有名な聚楽第落首事件で一話。信繁が関わった話だけを語るドラマなので、結局九州攻めも描かなかった。他にバテレン追放令や茶会等々飛ばした事柄もありますが、後陽成天皇の聚楽第行幸の描写があったり、刀狩への不満が道休から語られていたりするのでなるほどと思う。ただ大きな動きは無かったので、落首事件に関して信繁が大きく関わったという話になってます。信繁の聚楽第事件簿。箸休めかな。
★あらすじ
真田家では信幸が新しく嫁(本多忠勝の娘)を迎える。京では茶々の懐妊~聚楽第落首事件。
●感想
◎おこうさんの離縁と小松姫のお輿入れ
・真田パパ一行が帰宅。
・おこうさんが離縁される「かしこまりました」抵抗しないのね。涙をためて「何がいけなかったのですか?」理由を説明されると「そういうことならば…」かわいそうだな…。昔の女性ですよね。決して逆らわない。大河ドラマにこういう女性がいるとほっとする。
・しかしおこうさんは信幸の従姉妹?。清音院殿?
・そして本多の稲ちゃんのお輿入れ。密かについてきた忠勝父も泣く。
・…おこうさんがいるぞ。おお…なんだか可愛いな。でも辛いと思うわ。その辺はルーズなのかなぁ。
◎京
・秀吉は頂点。・聚楽第に後陽成天皇をご招待(1588年)。綺麗なシーン。
・秀吉「なぎゃ~こと気ぃ張っとったで肩がかっちんこっちんだわ。」「うひゃひゃははははは…」
・徳川の内緒話「あれ(秀吉)には子がおらん」
・1589年(天正17年)阿茶さんと寧さんの会話。牽制しあってます。
阿茶さん「尾張のちーさなお武家の出でいらっしゃるのに…」
寧さん「亭主が出世するというのも、まー良し悪しだわね」
阿茶さん「お気持ち、よーわかります」
共に「うふふふふふうふふふふ」(^_^;)
・茶々懐妊。秀吉54歳
・聚楽第の裏門の白壁に落書き「木の下 さる」「小谷のひめの木の下に」などと見えますね。
・信繁は探偵か。
・もう刀狩が始まっているのね。
・怪しい門番の道休を尋問「刀狩りで喧嘩もできなくなった。戦も無い。仕事がない。やることがない。生きていても何の役にも立たない。」←これも民の声。
・道休は字が書けないのでシロ。
・秀吉はキレている「わしを侮ったらどんな目に遭うか思い知らせてやる。」
・三成君はつらいね。
・きりちゃんを通して秀次君から秀吉へ進言してもらうつもり。しかしこれは余計なお世話かも。話をするなら秀長さんの方が効くと思います。
・もちろん秀次君は秀吉に叱られておしまい。
・門番17人が磔に。
・秀吉は生まれてくる子供に木馬を買ってくる。男の子だと思い込んでいるらしい。
・茶々「女の子だったらどうするんです?」
・秀吉「それはない。」←これが今回一番怖い。(・_・;)
・信繁ときりちゃんと寧さん。寧さんも茶々の子供の事を疑っているのね。「みんなあの人のことをわかっとらん。殿下は昔と少しも変わっとらん。昔から怖い人でした。明るく振舞ってはいるけれど、実はそりゃー冷たいお人。信長公よりずっと怖い人。そうでなきゃ天下など取れません。」←今回の名台詞。これはいいな。秀吉は怖い人。いい。
・結局、罪を道休に被せることにするが、それでも秀吉の怒りはおさまらない。
・三成が秀吉を諫める。
・秀吉「切腹しろ」
・寧さん登場。彼女が来た途端に秀吉が子供になる。急に変わる。
寧「秀吉様はもーろくなさったんか」秀吉縮こまる。寧々「誰が何と言おうと生まれてくる子はあなた様の子。でーんと構えとりゃええんです」←拍手拍手拍手喝采。寧さんいいわ。強いな。
・それにしても鈴木京香さんはお綺麗ですね。このお方は本当に綺麗だ。佇まいが綺麗。ヨーロッパの女優さんみたいな雰囲気。
・茶々さんも出てきた。
・秀吉は完全に拗ねた子供。表情が子供。小日向さんすごいですよ。・三成「あの落首は民の声」
・棄(すて)ちゃん誕生。この最後の秀吉の表情と声は後をひく…。