能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年7月16日月曜日

お猫様H:夏のブラッシングAGAIN



またまた夏のブラッシングだらだら
エエキモチ
ちょっと前に紫色の妙なブラシを購入
よく効く
仕上げは顔マッサージから濡れ手ストローク
ふむ…

 
 
 

2018年7月11日水曜日

Billy Porter and MJ Rodriguez – Home (2018)



上手い。



 Billy Porter and MJ Rodriguez – Home (2018)


Home (feat. MJ Rodriguez, Billy Porter and Our Lady J) [From Pose] - Single
Released: Jul 8, 2018
℗ 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation



これもドラマ『POSE』から。主人公BlancaMJ Rodriguezさんが歌い、途中からPrayBilly Porterさんが参加。元歌はミュージカル映画『The Wiz』より。


主人公のBlancaMJ Rodriguezさんはtransgenderの方だそうだ。いやこのドラマは多くの女優さん達がtransgenderの方々で、元々そのことがかなり話題になっていたのだそう。

私はドラマを見始めた頃はそのことをよく知らなくて、実際このドラマに出てくる女優さん達もあまりに女性らしいので、彼女達のことは単に背の高い女優さんだとばかり思っていた。今もどの人がどちらの性なのかよくわからない。皆さんお綺麗なんですよね。

Blancaさんも話す声はほぼ女性。ところがこの歌声はたぶん男性。不思議。話し声は女性らしく作っているんだろうか? このお方も歌がとても上手い。


Billy Porter - For All We Know (2018)



オリジナルは1934年だそう。



Billy Porter - For All We Know (2018)
For All We Know (feat. Billy Porter and Our Lady J) [From Pose] - Single
Released: Jul 8, 2018
℗ 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation


これもドラマ『POSE』から。登場人物の一人Prayが、AIDSを患っている恋人に病院で歌いかける場面。Prayを演じるBilly Porterさんが歌ってます。上手い。

元々プロのシンガー(ミュージカルスター)で俳優、ポップスターとマルチなタレントの方らしいのですが、とにかく上手い。これで泣ける。

オリジナルは1934年の歌で数多くのカバーがリリースされている。このBilly Porterさんのカバーは、1972年のDonny Hathawayのカバーのアレンジだそう。

記録しておきます。



2018年7月10日火曜日

Whitesnake - Is This Love (1987)



ドラマの挿入歌として使われると名曲

 
 
Whitesnake - Is This Love (1987)

Album:  Whitesnake (30th Anniversary Edition)
Released: Jan 1, 1987
℗ 1987, 2017 This Compilation, Whitesnake Productions (Overseas) Ltd. under exclusive license to Parlophone Records Ltd, a Warner Music Group Company for World ex US, Canada & Japan / 2017 Saltburn, LLC, under exclusive license to Rhino Entertainment, a Warner Music Group Company for US, Canada & Japan

 
たった今、米のドラマ『POSE』の6話の録画を見終わった。いや~…このドラマはいいわ。Seriously。泣いた。いくつか泣いた場面があったのだけれど、最後の場面でこの曲が流れて思わず妙な声が出た。心を鷲掴みにされた。これは本当にいいドラマ。

この曲をまさかここで取り上げる日が来るとは。だってベッタベタのラブソングだもん。ちょっと恥ずかしいくらいじゃないですか…。MVはデビカバ氏が当時のデルモのガールフレンドとベタベタしてるやつだし。

しかしこれがいいドラマの場面に流れると最高。

 Is this love that I'm feeling 
 これが愛なんだろうか?僕が感じているもの
 Is this the love that I've been searching for 
 これがずっと捜し求めてきた愛なのか
 Is this love or am I dreaming 
 これが愛なのか?それとも夢を見ているのか?
 This must be love 
 きっとこれが愛に違いない
 'Cause it's really got a hold on me 
 僕を捕らえて離さないから
 A hold on me 
 離さないから

結構なお手前でございます。参りました。

人と人がどうしようもなく惹かれあう場面というのはぐっときます。禁断の恋なんだよね。これは本当にいいドラマ。すごいな。こんなにはまるとは思わなかった。

Whitesnake - Is This Love (1987)
Whitesnake - Still Of The Night (1987)


2018年7月9日月曜日

NHK プレミアムドラマ『弟の夫』全3回・感想








これもちょっと前に日本語放送TV JAPANで放送になったものを録画。全3話。日本での放送は201834日から318日まで。


いやーいい話でした。ほのぼの。一に把瑠都さん、二に把瑠都さん、三に把瑠都さん…という感じでした。把瑠都さんが素晴らしかった。
 
故・高倉健さんが「俳優は生き方が芝居に出る」とおっしゃっていたことを思い出した。このドラマの把瑠都さんは、演技に彼のお人柄…暖かさや優しさが溢れ出てましたね。まー本当に暖かい表情をなさるのね。それがドラマを見ていて一番の楽しみになったほど。
 
特に把瑠都さんのマイクと夏菜ちゃんとのやりとりが微笑ましい。いいシーンが沢山ありました。夏菜ちゃんが大きな熊さんと遊ぶように嬉しそうで可愛かった。
 
 
このお話は、主人公・折口 弥一の家に(カナダに住んでいて亡くなった)ゲイの弟・涼二夫だと言う男・マイクが訊ねてくる…という同性愛者のテーマを扱った作品。しかし話が展開していくにつれて普遍的な家族の物語になってましたね。
 
最初、弥一はマイクに対して不信感を抱いている。ところが娘の夏菜ちゃんがまずマイクさんを大好きになってしまう。そこから弥一の心も溶け始める。「同性愛者だから」と頑なだった弥一が少しずつマイクと打ち解け、最後にはマイクを守るために世間(学校の先生)に立ち向かう。マイクを理解できたことから弟・涼二への愛を思い起こし、その頃にはマイクも弥一の大切な家族になっていた。
 
 
子供はやっぱりすごいな。子供は偏見もなく「いい人」だと思ったらすぐにお友達になれる。把瑠都さんのあの優しそうな表情を見ていると、夏菜ちゃんがマイクさんの事を大好きになるのもわかりますね。このドラマは夏菜ちゃんの存在も大きい。
 
3話の中には、マイクを自然に受け入れる夏菜ちゃんのママ、マイクに興味津々の結姫ちゃん、それを警戒する結姫ちゃんの両親、ゲイである事を悩む中学生の男の子、そして涼二の高校時代のゲイのクラスメート…など様々な人々が出てきますが、全ての事柄が穏やかにストーリーに盛り込まれていたのもよかった。
 
マイクさんがいつもにこにこしていて何があってもとことん穏やかないい人で…、彼のおかげなのか、ドラマ全体に全てのことを(偏見も含めて)優しく包み込むような暖かさが流れてました。
 
最後にマイクが家族をつれてやってくるエンディングもいい。外国人と結婚した者から見ると、このドラマは「外国人が大切な家族になる」という話でもあるよなぁと思う。本当に暖かいいいドラマ。Feel Good Story。いい話です。
 
 
ところで把瑠都さんは、今年の5月、故郷のエストニアに帰国なさったそうです。なんと…びっくり。母国エストニアの国会議員になるんだそうです。もう日本で俳優さんとして拝見できないのは残念ですが、母国の国会議員のほうが大切ですね。どうかお元気で。日本に来てくださってありがとう


 

2018年7月8日日曜日

映画『ちょっと今から仕事やめてくる/To Each His Own』(2016):会社なんか辞めてもいい・辞めても次のチャンスがある社会を








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『ちょっと今から仕事やめてくる(2016年)/日/カラー
113分/監督:成島出』
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日本語放送TV Japanで放送されたものを録画。
 
いいメッセージの映画。考えさせられた映画。
感想というよりもうだうだと意見を書く。
 
タイトルが「ちょっと今から仕事やめてくる」なのでネタバレではないですね。会社を辞める話です。結構結構。いいと思います。あなたの命より大切な仕事など無い。
 
もしあなたが今「自分にしかやれない重要な仕事」があるからと…責任感から会社を辞められないと思っていたとしても、それで生きるのが辛いのなら辞めたほういい。会社はあなたが辞めた後も、誰かをあなたの後釜に据えて何事もなかったかのようにやっていきます。会社とはそういうもの。
 
要は、人は死ぬほど仕事をするべきではない。病気をするほど仕事をするべきではない。仕事は基本的に自分の人生を生きる糧を得るため。決してそれを忘れてはいけない。
 
命を大切に。仕事に生きがいを見つけるのは個人の自由だけれど、決して飲み込まれてはいけない。死ぬほどの無理はしないように。あなたの命はあなたを愛する全ての人にとってもとても大切なもの。あなたの命は「誰かの会社」の売上を伸ばすことよりもず~っと大切。人生は自分のためにある。自分のために生きよう。…そういういう映画だろうと思います。いいメッセージ。
 
 
こういう映画が出てくる社会がまず問題でしょう。
 
日本では戦後の高度経済成長期の時代から自己犠牲や長時間労働が美徳とされていて、それが今に至るまで変わらずに続いているのではないかと思いますが、そろそろそれはやめなくてはいけないと思う。本当に。
 
私が20代半ばに働いていたバブルの時期なんて「24時間戦えますか?」なんてTVコマーシャルがあったほど。今思えばあんなもの愚の骨頂。本当に馬鹿な時代だったと思う。タバコとコーヒーで脳を覚醒させながら毎日午前まで仕事をしてタクシーで帰宅…そんな生活で病気になった人もいた。私もあの頃の仕事を続けていたら間違いなく病気になっていたと思う。
 
日本ががむしゃらに走っていた時代はもうとっくに終わったはずなのに、近年でも過労死や仕事のストレスによる自殺のニュースが日本から聞こえてくる。先日は「高度プロフェッショナル制度」などという残業代ゼロの法案が通ったらしい。「高度」と名前はついているけれど、これがいずれ(会社が労働者から搾取するために)どういう方向に歪められていくのかは不明。本当に恐ろしい。
 
会社が酷い働き方を無理強いするのなら自分の命は自分で守るしかない。もしあなたが死ぬほど辛い思いをして仕事をしているのなら、会社を辞める勇気を持って欲しい。そして社会は、政府は、やむを得ぬ理由で会社を辞めた有能な人材に次のチャンスがあるような社会の仕組みを作って欲しい。
 
デンマークだったか…北欧では国が、働く人々の再チャレンジをサポートしているらしい。誰もが仕事を辞めても、また学び直し、次の仕事に就ける社会。このようなシステムは、今の日本では(高い税金など)なかなか受け入れにくい実情もあるだろうが、それでもこういう社会のあり方を少しずつ外国から学ぶことも考えていいのではないかと思う。
 
とにかく命を大切に。人は国の宝です。誰もが無理をしない労働環境を。人が幸せに働ける環境を…どうか国全体で考えていって欲しい。そういうことをこの映画を見ながら考えた。
 
 
★ネタバレ注意
映画を見ていない人は読まないでください。

最初は幽霊だと思ってました。あのまま幽霊話でファンタジーで終わらせてもよかったのではないかと思う。アメリカの1946年の映画の『素晴らしき哉、人生!It's a Wonderful Life』のように天使の話でもよかった。

双子の設定や、バヌアツ共和国の話が出てきてからストーリーに無理を感じた。製作者の意図は、幽霊/天使のファンタジーに見せかけて実は現実だったという捻りなのだろうと思うが、どうも説明っぽくっていけない。

確かに幽霊話ならファンタジーだけれど、現実の設定にバヌアツ共和国というよく知られていない美しい島をもってきたことで、そちらもファンタジーにしか見えなくなってしまった

ブラック企業で痛めつけられた若者の再生の物語なら、例えば…お父さんのブドウ畑を手伝う~ワイン製造事業立ち上げに取り組む(これも夢物語かな?)とか、現実的にもっと健全な会社へ再就職をするなどの、もう少し身近な話にしてもよかったのではないかと思う。


2018年7月5日木曜日

NHK大河ドラマ「西郷どん」第21回「別れの唄」6月3日放送



★あらすじ
すっかり大島暮らしに馴染む西郷どん。男の子も生まれる。名前は菊次郎。そこへ大久保どんが迎えにくる。薩摩に戻ってくいやい。それはできん。たのむ。いや…を繰り返すが結局帰ることになる。愛加那は二人目の子供を身ごもる。涙の別れ。


このドラマは、ここのところワタクシ毎週のように文句ばかり書いてるんですけど、今週はよかった。いや西郷隆盛のドラマとか、薩摩がどうとか、政治がどうとか、大河ドラマとしていいか…などということではなくて、俳優さん達がよかった。

35分頃から5分ほど使った愛加那さんと西郷どんの海辺での二人のさよなら場面がすご~くよかった。泣きました。

愛加那さん/二階堂ふみさんがすごいんだもの。本当に愛加那さんがかわいそうだわ。しかし二階堂さんは本当に上手いな。繊細な表情がすごい。
いい場面というのは俳優さん達にも化学反応が生まれて、この場面の西郷どんも素晴らしかったです。いつもよく泣く西郷どんですが、この場面の鈴木さんは本当に泣いてます。このお二人はいい化学反応がありますね。いい場面だわ。
女性にとって子供まで生んだ夫が手の届かぬ人になってしまうなんて辛いですよ。今の空港でのさよならと違って、当時は小船に乗った相手が島から去っていくのをずーっと見送るわけですよね。辛いな。最後に島民が西郷を見送る場面でも、愛加那さんの放心したような表情がすごい。また泣きました。さよならの歌も哀しい。いい場面。
というわけで歴史とはあまり関係ないのだろうけど、俳優さん達の上手さに泣けた回でございました。