今回のお話は『迷走』だそうで、色んな事が決まらないままウダウダしている場面が多かったです。そのせいなのか視聴率がちょっと落ちたらしい。まーなんだね…今どきの視聴者というのは忍耐力が足りんのかねぇ。こういう大河みたいな長丁場のドラマは、スローな回も忍耐強く見ていれば後でもっと面白い事があるよ…というのが醍醐味だと思うんですよ。
それでも今回、地味とはいえ面白い場面もありました。北条氏政の登場…極悪面構え(笑)。家康はお家でお灸タイム。パパと滝川さんのやりとりもいい。お兄ちゃんは今回真っ直ぐなのがイイ感じだったし、反対に信繁は落ち込み甘々になってました。
★あらすじ
信繁:安土から信濃へ帰る途中で明智軍に襲われ、まつ姉ちゃんとはぐれる。帰宅して落ち込む。
昌幸:滝川さんに疑われ母を人質に差し出すことに。しょうがないので「滝川さん頑張ってね」と滝川推しを表明。そして北条に「攻めないでね」とお願いする。結局どこにも頼らないことにする。
★面白かったところ
●信繁
・冒頭から信繁達の逃亡シーン。こらーまっちゃん、だからよその女をあんなに沢山連れて逃げたら足手まといになるだろーが!ところでまっちゃんの着物は脱げたの?
・帰る途中で撤退中の森長可に会う。(寺島進)出浦さんが森さんをサポート「すっぱは目先の損得では動かぬ。すっぱが死ぬときは信用を失ったとき」…え、すっぱってなに?酸っぱ?いやちがう。調べたら「素破」って、
ほーこれは知らんかった。初めて知りました。
・信繁帰宅。落ち込む信繁に信幸お兄ちゃんは「忘れるのだ(キリッ)」お兄ちゃんいいぞ「今北条が攻めてきたら真田は終わり」・きりちゃん、うわあああイヤな女。お姉ちゃんを亡くして泣いてる人に「しかたがない」とか言うなよー。無神経な女だな。何も言わなくてよろしい。
・落ち込む信繁は梅ちゃんに慰めてもらう。グダグダ泣き言。まだ信繁君ほんとは子供なんだもんね。信繁「兄より頭がいいと思ってた」うひゃ~ヤナ弟。リアルに弟あるある。そんなグダグダな信繁に、梅ちゃんは必死に考えて最良の言葉を選び出す「帰ってきてくれて嬉しいの。何かあったら私を助けてね❤」「うん❤」信繁元気になる。
㊟↑この「兄よりも私の方が頭がいい」って、世の中の弟の80%は思っていると思う。そういう弟、現実に何人も見たぞ。…で、お兄ちゃんはそういうのもわかっていておおらかに「うんうん」って生意気な弟のことをかわいがるんですよ。この兄弟もそうなのね。
●昌幸パパと信幸お兄ちゃん
・パパがお兄ちゃんに「源三郎お前はいつもまっすぐだな」
・パパとお兄ちゃんは滝川さんにお呼ばれ
滝川「臭い芝居はよせ。食えぬ奴だ。今ここを離れるわけにはいかん。国衆は信じられん。真田が一番いかん。人質を出せ。わしを裏切らぬように。」(←正しい)
昌幸パパ「滝川さん早く明智をやっつけて織田を率いてね。滝川殿に賭け申す。」
滝川「う…うん」(ドキドキ)
・パパは国衆を集めて会議。また室賀さんと喧嘩。
室賀「北条につく。滝川を追い出す」
パパ「じゃあ北条にいこうかな。弟を北条に送ろう」
お兄ちゃん「(えええええ?)」
・北条家
北条氏政「織田にはプレゼントを沢山あげたのに全部無駄になったのぉ」
真田信尹「滝川がいない間、攻め込まないでね」
氏政「もちろん攻めないよ。これお手紙ね。」
息子氏直「本心ですか?」
氏政「油断させて後から攻めるの。ふあっはっはっはっは」
・(草笛)お婆ちゃんが滝川へ人質に出ることに「役に立つなら本望。真田の里で死にたいから助けに来てね。」(←うわああああおばあちゃん大丈夫?)
・6月13日 山崎の合戦で結果が出る。勝利者は秀吉。
・北条氏政「さて上野に攻め込むか」
・滝川さん焦る「家康はどうした?真田は?」
・真田(草刈)昌幸「これから真田は誰の下にもつかん!滝川が攻められている間、沼田城と岩櫃城を奪い返す!ワシはどんな手を使っても真田を守り抜いてみせるっ!」(←いいぞ草刈正雄っ!まってましたっ!)
●家康
お灸と指圧でリハビリ中。家康の生うなじ。
本田忠勝が一人で元気いっぱい「明智を討ちましょう!」
家康「知らん。俺はやらんぞ。誰かがやってくれる。」
本田正信が家康をモミモミモミモミ…。