録画予約しているTV JAPANでの放送の「SONGS」。いつも他のことをやりながら流し見をするのだけれど、玉置浩二さんの歌のうまさに改めてびっくりして、録画を止めてちゃんと見直した。
このお方が「歌がうまい」というのはどこかで聞いていた。(詳しくは覚えていないのだけれど)どなたか日本の音楽関係のプロの方がおっしゃっていたのを聞いたのではなかったかと思う。
私の玉置さんの歌声の記憶は大昔の安全地帯の「ワインレッドの心」だけ。1984年だそうだ。たぶんその1曲しか知らない。私はそのあたりから(意地のように)洋楽ばかりを聴くようになって日本の音楽を全く聴かなくなってしまったので、安全地帯の曲も「ワインレッドの心」以外は全く知らない。だから「玉置浩二は歌がうまい」という話にも「え?そうなの?」と思った。
彼の「うまい」評判を聞いていたので「あ…テレビでやるなら聴いてみよう」と軽く聴いてみた。
いや~いいお声
なーんと素晴らしい。
いい声。
これは色気だな。
なんだろう…
気持ちのいい声
歌のうまいお方は世の中に沢山いる…だから「うまいこと」は珍しいことではない。しかし…うーん…なんだろう…。
味?
やっぱり色気かな本当にいい声だ
心地よい声
気持ちいい声
このお方の声は「うまい」だけではない気がする。なんだろう…? 不思議なんですよ。1984年に「ワインレッドの心」を聴いていた頃は、そんなにいいとは思わなかったと思う。今、どうして彼の声はこんなに気持ちがいいのだろう?
60歳の方の声は、普通はそんなにいいものではないですよね。肉体的な声のピークは過ぎているはず。それなのに玉置さんは若い頃より今の声のほうがいいかも。やっぱり色気?
番組でお歌いになったのは
・オレンジ
・She Don’t Care
・青い"なす"畑
この4曲を聴いていて「あ~これはライブの人だわ。たぶんこれらの曲はスタジオver.よりライブのほうがいいはず」と直ぐに思った。本当にうまい人はライブがいい。
素晴らしいパフォーマンスとは…いや、(全ての芸術において)人の作り出す最高のものとは…その人の作り出したものにその人のエネルギーがいかに沢山出ているか…ではないかと思うのだけれど、「ライブがいい人」というは、ライブでのパフォーマンスにエネルギーが出る人…だと思う。
玉置さんはそういうお方だと思った。そのエネルギーが味であり色気であるのだろう。
聴けてよかったです。
玉置さんの声を知ることができてよかった記録しておきましょう。