能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2013年1月16日水曜日

Yahooトピックス「日本人女性は海外でモテる?」:海外婚活を考えている女性達へ(1/2)


★モテません!
 
昨日116日付のYahoo Japanの扉ページ、トピックスの蘭に見つけたお題「日本人女性は海外でモテる?」…。 
 
 
モテません!(キッパリ)
 
もうね…こういうメディアの煽りタイトルにいちいち反応するのが大人気無いのは分かっているんですけど…しかし困ったもんですよこういうデマは…。以下、長々と吼えます。個人的な経験を元にした意見で、極論かもしれませんが、色々と書くので国際結婚に興味のある方には少し役に立つかもしれません。
 
 その前に…元の記事は「Web本の雑誌」からの新刊の紹介。とある女性ジャーナリストの方が、いま流行りの婚活を海外に飛び出してなさった記録を本にまとめたものらしい。タイトルは『世界婚活』。タイトルからもユーモアが感じられるし、おそらくこのお方はすごく面白い方だと思う。本も面白いはず。ちょっと読んでみたい。…というわけでこの女性や本に対する文句ではないです。

 
 問題はこのYahoo Japanの記事のタイトル「日本人女性は海外でモテる?」。おまけに(私のように釣られて)このタイトルをクリックしてみると、記事のすぐ下に「◆人気の理由は?」「日本人女性がもてる3つの理由」「海外へモテに行こう! 外国人に日本人女性が人気の理由4つ」…などと記事が続く…。
 
ゴルルァいい加減にしろぉっ!!! 
 
 
えー…ここで心を落ち着けましょう。あー…「日本人女性は海外でモテる」…たぶんそうなんですかね…これは見方次第ではそうなんですか…。海外旅行に行ってナンパされるのを「モテる」と喜べるのならそうかもしれませんが。しかしこの元記事は「婚活」。将来結婚を前提としての真面目なお付き合いの意味での「モテる」だとしたら、日本人女性は…

モテません!

こういう記事のタイトルは客寄せパンダみたいなもので、決して本気にしてはいけない。ところが検索サイトにいって「日本人女性 海外 モテる」などの言葉をセットで検索してみると、出るわ出るわ出るわ…検索結果約13,300,000件。うわー日本の女の子はそんなに外国人にモテたいの…?(絶句)



★国際結婚とは

もうね…婚活中の若い女性の方々、悪いことは言わない…。外国人と結婚するのは日本人と結婚するより10倍くらい大変なんだってことを知っておいたほうがいいと思う。海外と関わることの刺激や楽しさはもちろんあるけれど、それも当たり前になれば日常です。外国人と結婚して最初は「ふぇ~」と舞い上がっても、10年も経てばそれが普通の日常。海外に暮らすことはドキドキして楽しい刺激も多いけど、苦労も同じくらい多い。外国人の旦那さんとの大きな幸せももちろんあるけれど、それは2人で努力して作るもの。その幸せはおそらく日本人の男性と作ったほうがずーっと楽です。

海外での外国人との結婚は、とにかく挑戦につぐ挑戦。試練につぐ試練。日本人同士なら当たり前の常識を常識と言えない現実。日本人なら常識レベルのことをひとつひとつ理詰めで討論して分かり合わないといけない。もちろん激論の末に分かり合えた喜びは10倍ぐらい大きい。だけどそれは本当に大変なことです。

「原爆は戦争を早く終わらせて結果的に何百万人もの命を救ったのだから良い事なのか…」。こんなことをお題にして延々と10年以上喧嘩、激論、討論を続けないといけない(本当に理解し合うためには…)。

それに結婚は旦那さんとだけではない。親戚関係、近所、旦那の友人、同僚…、彼らが、外国人であるあなた(日本人女性)を必ずしもすんなりと受け入れてくれるとは限らない。社会の中で自分を受け入れてもらうために努力をするのは、あなた(日本人女性)たった一人です。全部自分で努力をするしかない。そんな風に、海外で外国人と結婚をしている日本人女性達は、みんなどこかで戦っているんです。青い目のイケメン外国人と結婚したからって、自動的に幸せになれるなんて決して思わないで欲しい。


国際結婚の幸せは努力で掴むもの。積極的に会話を持って努力して分かりあうことが必要。すごくめんどくさいけど、それが出来るのは好きで一緒になった夫婦だからこそです。めんどくさいのは旦那さんの側も同じでしょう。国際結婚の幸せは、2人がまずしっかりとそれを理解し合わないと難しいです。それができずに離婚した夫婦を何組も知っている。そういう国際結婚の現実は知っておいたほうがいいと思う。