能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2013年6月11日火曜日

Perfume:グローバルサイトのVer.3が…



もうすぐ出来上がりますね。今現在(日本時間612日午前)で30000件中28100件まで埋まってるみたい。みんな頑張るなー。ここまでくるのに、ここ12日が速かったですね。

もう3人の頬ぐらいまで出来てるので、それぞれの見分けも付きますね。向かって左があ~様。真ん中のっち。右かしゆか。衣装と体形と髪型で分かる。彼女達の外見、体形がキャラクターとしてしっかりしてるので、こういう視覚の遊びも可能なんですよね。これを48人でやったらまず見分けるの無理ですもん(笑)。

やっぱりPerfumeはかっこいい。たぶんもうすぐ今日中にこれ、30000件埋まると思うんだけど、この後どうなるの?暫く見ていようか…。


以前このグロバサイトはPerfumeの海外への窓口としては役に立っていないと書いたのですが、このサイトは実際Perfumeの海外向けサイトというより、真鍋さんのPerfumeを使ったプロジェクトサイトという感じですね。私はやっぱりPerfumeは独自の英語版の情報サイトを作ったほうがいいと思う…。それでも現在海外に対しての情報は、海外向けのFacebookでちゃんとやってるみたいなんで、とりあえず大丈夫なのかな…。

 
それにしても最近のPerfumeはとにかく忙しいみたいですね。

614日(金)フェス、韓国----わっもう今週じゃないかっ!
617日(月)Perfumeフェス、大阪
618日(火)Perfumeフェス、大阪
620日(木)フランス、カンヌ
73日(水)ドイツ、ケルン
75日(金)イギリス、ロンドン
77日(日)フランス、パリ
713日(土)イベント、つま恋BBQ
714日(日)イベント、つま恋BBQ
84日(日)フェス、茨城
89日(金)フェス、大阪            

特に今週から怒涛のハードスケジュール。今週の金曜に韓国、来週の月・火に大阪でフェス、そして2日後の木曜にはフランスです。それから1週間準備してその翌週の水・金・日にヨーロッパ。そしてその1週間後の土曜日につま恋です。ひゃーどうかお身体に気をつけて。

あ…そういえばワタシ、Perfumeがヨーロッパに行ってる間、旅行に行くんだった。忘れてた…orz

追記:完成したみたい!(数時間後)


2013年6月10日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第23回「会津を救え」



すごい話になってきましたね。こんな話があったなんて知らなかったです。
 
世良修蔵(小沢仁志)という人物がいたこと、それに薩長から仙台藩に対して、会津を攻撃するようになんて話があったことも全く知りませんでした。うわーすごいな。なんで会津はこんな事になってしまったのか…理不尽すぎる。
 
やっぱり以前、頼母さんが反対したように、会津藩が京都守護職を受けたことが全ての始まりだったとしか思えない。
 
徳川に忠義を尽くすために会津は京都守護職を受け、京で孝明天皇に信頼されて言われるままに長州を排除。ところが孝明天皇が急逝してから朝廷のバランスが逆転。公家と組んだ長州と薩摩がのし上がってきた。将軍家茂も急逝。薄情な慶喜公が徳川を継いだが、会津藩は都合よく使われるだけ。大政奉還。新政府軍=官軍と旧幕府軍の戦争になったとたんに、将軍慶喜公はさっさと責任を逃れて引退。将軍が引退した後に残った会津は、当然旧幕府軍=賊軍の代表にされてしまう。頭に血が上った薩長軍は戦争がしたくてたまらない。その標的はもちろん会津…。
 
これはたまらないですよ、ほんとに。容保公の立ち回りが悪かったというのも確かにあるだろうけど、それだけじゃないですよね。運命というのか、このあたりの歴史の成り行きはあまりにも理不尽。やはりどう考えても京都守護職が間違いだったとしか思えない。何も悪いことはしていないのに。会津は悪くないです、決して悪くない。それなのに戦争は避けられない。犠牲になるのは会津の民。なんて歴史は残酷なんだろうとつくづく思う。
 
 
そんな状況を見ていた奥州の他の藩も、やっぱり黙って見ていられなかったんでしょう。交渉中も最初から会津寄りなんですよね。そりゃそうだ。薩長人なんて官軍とは言っても、得体の知れない西の外れの野蛮人。言葉も振る舞いも一切馴染みの無い外国人のようなものだったんじゃないかと思う。
 
たまたま血の気の多い世良修蔵という人が奥羽鎮撫総督府下参謀になって送られてきたことも運が悪い。この人がこういう荒っぽい人でなかったら、ここまで事がこじれることもなかったのでは。そもそも薩長は会津と戦争をしたくてたまらないのだから、この時点では何が起こっても会津が自動的に全ての責めを負うことになってしまう。奥州が一致団結したのはいいけれど、結果、国を西と東に二分した大規模な内戦に突入することになってしまった。そこに将軍の姿は無い。いったい誰の為に戦っているんだ。もう言葉も無いです。本当に史実を知れば知るほど怖いなと思う。
 
 
世良修蔵さんの描写も興味深い。この人は元々庄屋の息子が努力をして士分になったとあるので武家の出身ではないらしいんですね。そんな人が奥州で、大名や家老クラスの人達に横柄な態度をとるのも異常事態。時代の常識からすれば考えられない。とんでもないことですよ。当時はまだガチガチの身分制度があたりまえだった時代。保守的な奥州の藩ではまだまだ身分制度がしっかりと残っていたはず。そんな土地柄で、いかにも成り上がりの人間がああいう無礼な態度をとるとどうなるか…。結果は見えてますよね。
 
脚本も仙台藩の藩士に世良さんのことを「成り上がりの下郎が」と言わせてる。史実でも世良修蔵さんはかなり荒っぽい人だったらしいです。元々出自の低い彼が、身に余る大役を命じられて張り切りすぎた感は否めない。あの礼儀に欠いた尊大な態度もコンプレックスの裏返しだったのかもしれません。仙台藩の藩士達が彼のような人物にキレたのも当然。歴史は生身の人間の行動や感情、思念で動かされていくということです。ほんとにどうにもならない事が重なって歴史を作っていくということ。すごいです。
 
 
新政府軍がこういう人物をとりたてたのも興味深い。過去の大河『龍馬伝』では、身分制度に不満を抱える下士達が新しい世を作っていくという話でしたが、今回のドラマは全く反対側からの目線。西からの新しい風が入らなかった奥州の士族達にとっては、260年も続いてきた社会の体制を守るのはあたりまえ。いきなり賊軍といわれても寝耳に水。今回の話も、奥州の上・中流階級の藩士達が、西の成り上がり者に無理難題を押し付けられてコケにされ、あまりの酷さに耐えられなくなり立ち上がるというもの。奥州側に心を寄せれば、彼らのやったことも十分理解できることなんです。
 
だから歴史ドラマは面白い。見ているこちらもドラマの内容によって、西の側になったり東の側になったりする。もちろん今年は旧幕府軍の側。結末は分かっていても奥州31藩が結束して奥羽越列藩同盟を立ち上げたと聞いてなんだか嬉しくなった。もう脳内は奥州連合イケイケですよ。会津の藩士達と共に生きているような感覚。一緒になってドキドキしてます。
 
それにしても今年はことごとく史実を再現しているみたいです。今回のドラマを見てから世良さんの事を多少調べたのですが、襲撃された時の場面なんてかなり正確らしい。処刑は河原だったことが違うだけ。史実がすごいと何の脚色も必要ないという一例ですね。
 
 
ドラマは細やかに、それぞれの人々の状況を平行に描いていきます。
 
会津藩が仙台藩や米沢藩と交渉を続けている間、八重ちゃん(綾瀬はるか)とその家族は三郎と覚馬の死から立ち直ろうとしています。そんな頃、新撰組の近藤勇(神尾佑)の死の知らせも(←この俳優さんはもっと見たかった)。世良さんが暗殺されてから1968610日に白河城にて戦争開始。城は10日で落城。奥州31藩の奥羽越列藩同盟成立。官軍を敵にして奥州が結束することになりました。
 
 
そのちょっと前に、慶喜公は江戸を引き揚げて水戸に行くことになったらしい。勝さんと話してます。この人のあきれるほどの情の薄さ、面の皮の厚さは、いかにも「我関せず」の上流階級そのもので可笑しくなるほど。成り行きとはいえ会津が全ての責めを負っていることも分かっているだろうに、

「勝君、君はボクのこと好き?それとも幕府の為だから働いたの?。ボクに会津君ちみたいな家臣はいたっけ…」と不安な表情。
それでも「徳川は残ったし、江戸も戦火を免れた…よかったね。でも会津君は大丈夫かな……………………でもまあいいや…。」

これで退場。この人は全く変わっていない。人の情が一切無い。全ての危ない状況をスルスルとすり抜けて、ご自分は全く火の粉を浴びない。周りがどんなに苦しんでも、所詮「しもじものこと」なんですね。あまりにも別世界に住んでいる人なので憎む気も起こらないほど。見事です。あの綺麗な顔でここまで薄情だと憎むことすら忘れてしまう。この慶喜公はこのドラマ一のはまり役でしょう。もう出てこないのかな。







2013年6月9日日曜日

映画『MUD - マッド』:退屈です


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MUD2012年)/米/カラー
130分/監督:Jeff Nichols
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また眠りそうになった…。

この映画を見に行った理由はただ一つ。それは批評家達にも(芸術映画好きな)一般にも、ものすごく高評価だったから。

元々話の設定には全く興味がなかったんです。だってまたアメリカの田舎の話。それもお家の無い人=MUD(泥)さん=小汚いマシュー・マコノヒーが主役。いくら可愛い子供二人を連れてきても、そもそも「スタンド・バイ・ミー」の焼き直し感は否めない、いかがなもんかと思ってました。

劇場で公開になってからもう数週間経っているのだけど、他の映画を見ようとするたびにこの映画が目に留まる。というのもこの映画、映画館でのチラシもポスターも、ネットの評価サイトでもことごとく高評価。映画データベースサイトでは10点満点中7.9点。Rotten Tomatoでは100点満点でなんと98点。

最初は興味を示さなかった旦那Aも、「ハックルベリー・フィンを髣髴とさせる…」というどこかの批評家の文を呼んで興味を持ち始めたらしく、それならとりあえず(あまり期待せずに)見に行こうか…ということになった。


以下、よかった点。

二人の男の子、エリス君(Tye Sheridan)とネックボーン君(Jacob Lofland)が可愛いです。14歳の設定なのに、まだ声変わりもしてない子供。特にエリス君がいい。与えられた脚本を丁寧に演じてて若い役者さんとして素晴らしいと思う。青い目のちょっとくせのある顔もいい。

MUDさん=マシュー・マコノヒーが、『バーニー/Bernie』に続いて訛りの強い田舎の兄ちゃんを演じてます。まあいろいろと問題のある人物設定なんですが、俳優としては上手く演じてるんだろうと思う。義歯を入れてるのか歯並びも悪い。とにかく全編にわたって小汚いです。昔は顔の綺麗なチャラい軟派男をやると最高にはまる人でしたが、どうも泥臭い役をやって軽薄なイメージを変えようとしてるっぽい。そうなのかな…。


エリス君のお父さん。全く知らない俳優さん。普段はダメ親父っぽいけどエリス君をガンガンに叱る一場面「オレは泥棒を育てた覚えはねぇ!」にはぐっときた。こういう場面で人物に惹き付けられる。

なんとMUDさんのお父さんがサム・シェパードでした。うひゃー年取ったな…唖然。昔から評価の高い知性派だとは知っているけど、私はどうもこの人の泥臭い感じがあまり好きじゃないです。けど久しぶりに見たんでちょっとビックリした。

河の景色、林、自然が綺麗。音楽もあまりなくて静かなので全体の雰囲気は悪くない。寂れた田舎を趣を持たせて撮ってる。いかにも芸術枠の映画という感じ。これ見よがしにドラマを盛り立てる様な演出が無いのはいいことなのかも。



ネタバレ注意


さてそれでは、なんで寝そうになったのか…?

たいくつなんです。2時間以上もあるのに、最初の1時間半はほとんど何も起こらない。少年2人がMUDさんに出会って、少しずつ謎が解けていくんだけどペースが超遅い。MUDさんの目的を助けるために、2人がいそいそと必要なパーツを集めてくるだけ。

特にキャラクターの掘り下げも無いし、話が積み重なっていく感じも無い。マコノヒーさんはいつまでたっても小汚いまんま。子供が引き寄せられるほどのミステリアスな魅力もこの人物には感じられない。

一番の問題はそこ。MUDさんに徹底的に魅力が無い事。子供を(観客を)ドキドキさせるような魅力が無い。この話の中心の謎の人物を知るための情報があまりにも少なすぎる。最後の最後まで彼が何者なのかも分からない。だから子供がどうして彼に惹かれるのかも不明。結局どーでもいい話に思えてしまう。俳優さんの罪ではなくて人物描写の薄い脚本と演出のせいだろうと思う。

話の中のいろんな謎も最後まで解けることはない。設定も甘い。もし彼が目的を達成したとしても、じゃあその後どうするんだ? お父さんとの関係は? 彼女との関係は? どうして彼女のことが一方的に忘れられないのだ? 彼女も彼の事を忘れられないみたいだけど、彼の何がそんなにいいのだ? 彼はいったい何者なのだ? もし彼女と一緒になれたらその後の生活はどうする? お金は? 銀行の口座を持ってるのかしら? それともヒモにでもなるつもり…?

そんなわけで私のような頭の固い現実的な人間には、こういう映画のよさはさっぱり分からん。こういう設定(社会からはみ出した自由な男)にはロマンを感じられないんだな。「ハックルベリー・フィン」との繋がりも疑問。この私達の住む現代の設定で、アメリカで罪を犯して逃げ続ける男のキャラクターに説得力を持たせるには、もっと踏み込んで人物描写、環境設定をやらないと嘘っぽくなってしまう(←これは旦那Aの意見)。説得力の無い設定で話が進むから、ちっとも話に食いつけない。面白くない。ツマンナイ。

1時間半も状況説明も人物描写も満足になされずに、だらだらと話を引き摺って、最後の最後にいきなり銃撃戦が始まったときには、もうこらえきれずに大笑い。だってサム・シェパード父ちゃんが河の向こう岸から急にバンバン撃ってくるんだもの。ぎゃはははははははは。それがまたすこい命中率!ありえねー!この監督いったい何を考えとるんだろう。大笑い。サム・シェパードさんはそういうキャラクターなのか…??


結局、ちょっと雰囲気が良くて思わせぶりな設定、「スタンド・バイ・ミー」とか「ハックルベリー・フィン」なんかに似ているように見えて、実はたいした冒険も起こらない。2人の子供が可愛くてちょっと演技が上手ければ、それだけでアメリカの大衆は喜ぶ。マシュー・マコノヒーも泥臭い演技が上手いけど、人物描写はほとんど無い。それでも脱げばいい身体 ❤。サム・シェパード爺が出てくれば、急に芸術映画っぽく見えてくるけどあまり中身は無い。最後はライフルをバンバン撃ち合えはみんな気持ちすっきり。冒険が終わって子供達も新生活を始めるし、マコノヒーも無事シェパード父ちゃんと分かり合えたみたいで良かったね…という安易な結末。だけどあれで逃げおおせると思わないけどな…。

とにかく、こういう自由なサバイバル男にロマンを見出せない私のような者には、ことごとく退屈な映画でございました。それよりも、もうアメリカはさっさと銃規制をしたほうがいいんじゃね…と本気で思った。

 

My name is Mud..... ♪

2013年6月8日土曜日

きゃりーちゃんがBBCのニュースに出たぞ=不思議の国ニッポン人気



実はこのニュースをTVで見ました私。数日前の午後だったと思う、別の部屋にいた旦那Aが大声をあげたんです。

「オーイこっち来てみろ~お~~い!!! ポンポンガールがテレビに出とるぞぉ~!」

急いで行ってみると、きゃりーちゃんの「PONPONPON」がTVに映ってまして、英国訛りの英語のナレーションが…。画面の端にはまぎれもなくBBCの文字。

「マジカヨォ~!すごいじゃんBBCじゃん…」と二人でひとしきり大盛り上がり。

今、アメリカに住んでいるんですが、見ていたチャンネルは「BBCワールド」。BBC=英国国営放送の世界配信チャンネル。その番組にきゃりーちゃんが出ていた。それにしても、きゃりーさんの英国ライブはもうずいぶん前に終わったのに。なんで…?

その内容がこれ。もうご存知の方も多いと思います。


これは日本では見れるのかな? 213分の短いものですが。英国訛りでもちゃんと「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言えてますね(笑)。「quirky」という言葉が何度も出てきますが、「妙な」という意味です。ご本人もインタビューされてますが、彼女がイギリスに行った時のものでしょう。レディー・ガガと比べられるとか、ケイティ・ペリーも褒めたなどと言ってます。それになによりもアノBBCが「世界の注目している日本のポップカルチャー」と言ってるんですね。やっぱりキテルのか…COOL JAPAN。しかしきゃりーさん、たいしたもんだな~ほんとにびっくりよ。

検索したらBBCの記事のサイトでも出てきた。


これが日本語のページ


面白いのは、中田さんがかなり饒舌にご自分のことや、彼女との関わりを語っていること。どうして彼女が面白いのか、彼なりの分析をしてます。なんとなく2人のチームワークの思想が見えるような内容ですね。
 
 
それにしても、このBBCのきゃりーさんの扱いはすごいです。これ実際には、きゃりーさんだけというよりも「(彼女も含めた)日本のポップカルチャーが面白い」っていう記事なんですよ。そういうものは、もう10年ぐらい前から西洋でも認識され始めているんですね。
 
とにかく嬉しいのは、彼女がこうやって海外で注目されればされるほど、同時に日本のポップカルチャー全体も宣伝されるということ。彼女の人気が日本のポップカルチャー全体のイメージを引き上げてくれているんです。これから海外へ出て行くPerfumeも、(きゃりーさんが率先して盛り上げてくれた)「日本のポップカルチャー人気」に助けられることは間違いないです。Perfumeにとってもすごくラッキーな状況だと思う。

私は以前から「日本人はスーパースターになれるのか」などのエントリーで、アジア人が西洋に出て行くのがいかに難しいかを書いてきたのですが、あの文を書いた1年前に比べると、現在状況はずいぶん変わったんじゃないかと思います。あの頃に比べると、アジアのポップカルチャーも(西洋で)受け入れられやすくなったんじゃないかな。そういえば韓国のPsyさんも売れましたね。

同エントリーでは「日本人も、アジアから西洋に吹くの風の一つになってどんどん西洋に出て行ったほうがいい」などと書いていたのですが、どうやら実際にそれらしい動きも起こりつつあるみたいです。ここのところ、いくつかの日本人アーチストが海外に行くニュースも聞こえてきました。ONE OK ROCK(←上手い、いいバンド)とかポルノグラフィティ(←この名前どうよ?)も海外に行くみたいですね。やっぱりCOOL JAPAN事業なんでしょうか…。

いいことですよ。嬉しいですね。きゃりーさんに続いてみんなどんどん出て行くといいです。もっと大きな風になれ。Perfumeももちろん今回の欧州ツアーで大きな軌跡を残してくれるでしょう。

いろいろと面白いことになってきました。
 
 
★Perfumeを海外へ
 
 
 

Ebru Gündeş - Seninle Çok İşim Var (2004)



綺麗です。
 
Ebru Gündeş  - Seninle Çok İşim Var (2004)

Album:  Bize De Bu Yakışır
Released: Nov 28, 2004

℗ 2004 EMRE GRAFSON MÜZİK
 
またまたトルコのエブル・ギュンデシュさん。昨日の曲の前に、まずこの曲に惹かれました。メロディーが好き。どうも中東風の曲調に弱いらしい…とは言ってもさすがに伝統的なトルコ歌謡はちょっと演歌風過ぎて難しいです。このお方も演歌っぽい歌を数多く歌ってる、ただ、たまにトルコ歌謡のメロディが現代的なリズムと合わさると、異国趣味と演歌調のギリギリの狭間でものすごく魅力的に聞こえるツボがあるみたい。この曲はもう23週間聴いているけど飽きないです。面白いですよね、まったく受け付けない曲も多いのに。
それにしても綺麗な方ですね。小さな鼻から口元にかけてが特に綺麗。それに挑発的な目。顔はどちらかと言えば可愛いのに声が野太いのもすごいな。すごく魅力的な人だと思う。

今まで全く知らなかったんですが、トルコでは国民的大スターらしいです。英語のWikiにも情報が載ってるし、アメリカのiTunesでも楽曲が買えるのね。世界的にも有名な人らしい。 https://itunes.apple.com/us/artist/ebru-gundes/id421720813

1974年生まれの38歳。イスタンブール生まれ。哀愁漂うトルコ歌謡のことをアラベスクというらしく、その歌手として若いときからトルコのアルバムセールスの記録を塗りかえるほどの人気なんだそうです。

日本人にはあまり馴染みの無い曲調ですが、もしかしたら面白いと思う人もいるかも。「天むす」って言ってるよね。


 

2013年6月6日木曜日

Ebru Gündeş - Yaparım Bilirsin (2012)



トルコのポップス。
エブル・ギュンデシュさん。
 


Ebru Gündeş - Yaparım Bilirsin (2012)

Album:  13, 5
Released:  May 31, 2012
℗ 2012 EMRE GRAFSON MÜZİK
 

ちょっと前にPerfumeHandy Manがイヤだと散々言ったんだけど(実はあれから慣れました。普通に聴ける)、かといって民族調だからいやだとばかりいうのもいかんだろう…と民族系を調べていたら見つけた。これ私かなり好き。

Handy Manの音の出所がいまひとつ分からなくて、中東なのか東欧のスラブ系なのか、ギリシャ系なのか、それともアイルランドの民族系なのか…、いろいろと調べていたらトルコにぶつかった。Handy Manの音とは全く関係ないみたいですね。中東風などと思ってたんですが、このあたりのメロディはもっと独特。摩訶不思議。このうねるようなメロディーがすごくいい。トルコ語の言葉の響きもいい。ヤッハルンビリィイシン…。

このあたりの民族調って、どことなく日本の演歌に通じる感じもありますね。こぶしをまわしてるし。ダンス曲風の味付けですが、物悲しい曲調が民族風。でも私この曲なら問題なく踊れる。

音楽って非常に感覚的なもので、個人個人の好みって千差万別なんですよね。万人にウケる曲にもアンチはいるだろうし、風変わりな曲にも大ファンがいる。ほんとに個人のテイスト次第。だから聞きなれないこの曲調を、妙に思う人もいれば、好きになる人もいるだろうと思う。

ところでトルコにはいい男が多い…(*^ェ^*)