能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2012年9月13日木曜日

Perfume:「LOVE THE WORLD」海外iTunes 2日目



LOVE THE WORLD」今、聴いている。イイですこれ…


二日前のエントリーPerfume:『LOVE THEWORLD』はiTunesで海外配信だそうだ で、この「LOVE THE WORLD」が海外のiTunesストアでJPN」と2曲のシングルと別括りになっていると書いたのだけど、ちょっと気になったので914日(日本時間)今日、もう一度iTunesを覗いてみた。
アメリカとカナダでは「Love The World 」が他の3枚と一緒の括りに直されてます。よかったよかった。アメリカでの人気は「Fake it 」が「Spending…」と「Spring…」に続いて3位に上がってます。やっぱり過去に公式の音源が発売されてなかったのが大きいのでしょう。4番目は「チョコ」。
 

イギリスはまだ別括りになってます。フランスもそう。ヨーロッパはみんなそう。これは問題。この別括りの何が問題なのか…。

今現在、PerfumeiTunesに参入してから日が浅いため、まだ数をあまり売っていない。その為、海外のiTunes内で「Perfume 」と検索しても自動的にあのPerfumeは出てこない。別の人の曲のタイトルが出てきたりする。だからPerfumeにたどり着こうと思うと「Perfume」プラス「作品名」を入れないと出てこない。なので私はいつも「Perfume JPN」で検索する。一旦Perfumeに辿りついたらPerfumeの括りの下に「Spending…」や「Spring…」が出てくるわけです。

そんなわけで、この新規のアルバム「Love The World 」が「JPN」や他のシングルと別括りになっていると、このアルバムにたどり着くためには「Perfume Love The World」とか「Perfume+このアルバムの曲名」をタイプして検索しないと出てこない。「JPN」や「Spending…を気に入った新規のファンがこのアルバムを見逃してしまうかもしれないわけです。これは大問題…。そういうわけでPerfumeの全ての作品はPerfumeで一括りにしたほうがいい。早く直したほうがいいと思う。

 



追記:うぎゃー!それになんでアジアのCDの発売は1015日なの?ライブの開始のたった11日前じゃないか…なんでまた直前に出すのよー…と私が一人で騒いでもしょうがない…あ、そうか、韓国とシンガポールは発売から1ヵ月後なんだ…ふ~ん…。


 

Perfume:「LOVE THE WORLD」初回盤ポリリズム



LOVE THE WORLD」初回盤、届きました!
 
さっき届いたばかり。とりあえずDVDを見て見ることにした。前情報は「FAKE IT」以外全く知らず。内容は、
1. FAKE IT  - VIDEO CLIP
2. FAKE IT - VIDEO CLIP MAKING
3. ポリリズム  - HISTORICAL LIVE ACT VERSION –
 
あれ、なんだこれ…ポリリズム・ヒストリカル・アクト・バージョン…?なんでしょう?さっそく見てみる。
ああぁ…これ…きます…(涙)…こんなのが入ってたんだ…知らなかった。ちょっと涙物じゃないですか…はぁ…長い道のりだったんだねぇ…すばらしい…うんうん。
まだDVDを見ただけでCDも聞いてないんだけど、もうこれだけでこのコンピ初回盤の価値があるな。すごく泣ける。うわーん…(涙)これは反則だよぉ。
 
私は2年ほど前にTVで彼女達の事を見てファンになったので、決して古参のファンではないけれどこれはきます。古参のファンの方々には超涙物じゃないかな…。
ほとんどの映像は過去に、有志の方々が動画サイトにあげてくださったのを見たことがあるんだけど、今回初めてそういうのが公式でビデオになったんですよね。公式に記録に残ったということ。これはすごい。一瞬ではあってもかなり昔の映像がはいってる。ショッピングモールとかレコード屋さんとか、いったいどこなんだろうっていうのもある。長い歴史です。ほんとによくがんばった。
Perfumeはいつも元気いっぱい。ずーっと歌って踊ってきたポリリズムは名曲中の名曲。始まりの歌詞「とても大事な きみの想いは 無駄にならない 世界は回る…」を聞くだけで泣ける。
Perfumeが今日この地位にあって、今も元気いっぱいなのを心から祝福したいです。
 
 

NHK BS時代劇『薄桜記』第9回 文鳥



タイトルが『文鳥』。ポエトリーです。

今回のいい場面は女性がらみの二つ。


一つはお三との別れ。

お三:おでんをこしらえたり、お背中を流したり、お髭を剃ったり、耳掃除をしたり…ふふふ
典膳:女房でもないのに
お三:女房のつもりでしてよ……

お三;お武家様になるんでしょ
典膳;それも分からん
お三:…言いたくないですね…(略)あまり偉くなんないで下さいよ。街で出会っても知らんぷりしないで…時々はここへも寄ってください
典膳:そうする
(お三座りこんで泣く)
お三:…どうしましょ…なんだか涙が出ちまって…
(典膳、手を自分の肩に置かれたお三の手に重ねる)

 
……艶っぽいですね。しっとりといい感じ。ともさかさんは上手いなー。決して強制はせず、控えめに自分を抑えながらもすがる女。古風です。こういう場面では脚本家の方の経験が物を言うんだと思う。素晴らしいです。ほんとにいい。

お三の「お武家様になるんでしょ…」から続く台詞は、典膳が自分の手の届かない別世界にいってしまうことの哀しさがいっぱい。もうこの二人も2度と会うことはないんでしょう。だけど送り出すお三には何も出来ない。身分の違いはどうしようもないんですね。ただ黙って泣いて見送るだけ。ほんとこの場面はいい。

 

もう一つは千春さん。千春さんはほんとうに可愛い。典膳さんにとことん一途。好きで好きでたまらないのね。でも江戸の女性はまっすぐな自己主張が出来ない。お墓参りの場面で寄りを戻す話を出し、典膳が「ちょっとまて」と止めると「ご迷惑でしょうか…?」と顔を曇らせて口ごもる。

典膳とはいろいろとあって今までに何度も拒否されているからなのか、彼と一緒の時の千春さんはものすごく不安そうな顔をする。叱られた子供のような表情。典膳が死ぬかも知れぬといえば、自分も死ぬという。相手に否定されれば江戸の女性はどうすることも出来ないんですね。黙って耐える姿がほんとに可愛い。

その後、吉良の殿様夫婦と庭での場面。寄りを戻す話になり、吉良の殿様が典膳に「どうじゃ典膳、帳尻を合わせてみるか(寄りを戻すか)」と言い、典膳が「はっ」と答えると、千春さんは驚いて典膳の横顔をじっと見つめる。典膳を見つめる目には次第に涙が溢れてくる。嬉しい嬉しい嬉しいよねうんうん。そこに萬田奥様が「うれしいか…?」と千春さんに聞くと、涙声で「はい…」。私も泣きましたこの場面。

その後、典膳の部屋で文鳥を前にしての場面では、千春さんの瞳孔が開きっぱなし。もう嬉しくて嬉しくてたまらないんでしょう。ほんとに一途。演技とは思えない。可愛いです。

 

典膳さんも、一瞬あっと思う表情をする。お墓参りの場面で千春さんの姿を見た瞬間、嬉しそうなの。その直後にいつもの真面目な顔をして千春さんの方へ歩を進める。あの一瞬の嬉しそうは表情がほんとに細やか。

 

吉良の殿様が、庭先から典膳を訪ねてきて文鳥に話しかける場面もよかった。吉良の殿様は実は優しいおじさんなんですね。いいドラマというのは、こういう話の本筋とは全く関係のない場面で人物を描いていくんだなと思う。政治の話でもない。家来に向かった堅苦しい場面でもない。こんな微笑ましい場面があると人物像に奥行きが出る。この文鳥の場面も奥方との会話もそう。こうやって少しずつ吉良の殿様がどんな人なのかが見えてくる。

吉良の殿様がいい人かどうかなんて、一見話の筋には関係ない。だけどこんな小さな場面の積み重ねで吉良さんをちょっとずつ好きになる。そんなちょっと好きな人物が最後に追い詰められるんだと思うと、話に入りこまずにはいられない。人物に惹かれるから話に心を掴まれるんです。こういう話の本筋に全く関係ない場面が大きなドラマを作っていくんだなとつくづく思う。




2012年9月12日水曜日

Perfume:『LOVE THE WORLD』はiTunesで海外配信だそうだ



え~!ほんとっ?!これは驚いた。全世界だって。びっくり。アジアのCDの発売だけかと思ってた。全く知らなかった。ひゃーPerfumeのオフィシャルサイトなんて見ないしなー。

さっそく米英のiTunesに見に行ったらありましたよ。目出度い!あーこれは驚いた。おめでとうございます。

…しかしどうしてこのアルバムだけ『JPN』や2枚のシングルと別扱いなの?『JPN』で検索したらPerfumeの項目で出てこなかったぞ。『Love The World』だけ別扱い。これPerfumeの括りで一緒にしたほうがいいと思う。たぶんみんな発売されてるのも気付かないんじゃないかなー…。



 

Perfume:祝「FAKE IT」フルPV解禁!フルPVの宣伝効果



やったね!フルですよ、皆さん。

これこれ、もう今の時代はフルしかないです。ほんとほんと。そうなの、こういうところをケチケチしてはいけない。PVは文字通りPromotion Video。元々曲の宣伝用の映像なんだから、ただで世界に宣伝できるYoutubeなら、公式で全部出すのが正しい。

ユニバーサルさんに移籍してからの公式のPVは、過去2曲とも途中まででちょっとがっかりしてました。当然、国内のファンにシングル初回盤を買わせるための大人の事情的な決断だったんでしょう。しかしPerfumeくらい(世界中に)ファンの多いアーティストだと、PVのフルも結局どこかでアップされるんですよ。誰かがやる。だったらオフィシャルで出した方がずっといい。

というのも、そもそも国内でわざわざ初回盤を買うようなファンは、初回盤をコレクションとして買うので、PVが動画サイトに出ようが出まいが初回盤を買うのは間違いないわけです。彼らはそんなコアなファン。そんなファンが沢山いる。

 

じゃあ、半分だけの公式PVでもいいじゃないか…という話もありそうですが、問題はそこじゃない。問題はもっと大きな話。

要は、YoutubeでのオフィシャルPVというのは、既存のファンに向けてというよりも、まだPerfumeを知らない未開拓の一般人を惹き付ける為に存在する意味のほうがずっと大きいということ。特に世界に出ていくのなら、とにかくPerfumeを知らない人達に、まずPerfumeの事を知ってもらうことが大切。Youtubeのオフィシャルチャンネルなんて、Perfumeを知ってもらうために最高の宣伝の場なのに、PVが半分だけだと魅力も半分。要はPVが半分しかないと、宣伝効果も半分だということです。

今現在、公式のチャンネルに上がっている過去のPVも、徳間時代のいくつかを除いてはことごとく1分だけ。あれでは新規のファンは望めません。Perfumeを知らない海外の一見さんなんて、たまたまやってきて1分のPVを見ても「ふ~ん」で終わってしまう。あれでは曲1曲としての魅力もPerfumeの魅力も伝わらない。そもそも海外の人にとっては日本のポップスターなんてどうでもいい存在なんです。PVを出し惜しみしたらなんの意味も無い。

公式YoutubeチャンネルでのPVは世界中の新規ファンに向けての宣伝のため。ふらふらとリンクでやってきた一見さんを、ぐっと捕まえなきゃ。それには、魅力的なフルのPVが何よりも大切。

 

海外のアーティストの公式チャンネルでのPVを見てみると、音質を下げていたり、PVの中に寸劇を入れたりして、CDや配信の音源とは内容を変えていることもある。だけど曲としてはフルで出してます。そんなふうにPVを見て高品質のCDや配信の曲を買わせようという工夫はされているみたい。

だけどそれも最近のものだけ。過去に出した曲のPVならフルは当然。最近このブログでもとり上げた昔の洋楽のPVなんて、30年も前のPVがそのまんま公式で上がってたりする。これも、過去のアーティストの音源を売るための宣伝なんでしょう。それなりの効果はあるんだろうと思う。だからこそPerfumeの昔のPVもフルで出した方がいい。

 

なんだかうだうだと書きましたけど、「Fake ItPVのフル解禁でちょっとびっくりした。この曲はもともとシングルB面で1年以上も前に出たものだし、このPVもコンピ盤のプロモ用だから今回だけフル解禁になっただけなのかもしれないけど、とにかく目出度い。

私はコンピ盤の初回を予約してるので、このPVそのものは待っててもよかったんだけど、今回フルが解禁されたことによるPerfumeの宣伝効果を考えたらちょっと嬉しくなった。宣伝効果ありますよ。だって昨日解禁されたばかりなのにYoutube公式のコメント欄は現時点でもう17ページ。外国語の書き込みも多数。すごいもんです。

PVも素晴らしい。実は私はこの曲は「レーザービーム」とともに微妙に和な曲調(野球拳風)が気になってあまり好きではなかったのだけどPVで魅力倍増。やっぱり映像の力は大きいです。

それにPerfumeの綺麗なこと綺麗なこと。とにかくグループとして非常に魅力的なパッケージになりましたね。ほんとに綺麗だ。もう彼女達は何をやってもかっこいい。新しい映像が出るたびに目を細めて見とれる。もうあの3人でのビジュアルの型が決まっているので何をやっても安心して見れる。監督の関さんが撮るとPerfumeもますます綺麗。「Glitter」のPVでも思ったけど、関さんと組むとPerfumeは特に綺麗。長年、娘のように妹のように恋人のようにPerfumeをずーっと見てきた監督さんだけが撮れる映像なんでしょう。ほんとに綺麗だ。
 
 
 

2012年9月10日月曜日

映画『セレステ∞ジェシー /Celeste & Jesse Forever』:離婚はよーく考えてからにしましょう



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Celeste & Jesse Forever2012年)/米/カラー
92分/監督; Lee Toland Krieger
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男女の関係というものは、100のカップルがいれば100通りの関係があるはず。100人いれば100の考え方があってもいい。カップルの別れ話があったとしても、いつまでも引き摺る人もいれば、直ぐに立ち直る人もいるだろう。女の恋は上書き保存と言う人もいるらしいが、別ファイル保存の人もいるだろう。男性も同じだ。みんな個人それぞれだろうと思う。
そんなわけで、映画の恋愛話も見る者個人個人の考えや立ち位置によって感想が違ってくるのも当然のこと。悲恋ものに涙する人もいれば、馬鹿馬鹿しいと思う人もいるかもしれない。そんな風に、こういう映画は一概にこれが傑作でこれがダメだとは言えないものなのだろうと思う。

何を回りくどく言っているかというと…、要はこの映画を見てそういう事をつくづく考えたということなのだ。

ほんのちょっとだけネタバレかも

セレステさんとジェシー君は離婚直前の別居中のカップル。30代前半だろうか。学生時代からの親しい友人同士で6年前に結婚したが、ここのところ別居中。…とは言っても、家を出たジェシー君はセレステさんの家の敷地内の別棟に住んでいるので、事実上隣同士。二人は今でも仲のいい親友同士。お互いに今でも好きなのは明白だが、どうやらしっかり者のセレステさんが、芸術家肌で役立たずのジェシー君に愛想をつかしたらしい。離婚するつもりではいるけれど、嫌い合って別れたわけではないので、二人の関係もなあなあ。未だに別居前と同じように仲良くしている。友人達はあきれ果てているが本人達は一向に気にしない。そんなところにとある事件が起こる…。さて彼らは無事に別れることができるのか、それとも寄りを戻すのか…。まあそんなような映画。
脚本は素晴らしい。演技も素晴らしい。劇中の音楽なんて全曲絶品。キャラクターもそれぞれとても魅力的。ああそうそう…と頷いてしまうほど素晴らしく良くできたシーンの連続。丁寧に丁寧に作られたリアルなロマンティックコメディ…、とは言っても当の本人達は別れようとしているのだからちょっと複雑だ。

ぶっちゃけ簡単にまとめると、たぶん映画としては、演出も演技も脚本もストーリーもサウンドトラックも、みーんな素晴らしい。それなのに、何故か映画館をあとにしながら、どうも気持ちがすっきりしなかったのは…結局主人公達の行動にうまく同意できなかったからだろうと思う。もちろんこれは、私の個人的な意見なので、単に合わなかったということだ。あらー…。

 大変興味深い内容。ところで私はうちの旦那Aとは今でも大変仲良しである。しかし結婚して長い年月が過ぎたからこそいろいろと考えることもある。結婚を既にしているのなら、次のオプションはそのまま仲良くするか離婚するかであり、選択子の一つとして別れるカップルの話も面白いではないかと思った。映画は30代前半で離婚しかけのカップル。多少年齢は若いけれどいろんな意味で興味深い。それでは見に行こうか…と旦那Aと見に出かけた。
旦那Aはそれなりにいい話だと思ったらしい。一方私は「なーんだ、さっさと別れちゃえばいいのに…。」 というのもこのお話、離婚の始まりは、奥さんが旦那さんに愛想をつかしたのだけど、話の途中から立場が逆転。旦那さんが次の生活を見つけて羽ばたこうとしているところに、未練たらたらの奥さんが追いすがるような場面が結構あるのだ。「じゃあ別れなきゃよかったのに…

この追いすがる未練がましい奥さんを見ながら「うーん…私ならこんな風にはならないがなー…」などと思ってしまった。だけど決して彼女を理解できないわけではない。未練がましく泣く奥さんはとても可愛いし、理解できるし、ほろりとさせられる。ただ、たぶん私はあんなふうにはならない…たぶん…うーんわからない。だって離婚したこと無いんだもの。そもそも私なら最初から別れないな…あんなに仲がいいのなら…。なかなか状況として想像も出来ないから彼女の行動を全て理解するのも難しい。しかし彼女にとってはとんでもなく辛いと思うわ…。

 別れるカップルのロマンティックコメディなんて妙な映画ですよ。あまりないからこそ大変興味深い。離婚率の高いアメリカならではの映画なのか。話としてすごく面白いし、とてもいい映画だと思う。しかしこの話に100%納得できる人がいるのだろうかとも思う。結婚前の若いカップルが見る映画ではないし、幸せな既婚者が見て全て納得できる話でもなかろう。離婚したカップルが一緒に映画を見ることもないだろうし…。ちょっと変な映画ですよね。
ビックリするほど目の色の薄いイライジャ・ウッドさんが、セレステさんのゲイの同僚で出てくる。

若いモデルの綺麗な女の子は、俳優エリック・ロバーツさんの娘さんだそうだ。あのジュリア・ロバーツさんの姪ですね。
劇中に流れる音楽が秀逸。サウンドトラックはいいセンスだと思う。
 
 

2012年9月9日日曜日

NHK大河ドラマ「平清盛」第35回「わが都、福原」



やっぱり見てます。今回ちょっと面白かった。

杏ちゃん登場。このケンワタナベの娘さんは昔どこかのTVで実は歴女だと聞いたぞ。たぶん戦国あたりがお好きなのではないかと思うが、ご本人が歴史好きなら資料読みも苦痛ではあるまい。時代劇をやるのに俳優さんの歴史の教養は必要。歴史好きな女優さんとして期待したい。しかしパリコレモデルにすごいメイクだな…何歳の設定だっけ…?

頼朝君はキャラがダメダメですね。あんなに長い間意気消沈しているなんて、ちょっと役としてありえない。だってこの人、将来自分の弟を殺して平気な人でしょ。前の子供のことでだろうけど、なんだか極度に弱々しいボンボンという感じ。こんなんで将来キャラの辻褄が合うんだろうか…。

清盛君は頭を剃ったそうです。立派立派。ずいぶん青白っぽいカツラだと思ったら、本当に剃っちゃったそうだ。気合入っているじゃないですか。いいと思います。坊主になって良くなったと思う。しかしあの赤い衣装を着ていると中国の魔法使いのようにも見える。

余談だけど中年以降の男性の方で、薄くなる髪を心配される方もいらっしゃると思うが、剃ってしまっても似合う人が結構いるのではないかと思う。この番組の西光さんも、坊主になってずっと良くなった。結構みんな似合う事を知らないだけかもしれない。

頼盛くんも久しぶり。がんばってます。この俳優さんはアイドルの方らしいけど、小柄ながら将来じっくりと俳優をなさってもいいんではないかな…。

30回「平家納経」でマリリン・マンソンが出てきてから、もう真面目に感想を考えるのは止めようと思ったのだけど、その後もとりあえず見続けてました。その後もなんだか歴史の表面だけをなぞる展開で記憶に残らなかったり、急に、いったいいくつ?な聖子ちゃんが出てきたり、清盛君の50歳のお誕生会で1回分使ったり、病気になったり…もういったいぜんたいなんなんだろうと思っていたのだけど、たまーにこんな回もあったりする。兎にも角にもやっぱり大河ドラマなのだ。日本史のドラマが好きであるなら、何であれともかく見届けるしかない。腹を立てながらも見続けるしかない。大河をサポートしなくてはならない…。ただ滋子の髪は許すまじ。

とりあえずマラソンは続いている。