能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2013年5月9日木曜日

Benny Benassi ft. Kelis - Spaceship (2010)



EDXさんつながりで…。
 
 
 
Benny Benassi feat. Kelis, apl.de.ap, & Jean-Baptiste - Spaceship (2010)

Album :  Electroman
Released: Jun 7, 2011
℗ 2011 Ultra Records, Inc.


こんなものが見つかった。ベタなSFのビデオです。これまたベタなEDMやないか
 
2010年の曲。イタリア人のDJBenny Benassiさんの曲。知りませんでしたね。この人もイタリア人。いろんな有名どころのリミックスなんかやってて、アメリカでも結構売れてる人らしいです。

歌の女性はKelisさん。いい声。ラップの人はBlack Eyed Peasapl.de.apと、Jean-Baptiste。全然知らない人々…。

イギリスのダンスチャートで18位までいったそう。

いや実はEDXさんのリミックスで見つけた曲。イタリア人繋がりかな。わたしはEDXさんのリミックスの方が好き。この人のリズムはとにかく気持ちいい。

Benny Benassi Feat. Kelis - Spaceship (EDX Remix)

こちらの方が好き
 
 
 
 

2013年5月8日水曜日

Perfume:イギリスの一般メディアにどう対処するのか



先日、ロンドンの箱換え(800人から2000人)の様子を見て、もしかしたらロンドンの一般メディアもPerfumeに興味を示すんじゃないか…と書いた。もしロンドンの(Perfumeをよく知らない)一般メディアが取材に来たらどう対処すればいいのか…。今日はそれについて対策を考えたい。長いです。

(ところで私のPerfume論というのは、どちらかと言えばPerfumeをだしにして「(私の知る)西洋というものの謎解きをしよう」という意図なので、そのような前提で読んでいただきたい。西洋に打って出るにはまず敵を知るべし。その予備知識のようなものです。もちろん私の個人的な意見。おっとそれから海外暮らしなので最新のPerfumeのインタビューなどは読んでおりませんので、とんちんかんなことを言っているかも…。)


それではまず、今までのPerfumeのインタビューでの印象を…(すごくイジワルです。でも実際にこう聞こえる)。

「○○国に来れてほんとに嬉しいです。とても感謝してます。外国なのにPerfumeファンが沢山いて、Perfumeのことをこんなに知っていてくださってびっくりしてます。うれしいです❤。うふふふふふふ…。」「○○国に来るのは今回○回目なんですけど、こんなことやあんなことがあってすっごくびっくりしました。あひゃひゃひゃひゃ…。ほんとに○○がすごいです。そうそうそうだよねー❤。○○が面白いです。そうそうそうだねー。あひゃひゃひゃ…うふふふふ…あはははは…。」「えー今回演出も曲もすごいんですけど、もう私達もびっくりで…どうなってるんだって感じでほんとにかっこいいです。スタッフさん達がすごいんです。こんなにすごいスタッフの方々に囲まれてお仕事ができてうれしいです。」「今回○○国に来れてほんとにほんとにほんっとに嬉しいです❤。ありがとう。これからもヨロシクオネガイシマス❤。うふふふふ」

↑さてこれが、イギリスの一般メディアでどう受け止められるか。
 …10点満点中1点です(笑)。

これはしょうがないんです。これがありのまんまの今のPerfumeの姿。Perfumeに罪はない。何故ってPerfumeはあくまでも「日本のアイドル」だからです。「日本のアイドル」ならこれでいい。可愛くて、イノセントで、幼くて、自己主張をせず、謙虚で、無邪気で、純粋で…「日本のアイドル」としてはこれで一切間違っていない。それから、そんな「日本のアイドル」を、そのまんま受け止めてくれるアジアのファン(メディア)に対してもこのあり方は決して間違ってません。

ところが、これが西洋では致命傷になる可能性があるんです。

もしインタビューに来るメディアが「日本の文化専門のオタク・サブカル媒体」であるなら、たぶんこのままでも大丈夫。そのような「特殊な層向けのメディア」ならPerfumeのことを理解して(それなりに魅力的な存在として)受け入れてくれてるだろうからです。ところがもし一般のメディアがPerfumeを(記事を書くに値する)何らかのアーティストグループだと捉えたら、このままでは大変問題。

というのも、上記のような可愛いアイドル風の受け答えでは、プロのアーティストとしての主体性が一切見えてこないからです。これは大変に困りもの。下手をすれば幼稚で馬鹿とさえ思われかねない。


--------------------------------------------
イギリスという国は知性至上主義の国です。何かに興味を持つと、何から何まで重箱の隅をつつきまわすように調べ上げ、比較検討してあげ足を取り、あらゆる理屈を捏ねて、どんなに不可解なことでもなんとか辻褄を合わせ、納得できればほっとして満足、安心するような国です。超頭でっかちなの。知的創造物だけならともかく、芸術にもそれを求めるのが英国のやり方。理屈ばっかり捏ねてる間に(芸術に不可欠な)情熱勢いをすっかりなくしてしまっても、そのことに気付けないような国です。芸術も理屈で作る国なの(そのため英国産のものはひとひねり面白いものが多いのも事実)。だからアーティストにもそれなりの理屈を求めるんですね。

そんな国は「だいたい」とか「なんとなく」など曖昧なことを嫌います。アーティストの口から「よく分かんない…」なんてとんでもない。馬鹿だと思われておしまいです。たいへん厳しい。イギリスのメディアが基本的に超キッツイのは世界的にも有名。特に音楽関係の評論家なんて「何の権利があってそこまでこき下ろすんだ?」というようないじわるな輩も多い。ほんとうにひどいです。

(そんな現地のメディアが)日本からはるばるやってきてくれた可愛いアイドルに、英国国内のアーティストを見るような厳しい目を向けることはまさかないだろうとは思いますが、あちらの一般メディアというものは基本的にそういうものだというのは知っておいたほうがいいと思う。
--------------------------------------------
 
 
なので対策は…
1.       一切のインタビューを避ける。
2.       今までどおり「あひゃひゃひゃ…」の「日本のアイドル調」をそのまま見せる
3.       なんとか予習をしてPerfumeの立ち位置、存在理由を答えられるようにしておくこと
 
1は、インタビューを受けることに大きな宣伝効果があることも事実なので、避けてしまうのは大変もったいない。だからもし取材が来たら出来れば受けたほうがいい。
 
2のように「日本のアイドル調」をそのまま見せるのも一つのやり方。意志のない操り人形のような日本のアイドルは、アチラにとっては非常に不可解な存在。しかしだからこそ「アジアのキワモノ」の面白味でいける可能性も。あまり尊敬はされないと思うけど。
 
3はあちらに合わせた答え。とにかく真面目にPerfumeの立ち位置、あり方を言葉で説明できるようにしておく方法Perfumeで何がやりたいのかも答えられればもっといい。

…なので、3番の答えの一例を書きます。ここからは個人的な意見ですが、私の思うPerfumeのあり方を書いておきたい。西洋のメディア用の考え方です。


★★★
 
Perfumeのあり方は「(制作側に立つ)アーティスト」でなくてもいい。Perfumeの定義は今までどおり。Perfumeは一流のパフォーマンスアーティストとして存在するけれど、自ら制作やクリエイティブの側にいるアーティストになる必要は全くない。以前「Perfumeはクリエイター達のMUSE(注1)であるべきだ」と書いたのですが、実際にPerfumeというのは、今までも変わることなくそのような状態で存在してきたわけなのだから、それを言葉ににしても構わないと思う。

作曲もしない、歌詞も書かない、ステージセットもアルバムジャケットも、衣装も、ダンスの振り付けも、コンセプトも、一切やらない。ただただカメレオンのように、変幻自在に、自由に、クリエーター達の表現の駒となって一流の表現者になればいいんです。表現者というのもアーティストであることに変わりはない。彼女達が存在し踊ればPerfumeというアート」になるんです。Perfumeは今までもそれでずっとやってきたし、そのあり方こそがPerfumeの限りない可能性を産んできたわけですから。

「パフォーマンスアーティスト」は西洋にも存在するし、それなら理屈っぽいイギリスの記者も納得してくれるだろうと思う。今のPerfumeが、西洋に向けて大人の顔を持つにはこれしかないと思う。大切なのはPerfumePerfumeとして存在するための理由=「Perfumeとは何ぞや?」を説明できるようにしておくことです。


要は、上記のようなPerfumeのあり方が海外のメディアにとって分かりやすいということ。極東からきたアジア人の女の子3人でも「経験を積んだパフォーマンスアーティスト」としてならそれなりの尊敬も得られるかもしれません。

そもそも英国は「スパイスガールズ」を生み出した国なので、アイドルの観念は理解されると思う。ただ西洋では、アジア人にはどうしても「アジア=未知のもの=妙なもの」のタグがついてしまうこと。それに日本のアイドルのあり方が独特で西洋には理解されづらいものである事を考えると、このような説明の仕方は、アチラに理解されるための歩みよりの一つ。

西洋に「日本のアイドル」を定義して説明することのほうがずーっと難しいです。「お歌を歌って踊って、いつもニコニコして、皆に好かれて、皆を喜ばせて、そしてCDやグッズやCMタイアップの商品を買ってもらう存在…?」 アチラの理屈っぽいメディアなら「じゃあなんで皆に好かれたいんだ?」と食いついてくるかもしれません。めんどうです。大人に搾取される可哀想な乙女達だと思われるかもしれません。


奇しくも数週間前、きゃりーぱみゅぱみゅさんがロサンゼルスでの会見で「私は(クリエイティブサイドにいる)アーティストなのでアーティストとして○○○したい。」と自分の立ち位置を明確にしていたのですが、彼女は海外のメディアにとって非常に分かりやすい存在。そもそもご本人がコンセプトありきだし、「COOL JAPAN」なども採り入れて海外に対して自己のプレゼンの仕方も非常に上手い。だけどPerfumeは別のタイプ。

繰り返しますが、Perfumeは「経験を積んだプロのパフォーマンスアーティスト=表現者」として堂々と存在すればいい。凝ったステージセットにダンス。歌わないポップスターという独自の表現方法を選んだことで成功した数々のライブ。良質のポップソングと、そのMusic Videoなど、プロのクリエイター達と作り上げるPerfume独自の芸術表現。3人がPerfumeという芸術の要であると堂々と宣言すればいい。そしてその上で「日本をもっと知って欲しい」とか「日本と海外を結ぶ親善大使になりたい」とか…実際の目標につなげていけばいい。

★★★
 
↑以上、私の勝手に考えたPerfumeのあり方の一例ですが…。


ともかく伝える内容をはっきりと、感情を抑えて淡々と言葉をつなぐこと。ウェットな感情や感傷は西洋には通じないと思ったほうがいいです。叩き上げ十何年の美談も同調してくれないでしょう。極東アジアのアイドルの過去には興味が無いからです。彼らがまず知りたいのは現在のPerfumePerfumeがアーティストとして今何を考えているのか、何をやりたいのか…です。

ご本人達がPerfumeというものをどのように捉えているのかは大変興味深いところ。今後の活動を考えても、アーティストとしてご本人達や制作チームの方々が、一度こういうものをしっかりと考えておくことは必要だろうと思う。

いやーそれにしても楽しみですな…。ステージでヨーロッパの観客を魅了するのは間違いないでしょう。チケットも売り切れ必至。たいしたもんだ。もう既にアチラの興奮が伝わってくるようです。がんばれよぉ~Perfumeちゃん …。


(注1
MUSE(ミューズ)とは
1. any of the nine sister goddesses in Greek mythology presiding over song and poetry and the arts and sciences
2. a source of inspiration; especially: a guiding genius
ギリシャ神話の芸術の女神達。彼女らが芸術家にインスピレーションを与えるといわれるところから、同じようにデザイナーや作曲家などの創作意欲を刺激する女性をミューズと呼ぶ。

 

2013年5月7日火曜日

Perfume:「Magic of Love」MV解禁!



見ました。うわーすごいなー…。
 
またまたいいビデオが出来ましたね。ほんとにいい。曲もますますいい。これやっぱりトランス系?
 
先日、曲を聴いて「Perfumeは彼女達独自の音のブランドを確立した」と書いたのですが、ビジュアルでもブランドを確立しましたよね。ほんとに何をやってもPerfume。何をやっても綺麗。何をやってもさまになる。
 
ビジュアルでもブランドを確立したというのは本当にすごいことです。(今までも長年それを目指してきたんだろうけど)このビデオで特にそう思った。3人それぞれの外見がPerfumeブランドとして記号になったなと思う。それぞれの髪型にスタイル、外見がしっかりと決まってて何をやってもPerfume。だから映像でも漫画でも似顔絵を描いてもPerfumePerfume3人それぞれが視覚上の「Perfumeブランド」の記号。
 
なんて言ったらいいかな…Perfume3人は、もちろん24歳の生身の女の子達なんだけど、「Perfumeブランド」としての彼女達は視覚上の「Perfumeという型」「Perfumeという記号」になったな…という感じ。外見もダンスも他に絶対真似の出来ない視覚上のPerfumeブランド」。生身の人間よりも演じるキャラクターが前に出てきてる。
 
3人ともそれぞれがあ~ちゃん、のっち、かしゆかというPerfumeブランド」のキャラクター。このビデオで踊ってる3人も、あの3人の娘さん達ご本人ではなくて「Perfumeを構成するキャラクターの3人」と言う感じ。ほとんど生身の人間にも見えないし、見える必要もない。Perfumeの姿をした人形3体が踊るような妙な感覚。「Perfumeブランドの記号」が踊ってるような感じ。これってすごいことです。(←なんか言ってる事がよくわかんない感じ)
 
(今までも)ショービジネスでの本当にすごい人達って、スターブランドとしての外見の印象(型)がご本人達よりも先に前に出てくるという感じなんですよ。今回のビデオではPerfumeにそれを感じる。それぐらいPerfumeも視覚上のブランドを確立したんだと思う。
 
 
このビデオの監督は関さんだそうですが、相変わらず彼の撮るPerfumeは美しい。スタイルや外見は誰が撮っても綺麗なんだろうけど、関さんの撮るPerfumeは顔が綺麗です。3人ともリラックス出来るからなのか表情が豊かで本当に綺麗。最初のアップからほおーと見とれる。
 
あ~ちゃんの温かい華やかさも、かしゆかの乙女ぶりも、のっちのクールでサラッとした感じもそれぞれ魅力的。2回目の間奏での、くねくねと「誘う女のっち」がすごく可愛い…(笑)。
 
 
 ↑これの最後から2番目3番目の扉の
のっちが「誘う女のっち」だと思うのヨ
 
 

2013年5月6日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第18回「尚之助との旅」



小泉さん名演! 今回最後の慶喜公(小泉孝太郎)の場面でぜーんぶもってった。あれは誰もかなわない…。

今まで、フタゴコロ殿とか、面の皮が厚いとか、なんという特権階級の傲慢さとか、薄情だとか、恥知らずとか…、このラストショーグン様のあまりの薄情けぶりにあきれ果ててむしろ毎回面白がって喜んでいたのですが…。

このお方…実はあの細い肩に一人で全てを背負って、その重圧に押しつぶされそうになってたんですね。なんか…可哀想になっちゃった。

容保公(綾野剛)の前で、自分に言い聞かせるように「これが一番いいのだ…。」と、四白眼であっちの方向を見つめながら、ワインをがぶ飲みし、カステラをパクパク食べてたら……勢い余って気持ち悪くなっちゃったのね。うわーこのお方…今まであんなに薄情に振舞いながら、実は毎回毎回、事の重大さにうち震えていたんじゃないですか…まるで子羊のように…。なんか可哀想かも…。

この場面、かなりぐっときました。ちょっと泣けた。ほんと。慶喜さんてこんなキャラだったの? 史実も人となりも全く知らないんだけど、とにかく歴史的に見ても、どうして「大政奉還」なんてとんでもないことが出来ちゃったのか不思議だったんですよ。だって260年の歴史よ。260年の徳川の重みよ…。それをポーンと投げ出すなんてどういう神経…?というのが正直な印象だったわけで…。

実際の慶喜さんも、もしかしたら毎日毎日胃に穴が開くぐらいストレスを感じて、事あるごとにガクガクブルブル震えていたのかも…。この際ドラマとしては史実なんてどうでもいいですよね。これぐらい慶喜さんが悩んでいたと思うと…ちょっと胸にせまるものがありますよ、納得できるもの。ほんと。脚本も演出もほんとにすごいと思う。

というわけで今回も慶喜公が全部もってった。

今回の様子を見て「慶喜君…今まで薄情者のフタゴコロ野郎なんて散々ののしってゴメンネ…」と言いたくなった。小泉さんチョンマゲの似合ういい男なんだよな…。


さてそれ以外では…。

八重ちゃん(綾瀬はるか)夫婦の二人旅での尚之助君(長谷川博己)のうらなり青瓢箪ぶり(笑)。可愛い男の子達(後に二本松少年隊というらしい)と八重ちゃんの交流。尚之助君の出世。権八君(松重豊)は尚之助君がうちにいてくれると聞いて嬉しそう(笑)。

京都の会津藩では秋月さん(北村有起哉)の復帰。大蔵君(玉山鉄二)のロシアからの帰国。髪が増えて顔が険しくなってます。着物の下に白シャツを着てやる気満々です。

「ええじゃないか」騒動に巻き込まれた覚馬君(西島秀俊)を救う大垣屋清八(松方弘樹)。いきなりビシッとバシッと立ち回りの素早い松方さん。長州攻めで各藩が米を買い占めたので物価が上がり一般市民は苦しんでいるとのこと。皆世の中が変わることを望んでいるらしい。ところで覚馬君の髪の毛にはまだ慣れない。

薩摩の大山弥助さん(反町隆史)登場。横浜で壊れた銃を大量に買ったそう。直して使うそうです。戦争では銃の数を揃えた方がいいという論理。その直後に会津藩の覚馬君が状況の急展開を危惧して「長崎では新式や旧式にこだわらず銃を大量に買い揃えた方が良かったんじゃないか…」と反省してる。対比ですね。

薩長は戦争がしたくてイケイケ。薩摩は1000人もの兵を大阪に集めます。そんな頃、土佐は「慶喜に大政奉還をさせるから戦争はやりたくない」とのこと。

岩倉具視(小堺一機)と大久保利通(徳重聡)の密談。岩倉さんが黒い黒い…悪い奴です。飄々と怖い事を言って大男大久保君をドン引きさせてます。「慶喜を殺せ…容保を殺せ…これぐらい言ってもいいやろ…。錦の御旗?そんなもんないがな…作るのよ…でもしくじったら命はないな…」だって。犯罪じゃない…? よほど戦争がしたいんですね。怖いな。

慶喜公の心変わりを聞き、血管を額に浮き上がらせて、今までに無かったほど声を荒げる容保公。血管が切れそうです。将軍がいなくなったら会津はどうなる…。

そんなわけで薩長と岩倉さんは討幕イケイケムード。土佐は大政奉還を進めたい。慶喜公は大政奉還を受け入れるしかない。容保公は怒り心頭。ますます目が離せません。