2013年11月12日火曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第45回「不義の噂」



大河も不倫ものになってしもうた。ま、歴史上の人物も人間ならそういう話があってもいいんですが…ええもちろんいいんです。ワタクシ不倫ドラマ評論家といたしましては、今回は盛り上がるしかないでしょう。ええ大河ですけど。

ともかく今回、何が素晴らしかったって…

谷村美月さん

の名女優ぶり。上手い上手い…。この女優さんはほんとうに素晴らしい。まー23歳でこんな演技が出来るとは。台詞の「」がいいんですよ。すぐに言葉が出ないところに、ためらいや戸惑いが見える。上手いな~本当にいい女だ。素晴らしい女優さん。
 
 
さてそんな谷村さんの上手さもあってか、今回はただただ時栄さんが可哀想…という話になってしまいました。もう誰が主役なのか分からないですね。だって今回の八重ちゃんは空気読めない直情型の出しゃばり小姑にしか見えなかったもの。あーなんでそこで夫婦の事に口を出すのかな…と何度も思いました。時栄さんも覚馬君も一緒になって20年の歴史があるんだから、本人達が納得してるのならあんたが口出しすることじゃないやろ。ほんとに余計なことを…。史実とはいえこの描き方だと時栄さんが可哀想です。
 
 
ということで、その記録。
 
1. 覚馬+時栄は夫婦で穏やかな日々を過ごす。
2. KY な娘・久栄が騒ぐ「青木さんはイヤや。母が変…」
3. 時栄と青木が縁日から帰ってくる
4. 真面目な八重ちゃんが騒ぐ(黙れ小姑)
5. 青木→覚馬に文句「時栄さんが可哀想だ」(あ…余計な事を。しかし理屈は通っている)
6. 時栄→覚馬に何も無い優しくしたのを青木が勘違いしただけ」
7. 八重→覚馬に詰め寄る「兄様どうするんだ」(出しゃばるな小姑)
8. 覚馬→八重に「口を出すな。何も無い」(覚馬も反省。時栄のことも受け入れている)
9. 青木、家を出る
10. 大垣屋→八重に「時栄はよくつかえてきた。許してやってくれ」(大垣屋さんにもなだめられる)
11. 覚馬+時栄=洗礼を受けてキリスト教徒になる「夫婦としてまたやりなおそう」(前向きに)
12. 八重→時栄に「いままでありがとなし」(今更とってつけたように時栄にわざわざ感謝。あてつけか)
13. 青木が時栄の前に突然現れる「あんたが誘ったんじゃないか」(ストーカーのいいがかり)
14.  時栄抵抗→青木に「二度と会いとうない」(時栄さんは困っている)
15. 本屋に見られる。噂広まる。(運が悪い)
16. 八重→時栄を問い詰める「何もなかったんだべ?」(時栄を全く信用していない)
17. 時栄「100%白とは言えない」(不実があったのかどうかはあいまい。心がよろめいたことを言っているのか)
18. 八重「出て行け」(あ…言っちまった)
19. 覚馬→八重に「今度のことは俺から出たことだ。もういい、騒ぐな
20. 時栄「(もうこんな針のむしろは耐えられんので)山本家とは離縁させて下さい」(あーあ)


結局八重ちゃんがかき回してるだけなんですよ。八重ちゃんがガタガタ言って時栄さんを追い詰めてしまった。全くもって余計なお世話。

だってね、青木君は頭に血の上った子供=ストーカーで迷惑なだけ。時栄さんも20年間、山本家で自由を許されずに我慢してきたのであれば、ハンサムな若い男に言い寄られてちょっと心がなびいてもしょうがない。…とはいっても時栄さん、青木君といてもそれほど嬉しそうには見えない。むしろいやがっている。青木君が覚馬に「時栄さんが可哀想だ」と言えば、覚馬も反省して時栄とやり直そうと言う。時栄も嬉しそうにうなずく。母・佐久もそれでいいと同意している。

それなのに八重ちゃんが畳み掛けるようにいちいち「兄様、時栄さんをどうするんだ」「時栄さん、今までどうもありがとなし(今まで感謝してなかったのか)」「時栄さん、何もなかったんだべ?」といちいちダメ押しをしている。時栄さんのこと全く信用してないのね。おまけに「出て行け!」。いやな女だな…。黙ってれば丸く収まったのに。そもそもあんたはもう新島家の嫁で山本家には口を出すべきではないのよ。あんたみたいな小姑が見張ってたら嫁は居心地が悪くてしょうがないんです。結局こんな小姑がいるから時栄さんも逃げ出したかったのかも。

潔癖ティーンの久栄がガタガタ言うのはしょうがない。中二病第二反抗期ですから。母親の間違いに敏感に騒ぐのもしょうがない。そこを言い聞かせて事を抑えるのが八重ちゃんの役目だろうに、子供と一緒になって「白黒はっきりさせろ」と覚馬にも時栄にも詰め寄って事を大きくしてしまう。ほんとにいやな女だ

家の評判云々があっても、そもそも覚馬本人が覚悟を決めて背負うつもりなんだから、それなら家族総出で目をつぶれば何とかなったはず。ほんとになぁ。まぁ本屋さんに見られたのはまずいですけど。それでも時間をかけて家族ががっちりまとまっていれば、周りも納得したんではないか…。

そのあたりは、現代劇ではないので私もよく分からないです。明治の時代でキリスト教徒という環境であれば厳しいのもしょうがないのかも。そのあたりがリアルな表現なのか、それともただ八重ちゃんがイジワルなヒステリー小姑なだけなのか…よく分かりません。

ともかく時栄さんが家を出たのは史実らしいのでなんとも…。それにしても相変わらず山本家は他人に冷たいですね。とくに今回は覚馬がいいと言っているのを遮って八重ちゃんが時栄さんを追い出しているので、イジワル小姑な感じが際立ちますな…。

どうでもいいですけど…大河的には(笑)。