もしPerfumeが西洋のグループだったら
Martin Solveig, Roy Woods - Juliet & Romeo (2019)
A Positiva / Virgin EMI Records release;
心地良い良曲。
Martin Solveigさんは、フランス人のDJ、レコード・プロデューサー。1976年生まれの43歳。欧州ではよく売れている方らしいです。このMVの白人のおじさんです。
Roy Woodsさんはカナダ人のシンガー、ラッパー、ソングライター。1996年生まれの23歳。EDM系のシンガーというよりも、Hip hopやR&Bのアーティストらしいです。アフリカ系のお方。まだお若いですが、アメリカで2017年のアルバム『Say Less』がR&Bのジャンルで結構売れたらしい。いい声。
この曲はAメロとキャッチーなコーラスだけの構成ですが、アレンジに色んな音が入っているので変化があっていい。まぁ単純な印象ですけどね…音が心地良い。ただ展開がないので少し物足りない。何よりもこの曲はシンガーのRoy Woodsさんの声に救われてますね。いい声です。
さて話は変わるけれど、このビデオに出てくる数人の女性のダンサー達。綺麗な女の子達ですが、彼女達を見ていてふと思った。「もしPerfumeが西洋のグループだったら。30歳の今なら間違いなくこの女の子達のような衣装を着せられていただろう…」綺麗なカラダにずいぶんよく肌の見える衣装。ただ筋肉がかっこいいのであまりHな感じはしない。肉体礼賛は西洋の文化で、それを私達も見慣れているのでやっぱりかっこいいなと思う。
★追記
…ちょっとまて…このMV、見れば見るほどPerfumeのプロモのビジュアルに似ている気がしてきた。パクリというよりもインスパイアという感じですが
・浮かぶ雲ならぬ…浮かぶ岩→EverydayのMV
・水の溢れる床→氷結のCMのGlitter
・透明な素材の衣装や肩パッド→Future Popのアルバムジャケット
・Roy Woodsさんの顔に描かれた文字→Storyのライブ
・スクリーンの間を歩く→1mmのMV
それ以外にもリニアモーターガールの黒衣装とか、Electro WorldのMVみたいな衣装に冬の景色とか…いろいろありますよねぇ。