能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年1月21日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第3回「蹴散らして前へ」



早速面白くなってきましたっ。
 
西島さーんぁあああああ……目が点……ほぉー…。 先日のあさイチで脱げ脱げと騒いでいたけど脱ぎましたっ! \(^o^) ヤター  
 
…ひゃーこえええええぇ…笑えない……。
 
しかし…若いですね。41歳であんなに引き締められるものなの? 背中ががっちり三角形。カッチカチのギラギラやぞ。すごいなー。普通はもう少し弛むものよ40も過ぎると…。日焼けサロンなんか行ってるのかしら。しかしスタジオでスーツ着てるときには、あんなにモリモリだと思わなかった。脱ぐと全く別人。役柄も男らしい昔気質。ちょん髷にあの身体はたまらんな。眉毛も描いてるから顔も違う。最近の大河の虫一匹殺せないような草食系柳腰侍時代劇に比べると、覚馬は本格マッチョ系日本男児。いい男。珍しいですよね。この俳優さんはこの大河でほんとに売れると思う。大ブレイクじゃない? ご本人のあの可愛い照れ屋の素顔と身体のギャップにキュンとする女性は多いと思う。
 
 
話もとても面白くなってきました。内容はゆっくりと進んでいるみたいだけど、今回3回目でもっと人物が分かるようになってきた。小さなエピソードを積み重ねて、少しずつ人物達が分かってきた。だんだん馴染んできた。
 
八重ちゃんのパパがいい。あの無骨な会津弁の声がすごく素敵。なぜかユーモラスな響き。優しくて温かいお母さんもいい。真っ直ぐで厳しい一本気な覚馬。可愛くて一生懸命な八重ちゃんは、ただお転婆なだけじゃない。常に書物で勉強してる。そして今回、江戸から上品な尚之助がやってきた。
 
殿様と照姫の、口にはせずとも惹かれあってる様子を敏姫が気付く場面もいい。ドラマです。
 
 
今回道場の場面で、若い侍達をいかにも男臭く描いていたのがすごく良かった。江戸時代というのは、今では考えられないくらいの男社会。武術で身体と心を鍛えるのは日常の義務。覚馬の身体ももちろん、全員の真剣な気合がとてもよかった。玉山鉄二さんがちらっと出ていたけど、あの普段優男の俳優さんも険しい顔で全くの別人。あの場面全体の真剣な空気がすごくいい。
 
それから西田敏行さんが会津弁をちょっと話していらした。会津弁はこのドラマで聞くのが初めてなんだけどすごくいい。たしかに泥臭い響きなんだけど女性は温かいし、男性は無骨でちょっと荒っぽい感じがすごく素敵。昔気質で真面目、誠実な会津の気質がそのまま言葉に出てるような響きがいい。
 
全体に少し昭和の時代劇っぽい感じがするのは気のせいか。礼儀や人物の上下関係を描くだけで昔の時代劇っぽい感じがするのは、ここ最近の大河があまりにもふざけていたからだろうと思う。男は強くて威張っていて、女は家のことをやる…みたいな場面を見るとなんだかほっとする。それから人物達が無言で思案する場面が多いのもいい。静かな「間」があると場面が落ち着く。ほんとに今年の大河は細かい演出が凄く丁寧だと思う。
 
 
今回メインに描かれたのは「会津は頑固」。これ尚之助の言葉なんだけど、今回は全編を通してこれが主軸。覚馬が江戸で学んだ「新しいこと」が、保守的な会津には受け入れられない。会津は保守…このことがこれからの話の軸になっていくのでしょう。
 
時代の大きな転換期に、古いものが新しい風に押されてしまうのは歴史上どうしようもないこと。ドラマなどで今までに多く描かれてきたのは「新しい風」の側。ところが今年の大河の前半は、押される側の会津が舞台。だからこそ私にとっては非常に興味深い題材。
 
後世から語る歴史には色んな視点があってもいい。新しい風に押されてしまった「古いもの」には、同時に古きよきもの、美徳…が確かにあったはず。結果や善悪の白黒だけで歴史を語るのではなく、抗えない歴史の激流に飲み込まれながら一生懸命に生きた人々に心を寄せるのもいいと思う。すごく楽しみなドラマになってきた。

 
 

2013年1月20日日曜日

映画『世界にひとつのプレイブック/Silver Linings Playbook』:デニーロ父ちゃん…

 
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Silver Linings Playbook2012年)/米/カラー
122分/監督;David O. Russell
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この映画、すごく高評価なんですよ。
 
アメリカの映画データベースサイトの評価は、10点満点で8.2点。お…それに、今年のアカデミー賞にもノミネートされたんですね。トップクラスの映画なのね。それは驚き。ほんとなの?
 
面白かったです。とくにロバート・デニーロさん。大笑い。『ミート・ザ・ペアレンツ』以来この大御所はこういうのによく出ますね。喜んでやってるんだな。
 
とにかくゲラゲラ笑って楽しめた。言ってることも、設定も、シーンも、画面も、俳優もやたらとおかしい。全体でよくまとまっているというより、場面場面のパーツがすごくおかしい。デニーロパパの友人達もすごくおかしい。デニーロパパが熱狂しすぎるのが超おかしい。
 
…しかしそれだけなのだ。
 
 
ネタバレ注意
 
ストーリーは、心を病んだ男女2人がギクシャクしながら出会って…というドラマなんだけど、決して深刻ではない。設定は深刻なんだけど、全体のトーンがコメディのドタバタなんで、特にこんな深刻なテーマを持ってくる必要も無かったかなという気もする。
 
たぶんそこが好き嫌いの分かれるところ。「心の病」を患った二人の話だからこそ、もう少し掘り下げた話も作れたと思うのだけど、おかしなシーンや台詞のほうがずーっと強烈なので、結局2人の「心の病」の設定はどうでもよくなってしまう。ドタバタコメディを描くためだけに登場人物を病気にしちゃったのかな…という印象さえ受けてしまうのは難点。ちょっと設定に無理がある…というか、あまり必然性が無いかな…という感じ。
 
正直、単に可愛いロマンティック・コメディでいいんじゃないかと思った。なにも二人を病気にする必要はないですよね。だって病気の描写なんて、室内でギャーギャー騒いで両親を早朝に起したり、道でギャーギャー怒鳴り合いをするだけなんだもん。それ以外は普通の人。落ち込むシーンも殆ど無い。病気の必然性はないな…。あまり病気に見えないから、パット(男)が奥さんをしつこく忘れられないのも説得力が無い。
 
この程度なら、ちょっと冴えない離婚したばかりの男に、やはり離婚したばかりで落ち込んでる女性でも十分成り立つよなー。だけどそんなありきたりな設定にすると、80年代のメグ・ライアンとトム・ハンクスあたりのロマコメの焼き直しになってしまう。だから今風にするために、心の病気の設定にしたのか…という感じ。
 
 
最近は、病気だとか、いろいろと人生に問題を抱えた人物が、いろいろとあって、それでも最後には幸せを見つける…という話がやたらと多い。それぐらい今のアメリカは病んでいるのか…。しかし、病気だから、不治の病だから、問題を抱えている設定だから…だから全ていい映画というのは大変間違っていると思う。非常に安易。近頃そんな話が多すぎる。そういえば『The Perks of Being a Wallflower』も設定に無理があると思ったな…。あれもすごくいい話なのに。
 
「ちょっとネジの外れたギクシャクしたファミリー(問題を抱えたファミリー)だけど、みんなゲラゲラ明るく幸せ」なんていうテーマも、ありがち。この映画のダンスコンテストなんて、『リトル・ミス・サンシャイン/Little Miss Sunshine』の焼き直しだと思ってしまった。
 
まとめると、映画はゲラゲラ笑って楽しめたけど、設定に必然性がない。最後のまとめもオチもありきたり。あはははは面白かったね…とそれだけの映画。あまり中身は無い。
 
中身は無いけど、外側は凄くいいんですよね。ドタバタコメディのパーツも、一つ一つはすごくおかしい。場面場面で大笑いがかなりある。デニーロさんは最高。主演のお二人も素晴らしい。特にジェニファー・ローレンスさんがいい。どちらかといえば地味な顔なのに、時々ドキッとするぐらい超美人に見えるときがある。不思議な魅力のある女優さん。あの青い目がいい。『ハンガーゲーム』の時もいいと思ったけど、この人は注目だ。…と思って調べたら、なんとまだ22歳なんだそうだ。うわーこれはすごいな。28歳ぐらいかと思ってた。こんなに若いのなら、まだまだこれから顔も変わりますね。
 
 
 
 

2013年1月18日金曜日

あさイチ「プレミアムトーク 西島秀俊」



…ちょっと自爆しよう…。

あさイチの「プレミアムトーク 西島秀俊さん」の録画を拝見。

いいっ!西島君いい!青木さんもさいこーにおかしい。ちょー笑った。

青木さんが「ちょっと触っていいですか…」で触る。イノっちも触る。西島さん照れる…場面は思わず何度も繰り返して見た…あははははははははは…もうぬげっ脱げっ!\(^o^)/ 

ここ何年かいい男を見るとなぜか笑いが止まらない。歳をとるとはこういうことか …。

日本にいないので、今年の大河を見るまで西島さんのことは、全く知らなかったけど、実は1回目から釘付け。「八重の桜」の過去2回分の録画の、覚馬のシーンだけ何度も繰り返して見たことは旦那Aには内緒だ。実は現代の髪型よりもちょん髷がいい。鍛えているらしいので、ぜひ大河の中で脱いでいただきたい \(^o^)/ヤッホー

それにしても41歳にしては若い。30代にしか見えない。大抵皆男性は38歳ぐらいからオヤジになるものだけど、この人は雰囲気が若い。この大河で大ブレイクするのか。それとももう売れてる人なの?


Perfume;「未来のミュージアム」ジャケット写真


 
可愛い…。イラストはいいアイデア、でも私は写真がいい。

ここ半年ほど「Perfumeが綺麗になった」ばっかり書いてる気がするけど、ほんとに最近は見るのが楽しみ。だってほんとに綺麗で可愛いんだもの。

最初にPerfumeを知ったときは「若い女の子3人が、元気いっぱい、ノリのいい音楽でよく踊って面白い」という感じだったのに、最近はただ彼女達を見るだけで嬉しい。こういうのを「アイドルを好きになる」というのだろうか。

大昔にマドンナが好きだった。年上の彼女のイメージを「あ~かっこいいな…」とお姉さんを憧れるように見ていた。やっぱり新しい写真が出るたびに嬉しかったものだけど、今Perfumeがそんな感じ。

女というものは、男以上に綺麗な女性が好きなもの…。

面白いですよね。Perfume3人は24歳。娘と言ってもいいぐらいの若い女の子達がこれほど可愛く思えるとは…。昔のマドンナのように憧れるわけでもない。何かPerfumeから学ぼうと思うわけでもない。

ただただ可愛い。ただ見るだけで嬉しい。

これがアイドルというものか。

今回の写真も素敵です。とても可愛い。

やっぱりのっちがエロい。

 

2013年1月17日木曜日

Yahooトピックス「日本人女性は海外でモテる?」:海外婚活を考えている女性達へ(2/2)



★日本人女性は本当にモテるのか?

さて次に私が実際に見た「日本人女性がモテるモテない」の現実を「婚活・結婚」を前提にしてお話ししたい。私は30代に既婚でイギリスに10年住んだので、イギリスで見た周りの状況しか書けませんが…とりあえず書いておこう。

結婚の相手として、一般的に日本人女性が求めるのは、きちんとした会社に勤めて収入の安定したサラリーマンじゃないかと思う。それは日本人同士の婚活でも同じでしょう。大学を出て、学も教養もあって洗練されたジェントルマンを期待するのが普通だろうと思う。外国人と結婚して大きな世界に飛び出したい前向きな女性達なら特にそう思うかもしれない。

もちろんそういう男性はイギリスにも沢山いる。ただこういったイギリス国内に住む中流階級以上の男性達は、一般的にアジア人には全く興味を示しません。大人社会のイギリスのエリートの男性が理想とする女性は、「彼らと同レベルの大学を出て、彼らと同じように学も教養もあり、長身で美しく、知的で洗練され、ユーモアのセンスを持ち、彼ら以上に意志が強く、新しいことに挑戦する冒険心を持ち合わせ、経済的にも精神的にも自立した大人の女性」です。 日本の若い女性が12年ぐらい現地の語学学校に通ったぐらいでは見向きもされません。そもそも外国人で、人種も違い、育った環境も全く違う別世界から来た日本人女性は(まともなイギリスの一般男性には)ただそれだけでは全く相手にされません。日本人女性だからモテるなどということは決してありません

高学歴で収入の安定した紳士、そんな優秀な男性達が、同レベルの優秀な女性達を求めるのは、西洋では何処の国でも(アメリカでも)同じ。もし日本人女性がこういう海外のエリートと結婚したいと思うのなら、必死に自分を高める努力をすること。ライバルは西洋で生まれ育ち、しっかりと経済的にも精神的にも自立した高学歴のエリート女性達です。大まかではあるけれど、西洋の優秀な男性達の一般的な女性の好みはこういうものだと思っておいたほうがいい。くどいようですが、単に日本人女性だからモテるなどということはまずありえません。基本的に、自分の国の魅力的な女性達を蹴ってまで日本人女性と結婚したいと思うような物好きはめったにいないということです。

例外的なシンデレラストーリーもあるけれど、ここに書く必要は無いでしょう。ほんの少しの例外的な甘い話は、所詮例外でしかないからです。そのような話なら日本のメディアにも沢山出ていると思う。こんな事をガミガミと書くのも、前述の馬鹿な煽り記事などで「日本人女性は外国人にモテる」などというデマが一般的に信じられつつあるのではないかと危惧したからです。「結婚」と「ナンパ」では「モテる」の意味も全く違うということをまず知っておいて欲しい。


★日本人女性と結婚したがる不良外人

ネット界隈に流布している「日本人女性はモテる…」という言葉は、全く実体の無い「都市伝説/迷信」のようなものではないかとも思う。もしこれを読んでいる日本人女性で、優しい外国人男性から「僕は日本人とケッコンしたいんだ…」などと言われたら、さっさと逃げたほうがいい。そもそも「日本人女性」などというタグをつけて日本の女性を釣っているような不良外人にまともな人間がいるわけがない。

日本人女性」というタグには、21世紀になった現在でも「優しい、穏やか、奥ゆかしい、言う事を聞く、思い通りになる、文句を言わない、なんでもしてくれる、我慢強い、いつまでも待っていてくれる、純粋、イノセント、可愛い、子供みたい…」などという、とんでもない裏の意味があったりもするんです。こんなの犬を見る目線と変わらない。もしあなた(日本人女性)が、そんなふうに扱われたくないのなら「日本人女性と結婚するのが夢なんだ…」などとほざいている不良外人には決して近づくべからず。とんでもない苦労をするかもしれません。日本人女性の幻想に恋をしているような外国人にロクな輩はいない。本当に気をつけてください。


★海外に目を向けている婚活中の女性達へ

こんな馬鹿な日本のメディアを見ると、思わず頭に血が上ってうだうだと書いてしまうけれど、本当にこんな記事は何を目的にしているのかも分からない。そもそも「日本人女性が海外でモテる」なんて全く無意味な情報。百害あって一利なし。誰も幸せにならない大ウソ。これで不幸になる女性もきっといる。もう少し日本のメディアには分別をもっていただきたい。

日本人女性が「海外」というだけでうっとりするのはよく分かる(私もそうだった)。だけど遠い所は文字通り遠い所。遠い所には家族もいないし、理解するのも納得するのも長い年月がかかる。結婚前には予想の出来ない苦労も多い。日本に住む日本人女性ならそんな得体の知れない遠い所でゼロから夢を追う前に、まず自分の周りにいる日本人男性のいいところを見つける努力をしたほうがいいと思う。

国際結婚でももちろん幸せになれる。ただ問題なのは、その幸せのために(日本人同士だったら全く必要の無い)想像もできないような努力を夫婦両方が強いられるということ。妻の努力はあたりまえ。夫の全面協力も不可欠。夫になる人はそれを厭わない「いい人」であることも必要。夫婦間のみならず、外からやってくる問題もお互いに思いやりをもって助け合いながら一緒に乗り越えていくしかない。

その努力の結果、得られる幸せの大きさは、日本人同士でも国際結婚でもたぶんそれ程変わらない。なぜなら結婚での幸せは、人と人の心の結びつきから得られるもので、国や環境や人種が変わっても根本的な幸せの答えは同じだからです。ほとんどの日本人女性にとって温かで穏やかな幸せはきっと身近な日本にあると思う。

それでも国際結婚に挑戦するのなら、それとももう既に飛び込んでしまっているのなら、上に書いたような問題を十分理解した上で、夫婦2人で平等に精一杯努力をすること。努力して得られる幸せの達成感は確かに大きい。海外に住んで国際結婚から学べることも、とてつもなく大きいものです。夫婦2人がお互いに尊敬と感謝の気持ち、思いやりを常に忘れず、共に協力し合って努力が出来るのなら大丈夫。あなたが幸せを掴めるよう心から応援します。


Yahooトピックス「日本人女性は海外でモテる?」:海外婚活を考えている女性達へ(1/2)





2013年1月16日水曜日

Yahooトピックス「日本人女性は海外でモテる?」:海外婚活を考えている女性達へ(1/2)


★モテません!
 
昨日116日付のYahoo Japanの扉ページ、トピックスの蘭に見つけたお題「日本人女性は海外でモテる?」…。 
 
 
モテません!(キッパリ)
 
もうね…こういうメディアの煽りタイトルにいちいち反応するのが大人気無いのは分かっているんですけど…しかし困ったもんですよこういうデマは…。以下、長々と吼えます。個人的な経験を元にした意見で、極論かもしれませんが、色々と書くので国際結婚に興味のある方には少し役に立つかもしれません。
 
 その前に…元の記事は「Web本の雑誌」からの新刊の紹介。とある女性ジャーナリストの方が、いま流行りの婚活を海外に飛び出してなさった記録を本にまとめたものらしい。タイトルは『世界婚活』。タイトルからもユーモアが感じられるし、おそらくこのお方はすごく面白い方だと思う。本も面白いはず。ちょっと読んでみたい。…というわけでこの女性や本に対する文句ではないです。

 
 問題はこのYahoo Japanの記事のタイトル「日本人女性は海外でモテる?」。おまけに(私のように釣られて)このタイトルをクリックしてみると、記事のすぐ下に「◆人気の理由は?」「日本人女性がもてる3つの理由」「海外へモテに行こう! 外国人に日本人女性が人気の理由4つ」…などと記事が続く…。
 
ゴルルァいい加減にしろぉっ!!! 
 
 
えー…ここで心を落ち着けましょう。あー…「日本人女性は海外でモテる」…たぶんそうなんですかね…これは見方次第ではそうなんですか…。海外旅行に行ってナンパされるのを「モテる」と喜べるのならそうかもしれませんが。しかしこの元記事は「婚活」。将来結婚を前提としての真面目なお付き合いの意味での「モテる」だとしたら、日本人女性は…

モテません!

こういう記事のタイトルは客寄せパンダみたいなもので、決して本気にしてはいけない。ところが検索サイトにいって「日本人女性 海外 モテる」などの言葉をセットで検索してみると、出るわ出るわ出るわ…検索結果約13,300,000件。うわー日本の女の子はそんなに外国人にモテたいの…?(絶句)



★国際結婚とは

もうね…婚活中の若い女性の方々、悪いことは言わない…。外国人と結婚するのは日本人と結婚するより10倍くらい大変なんだってことを知っておいたほうがいいと思う。海外と関わることの刺激や楽しさはもちろんあるけれど、それも当たり前になれば日常です。外国人と結婚して最初は「ふぇ~」と舞い上がっても、10年も経てばそれが普通の日常。海外に暮らすことはドキドキして楽しい刺激も多いけど、苦労も同じくらい多い。外国人の旦那さんとの大きな幸せももちろんあるけれど、それは2人で努力して作るもの。その幸せはおそらく日本人の男性と作ったほうがずーっと楽です。

海外での外国人との結婚は、とにかく挑戦につぐ挑戦。試練につぐ試練。日本人同士なら当たり前の常識を常識と言えない現実。日本人なら常識レベルのことをひとつひとつ理詰めで討論して分かり合わないといけない。もちろん激論の末に分かり合えた喜びは10倍ぐらい大きい。だけどそれは本当に大変なことです。

「原爆は戦争を早く終わらせて結果的に何百万人もの命を救ったのだから良い事なのか…」。こんなことをお題にして延々と10年以上喧嘩、激論、討論を続けないといけない(本当に理解し合うためには…)。

それに結婚は旦那さんとだけではない。親戚関係、近所、旦那の友人、同僚…、彼らが、外国人であるあなた(日本人女性)を必ずしもすんなりと受け入れてくれるとは限らない。社会の中で自分を受け入れてもらうために努力をするのは、あなた(日本人女性)たった一人です。全部自分で努力をするしかない。そんな風に、海外で外国人と結婚をしている日本人女性達は、みんなどこかで戦っているんです。青い目のイケメン外国人と結婚したからって、自動的に幸せになれるなんて決して思わないで欲しい。


国際結婚の幸せは努力で掴むもの。積極的に会話を持って努力して分かりあうことが必要。すごくめんどくさいけど、それが出来るのは好きで一緒になった夫婦だからこそです。めんどくさいのは旦那さんの側も同じでしょう。国際結婚の幸せは、2人がまずしっかりとそれを理解し合わないと難しいです。それができずに離婚した夫婦を何組も知っている。そういう国際結婚の現実は知っておいたほうがいいと思う。





 

2013年1月15日火曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第2回「やむにやまれぬ心」



今回もいい感じ。今年はほんとにいいかも…。
 
小八重ちゃんは可愛いい。いかにも男勝りな女の子。どこの小学校にもいますよね。ドッジボールで男の子にボールをぶつけて泣かせる女の子。お人形で遊ばずにお兄ちゃんと一緒にバットを振り回すような女の子。←まさにコレ。

この負けん気の強い女の子に、男と女は根本から違うと実技で教え諭すパパとの場面が素晴らしい。目の前で鳥が血を流して死ねば、子供にも遊びじゃないことがしっかりと解るはず。死んだ鳥を見つめて考え込み、次の場面ではお母さんのお手伝いをしている。あの小さい頭でいろいろと思い悩んでいるのね。いじらしい。可愛いです。大人が小さな子供にも丁寧に物の道理を言葉で教え諭すのは素晴らしくいい場面。この小八重ちゃんはもっと見たかった。
 
殿様の家族の場面もよかった。

出戻りのお姉さん照姫が、まず弟の容保に深々と頭を下げる。もちろん駆け寄って抱き合ったりなんてしない。交わす言葉も上流のよそよそしさ。だけど温かい。そんなケジメがいい。この姉弟はほんとに慕い合ってる様子。そこに明るい敏姫も参加。この3人の場面のいかにも上流階級の上品さが美しくて素敵だった。ドラマです。後に大変な歴史の渦に巻き込まれる弟と姉。もう考えるだけで泣ける。

 
それから今回西郷どんが初登場。顔が違う…(笑)。でもね…NHKさんの番組「50ボイス」で見たんですけど、吉川さんご本人が「顔が似てない…」と苦笑をされていて…(また笑)。いやいいと思いますよ。ここは俳優さんの腕の見せ所。大柄で大きな男の存在感と貫禄がよく出てました。
 
あとは…覚馬の西島さん…ちょっと素敵よね。このお兄さんが会津に帰ってきて大八重ちゃんと出会うシーンの表情がほんとに嬉しそうなの。年の初めにいくつか『八重の桜』がらみのインタビューなども見たのですが、西島さんと綾瀬さんはいい化学反応があるみたい。17歳も年の違う兄と妹だそうですが、可愛い妹を見る表情がとても優しい。おそらく俳優さん同士の化学反応が家族愛としてもうまく出ているのでしょう。この二人を中心に話が進むらしいので、この二人を見るだけでも楽しみが出来た。今回最後の終わり方も秀逸。
 
覚馬が家に帰ってきた場面で、小さな弟がきちんと手をついて挨拶をする場面もいい。照姫が容保に頭を下げる場面もそうなんだけど、このドラマではこういう礼儀をちゃんとやっているのがとても嬉しい。人物の上下関係をきちんと描いているのもいい。武家はこういうものに特に厳しかったはず。昔は当たり前だった作法や礼儀、所作を丁寧に描けばそれだけで美しい。侍の殺陣ばかりでなく、礼儀や作法こそしっかりと描いて、日常の「美しい日本」を思い出させて欲しい。
 
ともかく今回でまだ2回目ですが、脚本も自然で納得できるし、そろそろキャラクターにも興味が出てきた状態なので、このまま彼らに惚れ込めば今年の大河はずーっと楽しめると思う。たぶんもう間違いない。早速来週が楽しみ。