これはね…カメ好み。うふふ…。いいな…これ。
いいわ…こういうリズム。横揺れが出来るリズムのほうがダンス曲としては踊りやすい。まったりといける。フレーズのリピートも多いですね。リズムも最初から最後まで全く変わらないし…これは気持ちいいな。音はちょっと80年代っぽいの?どこかで聴いたような…。何故かチャルメラも聞こえるぜ (*´ェ`*) 。
中田さんはやっぱり海外を意識してるのかな。もうそろそろベタなアメリカのEDMもなぁ…という感じですもんね。ああいう派手で大雑把なリズムより、こういう細かいリズムのほうがずっと気持ちいい。
こういうリズム、レトロなのかNu-Discoなのか音楽の専門的な事はよく解らないけど、昔からある横揺れのリズム。音は80年代。そういえば今年ちょっと前にDaft Punkの「Get Lucky」が無茶苦茶流行りましたね。あんなのロボット声を被せただけで70年代DISCOからちっとも変わってないもの…ナイル様だし。ああいう大昔テイストの曲が巷で流行るのはとても嬉しい。この曲もリズムがまったりとしていい…。
それにしてもずいぶん大人になったなぁ。曲調も響きも大人。もうPerfumeは楽曲も含めて綺麗なお姉さん。あ~様とゆか様の声は透明で綺麗だし、コーラスののち様声もいい。今回特にあ~様の声がいい。
昔「トライアングル」でこういう横ノリのリズムをやってた時のPerfumeは、子供が背伸びしてる感じがありましたが、今はしっくり馴染みますね。女性らしくてすごくいい。海外から見てもPerfumeはステキな大人の女性のグループになりました。「Magic of Love」からこの「1mm」への流れもいい感じ。どんどん大人っぽくなってる。ますますいいと思う。
今回生の声じゃなくてかなり加工されてるのもPerfumeのイメージに沿ってていい。海外から見た彼女達のイメージに「生身と人工の間のミステリアスな女の子達」というのがあると思うので、こういう生じゃない声はやっぱりいい。響きもすごく綺麗だと思う。
もし何か気になるとすれば…いかにもダンス曲ってことでしょうか。もともとこういうものが好きな私は大変嬉しいのだけど、こういうリズム、メロディー共にメリハリの無いダンス用の曲が、日本でウケルのかは多少疑問。あ、まだシングルと決まったわけじゃないのかな? アルバム発売前のティーザーなのかな。
前回の「Magic of Love」もトランス風味でしたしね。ここ最近のPerfumeの曲はいかにもダンス曲っぽい空気みたいな曲が多くなってきたのかも。いやそれこそがPerfumeの強みでもあると私は思う。
逆のタイプ、例えばAKBさんの歌謡曲とか、BABYMETALちゃんの熱血演歌メタルみたいなのって、インパクトが強くてメロディーも覚えやすいんですよ。だから1回聴いても頭に残りやすい。だけど同時に飽きられやすいのも事実。
それにくらべて今回のPerfume「1mm」は、歌としてのインパクトはほとんど無い。つかみどころが無い。1、2回聴いてもすぐにメロディが思い出せない。一緒に歌えない。転調のブリッジぐらいはあってもいい気がする……。…だけど聴くたびに気持ちいいし長い間飽きずに聴ける。いつ聴いても気持ちいい。それこそが単調なダンス曲の強み。
私がもうあまりロックやポップスを聴かなくなったのも、結局インパクトばかりの曲だとすぐに飽きてしまうからかも。インパクトの強い曲は日常でも邪魔になりやすいんです。だけどこういうダンス曲は、心臓の音に添うように、身体に染みるように延々となじんできもちいい。邪魔にならない。空気みたい。ヨーロッパのトランスなんかまさにそんな感じ。
だからPerfumeが大人のグループとしてこういうタイプの曲をやってくれるのは大変嬉しい。アイドルでこういうタイプの曲をやる人達は他にいないでしょう。貴重です。Capsuleがやりそうな曲ですよね。そういえば最初のあ~ちゃんの声がこしこさんに聴こえてしまった。
とにかくいい曲。好き❤❤❤ どういう振り付けになるのかな…。もともと踊って気持ちのいい曲なんで単純なステップを踏むだけでもかっこよくなると思う。