないのは不思議。特にお爺ちゃんの紳士ぶりとその言葉づかいのモダンで自然な感じは…例えば彼がこの21世紀に旦那Aの家族に紛れていても不自然に感じないだろうと思うほど。
 

このお爺ちゃんを演じたハリー・ダヴェンポートさんは、1944年当時は78歳。彼の生まれた年は1866年! 日本人にわかりやすく言うなら1867年は「大政奉還」の年。なんと彼は日本の江戸時代に生まれたお方なのですよ。びっくり。

そのお爺ちゃんは、エスターが「クリスマスの舞踏会に行けない」と泣けば「私がつれていってあげよう」と言う…ティーンの孫娘を舞踏会に連れて行く素敵なお爺ちゃん。舞踏会の会場で美人のルシルさんに「お爺様大好き」と言われれば「若者は何時間でもあなたとお話ししたいと思いますよ」とスマートにこなし、またエスターが残念な男の子達とのダンスに疲れたら、かっこよく助け出してくれる。そして会場に現れた隣人ジョンを見つければ、踊りながらエスターをジョンの元に届ける。かっこいい紳士的なお爺ちゃん。最高。

スミス家のコミカルで優しいお爺ちゃん…かっこいい紳士的なお爺ちゃんは日本の江戸時代生まれ。その事実に驚く。ああ…この映画は歴史上の時代の人々をカラーの映像で残している映画でもあるのですね。


そういえばスミス家の屋内のライトはガス灯。最後の万国博覧会でのライトアップされた建物を皆で見て喜ぶシーンは、電気のライトが珍しかったからだそうだ。


この映画を…ひねりも毒も何もない、砂糖菓子のような綺麗ごとばかりの昔のハリウッド映画…だと捉えるのなら、それもまた事実だろう。この映画は…例えば70年代の映画のように…人の心理をリアルに掘り下げた映画でもなければ現実を描いた映画でもない。ただの夢物語。しかしその夢物語の後ろには、様々なストーリーがある。「美しい日常を描いた映画」は大戦中の人々の「現実逃避の映画」でもあった。

ほぼ2時間の大作。豪華絢爛。美しく上手い俳優たち。軽快な歌の数々。今の時代にも違和感のないユーモアと家族愛。どれをとってもこの映画が、今から77年も前に制作されたとは思えない。ものすごい偉業だと思います。

昔のハリウッドって本当にすごかったんだね…と思わずにはいられない。そんな映画。そしてその主演で輝く22歳の大女優、ジュディ・ガーランドさん。溜息。すごい映画です。






2021年3月16日火曜日

お猫様H:時間が過ぎるのが早いぞ



んむむ…
もう3月半ば。
最近は日々の過ぎるのが早すぎて、
頭でうまくプロセスできない。
ここのところ猫さんの写真も撮ってなかった
これは2月の写真





2021年3月15日月曜日

Lake Street Dive – Hypotheticals (2021)



いいね



Lake Street Dive – Hypotheticals (2021)
Album: Obviously
Released: March 12, 2021
℗ 2021 NONESUCH RECORDS INC. FOR THE UNITED STATES 
AND WEA INTERNATIONAL INC. FOR 
THE WORLD OUTSIDE THE UNITED STATES.



先週『The Late Show with Stephen Colbert』に出て来たバンド。大人のポップス。ちゃんとメロディーがあってポップ。そう。この曲にはメロディがある。いいことだ。リズムが軽くてお洒落。軽快。

バンドはLake Street Dive。このバンドのことは聞いた事がなかった。2004年に結成されたマルチなジャンルのバンドだそうだ。メンバーは

 Rachael Price – lead vocals, ukulele, guitar
 Mike "McDuck" Olson – trumpet, guitar, piano, organ, vocals
 Bridget Kearney – acoustic bass, electric bass, piano, vocals
 Mike Calabrese – drums, organ, vocals
 Akie Bermiss – keyboards, organ, vocals


ニューヨークのブルックリンをベースに活躍中。上手いバンド。メンバーの多くは家族がミュージシャンだったりしたことから、皆子供の頃よりクラシック音楽をやっていて、音楽の興味がジャズに移行した頃に出会った仲間らしい。60年代のジャズやソウル、ロックから影響を受けているそう。

このスタジオライブの様子では、全員が歌えるのね。上手い。楽しそう。これは実力派のバンドだな。

ルックスもみんな大人。ボーカルのレイチェルさんは髪型のせいか70年代の女性ボーカリストを思い出す。カーリー・サイモンとか。彼女はいい声。バンドのコーラスも心地良い。おちついた大人が余裕でやる音楽。いいですねぇ。

この曲が入った新しいアルバム『Obviously』は3月12日にリリースされたばかり。ほやほやです。


Hypotheticals

Lake Street Dive
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明らかに、私達、何かが始まりそう
これからどうなるか あなたが知っているとは思わない
でも私達 何かあると思う
あなたにも知ってほしいと思った

いろいろと仮説を立てているの
あなたの名前を私の名前の横に書いて
あなたと私が一緒にできることを想像してる
夢で全ての可能性を見たの
あなたは一人 私の横で暮らすべき時
ベイビー もう様子をうかがうのはやめましょう

早急な行動は必要ないけど
これは危険な魅惑、ちょっと怖いくらい
でも攻撃のプランがあるわ
私達をいつかそこに連れて行くつもり わかってる
プランAとプランBがあって
それにもしどうしても必要なら プランCにも行ける
何をやっても あなたと一緒にいられるなら

いろいろと仮説を立てているの
あなたの名前を私の名前の横に書いて
あなたと私が一緒にできることを想像してる
夢で全ての可能性を見たの
あなたは一人 私のそばで暮らすべき時
ベイビー もう様子を見るのはやめましょう

誰も未来のことはわからない
天気予報士も時々雨に降られるでしょ
でもあなたの中に 今まで見たこともないものが見えるの
確かじゃないかも 違う 違うかも
でも試して見る価値はあると思う

仮説は イエス
理論的には 永遠
何が起こるか見ましょう
でも私たち決して別れないといいわね

(repeat)

いろいろと仮説を立てているの
(仮説を立ててる)
あなたの名前を私の名前の横に書いて
(あなたの名前を私の名前の横に書いて)
あなたと私が一緒にできることを想像してる
夢で全ての可能性を見たの(全ての可能性)
あなたは一人 私のそばで暮らすべき時
ベイビー もう様子を見るのはやめましょう

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Source: Musixmatch
Songwriters: Mike Elizondo / Michael Daniel Calabrese / Bridget Kearney / Rachel Claire Price / Mike S Olson / Aamir Bermiss
Hypotheticals lyrics © Kearnabreezin Tunes, 17 Lake Street Music, Simma Da Na Music, Baby Uncle Music, Akie Bermiss Music



ブラック・サバスのギーザー・バトラー氏が「WAP」はいかんよ!と吼えるわけだ・同感です 私も年寄りだから苦笑



昨日グラミー賞を久しぶりに見てみた。何か見たいものがあったわけでもなくたまたまやってるのに気付いたから見たというだけなのですけど、

ん~…世の中間違ってますよねぇ。


「WAP」はいかんだろう「WAP」は。いやいやいいですよ。表現の自由ですね。アーティストの方々はアートの表現を好きになさって結構ですし、露骨な歌詞を変更してまでグラミー賞のステージでパフォーマンスをするのも結構。しかし私個人的には、

嫌いですよ。下品極まりない。好きになる要素もゼロ。アイデアも捻りもなにもないただの不快なゴミ。最低。こういうのがうける世の中も困ったものだと思う。世も末。



私がこの曲を最初に見たのは去年の夏の頃の『The Late Late Show with James Corden』だったと思う。コーデン君はあの調子でゲラゲラ笑ってるし、まぁキワモノの冗談ソングだと思ってました。ところがこの曲、大ヒット曲らしいのですね。まじですか? それだけでなく、この曲は「女性を元気にする曲」だとかで評判なのだそうだ。

おまけに…今のアメリカは妙なことになっていて…どうやらこの曲を否定すると、一発で頭の固いキリスト教徒の保守主義者になってしまうらしいのだ。え~わたし平均的な普通の人。少しリベラル寄りだけれど常識的な大人のつもり。キリスト教徒でもない。

しかし今、自由を愛する者は皆この曲を温かく受け入れるのが普通らしいぞ。まじですか?


こんなもん何がいいのだ?女性を元気づける?本当ですか? むしろこういうものを賛辞しなければならない空気の方が異常だと私は思うが。 例えば家族の集うディナーテーブルで、10歳の女の子と75歳のお婆ちゃんの前で、自由に露骨なエロ話ができる世の中になることが女性を元気にしていると言えるのか? ヒットソングとはそういう影響力があるものですよね。

まぁいいんだけどさ。私も年寄りだから。わからんね。今の流行り。私が何のことを言っているのか「WAP」のことをご存知ない方は検索を。おすすめしません。

というわけで今の世の中で、誰かこれに文句を言うまともな人はいないかと探したら、ブラック・サバスのベーシストが常識的な意見をおっしゃっていた。正しい。彼がまとも。大人です。というわけでこの『NME』誌の記事は既にプロの翻訳で日本語の記事になっているのですが、個人的に記録に残したかったので私の和訳。去年の11月の記事。


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元記事はこれ
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Black Sabbath’s Geezer Butler on ‘WAP’: “Cardi B pisses me off with that ‘WAP’ song. It’s disgusting!”

"Then again, I'm 71. A bloody old goat"

ブラック・サバスのギーザー・バトラーが「WAP」について:「カーディBはあの「WAP」で俺を苛立たせる!最低だぜ!
だけど俺は71歳の老いぼれジジイだからさ

By Sam Moore
10th November 2020


Black Sabbath‘s Geezer Butler has criticised Cardi B and Megan Thee Stallion‘s collaborative hit single ‘WAP’, saying that Cardi “pisses me off” with the “disgusting” song.
ブラック・サバスのギーザー・バトラーが、カーディ・Bとミーガン・ジー・スタリオンのコラボのヒットシングル「WAP」を批判。カーディは俺をあの「卑猥な歌」で苛立たせる…と言う。

「WAP」は8月のリリースから2020年の最大のヒット曲となった。全米シングル曲の、初週でのストリーミング数で歴代最大数を記録し、米国と英国で1位に到達。またこの曲は女性に力を与えるメッセージを送っていると賛辞を贈られている。

しかしながらブラック・サバスのベーシストのバトラー氏は『Kerrang!』の新しいインタビューで彼の個人的な不服を述べた…彼は、先月再リリースされた1997年の彼のソロ・アルバム『Black Science』の曲「Unspeakable Elvis」について話していた。

「つまり新しい音楽が出てくれば、どんなものでも悪魔の音楽だと見られるということだね」バトラー氏は「Unspeakable Elvis」の歌詞について説明した。「エルビス・プレスリーが出てきた時のことを覚えてるよ。皆彼のことをサタンだと言っていた。そして60年代70年代になったら、彼はアメリカの国宝になったんだよ」

「新しい音楽の波がくるといつもそうなんだよ。メタルとか、明らかにね。サバスが出た時もキリスト教徒は怒り狂っていたよ。そしてラップが出てきたら、人々はラッパーの言葉づかいに憤慨していた」

「しかし俺は言う。ともかくカーディーBはあの歌「WAP」で俺を苛立たせるんだよ」「おぞましいね。しょうがないけどさ」

『Kerrang!』誌は、バトラー氏が「WAP」の「性的に露骨な歌詞の影響」に特に憤慨していると記す。「俺の友人はこの歌の事を知らなかったんだよ。彼の10歳の娘さんがこの歌を歌っていてね。」

「俺は「え?何だって?」と言ったんだよ。アルバムにこんな曲を入れるのは構わないよ。しかしシングルとしてこれを出すのか?あんまりだよね」

「とは言っても俺も71歳で、老いぼれジジイだからさ」

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そうなんっすよ。そうそうギーザー先生。そのとおり。アーティストがアルバム内でやるのなら何をやってもいいんですよ実際。何の問題もない。しかしあの曲をシングルで出して、それがラジオで流れてテレビでパフォーマンスされて…小学生がそれを歌う…って、そんな世の中狂ってると思う。

問題は「WAP」のオリジナルの歌詞。クリーンver.とかラジオ用ver.じゃなくて、オリジナルの歌詞。あれが酷い。本当に酷い。本当に不快。あれは言葉の暴力だと思う。あんな露骨な内容を歌詞にするもんじゃない。最低だ。世も末。

個人的にはグラミー賞でのカーディさんとミーガンさんのパフォーマンスは何の問題もなし。あの程度の格好は普通。お二人とも魅力的だしね。お尻を振るのはね~…今どきはしょうがないんだろうな。

あくまでもあの酷い歌詞の事を言っている。あれはダメだ。念のため追記しておく。

…海亀も年寄りだからさ。しょうがないわ



2021年3月10日水曜日

TBS 『逃げるは恥だが役に立つガンバレ人類!新春スペシャル!! 』・感想



お正月に放送されたものをやっと拝見。日本での放送は1月2日。


あらすじ
家庭という仕事場の「共同経営者」である森山みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野 源)。共働きとなり、二人で家事の分配をしながら平和に暮らしていた。そこでみくりの妊娠が発覚。


これはこれは…とても野心的なドラマ。力作です。 

以前のテレビドラマのシリーズの雰囲気もキャラクター達もそのまま…その彼らの4年後を描く。 以前のドラマでみくりさんと平匡さんが議論を重ねて「現代の男女のあり方」を見せてくれたように、今回もお二人が「子供を持つこと」をめぐる様々な事柄を問題提議。てんこ盛りです。おまけに新型コロナまで襲ってきた。それらを全部まとめて綺麗に感動的に仕上げたドラマ。お見事。面白かった!

本当に様々な事柄が出てきて、それでも話がスムースに流れているのが見事。2時間の間にものすごい情報量。力技。ほぉーと何度も考えさせられた。そしてドラマとしても面白い。


今回のメインのお題は「親になること」。子供を持つことをめぐって2人の生活の変化、そして社会とのかかわり方等々、様々な事柄を問題提議。親になるとは? 私は自分の30代を「親になること」を経験せずに過ごしてしまったので、大変興味深く拝見。初めて知ることも多い。そしてこの話は「今の時代に親になる話」でもありますね。みくりさんのお母さん役の富田靖子さんを見て「これは…私の世代に孫が生まれる話なのだ」と少し妙な気持ちにもなった。 


ネタバレ注意

個人的に一番身を乗り出したのは、(夫婦が親になることをめぐっての)会社での働き方の問題。私は以前から日本の働き方…会社のあり方や、仕事に対する常識等々…会社や社会が人々に無理を強いている現状…が気になっているので、このドラマでそれを取り上げて正論を言っているのが嬉しかった。大きな拍手です。

女性が会社勤めをしていて、仕事のやりくりから妊娠をためらう状況説明
子供を持つのに順番待ちが必要。生みたいときに生めない。

そしてみくりさんが妊娠。夫婦二人が産休や育休を取る事が難しそうな状況での二人の言葉
子供って夫婦で、社会で育てるものですよね。
そもそも仕事を休めないって事自体が異常ですよね。

そこで「平匡さんが育休を取る事」へ文句を言う上司の灰原氏に、沼田氏が説教
なんで怒ってるの?原因は?
 ① 長く休みを取るから?
 ② 男が育休をとるから?
 ③ 男が長く育休をとるから?
それさ、育休だから嫌なの?他の理由だったら?例えば突然の事故。家族の病気の介護。自分自身の体調が崩れる場合もあるよね。いつ誰が長い休みをとるかなんてわからない。働いてるのは人間なんだから、そういうことでしょ。その時何が大事かって言ったら、誰が休んでも仕事は回る。帰ってこられる環境を普段から作っておくこと。それが職場におけるリスク管理。

ふおぉおおおっ素晴らしい!素晴らしいぞ!そうだ!そのとおり!いいですねぇ。そうそう。仕事のやり方の見直し。リスク管理ができているなら、誰もが育休を取れる状況にもなる。

そしてみくりさんと平匡さんは(現状では皆が遠慮して取りずらい)育休をしっかり「さも当然」と取って、会社で「育休を取る」前例を作るなどと言ってました。いいぞ。どんどんやって。

これはいい話。権利が認められているにもかかわらず、日本の働き方のスタンダードが…社員は有給休暇もろくに取れない。育休も取れない、…日頃から残業も当たり前、何事も社員が無理をすることが当たり前…なら、そのような日本の働き方の常識は変えていったほうがいい。ドラマで問題提議をしてくれることは素晴らしいと思う。大きな拍手。

こういうことは国民全体でじっくり話し合ったほうがいいと思う。NHKで様々な人々を呼んで討論をやらせるとか方法はありそう。こういうドラマが、皆が意識を変えていくきっかけになればいいと思う。もちろん個人的な意見です。


子供を持つことによるお二人の日常の変化も興味を持って拝見。みくりさんは身体が辛いし、また理解があって優しく真面目で頑張り屋の平匡さんはストレスで壊れそう。大変。そしてついに赤ちゃんが生まれて…二人でお世話をする様子は微笑ましい。幸せだ。いい夫婦です。

ロボホンが出てきたぞ。

男性はいかに父親になるか…平匡さんの気持ちの変化
最初は妊娠の報告にも塩対応。男性は実感がわかない。夫が「女性をサポートします」ではなく夫婦で「一緒に勉強して一緒に親になる」。平匡の父「男としてしっかりしろ」。理想の父親とは何だろう。平匡さんも不安。しかし誰にも相談できずに一人で溜め込んで苦しむ…「男らしくあらねば」それもまた呪いかも。

親になることは男性にとっても大きな変化。平匡さんは真面目で頑張り屋さんだから、全てのことにいっぱいいっぱいになっている。それに気付いたみくりさんが平匡さんを労わる。男女共に「初めて親になること」の不安の共有と理解。いい夫婦です。

そして2020年2月。赤ちゃんが生まれる。平匡さん「生物だ。生きてますね」←笑
いい表情をなさってます。特に新垣さんが優しい表情。赤ちゃんの魔法ですね。  


みくりと平匡の正式な結婚
な~んと…籍を入れていなかったのですね。事実婚だったのか。びっくりした。前のドラマの最後もそういう設定でしたっけ。子供が生まれることになって正式に結婚することになった。夫婦別姓の問題も話し合い。みくりさんが津崎を名乗ることに。婚姻届を出してすんなりと結婚。双方の両親は結婚式は?…とは言わなかったのかな。

百合ちゃん(伯母)
17歳年下の風見さんとは別れていた。理由は「どうしてこんなにしんどい。頑張れなかった」
そして彼女に子宮体癌が見つかって手術をすることに。諸々の事情から助けが呼べない。高校時代の友人に連絡を取ってきてもらう。独り身にももっと優しい社会を。

LGBT
百合の高校時代の女友達は女性が好き。彼女はずっと悩んだが現在は恋人と暮らす「今は自分を認められてるし、堂々と彼女とつきあうこともできた」

共に暮らす沼田と梅原「同性のパートナーは死に目に会えない」←なぜなら病室に家族しか入れない場合があるから。これ大切なポイント。これは問題の一例ですが、だから同性婚は正式に認められるべきなのですよ。現代社会の婚姻の意味とは(どのような性であれ)二人の人が共に寄り添い助け合って暮らし…それが家族として社会に認められること。同性婚を法制化するということは、彼/彼女らが正式に家族になるということ。というのも世の中には(上の例のように)正式な家族でなければ認められないことが多いからです。彼/彼女らが幸せに暮らす権利。これに反対する理由がわからない。皆が幸せになれる社会であってほしい。

そしてCOVID-19
2020年3月。二人で話し合って東京と千葉で別れて暮らすことにする。それが最善の方法だと結論を出した。みくりさんは実家へ避難。これは辛いですね。平匡さんは赤ちゃんに会えないのが辛い。みくりさんも東京に一人残った平匡さんを心配する。

そして5月過ぎ、再会。平匡さん「この子が出来たかもって言われた時からもっと楽しめばよかった。…こんなに近くにいられるんだから。おかえり」ハグ。よかったですね。


いい話だったので、内容を長々と記録しました。お題が盛りだくさんのすごいドラマ。お二人に赤ちゃんが生まれて様々な困難を乗り越えて、最後はハグしあえてよかった。

今の30代…(もしかしたら私の子供の世代かもしれない)若い方々のドラマを見てまた感動してしまった。時代は回って若い方々が新しい時代を作っていく。ポジティブなメッセージが素晴らしい。大きな拍手。

お二人はいい夫婦です。以前のドラマもよかったし、今回のスペシャルも素晴らしかった。お二人をまた見たい。見守りたい。応援したい。今後また数年後に、亜江ちゃんが大きくなって小さい弟なんかもいたりして…、みくりさんが30代半ば、平匡さん40代でパパとママをやっているのも見てみたい。シリーズ化するといいな。



2021年3月4日木曜日

Ava Max - My Head & My Heart (2020)



攻撃的だ



Ava Max - My Head & My Heart (2020)
Album: Heaven & Hell
Released: September 18, 2020
ATLANTIC RECORDS, ℗ 2020 ARTIST PARTNER GROUP, INC

Official Performance Video (LIVE)
Official Acoustic Version
歌がうまいうまい



これはキャッチー。それにしても攻撃的なMVだ。彼女はルックスも独特でダンスも上手い。カリスマがありますね。すごいなぁ。レディ・ガガにちょっと似てるかも。歌も上手い。かっこいです。気の強そうな元気のいい女性ポップシンガーはいい。

近年野太い声のポップシンガーがうけてるのかな。  Dua Lipaちゃんも声が太いですね。ガガ姐さんの声も太い。


Ava Maxさんとは
エイバ・マックスさん、本名Amanda Ava Kociさんはアメリカ。ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれの27歳。現在のベースはカリフォルニア。1994年生まれ。新しい人が出てきますねぇ。彼女は既に大ヒット曲があって、2018年リリースの「Sweet but Psycho」は欧州各国で1位になったそう。アメリカでは10位だったそうだ。彼女はルーツが東欧のアルバニア共和国。エキゾティックなルックスがかっこいいです。



映画『十二人の怒れる男/12 Angry Men』(1957):偏見に打ち勝つ正義!







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『12 Angry Men(1957年)/米/モノクロ
/96分/監督:Sidney Lumet』
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先日、日本のドラマ『坂の途中の家』を見た後、旦那Aとアメリカの陪審制度について話していた。旦那Aが「『十二人の怒れる男』は見た?」と聞くので「見てないよ」と言うと、Aが「ええええっあの映画を見てないの?そりゃー見なきゃ、見ろ見ろ、そうだ俺が予約録画してやる」とテレビ放送を見つけて予約した。というわけで先週の週末に見ることになった。

そうなのだ。この映画は名作なのですよ。わかっているのですよ。これを見ずして映画ファンを名乗るべからず…そうですそうですそうなのだけど今まで機会がなかった。だってアメリカの陪審員制度と言われても昔の日本はそういう制度がなかったもんね。つまり興味がなかったのだ。

というわけでついに見た。 わかりやすかった。白黒映画で古い映画で室内劇だし、そもそも陪審制度に興味が無かった…と言い訳していたけれど何の心配もなかったです。テンポがいい。無駄が無い。あ…いや…途中でちょっと寝そうになったけど。しかし全部見ました。筋を覚えているから居眠りせずに見れたと思う。


★あらすじ
12人の陪審員が16歳の少年を父親殺しの罪で有罪か無罪かを決める。有罪になれば少年の死刑が決定する。ただし陪審員の12人全員が合意しなければ決定とはならない。ストーリーはまず12人の陪審員の1人(ヘンリー・フォンダ)が無罪を主張。それ以外の11人は有罪だと言う。そこからいかに12人全員が評決に達するのか。暑い夏の日、一室に篭って12人全員が証拠を再検証し結論を出すまで議論する。台詞ばかりの室内劇。


この映画のテーマは偏見に打ち勝つ正義。今こそホットトピックな内容。1957年の映画であるにもかかわらず、偏見を真正面から扱ったテーマに少し驚く。50年代のアメリカなんてありとあらゆる偏見がバリバリに存在した時代。そんな時代に偏見をテーマにした映画が撮られる。興味深いですね。このテーマが時代を超えて傑作とされる理由の一つなのだろう。

またこの映画は、構成がシンプルでわかりやすい。部屋の中で12人の論議を見るだけの話なのに、無駄が無く、テンポ良く話が進むので引き込まれる。わかりやすいことも名作と言われる理由なのだろうと思う。


★ネタバレ注意

スラム街に住む少年の父親が刺殺された。証人は2人。少年と父親の住むアパートと線路を挟んだ向かいのアパートの女性。そして少年のアパートの下の階に住む老人。女性は走りすぎる電車の窓を通して殺人の瞬間を見たと言い、老人は事件時の声と音を聞いて部屋のドアを開けたところ、少年が階段を走り去るのを見たと言う。少年は珍しいナイフを使っていた。少年は事件のあった時間に映画館で映画を見ていたと言うが、何の映画を見たのか答えられなかった。


陪審員のメンバーは様々な人々から構成されている。性格、年齢、育ちの違い、偏見を持つ者、事件への興味の大きさ、社会的立場や職の違いなど皆それぞれ。外国語訛りのある者もいる。陪審員同士の中にも偏見が存在する。そんな様々な陪審員達が証拠、証言の検証を重ねて論議をし、全員が偏見に左右されない公正な判断をして結論を導き出すのが大きなテーマ。

また映画として構成はシンプル。法廷に提出された証拠や証言に疑いを持ち、それを一つ一検証してその結果、陪審員達がひとりひとり考えを変えていく様子は大変わかりやすい。…この証拠はおかしい。これは無理があるだろう。曲解していないか。物的証拠は確かなのか。証人の立場は公正なのか。証言は可能なのか不可能なのか間違っていないか…。それらを検証した結果、おかしいと思った者が一人一人考えを変えていく。ストーリーの構成に無駄が無い


証拠や証言を検証し結果を出していくプロセスは比較的スムースに進む。あくまでもわかりやすく検証は進んでいく。陪審員達は偏見や都合で言動もそれぞれだが、結果はぽんぽんと決まっていく。(誰もが持つ)偏見に打ち勝つことをテーマにした内容、そしてその内容をわかりやすく伝えるために話の構成を複雑にしなかったことが、この作品が名作、傑作と言われる理由なのだろう。

ストーリーに影響する裏話的なものは、最後に意見を変える陪審員(3番)の話。彼が少年の有罪意見に固執した理由が最後に明かされる。それが最後の驚きの種明かし場面なのだろうが、私には正直そこが一番納得できない場面だった…彼の意固地さの理由としては弱いと思った。反対に上手いなと思ったのはスラム街出身の5番陪審員のナイフの知識。なるほどと思った。


それにしてもこのシンプルさ、わかりやすさは時代的なものだろうか? もし今の時代の映画なら、おそらくストーリーはもっと複雑になるだろう。子供の過去を覗き、子供と父親の関係を掘り下げ、父親がアル中だとか母親がネグレクトをしていたとか、(アガサ・クリスティ的に)陪審員それぞれの問題をもっと掘り下げたり、事件の再現シーンや個人のフラッシュバックのシーンなど…もっともっと枝葉を広げ内容を膨らませて2時間ぐらいの映画にしそうだと思った。


この映画が作られてから64年。今の時代の同じテーマの映画を想像すれば、この映画はあまりにも簡単に全てが解決してしまうので、多少予定調和的にさえ見えてしまうのは仕方が無い。しかし無駄を省いてシンプルに、誰にでもわかりやすく、少しのスパイスと驚きで綺麗にまとめ、時代を超えて偏見に打ち勝つ正義を説いたこの映画が名作と言われるのは納得できる。


こういう映画だったとは知らなかった。深い心理劇ではないけれど、思ったよりも面白かった。見て感動するとか言葉が心に沁みる…などということは無いが、理詰め理詰めで96分、ぽんぽんぽんと解決していくから飽きない。室内劇なのにエネルギーが大きい。男ばかりが大声でガミガミとうるさい映画だけれど、96分間中だるみすることなくテンポ良く進んでいくのは見事。

他の映画通の方の批評をちょっと見てみたのだけれど、どうやらカメラワークも巧みらしいですね。室内の撮影だからこそ効果的なカメラワークは大切なのだそうな。なるほど。



2021年3月3日水曜日

蘭の花 2021年-①+ お雛様



今年も蘭の花が咲いた。今年は4鉢全部花芽が伸びた。
2月19日の夜に1つ目の蕾が開き始めて…リトルショップオブホラーズみたい
2月22日に2つ目が開いた。
2月24日に3つ目が開き始め、
今日3月3日、4つ全部咲いてます。
本日の主役

今日は寝坊してお昼の散らし寿司が作れなかった。今あまり買い物に行かないので、今年のお供えはのど飴です。