能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2023年12月22日金曜日

TBS 日曜劇場『下剋上球児』第10話/最終話



TBS 日曜劇場『下剋上球児』。日本での放送は2023年10月15日から。TV Japanにて。


今見終わった。よかった~。面白かった。なによりも若い俳優さん達の野球の場面がいい。珠玉。本当にいい俳優さん達だ。彼らのことはきっと忘れない。

まずこのドラマで初めて出会った若い俳優さん達の名前をメモしておこう。私が気合を入れて見たのが第9話と10話なので印象に残った2018年の3年生の選手達。

犬塚翔(中沢元紀) エース・ピッチャーの翔くん。
椿谷真倫(伊藤あさひ) 目の大きな細面のキャプテン
久我原篤史(橘 優輝)カールロン毛の俊足
根室知廣(兵頭功海) ハンサムな悩み多いピッチャー
楡伸次郎(生田俊平) がっしり本物の球児っぽい
日沖壮磨(小林虎之介) 坊主頭のキャッチャーかわいい

みんな素晴らしかったです。本物の選手のようだった。本当の野球の試合を見ているようにドキドキした。彼らの輝きが見れたことがこのドラマの一番よかったところ。皆さん表情が素晴らしい。いい役者さん達。瑞々しい。この若者達のこれからのご活躍を楽しみにしてます。

役者さん達の表情や動きが素晴らしいのは、撮影のスタッフの方々にスポーツを印象的に撮る技があったのだろうと思う。臨場感のある野球のシーンに興奮しました。人物達の繊細な表情の変化を捉えるカメラも編集も素晴らしかった。例えば翔君と根室君の繊細な表情の変化。彼らは試合中と普段の表情が全く違う。それを捉えるカメラもすごいし、その一瞬の表情の変化を効果的に使う編集も素晴らしい。



★ネタバレ注意






県大会の決勝での勝利の後、遠征の資金集めの様子を描き、場面が切り替わって2023年の様子。おっと変化球がきた。その後の選手達の様子は同窓会で描かれる。なるほどな~そういう描き方なのか~。いいと思う。皆それぞれの道を歩んでいるのね。感慨深い。

甲子園での試合の内容はドラマでは描いていない。出場した8月11日のその日、選手たちが球場に入場して観客の歓声を聞くシーンに感動する。皆よかったね。よかったよかった。そして次の場面では試合が終わって、スローモーションの映像の中の選手達。後ろに映ったスコアボードの数字は……。あ~…そうか~。そうだったのか~。それでも選手たちに悔いはなさそうだ。みんないい表情。すごくいい場面だと思った。そうだね。人生は色々ある。でも彼らが甲子園に行ったのは事実。な~んてまた感動してしまう。

というわけで最終話もよかった。第9話と第10話ですっかり選手達のファンになってしまった。


全体のことを少し。

このドラマは中心に据える話を間違えたのではないかと思う。私は第9話でやっとスイッチが入った者なのであまり大きなことは言えないが、だからこそその理由を書いておこうと思う。私が第9話でやっとスイッチが入った理由は、選手達の野球の試合の様子が素晴らしかったから。若い俳優さん達の頑張りが素敵だったから。皆の真剣な表情がかっこいいと思ったから。だから彼らのことをもっとしっかりと最初から見ていればよかったと今少し後悔している。

問題はこのドラマのフォーカルポイントが野球選手達ではなかったこと。高校野球の話でありながら、ドラマのフォーカルポイントは南雲先生(鈴木亮平)の偽教員免許の話。実はそのせいで私はドラマの途中で少し興味を失った。それから犬塚おじい(小日向文世)のスポンサーシップ云々の話もあった。高校野球の話なのに先生の話や父兄の話の割合が多くていったいこれはなんの話なのだろうと戸惑った。一時期気持ちが離れてしまい、もしかしたら途中で脱落するかもと思った。

見続けてよかった。

だからもったいないと思ったのよ。もし最初から高校生達一人一人をそれぞれを深く掘り下げて、彼らをメインにして皆それぞれのストーリーがありながらも最後は甲子園に立つ…みたいな話にすればもっと感動したと思う。越山高校の野球部の選手達のことをもっと知りたかった。

おそらく制作的には、そしてテレビ局としては、まず有名な俳優さん達を主に持ってきて「視聴者の興味を引く」という意図があったのだろうと思う。確かに私もそれで興味を持ったのは事実。しかし実際にドラマを見たら、有名な俳優さん達よりも若い俳優さん達の方が魅力的に見えてしまっていた。

もちろん鈴木さんを始めとする全ての俳優さん達も皆素晴らしかったです。問題は話の構成。このドラマが何を描きたいのかが途中でわかり辛くなっていたと思う。


それにしてもあの若い男の子達の輝きはなんだろう。みんないい。もし彼らを話の中心として描いていたら、あの俳優さん達はもっと大人気のスターになったんじゃないかと思わずにはいられない。

彼らに出会えてよかった。これからも期待してます。


2023年12月21日木曜日

TSHA, Ellie Goulding & Gregory Porter – Somebody (2023)



若者の孤独



TSHA, Ellie Goulding & Gregory Porter – Somebody (2023)
Somebody – Single
TSHA, Ellie Goulding, Gregory Porter
Released: September 14, 2023
℗ 2023 Ninja Tune



先週からかな?英国のcommercial pop club chartに入っていた。

この歌のテーマは孤独。コロナがあってから辛い思いをしている若い人が多いのだろうと思う。近年孤独や生きづらさをテーマにした曲、それから辛い思いをしている人に寄り添う歌詞の歌が多いと思う。この歌も若者から共感を得ているのだろう。

少し前に取り上げた Jorja Smith - Falling or flying (2023) と同様、音の雰囲気は大人なのだけれど、作曲のメインのTSHAさんはまだかなり若いお方ではないかと思う。


★TSHA
ロンドンの女性Music Producer。このビデオの真ん中の若い女性。2019年にEP『Moonlight』をリリース。それが様々なメディアで高く評価された。2022にはアルバム『Capricorn Sun』、今年10月にはEP 『Flowers』をリリース。今大変期待されている若いアーティストだそう。

★Ellie Goulding
Elena Jane Goulding さん。英国のシンガーソングライター。1986年生まれ。デビューは2009年。今までに出したアルバムは5枚。ほとんどが英国で1位を取ったよく売れているアーティスト。ダンスチャートでもよく名前を見かけるお方。

★Gregory Porter
米国のシンガーソングライター。1971年生まれ。ジャンルはJazz、blues、soul、gospel。カリフォルニア出身でニューヨークに移住。2010年にデビューアルバム『Water』をリリース。今までにグラミー賞のBest Jazz Vocal Albumを2度受賞。


歌詞の…Silly bones、Singing wings…は旦那Aによると一人で浮かれている様子だそうだけれど訳が難しい。Singing wingsは私は鳥かと思った。City's been getting to me は bothered byと同じ…のようなもの



Somebody
TSHA, Ellie Goulding, Gregory Porter
-----------------------------------------------------------------


[Intro]
切実に 誰か 誰かが 必要
私には 誰か 切実に 誰かが 必要


[Verse 1: Ellie Goulding]
自分の年齢よりも 年を取ったように感じる
でもそうじゃない? 家にずっと籠っていると 
身体が 周り中にバラバラになって
立ち上がって 眩暈がしそう
正気さと 純粋さと
おかしくなって たった一人で踊っている 
街が ずっと私を捉えてきた
私を悩ませている 

[Pre-Chorus: Ellie Goulding]
もう何も隠すものはない 
努力すれば私の外見もまだ大丈夫
以前私が誰だったのかもわからない 
それでも問題の火を消そうとしている
このごろは世界がどうなのかもわからない, yeah
でも私には 切実に 誰か 誰かが必要

[Chorus: Gregory Porter & Ellie Goulding]
切実に 誰か 誰かが 必要
私には 誰か 誰かが 必要
誰か 誰かが 必要
私には 切実に 誰か 誰かが 必要


[Verse 2: Ellie Goulding]
私に必要なのは 物事の明確さ
歌う翼 全てを思い起こさせる 
私は自分の殻の中に 貼り付けられていた
暫くの間
あなたの呼吸の仕方に 嫉妬する
上機嫌で 悪びれない様子に
あなたの不在が ずっと私を捉えてきた
私を悩ませている

[Pre-Chorus: Ellie Goulding, Ellie Goulding & Gregory Porter]
もう何も隠すものはない 
努力すれば私の外見もまだ大丈夫
以前私が誰だったのかもわからない 
それでも問題の火を消そうとしている
このごろは世界がどうなのかもわからない, yeah
でも私には 切実に 誰か 誰かが必要

[Chorus: Gregory Porter & Ellie Goulding]
切実に 誰か 誰かが 必要
私には 誰か 誰かが 必要
誰か 誰かが 必要
私には 切実に 誰か 誰かが 必要

-----------------------------------------------------------------
Written By TSHA, Ellie Goulding & MAFRO





2023年12月19日火曜日

映画『アダムス・ファミリー2/Addams family Values』(1993):はみ出し者の幸せ そしてはみ出し者の逆襲!いいぞもっとやれ






-----------------------------------------------------------------------------
『 Addams family Values (1993)/米/カラー
/1h 34m/監督:Barry Sonnenfeld』
-----------------------------------------------------------------------------


この映画はたぶんもう5、6回は見ている。最初に見たのは90年代にビデオ屋でレンタルした時。私は20代で独身の東京住まい。笑った笑った。なんだろうこの面白さ。何度も大声で笑った。

それから後はテレビで放送になったものを何度か見た。そして数日前、またテレビをつけたらやっていたので録画。途中からだけれど旦那Aと再度鑑賞。また笑う。わかっているのにゲラゲラ笑う笑う。

やっぱりこの映画が好きだ。なんだこの愛着は。なぜこんなにおかしいのだろうこの映画。何度見ても笑う。(今まで考えたこともなかったけれど)この映画、間違いなく私のフェイバリット映画リストに入る…とあらためて思った。


キャラクター達が愛しくて愛しくてたまらん。アダムスさんちの家族がみんな好きだ。

ウェンズデーちゃん。クリスティーナ・リッチさんの女優魂。撮影時には12歳ぐらいだったのだろうか。それほど若い年齢であのブラックユーモアの中身を完璧に理解して演じていることに舌を巻く。いや…もう本当にすごいと思うぞ。あのウェンズデーちゃんは見事。本当にお見事。

ダンディーなゴメスさんは色男。モーティシアさんはエレガント。フェスタ叔父さんはかわいい。地味なウェンズデーちゃんの弟パグズリー君。髭の映えた赤ちゃん。みんなみんないい。そして彼らは幸せなんだよな。みんな変だけど幸せな家族なのね。

そしてファミリーへの侵入者・悪女のデビーが最高。おもしろいわ~ジョーン・キューザック。全力投球の力技。デビーを見て笑えない人はいないと思う。彼女はこのデビー役でアカデミー賞を取るべきだった!最高、最高やで!綺麗でかっこいいしセクシー…なのに毎回彼女が出てくるたびに爆笑。なんだなんだなんだ…これは。デビーのキャラは脳の知覚リミットを超える面白さだと思います。



これ「はみ出し者」の映画なのですよね。全員がはみ出し者。変な人々。だからなのだろうな、私がこの映画が好きなのは。きっとそうだ。

人間の生きづらさは、環境の中での自分の位置が定まらないこと、または自分で自分のアイデンティティの把握が難しいと感じる時だろう。私は誰?どうすれば居心地よくこの場に属することができるのか?…それに悩む時、人は生きづらさを感じる。


はみ出し者とはなんらかの理由で世の中の「まっとう」からはずれた人

そしてまたはみ出し者とは、他人の自分に対する妙な反応を見て「自分ははみ出し者に違いない」と自意識を持った人

なんらかの理由で、本人が自分をまっとうだと思えない、まっとうになりたいけれどなれない、それとも本来まっとうなはずの自分の中に「異なるもの」を見つけてそれを否定できない者。

…そんな風に考えれば「世の中の多くの人々はなんらかの理由で皆はみ出し者だと考えることもできる」


重要なのは当事者がそのような自意識のために苦しんでいるのかどうか。もし本人が「人と違うこと」に苦しまないのであれば、はみ出し者にはなんの問題もなし。「変わり者」や「はみ出し者」が周りにあたたかく受け入れられ、その場に居心地よくいられるのなら、はみ出し者であっても幸せになれる。

アダムス・ファミリーとは、そのような少し「普通じゃない人々」が幸せに暮らしている話なのだろう。だから彼らを見ていると私もなんだか嬉しくなる。


世の中の多くの人々は皆なんらかの理由ではみ出し者だと考えることもできる」

しかし人の歴史は、常に「正しい者」「正統な者」「まっとうな者」を世の中の「正義」だとしてきた。個人が、人生のある時期に「もしかしたら自分はまっとうではないのかもしれない」と思う時、それが苦しみを生み出すこともある。


この映画が面白いのはこの映画の真ん中あたり…子供たちのサマーキャンプのシーンで、この映画がいかにも「アメリカのスタンダードで保守的なまっとうな正義の人々」を、もう身も蓋もないほどとことんバカにしつくして悪者に仕立て上げ笑いものにしていること。驚くほどに辛辣に 笑。

ルーザー達の大逆襲!…それがあのウェンズデーとパグズリーの送られたサマーキャンプでの出来事。


私がアメリカの「まっとうな人」と結婚してもう25年以上が過ぎた。まっとうな男・旦那Aを通してアメリカの「スタンダードで保守的な正義の人々」にも触れた。今の私は「まっとうなアメリカの人々」を十分知っているので、この映画の捻くれ具合に…もうこらえ切れず大爆笑。笑いがとまらん。だって私は間違いなくルーザーの側だものへっへへへへ。

いいと思いますよ。まっとうな人々。彼らは常に正しいし実際彼らからは学ぶことも多い。だけどま~なんというか…彼らはつまんない人々なのよ。常に「正しく」あろうとして型にはまっているから、彼らに関することは全てが凡庸。あまりそこは非難しちゃいけないんだろうな。それはいいんだけれど…。 

しかし………人によるけれど………アメリカの正義な人の中には超排他的な人々がいる。正義を振りかざす人々。自分たちが世界で一番優れていて、何も間違っていないと自信満々、胸を張って正義を振りかざす高身長にブロンドで青い目の人々。そのようなアメリカの正義の人々は、きっとアジア人で外国人で見るからにはみ出し者の私の存在が気に入らないのだろうと思う。…上等じゃねえか ですね。そのような方々はいつまでも一生トウモロコシ畑で芋を焼いていればよろしい。

そのような人々と不幸にも交流があったものだから、私は己のはみ出し具合をますます意識せざるをえなかった…本当にアンラッキーなめぐりあわせ。だからこの『アダムス・ファミリー2』をもう一度見て、その内容の「アメリカの正義」への辛辣な非難にあらためて驚き、そして嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらんたまらんたまらんうひゃひゃひゃひゃ…。いいぞ!もっとやれ!もう楽しくてしょうがない。溜飲を下げるとはこういうことだろうね。 旦那Aも笑っているのですけど。あなた元々あちら側の人じゃん 笑。 ちなみに旦那Aは私が「正義の人々」に文句ブーブーなことをよく理解している。

サマーキャンプでのウェンズデー姉弟の矯正洗脳の場面で『サウンド・オブ・ミュージック』の曲が流れて私は膝を叩いて大喜び。ワタクシあの映画があまり好きではない。一方的な正義礼賛の映画。旦那Aに出会った頃「私あの映画見たことないよ」と言ったらものすごく驚かれた。そんなあなたたちのスタンダード、しらんがな。…そんなことも思い出して今回二人で大笑い。


少し個人的な思いで、サマーキャンプの事ばかり書いたけれど、映画全体もとても面白いです。ジョーン・キューザックには毎回爆笑する。いい映画です。

実はこの映画の後で1991年リリースの『アダムス・ファミリー』も見たけれどほとんど記憶がない。『2』の方が面白いです。


はみ出し者の映画には心惹かれる。『アダムス・ファミリー』シリーズも、『ロッキー・ホラー・ショー』も『シザーハンズ』も『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』その他ティム・バートンの映画もみんな好きだわ。『グレーテスト・ショーマン』にも泣いたな。


それにしてもこれだけ「正義のアメリカ」を嘲笑している映画なのに、アメリカでそのことに文句を言っている感想をあまり見かけないのは不思議。もっと文句が出そうなのにね。昔の映画だから知らないのかな。


2023年12月18日月曜日

映画『DC がんばれ!スーパーペット/DC League of Super-Pets』(2022):実験用モルモットの怒りの炎






-----------------------------------------------------------------------------
『DC League of Super-Pets (2022)/米・豪/カラー
/1h 45m/監督:Jared Stern, Sam J. Levine』
-----------------------------------------------------------------------------



週末にテレビでやっていたのをたまたま見つけてそのまま見始めた。最初の5分くらいは見逃したのだろうと思うがそのまま見た。

可もなく不可もなく。特に傑作でもないが悪くもない。深く考えさせられるわけでもないが十分かわいいし楽しめる。何よりも尺が長くないので気負わずに見れる。それがいい。

中だるみする場面はあったと思う。ペット達が集まってネタをわちゃわちゃしているところは少しスローに感じた。他愛ないジョークに浅く笑う。全体に悪くはないのだが、心がドキドキして驚いてときめくほどではなかった。十分面白いけど。


一番驚いたのは、悪役・裸のモルモットが最後にオレンジのクリプトナイトを血管だか神経系だかに取り入れて巨大化、狂暴化する様子。その狂暴化、巨大化のエネルギーがすごい。本当に大変な破壊力だ笑。オレンジに燃え上ってどんどん大きくなり、周り中のものを燃えつくす。その様子がものすごかった。私は近年のヒーローものの映画をほとんど見ていないので、こういう映像の魔法には驚く。


様々なDC系のヒーロー達が一応出ているのだけれど、私にわかるのは大昔のクリストファー・リーブのスーパーマンと初期マイケル・キートンのバットマン。両方とも1980年代の映画。ずいぶん昔だ。バットマン・シリーズは後からも沢山出たけれどあまりピンとこなかった。ゴメンネ。

そもそもこの映画はあくまでもペット達が主人公。スーパーヒーロー達はペット達に救われるのみでほとんど出てこない。

というわけでDCコミックにあまり思い入れも無くさらっと見たけれど、お気楽におうちで見るには楽しかったです。最後はヒーロー達にそれぞれペットが出来てよかったネ。

そうだ…そういえば、劇中の音楽が昔の洋楽ヒット曲なのがおかしい。もしかして年寄りの音楽趣味?上のトレイラーにもサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」とハウスオブペインの「ジャンプアラウンド」が流れているし、ヨーロッパの「ファイナルカウントダウン」とプロディジーの「ファイアー・スターター」も劇中に流れたと思う。なんで?笑

声優に大物の俳優さん達を使っているのに驚いた。バットマンがキアヌ・リーブスとは全然わからなかったぜ。



お猫様H:幸せの風景





朝、メインのベッドルームから出て猫部屋のベッドに移動。お腹にiPadを乗せてニュースなどを見ていると猫さんがやってきて「遊んでよ」と催促。「もう少し待って、もうちょっとまって…」と撫でれば猫さんは噛む。蹴る。人間はそのままうとうと寝てしまう。次に目を開けたら猫さんも隣で寝落ちしていた。

今まで色んな場所に行って色んなものを見たけれど、たぶん幸せの風景とはこういうものだ…とこの写真を撮りながら思った。この瞬間が私の一番幸せな時なのだと。


2023年12月17日日曜日

Superfly – Ashes (2023)・TBC「下剋上球児」主題歌



かっこいい



Superfly – Ashes (2023)
Ashes – Single
Superfly
Released: November 5, 2023
A UNIVERSAL SIGMA release; ℗ 2023 UNIVERSAL MUSIC LLC



TBS 日曜劇場『下剋上球児』の主題歌、Superflyさんの「Ashes」。いい曲です。かっこいい曲。毎回一番盛り上がるところでこの曲がかかる。誰が歌っているのだろうと思っていた。バックの音がバンドの音なのでバンドの曲かと思っていた。調べたらなんと Superfly さん!!!あっ…このお方は上手いお方。伸びる声。あ~そうか~と何度もうなずく。さすがです。

冒頭からアレンジがクリアで非常に気持ちのいい音。楽器の音と声がクリアに聴こえる。だからバンドの曲だろうと思っていた。普段EDMばかり聴いている私の耳にはとても気持ちいい。


それにしてもこの高校野球のドラマの一番熱くなる場面で流れるこの曲、毎回いいと思う。毎回この曲が流れると泣きそうになる。
 

日曜劇場『#下剋上球児』×Superfly「Ashes」
スペシャルコラボMV【TBS】


そして2日前最終回直前にアップされたドラマとのコラボのビデオ。いい。素晴らしい素晴らしい素晴らしい。もうこれを見ながら泣いてるもんね。

なんとかっこいいビデオ。ひとりひとり選手達の真剣な表情が本当にいい。みんな輝いてる。なんと素晴らしい。カメラワークも最高。スローモーションと速いスピードの組み合わせ。編集も最高。若い人達が何かに真剣に打ち込む姿は本当に美しい。みんな悩みながら頑張ってる。感動する。また第9話の録画を見直そう💕


日本では昨日最終回が放送されたらしい。
ここはもうすぐ。楽しみ。




2023年12月15日金曜日

TBS 日曜劇場『下剋上球児』第9話



またまたいいドラマをメモ。
現在放送中のTBS 日曜劇場『下剋上球児』。日本での放送は2023年10月15日から。ここではTV Japanにて。


第9話の準決勝の回がとてもよかった。若い俳優さん達がとてもいい。なんと瑞々しい若者達。彼らの試合の場面が非常に生々しくリアルなので感心して調べたら、皆さん野球の経験のある俳優さん達だったのですね。なるほどやっぱりそうなんだ。

彼らの試合の様子が素晴らしかった。このドラマは様々な野球以外の話も多くて(特に無免許の教師の話などなど)実はなかなか話に集中できなかったのだけれど、この準決勝の試合は良かったぞ。この回は9話のほぼ全部を使って準決勝の試合を描いていて、本当の試合を見ているような気になった。興奮しました。いいね。


準決勝の日。最初にエース・翔くん(中沢元紀)をスタメンからはずし、根室くん(兵頭功海)を投げさせるところからドキドキ。これは爺ちゃん(小日向文世)が怒るぞ。

それにしても根室くんの兵頭さんはいい。このお方は野球をやってましたね…と調べたら彼は「福岡県で準優勝したほどの実力校出身で、投手を務めていた(Wikipedia)」とあった。やっぱり。ところで今TV JapanではWOWOWのドラマ『ドラフトキング』もやっているのだけれど、この兵頭さんはその野球ドラマにも出ています。

そして始まった試合。全編面白かった。編集やカメラの撮り方で臨場感があってすごくよかった。今までいろいろとあった選手達が皆真剣に試合をしていて皆輝いていた。皆かっこよかった。展開も興奮した。

選手達それぞれの表情が本当に素晴らしい。皆試合中の真剣な表情が本当にいい。あれは素の表情をカメラが捉えているのだろうと思う。演技に見えない。


そしてもちろん南雲監督(鈴木亮平)。このドラマで鈴木亮平さんの印象が私の中で変わりました。鈴木さんの今までの印象はどちらかと言えばジェントル・ジャイアント。とにかく紳士的なお方という印象。そしてすぐ泣く(『西郷どん』で思った)。鈴木さんは大柄で紳士的で気配りの人で優しいお父さんタイプでちょっと涙もろい?…そのような印象だったのだけれど、このドラマの試合中の鈴木さんの荒々しさは印象が違う。真剣に怒って怒鳴ってガミガミ言っている。それがいい。とてもいい。

そうなのよ。鈴木さんは普段は優男なので最初は、野球の監督ってどうなのよ?と思った。そしてまたこのドラマは無免許の教師の話もあって、南雲さんが恐縮したり悩んだり泣いたりする場面も沢山あるのだけれど…。しかし試合が始まったら激しいぞ。いいじゃん。昭和のスポ根の先生みたい。南雲監督の真剣さがいい。彼の熱意を受け取って生徒たちも真剣に戦っていた。

そして翔君くんが出てきて…。ひゃ~最後は興奮したわね。


この試合のシーンはどうやって撮ったのだろうと思った。最初に脚本があって、それに沿ってヒットやゴロやスコアの場面を演じて撮ったのだろうと思うけれど、試合の臨場感がすごくて本物の試合を見ているようで面白かったです。

そんなわけで、第9話の試合が大変良かったので記録します。
面白かったわ。

野球いいね。


Superfly – Ashes (2023) TBC「下剋上球児」主題歌