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人見知りのお猫様にとってハロウィンの夜は災難である。一晩に何度も玄関のベルが鳴るものだから、お猫様はびっくりして階上に駆け上がったまま下りてこない。またベッドルームに篭って震えているらしい。
近所のお子様達は夜の6時半頃からやってくる。小さなスーパーヒーローや魔女達がやってくる。お姫様のドレスを着た女の子は4歳ぐらいだろうか。てんとう虫になった赤ちゃんも宇宙人のお父さんに抱っこされてやってくる。シマウマの服を着た犬もやってきた。
今年は初めてパンプキンのライトを数点購入。窓辺に飾って外のお子様たちへの目印にする。うっかりジャック・オー・ランタンの写真を撮るのを忘れてしまった。また来年。
9時前に子供達は来なくなった。今年は早く終わった。数年前まで9時を過ぎてもティーンの子供達がやってきていたのにみんな卒業したらしい。今は街のストリートやクラブで派手な仮装パーティをやっているのだろう。
玄関のベルが鳴らなくなって30分ほどしてから、お猫様がおそるおそる階下に下りてきた。うにゃうにゃ文句を言っている。キャットニップ入りのニンジンのおもちゃにかじりつきケリケリして不満を発散。お菓子の入っていた空き箱の中に座り込んでやっと落ち着いた。
それにしても黒猫は夜に写真を撮るのが難しい。部屋が暗いのでデジカメの「水族館」設定で写真を撮り、画像編集ソフトで色を明るくしているのだけれど全体に黄色くなる。猫は夜の顔のほうが可愛いのになかなかいい写真が撮れないのが残念。
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