BABYMETAL：3月6日付 米『USA TODAY/USAトゥデイ』紙の記事

ちょっと前の記事ですがとりあえず訳。あまりバックグラウンドの調査はしてません。印象のまんま意訳してます。意訳なのでとりあえず雰囲気だけ。かなりふざけて面白がってる印象です。

『USA TODAY/USAトゥデイ』紙とは、アメリカの50州全て＝全国で発売されている一般大衆新聞です。アメリカはとにかく国が広いので、地方紙のほうが有名だったりするのですが、全国紙としてはよく売れているらしい。

この記事はオンラインだけの記事じゃないでしょうか…よく分からないけど。音楽の記事のカテゴリーです。


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元記事はこちら

http://www.usatoday.com/story/life/music/2014/03/06/babymetal-video-give-me-choco/6115605/

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Babymetal’s video is the greatest ever – or the worst

（BABYMETALのビデオは超最高なのか…それとも最悪なのか）

By Brian Mansfield

2014年3月6日2:10p.m.

 

Japanese trio goes viral with catchy metal songs about eating chocolate.

（日本人のトリオが、「チョコレートを食べることについて」のキャッチーなメタルソングでバイラル（ネットのクチコミで広がる現象）に流行る）


これが最新の「音楽の終焉が迫りつつある予兆」リストのエントリー…ジャパニーズの女の子のグループがやる超可愛いデスメタル。

BABYMETALは彼女達の音楽を「カワイイメタル」と呼ぶ…珍妙なブレンドのデスメタルとEDMのリズム、そして甘ったるいJ-POPのメロディ。このグループのニューシングル『ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』は、まずスピーカーを引き裂くようなギター攻撃で始まって、それがすぐにマシンガンのように速くて小鳥のように陽気なボーカルとコーラスに変わる。まるでチョコレートコーティングされたシリアルと、土曜の朝のTVアニメみたいにハマる…くせになる。

3人の女の子達＝モアメタルとスゥメタルとユイメタルは、去る2月26日にセルフタイトル（BABYMETAL）のデビューアルバムをリリースし、今月（3月）の初めにはアノ有名な武道館で2日間コンサートをやった。

『ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』のビデオはまるで奇奇怪怪珍妙なアニメのよう。ダークなゴスのセットにバンドは骸骨のコスチュームで演奏し、3人の女の子達は複雑な振りを完璧にこなす、❤のサインと風車のように腕をぐるぐるまわしてエアギター。モアメタルとユイメタルが周りを回ってるときには、スゥメタルが最高の「McKayla Maroneyはご機嫌斜め」な表情を見せてくれる。（笑）
注；McKayla Maroneyさんは米の女性体操選手。ふてくされた顔で有名

"McKayla Maroney is not impressed"

かの「Jezebel」のサイトが土曜日にこの『ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』のビデオをあげた後で、そのコメント欄に「ノルウェーのどこかで、死体のボディペイントをしたメタルファンが、森に立ち尽くして血の涙を流しとるぞ…」と投稿があった。（大笑）

彼女達のFacebookには「…そろそろアイドルや日本のカテゴリーを越えて注目され始めている。そして彼女達はNo.1よりもオンリーワンを目指そうとしている」とある。

彼女達の公式BABYMETAL Youtubeチャンネル上の別のビデオでは「BABYMETALの伝説はキツネさまのお告げ（狐黙示録）の本に書かれている」んだそうだ（笑）。

…それじゃあもちろん「キツネさまのお告げ（狐黙示録）には何が書いてあるのや？」と聞きたいもんだよな。

 

BABYMETAL：ついにビルボードきた！

先日から、iTunes日別のチャート（？）でのBABYMETALさんの結果をここに載せてきたのですが、そろそろ現時点でのダウンロードの勢いはおさまったようです。現在USダウンロードチャートでは6位。ただ今週は、先週からのいろいろな結果がもっと大きなチャートに表われ始めたようです。


まずは、例の

アップル公式のiTunes総合の週間アルバムチャート
iTunes Chart

http://www.apple.com/itunes/charts/albums/

★BABYMETAL は48位です！

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そして、驚くなかれ…、なんとあの、あのビルボードの

Billboard 200

http://www.billboard.com/charts/billboard-200?page=9

（アメリカでのアルバムの売り上げ上位200位のチャート、週別の小売とデジタル売り上げの集計結果。集計期間は先週の月曜から土曜まで。翌週の木曜日に結果発表。日付はその次の週の土曜日）

 

…だそうで、具体的には、先週3月3日から8日の間の売り上げが、今週の3月13日に、来週の土曜日付けで発表ということらしい。ちょっとめんどくさいですけど、要は先週の結果が、今週出たということですね。日付は来週の土曜日3月22日付。

というわけで、BABYMETALちゃんの先週のがんばりは…

★BABYMETAL は187位です！

＼(^o^)／ﾜｰｰｰｰｯ！！

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すげー！！！！

ぎゃ―――――――！！

これ凄い結果でしょ！これメタルチャートでもロックチャートでもないすべてのジャンルでのトータルな売り上げチャートです。まだビルボード側も準備が出来てなくてアルバムジャケットの写真も用意できてなかったらしい（笑）。こりゃー突撃チャートインだな…すげー。

 これがこのまま来週残るかどうかは疑問ですがともかく目出度い！

BABYMETALちゃん、またまた記録を作りました！

おめでとう！
＼(^o^)／ﾜｰｰｰｰｯ！！

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第10回「毛利襲来」

このドラマの一番の問題は、制作の方々が、このドラマの視聴率をいかに上げるか…、いろんな好みの分かれる視聴者全員をそれぞれバラバラに喜ばせようとして、いろんな方向に頑張りすぎて、何をやりたいのか分からない印象を与えていることではないですかね。

●歴史好きを喜ばせるために、戦闘シーンは真面目に撮る。
意図：男の歴史好き、歴女を喜ばせよう。

●ただし歴史オタク用のドラマにするわけにはいかないし、そもそも難しいものは一般に好まれないようなので、史実の難しいところはぜーんぶすっ飛ばして単純化。
意図：簡単で誰にでも解る話にしよう。

●主役はもともと軍師で地味なので、アイドルを起用。
意図：女子供が喜ぶ

●そのアイドルを出来るだけ多く女に絡めれば女はもっと喜ぶだろう。
意図：女子中学生からおばちゃんまで惹きつけよう。

●とはいっても軍師の話はやはり地味なので、戦国の大スター信長・秀吉にも頑張ってもらう。
意図：とりあえず信長・秀吉を出しておけばなんとかなる。


以前からこのドラマは、戦闘シーンはいい。甘いばかりのドラマでもないが、かといって歴史好きを喜ばせるほど史実に踏み込んでいるわけでもなく、やたらと官兵衛の女絡みの話が多くて毎回どこかでげんなりする…。とある回で戦国イケイケだと思うと、次の回では急に失速してがっかりする…という、なんだかな～にをやりたいのかな…という感じなんですよね。

歴史好きの男を喜ばせて、次の場面では歴史に興味のない女性視聴者を喜ばせて、両方失速する感じ。結果、二兎を追う者は一兎をも得ず。これって問題ですよね。


今回もまさにそんな感じ。

★戦闘シーンで本格大河ファンを喜ばせよう。

前半20分は、毛利来襲で戦闘イケイケなんですよ。この場面が重厚本格大河かどうかは分からないですけど、歴史時代劇ドラマとしては十分楽しめる出来。いや…私個人的には1回分全部使ってこの戦いをじっくり見てみたかったですけど…。

とりあえず、戦闘シーンはよかったけど、足早に20分でサササと終わらせて、あとはグダグダ。せっかく先週から毛利来襲で楽しみにしてたのに、実際に戦の場面は全体の半分の長さも使ってない。だから後半のホームドラマの場面でやたらとグダグダが目立った感じ。もうげんなりよ…ほんとに。もったいないよなぁ…。

前半は、官兵衛君ががんばってるのもよかったし、母里君や善助君、九郎君もよかった。小寺の殿がひっくり返るのもまあいいでしょう（笑）。お光さんが男以上に目をギラギラさせて女親分をやってるのもよかったし、いろいろと興奮しました。面白かった。


問題はその後です。

…というわけで今週のダメだし。

★官兵衛君を女に絡めて女子供を喜ばせよう

●戦の後、官兵衛君が光さんの膝で「こわかったよぉ～」と泣く。コラもっと強気でいてくれよぉ…。光ちゃんが「でも勝ちました」と言うと、嬉しそうに「ウン❤」とデレデレ…いちゃいちゃする場面で3分。オイもっとしっかりしろ！

●官兵衛、次女に薬ヌリヌリ事件。おい！そんなにベタベタ他人の女に触るな！そもそも戦国武将がわざわざ侍女の部屋に一人で入って自ら塗り薬をベタベタ塗るなんておかしいやろ。いかんやろ。この場面はダメダメ。それを光の侍女が盗み見をして浮気話に発展なんて……ああ…頭が痛い。この浮気話だけで3分。

制作側の、『元々あまり外見の評判がよくない黒田官兵衛という武将に、女子に人気の男性アイドルを配することで歴史に興味の無い若い女性、中年女性、女子中高生を釣る』という意図が見え見えで鼻白む。実はこれが一番脚本にも現れていて鼻につくところ。岡田さんは歴史の知識もあるし、渋くていい雰囲気の俳優さんだと思うけれど、脚本があまりにも彼を女性に絡ませすぎ。毎回毎回女との場面が多すぎ。今回も怪我をした侍女に薬ヌリヌリ事件…。光さんの膝で「こわかったよぉ～」と泣く。上司の妻・お紺様と照れながら談笑…。なんだか…がっくりですわ。制作側が、岡田君をとりあえず女性と絡めて、照れさせたり優しくさせたりベタベタ触らせたりすると、女視聴者が喜ぶと思ってるんでしょうね。困ったものです。もちろん岡田さんご本人に罪はない。

★とりあえず信長・秀吉

唐突に「ハゲねずみ」事件。このくだらない話に4分。これが最低。このドラマのねねさんはほんとに酷いです。政治の話を差し置いて、唐突にいきなり秀吉の浮気話を持ってくるのも問題だが、このねねさん、最後にはノブ様に「秀吉を叱る手紙を書いてくれ」と直接嘆願してるのね。もうあきれて物も言えない。なんとあつかましい。ほんとに恥知らずで下品な女。昔の大河ではね、同じエピソードも、酔っ払ったねねさんが信長にうっかりぐちをこぼして、あとで一人恥じ入っていたら、優しい信長さんからお手紙が届いた…という感じだったと思う。同じ話でも印象が違うんですよ。このねねさんは可愛げが無くて下品。もうダメだ。そもそもこの話…イラナイ。

 

そんなわけで、毛利来襲→撃退シーンは面白かったし、小早川隆景さんはかっこいいし、石山本願寺も不気味でまたいいし、善助君のラブストーリーもまあ微笑ましいし、いろいろと楽しめた部分もあったんだけど…、どうも女性視聴者へのウケ狙いの場面にがっくりする…という感じでした。これからもこうやって文句を言い続けると思います。

Perfume：ユカはチョキむすめ

最近も、かしゆかさんは相変わらずチョキチョキされている模様…。

 

 

さっそく春のじゃんけん大会をしましょう…。

 

しかし…ドストレート男子とはなんぞや…？

 

 

 

 

BABYMETAL：LIVE映像で惚れました

惚れたかも…すっかりはまったかも…参ったな…。

先日から神バンドとのライブが見たいと探していたら、ありましたライブ映像。サマソニとイナズマ。ご親切などなたかがあげて下さってました。全部見た。（ここに映像のリンクはしません）

うぁ～やっぱり面白いわこれ。いいぞ。これはいける。まず…
神バンドが
無茶苦茶かっこいい。

やっぱりBABYMETALが海外に行くときは神バンドと一緒でお願いしたい。これは確実にいけます。もう海外用に「BABYMETAL with Full Metal Band」でいいと思う。この4人がまず無茶苦茶かっこいいです。惚れた❤❤❤

ほんとに上手いバンド。ドラムが凄いね。やっぱりさ…上手い人達が演奏するのって最高の娯楽よ。全員上手い。このバンドの音だけでご飯何杯もいける。このバンドは生で見たい。

元々中学生の頃からQUEENなんかを聴いてたんで、うるさいギターの音は大好物なんですわﾜﾀｸｼ。十代はハードロック（そういう年代）、20代半ばにはメタルとオルタナをちよっとだけ齧ってました。だからうるさい音は決してキライではない（ほんとのメタルは男くさ過ぎて聴けなかったけど…）。

このBABYMETAL＋神バンドの音は私が昔聴いてた音よりももっとうるさくて忙しいけど、この質感は気持ちいい。いや～血が騒ぐよほんとに。元気が出る。神バンドとの「Catch me if you can」の出だしなんて最高に燃える。血が踊るほんとに。たまらん。これ海外マジでウケますよ。

まずはこの神バンドが要。
これはいける。


そしてもっとすごいのが、

女の子達が

全く負けていない。

以前「ヘドバンギャー！」のレビューで、大人のバカテクバンドと子供が互角にやり合ってるのが面白いんじゃないか…と1曲だけ見て想像してたんだけど、今回ライブ映像を見て確信した。これはいける。この組み合わせは本当に面白いです。興奮する。もう1度繰り返しますが、こんな妙な組み合わせを思いつけるのは日本人だけ。こんなアイデア、

とんでもねえよ！！

とにかくリードボーカルのSU-METAL／中元 すず香さん。

この人がほんとに
 

とんでもねぇ！

この子は怪物だ！

話してる時は普通の子なのに、ステージに立つと堂々としてとてつもないカリスマ。目がいっちゃってる。歌が上手いのは当たり前。だけどこんなに超絶上手くてステージ映えのする人はめったに見た事が無い。無茶苦茶かっこいいです。カリスマが凄すぎてまるで別人。これからどこまで伸びるのか…。こりゃあ凄い子が出てきた。

どんな大人がこの女の子にこういう歌を歌わせようと思いついたのか知らんが、とにかくとんでもねぇものを発掘したな。やっちまったなほんとに。凄いですよ。圧倒される。何度も鳥肌が立った。あまりに上手くて言葉が無い。大体こんなタイプの歌を歌うだけでもものすごくエネルギーが要るだろうに、あれだけ動いて音程が一切乱れない。本当に凄いです。とてつもない実力。いくら褒めても褒めても褒めきれない。
もう一度言う

この子は怪物です！

ほんとにすげぇぜ、びっくりした…。

こんなに歌が上手いとね、曲が趣味に合わなくてもライブだと十分聴けるんですわー。オリジナルよりライブの方がいい。それこそライブの魔法なのね。いいバンドはみんなそうです。ライブver.の方が勢いがあっていい。ﾜﾀｸｼの普段の好みだと「イジメ、ダメ、ゼッタイ」なんてメロディーがベタベタでダセーと言いそうな曲なのに、ライブではバンドのツインギターのうねりとすーちゃんの歌の上手さで思わず聞き惚れてしまったよ。「メギツネ」「ヘドバンギャー！」もライブのほうがいい。参りました。

さてじゃあ両脇のちびっ子2人はどうなのか…。

2人も面白いスパイス。

3人ってやっぱり黄金のバランスですね。このグループ、神バンドとすーちゃんだけだったら、こんなに面白くはなかっただろうと思う。やっぱりこの二人がいるからこそ妙で面白い。パッケージとして珍妙。

2人とも真面目な顔でパフォーマンスに徹してるのもいい。可愛いんだけど硬派な見せ方なんで妙にかっこいい。神バンドの怖いルックス：特にスキンヘッドのベースの白い顔とこの子達が一緒に画面に収まると異様。ビジュアル的にも無茶苦茶面白い。

この2人の子供の声と重低音との組み合わせが、時に曲としても面白かったりする。「Catch me if you can」の「まーだだよ」とか「おねだり大作戦」のボーカルなんてすごく面白い。


とにかくこの3人の女の子達は、神バンドとやると本当に凄い見もの。白塗りバンドの男臭い無骨さと3人のアイドル臭さが見事に調和して引き立て合ってる。一緒にやるからこそそれぞれの魅力が倍増してる。

まずバンドが凄い。ゆいちゃんもあちゃんが可愛い。そして何よりも

中元 すず香さんが宝物。

このボーカリストは本当に素晴らしい。

 

 

ただただ褒めるばかりのレビューになってしまいましたが、とにかくライブ映像は興奮しました。あまり喋らず歌いっぱなしで音楽だけでノンストップの構成も素晴らしい。最初から最後まで全力疾走。一切客に媚びない。突っ走ってます。かっこいい。この人達のライブは見たい。

 

それにしてもこの3人の女の子達は何を思ってるんでしょうかね。すーさんが16歳。ゆいちゃんともあちゃんは14歳だそうです。私13歳にはうるさい洋楽を聴いて喜んでたんでこの子達もうるさい音楽を聴いてる可能性はあると思うんだけど、自分達がこういう音をやる事は楽しめているのかな…。
 

・BABYMETALは世界に行けます
・BABYMETAL - MEGITSUNE/メギツネ (2013)